JPH10341376A - 撮像装置及びシェーディング補正方法 - Google Patents

撮像装置及びシェーディング補正方法

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JPH10341376A
JPH10341376A JP9151301A JP15130197A JPH10341376A JP H10341376 A JPH10341376 A JP H10341376A JP 9151301 A JP9151301 A JP 9151301A JP 15130197 A JP15130197 A JP 15130197A JP H10341376 A JPH10341376 A JP H10341376A
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JP
Japan
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shading
temperature
solid
correction
level
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JP9151301A
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Hiroaki Deguchi
裕昭 出口
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 垂直方向シェーディングを軽減する。 【解決手段】 撮像装置21は、撮像信号を出力するC
CD100に被着されて温度を測定する温度センサ5
と、上記撮像信号のレベルを検出するDSP16と、上
記CCD100に固有のパラメータを記憶するパラメー
タテーブル4、上記温度及びパラメータに基づいて補正
量を算出する補正量算出部3、及び補正波形を出力する
補正波形出力部2を備えるシェーディング補正部1と、
上記撮像信号を上記補正波形に基づいて補正するビデオ
アンプ14とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、垂直方向シェー
ディングを軽減した二次元固体撮像素子を備える撮像装
置、及び上記固体撮像素子の上記シェーディングを補正
するシェーディング補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光学的像を撮像信号に変換するために、
入射する光で電荷を励起して取り出す画素が規則正しく
配置された受光部と、上記電荷を順次読み出す信号読み
出し部とが、半導体上に集積回路として形成された固体
撮像素子が提供されている。上記固体撮像素子として
は、画素としてホトダイオード、信号読み出し部として
CCD(Charge Coupled Device)シフトレジスタを用
いる、CCD撮像素子が提供されている。
【0003】上記CCD撮像素子の方式の一つに、フレ
ーム・インターライン・トランスファ(Frame Interlin
e Transfer; FIT)方式がある。このFIT方式のCC
D撮像素子は、図11に示すように、ホトダイオード1
03aと読み出しゲート103bとからなるユニットセ
ル103とこのユニッセル103から読み出した電荷を
垂直方向に転送する垂直CCD104とを備える撮像部
101と、上記垂直CCD104にて読み出した電荷を
垂直方向に転送する垂直CCD105を備える蓄積部1
02と、上記蓄積部102の垂直CCD105に蓄積さ
れた電荷を水平方向に転送する水平CCD106と、ア
ンプ107とから構成される。
【0004】FIT方式のCCD撮像素子は、撮像部1
01の垂直CCD104における転送が高速であり、上
記垂直CCD104への光のもれ込む時間が短縮される
ので、通常のインターライン・トランスファ(Interlin
e Transer; IT)方式に比較するとスメアの低減が可能
であるという特長を有する。このため、FIT方式のC
CD撮像素子は、高品位な画質を要求する業務用放送局
用のカメラに利用されることがある。
【0005】ところで、FIT方式のCCD撮像素子
(以下、単にCCDという。)においては、一様な入射
光に対しても、垂直方向に撮像信号のレベルが指数関数
状に不均一となる垂直方向シェーディング、いわゆるバ
ーチカル・ソー・シェーディング(Vatrical Saw Shadi
ng)が知られている。上記垂直方向シェーディングは、
FIT方式のCCDから出力される撮像信号の画質を劣
化させる。
【0006】従来、垂直方向シェーディングを軽減する
ために、この垂直方向シェーディングのレベルが温度に
依存する性質を利用して、温度対補正量のカーブを予め
作成しておき、検出した温度に応じて上記カーブから対
応するレベルを読み出すことにより、レベルの補正を行
うことがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、垂直方向シェ
ーディングのレベルは、FIT方式のCCDの素子毎に
ばらつきがあり、このばらつきは高温時には増加する性
質がある。このため、従来のような、温度対補正量のカ
ーブを予め作成しておきこのカーブに基づいてCCDの
各素子に対する補正を行う方法では、垂直方向シェーデ
ィングのレベルの低減には限界があった。
【0008】この発明は、上述の実情に鑑みてなされる
ものであって、上記温度対補正量のカーブに基づく従来
の方式よりも、さらに垂直方向シェーディングのレベル
を低減させる制御装置及び方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【発明を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、この発明に係る撮像装置は、二次元固体撮像素子
と、上記固体撮像素子の温度を測定する温度測定手段
と、上記固体撮像素子のパラメータを読み出されるパラ
メータテーブルと、上記温度及びパラメータに応じて補
正量を算出する算出手段と、上記固体撮像素子の撮像信
号のフレームの上端部に見られる撮像信号のレベルの垂
直方向への指数関数的な変化である垂直方向シェーディ
ングを上記補正量に基づいて補正する補正手段とを有す
るものである。
【0010】また、この発明に係るシェーディング補正
方法は、上記固体撮像素子の温度を測定する温度測定工
程と、上記固体撮像素子のパラメータをパラメータテー
ブルから読み出す読出工程と、上記温度及びパラメータ
に基づいて補正量を算出する算出工程と、上記固体撮像
素子の撮像信号のフレームの上端部に見られる撮像信号
の垂直方向への指数関数的な変化である垂直方向シェー
ディングを上記補正量に基づいて補正する補正工程とを
有するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明に係る撮像装置及びシェーディング補正方法につい
て詳細に説明する。
【0012】上記撮像装置は、図1に示すように、CC
D100にて取得した撮像信号に所定の処理を施し、映
像信号として出力するものである。この撮像装置は、図
2に示すように、この撮像装置21とモニタ22とを伝
送線23で接続して使用されることもある。図中には、
被写体11が、モニタ22中の画像18として表示され
ている。
【0013】上記撮像装置21は、図1に示すように、
被写体11からの入射光に光学的変換を施すレンズ12
と、このレンズ12により結ばれた光学的像を撮像信号
に変換するCCD100とを有している。
【0014】上記レンズ12は、被写体11からの入射
光に対して所定の光学的変換を施し、CCD100の撮
像部101に光学的像として結像させる。上記CCD1
00は、上述したように、各画素に入射する光をユニッ
トセル103毎に電荷に変換し、クロック信号に従って
シフトレジスタにて順次転送し、撮像信号として出力す
る。上記CCD100には、このCCD100の温度を
測定する温度センサ5が被着されている。
【0015】また、この撮像装置21は、上記CCD1
00から得られる撮像信号を増幅するビデオアンプ14
と、このビデオアンプ14から与えられる撮像信号をア
ナログ信号からデジタル信号に変換するA/D変換部1
5と、このA/D変換部15にてデジタル信号とされた
撮像信号に処理を施して映像信号とするデジタル・シグ
ナル・プロセッサ(Digital Signal Processor; DSP)
16と、撮像信号の垂直方向シェーディングを補正する
シェーディング補正部1とを有している。
【0016】上記ビデオアンプ14は、上記CCD10
0から与えられる撮像信号を所定のレベルまで増幅す
る。また、このビデオアンプ14は、上記CCD100
から与えられる撮像信号が間歇的であるので、この撮像
信号に対してサンプル/ホールドを行うことにより連続
信号とする機能を有する場合もある。さらに、このビデ
オアンプ14は、上記シェーディング補正部1から与え
られる補正波形に基づいて撮像信号を補正する。
【0017】即ち、上記CCDから与えられる撮像信号
の垂直方向成分の、フレームの上端部に対応する部分に
は、図3中のAに示すように、垂直方向シェーディング
と称される指数関数状の異状Pが見られる。この垂直方
向シェーディングは、図4に示すフレームFにおいて、
第1の垂直方向シェーディング部VS1及び第2の垂直
方向シェーディング部VS2に見られるように、画像を
不均一にして画質を劣化させる。
【0018】そこで、上記ビデオアンプ14は、上記シ
ェーディング補正部1から与えられる、図3中のBに示
す補正波形に基づいて、例えば図中Aに示したような垂
直方向シェーディングの見られる撮像信号を補正し、図
中Cに示すような垂直方向に一様な撮像信号とする。例
えば、図中Aの撮像信号に対して上記補正波形を加算す
ることができる。ここで、上記補正波形には、図中Aの
Pに見られる垂直方向シェーディングを補正するため
に、図中BのQのような変化部が見られる。
【0019】このような均一な撮像信号を用いると、図
5のフレームFに示すように、画像は一様となり、図4
中のフレームFの第1の垂直方向シェーディングVS1
及び第2の垂直方向シェーディングVS2に見られたよ
うな不均一は消失している。
【0020】図1中のアナログ/デジタル変換部15
は、上記ビデオアンプ14から与えられる撮像信号をア
ナログ信号からデジタル信号に変換する。
【0021】上記DSP16は、上記アナログ/デジタ
ル変換部15にてデジタル信号に変換された撮像信号に
対して処理を施す。例えば、このDSP16は、上記ア
ナログ/デジタル変換部15から撮像信号としてRGB
信号が与えられる場合には、このRGB信号をコンポジ
ット信号に変換することもある。また、このDSP16
においては、撮像信号のレベルを検出して、このレベル
を上記シェーディング補正部1に与える。
【0022】ここで、上記DSP16は、図6に示すよ
うに、撮像信号のフレームFにおいて、上記CCD10
0の光学的黒とされた部分OPBにおける画素PA及び
画素PBの撮像信号のレベルA及びレベルBを検出する
ことがある。また、上記DSP16は、撮像信号のフレ
ームFにおける任意のエリアの信号を積分して検出する
機能を有しているので、例えば、図7に示すように、撮
像信号の光学的黒の部分OPBの領域OPB1及び領域
OPB2のそれぞれについて積分を行い、レベルを検出
することも可能である。
【0023】ここで、上記光学的黒の部分は、図8に示
すようにCCD100の撮像部101の図中右端と下端
の部分を遮光部101bとして設けられることがある。
この遮光部101bの受光素子からの出力信号レベルが
光学的黒となる。上記撮像部101の遮光部101b以
外の部分は、有効画素101aとなる。
【0024】上記シェーディング補正部1は、上記CC
D100に固有のパラメータを記憶するパラメータテー
ブル4と、このパラメータテーブルから読み出したパラ
メータと上記温度センサ5で検出した温度とに基づいて
補正量を算出する補正量算出部3と、この補正量算出部
3にて算出された補正量を補正波形として出力する補正
波形出力部2とから構成されている。このシェーディン
グ補正部1は、マイコンとそれに付随する回路にて構成
されることもある。
【0025】即ち、このシェーディング補正部1は、上
記温度センサ16から与えられる温度に基づいて、シェ
ーディング補正の補正波形を上記ビデオアンプ14に与
える。これらのパラメータは、垂直方向のシェーディン
グのレベルが指数関数的に増加するので、接した2との
データ間の補正量カーブをモデリングすることにより、
例えば以下のようにして求められる。
【0026】上記CCD100において、温度T1にお
けるシェーディングのレベルH1と、上記温度T1より
高い第2の温度T2におけるシェーディングのレベルH
2を測定する。そして、nを整数、上記シェーディング
のレベルが2倍になる温度差をWとすると、上記温度T
1、
【0027】
【数5】
【0028】及び Kb=H1−Ka をパラメータとすることができる。
【0029】但し、パラメータKaを定義する式中のΔ
Tは、 ΔT=T2−T1−n×W (0≦T<W) である。
【0030】上記補正量算出部3は、上記パラメータテ
ーブル4からパラメータKa、Kb及びT1を、上記温
度センサ5から温度を与えられ、これらパラメータ及び
温度に基づいて補正量を算出する。この補正量Hは、垂
直方向のシェーディングが指数関数的に増加するので、
次式にて与えられる。
【0031】
【数6】
【0032】但し、nは整数であり、ΔTは ΔT=n×W−T+T1 (0≦T<W) にて与えられる。なお、nに負の数を許せば、T1以下
の場合の補正量も算出できる。
【0033】図9に示すように、上記補正量Hは、温度
Tについて温度差W毎に指数関数的に増加し、ΔT及び
nは、T2又はTに対して一意に求められる。
【0034】上記補正波形出力部2は、上記補正量算出
部3から与えられる補正量に基づいて補正波形を出力
し、上記ビデオアンプ14に与える。
【0035】そして、上記撮像装置21は、デジタル/
アナログ変換部17を有している。このデジタル/アナ
ログ変換部17は、上記DSP16からデジタル信号と
して与えられる映像信号をアナログ信号に変換する。こ
のデジタル/アナログ変換部17にてアナログ信号に変
換された映像信号の画像を例えば上記モニタ22にて表
示すると、上記CCD100にて撮像した被写体11を
画像18とすることができる。
【0036】このように、上記撮像装置21は、垂直方
向シェーディングを補正するのに適当のレベルをCCD
100毎に複数の温度にて測定し、それを用いてFIT
方式のCCDに顕著に見られる垂直方向シェーディング
の補正カーブをモデリングすることにより、各CCD1
00に応じた補正を行うことを可能とした。
【0037】即ち、この撮像装置21は、より正確な補
正を行うために温度対補正量の実測値を用いている。ま
た、この撮像装置21は、有限の既知の測定点を用いて
補正カーブをモデリングしている。
【0038】続いて、上記シェーディング補正方法につ
いて説明する。このシェーディング補正方法は、図10
に示すように、ステップS1からステップS6までの6
個の工程から構成される。
【0039】ステップS1においては、図6のフレーム
Fに示したように、CCD100の一部の光学的黒の部
分OPBの画素PA及び画素PBにおける撮像信号のレ
ベルA及びレベルBを測定する。そして、検出した上記
レベルA及びレベルBを上記シェーディング補正部1の
補正量算出部3に与え、次のステップS2に進む。
【0040】ステップS2においては、上記補正量算出
部3において、上記レベルA及びレベルBの差分を行
い、この差分の値によって分岐する。即ち、レベルAが
レベルBより大きい場合(A>B)には“YES”とし
てステップS3に進み、これ以外の場合には“NO”と
してステップS5に進む。
【0041】算出工程であるステップS3においては、
前回に、レベルAがレベルBよりも大きかった場合(A
>B)には、“YES”としてステップS4に進み、そ
うでなかった場合には“NO”として、“収束”にてこ
の一連の工程を終了する。
【0042】ステップS4においては、補正量より1を
減じ、ステップS1に戻る。
【0043】同じく算出工程であるステップS5におい
ては、前回に、レベルAがレベルBよりも小さかった場
合(A<B)には、“YES”としてステップS6に進
み、そうでなかった場合には“NO”として、“収束”
にてこの一連の工程を終了する。
【0044】ステップS6においては、補正量に1を加
え、ステップS1に戻る。
【0045】なお、上記補正量としては、適当な値を初
期値として設定しておくこともできる。また、ステップ
S4及びステップS6において上記補正値に加減される
数は、1に限られない。
【0046】このようにして、例えば上記レベルA及び
レベルBを検出することによって、シェーディングの測
定を行い、上述の手順によって補正量の調整を行い、補
正量が収束するまで測定と調整を交互に繰り返す。そし
て、収束したときの温度と補正量を記憶する。これによ
って、例えばn個(n>1)の温度−補正データ対(T
1,N1)、・・・、(Tn,Hn)を得て、これらの
補正値を用いてシェーディング補正ができる。このよう
な工程は、例えば電源オン時等に実行することができ
る。
【0047】
【発明の効果】上述のように、この発明は、従来問題と
なっていた二次元CCDの垂直方向シェーディングの補
正を、有限の既知の測定点を用いてモデリングするた
め、制御マイコンに負担を余りかけずに、より正確な補
正が可能となった。これにより、垂直方向シェーディン
グが殆ど問題のないレベルまで軽減され、画質を向上さ
せることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】撮像装置の概略的な構成を示すブロック図であ
る。
【図2】上記装置の使用の態様の一例を示す模式図であ
る。
【図3】上記装置のCCDの撮像信号の垂直成分、補正
信号、及び補正された撮像信号の垂直成分を示すタイム
チャートである。
【図4】上記撮像信号のフレームに見られる垂直方向シ
ェーディングを示す正面図である。
【図5】上記撮像信号を補正して垂直方向シェーディン
グを軽減したフレームを示す正面図である。
【図6】上記装置のDSPにてレベル検出をする、撮像
信号のフレームの光学的黒の部分の画素を示す正面図で
ある。
【図7】上記装置のDSPにて積分をしてレベル検出を
する、撮像信号のフレームの光学的黒の部分の領域を示
す正面図である。
【図8】上記CCDの撮像部における、光学的黒の部分
を示す正面図である。
【図9】上記CCDのシェーディングの補正値カーブの
モデリングを説明するグラフである。
【図10】シェーディング補正方法の一連の手順を示す
フローチャートである。
【図11】フレーム・インターライン・トランスファ
(FIT)方式のCCDの構造を示す平面図である。
【符号の説明】
1 シェーディング補正部、2 補正波形出力部、3
補正量算出部、4 パラメータテーブル、21 撮像装
置、100 CCD

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元固体撮像素子と、 上記固体撮像素子の温度を測定する温度測定手段と、 上記固体撮像素子のパラメータを読み出されるパラメー
    タテーブルと、 上記温度及びパラメータに応じて補正量を算出する算出
    手段と、 上記固体撮像素子の撮像信号のフレームの上端部に見ら
    れる撮像信号のレベルの垂直方向への指数関数的な変化
    である垂直方向シェーディングを上記補正量に基づいて
    補正する補正手段とを有することを特徴とする撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 上記算出手段は、上記固体撮像素子の温
    度Tにおける補正量Hを、整数n、上記シェーディング
    のレベルが2倍になる温度差W、上記パラメータテーブ
    ルから読み出したパラメータKa、Kb及びT1を用
    い、 【数1】 但し ΔT=T−T1−n×W (0≦T<W) にて算出することを特徴とする請求項1記載の撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 上記固体撮像素子は、フレーム・インタ
    ーライン・トランスファ方式のCCDであることを特徴
    とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記パラメータテーブルは、このパラメ
    ータテーブルに記憶されるパラメータKa、Kb及びT
    1を、第1の測定温度T1における上記シェーディング
    のレベルH1、上記温度T1より高い第2の測定温度T
    2における上記シェーディングのレベルH2、整数n、
    上記シェーディングのレベルが2倍になる温度差Wを用
    い、上記温度T1、 【数2】 及び Kb=H1−Ka 但し、 ΔT=T2−T1−n×W (0≦T<W) とすることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記固体撮像素子は、フレーム・インタ
    ーライン・トランスファ方式のCCDであることを特徴
    とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 二次元固体撮像素子の撮像信号をシェー
    ディング補正するシェーディング補正方法において、 上記固体撮像素子の温度を測定する温度測定工程と、 上記固体撮像素子のパラメータをパラメータテーブルか
    ら読み出す読出工程と、 上記温度及びパラメータに基づいて補正量を算出する算
    出工程と、 上記固体撮像素子の撮像信号のフレームの上端部に見ら
    れる撮像信号の垂直方向への指数関数的な変化である垂
    直方向シェーディングを上記補正量に基づいて補正する
    補正工程とを有することを特徴とするシェーディング補
    正方法。
  7. 【請求項7】 上記算出工程においては、上記固体撮像
    素子の温度Tにおける補正量Hを、整数n、上記シェー
    ディングのレベルが2倍になる温度差W、上記パラメー
    タテーブルから読み出したパラメータKa、Kb及びT
    1を用い、 【数3】 但し ΔT=T−T1−n×W (0≦T<W) にて算出することを特徴とする請求項6記載のシェーデ
    ィング補正方法。
  8. 【請求項8】 上記固体撮像素子は、フレーム・インタ
    ーライン・トランスファ方式のCCDであることを特徴
    とする請求項7記載のシェーディング補正方法。
  9. 【請求項9】 上記パラメータテーブルは、このパラメ
    ータテーブルに記憶されるパラメータKa、Kb及びT
    1を、第1の測定温度T1における上記シェーディング
    のレベルH1、上記温度T1より高い第2の測定温度T
    2における上記シェーディングのレベルH2、整数n、
    上記シェーディングのレベルが2倍になる温度差Wを用
    い、上記温度T1、 【数4】 及び Kb=H1−Ka 但し、 ΔT=T2−T1−n×W (0≦T<W) とすることを特徴とする請求項6記載のシェーディング
    補正方法。
  10. 【請求項10】 上記固体撮像素子は、フレーム・イン
    ターライン・トランスファ方式のCCDであることを特
    徴とする請求項9記載のシェーディング補正方法。
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