JPH1034247A - パイプ曲げ装置用ボールマンドレル - Google Patents
パイプ曲げ装置用ボールマンドレルInfo
- Publication number
- JPH1034247A JPH1034247A JP21197196A JP21197196A JPH1034247A JP H1034247 A JPH1034247 A JP H1034247A JP 21197196 A JP21197196 A JP 21197196A JP 21197196 A JP21197196 A JP 21197196A JP H1034247 A JPH1034247 A JP H1034247A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mandrel
- disc member
- ball
- tube
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パイプ材が曲げ加工される際にその内側面に
増肉部が形成されても、パイプ材を適正に変形させるこ
とができるとともに耐久性の優れたパイプ曲げ装置マン
ドレルを提供することである。 【解決手段】 マンドレル本体の先端面に円盤部材が揺
動可能に連結されているパイプ曲げ装置用ボールマンド
レルにおいて、前記円盤部材の側面における前記マンド
レル本体側の周縁に環状凹部を形成したことを特徴とす
るパイプ曲げ装置用ボールマンドレルである。
増肉部が形成されても、パイプ材を適正に変形させるこ
とができるとともに耐久性の優れたパイプ曲げ装置マン
ドレルを提供することである。 【解決手段】 マンドレル本体の先端面に円盤部材が揺
動可能に連結されているパイプ曲げ装置用ボールマンド
レルにおいて、前記円盤部材の側面における前記マンド
レル本体側の周縁に環状凹部を形成したことを特徴とす
るパイプ曲げ装置用ボールマンドレルである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はパイプ曲げ装置用ボー
ルマンドレルに関し、パイプ曲げの際にパイプ材に挿入
されて適正なパイプ曲げを行うために使用されるもので
ある。
ルマンドレルに関し、パイプ曲げの際にパイプ材に挿入
されて適正なパイプ曲げを行うために使用されるもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるこの種のパイプ曲げ装置用
ボールマンドレルＭは、図３に示すように、マンドレル
本体10の先端面に円盤部材20が揺動可能に連結され、こ
の円盤部材20がパイプ曲げの際にパイプ材と共に曲げ型
に巻きついていた。
ボールマンドレルＭは、図３に示すように、マンドレル
本体10の先端面に円盤部材20が揺動可能に連結され、こ
の円盤部材20がパイプ曲げの際にパイプ材と共に曲げ型
に巻きついていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のパイプ曲げ装置用ボールマンドレルにあっては、
図４に示すように、パイプ材Ｐが曲げ加工される際にそ
の内側面に生ずる増肉部30が、マンドレルＭの円盤部材
20の端縁を押し上げるためパイプ材Ｐが不適正に変形し
やすいという不都合を有した。特に、かかる不都合は、
極小曲げ加工又は薄肉パイプ材の曲げ加工において顕著
であった。更に、前記増肉部30が前記円盤部材（マンド
レルＭの）20の端縁を押し上げるため前記円盤部材20と
マンドレル本体10との連結部40に負担がかかり、この結
果、当該連結部40が破損しやすいという不都合をも有し
た。
従来のパイプ曲げ装置用ボールマンドレルにあっては、
図４に示すように、パイプ材Ｐが曲げ加工される際にそ
の内側面に生ずる増肉部30が、マンドレルＭの円盤部材
20の端縁を押し上げるためパイプ材Ｐが不適正に変形し
やすいという不都合を有した。特に、かかる不都合は、
極小曲げ加工又は薄肉パイプ材の曲げ加工において顕著
であった。更に、前記増肉部30が前記円盤部材（マンド
レルＭの）20の端縁を押し上げるため前記円盤部材20と
マンドレル本体10との連結部40に負担がかかり、この結
果、当該連結部40が破損しやすいという不都合をも有し
た。
【０００４】この発明の課題はかかる不都合を解消する
ことである。
ことである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この発明に係るパイプ曲げ装置用ボールマンドレル
においては、マンドレル本体の先端面に円盤部材が揺動
可能に連結されているパイプ曲げ装置用ボールマンドレ
ルにおいて、前記円盤部材の側面における前記マンドレ
ル本体側の周縁に環状凹部を形成したため、パイプ材が
曲げ加工される際にその内側面に生ずる増肉部は、マン
ドレルの円盤部材の環状凹部に収容される結果当該円盤
部材を押し上げることはないものである。
に、この発明に係るパイプ曲げ装置用ボールマンドレル
においては、マンドレル本体の先端面に円盤部材が揺動
可能に連結されているパイプ曲げ装置用ボールマンドレ
ルにおいて、前記円盤部材の側面における前記マンドレ
ル本体側の周縁に環状凹部を形成したため、パイプ材が
曲げ加工される際にその内側面に生ずる増肉部は、マン
ドレルの円盤部材の環状凹部に収容される結果当該円盤
部材を押し上げることはないものである。
【０００６】なお、前記環状凹部の断面を湾曲突状にす
れば、前記増肉部を略隙間の無い状態で収容することが
できるため、前記環状凹部を必要最小限の深さにするこ
とができるものである。
れば、前記増肉部を略隙間の無い状態で収容することが
できるため、前記環状凹部を必要最小限の深さにするこ
とができるものである。
【０００７】
【発明の実施の態様】図１において、Ｍはパイプ曲げ装
置用ボールマンドレルであり、パイプ曲げの際にパイプ
材に挿入されるものである。このボールマンドレルＭ
は、マンドレル本体10の先端面に第一円盤部材50がボー
ルジョイント（この発明の「連結部」）40を介して連結
され、且つ、この第一円盤部材50の前面に第二円盤部材
60がボールジョイント（この発明の「連結部」）41を介
して連結されたものである。このため、このこのボール
マンドレルＭはパイプ曲げの際に後記パイプ材Ｐととも
に曲げ型（図示せず）に沿って巻きつくことができる。
置用ボールマンドレルであり、パイプ曲げの際にパイプ
材に挿入されるものである。このボールマンドレルＭ
は、マンドレル本体10の先端面に第一円盤部材50がボー
ルジョイント（この発明の「連結部」）40を介して連結
され、且つ、この第一円盤部材50の前面に第二円盤部材
60がボールジョイント（この発明の「連結部」）41を介
して連結されたものである。このため、このこのボール
マンドレルＭはパイプ曲げの際に後記パイプ材Ｐととも
に曲げ型（図示せず）に沿って巻きつくことができる。
【０００８】51は環状凹部であり、前記第一円盤部材50
の側面における前記マンドレル本体10側の周縁に形成さ
れている。この環状凹部51は断面が湾曲突状をしてい
る。このため、図２に示すように、パイプ材Ｐが曲げ加
工される際にその内側面に増肉部30が発生しても、この
増肉部30は前記第一円盤部材50の環状凹部51に収容され
る結果、従来のように、第一円盤部材50を押し上げるこ
とはないものである。
の側面における前記マンドレル本体10側の周縁に形成さ
れている。この環状凹部51は断面が湾曲突状をしてい
る。このため、図２に示すように、パイプ材Ｐが曲げ加
工される際にその内側面に増肉部30が発生しても、この
増肉部30は前記第一円盤部材50の環状凹部51に収容され
る結果、従来のように、第一円盤部材50を押し上げるこ
とはないものである。
【０００９】
【発明の効果】この発明に係るパイプ曲げ装置用ボール
マンドレルは、マンドレル本体の先端面に円盤部材が揺
動可能に連結されているパイプ曲げ装置用ボールマンド
レルにおいて、前記円盤部材の側面における前記マンド
レル本体側周縁に環状凹部を形成したため、パイプ材が
曲げ加工される際にその内側面に生ずる増肉部は、マン
ドレルの円盤部材の環状凹部に収容される結果当該円盤
部材を押し上げることはないものである。
マンドレルは、マンドレル本体の先端面に円盤部材が揺
動可能に連結されているパイプ曲げ装置用ボールマンド
レルにおいて、前記円盤部材の側面における前記マンド
レル本体側周縁に環状凹部を形成したため、パイプ材が
曲げ加工される際にその内側面に生ずる増肉部は、マン
ドレルの円盤部材の環状凹部に収容される結果当該円盤
部材を押し上げることはないものである。
【００１０】よって、このパイプ曲げ装置用ボールマン
ドレルを使用すれば、パイプ曲げの最中にパイプ材が適
正に変形しやすく、特に、極小曲げ加工又は薄肉パイプ
材を適正に曲げ加工においてこの効果は顕著に表れるも
のである。更に、前記増肉部が前記円盤部（マンドレル
の）の端縁を押し上げることはないため、前記円盤部と
マンドレル本体との連結部には従来のように負担がかか
ることはなく、この結果、当該連結部、ひいては、ボー
ルマンドレルの耐久性は向上するものである。
ドレルを使用すれば、パイプ曲げの最中にパイプ材が適
正に変形しやすく、特に、極小曲げ加工又は薄肉パイプ
材を適正に曲げ加工においてこの効果は顕著に表れるも
のである。更に、前記増肉部が前記円盤部（マンドレル
の）の端縁を押し上げることはないため、前記円盤部と
マンドレル本体との連結部には従来のように負担がかか
ることはなく、この結果、当該連結部、ひいては、ボー
ルマンドレルの耐久性は向上するものである。
【００１１】なお、前記環状凹部の断面を湾曲突状にす
れば、前記増肉部を略隙間の無い状態で収容することが
できるため、前記環状凹部を必要最小限の深さにするこ
とができる結果、パイプの曲げ加工をより一層適正に行
うことができるものである。
れば、前記増肉部を略隙間の無い状態で収容することが
できるため、前記環状凹部を必要最小限の深さにするこ
とができる結果、パイプの曲げ加工をより一層適正に行
うことができるものである。
【図１】この発明に係るパイプ曲げ装置用ボールマンド
レルの正面図である。
レルの正面図である。
【図２】同使用状態を示した部分断面図である。
【図３】図１に相当する従来例の図である。
【図４】図２に相当する従来例の図である。
10 … マンドレル本体 50 … 第一円盤部材（円盤部材） Ｍ … パイプ曲げ装置用ボールマンドレル 51 … 環状凹部
Claims (2)
- 【請求項１】 マンドレル本体の先端面に円盤部材が揺
動可能に連結されているパイプ曲げ装置用ボールマンド
レルにおいて、前記円盤部材の側面における前記マンド
レル本体側の周縁に環状凹部を形成したことを特徴とす
るパイプ曲げ装置用ボールマンドレル。 - 【請求項２】 前記環状凹部の断面が湾曲突状であるこ
とを特徴とする請求項１のパイプ曲げ装置用ボールマン
ドレル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21197196A JP3391637B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | パイプ曲げ装置用ボールマンドレル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21197196A JP3391637B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | パイプ曲げ装置用ボールマンドレル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1034247A true JPH1034247A (ja) | 1998-02-10 |
| JP3391637B2 JP3391637B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=16614749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21197196A Expired - Lifetime JP3391637B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | パイプ曲げ装置用ボールマンドレル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3391637B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104707884A (zh) * | 2015-02-04 | 2015-06-17 | 西北工业大学 | 一种用于薄壁矩形管绕弯成形的整体式柔性芯模 |
| US10715200B2 (en) | 2004-06-23 | 2020-07-14 | Psemi Corporation | Integrated RF front end with stacked transistor switch |
| US10804892B2 (en) | 2005-07-11 | 2020-10-13 | Psemi Corporation | Circuit and method for controlling charge injection in radio frequency switches |
| US10818796B2 (en) | 2005-07-11 | 2020-10-27 | Psemi Corporation | Method and apparatus improving gate oxide reliability by controlling accumulated charge |
| US10886911B2 (en) | 2018-03-28 | 2021-01-05 | Psemi Corporation | Stacked FET switch bias ladders |
| JP2021094583A (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | フタバ産業株式会社 | 曲管の製造装置、及び曲管の製造方法 |
| CN113523049A (zh) * | 2020-04-13 | 2021-10-22 | 双叶产业株式会社 | 弯管制造装置以及弯管制造方法 |
| JP2022079250A (ja) * | 2020-11-16 | 2022-05-26 | フタバ産業株式会社 | 曲管の製造装置、及び曲管の製造方法 |
-
1996
- 1996-07-22 JP JP21197196A patent/JP3391637B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10715200B2 (en) | 2004-06-23 | 2020-07-14 | Psemi Corporation | Integrated RF front end with stacked transistor switch |
| US10804892B2 (en) | 2005-07-11 | 2020-10-13 | Psemi Corporation | Circuit and method for controlling charge injection in radio frequency switches |
| US10818796B2 (en) | 2005-07-11 | 2020-10-27 | Psemi Corporation | Method and apparatus improving gate oxide reliability by controlling accumulated charge |
| CN104707884A (zh) * | 2015-02-04 | 2015-06-17 | 西北工业大学 | 一种用于薄壁矩形管绕弯成形的整体式柔性芯模 |
| US10886911B2 (en) | 2018-03-28 | 2021-01-05 | Psemi Corporation | Stacked FET switch bias ladders |
| JP2021094583A (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | フタバ産業株式会社 | 曲管の製造装置、及び曲管の製造方法 |
| US11370011B2 (en) | 2019-12-18 | 2022-06-28 | Futaba Industrial Co., Ltd. | Device for manufacturing bent pipe and method for manufacturing bent pipe |
| CN113523049A (zh) * | 2020-04-13 | 2021-10-22 | 双叶产业株式会社 | 弯管制造装置以及弯管制造方法 |
| CN113523049B (zh) * | 2020-04-13 | 2023-08-25 | 双叶产业株式会社 | 弯管制造装置以及弯管制造方法 |
| JP2022079250A (ja) * | 2020-11-16 | 2022-05-26 | フタバ産業株式会社 | 曲管の製造装置、及び曲管の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3391637B2 (ja) | 2003-03-31 |
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