JPH10340705A - 放電ランプ、この放電ランプの製造方法、この放電ランプを用いたランプユニット、およびこのランプユニットを用いた光学システム - Google Patents

放電ランプ、この放電ランプの製造方法、この放電ランプを用いたランプユニット、およびこのランプユニットを用いた光学システム

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JPH10340705A
JPH10340705A JP14885997A JP14885997A JPH10340705A JP H10340705 A JPH10340705 A JP H10340705A JP 14885997 A JP14885997 A JP 14885997A JP 14885997 A JP14885997 A JP 14885997A JP H10340705 A JPH10340705 A JP H10340705A
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Japan
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light emitting
discharge lamp
sealing
scheduled
sealed
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Yasushi Tsutaya
恭 蔦谷
Shingo Tsutsumi
伸吾 堤
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Matsushita Electronics Corp
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 封止部に設けられた細管によって発光部内の
排気等を行うことにより、発光部からチップオフ部をな
くす。 【解決手段】 内部に一対の電極2を有し、かつ内部に
水銀3、金属ハロゲン化物4、起動用希ガスが封入され
た発光部5と、この発光部5の両端部に連設された封止
部6とからなる石英製の発光管1を有している。封止部
6には、先端に電極2を有する電極棒7と、この電極棒
7の後端部が一端に接続された金属箔8と、この金属箔
8の後端に接続された外部リード線9とからなる接続体
10が封止されている。封止部6の発光部5側に、ガラ
ス細管11の残存物であるチップオフ部12が形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電ランプ、この
放電ランプの製造方法、この放電ランプを用いたランプ
ユニット、およびこのランプユニットを用いた光学シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の放電ランプは、図11に示すよう
に、内部に一対の電極2を有し、かつ水銀、希ガス等が
封入された球形状の発光部28と、この発光部28の両
端に連設された封止部6とからなる発光管27を有して
いる。そしてこの発光部28には突起部、いわゆるチッ
プオフ部12が形成されている。
【0003】このような発光管27は、その製造工程
中、発光部28内部の排気や、水銀、希ガス等を発光部
28内へ封入するためのガラス細管が発光部28に融着
されており、発光部28内部の排気等をこのガラス細管
を用いて行った後、このガラス細管を封着・溶断してい
る。このため発光管27の発光部28にこのガラス細管
の一部が残り、チップオフ部12として残存している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】チップオフ部12が発
光部28に残存していると、ランプ点灯中、発光部28
から放射される光が、このチップオフ部12によって散
乱を起こし、放電ランプの配光特性が悪くなってしまう
という問題があった。
【0005】したがって、このようなランプと反射鏡と
を組み合わせたランプユニット、さらにはこのランプユ
ニットを光源とし、光学系と組み合わせ液晶プロジェク
タ等の映像表示装置として用いる光学システムにおいて
も、配光特性が悪く、照度むら等を起こしていた。
【0006】本発明は、封止部に設けられた細管によっ
て発光部内の排気等を行うことにより、発光部からチッ
プオフ部をなくし、発光部から放射される光の散乱を防
止し、配光特性を向上することのできる放電ランプ、こ
の放電ランプの製造方法、この放電ランプを用いたラン
プユニット、およびこのランプユニットを用いた光学シ
ステムを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の放電ランプは、
内部に一対の電極を有し、少なくとも水銀および希ガス
が封入された放電空間を有する発光部と、前記発光部に
連設され、先端部に前記電極が設けられた電極棒、金属
箔、および外部リード線からなる接続体が封止された封
止部とからなり、前記封止部にチップオフ部が形成され
た構成を有している。
【0008】これにより、発光部にチップオフ部がない
ため発光部から放射された光は、散乱を起こすことがな
く、したがってランプの配光特性が向上する。
【0009】また、本発明の放電ランプの製造方法は、
発光部予定部と、前記発光部予定部の両端部に連設され
た筒状の封止部予定部を有する管体の前記封止部予定部
に細管を融着し、前記封止部予定部に、先端部に電極を
有する電極棒と金属箔と外部リード線とからなる接続体
を挿入し、前記細管と前記発光部予定部との間に気道確
保領域を残して封止し封止部を形成した後、前記発光部
に前記細管を通じて少なくとも水銀、希ガスを封入し
て、前記細管を前記封止部予定部側の根元付近で封着し
閉塞するとともに、前記細管を溶断する工程を有してい
る。
【0010】これにより、封止部に設けられた細管によ
って、発光部内の排気等を行うことができ、また、細管
を溶断した際に形成される細管の残留物であるチップオ
フ部が封止部に形成される。
【0011】また、本発明のランプユニットは、放物
面、楕円面、球面あるいはそれらを組み合わせた反射面
を有する反射鏡と請求項1〜3のいずれかに記載の放電
ランプとを一体化した構成を有している。
【0012】これにより、発光部にチップオフ部がない
ため発光部から放射された光は、散乱を起こすことなく
反射鏡に集光され、ランプユニットとして配光むらの少
ない光源を供給することができる。
【0013】また、本発明の光学システムは、請求項9
記載のランプユニットを、光学系と組み合わせた構成を
有している。
【0014】これにより、発光部から放射された光はチ
ップオフ部で散乱を起こすことがないのでスクリーン上
での照度むらの発生を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明の一実
施の形態である点灯電圧60V、点灯電力150Wの放
電ランプであるメタルハライドランプは、内部に一対の
電極2を有し、かつ内部に水銀3、金属ハロゲン化物4
としてガドリニウム、ディスプロシウム、インジウムの
混合沃化物を0.2mg、起動用希ガスとして、アルゴ
ンを100hPaが封入された発光部5と、この発光部
5の両端部に連設された封止部6とからなる石英製の発
光管1を有している。
【0016】封止部6には、先端に電極2を有するタン
グステン製の電極棒7と、この電極棒7の後端部が一端
に接続されたモリブデン製の金属箔8と、この金属箔8
の後端に接続された外部リード線9とからなる接続体1
0が封止されている。
【0017】封止部6の発光部5側に、後述するガラス
細管11の残存物である突起部、いわゆるチップオフ部
12が形成されている。
【0018】このように構成された本実施形態のメタル
ハライドランプは、従来、製造工程中に形成されるガラ
ス細管11の残存物であるチップオフ部12が発光部5
にないため、ランプ点灯中、このチップオフ部12によ
って、発光部5から放射される光が散乱することがな
く、ランプの配光特性を良好なものとすることができ
る。
【0019】次に、本実施形態のメタルハライドランプ
の製造方法について説明する。まず、図2(a)に示す
ように、中央部に球形状で最大内径7.0mm、肉厚
2.2mm、内容積0.2ccの発光部予定部13とこ
の発光部予定部13の両端部に連設された筒状の封止部
予定部14を有する石英からなる管体15を用いる。
【0020】図2(b)に示すように、この管体15の
一方の封止部予定部14のうち、発光部予定部13と封
止部予定部14との連設部付近、例えば発光部予定部1
3の端部から3mmの位置に、発光部5内の排気および
水銀、金属ハロゲン化物、起動用希ガスの封入を行うた
めの内径1.4mm、肉厚1.0mmの石英ガラス細管
11を融着している。
【0021】図2(c)に示すように、先端部に電極2
を有する電極棒7と金属箔8と外部リード線9とからな
る接続体10は、それぞれの封止部予定部14に、電極
2が発光部予定部13内に位置するように挿入され、ガ
ラス細管11と発光部予定部13との間に気道確保領域
16を残して、斜線部分に示す封止部予定部14におい
て、減圧封着される。なお、このとき、発光部5内で対
向する一対の電極2間の距離は1.5mmとした。
【0022】図2(d)に示すように、封止部6形成
後、ガラス細管11より、25mgの水銀3、金属ハロ
ゲン化物4としてガドリニウム、ディスプロシウム、イ
ンジウムの混合沃化物を0.2mg、起動用希ガスとし
てアルゴンを100hPa封入後、図2(e)に示すよ
うに、ガラス細管11を封止部6側の根元付近で封着し
閉塞した後、ガラス細管11を溶断する。その後、図2
(f)に示すように、封止部6の気道確保領域16は減
圧封着される。
【0023】これにより、図2(f)に示すように、封
止部6上にガラス細管11の残存物であるチップオフ部
12が形成された本実施形態のメタルハライドランプを
得ることができる。
【0024】なお、図2(a)〜(f)に示す工程にお
いて、図2(e)に示すガラス細管11を封着し閉塞し
た後、溶断する工程と、図2(f)に示す気道確保領域
16を封着する工程とは順序を逆にしても製造可能では
あるが、上述したように、ガラス細管11を封着し閉塞
した後、溶断する工程、気道確保領域16を封着する工
程の順序で行う方が好ましい。これは、封止部6上に残
留するチップオフ部12が、気道確保領域16封着時の
再加熱によって、チップオフ部12の高さが低くなり、
発光部5から放射される光の妨げとなりにくくなるため
である。
【0025】また、減圧封着の工程において、大気圧下
で封着を行う場合、封着部分の内圧は真空とする必要が
ある。すなわち、希ガスの封入圧を800hPa以上で
実施した場合、加熱時において、封入した水銀が蒸発し
て内圧が上昇し、気道確保領域部分が膨らんでしまう。
したがって、大気圧下で減圧封着を行う場合、内圧は真
空で、さらに希ガスの封入圧を800hPa以下にする
か、もしくは希ガスの封入圧を800hPa以上で実施
する場合には、水銀3が蒸発しないように発光部5を液
体窒素等で冷却しながら作業する必要がある。
【0026】チップオフ部12による光の散乱の影響を
大きく受けるのは、発光部5の表面積が小さい、つまり
発光部5が小型の場合である。一般に発光部5の小型化
が可能なのは、アークの容積が小さい電極間距離の短い
放電ランプである。つまり電極間距離が短いほど、チッ
プオフ部12を封止部に配置することが光の散乱を防止
することに有効に作用する。
【0027】しかしながら、電極間距離の短い放電ラン
プほど点灯中の発光部5の内圧は高くなる。本実施形態
の点灯電圧60Vの放電ランプでは、電極間距離に対す
る放電ランプ点灯時の発光部内圧の特性は図3に示すよ
うになる。図3から分かるように電極間距離1.5mm
では、点灯時の発光部5の内圧は130気圧となる。
【0028】通常、封止部は圧潰封止されるが、封止部
を圧潰封止したものでは、耐内圧が80気圧程度となる
ことが経験的に分かっており、電極間距離の短い放電ラ
ンプの封止部形成に圧潰封止を用いることは耐圧性から
適していない。しかし、減圧封着によれば、減圧封着部
分の断面が円または楕円に近い形状となり、内圧200
気圧まで破損しないことが明らかとなった。したがっ
て、1.2mmから3mm程度の電極間距離の放電ラン
プでは減圧封着を使用する必要がある。
【0029】なお、3mm以上の電極間距離の放電ラン
プに関しても、減圧封着を使用することは可能である。
【0030】次に、本実施形態のメタルハライドランプ
と、ガラス細管の残存物であるチップオフ部12が形成
された発光部28を有する発光管27を備えた従来のメ
タルハライドランプとを用い、それぞれのランプのチッ
プオフ部12を上方に向け、水平点灯した時のアーク中
心部におけるランプ軸と直交する方向の断面の輝度分布
を配光特性として測定した。その結果を図4および図5
にそれぞれ示す。
【0031】図4および図5から明らかなように、従来
のメタルハライドランプの配光特性を示した図5では、
チップオフ部12の方向と一致した180°付近におい
て明らかな輝度低下が見られる。一方、本実施形態のメ
タルハライドランプでは、図4に示すように全方向にわ
たってほぼ均一の光を放射していることがわかる。この
ことから、発光部5からチップオフ部12を取り除くこ
とにより、放電ランプの配光特性が向上することがわか
る。
【0032】次に、本実施の形態であるランプユニット
について説明する。図6に示すように本実施形態のラン
プユニットは、上記した本実施形態のメタルハライドラ
ンプを光源とし、反射鏡17と一体化したものである。
【0033】発光管1の一方の封止部6には口金18が
設けられており、反射鏡17のランプ固定用の穴に、発
光管1が、反射鏡17の軸と、発光管1の軸とが一致す
るように挿入され、セメント19によって固着されてい
る。発光管1の他方の封止部6から導出された外部リー
ド線9には電力供給線20が接続されている。
【0034】これにより、発光部にチップオフ部がない
ため発光部から放射された光は、散乱を起こすことなく
反射鏡に集光され、ランプユニットとして配光むらの少
ない光源を供給することができる。
【0035】次に、本実施形態のメタルハライドランプ
と反射鏡17とを組み合わせたランプユニット(以下、
本発明品という)と、前述した発光部28にチップオフ
部12を有する従来のメタルハライドランプと反射鏡1
7とを組み合わせたランプユニット(以下、比較品とい
う)とを、液晶プロジェクタの実機と基本的には同一で
ある図7に示す評価用光学系に組み込みそれぞれ測定を
行った。
【0036】この評価用光学系は、評価する放電ランプ
21、反射鏡17(開口径φ100)、コンデンサレン
ズ22、液晶に相当するアパーチャ23(対角長1.3
インチ)、投射レンズ24(Fナンバー2.5)、スク
リーン25(対角長40インチ)からなる。測定方法と
しては、図8に示すようにスクリーン25を9分割(図
中、記号A〜Iで示す)し、それぞれの中心部に照度計
を配し、スクリーン25上での照度むらの評価を行っ
た。
【0037】本発明品について、封止部6のチップオフ
部12が上方に位置するように配置して測定した結果を
図9に、比較品について、発光部28のチップオフ部1
2が上方に位置するように配置して測定した結果を図1
0にそれぞれ示す。
【0038】図9および図10の上段の数字は実際の照
度、下段のかっこ内の数字は中心を100とした際の比
率を示す。
【0039】その結果、比較品の場合、図10に示すス
クリーン25の四隅にあたる記号A,C,G,I、さら
には左右の記号D,Fの箇所については、バランスがと
れているが、上部の記号Bと下部の記号Hの箇所を比較
すると、下部の記号Hの箇所のほうが照度が低くなって
いることが分かる。図7に示した光学システムでは、ス
クリーン25に上下左右が逆に投影される。したがっ
て、下部の記号Hの箇所の照度低下は、反射鏡17へ固
定する際に上部に配置したチップオフ部12での散乱に
起因するものである。一方、本発明品の場合、図9に示
すスクリーン25の四隅にあたる記号A,C,G,I、
さらには左右の記号D,F、上下の記号B,Hの箇所、
それぞれにバランスがとれている。
【0040】このように、チップオフ部12を封止部6
に形成した本実施形態のメタルハライドランプを反射鏡
17と組み合わせたランプユニットを組み込んだ光学シ
ステムは、スクリーン25上の照度むらの発生を低減す
ることができることが確認できた。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の放電ランプは、
発光部にチップオフ部がないので、発光部から放射され
た光の散乱を防止でき、ランプの配光特性を向上するこ
とができる。
【0042】また、本発明の放電ランプの製造方法は、
封止部に設けられた細管によって、発光部内の排気等を
行うことができ、また、細管を溶断した際に形成される
細管の残留物であるチップオフ部を封止部に形成するこ
とができる。
【0043】また、本発明のランプユニットは、発光部
にチップオフ部がないので、発光部から放射された光の
散乱を防止でき、ランプの配光特性が向上することがで
きる。
【0044】また、本発明の光学システムは、発光部か
ら放射された光はチップオフ部で散乱を起こすことがな
いのでスクリーン上での照度むらの発生を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である放電ランプの正面図
【図2】同じく放電ランプの製造方法を説明するための
【図3】同じく点灯電圧60Vタイプの放電ランプ点灯
時の内圧特性を示す図
【図4】同じく放電ランプ(水平点灯時)のアーク中心
部における放電ランプと直交する断面の配光特性を示す
【図5】従来の放電ランプ(水平点灯時)のアーク中心
部における放電ランプと直交する断面の配光特性を示す
【図6】同じく本発明の一実施形態であるランプユニッ
トの一部断面正面図
【図7】放電ランプの評価に用いた評価用光学系を示す
【図8】評価用光学系のスクリーン上の照度測定位置を
示す図
【図9】基準光学系で評価した、本発明の一実施形態で
ある光学システムの照度分布を示す図
【図10】基準光学系で評価した、従来の光学システム
の照度分布を示す図
【図11】従来の放電ランプの正面図
【符号の説明】
1 発光管 2 電極 5 発光部 6 封止部 7 電極棒 8 金属箔 9 外部リード線 10 接続体 11 ガラス細管 12 チップオフ部 13 発光部予定部 14 封止部予定部 15 管体 16 気道確保領域 17 反射鏡 18 口金 20 電力供給線 22 コンデンサレンズ 23 アパーチャ 24 投射レンズ 25 スクリーン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に一対の電極を有し、少なくとも水
    銀および希ガスが封入された放電空間を有する発光部
    と、前記発光部に連設され、先端部に前記電極が設けら
    れた電極棒、金属箔、および外部リード線からなる接続
    体が封止された封止部とからなり、前記封止部にチップ
    オフ部が形成されていることを特徴とする放電ランプ。
  2. 【請求項2】 前記発光部に、金属ハロゲン化物が封入
    されていることを特徴とする請求項1記載の放電ラン
    プ。
  3. 【請求項3】 前記封止部の断面が円または楕円形状で
    あることを特徴とする請求項1または2記載の放電ラン
    プ。
  4. 【請求項4】 発光部予定部と、前記発光部予定部の両
    端部に連設された筒状の封止部予定部を有する管体の前
    記封止部予定部に細管を融着し、前記封止部予定部に、
    先端部に電極を有する電極棒と金属箔と外部リード線と
    からなる接続体を挿入し、前記封止部予定部を、前記細
    管と前記発光部予定部との間に気道確保領域を残して封
    止し封止部を形成した後、前記発光部に前記細管を通じ
    て少なくとも水銀、希ガスを封入して、前記細管を前記
    封止部予定部側の根元付近で封着し閉塞するとともに、
    前記細管を溶断する工程を有していることを特徴とする
    放電ランプの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記細管の溶断によって、前記封止部に
    チップオフ部が形成されることを特徴とする請求項4記
    載の放電ランプの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記細管を溶断した後、前記気道確保領
    域を封止する工程を行うことを特徴とする請求項4また
    は5記載の放電ランプの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記希ガスの封入圧力を800hPa以
    下とし、前記気道確保領域を封止する際、前記気道確保
    領域および前記発光部内部を真空状態で加熱封着する減
    圧封着を用いたことを特徴とする請求項4〜6のいずれ
    かに記載の放電ランプの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記発光部内で対向する一対の電極間の
    距離が1.2mm〜3mmの場合、前記封止部予定部の
    気圧を800hPa以下として減圧封着することを特徴
    とした請求項4〜7のいずれかに記載の放電ランプの製
    造方法。
  9. 【請求項9】 放物面、楕円面、球面あるいはそれらを
    組み合わせた反射面を有する反射鏡と請求項1〜3のい
    ずれかに記載の放電ランプとを一体化したことを特徴と
    するランプユニット。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のランプユニットを、光
    学系と組み合わせたことを特徴とする光学システム。
JP14885997A 1997-06-06 1997-06-06 放電ランプ、この放電ランプの製造方法、この放電ランプを用いたランプユニット、およびこのランプユニットを用いた光学システム Pending JPH10340705A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012046598A1 (ja) * 2010-10-08 2012-04-12 日本碍子株式会社 セラミックチューブ及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012046598A1 (ja) * 2010-10-08 2012-04-12 日本碍子株式会社 セラミックチューブ及びその製造方法

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