JPH10340956A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH10340956A
JPH10340956A JP15228497A JP15228497A JPH10340956A JP H10340956 A JPH10340956 A JP H10340956A JP 15228497 A JP15228497 A JP 15228497A JP 15228497 A JP15228497 A JP 15228497A JP H10340956 A JPH10340956 A JP H10340956A
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insulating layer
semiconductor device
fuse
layer
forming
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JP15228497A
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Yoshinori Tanaka
義典 田中
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LTブロー時にレーザーに与えるエネルギー
がヒューズの上に積層する絶縁層の厚さに応じた適切な
値でないため、ヒューズ下部、ヒューズの周辺パターン
に与えるダメージが大きかった。 【解決手段】 所定の配線層53の上に高融点のメタル
のプラグ21を形成し、このプラグをヒューズとして用
いたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置および
その製造方法に関するものであり、詳しくは半導体装置
の冗長回路およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にスタックト型のDRAM(Dynami
c Random Access Memory)などの半導体記憶装置おい
て、メモリアレイ部分は下層からトランスファーゲー
ト、ビットライン、ストレージノード、セルプレート、
第1のアルミ配線、第2のアルミ配線の順に形成するシ
ールドビット線のタイプが主流になりつつある。トラン
スファーゲート、ビットライン、ストレージノード、セ
ルプレートは例えばポリシリコンからなる。またこの場
合、冗長回路は下層からトランスファーゲート、ビット
ライン、セルプレート、第1のアルミ配線、第2のアル
ミ配線の順に形成される。
【0003】DRAMは予め余分なメモリセルを有する
冗長回路を内蔵させており、一部のメモリセルに欠陥が
生じたとき、欠陥が生じたメモリセルと余分なメモリセ
ルとを置き換えることにより、半導体装置を正常に動作
させるような構成になっている。具体的には例えば、ゴ
ミ、異物などによりパターン欠陥が発生したとき、欠陥
の生じたメモリセルと共通のワード線を切断し、これを
欠陥のないワード線で置き換えることにより実現でき
る。または、欠陥の生じたメモリセルと共通のビット線
を切断し、これを欠陥のないビット線で置き換えること
により実現することもできる。この切断を行う方式の1
つに、所定の配線層をヒューズとし、メモリセルに欠陥
の生じた場合、対応するヒューズをレーザーによって切
断するLTブロー方式がある。
【0004】導電性のヒューズ上に積層する絶縁層が厚
いほど、ヒューズを破壊するために必要なレーザーのエ
ネルギーは高くなる。レーザーのエネルギーが高くなる
と、ヒューズ下部へのダメージが生じるばかりでなく、
ヒューズの切断部周辺にクレータ状の傷跡が生じ、周辺
パターンへ悪影響を及ぼす。LTブロー方式は、ヒュー
ズの上に積層する絶縁層の厚さに応じてレーザーのエネ
ルギーを適切にする必要がある。またヒューズの上に積
層する絶縁層の数が少ないほどその厚みは予測しやす
い。さらにレーザーに与えるエネルギーは小さい方がヒ
ューズの下部に与えるダメージが小さくなる。
【0005】図20は従来のメモリセルの構成を説明す
るための図であり、詳しくはスタックト型のDRAMメ
モリセルの冗長回路の部分断面図である。図において、
500はSi基板、51は第1の絶縁層(または分離酸
化膜という)、54は第1の絶縁層51の上に設けたト
ランスファーゲート(以下TGと称す)である。90は
第1の絶縁層51、TG54の上に積層する第2の絶縁
層(またはBC層間膜という)、91は第2の絶縁層9
0の上に設けたビットライン(以下BLと称す)であ
る。75は第2の絶縁層90、BL91の上に積層する
第3の絶縁層(またはSC層間膜という)、53は第3
の絶縁層75の上に設けた53はセルプレート(以下C
Pと称す)である。55は第3の絶縁層75、CP53
の上に積層する第4の絶縁層(またはCH層間膜とい
う)、56は第4の絶縁層55の上に設けた第1のアル
ミ配線である。61は第4の絶縁層55、第1のアルミ
配線56の上に積層する第5の絶縁層(またはTH層間
膜という)、62は第5の絶縁層61の上に設けた第2
のアルミ配線である。57は第5の絶縁層、第2のアル
ミ配線62の上に積層する第6の絶縁層である。第1の
絶縁層51は例えば分離酸化膜からなり、第6の絶縁層
57は例えば窒化膜または窒化膜と酸化膜との2層膜か
らなる。
【0006】また、第1の絶縁層51、TG54、第2
の絶縁層90を第1の下部層701と称す。また、第1
の下部層701、BL91、第3の絶縁層75を第2の
下部層702と称す。また第2の下部層702、CP5
3、第4の絶縁層55を第3の下部層703と称す。ま
た、第3の下部層703、第1のアルミ配線56、第5
の絶縁層61を第4の下部層704と称す。
【0007】TG54、BL91、CP53、第1のア
ルミ配線56、第2のアルミ配線62は配線層である。
aはTG54と第6の絶縁層の表面との間の距離、bは
BL91と第6の絶縁層の表面との間の距離、cはCP
53と第6の絶縁層の表面との間の距離、dは第1のア
ルミ配線56と第6の絶縁層の表面との間の距離であ
る。図に示すように下層にある配線層をヒューズとする
と積層する絶縁層の数が多くなるため、第6の絶縁層の
表面までの距離にバラツキが大きいため、適切なレーザ
ーのエネルギーを選択するのが難しくなる。
【0008】図21は従来の半導体装置の冗長回路を示
す断面図である。図に示した半導体装置の冗長回路はB
L91をヒューズとして用いたものである。図におい
て、58は開口部であり、例えばBL91の上方に位置
する第6の絶縁層を除去することにより形成する。ま
た、図においてTG54、CP53、第1のアルミ配線
56、第2のアルミ配線62は図示するのを省略してい
る。
【0009】図において、BL91をヒューズとした場
合、BL91の上には第3の絶縁層75、第4の絶縁層
55、第5の絶縁層61があるためこれらの絶縁層の厚
さがバラツキを生じやすく、レーザーに適切なエネルギ
ーを与えるのが困難であった。
【0010】図22は従U.S.P4,853,758
の公報に記載された従来の半導体装置の冗長回路を示す
断面図である。図において120、140は配線層、1
10,130は酸化膜などの絶縁層、150はガラスコ
ートまたはポリイミドのマスクである。図の半導体装置
の冗長回路はマスク150を用いてヒューズとなる配線
層120の上の絶縁層130の厚さを均一になるように
したものである。この場合絶縁層130をエッチングす
る工程が複雑であるばかりか、エッチング時のエッチン
グレートのバラツキによりウェーハ(図示せず)面内、
ウェーハ間でヒューズの上の絶縁層130に厚さがばら
つく等の問題があった。
【0011】図23は従来の半導体装置の冗長回路の断
面図である。図において1は基板、3、7、111は絶
縁層、5はヒューズとなる配線層、109は配線層など
のストッパである。図の半導体装置は絶縁層111をエ
ッチングするとき、ストッパ109がエッチングの進行
を阻止した後、ストッパ109を除去することにより半
導体装置の冗長回路を得ることができる(図23(b)
参照)。ストッパ109の下の絶縁層7の厚さを均一に
形成すれば、LTブロー時にレーザーに適切なエネルギ
ーを与えることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置の冗
長回路は下層の配線層をヒューズとするとヒューズの上
に積層する絶縁層の厚さが正確につかめなくなるため、
レーザーに与えるエネルギーが必要以上に大きくなりや
すく、ヒューズの下部、ヒューズの周辺パターンへダメ
ージを及ぼすといった問題があった。また、図23のよ
うな構成にした場合、ストッパとなる素子を形成、除去
する必要があり、半導体装置の冗長回路の製造が複雑に
なるといった問題があった。この発明は上述のような問
題を解決するためになされたものであり、製造方法が簡
単で、ヒューズの下部、ヒューズのパターン周辺へのダ
メージが少ない半導体装置の冗長回路およびその製造方
法を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、基板の上に絶縁膜を介して複数の配線層を設け、
配線層の上に絶縁層を積層した半導体装置において、所
定の配線層の上に高融点のメタルのプラグを形成し、こ
のプラグをヒューズとして用いたものである。
【0014】この発明に係る半導体装置は、基板の上に
絶縁膜を介して複数の配線層を積層し、配線層の上に絶
縁層を積層したものであって、複数の配線層のうちの所
定の配線層をヒューズとして用いる半導体装置におい
て、所定の配線層の上の絶縁層の厚さを薄くするように
絶縁層に窪みを形成したことを特徴とするものである。
【0015】この発明に係る半導体装置は、所定の配線
層の下に熱を吸収するための熱吸収層を形成したもので
ある。
【0016】この発明に係る半導体装置は、ヒューズと
なる配線層の周りを囲う素子を備えたものである。
【0017】この発明に係る半導体装置は、高融点のメ
タルはタングステンであることを特徴とするものであ
る。
【0018】この発明に係る半導体装置の製造方法は、 (a) 基板の上に絶縁層を介し複数の配線層を形成す
る工程 (b) 複数の配線層のうちの所定の配線層の上に絶縁
層を形成する工程 (c) 所定の配線層の上に高融点のメタルのプラグを
形成する工程 なる工程を有することを特徴とする。
【0019】この発明に係る半導体装置の製造方法は、 (a) 基板の上に絶縁層を積層する工程 (b) 絶縁層の上に熱を吸収するための熱吸収層を形
成する工程 (c) 熱吸収層の上にヒューズとなる配線層を形成す
る工程 (d) 配線層の上に更に絶縁層を形成する工程 なる工程を有することを特徴とする。
【0020】この発明に係る半導体装置の製造方法は、 (a) 基板の上に絶縁層を介し複数の配線層を形成す
る工程 (b) 複数の配線層のうちの所定の配線層の上に絶縁
層を形成する工程 (c) 所定の配線層の上に形成した絶縁層に窪みを形
成する工程 なる工程を有することを特徴とする。
【0021】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
ヒューズとなる配線層の上に形成した絶縁層に窪みを形
成する工程は、 (a) 所定の配線層の上に形成した絶縁層の上に所定
の配線層の上方に対応する部分が開口したレジストマス
クを形成する工程 (b) エッチバックをかける工程 なる工程を有することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は実施の形態1の半導体装置を示す
図であり、図1(a)は半導体装置の冗長回路の上面
図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図である。図
において、従来と同一の符号を付したものは従来と同一
またはこれに相当するものである。図において、50は
第4の絶縁層55に設けた溝、20は溝50に沿って積
層したバリアメタル、21は溝50の内側であってバリ
アメタル20の上に埋め込んだプラグである。58は第
6の絶縁層57に設けた開口部であり、開口部58によ
り、第5の絶縁層61の所定の部分が表出する。溝50
の底面には導電性の配線層(ここではCP53)があ
り、エッチングにより第3の絶縁層に溝50を形成する
とき、エッチングの進行を防止するストッパとなる。
【0023】プラグ21は例えばW(ダングステン)等
の高融点の金属からなり、このプラグ21をヒューズと
して用いる。プラグ21の上には第5の絶縁層61のみ
であり、プラグ21をヒューズとして用いるとき、CP
53をヒューズとして用いた場合に比べ、ヒューズの上
方に位置する絶縁層の数が少なく、厚さが薄くなるた
め、LTブロー時においてレーザーに与えるエネルギー
をより適切にすることができ、ヒューズを確実に破壊で
きるとともにヒューズ下部、ヒューズのパターン周辺へ
のダメージが無くなる。
【0024】図2、図3は実施の形態1の半導体装置の
製造方法を示す図である。図において、図1と同一の符
号を付したものは同一、またはこれに相当するものであ
る。図において、201はバリアメタル、211はW
膜、531は多結晶のSi膜、532、551、571
はレジストマスクである。図2(a)は基板500の上
に第2の下部層702を積層し、その上にCP53とな
る多結晶のSi膜531、レジストマスク532を積層
した状態を示す図である。図2(a)において、レジス
トマスク532の上方からエッチングを行った後、レジ
ストマスク532を除去する。これにより、レジストマ
スク532の下部にあるSi膜531の所定の部分が除
去されCP53が形成される。その上に第4の絶縁層5
5を積層し、第4の絶縁層55の上にレジストマスク5
51を形成する。レジストマスク551において、CP
53の上方に対応する部分は開口している(図2(b)
参照)。
【0025】次にレジストマスク551の上方からエッ
チングを行う。レジストマスク551の開口している部
分からエッチングが進行する。このとき、CP53はエ
ッチングの進行を防止するストッパとなる。エッチング
により、溝50が形成される。この後、Ti、TiN等
の高融点のメタル201を堆積した後、W膜211を堆
積する(図3(a)参照)。
【0026】次に、W膜211の上からエッチングを行
い、溝50の内側に形成されたバリアメタル201、W
膜211を残し、残りのバリアメタル201、W膜21
1以外を除去する。これにより、溝50にWからなるプ
ラグ21を形成することができる。この後、プラグ21
の一部と接触するように第1のアルミ配線56を形成
し、この後第5の絶縁層61、第2のアルミ配線62
(図示せず)、第6の絶縁層、レジストマスクを積層す
る(図3(d)参照)。この後、レジストマスク571
の上方からエッチングを行い、第6の絶縁層に開口部5
8を形成することにより、図1(b)に示す半導体装置
を得ることができる。
【0027】実施の形態2.図4は実施の形態2の半導
体装置を示す図であり、図4(a)は実施の形態2の半
導体装置の冗長回路の上面図、図4(b)は図4(a)
のA−A断面図である。実施の形態2の半導体装置は、
CP53をヒューズとしたものである。図において、5
57は第4の絶縁層55に穴(図示せず)をあけてCP
53と第1のアルミ配線56とをコンタクトさせたコン
タクト部である。ヒューズとなるCP53の上の絶縁層
は第4の絶縁層55、第5の絶縁層61のみであるた
め、BL91をヒューズとする場合に比べヒューズの上
方に位置する絶縁層の数が少なく、厚さが薄くなるた
め、LTブロー時においてレーザーに与えるエネルギー
をより適切にすることができ、ヒューズを確実に破壊で
きるとともにヒューズ下部、ヒューズのパターン周辺へ
のダメージが少なくなる。
【0028】図5は実施の形態2の半導体装置の他の構
成を示す断面図である。図5の半導体装置はCP53の
上に位置する第4の絶縁層55を例えばエッチバックに
より削ることにより、第4の絶縁層55に基板500に
向かう緩やかな窪みを形成し、CP53の上に位置する
絶縁層の厚さをより薄くしたことを特徴としたものであ
る。図5において、961は第4の絶縁層55をエッチ
バックすることにより形成された傾斜部である。傾斜部
961の傾きは緩やかである。CP53をヒューズとし
た場合、ヒューズの上に位置する絶縁層の厚さを第5の
絶縁層61の厚さにより近づけることができるので、レ
ーザーに与える適切なエネルギーをより小さな値にする
ことができ、LTブロー時にヒューズの下部、ヒューズ
の周りの周辺パターンに及ぼすダメージが少なくなる。
更に傾斜部961の傾きを緩やかにしたので、上層の配
線層(ここでは、第1のアルミ配線56、第2のアルミ
配線62)をパターンニングする際に残差、断線などの
不具合が生じることはない。
【0029】図6、図7および図8は図5に示した半導
体装置の製造方法を示す図である。図において、左側は
半導体装置の冗長回路となる部分、右側は半導体装置の
メモリセルとなる部分である。図において、76はスト
レージノード(以下SNと称す)であり、SN76は基
板500に接触する。SN76は例えば円筒型である。
またSN76の上にはCP53が積層する。図6(a)
は冗長回路となる部分は基板500の上に第2の下部層
702を積層し、その上にCP53を形成した状態、メ
モリセルとなる部分は基板500の上に第1の絶縁層5
1、TG91(図示せず)、第2の絶縁層90、BL9
1(図示せず)、第3の絶縁層75、SN76、CP5
0を形成した状態を示す図である。
【0030】図6(a)において、上方から第4の絶縁
層55を積層する(図6(b)参照)。次に、レジスト
マスク96、レジストマスク97を形成する。冗長回路
となる部分において、レジストマスク96は、CP53
の上方に対応する部分は開口している(図6(c)参
照)。また、メモリセルとなる部分において、レジスト
マスク97はSN76の上方に対応する部分は開口して
いる。次に、レジストマスク96、レジストマスク97
の上方から例えばフッ酸(HF)溶液を用いたウェット
エッチングによりエッチバックを行う。このとき、CP
56の上方に位置する第4の絶縁層55の部分はエッチ
ングが進行するため厚さが薄くなり、緩やかな窪みが形
成される。これにより、冗長回路となる部分における第
4の絶縁層55に緩やかな傾斜部961が形成されると
ともに、メモリセルとなる部分におけるSN76の上方
に位置する第4の絶縁層55の厚さが薄くなるととも
に、図6(b)の時の段差x1がx2になるため、表面
が滑らかになる(図7(b)参照)。
【0031】次に、第4の絶縁層55の上に第1のアル
ミ配線56、第5の絶縁層61、第2のアルミ配線6
2、第6の絶縁層57を形成する。このとき、冗長回路
となる部分において、第1のアルミ配線56がCP53
とコンタクトするように第1のアルミ配線56を形成す
る。次に、第6の絶縁層に開口部58を形成することに
より図5に示す半導体装置の冗長回路が形成される。
【0032】上述のような半導体装置の製造方法によれ
ば、ウェットエッチングによりエッチバックを行うこと
により、メモリセルとなる部分の表面が滑らかになるた
め、第1のアルミ配線56、第2のアルミ配線62等の
配線層のパターンニングを行うとき、これらが残差また
は断線などが生じるといったことがない。また冗長回路
となる部分においてウェットエッチングによりエッチバ
ックを行うことにより、ヒューズの上に位置する第4の
絶縁層55が薄くなり緩やかな窪みを形成することがで
きる。さらに、第4の絶縁層55は冗長回路となる部
分、メモリセルとなる部分に形成されているので、第4
の絶縁層55にエッチバックを施すことにより、メモリ
セルとなる部分の段差を少なくし、冗長回路となる部分
に緩やかな窪みを形成することができる。よって、冗長
回路となる部分のCP53の上に絶縁層を、メモリセル
となる部分のCP53の上に絶縁層を別個に形成した
後、それぞれの絶縁層をエッチバックし、形成する場合
に比べプロセスが簡単になる。また、図4に示す半導体
装置を製造するには図6から図8に示した半導体装置の
製造方法において、レジストマスクを形成する工程、レ
ジストマスク96、レジストマスク97の上方からウェ
ットエッチングによりエッチバックする工程をなくせば
図4に示す半導体装置の冗長回路を製造することができ
る。またウエットエッチングによりエッチバックを行う
ことにより、第4の絶縁層55に緩やかな窪みを形成す
る方法を述べたが、これに限定されるものではなく、絶
縁層に等方的なエッチングを行うことができればそのエ
ッチングはドライエッチング、気相HFを用いたエッチ
ングであってもよい。
【0033】実施の形態3.図9は実施の形態3の半導
体装置を示す図であり、詳しくは半導体装置の冗長回路
を示す断面図である。図9において、80はCP53と
第2の下部層702との間に設けた熱吸収層である。熱
吸収層は例えば酸化膜80a、多結晶Si80b、多結
晶Si80cを有する。実施の形態3の半導体装置は上
述のような構成をしているため、CP53をヒューズと
して用いた場合、レーザーのエネルギーが大きくCP5
3の下部に透過しても熱吸収層80に吸収されるため、
第2の下部層702に透過するエネルギーが少なくな
り、レーザーのエネルギーが第2の下部層702に与え
るダメージを少なくすることができる。
【0034】図10、図11は実施の形態3の半導体装
置の製造方法を示す図である。図において左側は冗長回
路となる部分、右側はメモリセルとなる部分である。図
10(a)は基板500の上に第2の下部層702を形
成し、その上に多結晶Si900、酸化膜901を積層
したものである。酸化膜901は例えばB、Pなどをド
ーピングしたものである。図10(a)において、レジ
ストマスク902により所望する多結晶Si膜900、
酸化膜901を残す。残った多結晶Si900が多結晶
Si80a、酸化膜901が酸化膜80bとなる(図1
0(b)参照)。
【0035】次に多結晶Si膜を全面に積層した後、マ
スクなしで異方性エッチングを行う。これにより、冗長
回路となる部分において、多結晶Si80a、酸化膜8
0bの側面にサイドウォールである多結晶Si80cが
形成され、熱吸収層80が形成される。また、メモリセ
ルとなる部分においては、多結晶Si900、酸化膜9
01の側面にサイドウォールである多結晶Si905が
形成される。多結晶Si900および多結晶Si905
がSN76となる(図10(c)参照)。
【0036】次に、冗長回路となる部分において、レジ
ストマスク906を形成した後、気相HFによりエッチ
ングを行い、メモリセルとなる部分の酸化膜902を除
去する。このとき、冗長回路となる部分はレジストマス
ク906により酸化膜80bは除去されない(図11
(a)参照)。次に冗長回路となる部分において、レジ
ストマスク906を除去した後、CP53を酸化膜80
bの上に、メモリセルとなる部分においては、CP53
をSN76、第3の絶縁層75の上に積層する(図11
(b)参照)。次に、第4の絶縁層55を積層する(図
11(d)参照)。
【0037】この後、第1のアルミ配線56、第5の絶
縁層61、第2のアルミ配線62、第6の絶縁層57を
積層した後、CP53の上方に位置する第6の絶縁層5
7を開口することにより、実施の形態3の半導体装置を
製造することができる。
【0038】上述の方法によれば冗長回路となる部分に
SN76を形成する工程を適用することにより容易に熱
吸収層80を形成することが可能となる。
【0039】実施の形態4.図12は実施の形態4の半
導体装置を示す図であり、詳しくは実施の形態4の半導
体装置の冗長回路の上面図(図12(a))、A−A断
面図(図12(b))である。実施の形態4の半導体装
置はCP53をヒューズとして用いたものである。図に
おいて従来の符号と同一のものは同一、またはこれに相
当するものである。611は第5の絶縁膜61aに形成
された溝であって、溝611はCP53の上に位置す
る。62aは第2のアルミ配線であり、第2のアルミ配
線62aは溝611の側面に沿って形成されている。第
1のアルミ配線56と第2のアルミ配線62aとをコン
タクトするためのバイアホール(Via Hole)(図示せ
ず)をエッチングにより形成するとき、同時に溝611
を形成する。このとき、CP53の上に位置する第5の
絶縁層61aを除去できる程度の時間エッチングを行う
ように調整する必要がある。
【0040】バイアホールを形成するとき、ダイシング
を行うときのチップへのダメージや耐湿性などを考慮し
てダイシング部(図示せず)の絶縁層を全て削る必要が
ある。ダイシング部は例えば、図6で説明したようにメ
モリセルとなる部分をエッチバックするときにダイシン
グ部を削るとともに、CP53の上に位置する第5の絶
縁層61aをエッチングにより除去するとき同時にダイ
シング部をエッチングにより削ることによりダイシング
部の絶縁層を全て削ることができる。また、CP53の
上に位置する第5の絶縁層61aをエッチングするとき
のエッチングの量を減らせば、エッチングにより生成で
きる反応生成物を抑制できるとともに、これを除去する
のが容易になる。
【0041】実施の形態4の半導体装置はCP53をヒ
ューズとしたが、BL91をヒューズとしてもよい。こ
の場合、ヒューズとなるBL91の上方にある第3の絶
縁層55に溝を設け開口部を形成すればよい。
【0042】実施の形態5.図13は実施の形態5の半
導体装置を示す図であり、図13(a)は実施の形態5
の半導体装置の冗長回路の上面図、図13(b)はA−
A断面図である。実施の形態5の半導体装置はBL91
をヒューズとして用いている。図13において、53b
は第3の絶縁層75の上に形成されたCPであり、CP
53bはBL91の上方には形成されていない。55b
は第4の絶縁層であり、BL91の上方に位置する部分
は開口している。801はCP53bおよび第4の絶縁
層55bの側面に形成されたサイドウォールであり、そ
の材質は例えばW等からなる。56bは第1のアルミ配
線であり、第1のアルミ配線56bは第4の絶縁層55
bの端部付近、サイドウォール801、CP53bの側
面を覆うように形成されている。
【0043】61bは第5の絶縁層であり、第5の絶縁
層61bは断面凹上であり、窪みの下方にヒューズとな
るBL91が位置する。62bは第2のアルミ配線であ
り、第2のアルミ配線は第5の絶縁層61bの窪みの側
面付近に形成されている。57bは第6の絶縁層であ
り、BL91の上方付近には第6の絶縁層57bは形成
されていない。実施の形態5の半導体装置は上述のよう
な構成を有しているため、BL91の上に位置する絶縁
層は第3の絶縁層75、第5の絶縁層61のみとなるた
め、絶縁層の数が少なく、厚さが薄くなるため、LTブ
ロー時においてレーザーに与えるエネルギーをより適切
にすることができ、ヒューズを確実に破壊できるととも
にヒューズ下部、ヒューズのパターン周辺へのダメージ
が少なくなる。
【0044】図14、図15は図13に示した半導体装
置の製造方法を示す図である。図14(a)は、基板5
00の上に第1の下部層701、BL91、第3の絶縁
層およびCP53bを形成した状態を示す図である。図
14(a)において、第4の絶縁層55bを積層し、そ
の上にレジストマスク707を形成する、レジストマス
ク707はヒューズとなるBL91の上方は開口してい
る。エッチングにより周辺回路にコンタクトホールを形
成するときにレジストマスク707の上からエッチング
を行いBL91の上方に位置する第4の絶縁層55bを
開口する。このとき第4の絶縁層55bの開口部を形成
することにより、BLの上方に位置するCP53bが表
出する(図14(b)参照)。
【0045】次に、第4の絶縁層55b、表出したCP
53bの上にTi、TiNなどの高融点メタルまたはそ
の化合物であるバリアメタル222、バリアメタル22
2の上にW膜223を積層する(図14(c)参照)。
次に、W膜223の上からエッチバックを行う。第4の
絶縁層55bの開口部が大きいため、エッチバック時に
BL91の上方に位置するCP53bも除去され、第3
の絶縁層75が表出する。このとき第4の絶縁層55b
の開口部の側壁付近にバリアメタル222、W膜223
が残り、これらがサイドウォール801を形成する(図
15(a)参照)。
【0046】次に、第3の絶縁層53の開口部付近、サ
イドウォール801、第4の絶縁層55bの開口部付近
を覆うように第1のアルミ配線56bを積層する(図1
5(b)参照)。次に、第5の絶縁層61bを第3の絶
縁層75、第4の絶縁層55b、第1のアルミ配線56
bの上に積層する。このとき形成される第5の絶縁層6
1bは断面凹状になり、窪みの下方にはBL91が位置
する。次に第2のアルミ配線62bを第5の絶縁層61
bの窪みの側壁に沿って形成する。次に第6の絶縁層5
7bを積層するとともに、BL91の上方に位置する部
分をエッチングなどにより開口する(図15(c)参
照)。このような方法により、実施の形態6の半導体装
置の冗長回路を製造することが可能となる。
【0047】実施の形態6.図16は実施の形態6の半
導体装置を示す図であり、図16(a)は実施の形態6
の半導体装置の冗長回路の上面図、図16(b)はA−
A断面図である。図において、56cは第1のアルミ配
線、61cは第5の絶縁層、62cは第2のアルミ配
線、57cは第6の絶縁層である。601は第1のアル
ミ配線56cと第2のアルミ配線62cとの接触部であ
る。ヒューズとなるBL91の上方の絶縁膜は第3の絶
縁層、第4の絶縁層のみである。
【0048】実施の形態6の半導体装置はBL91の上
方に位置する絶縁層の数が少なく、厚さが薄くなるた
め、LTブロー時においてレーザーに与えるエネルギー
をより適切にすることができ、ヒューズを確実に破壊で
きるとともにヒューズ下部、ヒューズのパターン周辺へ
のダメージが少なくなる。
【0049】実施の形態6の半導体装置の冗長回路はB
L91をヒューズとしたが、CP53をヒューズとする
とヒューズの上方に位置する絶縁層の数がさらに少な
く、厚さがさらに薄くなるため、LTブロー時において
レーザーに与える適切なエネルギーがより小さくなるた
め、ヒューズを確実に破壊できるとともにヒューズ下
部、ヒューズのパターン周辺へのダメージがさらに少な
くなる。
【0050】実施の形態7.図17は実施の形態7の半
導体装置を示す図であり、図17(a)は実施の形態7
の半導体装置の冗長回路の上面図、図17(b)はA−
A断面図である。実施の形態7の半導体装置はBL91
をヒューズとするものである。図において、図16と同
一の符号を付したものは同一またはこれに相当するもの
である。図において、55cは第4の絶縁層であり、第
4の絶縁層55cにはエッチバックなどにより窪みが形
成されており、ヒューズとなるBL91の上方に位置す
る第4の絶縁層55cには窪みの底面が位置する。96
6は第4の絶縁層55cに窪みを形成することによりで
きた傾斜部である。ヒューズとなるBL91の上方に位
置する絶縁層の厚さを更に薄くすることができるので、
LTブロー時においてレーザーに与える適切なエネルギ
ーがより小さくなるため、ヒューズを確実に破壊できる
とともにヒューズ下部、ヒューズのパターン周辺へのダ
メージがさらに少なくなる。
【0051】なお、実施の形態8ではBL91をヒュー
ズとしたがCP53をヒューズとなるような構成にして
も良い。この場合、ヒューズの上方に位置する絶縁層の
厚さを更に薄くすることができるので、LTブロー時に
おいてレーザーに与える適切なエネルギーがより小さく
なるため、ヒューズを確実に破壊できるとともにヒュー
ズ下部、ヒューズのパターン周辺へのダメージがさらに
少なくなる。
【0052】実施の形態8.図18は実施の形態8の半
導体装置を示す図であり、図18(a)は実施の形態7
の半導体装置の冗長回路の上面図、図18(b)はA−
A断面図である。図において図17と同一の符号を付し
たものは同一またはこれに相当するものである。図にお
いて、606は第3の絶縁層75、第4の絶縁層55に
形成した溝に埋め込んだ素子であるWプラグであり、W
プラグ606は例えば第1のアルミ配線に接するように
形成される。またWプラグ606は開口部58の下方に
位置するヒューズとなるBL91の周りを囲むように形
成されている。これにより開口部58から半導体装置の
内部に水800などの液体が進入するのを防止すること
ができる。なお、実施の形態8ではBL91をヒューズ
としたがCP53をヒューズとなるような構成にしても
良い。このとき、Wプラグ606は開口部58の下方に
位置するヒューズとなるCP53の周りを囲むような構
成にすればよい。
【0053】実施の形態9.図19は実施の形態9の半
導体装置を示す図であり、詳しくは実施の形態9の半導
体装置の冗長回路の断面図である。実施の形態9の半導
体装置は第2のアルミ配線62をヒューズとして用いた
ことを特徴とするものである。これにより、ヒューズと
なる第2のアルミ配線62の上の絶縁層は第6の絶縁層
57のみになるため、ヒューズの上に積層する絶縁層の
厚さを薄くすることができる。また、LTブローを行う
ときには第6の絶縁層57ごしに行う。
【0054】これまでの実施の形態では、ストレージノ
ードは円筒型であると言及したが、これに限るものでは
なく、ノーマルタイプのスタックトゲート型のストレー
ジノードでも良い。また、これまでに述べた実施の形態
を適宜組み合わせることができるのは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】この発明に係る半導体装置によれば、所
定の配線層の上に高融点のメタルのプラグを形成したの
で、所定の配線層の上に位置する絶縁層の厚さを薄くす
ることができ、LTブロー時においてレーザーに与える
適切なエネルギーがより小さくなるため、ヒューズを確
実に破壊できるとともにヒューズ下部、ヒューズのパタ
ーン周辺へのダメージがさらに少なくなる。さらにヒュ
ーズを高融点のメタルのプラグとしたので、LTブロー
時においてのみプラグを切断することができる。
【0056】この発明に係る半導体装置によれば、所定
の配線層の上の絶縁層に窪みを形成したので、LTブロ
ー時においてレーザーに与える適切なエネルギーがより
小さくなるため、ヒューズを確実に破壊できるとともに
ヒューズ下部、ヒューズのパターン周辺へのダメージが
さらに少なくなる。
【0057】この発明に係る半導体装置によれば、所定
の配線層の下に熱を吸収するための熱吸収層を形成した
ので、LTブローを行うときにレーザーに過度のエネル
ギーを与えても熱吸収層にレーザーのエネルギーが形成
されるため、ヒューズとなる配線層の下層に与えるダメ
ージが軽減する。
【0058】この発明に係る半導体装置によれば、ヒュ
ーズとなる配線層の周りを囲む素子を備えたので、装置
に水などの進入を防止する。
【0059】この発明に係る半導体装置によれば、高融
点のメタルはタングステンとしたので、LTブロー時に
おいてのみプラグを切断することができる。
【0060】この発明に係る半導体装置の製造方法によ
れば、所定の配線層の上にプラグを形成する工程を有す
るので、所定の配線層の上に位置する絶縁層の厚さを薄
くすることができ、LTブロー時においてレーザーに与
える適切なエネルギーがより小さくなるため、ヒューズ
となる所定の配線層を確実に破壊できるとともにヒュー
ズ下部、ヒューズのパターン周辺へのダメージが少なく
なる半導体装置の冗長回路を得ることができる。
【0061】この発明に係る半導体装置の製造方法によ
れば、絶縁層の上に熱を吸収するための熱吸収層を形成
する工程を有するので、LTブロー時において、レーザ
に与えるエネルギーが大きくなっても所定の配線層の下
方に与える影響が少ない半導体装置の冗長回路を得るこ
とができる。
【0062】この発明に係る半導体装置の製造方法によ
れば、所定の配線層の上に窪みを形成する工程を有する
ので、LTブロー時においてレーザーに与える適切なエ
ネルギーがより小さくなるため、ヒューズとなる所定の
配線層を確実に破壊できるとともにヒューズ下部、ヒュ
ーズのパターン周辺へのダメージがさらに少なくなる。
【0063】この発明に係る半導体装置の製造方法によ
れば、所定の配線層の上に形成した絶縁層の上に所定の
配線層の上方に対応する部分が開口したレジストマスク
を形成する工程およびエッチバックをかける工程を有す
るので、所定の配線層の上の絶縁層の厚さを薄くするこ
とができるので、LTブロー時においてレーザーに与え
る適切なエネルギーがより小さくなるため、ヒューズと
なる所定の配線層を確実に破壊できるとともにヒューズ
下部、ヒューズのパターン周辺へのダメージがさらに少
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の半導体装置を示す図である。
【図2】 実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す
図である。
【図3】 実施の形態1の半導体装置の製造方法を示す
図である。
【図4】 実施の形態2の半導体装置を示す図である。
【図5】 実施の形態2の半導体装置を示す図である。
【図6】 実施の形態2の半導体装置の製造方法を示す
図である。
【図7】 実施の形態2の半導体装置の製造方法を示す
図である。
【図8】 実施の形態2の半導体装置の製造方法を示す
図である。
【図9】 実施の形態1の半導体装置を示す図である。
【図10】 実施の形態3の半導体装置の製造方法を示
す図である。
【図11】 実施の形態3の半導体装置の製造方法を示
す図である。
【図12】 実施の形態4の半導体装置を示す図であ
る。
【図13】 実施の形態5の半導体装置を示す図であ
る。
【図14】 実施の形態5の半導体装置の製造方法を示
す図である。
【図15】 実施の形態5の半導体装置の冗長回路の製
造方法を示す図である。
【図16】 実施の形態6の半導体装置を示す図であ
る。
【図17】 実施の形態7の半導体装置を示す図であ
る。
【図18】 実施の形態8の半導体装置を示す図であ
る。
【図19】 実施の形態9の半導体装置を示す図であ
る。
【図20】 従来の半導体装置を示す図である。
【図21】 従来の半導体装置を示す図である。
【図22】 従来の半導体装置を示す図である。
【図23】 従来の半導体装置を示す図である。
【符号の説明】
20 バリアメタル 21 プラグ 50 溝 51 第1の絶縁層 53 CP 54 TG 55 第4の絶縁層 56 第1のアルミ配線 57 第6の絶縁層 58 開口部 61 第5の絶縁層 62 第2のアルミ配線 75 第3の絶縁層 80 熱吸収層 90 第2の絶縁層 91 BL 500 基板 606 素子 701 第1の下部層 702 第2の下部層 703 第3の下部層 704 第4の下部層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の上に絶縁膜を介して複数の配線層
    を設け、上記配線層の上に絶縁層を積層した半導体装置
    において、 上記所定の配線層の上に高融点のメタルのプラグを形成
    し、このプラグをヒューズとして用いたことを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 基板の上に絶縁膜を介して複数の配線層
    を設け、上記配線層の上に絶縁層を積層したものであっ
    て、 上記複数の配線層のうちの所定の配線層をヒューズとし
    て用いる半導体装置において、 上記所定の配線層の上の絶縁層の厚さを薄くするように
    上記絶縁層に窪みを形成したことを特徴とする半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 所定の配線層の下に熱を吸収するための
    熱吸収層を形成したことを特徴とする請求項1または2
    に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 ヒューズとなる配線層の周りを囲う素子
    を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1
    項に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 高融点のメタルはタングステンであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体装置を製造するための方法であっ
    て、 (a) 基板の上に絶縁層を介し複数の配線層を形成す
    る工程 (b) 上記複数の配線層のうちの所定の配線層の上に
    絶縁層を形成する工程 (c) 上記所定の配線層の上に高融点のメタルのプラ
    グを形成する工程 なる工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 半導体装置の冗長回路を製造するための
    方法であって、 (a) 基板の上に絶縁層を積層する工程 (b) 上記絶縁層の上に熱を吸収するための熱吸収層
    を形成する工程 (c) 上記熱吸収層の上に上記ヒューズとなる配線層
    を形成する工程 (d) 上記配線層の上に更に絶縁層を形成する工程 なる工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 半導体装置の冗長回路を製造するための
    方法であって、 (a) 基板の上に絶縁層を介し複数の配線層を形成す
    る工程 (b) 上記複数の配線層のうちの所定の配線層の上に
    絶縁層を形成する工程 (c) 上記所定の配線層の上に形成した絶縁層に窪み
    を形成する工程 なる工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 所定の配線層の上に形成した絶縁層に窪
    みを形成する工程は、 (a) 上記所定の配線層の上に形成した絶縁層の上に
    上記所定の配線層の上方に対応する部分が開口したレジ
    ストマスクを形成する工程 (b) エッチバックをかける工程 なる工程を有することを特徴とする請求項8に記載の半
    導体装置の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6320802B1 (en) 2000-08-31 2001-11-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Program circuit suppressing stand-by current and permitting highly reliable operation, and semiconductor memory device using the program circuit
KR100315849B1 (ko) * 1999-05-11 2001-12-12 황인길 다층 배선의 콘택 형성 방법
US7566594B2 (en) 2006-08-31 2009-07-28 Oki Semiconductor Co., Ltd. Fabricating method of semiconductor device
KR100929627B1 (ko) * 2006-10-31 2009-12-03 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 퓨즈박스 및 그의 형성방법

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