JPH10340845A - レジストボトル及びレジストコーティング装置 - Google Patents

レジストボトル及びレジストコーティング装置

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JPH10340845A
JPH10340845A JP15197597A JP15197597A JPH10340845A JP H10340845 A JPH10340845 A JP H10340845A JP 15197597 A JP15197597 A JP 15197597A JP 15197597 A JP15197597 A JP 15197597A JP H10340845 A JPH10340845 A JP H10340845A
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resist
bottle
pack
pipe
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Yasushi Murata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、レジスト液へのダストの混入を防
止することが可能で、取扱いや使用後の処理が容易なレ
ジストボトルを提供することを目的とする。 【解決手段】 レジストコーティング装置に用いられる
レジストボトルは、合成樹脂からなるパック式レジスト
ボトル10である。従って、その製造過程からパック式
レジストボトル10をクリーンに保つことが可能になる
ため、この合成樹脂からなるパック式レジストボトル1
0内に充填したレジスト液12中にダストが混入するこ
とを防止することができる。また、比較的軽量であり、
その出口部10bを下に向けて逆さに吊設する取扱いが
容易であるため、パック式レジストボトル10内のレジ
スト液12を余すことなく全て使い切ることが容易にな
る。更に、使い切ったパック式レジストボトル10の処
理においても、焼却等によって簡単に処理することが可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレジスト(Resist)
液を充填するレジストボトル(Resist Bottle )及びレ
ジスト膜をウェーハ(Wafer )上にコーティング(coat
ing )するレジストコーティング装置(Resist Coater
)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の標準的なレジストコーティング装
置を、図5を用いて説明する。ガラスビン製のレジスト
ボトル60内にはレジスト液62が充填されている。こ
のガラスビン製のレジストボトル60の下には、ガラス
ビン製のレジストボトル60内のレジスト液62の減少
の程度を検出するための重量センサ64が設置されてい
る。この重量センサ64はCPU(Central Processig
Unit;中央処理装置)に接続され、ガラスビン製のレジ
ストボトル60内のレジスト液62の残量が少なくなる
と、重量センサ64からCPUに信号が送信されるよう
になっている。そして、この重量センサ64から信号を
受信したCPUは、ガラスビン製のレジストボトル60
の交換が必要なことをアラームによって知らせ、コーテ
ィング作業を停止させるようになっている。
【0003】また、ガラスビン製のレジストボトル60
の口を閉じている蓋66を貫通して、加圧用N2 (窒
素)ガスを導入するガス導入管68が挿入されており、
このN2 ガスによってガラスビン製のレジストボトル6
0内のレジスト液62表面に圧力を加えるようになって
いる。同様に、ガラスビン製のレジストボトル60の蓋
66を貫通して、一端がガラスビン製のレジストボトル
60の底近くに達しているレジスト配管70aがレジス
ト液62内に挿入されている。そして、このレジスト配
管70aの他端はポンプ(Pump)72に接続されてお
り、このポンプ72によってガラスビン製のレジストボ
トル60内のレジスト液62がレジスト配管70aを介
して吸い出されるようになっている。
【0004】また、このポンプ72は、レジスト配管7
0bを介してレジスト液62中のダストを除去するため
のレジストフィルタ(Resist Filter )74に接続さ
れ、このレジストフィルタ74は、レジスト配管70c
を介してレジスト液62を適正な温度に調整するための
レジスト温調器76に接続され、更に、このレジスト温
調器76は、レジスト配管70dを介してレジスト液6
2を吐出するためのレジストノズル(Resist Nozzle )
78に接続されている。そして、このポンプ72によっ
てレジスト液62がレジスト配管70b、レジストフィ
ルタ74、レジスト配管70c、レジスト温調器76、
及びレジスト配管70dを介してレジストノズル78に
押し出されるようになっている。
【0005】また、このレジストノズル78の下方に
は、ウェーハ80を搭載し真空吸着するためのステージ
82が設置され、スピンモータ(Spin Moter)84によ
って回転されるようになっている。そして、スピンモー
タ84によって回転しているウェーハ80上にレジスト
ノズル78からレジスト液62が吐出され、ウェーハ8
0上に均一なレジスト膜がコーティングされるようにな
っている。
【0006】また、このステージ82の周囲には、回転
しているウェーハ80上から飛び散ったレジスト液62
を受けるためのコータカップ(Coater Cup)86が設置
されている。また、このコータカップ86の底部には、
コーティング中のコータカップ86内の排気を行うと共
に、コータカップ86内側に飛び散ったレジスト廃液を
排出するための開口部88が設けられている。
【0007】そして、このようなレジストコーティング
装置を用いて、ガラスビン製のレジストボトル60内に
充填されているレジスト液62をポンプ72により吸い
出した後、レジストフィルタ74によってダストを除去
し、レジスト温調器76によって適正な温度に調整した
レジスト液62をレジストノズル78に押し出し、この
レジストノズル78からレジスト液62を回転している
ウェーハ80上に吐出して、ウェーハ80上に均一なレ
ジスト膜をコーティングする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレジストコーティング装置においては、ガラスビン
製のレジストボトル60内のレジスト液62の残量が一
定量以下にまで減少すると、レジスト液62を安定的に
供給することが困難になるため、この事実を検知した重
量センサ64及びCPUがガラスビン製のレジストボト
ル60の交換が必要なことをアラームによって知らせ、
コーティング作業を停止させることから、コーティング
作業が停止した状態がガラスビン製のレジストボトル6
0を使い切った状態となるものの、この使い切ったガラ
スビン製のレジストボトル60内の底にはレジスト液6
2が一定程度残存することになる。
【0009】仮に、使い切ったガラスビン製のレジスト
ボトル60内の底に残存するレジスト液62を余すこと
なく目一杯まで使用しようとすると、レジスト液62を
安定的に供給することが困難になり、コーティング不良
を引き起こしてしまう。また、重量センサ64のセンサ
調整が非常に難しくなり、この調整を失敗すると、セン
サ未感知によるコーティング不良を引き起こしてしま
う。更に、レジスト配管70a、70b、70c、70
d中に空気(Air )が混入する恐れが生じ、その場合に
は空気抜き作業が必要となるため、作業が煩雑になるば
かりでなく、空気が混入したレジスト液62を無駄に捨
ててしまうことにもなる。
【0010】従って、上記従来のレジストコーティング
装置を用いる場合、使い切ったガラスビン製のレジスト
ボトル60内の底にレジスト液62が一定程度残存する
ことになるため、露光光源として例えばg線(波長43
6nm)やi線(波長436nm)のスペクトル光を用
いるリソグラフィ(Lithography )において使用する比
較的安価なレジスト液の場合であっても、半導体生産ラ
イン等において大量に使用する際には大きな損失とな
る。また、露光光源としてエキシマレーザ(Excimer La
ser )を用いるエキシマリソグラフィにおいては、レジ
スト液62として化学増幅レジスト(Chemically Ampli
fied Resist )を使用し、この化学増幅レジストはg線
やi線を用いるリソグラフィにおいて使用するレジスト
と比較すると格段に高価であるため、その損失は無視で
きないものとなる。
【0011】また、上記従来のレジストコーティング装
置においては、図5に示されるように、レジスト容器と
してガラスビン製のレジストボトル60が一般的である
が、このガラスビン製のレジストボトル60はレジスト
液62中へのダストの混入の防止という観点からは問題
がある。即ち、ガラスビン製のレジストボトル60の場
合、その製造後に内部を洗浄してからレジスト液62を
充填することになるが、いくら洗浄方法が確立されても
限界があるため、ガラスビン製のレジストボトル60内
壁のダストがレジスト液62中に混入する恐れがあっ
た。特に、ガラスビン製のレジストボトル60の口が小
さい場合は、その内部の完璧な洗浄が困難なため、レジ
スト液62のダスト汚染の恐れが強いが、その一方でレ
ジスト液62の品質維持のためにはガラスビン製のレジ
ストボトル60の口をなるべく小さくすることが要請さ
れる。
【0012】しかも、このレジスト液62中へのダスト
の混入という問題は、昨今の半導体装置の微細化の進展
に伴い、コーティング不良や現像不良の原因としてクロ
ーズアップされてきており、ウェーハ80上に直接コー
ティングされるレジスト液62については、微細パター
ンを良好に形成するという観点から、特に低ダスト化が
要求されるようになってきている。
【0013】また、上記従来のレジストコーティング装
置においては、ガラスビン製のレジストボトル60を交
換する際に、図6に示されるように、蓋66を貫通して
いる状態でレジスト配管70aをガラスビン製のレジス
トボトル60内に差し込み、続いてこの蓋66をガラス
ビン製のレジストボトル60の口に螺合しているが、こ
の時、誤ってレジスト配管70aをガラスビン製のレジ
ストボトル60側面等に接触させてしまったりして、レ
ジスト配管70aに付着したダストをガラスビン製のレ
ジストボトル60内のレジスト液62中に持ち込む恐れ
もあった。
【0014】また、ガラスビン製のレジストボトル60
を交換する際に、レジスト配管70a中に空気が混入し
易いため、空気抜き作業が必要となり、交換作業が煩雑
になるばかりでなく、空気が混入したレジスト液62を
無駄に捨ててしまうことにもなる。更に、レジスト容器
としてガラスビン製のレジストボトル60を用いる場
合、ガラスビン製のレジストボトル60はかなりの重量
があるため、搬送その他の取扱いが容易でなかったり、
不注意によって落とした際には割れたりする恐れがあ
る。また、使用後の処理においても、不燃物処理を要す
るゴミになるという問題もある。
【0015】そこで本発明は、上記事情を鑑みてなされ
たものであり、レジスト液へのダストの混入を防止する
ことが可能で、取扱いや使用後の処理が容易なレジスト
ボトルを提供することを目的とする。また、使い切った
レジストボトル内へのレジスト液の残存を防止し、レジ
ストボトルの交換の際のレジスト液へのダストの混入や
レジスト配管中への空気の混入を防止することが可能な
レジストコーティング装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の本発
明に係るレジストボトル及びレジストコーティング装置
により達成される。即ち、請求項1に係るレジストボト
ルは、レジストコーティング装置に使用されるレジスト
液を充填するレジストボトルであって、このレジストボ
トルが合成樹脂からなるパック式レジストボトルである
構成とすることにより、製造後にその内部を洗浄しなけ
ればならない従来のガラスビン製のレジストボトルと異
なり、その製造過程からパック式レジストボトルをクリ
ーンに保つことが可能になるため、この合成樹脂からな
るパック式レジストボトル内に充填したレジスト液にダ
ストが混入することが防止され、ダストの低減が図られ
る。
【0017】また、この合成樹脂からなるパック式レジ
ストボトルは、従来のガラスビン製のレジストボトルと
比べると軽量であるため、搬送その他の取扱いが容易に
なると共に、不注意によって落としても割れたりする恐
れがなくなる。また、使用後の処理においても、焼却等
によって簡単に処理することが可能になる。
【0018】また、請求項2に係るレジストコーティン
グ装置は、レジスト液が充填されているレジストボトル
と、このレジストボトルからレジスト配管を経て供給さ
れたレジスト液を回転するウェーハ上に吐出するレジス
トノズルとを有するレジストコーティング装置であっ
て、レジストボトルがレジスト液の出口を下向きにして
逆さに吊設されている構成とすることにより、レジスト
ボトルからレジスト液を安定的に供給しつつ、レジスト
ボトル内のレジスト液を余すことなく全て使い切ること
が可能となる。
【0019】また、レジストボトルを交換する際に、た
とえレジスト配管中に空気が混入しても、その空気はジ
スト配管を通って逆さに吊設されたレジストボトル内の
上方に上昇していくため、空気抜き作業が不必要とな
り、交換作業の煩雑化が防止されるばかりでなく、空気
が混入したレジスト液を無駄に捨ててしまうこともなく
なる。
【0020】また、請求項3に係るレジストコーティン
グ装置は、レジスト液が充填されたレジストボトルと、
このレジストボトルからレジスト配管を経て供給された
レジスト液を回転するウェーハ上に吐出するレジストノ
ズルとを有するレジストコーティング装置であって、レ
ジストボトルを交換する際に、このレジストボトルとレ
ジスト配管とがワンタッチで着脱される構成とすること
により、従来のように蓋を貫通している状態でレジスト
配管をレジストボトル内に差し込んだ後にこの蓋をレジ
ストボトルの口に螺合する場合と比較すると、レジスト
ボトルの交換作業が簡単かつ容易になると共に、誤って
レジスト配管をレジストボトルその他に接触させて付着
したダストをレジスト液中に持ち込む恐れもなくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の一実施形態に係るレ
ジストコーティング装置を示す概略図、図2(a)は図
1のレジストコーティング装置のパック式レジストボト
ルを側面から見た図、図2(b)は図2(a)のパック
式レジストボトル内のレジスト液を使い切った状態を示
す図、図3(a)、(b)、(c)は図1のレジストコ
ーティング装置のパック式レジストボトルの交換を説明
するための図である。
【0022】図1に示されるように、パック式レジスト
ボトル10は、その本体部10a内にレジスト液12を
充填した状態で、その出口部10bを下に向けて逆さに
吊設されている。そして、このパック式レジストボトル
10は、その本体部10aが可塑性の合成樹脂で作ら
れ、その出口部10bが硬化性の合成樹脂で作られてい
る。そのため、このパック式レジストボトル10内にレ
ジスト液12が十分に充填されている使用開始前の状態
では、図2(a)に示されるように、パック式レジスト
ボトル10の本体部10aは内部のレジスト液12によ
って膨らんでいるが、内部のレジスト液12を使い切っ
た使用後の状態では、図2(b)に示されるように、内
部が空になってパック式レジストボトル10の本体部1
0aはぺしゃんこに潰れてしまう。また、このパック式
レジストボトル10は、その出口部10bを介してレジ
スト配管14aとは予め一体型の形状として成形されて
いる。
【0023】また、逆さに吊設されているパック式レジ
ストボトル10の上部には、パック式レジストボトル1
0内のレジスト液12の減少の程度を検出するための重
量センサ16が設置されている。また、パック式レジス
トボトル10直下のレジスト配管14a近傍には、レジ
スト配管14a内をレジスト液12が流れているか或い
はレジスト液12がなくなっているかを検出するための
静電容量センサ18が設置されている。
【0024】そして、これら重量センサ16及び静電容
量センサ18はそれぞれCPUに接続されており、パッ
ク式レジストボトル10内のレジスト液12を使い切っ
て空になり、最後のレジスト液12が静電容量センサ1
8近傍のレジスト配管14aを通り過ぎると、それぞれ
重量センサ16及び静電容量センサ18からCPUに信
号が送信されるようになっている。
【0025】また、パック式レジストボトル10と一体
成形されているレジスト配管14aは、接続カプラ20
を介してレジスト配管14bに接続され、このレジスト
配管14bの他端は、例えば隔膜型のダイヤフラムポン
プや蛇腹型のベローズポンプ等の空気圧制御式のポンプ
22に接続されている。そして、このポンプ22によっ
てパック式レジストボトル10内のレジスト液12がレ
ジスト配管14a、14bを通って吸い出されるように
なっている。
【0026】また、このポンプ22は、レジスト配管1
4cを介してレジスト液12中のダストを除去するため
のレジストフィルタ24に接続され、このレジストフィ
ルタ24は、レジスト配管14dを介してレジスト液1
2を適正な温度に調整するためのレジスト温調器26に
接続され、更に、このレジスト温調器26は、レジスト
配管14eを介してレジスト液12を吐出するためのレ
ジストノズル28に接続されている。そして、このポン
プ22によってレジスト液12がレジスト配管14c、
レジストフィルタ24、レジスト配管14d、レジスト
温調器26、及びレジスト配管14eを介してレジスト
ノズル28に押し出されるようになっている。
【0027】また、このレジストノズル28の下方に
は、ウェーハ30を搭載し真空吸着するためのステージ
32が設置され、スピンモータ34によって回転される
ようになっている。そして、このステージ32上に真空
吸着されスピンモータ34によって回転しているウェー
ハ30上に、レジストノズル28からレジスト液12が
吐出され、ウェーハ30上に均一なレジスト膜がコーテ
ィングされるようになっている。
【0028】また、このステージ32の周囲には、回転
しているウェーハ30上から飛び散ったレジスト液12
を受けるためのコータカップ36が設置されている。ま
た、このコータカップ36の底部には、コーティング中
のコータカップ36内の排気を行うと共に、コータカッ
プ36内側に飛び散ったレジスト廃液を排出するための
開口部38が設けられている。
【0029】次に、図1のレジストコーティング装置の
動作を説明する。ポンプ22により、出口部10bを下
に向けて吊設されているパック式レジストボトル10内
のレジスト液12をレジスト配管14a、14bを通っ
て吸い出すと共に、レジスト配管14c、14d、14
eを通ってレジストノズル28に精密かつ再現性よく押
し出す。そして、その途中で、コーティング不良や現像
不良の原因となるレジスト液12中のダストをレジスト
フィルタ24により除去し、レジスト膜厚の均一性の変
動要因となるレジスト液12の温度をレジスト温調器2
6により適正な温度に調整する。
【0030】他方、ステージ32上にウェーハ30を搭
載し真空吸着した後、スピンモータ34によって所定の
回転数で回転する。そして、この回転しているウェーハ
30上に、レジストノズル28からレジスト液12を精
密かつ再現性よく吐出し、ウェーハ30上に均一なレジ
スト膜をコーティングする。
【0031】そして、このようなコーティング作業を繰
り返すうちに、パック式レジストボトル10内のレジス
ト液12を使い切り、最後のレジスト液12が静電容量
センサ18近傍のレジスト配管14aを通り過ぎると、
パック式レジストボトル10の本体部10aは図2
(b)に示されるようにぺしゃんこに潰れてしまうと共
に、重量センサ16及び静電容量センサ18からの信号
を受信したCPUがコーティング作業を停止させ、パッ
ク式レジストボトル10の交換が必要なことをアラーム
によって知らせる。従って、このアラームを受けると、
内部のレジスト液12を使い切ってぺしゃんこに潰れて
しまったパック式レジストボトル10を新しいパック式
レジストボトル10と交換する。
【0032】次に、このパック式レジストボトル10の
交換を、図3を用いて説明する。図1のレジストコーテ
ィング装置の接続カプラ20は、図3(a)の拡大斜視
図に示されるように、左右の押圧部40a、40bを2
本の指で内側に押すと締め付け部42a、42bが開
き、押圧部40a、40bから指を離すと締め付け部4
2a、42bが締まるようになっている。即ち、ワンタ
ッチで締め付け部42a、42bの開閉ができるように
なっている。
【0033】先ず、ワンタッチで接続カプラ20の締め
付け部42a、42bを開き、内部のレジスト液12を
使い切ったパック式レジストボトル10と一体成形され
ているレジスト配管14aを接続カプラ20から取り外
し、レジスト配管14bと分離する。
【0034】続いて、図3(b)に示されるように、内
部にレジスト液12が充填されている新しいパック式レ
ジストボトル10を逆さにした状態のまま、パック式レ
ジストボトル10と一体成形されているレジスト配管1
4aの端部を締め付け部42a、42b内に差し込んだ
後、締め付け部42a、42bを閉めて、接続カプラ2
0に取り付ける。このとき、パック式レジストボトル1
0内のレジスト液12がレジスト配管14aを通って流
れ落ちないように、パック式レジストボトル10の出口
部10bに逆止弁(図示せず)を設けておく。こうし
て、パック式レジストボトル10と一体成形されている
レジスト配管14a端部を接続カプラ20を介してレジ
スト配管14b端部に接続し、パック式レジストボトル
10の交換を完了する。
【0035】なお、ここでは、内部にレジスト液12が
充填されている新しいパック式レジストボトル10を逆
さにした状態のままパック式レジストボトル10に一体
成形されているレジスト配管14a端部を接続カプラ2
0に取り付けているが、接続カプラ20とポンプ22と
を接続しているレジスト配管14bの長さに余裕を持た
せることが可能な場合には、新しいパック式レジストボ
トル10をその出口部10bが上向きになるように立て
た状態のまま、一体成形されているレジスト配管14a
端部を接続カプラ20に取り付けてレジスト配管14b
端部に接続してもよい。この場合は、新しいパック式レ
ジストボトル10に交換した後、このパック式レジスト
ボトル10を逆さにして所定の位置に吊設する。
【0036】このように、本実施形態に係るレジストコ
ーティング装置によれば、レジスト液12が充填されて
いるパック式レジストボトル10がその出口部10bを
下に向けて逆さに吊設されていることにより、レジスト
液12を安定的に供給しつつ、パック式レジストボトル
10内のレジスト液12を余すことなく全て使い切るこ
とが可能となる。従って、レジスト液12の使用量を低
減して、コストの低減を実現することができる。
【0037】なお、このコスト低減の効果は、g線やi
線のスペクトル光を用いるリソグラフィにおいて使用す
る比較的安価なレジスト液の場合であっても半導体生産
ライン等において大量に使用する際には無視できないも
のであり、まして高価な化学増幅レジストを使用する場
合には特に大きいものとなる。
【0038】また、パック式レジストボトル10を交換
する際に、レジスト配管14a、14b中に空気が混入
しても、交換された新しいパック式レジストボトル10
は逆さに吊設されるため、レジスト配管14a、14b
中に混入した空気はパック式レジストボトル10内の上
方に、即ち逆さにしたパック式レジストボトル10内の
底部の方に上昇していくことになる。従って、空気抜き
作業が不必要となるため、交換作業の煩雑化を防止する
ことができる。また、空気が混入したレジスト液12を
無駄に捨ててしまうこともなくなるため、コストの低減
を実現することができる。
【0039】また、パック式レジストボトル10を交換
する際に、レジスト配管14aと一体成形されているパ
ック式レジストボトル10及びレジスト配管14aとレ
ジスト配管14bとを接続する接続カプラ20を用いる
ことにより、レジスト配管14aの接続カプラ20から
の取り外し及び接続カプラ20への取り付けをワンタッ
チで行うことが可能になるため、上記図6に示されるよ
うに蓋を貫通している状態でレジスト配管をガラスビン
製のレジストボトル内に差し込んでこの蓋をレジストボ
トルの口に螺合する従来の場合と比較すると、レジスト
ボトルの交換作業を簡単かつ容易にすることができると
共に、誤ってレジスト配管をレジストボトルその他に接
触させて付着したダストをレジスト液中に持ち込むこと
を防止することもできる。
【0040】また、本実施形態に係るレジストコーティ
ング装置に用いられるパック式レジストボトル10が合
成樹脂からなることにより、製造後にその内部を洗浄し
なければならない従来のガラスビン製のレジストボトル
と異なり、その製造過程からパック式レジストボトル1
0をクリーンに保つことが可能になるため、この合成樹
脂からなるパック式レジストボトル10内に充填したレ
ジスト液12中にダストが混入することを防止すること
ができ、コーティング不良や現像不良の原因となるダス
トの低減を実現することができる。
【0041】また、この合成樹脂からなるパック式レジ
ストボトル10は、従来のガラスビン製のレジストボト
ルと比べると軽量であるため、搬送その他の取扱い、特
に上記図1に示されるように、その出口部10bを下に
向けて逆さに吊設する際の取扱いが容易になると共に、
不注意によって落としても割れたりする恐れがなくな
る。更に、使い切ったパック式レジストボトル10の処
理においても、焼却等によって簡単に処理することが可
能になる。
【0042】また、このパック式レジストボトル10
は、その本体部10aが可塑性の合成樹脂で作られてい
るため、内部のレジスト液12が減少していくにつれて
本体部10aが潰れていき、内部のレジスト液12を完
全に使い切った状態では、図2(b)に示されるよう
に、ぺしゃんこに潰れてしまう。従って、従来のガラス
ビン製のレジストボトルのように内部に加圧用N2 ガス
を導入するためのガス導入管を挿入する必要もない。
【0043】なお、上記実施形態に係るレジストコーテ
ィング装置においては、パック式レジストボトル10を
交換する際に、レジスト配管14aと一体成形されてい
るパック式レジストボトル10及びレジスト配管14a
とレジスト配管14bとを接続する接続カプラ20を用
いて、このレジスト配管14aと接続カプラ20との着
脱をワンタッチで行っているが、こうした方法の代わり
に、図4に示されるような方法を用いてパック式レジス
トボトルの交換を行ってもよい。即ち、この場合に使用
するパック式レジストボトル50は、レジスト液を充填
する本体部と口とを有し、この口に蓋52を強く押し当
ててはめ込むようになっている。また、この蓋52に
は、他端をポンプ22に接続するレジスト配管54と一
体成形されている。
【0044】このパック式レジストボトル50内のレジ
スト液12を使い切った場合、内部が空になったパック
式レジストボトル50の口から蓋52を取り外して、パ
ック式レジストボトル50とレジスト配管54とを分離
した後、図4(a)に示されるように、レジスト配管5
4と一体成形されている蓋52を、内部にレジスト液1
2が充填されている新しいパック式レジストボトル50
の口に強く押し当ててはめ込む。こうして、図4(b)
に示されるように、レジスト配管54と一体成形されて
いる蓋52をパック式レジストボトル50に取り付け、
この蓋52を介してパック式レジストボトル50とレジ
スト配管54とを接続し、パック式レジストボトル50
の交換を完了する。
【0045】この場合においても、レジスト配管54と
一体成形されている蓋52をワンタッチでパック式レジ
ストボトル50に取り付けることが可能なため、上記実
施形態の場合と同様の効果を奏することができる。
【0046】また、上記実施形態に係るレジストコーテ
ィング装置において逆さに吊設されているパック式レジ
ストボトル10は、その本体部10aが可塑性の合成樹
脂で作られ、その出口部10bが硬化性の合成樹脂で作
られているが、この代わりに、本体部を含めて全体が硬
化性の合成樹脂、例えばPTFE(ポリテトラフロロエ
チレン)やPP(ポリプロピレン)等で作られているパ
ック式レジストボトルを用いてもよい。この場合におい
ても、パック式レジストボトルが逆さに吊設されている
ことは上記実施形態の場合と同様であるため、レジスト
液を安定的に供給しつつ、パック式レジストボトル内の
レジスト液を余すことなく全て使い切ることが可能とな
り、レジスト液の使用量を低減して、コストの低減を実
現することができる。
【0047】但し、上記実施形態の場合のように内部の
レジスト液12が減少していくにつれて可塑性の合成樹
脂で作られている本体部が潰れていくことはないため、
全体が硬化性の合成樹脂で作られているパック式レジス
トボトルの例えば出口部に常圧のN2 ガスを導入するた
めのガス導入管を挿入したりする必要が生じる。
【0048】更に、全体が硬化性の合成樹脂で作られて
いるパック式レジストボトルの代わりに、上記図5に示
した従来のガラスビン製のレジストボトルを用い、この
ガラスビン製のレジストボトルを逆さに吊設してもよ
い。この場合も、全体が硬化性の合成樹脂で作られてい
るパック式レジストボトルが逆さに吊設されている場合
と同様の効果を奏することができる。
【0049】但し、全体が硬化性の合成樹脂で作られて
いるパック式レジストボトルの場合と同様に、例えば出
口部に常圧のN2 ガスを導入するためのガス導入管を挿
入したりする必要が生じるだけでなく、合成樹脂で作ら
れているパック式レジストボトルと比べると遥に重くな
るため、搬送その他の取扱い、特にその出口部を下に向
けて逆さに吊設する際の取扱いが容易でなくなると共
に、不注意によって落としたときに割れたりする恐れが
ある。
【0050】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明に係
るレジストボトル及びレジストコーティング装置によれ
ば、次のような効果を奏することができる。即ち、請求
項1に係るレジストボトルによれば、レジストコーティ
ング装置に使用されるレジスト液を充填するレジストボ
トルが合成樹脂からなるパック式レジストボトルである
ことにより、製造後にその内部を洗浄しなければならな
い従来のガラスビン製のレジストボトルと異なり、その
製造過程から合成樹脂からなるパック式レジストボトル
をクリーンに保つことが可能になるため、この合成樹脂
からなるパック式レジストボトル内に充填したレジスト
液にダストが混入することを防止することができる。従
って、コーティング不良や現像不良の原因となるダスト
の低減を実現することが可能になり、微細パターンの良
好な形成に寄与することができる。また、この合成樹脂
からなるパック式レジストボトルは、従来のガラスビン
製のレジストボトルと比べると軽量であるため、搬送そ
の他の取扱いが容易になると共に、不注意によって落と
しても割れたりする恐れがなくなる。また、使用後の処
理においても、焼却等によって簡単に処理することが可
能になる。
【0051】また、請求項2に係るレジストコーティン
グ装置は、レジスト液が充填されたレジストボトルがレ
ジスト液の出口を下向きにして逆さに吊設されている構
成とすることにより、レジスト液を安定的に供給しつ
つ、レジストボトル内のレジスト液を余すことなく全て
使い切ることが可能となり、コストの低減を実現するこ
とができる。また、レジストボトルを交換する際に、た
とえレジスト配管中に空気が混入しても、その空気はレ
ジスト配管を通ってレジストボトル内の上方に上昇して
いくため、空気抜き作業が不必要となり、交換作業の煩
雑化を防止することができるばかりでなく、空気が混入
したレジスト液を無駄に捨ててしまうこともなくなり、
コストの低減を実現することができる。
【0052】また、請求項3に係るレジストコーティン
グ装置は、レジストボトルを交換する際に、このレジス
トボトルと配管とがワンタッチで着脱される構成とする
ことにより、従来のように蓋を貫通している状態でレジ
スト配管をレジストボトル内に差し込み、続いてこの蓋
をレジストボトルの口に螺合する場合と比較すると、レ
ジストボトルの交換作業を簡単かつ容易にすることがで
きると共に、誤ってレジスト配管をレジストボトルその
他に接触させて付着したダストをレジスト液中に持ち込
む恐れもなくなり、ダストの低減を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るレジストコーティン
グ装置を示す概略図である。
【図2】(a)は図1のレジストコーティング装置のパ
ック式レジストボトルを側面から見た図、図2(b)は
図2(a)のパック式レジストボトル内のレジスト液を
使い切った状態を示す図である。
【図3】図1のレジストコーティング装置のパック式レ
ジストボトルの交換を説明するための図である。
【図4】図1のレジストコーティング装置のパック式レ
ジストボトルの他の方法による交換を説明するための図
である。
【図5】従来の標準的なレジストコーティング装置を示
す概略図である。
【図6】図5のレジストコーティング装置のパック式レ
ジストボトルの交換を説明するための図である。
【符号の説明】
10…パック式レジストボトル、10a…本体部、10
b…出口部、12…レジスト液、14a、14b、14
c、14d、14e…レジスト配管、16…重量セン
サ、18…静電容量センサ、20…接続カプラ、22…
ポンプ、24…レジストフィルタ、26…レジスト温調
器、28…レジストノズル、30…ウェーハ、32…ス
テージ、34…スピンモータ、36…コータカップ、3
8…開口部、40a、40b…押圧部、42a、42b
…締め付け部、50…パック式レジストボトル、52…
蓋、54…レジスト配管、60…ガラスビン製のレジス
トボトル、62…レジスト液、64…重量センサ、66
…蓋、68…ガス導入管、70a、70b、70c、7
0d…レジスト配管、72…ポンプ、74…レジストフ
ィルタ、76…レジスト温調器、78…レジストノズ
ル、80…ウェーハ、82…ステージ、84…スピンモ
ータ、86…コータカップ、88…開口部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レジストコーティング装置に使用される
    レジスト液を充填するレジストボトルであって、 前記レジストボトルが、合成樹脂からなるパック式レジ
    ストボトルであることを特徴とするレジストボトル。
  2. 【請求項2】 レジスト液が充填されているレジストボ
    トルと、前記レジストボトルからレジスト配管を経て供
    給された前記レジスト液を回転するウェーハ上に吐出す
    るレジストノズルとを有するレジストコーティング装置
    であって、 前記レジストボトルが、前記レジスト液の出口を下向き
    にして逆さに吊設されていることを特徴とするレジスト
    コーティング装置。
  3. 【請求項3】 レジスト液が充填されたレジストボトル
    と、前記レジストボトルからレジスト配管を経て供給さ
    れた前記レジスト液を回転するウェーハ上に吐出するレ
    ジストノズルとを有するレジストコーティング装置であ
    って、 前記レジストボトルを交換する際に、前記レジストボト
    ルと前記レジスト配管とがワンタッチで着脱されること
    を特徴とするレジストコーティング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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