JPH10340615A - 照明器具の取付け装置 - Google Patents

照明器具の取付け装置

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JPH10340615A
JPH10340615A JP14774197A JP14774197A JPH10340615A JP H10340615 A JPH10340615 A JP H10340615A JP 14774197 A JP14774197 A JP 14774197A JP 14774197 A JP14774197 A JP 14774197A JP H10340615 A JPH10340615 A JP H10340615A
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lighting fixture
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Takehiro Yamasato
健洋 山里
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Koizumi Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付け基材に対するカバー体の筒軸芯方向で
のがた付きを抑制しながらも、取付け基材に対するカバ
ー体の装着作業を小さな回転操作力で迅速、容易に行う
ことができる照明器具の取付け装置を提供する。 【解決手段】 取付け面1に固定される取付け基材2
に、カバー体4の筒状基部が、それの筒軸芯周りで相対
回転自在で、かつ、筒軸芯方向に脱着自在に外嵌すると
ともに、取付け基材2とカバー体4の筒状基部との相対
向面に、脱着可能な外嵌操作位置からの相対回転操作に
連れて互いに係合する複数の係止片5と係止溝6とを形
成してあり、係止片5の各々を、外嵌操作位置からの相
対回転操作に連れて、係止溝6内の相対向する両係止面
12に接触する傾斜姿勢に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取付け面に固定さ
れる取付け基材に、照明器具に対する取付け部を備えた
カバー体の筒状基部を、それの筒軸芯周りで相対回転自
在で、かつ、筒軸芯方向に脱着自在に外嵌するととも
に、前記取付け基材とカバー体の筒状基部との相対向面
に、脱着可能な外嵌操作位置からの相対回転操作に連れ
て互いに係合する複数の係止片と係止溝とを形成してあ
る照明器具の取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の照明器具の取付け装置として
は、従来、前記カバー体の筒状基部に複数の係止片を形
成し、前記取付け基材に前記係止片の各々が係合する複
数の係止溝を形成して、前記外嵌操作位置からのカバー
体の相対回転操作に連れて係止片の各々を対応する係合
溝に係合すると、これら各係止片の下面が各係止溝内の
筒軸芯方向で相対向する上下一対の内側面のうちの下側
となる内側面に接触する状態で、取付け基材にカバー体
が吊下げ保持されるように構成したものがあり、各係止
溝内の両内側面の対向間隔を係止片の肉厚よりも大に構
成してあるとともに、前記取付け基材には、前記外嵌操
作位置にある1つの係止片が係止溝内の最大係止操作位
置に移動したとき、この係止片に形成された凹部に係入
して、取付け基材に対するカバー体の外嵌装着操作位置
への戻り回転を係合阻止するブロック状のストッパー部
材を、板バネの弾性復元力に抗して係合解除位置にまで
引退移動可能な状態で取付けてある(例えば、実公昭5
9−11370号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の照明器具の取付け装置では、前記各係止溝の両内側
面と係止片との間に現出される筒軸芯方向での隙間の存
在により、各係止片を係止溝にスムースに係入させるこ
とができる反面、カバー体に外力が作用したとき、取付
け基材に対してカバー体が前記隙間の範囲内で筒軸芯方
向にがた付き易い。そこで、前記隙間に起因するがた付
きを抑制するために、前記各係止片の肉厚を係止溝内の
両対向面の対向間隔とほぼ同一となる厚みに形成して、
各係止片の筒軸芯方向の両側面が、係止溝内の両内側面
の各々に摺接するように構成することが考えられるが、
この場合、前記外嵌操作位置からのカバー体の相対回転
操作に連れて各係止片と係止溝との係入始端部側の周縁
同士が引っ掛かり易くなるため、取付け基材に対するカ
バー体の装着作業に手間取り易い。しかも、各係止片が
係止溝に係入しても、該係止片が係止溝内の最大係止操
作位置にまで移動するまでの間の移動抵抗が大きくなる
ため、カバー体の相対回転操作に大きな操作力を要する
問題がある。
【0004】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたも
のであって、その主たる課題は、取付け基材に対するカ
バー体の筒軸芯方向でのがた付きを抑制しながらも、取
付け基材に対するカバー体の装着作業を小さな回転操作
力で迅速、容易に行うことができる照明器具の取付け装
置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1記載の照明器具の取付け装置の特徴
構成は、取付け面に固定される取付け基材に、照明器具
に対する取付け部を備えたカバー体の筒状基部を、それ
の筒軸芯周りで相対回転自在で、かつ、筒軸芯方向に脱
着自在に外嵌するとともに、前記取付け基材とカバー体
の筒状基部との相対向面に、脱着可能な外嵌操作位置か
らの相対回転操作に連れて互いに係合する複数の係止片
と係止溝とを形成してある照明器具の取付け装置であっ
て、前記係止片の各々を、前記外嵌操作位置からの相対
回転操作に連れて、前記係止溝内の相対向する両係止面
に接触する傾斜姿勢に構成してある点にある。上記特徴
構成によれば、各係止片の肉厚を、係止溝内の相対向す
る両係止面の対向間隔よりも小に構成しながらも、係止
片の各々を、係止溝内の相対向する両係止面に接触する
傾斜姿勢に構成してあるから、前記外嵌操作位置からの
カバー体の相対回転操作に連れて、係止片の先行端部か
ら係止溝内にスムースに係入させることができ、しか
も、係止片の後続端部が係止溝内に移動するまでは、係
止片は係止溝内の相対向する両係止面に共に接触するこ
とがないので、係止片全体が係止溝内にまで摺動するま
での間の移動抵抗を軽減することができる。また、前記
各係止片が係止溝内の最大係止操作位置にまで移動した
状態では、該係止片が係止溝内の相対向する両係止面に
接触するから、取付け基材に対するカバー体の前記筒軸
芯方向へのがた付きを抑制することができる。それ故
に、取付け基材に対するカバー体の筒軸芯方向でのがた
付きを抑制しながらも、取付け基材に対するカバー体の
装着作業を小さな回転操作力で迅速、容易に行うことが
できる。しかも、前記各係止片が係止溝内の相対向する
両係止面に接触する状態では係止片の摺動抵抗が大きく
なるので、この摺動抵抗により、振動等の外力に起因す
るカバー体の不用意な前記外嵌操作位置への戻り回転を
抑制することができる。
【0006】本発明の請求項2記載の照明器具の取付け
装置の特徴構成は、前記係止片の各々が、前記係止溝内
の相対向する両係止面に弾性圧接状態で接触するように
構成されている点にある。上記特徴構成によれば、前記
各係止片が係止溝内の相対向する両係止面に接触する状
態での係止片の摺動抵抗を更に大きくすることができる
から、カバー体の前記外嵌操作位置への戻り回転阻止力
を増大することができる。
【0007】本発明の請求項3記載の照明器具の取付け
装置の特徴構成は、前記取付け基材に、脱着可能な外嵌
操作位置にある各係止片が係止溝内の最大係止操作位置
に移動したとき、前記カバー体の内面に形成された受け
部に遊端側が係合して、取付け基材に対するカバー体の
外嵌操作位置への戻り回転を接当規制する板バネ製のス
トッパー部材が、係合解除位置にまで弾性変形可能な状
態で取付けられている点にある。上記特徴構成では、振
動等の外力に起因するカバー体の外嵌操作位置側への戻
り回転力の一部を、係止溝内の相対向する両係止面に接
触状態にある係止片の摺動抵抗にて受止めることができ
るから、前記板バネ製のストッパー部材の遊端側の前記
受け部に対する係合という簡素なストッパー構造をもっ
て、振動等の外力に起因するカバー体の不用意な外嵌操
作位置への戻り回転を接当規制することができる。それ
故に、前記従来の照明器具の取付け装置のように、スト
ッパー構造を、ブロック状のストッパー部材と、該スト
ッパー部材を付勢する板バネとから構成する場合に比し
て、ストッパー構造の構成部品数の削減とストッパー構
造の簡素化とを図ることができ、ストッパー構造をコス
ト面で有利に製作することができる。
【0008】本発明の請求項4記載の照明器具の取付け
装置の特徴構成は、前記カバー体に、前記ストッパー部
材を外部から係合解除位置に操作するための操作孔が形
成されている点にある。上記特徴構成では、ドライバー
等の解除操作治具を外部から操作孔を通してカバー体内
に挿入して、ストッパー部材を係合解除位置にまで操作
できるから、ストッパー部材を外部から係合解除位置に
操作するための操作部材をカバー体又は取付け基材の外
部に突出する状態で設ける必要がなく、カバー体及び取
付け基材の外観意匠の向上を図ることができるととも
に、誤って他物が前記操作部材に接当して、ストッパー
部材が係合解除位置に操作されるという不都合も発生す
ることがない。
【0009】本発明の請求項5記載の照明器具の取付け
装置の特徴構成は、前記ストッパー部材に、前記取付け
基材に対して最大係止操作位置にあるカバー体が外嵌操
作位置側へ一定以上の操作力で回転されたとき、ストッ
パー部材を係合解除位置に弾性変形させるためのカム面
が形成されている点にある。上記特徴構成では、前記取
付け基材からカバー体を取り外す場合には、一々、スト
ッパー部材を係合解除位置にまで操作することなく、前
記取付け基材に対して最大係止操作位置にあるカバー体
を外嵌操作位置側へ一定以上の操作力で回転させるだけ
で、ストッパー部材を係合解除位置に弾性変形すること
ができる。それ故に、前記取付け基材からのカバー体を
取り外し作業を迅速、容易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図11は、照明器具の一例
であるスポットライトLの取付け装置の第1実施形態を
示し、取付け面としての天井面1にビス止め固定される
取付け基材2に、スポットライトLに対する取付け部3
を備えたカバー体4の筒状基部4Aを、それの筒軸芯Y
周りで相対回転自在で、かつ、筒軸芯Y方向に脱着自在
に外嵌してあるとともに、取付け基材2とカバー体4の
筒状基部4Aとの相対向面には、脱着可能な外嵌操作位
置(図6に示す位置)から後述する最大係止操作位置
(図7に示す位置)側への相対回転操作に連れて互いに
係合する複数(当該第1実施形態では3つ)の係止片5
と係止溝6、並びに、カバー体4の筒状基部4Aの相対
回転操作に連れて相対的に摺接回動して筒状基部4Aの
筒軸芯Yの天井面1方向に沿う変動を規制する複数(当
該第1実施形態では3つ)のガイド片7と被ガイド面8
とを形成してある。
【0011】図1〜図3に示すように、前記取付け基材
2は板金製であって、この取付け基材2に係止片5とガ
イド片7とを一体形成してあるとともに、前記カバー体
4は、筒状基部4Aと、スポットライトLに対する取付
け部3を備えた筒状カバー部4Bとから構成され、これ
ら筒状基部4Aと筒状カバー部4Bとをアルミダイキャ
ストにより一体成形してあり、更に、この筒状基部4A
には、前記係止溝6と被ガイド面8とを一体形成してあ
る。
【0012】詳しくは、図1,図2に示すように、前記
取付け基材2の周縁方向複数箇所(当該第1実施形態で
は3箇所)には、その周縁方向に沿う長さが同一な第1
舌片9を等間隔を隔てた状態で形成してあり、それら第
1舌片9の各々を、それらの先端部が外方に突出する状
態となるように、天井面1側とは反対方向にほぼ断面L
の字状に折曲げ加工して、これら各第1舌片9の先端部
をもって前記係止片5を形成してあるとともに、更に、
取付け基材2のうちの隣合う前記第1舌片9間の各々に
は、周縁方向に沿う長さが異なる第2舌片10を形成し
てあり、それら第2舌片10の各々の先端部を天井面1
側とは反対方向にほぼ90度折曲げ加工して、この先端
部をもって前記ガイド片7を形成してある。
【0013】また、図1,図3に示すように、前記カバ
ー体4の筒状基部4Aの内周面4aのうち、開口端部側
に偏位した部位の周縁方向複数箇所(当該第1実施形態
では3箇所)には、その周縁方向に沿う長さが同一で、
かつ、前記第1舌片9の周縁方向に沿う長さよりも少し
長い第3舌片11を等間隔を隔てた状態で、前記筒軸芯
Yに向かって突出形成してあり、図8,図9に示すよう
に、前記筒状基部4Aの内周面4aと、カバー体4の筒
状ガバー部4Bの内面4bのうち、筒状基部4Aの内周
面4aに直交する状態で連続する円環状の内面部分4c
と、該内面部分4cに相対向する前記各第3舌片11の
内面11aとにより囲まれた複数(当該第1実施形態で
は3つ)の凹部をもって前記係止溝6を形成してある。
また、前記被ガイド面8は、筒状基部4Aの内周面4a
をもって構成してある。
【0014】図8,図9に示すように、前記外嵌操作位
置にある係止片5の各々は、それらの係入始端側を前記
筒状ガバー部4Bの内面部分4cに接触させた状態で、
取付け基材2に対してカバー体4を、天井面1に向かっ
て右回り方向に相対回転操作して、係止片5を係止溝6
内に係合させたとき、係止片5の係入後端側が、前記内
面部分4cと前記筒軸芯Y方向で相対向する第3舌片1
1の内面11aに接触する傾斜姿勢に構成してある。つ
まり、前記内面11aと内面部分4cとをもって係止溝
6内の相対向する係止面12を構成してあるとともに、
これら両係止面12がほぼ平行に構成してあり、前記係
止片5の各々は、外嵌操作位置からの相対回転操作に連
れて、係止溝6内の相対向する両係止面12に接触する
とともに、係止片5の係入後端部側ほど天井面1側に位
置し、かつ、両係止面12に対して約3度の角度で交差
する傾斜姿勢に構成してある。
【0015】また、図8に示すように、前記筒軸芯Y方
向に沿う各係止片5の係入始端部と係入後端部との最大
幅W1は、係止溝6内の相対向する両係止面12の対向
間隔W2と同一寸法に構成してある。しかも、前記各係
止溝6内に係止片5が係合した状態では、係止片5の上
面とこれに対向する係止面12(第3舌片11の内面1
1a)との間、並びに、係止片5の下面とこれに対向す
る係止面12(筒状ガバー部4Bの内面部分4c)との
間の各々に、該係止片5を挟んでほぼ対称な楔状の空間
が形成されるから、前記両係止面12の対向間隔W2の
寸法公差や係止片5の前記最大幅W1の寸法公差によ
り、両係止面12の対向間隔W2よりも係止片5の最大
幅W1が僅かに大となっていても、前記両係止面12と
係止片5との間に形成される楔状の空間の存在により、
係止片5は捩じれ変形して係止溝6に係合するから、係
止溝6及び係止片5をラフに製作することができる。
【0016】図10、図11に示すように、前記取付け
基材2には、前記外嵌操作位置にある各係止片5が、カ
バー体4の筒状基部4Aの回転操作により係止溝6内の
最大係止操作位置に移動したとき、筒状カバー部4Bの
内面に一体形成された受け部としての突片13の側面に
遊端側が接当状態で係合して、取付け基材2に対するカ
バー体4の前記外嵌装着操作位置への戻り回転を接当規
制する板バネ製のストッパー部材14が、係合解除位置
(図10において破線で示す位置)にまで弾性変形可能
な状態で取付けられている。前記ストッパー部材14
は、それの基端側に形成された貫通孔15を取付け基材
2に一体形成された筒部16に外嵌装着し、この筒部1
6に前記貫通孔15よりも直径が大なる頭部を備えたビ
ス17を装着して抜止め保持してあるとともに、ストッ
パー部材14の基端側を取付け基材2に膨出形成してあ
る突起18に接当させて回り止め固定してある。
【0017】前記ストッパー部材14のうち、カバー体
4の筒状基部4Aの回転方向に沿う中間部は、ストッパ
ー部材14の遊端側ほど取付け基材2側に位置する傾斜
姿勢に形成されていて、筒状基部4Aの回転操作により
前記外嵌操作位置にある各係止片5が前記最大係止操作
位置に向かって移動するに連れて、ストッパー部材14
の傾斜部分14Aに前記突片13の先端面13Aが押圧
接当され、この傾斜部分14Aによるカム作用により、
ストッパー部材14が前記係合解除位置にまで弾性撓み
変形されるように構成してある。そして、前記各係止片
5が係止溝6内の最大係止操作位置に到達すると、前記
ストッパー部材14が突片13を乗り越えて弾性復元力
により前記係合解除位置から係合位置(図11において
実線で示す位置)に復帰し、ストッパー部材14の遊端
面が突片13の側面に接当状態で係合する。
【0018】前記カバー体4の筒状カバー部4Bのう
ち、各係止片5が係止溝6内の前記最大係止操作位置に
位置する状態で、前記筒軸芯Y方向でストッパー部材1
4の遊端側と相対向する部位には、前記係合位置にある
ストッパー部材14を、外部から前記係合解除位置に位
置変更操作するための操作孔20を貫通形成してあり、
この位置変更操作は、ドライバー或いは専用の操作治具
を外部から操作孔20を通してカバー体4内に差し込
み、ストッパー部材14を前記係合位置から係合解除位
置側に押し込むことにより行われる。
【0019】図7に示すように、前記カバー体4の筒状
基部4Aの内周面4aには、各係止片5が係止溝6内の
前記最大係止操作位置に到達したとき、前記複数のガイ
ド片7のうち、周縁方向に沿う長さが最も短いガイド片
7Aが接当して、それ以上の取付け基材2に対する筒状
基部4Aの相対回転操作を接当規制する接当片19が一
体形成してある。
【0020】図4に示すように、前記スポットライトL
は、カバー体4の取付け部3に、前記筒軸芯Y周りで回
動自在に連結される円管状の支持部材21と、この支持
部材21下端側に横軸芯X周りで揺動自在、かつ、摩擦
により姿勢保持可能に取付けられた灯具22とから構成
してあるとともに、前記取付け部3と支持部材21との
連結部分には、カバー体4に対する支持部材21の回動
範囲を、360度以上で、かつ、720度未満の範囲、
詳しくは、約370度に規制する回動範囲規制部23を
設けてある。前記灯具22は、ハロゲン球やクリプトン
球等のランプ24を装着保持するランプホルダー(図示
せず)を備えた灯具本体25に、反射板26を脱着自在
に取付けて構成してある。前記支持部材21の上端側に
は円板状鍔部27を一体形成してあるとともに、この円
板状鍔部27の中心部から更に上方に向かって一体的に
突出形成され筒状の雄ネジ部28を、カバー体4の取付
け部3に形成された貫通孔29に挿通したのちナット3
0を螺合締結することにより、カバー体4に支持部材2
1を抜け止め保持してある。
【0021】尚、図示しないが、前記灯具22の電気コ
ードは、支持部材21内を通して上端開口部から外部に
導出され、天井面1側から取付け基材2の中心に形成さ
れている貫通孔31を通して導出される電源コードに通
電状態で接続してあり、取付け基材2にカバー体4を取
り付けた状態では、電気コードと電源コードとの接続部
分が前記カバー体4の筒状カバー部4Bにて覆われて、
外部に露出しないように構成してある。また、前記電気
コードは、カバー体4の筒状カバー部4B内において、
この電気コードに張力が作用したとき、その張力を受け
止めることができるクリップ(図示せず)に保持され、
図1,図3に示すように、筒状カバー部4Bの内面に
は、前記クリップをビス止め固定するためのビス孔32
を形成してある。
【0022】〔第2実施形態〕図12,図13は、前記
第1実施形態の別実施形態を示し、前記カバー体4の筒
状基部4Aの筒軸芯Y方向に沿う各係止片5の係入始端
部と係入後端部との最大幅W1を、係止溝6内の相対向
する両係止面12の対向間隔W2よりも僅かに大なる寸
法に構成してもよい。このように構成した場合、前記係
止片5の各々は、前記外嵌操作位置からの取付け基材2
に対するカバー体4の相対回転操作に連れて、対応する
係止溝6に係止片5全体が係入したとき、各係止片5が
係止溝6内の相対向する両係止面12によりそれの対向
方向に捩じり変形され、係止片5の各々は係止溝6内の
相対向する両係止面12に弾性圧接状態で接触すること
となる。その他の構成は前記第1実施形態と同一であ
り、第1実施形態で記載した構成部分と同一構成又は同
一機能を有する構成部分には同一番号を付記してそれの
説明を省略する。
【0023】〔第3実施形態〕図14,15は、照明器
具の一例であるスポットライトLの取付け装置の第3実
施形態を示し、前記ストッパー部材14に、取付け基材
2に対して最大係止操作位置にあるカバー体4を前記外
嵌操作位置側へ一定以上の操作力で回転したとき、前記
受け部としての突片13の先端面13Aに押圧接当され
て、ストッパー部材14を係合位置から係合解除位置に
まで弾性変形させることができるカム面33を、このス
トッパー部材14の先端側を傾斜姿勢に折り曲げ加工し
て形成してもよい。尚、前記カバー体4の筒状カバー部
4Bには、前記第1実施形態と同様に、ストッパー部材
14を外部から係合解除位置に操作するための操作孔2
0を形成してあるから、カバー体4を前記外嵌操作位置
側へ一定以上の操作力で回転することにより、ストッパ
ー部材14を係合解除位置に位置変更操作できるけでな
く、作業者の選択により、ドライバー或いは専用の操作
治具を外部から操作孔20を通してカバー体4内に差し
込み、ストッパー部材14を取付け基材2側に押し込む
ことにより、ストッパー部材14を外部から係合解除位
置に位置変更操作することもできる。その他の構成は前
記第1実施形態と同一であり、第1実施形態で記載した
構成部分と同一構成又は同一機能を有する構成部分には
同一番号を付記してそれの説明を省略する。
【0024】〔その他の実施形態〕 前記各実施形態では、係止片5を取付け基材2に形
成し、係止溝6をカバー体4の筒状基部4Aに形成した
が、この構成に限定されるものではなく、係止片5をカ
バー体4の筒状基部4Aに形成し、係止溝6を取付け基
材2に形成してもよい。 前記各実施形態では、板金製の取付け基材2とアル
ミダイキャスト製のカバー体4をもって説明したが、取
付け基材2及びカバー体4の材質はこれに限定されるも
のではなく、取付け基材2はアルミダイキャスト製や合
成樹脂製であってもよく、また、カバー体4は板金製や
合成樹脂製であってもよく、係止片5及び係止溝6はそ
の材質に応じた形成方法を採用して形成すればよい。 前記各実施形態では、前記回動範囲規制手段23を
介してカバー体4の取付け部3に、灯具22を備えた支
持部材21を連結したが、カバー体4の取付け部3に、
灯具22を備えた支持部材21を直接連結固定して実施
してもよい。 前記第3実施形態において、前記ストッパー部材を
外部から係合解除位置に操作するための操作孔20を設
けなくてもよい。 前記各実施形態では、照明器具Lとしてスポットラ
イトを例示して説明したが、カバー体4の取付け部3に
取付け可能な照明器具であるならばスポットライトに限
定されるものではない。 また、照明器具Lの種類や構造に応じて、カバー体4の
取付け部3の形状、及び、カバー体4の取付け部3に対
する照明器具Lの取付け構造を適宜変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の取付け装置の第1実施形態
を示し、取付け基材とカバー体の斜視図
【図2】取付け基材の底面図
【図3】カバー体の平面図
【図4】照明器具を天井面に取付けた状態の側面図
【図5】取付け基材にカバー体を取付けた状態の断面図
【図6】カバー体が外嵌操作位置にある状態の平面図
【図7】係止体が最大係止操作位置にある状態の平面図
【図8】係止体が外嵌操作位置にある状態の要部の断面
【図9】係止体が最大係止操作位置にある状態の要部の
断面図
【図10】ストッパー部材が外嵌操作位置にある状態の
要部の断面図
【図11】ストッパー部材が最大係止操作位置にある状
態の要部の断面図
【図12】本発明の照明器具の取付け装置の第2実施形
態を示し、係止体が外嵌操作位置にある状態の要部の断
面図
【図13】係止体が最大係止操作位置にある状態の要部
の断面図
【図14】本発明の照明器具の取付け装置の第3実施形
態を示し、ストッパー部材が外嵌操作位置にある状態の
要部の断面図
【図15】ストッパー部材が最大係止操作位置にある状
態の要部の断面図
【符号の説明】
1 取付け面 2 取付け基材 3 取付け部 4 カバー体 4A 筒状基部 5 係止片 6 係止溝 12 係止面 13 受け部 14 ストッパー部材 20 操作孔 33 カム L 照明器具 Y 筒軸芯

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付け面に固定される取付け基材に、照
    明器具に対する取付け部を備えたカバー体の筒状基部
    を、それの筒軸芯周りで相対回転自在で、かつ、筒軸芯
    方向に脱着自在に外嵌するとともに、前記取付け基材と
    カバー体の筒状基部との相対向面に、脱着可能な外嵌操
    作位置からの相対回転操作に連れて互いに係合する複数
    の係止片と係止溝とを形成してある照明器具の取付け装
    置であって、 前記係止片の各々を、前記外嵌操作位置からの相対回転
    操作に連れて、前記係止溝内の相対向する両係止面に接
    触する傾斜姿勢に構成してある照明器具の取付け装置。
  2. 【請求項2】 前記係止片の各々が、前記係止溝内の相
    対向する両係止面に弾性圧接状態で接触するように構成
    されている請求項1記載の照明器具の取付け装置。
  3. 【請求項3】 前記取付け基材には、脱着可能な外嵌操
    作位置にある各係止片が係止溝内の最大係止操作位置に
    移動したとき、前記カバー体の内面に形成された受け部
    に遊端側が係合して、取付け基材に対するカバー体の外
    嵌操作位置への戻り回転を接当規制する板バネ製のスト
    ッパー部材が、係合解除位置にまで弾性変形可能な状態
    で取付けられている請求項1又は2記載の照明器具の取
    付け装置。
  4. 【請求項4】 前記カバー体には、前記ストッパー部材
    を外部から係合解除位置に操作するための操作孔が形成
    されている請求項3記載の照明器具の取付け装置。
  5. 【請求項5】 前記ストッパー部材には、前記取付け基
    材に対して最大係止操作位置にあるカバー体が外嵌操作
    位置側へ一定以上の操作力で回転されたとき、ストッパ
    ー部材を係合解除位置に弾性変形させるためのカム面が
    形成されている請求項3又は4記載の照明器具の取付け
    装置。
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