JP2003192100A - 薬液供給装置 - Google Patents

薬液供給装置

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JP2003192100A
JP2003192100A JP2001394959A JP2001394959A JP2003192100A JP 2003192100 A JP2003192100 A JP 2003192100A JP 2001394959 A JP2001394959 A JP 2001394959A JP 2001394959 A JP2001394959 A JP 2001394959A JP 2003192100 A JP2003192100 A JP 2003192100A
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Japan
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bottle
cap
holder
chemical liquid
pressing
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JP2001394959A
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English (en)
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Shuji Niina
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬液が入れられる瓶を薬液供給管に着脱する
際の操作性を向上させるとともに、瓶内の気密を保持
し、かつ、薬液中へのダストの混入を防ぐ。 【解決手段】 瓶1の口部1cに被せられるキャップ1
5は、内面にネジ部を設けず、瓶1を回すことなく被せ
ることができる。薬液供給管2とエアー供給管7はこの
キャップ15に取り付けられる。ホルダー16はキャッ
プ15を口部1cに対して押さえ付ける押圧部17と瓶
1に係止する係止部18とを備える。係止部18は、瓶
1の首部1bに形成されるフランジ部1eに着脱自在に
係止され、口部1cに被せられたキャップ15を、この
フランジ部1eに係止された係止部18と押圧部17の
間で保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器に入れられた薬
液を供給する薬液供給装置に関する。詳しくは、薬液の
供給管を有して容器の口に被せられるキャップと、この
キャップを容器に対して押圧する着脱自在なホルダーと
を備えることで、供給管に対する容器の着脱を容易なも
のとし、かつ、容器内の気密を保ち、さらに、容器内へ
のダストの混入を防ぐようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造設備等においては、容器の一
例としての瓶に入れられた薬液をこの瓶から製造設備へ
と供給するための薬液供給装置が設けられている。図9
はこのような薬液供給装置における供給経路の概要を示
す説明図である。
【0003】瓶1には薬液供給管2が接続され、瓶1内
の薬液はこの薬液供給管2により外部へと送り出され
る。薬液供給管2はトラップタンク3に接続される。こ
のトラップタンク3は、薬液供給管2内にできるエアー
溜まりを追い出すために設けられ、トラップタンク3に
はエアーを排気するための排気管4と、薬液を図示しな
い半導体製造設備等に供給する供給管5が接続される。
また、排気管4にはエアー抜きバルブ4aが設けられ、
このエアー抜きバルブ4aの開閉により、エアーの追い
出しを行う。さらに、トラップタンク3には薬液検知セ
ンサー6が設けられ、トラップタンク3内の薬液の有無
を検知することで、瓶1内の薬液の有無を検知する。
【0004】薬液供給管2内のエアー溜まりは、瓶1内
を加圧することでトラップタンク3に追い出される。こ
のため、瓶1にはエアー供給管7が接続される。このエ
アー供給管7には、図示しないエアーの供給装置からの
配管8が接続される。エアー供給管7と配管8の接続は
着脱自在なカプラ9により行われ、例えば、エアー供給
管7には雌カプラ9aが取り付けられ、配管8には雄カ
プラ9bが取り付けられる。
【0005】さて、瓶1は、例えば円筒形状の胴体部1
aの上側に、この胴体部1aより径を絞ってなる首部1
bを設けた形状で、この首部1bの上端が開口して口部
1cとなっている。また、首部1bの外周面には雄ネジ
部1dが設けられ、薬液の保管時等には、図示しない蓋
がこの雄ネジ部1dにねじ込まれる。
【0006】そして、瓶1に薬液供給管2およびエアー
供給管7を装着するため、従来は瓶1の雄ネジ部1dを
利用して固定されるキャップ10を用いていた。すなわ
ち、図10は従来の薬液供給装置の要部構成を示す断面
図である。
【0007】キャップ10は、瓶1の口部1cを塞ぐ天
井部10aと瓶1の雄ネジ部1dの少なくとも一部を覆
う側壁部10bとから構成される。この側壁部10bの
内周面には、瓶1の雄ネジ部1dとかみ合う雌ネジ部1
0cが設けられる。
【0008】キャップ10の天井部10aの内側にはパ
ッキンとなるゴム材11が取り付けられている。このゴ
ム材11は例えばリング状であって、キャップ10を首
部1bにねじ込むと、口部1cの外周の全面に当接す
る。
【0009】薬液供給管2とエアー供給管7は、キャッ
プ10の天井部10aを貫通して設けられる。薬液供給
管2は、瓶1内の薬液12に入り、瓶1内の底に到達す
る長さを有する。これに対して、エアー供給管7は、瓶
1内の薬液12の液面12aと口部1cの間に形成され
る空間13に入る長さを有する。
【0010】以下に、従来の薬液供給装置における瓶1
の交換動作について説明する。瓶1内の薬液12の有無
の検知はトラップタンク3に設けた薬液検知センサー6
により行われるもので、薬液検知センサー6が接続され
ている図示しない制御装置が薬液検知センサー6の出力
より薬液12が無くなったことを検知すると、オペレー
タに薬液の補充を促す旨を通知するオペレーターコール
を発する。
【0011】オペレーターは、このオペレーターコール
を受け、瓶1の交換を行う。まず、オペレーターは空に
なった瓶1を取り外す。瓶1は、首部1bの雄ネジ部1
dをキャップ10の雌ネジ部10cにねじ込んで固定し
ているので、空になった瓶1をネジを緩める方向に回す
ことで、瓶1はキャップ10から外れる。
【0012】次に、図示しない蓋が開けられている薬液
12の入った瓶1に薬液供給管2を入れ、キャップ10
の雌ネジ部10cに瓶1の雄ネジ部1dをかみ合わせ、
瓶1をネジを締める方向に回して瓶1をキャップ10に
ねじ込んでいく。キャップ10に対して瓶1を最後まで
ねじ込むと、キャップ10のゴム材11が瓶1の口部1
cの外周に当接し、気密が保たれるようになるととも
に、キャップ10に対して瓶1が固定される。
【0013】そして、瓶1の交換時に薬液供給管2内に
できるエアー溜まりを追い出すため、エアー供給管7と
配管8をカプラ9で接続し、瓶1内にエアを送り込む。
これにより、瓶1内の液面12aが矢印a方向に押され
ることで、薬液12は薬液供給管2からトラップタンク
3へと送り出される。この時、薬液供給管2内のエアー
溜まりもトラップタンク3へと送り出される。
【0014】このエアー追い出し時は、トラップタンク
3に接続される排気管4のエアー抜きバルブ4aを開放
しておくことで、トラップタンク3に送り込まれたエア
ーは排気管4より排出される。
【0015】そして、薬液供給管2内の全てのエアーの
追い出しが終了すると、カプラ9を外すとともに、エア
ー抜きバルブ4aを閉じる。なお、薬液供給管2内の薬
液は、半導体製造設備内の図示しない駆動ポンプにより
使用用途別に供給される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、瓶1を交換する際に瓶1を回転させながらキャップ
10に対して着脱を行うので、操作性が悪いという問題
があった。また、薬液12の入った瓶1を回転させる
と、薬液中に気泡が混入してしまい、この薬液中の気泡
が薬液の供給不良につながるという問題があった。
【0017】図11は従来のその他の問題点を示す説明
図である。瓶1をキャップ10に対して回して着脱して
いると、薬液がキャップ10内のゴム材11等、キャッ
プ10の内側に付着し、これが硬化して固形物14等が
発生する。
【0018】そして、瓶1の交換着脱時にキャップ10
に対して瓶1を回転させることで、この固形物14に対
して瓶1が回転しながら接触することになり、キャップ
10の内側から固形物14が剥離する。このキャップ1
0から剥離した固形物14は瓶1内に落下して液中ダス
トとなり、このような液中ダストを含む薬液が半導体製
造設備に供給されると、例えばウエハーにダストが付着
するような事態が発生するので、製品の歩留り悪化の要
因の一つとなっていた。
【0019】また、瓶1の交換着脱時にキャップ10に
対して瓶1を回転させるので、着脱を繰り返していく
と、キャップ10の雌ネジ部10cが劣化磨耗する。キ
ャップ10の雌ネジ部10cが磨耗すると、キャップ1
0と瓶1との間の締め付け力が低下して気密性が悪くな
る。
【0020】このため、エアー供給管7により瓶1内に
エアーを供給しても、エアーが瓶1とキャップ10の間
から漏れてしまい、液面12aにエアー抜きに必要な圧
力が掛からない。よって、エアー溜まりを薬液供給管2
から十分に追い出すことができず、薬液供給不良に至
る。すなわち、薬液供給管2および図9に示す供給管5
にエアーが混入していると、半導体製造設備内の図示し
ない駆動ポンプにより薬液を供給しようとしても、薬液
を瓶1内から吸引できなくなる場合があり、これによ
り、例えばウェハーへの薬液塗布ムラや薬液の塗布が行
われない等の事態が発生するので、製品の歩留りの悪化
の要因の一つとなっていた。
【0021】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、瓶の着脱の際の操作性が良く、か
つ、瓶内の気密を保ち、ダストの混入も防ぐことができ
る薬液供給装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る薬液供給装置は、薬液が入れられる
容器の開口した口部に被せられ、薬液を供給する供給管
を少なくとも有するとともに、容器に被せられる内周面
が平滑なキャップと、容器に係止する係止部およびキャ
ップを口部に対して押さえ付ける押圧部を有する容器に
対して着脱自在なホルダーとを備えたものである。
【0023】上述した本発明に係る薬液供給装置では、
容器の口部にキャップを被せるとともに、容器にホルダ
ーを装着する。これにより、キャップは容器の口部に押
圧され、気密を保つことができる。
【0024】ここで、キャップは容器に被せるだけであ
るので、キャップを被せる際に、容器を回す必要がな
い。よって、容器を着脱する際の操作性が向上するとと
もに、薬液中への気泡の混入を防ぐことができる。
【0025】また、キャップを容器の口部に被せる際
に、キャップと口部がこすれあう動作を最低限に抑える
ことができるので、キャップ内に付着した薬液の固形物
等の剥離が防止され、ダストの薬液中への混入を防ぐこ
とができる。
【0026】さらに、キャップのねじ込みによる固定で
はなく、ホルダーでキャップを容器に対して押圧するの
で、締め込み不足等によって容器内の気密が保てないこ
とによる薬液の供給不良等を防ぐことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の薬
液供給装置の実施の形態を説明する。すなわち、図1は
本実施の形態の薬液供給装置の要部構成を示す断面図
で、本実施の形態の薬液供給装置は、瓶1の首部1bに
被せたキャップ15を、この首部1bに設けられるフラ
ンジ部1eを利用して、ホルダー16により瓶1に保持
することで、瓶1の雄ネジ部1dを利用することなくキ
ャップ15を固定可能としたものである。なお、図1で
は、キャップ15と瓶1を断面図で示している。
【0028】瓶1は、図9に示すように円筒形状の胴体
部1aの上側に、この胴体部1aより径を絞ってなる首
部1bを設けた形状で、この首部1bの上端が開口して
口部1cとなっている。また、首部1bの外周面には雄
ネジ部1dが設けられるとともに、この雄ネジ部1dの
下端には、円周方向に亘ってリング状に突出しているフ
ランジ部1eが形成されている。
【0029】キャップ15は、瓶1の口部1cを塞ぐ天
井部15aと雄ネジ部1dの一部を覆う側壁部15bと
から構成される。この側壁部15bの内周面の径は、瓶
1の雄ネジ部1dの部分に被せられる径を有し、またこ
の内周面は平滑でネジ山は設けられていない。
【0030】キャップ15の天井部15aの内側にはパ
ッキンとなるゴム材15cが取り付けられている。この
ゴム材15cは例えばリング状であって、キャップ15
を首部1bに被せると、口部1cの外周の全面に当接す
る。
【0031】このキャップ15には、図9で説明した薬
液供給管2とエアー供給管7が天井部15aを貫通して
設けられる。後述するようにキャップ15を瓶1の首部
1bに固定したとき、薬液供給管2は、瓶1内の薬液1
2に入り、瓶1内の底に到達する長さを有する。これに
対して、エアー供給管7は、瓶1内の薬液12の液面1
2aと口部1cの間に形成される空間13に入る長さを
有する。また、エアー供給管7には雌カプラ9aが取り
付けられている。
【0032】ホルダー16は、キャップ15を押える押
圧部17と、瓶1のフランジ部1eに係止する係止部1
8と、押圧部17と係止部18を連結する連結部19と
から構成される。図2〜図4は第1の実施の形態におけ
るホルダー16の詳細を示しており、図2は第1の実施
の形態のホルダー16の斜視図、図3はホルダー16の
一部破断正面図、図4はホルダー16の構成および動作
を示す側断面図である。
【0033】ホルダー16は、図2に示すように、押圧
部17と係止部18の間が連結部19でつながれて、押
圧部17と係止部18が所定の間隔を開けて対向するコ
の字形状を有する。なお、ホルダー16は、例えばアル
ミニウム材で押圧部17と係止部18と連結部19とを
一体に形成するものである。
【0034】押圧部17には、図1に示す薬液供給管2
およびエアー供給管7を退避するためU字形状の溝部1
7aが設けられている。また、係止部18には、図1に
示す瓶1の首部1bを退避するためU字形状の溝部18
aが設けられている。なお、図1に示すように瓶1の首
部1bは胴体部1aに向かうに従い徐々に径が太くなる
ので、溝部18aの対向する側面は、この対向する2側
面の間隔が、上方より下方の方が広がるような傾斜を持
たせて、首部1bを退避できるような形状とする。
【0035】また、押圧部17には、キャップ15を押
圧する力を調整するための押圧機構としてボールプラン
ジャー20が設けられる。このボールプランジャー20
は、図3に示すように、外周面に図示しない雄ネジ部を
有するスリーブ20aの下端にコイルスプリング20b
により付勢されるボール20cを備えるものである。そ
して、押圧部17を貫通する図示しないネジ穴にこのボ
ールプランジャー20がねじ込まれている。これによ
り、ボールプランジャー20を回転させることで、押圧
部17の下面からのボールプランジャー20の突出量が
変化する。
【0036】ホルダー16にはイジェクトレバー21が
設けられる。イジェクトレバー21は、図4に示すよう
に、シャフト22を回転軸とするレバー部21aと、こ
のレバー部21aを回転させるハンドル部21bとから
構成される。また、レバー部21aの下端にはボールベ
アリング等で構成されるローラ21cが回転可能に設け
られる。なお、レバー部21aの回転軸となるシャフト
22とローラ21cの回転軸は平行となるように設けら
れる。
【0037】ホルダー16の押圧部17と連結部19に
は、このイジェクトレバー21のレバー部21aが入る
溝部23が設けられており、イジェクトレバー21のレ
バー部21aは、図4(a)に示すように連結部19内
に退避する位置から、ハンドル部21bの操作によって
シャフト22を回転軸として回転し、図4(b)に示す
ようにローラ21cが連結部19から突出する位置まで
回転する。
【0038】以下に第1の実施の形態のホルダー16を
用いた薬液供給装置における瓶1の着脱動作について説
明する。まず、瓶1を取り付ける場合の動作から説明す
ると、瓶1に図1に示す薬液供給管2を入れながら首部
1bにキャップ15を被せる。
【0039】次に、押圧部17と係止部18の間にキャ
ップ15が入り、かつ、係止部18の溝部18aに瓶1
のフランジ部1eが載るようにして、図4(a)に矢印
bで示す方向にホルダー16を瓶1の首部1bに横から
差し込んでいく。
【0040】このようにキャップ15を瓶1に被せてホ
ルダー16を取り付けると、係止部18の溝部18aが
フランジ部1eに引っかかり、このフランジ部1eによ
り位置決めがなされる係止部18と押圧部17の間にキ
ャップ15が保持される。これにより、図1に示すよう
に、キャップ15が押圧部17により瓶1の口部1cに
押し付けられる矢印c方向に押圧されることで、ゴム材
15cが口部1cの外周に押し付けられ、瓶1内の気密
が保持されるようになる。
【0041】ここで、押圧部17でキャップ15を押圧
する力は、ボールプランジャー20により調整できる。
すなわち、ボールプランジャー20を所定の工具を用い
て回転させることで、押圧部17の下面からの突出量を
変化させることができ、例えば、ボールプランジャー2
0をネジを締め込む方向に回転させていくと、このボー
ルプランジャー20の押圧部17の下面からの突出量が
多くなるので、押圧力を強くすることができる。
【0042】ホルダー16は、押圧部17と係止部18
とが一体に形成された構成とされているので、構成が簡
単となるが、成形時の形状の誤差が押圧力の変化につな
がる。そこで、ボールプランジャー20を設けて押圧力
を調整可能とすることで、成形時の誤差を吸収して必要
とされる押圧力を得ることができる。
【0043】そして、瓶1の交換時に薬液供給管2内に
できるエアー溜まりを追い出すため、図9で説明したよ
うにエアー供給管7と配管8をカプラ9で接続し、瓶1
内にエアを送り込む。これにより、瓶1内の液面12a
が矢印a方向に押されることで、薬液12は薬液供給管
2からトラップタンク3へと送り出される。この時、薬
液供給管2内のエアー溜まりもトラップタンク3へと送
り出される。
【0044】このエアー追い出し時は、トラップタンク
3に接続される排気管4のエアー抜きバルブ4aを開放
しておくことで、トラップタンク3に送り込まれたエア
ーは排気管4より排出される。そして、薬液供給管2内
の全てのエアーの追い出しが終了すると、カプラ9を外
すとともに、エアー抜きバルブ4aを閉じる。
【0045】このエアー抜きを行う際、キャップ15と
瓶1との間の気密が十分に保たれていないと、エアーが
キャップ15と瓶1の間から漏れてしまい、薬液12の
液面12aに十分な加圧が掛からなくなるので、薬液供
給管2内のエアーの追い出しができない。
【0046】上述した本実施の形態の薬液供給装置で
は、キャップ15をホルダー16で押圧した状態で瓶1
に固定できるので、キャップ15のゴム材15cが瓶1
の口部1cに十分な力で押し付けられ、キャップ15の
部分での気密が十分に保たれる。これにより、エアー抜
きを行う際、エアーがキャップ15と瓶1の間から漏れ
ることがなく、薬液12の液面12aに十分な加圧が掛
かり、薬液供給管2内に溜まったエアーの確実な追い出
しができる。
【0047】また、キャップ15の側壁部15bにはネ
ジが切られていないので薬液が付着しにくく、さらに、
キャップ15に対して瓶1を回転させることがないの
で、薬液がキャップ15に付着してこれが固形物となっ
たとしても、キャップ15から剥離して瓶1内に落下し
ない。
【0048】瓶1内の薬液12の有無の検知は図9で説
明したようにトラップタンク3に設けた薬液検知センサ
ー6により行われるもので、薬液検知センサー6が接続
されている図示しない制御装置が薬液検知センサー6の
出力より薬液12が無くなったことを検知すると、オペ
レータに薬液の補充を促す旨を通知するオペレーターコ
ールを発する。
【0049】オペレーターは、このオペレーターコール
を受け、瓶1の交換を行う。瓶1を取り外す場合は、イ
ジェクトレバー21のハンドル部21bを矢印d方向に
押し下げる。これにより、図4(b)に示すようにレバ
ー部21aはシャフト22を回転軸として矢印d方向に
回転し、ローラ21cがキャップ15を矢印e方向に押
す。
【0050】キャップ15を矢印e方向に押すことで、
ホルダー16はその反対の矢印f方向に移動することに
なり、瓶1から取り外すことができる。ホルダー16
は、キャップ15を押圧した状態で瓶1に取り付けられ
ているが、ハンドル部21bによってイジェクトレバー
21を回転させることで、キャップ15を押圧する力に
抗する力を軽い力で発生させることができ、ホルダー1
6の取り外しが容易に行える。また、ホルダー16の着
脱時はボールプランジャー20を調整して押圧力を弱く
すれば、ホルダー16の着脱がより容易になる。
【0051】そしてホルダー16を取り外すことで、瓶
1をキャップ15から取り外すことができる。ここで、
キャップ15にはネジが切られていないので、瓶1を回
すことなく、キャップ15から瓶1を取り外すことがで
きる。このため、オペレータは、瓶1を回しながらこの
瓶1の落下を押える動作を行う必要がなくなり、瓶1の
落下等を防ぐことができる。また、上述したように瓶1
を取り付ける際にも、瓶1を回す必要はない。これによ
り、瓶1の着脱を行う際の操作性が向上する。
【0052】次に、キャップ15を瓶1に固定するため
のホルダーの第2の実施の形態について説明する。すな
わち、図5および図6は第2の実施の形態のホルダーの
斜視図、図7は第2の実施の形態のホルダーの構成およ
び動作を示す側面図である。なお、この第2の実施の形
態のホルダー24で固定するキャップ15は、図1で説
明したものと同じであり、キャップ15は、瓶1の口部
1cを塞ぐ天井部15aと雄ネジ部1dの一部を覆う側
壁部15bとから構成される。この側壁部15bの内周
面の径は、瓶1の雄ネジ部1dの部分に被せられる径を
有し、ネジ山は設けられていない。
【0053】キャップ15の天井部15aの内側にはパ
ッキンとなるゴム材15cが取り付けられている。この
ゴム材15cは例えばリング状であって、キャップ15
を首部1bに被せると、口部1cの外周の全面に当接す
る。
【0054】このキャップ15には、図9で説明した薬
液供給管2とエアー供給管7が天井部15aを貫通して
設けられる。後述するようにキャップ15を瓶1の首部
1bに固定したとき、薬液供給管2は、瓶1内の薬液1
2に入り、瓶1内の底に到達する長さを有する。これに
対して、エアー供給管7は、瓶1内の薬液12の液面1
2aと口部1cの間に形成される空間13に入る長さを
有する。また、エアー供給管7には雌カプラ9aが取り
付けられている。
【0055】ホルダー24は、この図1に示すキャップ
15を押える押圧部25と、瓶1のフランジ部1eに係
止する係止部26と、押圧部25と係止部26を連結す
る連結部27とから構成される。
【0056】押圧部25には、図1に示す薬液供給管2
およびエアー供給管7を退避するためU字形状の溝部2
5aが設けられている。また、係止部26には、図1に
示す瓶1の首部1bを退避するためU字形状の溝部26
aが設けられている。なお、図1に示すように瓶1の首
部1bは胴体部1aに向かうに従い徐々に径が太くなる
ので、溝部26aの対向する側面は、この対向する2側
面の間隔が、上方より下方の方が広がるような傾斜を持
たせて、首部1bを退避できるような形状とする。
【0057】連結部27は、図5に示すように、押圧部
25において溝部25aの開口している側の端部と係止
部26において溝部26aの開口している側の端部との
間を連結するため、二分割された形状となっている。連
結部27には調整機構を構成する長穴27aが設けられ
るとともに、係止部26の端部にはこの長穴27aに対
向して図示しないネジ穴が設けられ、この長穴27aを
通してネジ28を締めることで、連結部27は係止部2
6にこのネジ28により固定される。
【0058】押圧部25と連結部27の間は開閉機構を
構成するシャフト29により接続され、押圧部25は連
結部27に対してシャフト29を回転軸として開閉可能
に取り付けられる。ここで、ネジ28は長穴27aに通
されているので、ネジ28を緩めて係止部26に対する
連結部27の位置を変更することで、押圧部25と係止
部26の間隔を変更できる。
【0059】なお、図2に示す第1の実施の形態のホル
ダー16において、例えば、係止部18と連結部19を
別体として構成し、第2の実施の形態のホルダー24と
同様に、連結部19に長穴を設け、この長穴を利用して
係止部18と連結部19をネジ止めする構成とすること
もできる。これにより、第1の実施の形態のホルダー1
6においても押圧部17と係止部18の間隔を調整可能
とでき、例えば瓶1のサイズの違いに対応できるように
なる。
【0060】押圧部25と係止部26の連結部27で連
結されていない側である開放端側には、図6に示すよう
にロック機構30が設けられる。このロック機構30
は、シャフト31を回転軸とするレバー30aと、この
レバー30aに回転自在に取り付けられるリング30b
と、このリング30bが引っ掛けられるフック部30c
等から構成される。レバー部30aは押圧部25に取り
付けられるともに、フック部30cは係止部26に取り
付けられ、リング30bをフック部30cに引っ掛け、
レバー30aを所定の位置とすることで、押圧部25を
係止部26に対して閉状態で保持できる。
【0061】また、レバー30aをシャフト31を回転
軸として回転させることで、リング30bをフック部3
0cから外すことができ、これにより、押圧部25を係
止部26に対して開閉自在とできる。なお、押圧部25
と係止部26の間隔が調整可能となっているので、図示
しないが、レバー部30aの押圧部25に対する取り付
け位置、あるいはフック部30cの係止部26に対する
取り付け位置を調整できるようにするとよい。例えば、
フック部30cをネジにより係止部26に取り付ける構
成とし、かつ、フック部30cにはこのネジが入る長穴
を設ける構成とする。
【0062】以下に第2の実施の形態のホルダー24を
用いた薬液供給装置における瓶1の着脱動作について説
明する。まず、瓶1を取り付ける場合の動作から説明す
ると、瓶1に図1に示す薬液供給管2を入れながら首部
1bにキャップ15を被せる。
【0063】次に、ロック機構30を解放状態、すなわ
ち、リング30bをフック部30cから外して押圧部2
5を開閉自在な状態として、係止部26の溝部26aに
瓶1のフランジ部1eを載せながら、図7(a)に矢印
gで示す方向にホルダー24を瓶1の首部1bに横から
差し込んでいく。
【0064】ホルダー24を瓶1に対して所定位置まで
差し込んだ後、押圧部25をシャフト29を回転軸とし
て矢印h方向に閉じていく。そして、ロック機構30の
レバー30aを、図7(b)に破線で示すように倒して
リング30bをフック部30cに引っ掛け、レバー30
aをシャフト31を回転軸として矢印i方向に回転さ
せ、実線で示すように起す。
【0065】レバー30aに対するリング30bの回転
中心の位置と、レバー30aの回転軸となるシャフト3
1の位置関係から、図7(b)に破線で示すように倒れ
ているレバー30aを実線で示すように起していくと、
リング30bが引き上げられる。
【0066】図8は瓶1に取り付けられた状態のホルダ
ー24の正面図で、ホルダー24を瓶1に取り付ける
と、係止部26が瓶1のフランジ部1eに引っかかり、
その位置が規制される。よって、図7(b)に示すリン
グ30bを引き上げようとする動作で、押圧部25がシ
ャフト29を回転軸として係止部26に近づく方向に回
転しようとする。
【0067】これにより、押圧部25はキャップ15を
矢印c方向に押圧する。よって、図1に示すように、ゴ
ム材15cが口部1cの外周に押し付けられ、瓶1内の
気密が保持されるようになる。なお、図8に示すよう
に、連結部27の間隔をキャップ15の直径より大きく
しておくことで、図7(a)に示すように、キャップ1
5を被せた状態の瓶1にホルダー24を横方向から差し
込むことができる。
【0068】以降、図1および図9等を用いて説明した
ように、瓶1内にエアーを供給して、瓶1の交換時に薬
液供給管2内にできるエアー溜まりを追い出した後、薬
液の供給を行う。
【0069】また、図9に示す薬液検知センサー6の出
力より薬液12が無くなったことが検知され、オペレー
タに薬液の補充を促す旨を通知するオペレーターコール
が発せられると、瓶1を交換するため、オペレータは、
図7(b)に示すようにロック機構30のレバー30a
を矢印j方向に倒す。すると、図7(b)に破線で示す
ようにリング30bが下降し、フック部30cから外れ
る。これにより、押圧部25は開閉可能となるので、押
圧部25をシャフト29を回転軸に矢印k方向に回転さ
せ、図7(a)に示すようにホルダー24全体を矢印m
で示す横方向にずらすことで、ホルダー24が瓶1から
外れる。そして、ホルダー24を取り外すことで、瓶1
をキャップ15から取り外すことができる。
【0070】この第2の実施の形態のホルダー24にお
いて押圧部25でキャップ15を押圧する力は、押圧部
25と係止部26の間隔を調整することで行える。すな
わち、ネジ28を緩めることで長穴27aの範囲で連結
部27の位置を移動させることができ、これにより、押
圧部25と係止部26の距離を変化させることができ
る。そして、押圧部25と係止部26の間隔を狭くする
と、押圧力は強くなる。
【0071】このように、押圧部25でキャップ15を
押圧する力を強くすると、瓶1内にエアを供給する際、
エアーの圧力を高めることができる。すなわち、図1に
示すように瓶1内を加圧すると、キャップ15を押し上
げようとする力も生じる。押圧部25による押圧力を強
くすると、エアーの圧力を高くしても、キャップ15を
押し上げようとする力に抗して瓶1内の気密を保つこと
ができる。
【0072】さらに、第2の実施の形態のホルダー24
は、瓶1への着脱時は、押圧部25を開いて行うので、
押圧部25でキャップ15を押圧した状態でホルダー2
4の着脱を行う必要がない。よって、押圧部25でキャ
ップ15を押圧する力を強くしても、ホルダー24の着
脱は軽い力で行える。
【0073】さて、高粘度の薬液を供給する場合は、エ
アー溜まりを追い出す際、瓶1内に供給するエアーの圧
力を高くする必要がある。このため、第2の実施の形態
のホルダー24は、気密性をより高くできるので、高粘
度の薬液を使用する場合に用いる。これに対して、第1
の実施の形態のホルダー16は、低粘度の薬液を使用す
る場合に用いる。このように、薬液の粘度に応じて、第
1の実施の形態のホルダー16と第2の実施の形態のホ
ルダー24を使い分ける。
【0074】例えば、薬液の粘度が約50cP(センチ
ポアズ)以下の場合は、第1の実施の形態のホルダー1
6を用いる。これに対して、薬液の粘度が約50cP以
上の場合は、薬液の粘度に応じてエアーの圧力を高くす
ることに合わせてキャップ15を押圧する力を強くして
いくと、このキャップ15を押圧する力に抗してホルダ
ーの着脱を行うのが困難になってくるので、押圧部25
を開閉できる第2の実施の形態のホルダー24を用い
る。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、薬液が
入れられる容器の開口した口部に被せられ、薬液を供給
する供給管を少なくとも有するとともに、容器に被せら
れる内周面が平滑なキャップと、容器に係止する係止部
およびキャップを口部に対して押さえ付ける押圧部を有
する容器に対して着脱自在なホルダーとを備えた薬液供
給装置である。
【0076】したがって、キャップは容器に被せるだけ
であるので、キャップを被せる際に、容器を回す必要が
ない。よって、容器を着脱する際の操作性が向上する。
また、容器に回転動作をかけないので、薬液中の気泡の
混入を抑えることができる。
【0077】さらに、キャップを容器の口部に被せる際
に、キャップと口部がこすれあう動作を最低限に抑える
ことができるので、キャップ内に付着した薬液の固形物
等の剥離が防止され、ダストの薬液中への混入を防ぐこ
とができる。また、キャップと口部がこすれあう動作を
最低限に抑えることができることから、キャップの内面
が摩耗することがなく、劣化による交換を無くすことが
できる。さらに、キャップのねじ込みによる固定ではな
いので、締め込み不足等によって容器内の気密が保てな
いことによる薬液の供給不良等を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の薬液供給装置の要部構成を示す
断面図である。
【図2】第1の実施の形態のホルダーの斜視図である。
【図3】第1の実施の形態のホルダーの一部破断正面図
である。
【図4】第1の実施の形態のホルダーの構成および動作
を示す側断面図である。
【図5】第2の実施の形態のホルダーの斜視図である。
【図6】第2の実施の形態のホルダーの斜視図である。
【図7】第2の実施の形態のホルダーの構成および動作
を示す側面図である。
【図8】瓶に取り付けられた状態のホルダーの正面図で
ある。
【図9】薬液供給装置における供給経路の概要を示す説
明図である。
【図10】従来の薬液供給装置の要部構成を示す断面図
である。
【図11】従来の問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・瓶、1b・・・首部、1c・・・口部、1e・
・・フランジ部、2・・・薬液供給管、3・・・トラッ
プタンク、7・・・エアー供給管、12・・・薬液、1
2a・・・液面、13・・・空間、15・・・キャッ
プ、15a・・・天井部、15b・・・側壁部、16・
・・ホルダー、17・・・押圧部、17a・・・溝部、
18・・・係止部、18a・・・溝部、19・・・連結
部、20・・・ボールプランジャー、21・・・イジェ
クトレバー、21a・・・レバー部、21b・・・ハン
ドル部、21c・・・ローラー、22・・・シャフト、
23・・・溝部、24・・・ホルダー、25・・・押圧
部、25a・・・溝部、26・・・係止部、26a・・
・溝部、27・・・連結部、27a・・・長穴、28・
・・ネジ、29・・・シャフト、30・・・ロック機
構、30a・・・レバー、30b・・・リング、30c
・・・フック部、31・・・シャフト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液が入れられる容器の開口した口部に
    被せられ、前記薬液を供給する供給管を少なくとも有す
    るとともに、前記容器に被せられる内周面が平滑なキャ
    ップと、 前記容器に係止する係止部および前記キャップを前記口
    部に対して押さえ付ける押圧部を有する前記容器に対し
    て着脱自在なホルダーとを備えたことを特徴とする薬液
    供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ホルダーは、前記押圧部と前記係止
    部が一体に形成されたことを特徴とする請求項1記載の
    薬液供給装置。
  3. 【請求項3】 前記ホルダーに、前記押圧部が前記キャ
    ップを押圧する力を調整する押圧機構を備えたことを特
    徴とする請求項2記載の薬液供給装置。
  4. 【請求項4】 前記ホルダーに、前記係止部に対して前
    記押圧部を開閉可能に支持する開閉機構と、 前記押圧部を前記係止部に閉状態で固定するロック機構
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の薬液供給装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ホルダーに、前記押圧部と前記係止
    部の間隔を任意の間隔で固定する調整機構を備えたこと
    を特徴とする請求項4記載の薬液供給装置。
  6. 【請求項6】 前記ホルダーに、該ホルダーを前記容器
    から外す力を発生するイジェクトレバーを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の薬液供給装置。
  7. 【請求項7】 前記容器は、前記口部の近傍にフランジ
    部が突出形成される瓶であり、 前記ホルダーは、前記係止部が前記フランジ部に係止す
    る形状を有し、前記キャップ部を前記フランジ部に係止
    される前記係止部と前記押圧部との間で保持することを
    特徴とする請求項1記載の薬液供給装置。
  8. 【請求項8】 前記ホルダーとして、前記押圧部と前記
    係止部を一体に形成した第1のホルダーと、前記係止部
    に対して前記押圧部を開閉可能に支持する開閉機構と前
    記押圧部を前記係止部に閉状態で固定するロック機構と
    を有する第2のホルダーとを備え、 前記薬液の粘度に応じて前記第1のホルダーと前記第2
    のホルダーを使い分けることを特徴とする請求項1記載
    の薬液供給装置。
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