JPH10341024A - 薄膜状半導体装置 - Google Patents

薄膜状半導体装置

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JPH10341024A
JPH10341024A JP7305198A JP7305198A JPH10341024A JP H10341024 A JPH10341024 A JP H10341024A JP 7305198 A JP7305198 A JP 7305198A JP 7305198 A JP7305198 A JP 7305198A JP H10341024 A JPH10341024 A JP H10341024A
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Shunpei Yamazaki
舜平 山崎
Kouyuu Chiyou
宏勇 張
Yasuhiko Takemura
保彦 竹村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なった特性の薄膜トランジスタを同一基板
上に形成した半導体装置の提供。 【構成】 絶縁基板上に薄膜トランジスタ(TFT)を
形成する工程において、アモルファス半導体被膜を形成
した後、異なる第1の条件のレーザー光を選択的に照射
した後に、第2の条件のレーザー光を基板全面にもしく
はその一部に照射することによって、薄膜トランジスタ
の結晶性を変化させることによって、1枚の基板上に異
なった特性の薄膜トランジスタを形成して薄膜状半導体
装置を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー光によっ
て絶縁基板上に絶縁ゲイト型半導体を歩留まりよく多数
形成した集積回路を有する半導体装置に関する。より具
体的には、レーザー光の照射によって、アクティブマト
リクス回路および周辺駆動回路の半導体素材を結晶化し
て歩留まりよく多数の絶縁型半導体を形成した集積回路
を備える半導体装置に関する。そして、本発明による半
導体装置は、液晶ディスプレー等のアクティブマトリク
スやイメージセンサー等の駆動回路、あるいはSOI集
積回路や従来の半導体集積回路(マイクロプロセッサー
やマイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、ある
いは半導体メモリー等)における薄膜トランジスタとし
て使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、絶縁基板上に絶縁ゲイト型半導体
装置(MOSFET)を形成する研究が盛んに成されて
いる。このように絶縁基板上に半導体集積回路を形成す
ることは回路の高速駆動の上で有利である。なぜなら、
従来の半導体集積回路の速度は主として配線と基板との
容量(浮遊容量)によって制限されていたのに対し、絶
縁基板上ではこのような浮遊容量が存在しないからであ
る。このように絶縁基板上に形成され、薄膜状の活性層
を有するMOSFETを薄膜トランジスタ(TFT)と
いう。従来の半導体集積回路においても、例えばSRA
Mの負荷トランジスタとしてTFTが使用されている。
【0003】また、最近になって、透明な基板上に半導
体集積回路を形成する必要のある製品が出現した。例え
ば、液晶ディスプレーやイメージセンサーというような
光デバイスの駆動回路である。ここにもTFTが用いら
れている。これらの回路は大面積に形成することが要求
されるのでTFT作製プロセスの低温化が求められてい
る。また、例えば、絶縁基板上に多数の端子を有する装
置で、該端子を半導体集積回路に接続する必要がある場
合にも、実装密度を低減するために、半導体集積回路の
最初の方の段、あるいは半導体集積回路そのものを、同
じ絶縁基板上にモノリシックに形成することも考えられ
ている。
【0004】従来、TFTは、アモルファスもしくはセ
ミアモルファス、あるいは微結晶の半導体被膜を450
℃〜1200℃の温度でアニールすることによって、結
晶性を改善し、良質な(すなわち、移動度の十分に大き
な)半導体被膜に改善することがなされてきた。半導体
被膜にアモルファス材料を使用するアモルファスTFT
もあるが、移動度が5cm2 /Vs以下、通常は1cm
2/Vs程度と小さく、動作速度の点から、また、Pチ
ャネル型のTFTが得られない点からその利用は大きく
制限されている。移動度が5cm2/Vs以上のTFT
を得るには、上記のような温度でのアニールが必要であ
った。また、このようなアニールによってPチャネル型
TFT(PTFT)を形成することができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな熱的なプロセスでは、基板材料等が著しい制約を受
けた。すなわち、いわゆる高温プロセス(最高プロセス
温度が900〜1200℃のプロセス)では、ゲイト酸
化膜として質のよい熱酸化膜が使用できるのであるが、
基板は石英やサファイヤ、スピネルのような高価で大面
積化の困難な材料しか使用できなかった。
【0006】これに対し、低温アニールプロセス(最高
プロセス温度が450〜650℃のプロセスで、アモル
ファス状もしくはそれと同等な結晶性の低い状態の半導
体をこの程度の温度でアニールすることを特徴とする)
では、高温プロセスよりも基板材料の選択の巾は広がる
が、得られるTFTの特性(例えば、ON電流とOFF
電流の比率や移動度)に関しては必ずしも満足なものは
得られていない。例えば、TFTをアクティブマトリク
ス型液晶表示装置に利用する場合、このような低温アニ
ールプロセスによって得られるTFTはアクティブマト
リクスのTFTとしては十分な特性を示すものであった
が、周辺回路に使用するには移動度が満足できるもので
はなかった。例えば、液晶表示装置等のデバイスに高速
駆動(移動度が5cm2/Vs以上)を使用するメリッ
トは、このような周辺回路までも同じプロセスによって
作製することにあるのだが、このように要求される特性
に応じてTFTを作り分けるという技術に関しては、こ
れまで特に考慮されることはなかった。
【0007】本発明はこのような現状を顧みてなされた
ものであり、本発明者は、例えば1枚の基板上に高速・
高移動度のTFTを作製する一方で、低OFF電流のT
FTも作製するというように、特性の異なったTFTを
同一基板上に同一プロセスで作製するための最適な方法
を開発したものであり、本発明では、これによって製造
された、従来得られることのなかった優れた電気的特性
を有する半導体装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、従来のよう
な熱平衡的なプロセスに加えて、パルスレーザー光の照
射によって半導体被膜の結晶性の改善をおこなうことに
よって、得られるTFTの特性を制御することを特徴と
するものである。例えば、低温アニールプロセスとパル
スレーザー照射を組み合わせることやパルスレーザー照
射の条件を変化させることによって上記の目的を達成す
る。
【0009】例えば、パルスレーザーの照射によって得
られる結晶性シリコンを用いたTFTは、極めて高速・
高移動度であるが、パルスレーザーの照射はバッチ処理
ができず、現状のレーザーにおいては、400mm×3
00mm基板を1枚処理するのにおよそ1分を要する。
一方、低温アニールプロセスでは、バッチ処理が可能
で、例えば、シリコン膜中の酸素濃度が1018cm2
Vs以下であれば、550℃、1時間のアニールによっ
て、通常の表示に使用するようなアクティブマトリクス
として使用するには十分な特性のTFTが得られ、さら
に、時間を短縮することも可能である。例えば、60枚
の基板を同時に処理すれば、レーザー照射のプロセスと
同じだけのタクトが可能であり、ランニングコストを考
慮すれば、がぜん低温アニール処理プロセスが有利にな
る。
【0010】しかしながら、低温アニールプロセスは、
先に述べたように周辺回路としてはあまり特性のよいも
のではない。したがって、それだけで周辺回路までも構
成することは不可能である。この場合には、レーザー照
射プロセスと低温アニールプロセスを組み合わせること
によって解決できる。すなわち、主として周辺回路部の
みをレーザー照射し、その他の領域を低温アニールによ
って結晶化させるのである。
【0011】この場合には、アモルファス状の半導体
は、最初の結晶化工程によって、ほぼその特性が決定さ
れてしまうことに注意しなければならない。例えば、最
初に低温アニールをおこなって、結晶化させたシリコン
に、さらにレーザー照射をおこなっても格段に特性が向
上することはない。すなわち、高移動度のTFTを得よ
うとしたら、最初にレーザー照射をおこなわなけれなな
らない。
【0012】本発明の別な構成は、パルスレーザーの照
射の条件を変えることによって、得られるTFTの特性
を制御するものである。一般に、レーザーのエネルギー
密度が大きいほど高移動度のTFTが得られる。しかし
ながら、これは半導体材料やレーザーの波長に依存す
る。あまりエネルギー密度が高すぎると、かえってTF
Tの特性を損なうこととなる。本発明人等の知見では、
レーザーとして、KrFエキシマーレーザー(波長24
8nm、パルス幅10nsec)を用いた場合には、シ
ョット数1〜50回の範囲では200〜350mJ/c
2 のエネルギー密度が適当である。
【0013】この場合にも、もし、レーザー照射が重な
ることがある場合には、その部分のTFTの特性は、最
初に照射されたレーザーの条件によって支配されてしま
うことに注意しなければならない。すなわち、最初に低
移動度TFTの条件でレーザー照射をおこなった場合に
は、その後に高移動度の条件でレーザー照射をおこなっ
ても、高移動度TFTを作製することはほとんど不可能
である。
【0014】本発明では、レーザーのビームは適当な形
状を有している。したがって、レーザーのビームによっ
て、マスクを用いずとも選択的なレーザー照射が可能で
ある。しかしながら、微細加工においては、僅かのレー
ザー光のもれも周囲に大きな影響を与えることがある。
したがって、適切なマスクを用いることも必要とされ
る。いうまでもなく、複雑に入り組んだ回路の中で特性
の異なるTFTを作製する場合には、通常のフォトリソ
グラフィー工程によるパターニングは不可欠である。ま
た、より精度の要求がゆるやかな場合にはメタルマスク
のように、基板に密着しないで用いられるマスクを使用
してもよい。例えば、液晶表示装置のアクティブマトリ
クスと周辺回路というように、明らかにブロックが距離
を隔てて構成されている場合には、特別なマスクを用い
なくても良いが、マトリクスと周辺回路は100μm以
上、好ましくは1mm以上離れていることが望ましい。
【0015】本発明のプロセスは、絶縁基板上に半導体
被膜を形成する工程と、その上にレーザー光に対して透
明な絶縁被膜を形成する工程と、この積層膜に選択的に
パルスレーザー光を照射して、半導体被膜の結晶性を改
善する工程と、その後、低温アニールによってもしくは
先のレーザー照射とは異なる条件のレーザー光を基板の
全面もしくは一部に照射すること、前記半導体被膜の残
りの部分までも結晶化させる工程と、前記絶縁被膜を除
去して、半導体被膜の表面にゲイト絶縁膜を形成する工
程と、さらに、ゲイト電極を形成する工程を基本とす
る。その後、このゲイト電極を主たるマスクとして自己
整合的に不純物元素をイオン注入やイオンドーピング等
の方法で半導体被膜に導入し、さらにパルスレーザー光
を照射して、前記不純物元素の導入過程で破壊された半
導体被膜の結晶性を改善せしめ、この不純物領域に金属
配線を形成してTFTを完成させる。また、不純物導入
工程は本発明人等の出願であるレーザードーピング(例
えば、特願平4−100479)によって置き換えても
よい。本発明においては、ゲイト電極・配線の材料とし
てはアルミニウム等の低抵抗の金属材料が好ましい。ま
た、本発明で使用するパルスレーザーとしては、Kr
F、ArF、XeCl、XeF等のエキシマーレーザー
のような紫外光レーザーが望ましい。
【0016】また、本発明においては、レーザー照射に
よって形成される結晶性のよい領域の深さを、本発明人
等の発明である特願平3−50793に記述されるよう
に必要に応じて自由に設定・変更し、結果として活性層
を2層構造として、ソース/ドレイン間のリーク電流を
低減させるような構造としてもよい。
【0017】
【実施例】
〔実施例1〕 図1に本実施例を示す。本実施例は、T
FT型液晶表示装置の周辺回路にレーザー結晶化シリコ
ンTFTを、アクティブマトリクス領域に低温アニール
による結晶性TFTをそれぞれ使用したものである。こ
の場合には、両TFTの活性層を同一プロセスで作製で
きる。
【0018】まず、コーニング7059基板101上
に、スパッタ法によって下地酸化膜102を厚さ20〜
200nm堆積した。さらに、その上にモノシランもし
くはジシランを原料とするプラズマCVD法もしくは減
圧CVD法によって、アモルファスシリコン膜を厚さ5
0〜150nm堆積した。このときには、アモルファス
シリコン膜中の酸素濃度は1018cm-2以下、好ましく
は1017cm-2以下とすると、低温アニール工程の温度
を下げ、また、アニール時間を短縮することが可能であ
る。この目的には減圧CVD法が適している。本実施例
では、酸素濃度は1017cm-2以下とした。なお。プラ
ズマCVDによってアモルファスシリコン膜を堆積した
場合には、その後に脱水素化の工程が必要である。この
アモルファスシリコン膜の上に再びスパッタ法によって
保護の酸化珪素膜(厚さ10〜50nm)105を形成
した。その後、アクティブマトリクス領域103をフォ
トレジスト106等で覆い、周辺回路領域のみを露出さ
せた。
【0019】そして、図1(A)に示すようにKrFエ
キシマーレーザー(波長248nm、パルス幅20ns
ec)を照射して、シリコン膜のうち、領域104の結
晶性を改善させた。レーザー装置の構成は、例えば特願
平4−193005(平成4年6月26日出願)に示さ
れる。レーザーのエネルギー密度は200〜400mJ
/cm2、好ましくは250〜300mJ/cm2とし
た。一方、フォトレジストに覆われていた部分103に
はレーザー光が到達しないので、アモルファスシリコン
のままであった。その後、フォトレジスト106を除去
して、基板を550℃の窒素雰囲気に1時間放置して、
アモルファスシリコン膜全体を結晶化させた。この結
果、領域103も結晶性シリコンとなった。
【0020】以上の結晶化工程で得られたシリコン膜の
構造は全く異なったものであった。すなわち、レーザー
照射された領域104は、その後に低温アニールされた
にも関わらず、結晶は比較的大きかった。この結果、高
移動度が可能となった。一方、領域103は低温アニー
ルによって結晶化されたのであるが、比較的小さな結晶
からなっていた。以上の工程を逆にして、先に低温アニ
ールを行い、その後レーザー照射を行うと、領域104
は領域103と同じ小さな結晶から構成されることにな
る。
【0021】その後、これらのSi膜を島状にパターニ
ングし、例えば、図1(B)のように、周辺回路の島状
領域107とアクティブマトリクス領域の島状領域10
8を形成した。さらに、これらの島状領域を覆って、ス
パッタ法によって酸化珪素膜を形成し、これをゲイト絶
縁膜109とした。その後、厚さ200nm〜5μmの
アルミニウム膜を電子ビーム蒸着法によって形成して、
これをパターニングし、各島状領域にゲイト電極を形成
した。
【0022】さらに、基板を電解溶液に浸してゲイト電
極に電流を通じ、その周囲に陽極酸化物の層を形成し
た。なお、この際には、本発明人等の発明である特願平
4−30220、同4−38637および同4−543
22に示される如く、周辺回路領域のTFTの陽極酸化
膜を薄くして移動度を向上せしめ、また、アクティブマ
トリクス部のTFTの陽極酸化膜を厚くしてゲイトリー
クを防止するという構成を取ることが望ましいが、本実
施例では、いずれも陽極酸化膜の厚さは200〜250
nmとした。以上の工程によって各TFTのゲイト電極
部110〜112が作製された。
【0023】その後、イオンドーピング法によって、各
TFTの島状シリコン膜中に、ゲイト電極部(すなわち
ゲイト電極とその周囲の陽極酸化膜)をマスクとして自
己整合的に不純物を注入した。この際には、最初に全面
にフォスフィン(PH3 )をドーピングガスとして燐を
注入し、その後、図の島状領域107の左側とアクティ
ブマトリクス領域をフォトレジストで覆って、ジボラン
(B2 6 )をドーピングガスとして、島状領域107
の右側だけに硼素を注入した。ドーズ量は、燐は2〜8
×1015cm-2、硼素は4〜10×1015cm-2とし、
硼素のドーズ量が燐を上回るように設定した。
【0024】その後、図1(C)に示すようにKrFエ
キシマーレーザー(波長248nm、パルス幅20ns
ec)を照射して、上記不純物領域の導入によって、結
晶性の劣化した部分の結晶性を改善させた。レーザーの
エネルギー密度は200〜400mJ/cm2 、好まし
くは250〜300mJ/cm2 とした。
【0025】この結果、N型の領域113、115、お
よびP型の領域114が形成された。これらの領域のシ
ート抵抗は200〜800Ω/□であった。また、同時
に活性領域116〜118も形成されたが、このうち、
活性領域116と117はレーザー照射によって結晶化
され、また、活性領域118は低温アニールによって結
晶化させた。その後、全面に層間絶縁物119として、
スパッタ法によって酸化珪素膜を厚さ300〜1000
nm形成した。これは、プラズマCVD法による酸化珪
素膜であってもよい。特に、TEOSを原料とするプラ
ズマCVD法ではステップカバレージの良好な酸化珪素
膜が得られる。
【0026】その後、画素電極120として、スパッタ
法によってITO膜を形成し、これをパターニングし
た。そして、TFTのソース/ドレイン(不純物領域)
にコンタクトホールを形成し、クロム配線121〜12
4を形成した。図1(D)には左側のNTFTとPTF
Tでインバータ回路が形成されていることが示されてい
る。配線121〜124は、シート抵抗をさげるためク
ロムあるいは窒化チタンを下地とするアルミニウムとの
多層配線であってもよい。最後に、水素中で350℃で
2時間アニールして、シリコン膜のダングリングボンド
を減らした。以上の工程によって周辺回路とアクティブ
マトリクス回路を一体化して形成できた。
【0027】〔実施例2〕 図2に本実施例を示す。本
実施例は、TFT型液晶表示装置の周辺回路とアクティ
ブマトリクス双方にレーザー結晶化シリコンTFTを使
用したものである。当然、両TFTの活性層を同一プロ
セスで作製できる。しかしながら、レーザー結晶化の条
件はそれぞれ異なる。
【0028】まず、コーニング7059基板201上
に、スパッタ法によって下地酸化膜202を厚さ20〜
200nm堆積した。さらに、その上にモノシランもし
くはジシランを原料とするプラズマCVD法もしくは減
圧CVD法によって、アモルファスシリコン膜を厚さ5
0〜150nm堆積した。なお。プラズマCVDによっ
てアモルファスシリコン膜を堆積した場合には、その後
に脱水素化の工程が必要である。このアモルファスシリ
コン膜の上に再びスパッタ法によって保護の酸化珪素膜
(厚さ10〜50nm)205を形成した。その後、基
板を石英製のメタルマスク206で覆った。メタルマス
クは、アクティブマトリクス領域203の上部は金属被
膜207によって覆われており、周辺回路領域のみレー
ザー光が透過することができる。
【0029】そして、図2(A)に示すようにKrFエ
キシマーレーザー(波長248nm、パルス幅20ns
ec)を照射して、シリコン膜のうち、領域204の結
晶性を改善させた。レーザーのエネルギー密度は300
mJ/cm2 、10ショットとした。一方、メタルマス
ク206に覆われていた部分203にはレーザー光が到
達しないので、アモルファスシリコンのままであった。
その後、メタルマスク206を外し、図2(B)に示す
ように、基板全面にKrFエキシマーレーザー(波長2
48nm、パルス幅20nsec)を照射して、領域2
03を含む全てのシリコン膜の結晶性を改善させた。レ
ーザーのエネルギー密度は250mJ/cm2 、10シ
ョットとした。この結果、領域203も結晶性シリコン
208となった。
【0030】以上の結晶化工程で得られたシリコン膜の
構造は全く異なったものであった。すなわち、最初にレ
ーザー照射された領域204は、その後に別の条件でレ
ーザー照射されたものの、結晶は比較的大きかった。こ
の結果、高移動度が可能となった。一方、領域203は
比較的小さな結晶からなっていた。以上の工程を逆にし
て、先に250mJ/cm2 のレーザー照射を行い、そ
の後300mJ/cm2のレーザー照射を行えば、領域
204は領域203と同じ小さな結晶から構成され高移
動度は達成できなかった。
【0031】その後、これらのSi膜を島状にパターニ
ングし、例えば、図2(C)のように、周辺回路の島状
領域209とアクティブマトリクス領域の島状領域21
0を形成した。さらに、これらの島状領域を覆って、ス
パッタ法によって酸化珪素膜を形成し、これをゲイト絶
縁膜211とした。その後、厚さ200nm〜5μmの
アルミニウム膜を電子ビーム蒸着法によって形成して、
これをパターニングし、各島状領域にゲイト電極を形成
し、実施例1と同様に陽極酸化を施して、ゲイト電極部
212〜214を形成した。
【0032】その後、イオンドーピング法によって、各
TFTの島状シリコン膜中に、ゲイト電極部(すなわち
ゲイト電極とその周囲の陽極酸化膜)をマスクとして自
己整合的に不純物を注入した。この際には、最初に全面
にフォスフィン(PH3 )をドーピングガスとして燐を
注入し、その後、図の島状領域209の左側とアクティ
ブマトリクス領域をフォトレジストで覆って、ジボラン
(B2 6 )をドーピングガスとして、島状領域209
の右側だけに硼素を注入した。ドーズ量は、燐は2〜8
×1015cm-2、硼素は4〜10×1015cm-2とし、
硼素のドーズ量が燐を上回るように設定した。
【0033】その後、図2(D)に示すようにKrFエ
キシマーレーザー(波長248nm、パルス幅20ns
ec)を照射して、上記不純物領域の導入によって、結
晶性の劣化した部分の結晶性を改善させた。レーザーの
エネルギー密度は200〜400mJ/cm2 、好まし
くは250〜300mJ/cm2 とした。
【0034】この結果、N型の領域215、217、お
よびP型の領域216が形成された。これらの領域のシ
ート抵抗は200〜800Ω/□であった。また、同時
に活性領域218〜220も形成された。その後、全面
に層間絶縁物221として、スパッタ法によって酸化珪
素膜を厚さ300〜1000nm形成した。これは、プ
ラズマCVD法による酸化珪素膜であってもよい。特
に、TEOSを原料とするプラズマCVD法ではステッ
プカバレージの良好な酸化珪素膜が得られる。
【0035】その後、画素電極222として、スパッタ
法によってITO膜を形成し、これをパターニングし
た。そして、TFTのソース/ドレイン(不純物領域)
にコンタクトホールを形成し、クロム配線223〜22
6を形成した。図2(E)には左側のNTFTとPTF
Tでインバータ回路が形成されていることが示されてい
る。配線223〜226は、シート抵抗をさげるためク
ロムあるいは窒化チタンを下地とするアルミニウムとの
多層配線であってもよい。最後に、水素中で350℃で
2時間アニールして、シリコン膜のダングリングボンド
を減らした。以上の工程によって周辺回路とアクティブ
マトリクス回路を一体化して形成できた。
【0036】〔実施例3〕 図3に本実施例を示す。本
実施例は、TFT型液晶表示装置の周辺回路とアクティ
ブマトリクス双方にレーザー結晶化シリコンTFTを使
用したものである。当然、両TFTの活性層を同一プロ
セスで作製できる。しかしながら、レーザー結晶化の条
件はそれぞれ異なる。
【0037】まず、コーニング7059基板301上
に、スパッタ法によって下地酸化膜302を厚さ20〜
200nm堆積した。さらに、その上にモノシランもし
くはジシランを原料とするプラズマCVD法もしくは減
圧CVD法によって、アモルファスシリコン膜を厚さ5
0〜150nm堆積した。なお。プラズマCVDによっ
てアモルファスシリコン膜を堆積した場合には、その後
に脱水素化の工程が必要である。このアモルファスシリ
コン膜の上に再びスパッタ法によって保護の酸化珪素膜
(厚さ10〜50nm)305を形成した。そして、図
3(A)に示すようにKrFエキシマーレーザー(波長
248nm、パルス幅20nsec)を周辺回路領域3
04のみに照射して、該領域の結晶性を改善させた。レ
ーザーのエネルギー密度は300mJ/cm2 、10シ
ョットとした。一方、レーザーの照射されなかった部分
303はアモルファスシリコンのままであった。その
後、図3(B)に示すように、基板全面にKrFエキシ
マーレーザー(波長248nm、パルス幅20nse
c)を照射して、領域303を含む全てのシリコン膜の
結晶性を改善させた。レーザーのエネルギー密度は25
0mJ/cm2 、10ショットとした。この結果、領域
303も結晶性シリコン306となった。
【0038】以上の結晶化工程で得られたシリコン膜の
構造は全く異なったものであった。すなわち、最初にレ
ーザー照射された領域304は、その後に別の条件でレ
ーザー照射されたものの、結晶は比較的大きかった。こ
の結果、高移動度が可能となった。一方、領域303は
比較的小さな結晶からなっていた。もし、以上の工程を
逆にして、先に250mJ/cm2 のレーザー照射をお
こない、その後、300mJ/cm2 のレーザー照射を
おこなえば、領域304は領域303と同じ小さな結晶
から構成され、高移動度は達成できなかった。
【0039】その後、これらのSi膜を島状にパターニ
ングし、例えば、図3(C)のように、周辺回路の島状
領域307とアクティブマトリクス領域の島状領域30
8を形成した。さらに、これらの島状領域を覆って、ス
パッタ法によって酸化珪素膜を形成し、これをゲイト絶
縁膜309とした。その後、厚さ200nm〜5μmの
アルミニウム膜を電子ビーム蒸着法によって形成して、
これをパターニングし、各島状領域にゲイト電極を形成
し、実施例1と同様に陽極酸化を施して、ゲイト電極部
310〜312を形成した。
【0040】その後、イオンドーピング法によって、各
TFTの島状シリコン膜中に、ゲイト電極部(すなわち
ゲイト電極とその周囲の陽極酸化膜)をマスクとして自
己整合的に不純物を注入した。この際には、最初に全面
にフォスフィン(PH3 )をドーピングガスとして燐を
注入し、その後、図の島状領域307の左側とアクティ
ブマトリクス領域をフォトレジストで覆って、ジボラン
(B2 6 )をドーピングガスとして、島状領域307
の右側だけに硼素を注入した。ドーズ量は、燐は2〜8
×1015cm-2、硼素は4〜10×1015cm-2とし、
硼素のドーズ量が燐を上回るように設定した。
【0041】その後、図3(D)に示すようにKrFエ
キシマーレーザー(波長248nm、パルス幅20ns
ec)を照射して、上記不純物領域の導入によって、結
晶性の劣化した部分の結晶性を改善させた。レーザーの
エネルギー密度は200〜400mJ/cm2 、好まし
くは250〜300mJ/cm2 とした。
【0042】この結果、N型の領域313、315、お
よびP型の領域314が形成された。これらの領域のシ
ート抵抗は200〜800Ω/□であった。また、同時
に活性領域316〜318も形成された。その後、全面
に層間絶縁物319として、スパッタ法によって酸化珪
素膜を厚さ300〜1000nm形成した。これは、プ
ラズマCVD法による酸化珪素膜であってもよい。特
に、TEOSを原料とするプラズマCVD法ではステッ
プカバレージの良好な酸化珪素膜が得られる。
【0043】その後、画素電極320として、スパッタ
法によってITO膜を形成し、これをパターニングし
た。そして、TFTのソース/ドレイン(不純物領域)
にコンタクトホールを形成し、クロム配線321〜32
4を形成した。図3(E)には左側のNTFTとPTF
Tでインバータ回路が形成されていることが示されてい
る。配線321〜324は、シート抵抗をさげるためク
ロムあるいは窒化チタンを下地とするアルミニウムとの
多層配線であってもよい。最後に、大気圧の水素中で3
00℃で2時間アニールして、シリコン膜のダングリン
グボンドを減らした。以上の工程によって周辺回路とア
クティブマトリクス回路を一体化して形成できた。
【0044】〔実施例4〕 図4に本実施例を示す。本
実施例は、TFT型液晶表示装置の周辺回路とアクティ
ブマトリクス双方にレーザー結晶化シリコンTFTを使
用したものである。当然、両TFTの活性層を同一プロ
セスで作製できる。しかしながら、レーザー結晶化の条
件はそれぞれ異なる。
【0045】まず、コーニング7059基板401上
に、スパッタ法によって下地酸化膜402を厚さ20〜
200nm堆積した。さらに、その上にモノシランもし
くはジシランを原料とするプラズマCVD法もしくは減
圧CVD法によって、アモルファスシリコン膜を厚さ5
0〜150nm堆積した。なお。プラズマCVDによっ
てアモルファスシリコン膜を堆積した場合には、その後
に脱水素化の工程が必要である。このアモルファスシリ
コン膜の上に再びスパッタ法によって保護の酸化珪素膜
(厚さ10〜50nm)405を形成した。その後、基
板を石英製のメタルマスク406で覆った。メタルマス
クは、アクティブマトリクス領域403の上部は金属被
膜407によって覆われており、周辺回路領域のみレー
ザー光が透過することができる。
【0046】そして、図4(A)に示すようにKrFエ
キシマーレーザー(波長248nm、パルス幅20ns
ec)を照射して、シリコン膜のうち、領域404の結
晶性を改善させた。レーザーのエネルギー密度は300
mJ/cm2 、10ショットとした。一方、メタルマス
ク406に覆われていた部分403にはレーザー光が到
達しないので、アモルファスシリコンのままであった。
その後、メタルマスク406を外し、新たに別のメタル
マスク408を基板上に置いた。メタルマスク408は
周辺回路領域404の部分のみ金属被膜409で覆われ
ている。そして、図4(B)に示すように、基板全面に
KrFエキシマーレーザー(波長248nm、パルス幅
20nsec)を照射して、領域403の結晶性を改善
させた。レーザーのエネルギー密度は250mJ/cm
2 、10ショットとした。
【0047】以上の結晶化工程で得られたシリコン膜の
構造は全く異なったものであった。すなわち、最初にレ
ーザー照射された領域404は結晶は比較的大きかっ
た。この結果、高移動度が可能となった。一方、領域4
03は比較的小さな結晶からなっていた。本実施例では
上記の工程を逆にしても構わない。
【0048】その後、これらのSi膜を島状にパターニ
ングし、例えば、図4(C)のように、周辺回路の島状
領域410とアクティブマトリクス領域の島状領域41
1を形成した。さらに、これらの島状領域を覆って、ス
パッタ法によって酸化珪素膜を形成し、これをゲイト絶
縁膜412とした。その後、厚さ200nm〜5μmの
アルミニウム膜を電子ビーム蒸着法によって形成して、
これをパターニングし、各島状領域にゲイト電極を形成
し、実施例1と同様に陽極酸化を施して、ゲイト電極部
413〜415を形成した。
【0049】その後、イオンドーピング法によって、各
TFTの島状シリコン膜中に、ゲイト電極部(すなわち
ゲイト電極とその周囲の陽極酸化膜)をマスクとして自
己整合的に不純物を注入した。この際には、最初に全面
にフォスフィン(PH3 )をドーピングガスとして燐を
注入し、その後、図の島状領域410の左側とアクティ
ブマトリクス領域をフォトレジストで覆って、ジボラン
(B2 6 )をドーピングガスとして、島状領域410
の右側だけに硼素を注入した。ドーズ量は、燐は2〜8
×1015cm-2、硼素は4〜10×1015cm-2とし、
硼素のドーズ量が燐を上回るように設定した。
【0050】その後、図4(D)に示すようにKrFエ
キシマーレーザー(波長248nm、パルス幅20ns
ec)を照射して、上記不純物領域の導入によって、結
晶性の劣化した部分の結晶性を改善させた。レーザーの
エネルギー密度は200〜400mJ/cm2 、好まし
くは250〜300mJ/cm2 とした。
【0051】この結果、N型の領域416、418、お
よびP型の領域417が形成された。これらの領域のシ
ート抵抗は200〜800Ω/□であった。また、同時
に活性領域419〜421も形成された。その後、全面
に層間絶縁物422として、スパッタ法によって酸化珪
素膜を厚さ300〜1000nm形成した。これは、プ
ラズマCVD法による酸化珪素膜であってもよい。特
に、TEOSを原料とするプラズマCVD法ではステッ
プカバレージの良好な酸化珪素膜が得られる。
【0052】その後、画素電極423として、スパッタ
法によってITO膜を形成し、これをパターニングし
た。そして、TFTのソース/ドレイン(不純物領域)
にコンタクトホールを形成し、クロム配線424〜42
7を形成した。図4(E)には左側のNTFTとPTF
Tでインバータ回路が形成されていることが示されてい
る。配線424〜427は、シート抵抗をさげるためク
ロムあるいは窒化チタンを下地とするアルミニウムとの
多層配線であってもよい。最後に、水素中で350℃で
2時間アニールして、シリコン膜のダングリングボンド
を減らした。以上の工程によって周辺回路とアクティブ
マトリクス回路を一体化して形成できた。
【0053】本実施例では、マスクを2種類使用した
が、必要によっては3種類以上のマスクを使用してもよ
く、また、実施例1や実施例2を併用しても、より一層
の効果を得ることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によって、低温で極めて歩留りよ
くTFTを作製することが出来た。そして、実施例にお
いて示したように本発明を利用して1枚の基板上に様々
なTFTを形成することができた。これはTFTが必要
とする特性をレーザー照射による結晶化によって自由に
設定できるからである。このため、例えば、アクティブ
マトリクス型液晶表示装置の作製においても、マトリク
ス領域のTFTと周辺回路領域のTFTの特性を最適な
ものとすることができ、その結果、本発明の半導体装置
では、従来の方法では得られることのない優れた電気的
特性を有するものを得ることができた。しかも、それは
実質的に同一プロセスによって製造することができたの
である。従来であれば、例えば周辺回路はICのTAB
接続等の方法によって作製せねばならず、そのためにコ
スト上昇が生じていたが、本発明ではそのような問題は
ほぼ解決された。実施例では示さなかったが、本発明を
単結晶結晶ICやその他のICの上にさらに半導体回路
を積み重ねるといういわゆる立体ICを形成することに
用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるTFTの作製方法を示す。
【図2】本発明によるTFTの作製方法を示す。
【図3】本発明によるTFTの作製方法を示す。
【図4】本発明によるTFTの作製方法を示す。
【符号の説明】
101 絶縁基板 102 下地酸化膜 103 半導体領域(マトリクス領域) 104 半導体領域(周辺回路領域) 105 保護絶縁膜 106 マスク(フォレジスト) 107 島状半導体領域(周辺回路用) 108 島状半導体領域(マトリクス用) 109 ゲイト絶縁膜 110 ゲイト電極(NTFT用) 111 ゲイト電極(PTFT用) 112 ゲイト電極(アクティブマトリクスT
FT用) 113、115 N型不純物領域 114 P型不純物領域 116〜118 活性領域 119 層間絶縁物 120 画素電極(ITO) 121〜124 金属配線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に形成され、アルミニウムを主
    成分とする金属材料をゲイト電極として有する複数の薄
    膜トランジスタを持つアクティブマトリクス回路及び周
    辺駆動回路を備える薄膜状半導体装置において、 前記アクティブマトリクス回路中の薄膜トランジスタの
    活性領域はエネルギー密度の低いレーザー光の照射によ
    って結晶化された半導体からなり、 前記周辺駆動回路中の薄膜トランジスタの活性領域は、
    前記アクティブマトリクス回路中の半導体を結晶化させ
    る際に使用したレーザー光より高いエネルギー密度を有
    するレーザー光によって結晶化された半導体からなるこ
    とを特徴とする薄膜状半導体装置。
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