JP3838674B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、スポットライト等の照明器具で、詳しくは、基台に、灯具を備えた支持体を、支軸周りで360度以上で、かつ、720度未満の範囲内で回動自在に取付けてある照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の照明器具は、基台に対する支持体の支軸周りでの回動範囲が360度以上で、かつ、720度未満に規制されているから、照明器具の支軸周りでの照射不能な箇所を解消しながらも、基台に対する支持体の支軸周りでの無制限な回動を規制して、基台から灯具に導出されている電源コードのねじれによる断線の発生を防止することができる。
そして、従来では、図7、図8に示すように、ボルト(支軸の一例)54及びナット60を介して相対回動自在に取付けられる支持体51と基台52との相対向する偏平な取付け面H1,H2間に、基台52に対する支持体51の回動範囲を規制するための円板状の回動範囲規制体53と、ボルト54の軸芯P方向で弾性変形可能な波形座金59とを、ボルト54周りで相対回動自在に介在し、この回動範囲規制体53の周縁には、ボルト54の軸芯Pを中心とする円周方向に沿って360度未満の角度範囲内で直径方向外方に向かって開口する切欠部56と、直径方向外方に向かって突出する舌片58とを形成するとともに、前記支持体51の取付け面H1には、前記回動範囲規制体53の切欠部56に係合して、支持体51と回動範囲規制体53との前記軸芯P周りでの相対回動角度範囲aを360度未満に規制する第1係止突起55を形成し、更に、前記基台52の取付け面H2には、前記回動範囲規制体53の舌片58に対して回動方向から接当することにより、基台52と回動範囲規制体53との前記軸芯P周りでの相対回動角度範囲bを360度未満に規制する第2係止突起57を形成したものが提案されている(例えば、実公平2−17366号公報)。
尚、前記支持体51の第1係止突起55と回動範囲規制体53の切欠部56との係合による回動角度規制作用と、前記基台52の第2係止突起57と回動範囲規制体53の舌片58との接当による回動角度規制作用とにより、基台52に対する支持体51の回動角度範囲が360度以上で、かつ、720度未満に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の照明器具の場合、前記回動範囲規制体53及び波形座金59が、支持体51と基台52との相対向する取付け面H1,H2間から外部に露出するため、照明器具全体の外観意匠が損なわれ易く、しかも、ボルト54に対する回動範囲規制体53の貫通孔53aを大きくして、回動範囲規制体53の組付け作業の容易化を図ると、その大きくしたクリアランスの分だけ回動範囲規制体53が直径方向にズレ動き易くなり、当該回動範囲規制体53の切欠部56と前記支持体51の第1係止突起55との係合、及び、回動範囲規制体53の舌片58と前記基台52の第2係止突起57との接当が不確実になる可能性が高くなる。
特に、前記回動範囲規制体53と前記基台52の取付け面H2との間に波形座金59が介在されている場合では、当該波形座金59の直径方向へのズレ動きによって、前記支持体51の第1係止突起55及び基台52の第2係止突起57が波形座金59に接当する可能性があり、その結果、前記支持体51を基台52に対して所定の回動角度範囲で回動させることができなくなる虞れがある。
【0004】
本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、照明器具の回動規制部の外観意匠の向上と、組付け作業の容易化とを図りながら、基台に対して支持体を所定の回動角度範囲に確実に規制することができる照明器具を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の照明器具の第1特徴構成は、基台に、灯具を備えた支持体を、支軸周りで360度以上で、かつ、720度未満の範囲内で回動自在に取付けてある照明器具であって、
前記支持体の端部側に、前記基台に対する取付け面を備える鍔部と、基台に形成された貫通孔に挿通する前記支軸とを一体形成するとともに、その支軸の先端側に、支持体の鍔部との間で基台を挾持するナットが螺合される雄ネジ部を形成し、
前記支持体と前記基台との相対向する取付け面のうち、前記支持体側の取付け面において、前記ナットよりも前記支軸の軸芯を中心とする径方向の外方位置に、前記軸芯を中心とする円周方向に沿って360度未満の角度範囲で弧状の溝を形成し、
この弧状溝内に係合する第1係止片を備えた回動範囲規制体を、前記基台の取付け面と前記支持体の取付け面との間に前記支軸周りで相対回動自在に介在するとともに、
前記回動範囲規制体には、前記軸芯を中心とする円周方向に沿って360度未満の角度範囲で弧状の被係合部を形成し、
更に、前記基台側の取付け面には、前記被係合部に係合する第2係止片を設けるとともに、
前記支持体又は前記基台には、前記回動範囲規制体の外周側を覆う周壁部を形成してある点にある。
【0006】
上記特徴構成によれば、回動範囲規制体の第1係止片を支持体の取付け面に形成された弧状溝内に係合させることによって、これら両者による回動範囲規制作用を確実に発揮させることができるばかりでなく、支軸に対する回動範囲規制体の貫通孔を大きくして、当該回動範囲規制体の支軸に対する組付けの容易化を図っても、当該回動範囲規制体の直径方向でのズレ動き範囲を規制することができるから、回動範囲規制体の被係合部と基台側の取付け面に設けた第2係止片との係合による回動範囲規制作用の確実化をも図ることができる。しかも、前記回動範囲規制体の外周側が支持体又は基台に設けた周壁部にて覆われているから、この回動範囲規制体が外部に露出することがない又は少ない。
【0007】
従って、照明器具の回動範囲規制部の外観意匠の向上と、支軸に対する回動範囲規制体の組付け作業の容易化とを図りながらも、基台に対して支持体を所定の回動角度範囲に確実に規制することができる。
【0008】
また、前記支軸が支持体とは別途に製作されたボルトから構成されている場合に比して、部品点数の削減を図ることができるばかりでなく、支持体と基台との芯合わせも容易に行うことができて、照明器具の組付け作業の容易化を促進することができる。
【0009】
本発明の照明器具の第2特徴構成は、前記弧状の溝の外周部によって前記回動範囲規制体の外周側を覆う周壁部が構成されている点にある。
【0010】
本発明の照明器具の第3特徴構成は、前記回動範囲規制体の外周側を覆う周壁部の内周面と、回動範囲規制体の外周面との直径差を、回動範囲規制体の第1係止片と前記弧状の溝との径方向での係止状態保持長さよりも小さく構成することで、前記周壁部の内周面と回動範囲規制体の外周面とが当接した状態でも第1係止片と弧状の溝との係止状態が保持される構成である点にある。
【0011】
本発明の照明器具の第4特徴構成は、前記基台の第2係止片が、前記周壁部よりも径方向の内方位置で周壁部の先端面よりも溝側に入り込む形状に形成されているとともに、
前記基台の第2係止片と周壁部の内周面とが当接した状態でも、第2係止片と被係合部との係止状態が保持される構成である点にある。
【0012】
また、前記支持体の取付け面を前記回動範囲規制体を介して前記基台の取付け面側に押圧付勢する弾性部材が、前記基台の裏面側に配設されていてもよい。
【0013】
上記構成であれば、前記基台に対して支持体を支軸周りの任意の回動位置で摩擦保持することができるばかりでなく、このための弾性部材が基台の裏面側に配置されているから、弾性部材が外部に露出することがなく、しかも、従来のように、弾性部材が回動範囲規制体等と相互干渉して所期の回動範囲規制作用に悪影響を及ぼすこともない。
【0014】
従って、基台に対して支持体を支軸周りの任意の回動位置で位置保持するための弾性部材を設けながらも、照明器具の回動範囲規制部の外観意匠の向上を図りつつ、基台に対して支持体を所定の回動角度範囲に確実に規制することができる。
【0015】
また、前記第1係止片が前記回動範囲規制体の外周縁の一部を打ち出し加工して形成された舌片から構成されていてもよい。
【0016】
上記構成であれば、別途製作された第1係止片を回動範囲規制体に固着するものに比較して回動範囲規制体の製作工程の簡素化を図ることができて、照明器具の組付け作業の容易化を更に促進することができる。
【0020】
【実施例】
図5、図6は、照明器具の一例であるスポットライト4を示し、基台1に、灯具3を備えた支持体2を、これら基台1と支持体2との連結部分に設けられている支軸2D周りで360度以上で、かつ、720度未満の範囲で回動自在に取付けてあり、この基台1と支持体2との連結部分が基台1に対する支持体2の回動範囲規制部Rに構成されている。
尚、前記スポットライト4は、天井面5に対して、基台1を当該天井面5の表面側にネジ止め固定することによって垂下状態で固設される。
【0021】
前記基台1は、上方に向かって開口する側面視逆凸状の円筒体から構成されているとともに、当該基台1の底板部分1Aには貫通孔6が形成されている。
また、前記支持体2は、一つの縦軸芯Pを共通の縦軸芯として、円管状部材2Aの上端側に後述する基台1との取付け面H1を備える円板状鍔部2Bを形成し、前記円板状鍔部2Bの上端面に筒状の前記支軸2Dを一体的に突出形成する(すなわち、支持体2の端部側に円板状鍔部2Bと支軸2Dとを一体形成する)とともに、当該円管状部材2Aの下端側に半円状の膨出部2Cを一体形成して構成されている。
また、前記スポットライト4の組立状態では、前記支軸2Dが基台1の貫通孔6に挿通される。
【0022】
図5に示すように、前記灯具3は、ハロゲン球やクリプトン球等のランプ7を装着保持するランプホルダー8を備えた灯具本体9に、反射板10を着脱自在に取付けて構成され、更に、支持体2と灯具3とは、灯具本体9の上面側後端部分に一体形成されている左右一対のブラケット9A間に、前記支持体2の膨出部2Cを内嵌させるとともに、両ブラケット9Aと膨出部2Cとに亘って頭付きのヒンジ軸11を水平方向から挿通して連結されていて、支持体2に対して灯具3が、ヒンジ軸11の水平軸芯Q周りで回動自在に構成されている。
前記ヒンジ軸11のうち、一方のブラケット9Aから突出した先端側雄ネジ部分には摘みを備えた袋ナット12が螺合されていて、この袋ナット12をブラケット9A側に締付けることにより膨出部2Cが両ブラケット9Aに挾持され、支持体2に対して灯具3が任意の回動位置で摩擦保持可能に構成されている。
【0023】
次に、前記回動範囲規制部Rの具体的構造について図1〜図4に基づいて説明する。
図1に示すように、前記支持体2の円板状鍔部2Bと基台1の底板部分1Aとの縦軸芯Pに沿う方向で相対向する取付け面H1,H2間のうち、支持体2側の取付け面H1には、後述するナット22よりも支軸2Dの縦軸芯Pを中心とする径方向の外方位置に、同じく縦軸芯Pを中心とする円周方向に沿って、約350度の角度範囲で弧状の溝15が形成されている。
また、前記基台1の取付け面H2と支持体2の取付け面H1との間において、円板状の回動範囲規制体14が、その中心部に形成してある貫通孔14Aを通して支軸2D周りで相対回動自在に外嵌されていて、この回動範囲規制体14の周縁に、前記弧状溝15内に係合する第1舌片(第1係止片の一例)16が、当該弧状溝15内に向かって打ち出し形成されているとともに、この回動範囲規制体14の周縁で、第1舌片16と直径方向で相対向する位置には、支軸2Dの縦軸芯Pを中心とする円周方向に沿って約60度の角度範囲で直径方向外方に向かって開口する弧状の切欠部(被係合部の一例)18が形成されている。
更に、前記基台1側の取付け面H2には、前記回動範囲規制体14の切欠部18に係合して回動方向で接当する第2舌片(第2係止片の一例)17が、基台1の底板部分1Aから支持体2の取付け面H1に向かって打ち出し形成されている。
従って、図2の(イ)、(ロ)に示すように、前記基台1に対して支持体2を縦軸芯P周りに相対回動操作したとき、前記支持体2の弧状溝15と回動範囲規制体14の第1舌片16との係合による支持体2と回動範囲規制体14との縦軸芯P周りでの相対回動角度範囲aが約330度に規制され、前記回動範囲規制体14の切欠部18と基台1の第2舌片17との接当による回動範囲規制体14と基台1との縦軸芯P周りでの相対回動角度範囲bが約40度に規制されているため、弧状溝15と第1舌片16との係合による回動角度規制作用と、切欠部18と第2舌片17との接当による回動角度規制作用とにより、基台1に対する支持体2の回動角度範囲が約370度に構成されている。
【0024】
尚、図1に示すように、前記支持体2の円板状鍔部2Bのうち、取付け面H1側の周縁で、かつ、弧状溝15の直径方向外方には、縦軸芯Pを中心として回動範囲規制体14の外周側を覆う円環状の周壁部13が一体形成されていて、基台1と支持体2との組立状態では、周壁13部と底板部分1Aとの間に僅かな隙間が存在するように構成されている。
従って、前記隙間を通して回動範囲規制体14が外部に殆ど露出することがなく、又は、露出したとしてもその露出量は極僅かであるから、外観意匠の向上を図ることができる。
尚、この周壁部13は、弧状溝15の外周部によって構成されている。
【0025】
また、図1に示すように、前記支持体2の支軸2Dのうち、基台1の底板部分1Aの裏面側に突出する部分には、当該底板部分1Aの貫通孔6の内径よりも大きな外径で形成されたワッシャ19と、支持体2の取付け面H1を回動範囲規制体14を介して基台の取付け面H2側に押圧付勢する波形座金(弾性部材の一例)20とが外嵌配設されているとともに、支軸2Dの先端側の外周面には雄ネジ部21が形成されていて、当該雄ネジ部21にナット22を螺合することによって、ワッシャ19を介して基台1の底板部分1Aの裏面とナット22との間で波形座金20が挾持固定されているとともに、ナット22と支持体2の円板状鍔部2Bとの間で波型座金20、ワッシャ19、回動範囲規制体14とを介して基台1の底板部分1Aが挟持され、かつ、基台1の底板部分1Aの貫通孔6から支軸2Dが抜け出すことが規制されている。
従って、前記ナット22の締付力によって波形座金20を縦軸芯P方向に押圧変形することにより、当該波形座金20の弾性復元力をもって、基台1に対して支持体2を縦軸芯P周りの任意の回動位置で摩擦保持できるように構成されている。
そしてまた、前記回動範囲規制体14の外周側を覆う周壁部13の内周面と、回動範囲規制体14の外周面との直径差を、回動範囲規制体14の第1係止片16と前記弧状溝15との径方向での係止状態保持長さよりも小さく構成してあり、周壁部13の内周面と回動範囲規制体14の外周面とが当接した状態でも第1係止片16と弧状溝15との係止状態が保持されるようにしてある。
また、基台1の第2係止片17が、周壁部13よりも径方向の内方位置で周壁部13の先端面よりも溝側に入り込む形状に形成されているとともに、基台1の第2係止片17と周壁部13の内周面とが当接した状態でも、第2係止片17と被係合部18との係止状態が保持されるようにしてある。
【0026】
〔その他の実施例〕
▲1▼ 上記実施例では、前記支持体2の弧状溝15の角度範囲を約350度に形成するとともに、前記回動範囲規制体14の切欠部の角度範囲を約60度に形成して、基台1に対する支持体2の回動角度範囲を約370度となるように構成して実施しているが、この構成に限定されるものではなく、前記支持体2の弧状溝15が360度未満の角度範囲内で形成されているとともに、前記回動範囲規制体14の切欠部が360度未満の角度範囲内で形成されていて、全体として、基台1に対する支持体2の回動角度範囲が360度以上で、かつ、720度未満となるように構成されているならば、弧状溝15の角度範囲及び切欠部の角度範囲の変更は自由である。
また、第1舌片16と第2舌片17の回動方向での幅を変更して、支持体2と回動範囲規制体14との縦軸芯P周りでの相対回動角度範囲a、及び、回動範囲規制体14と基台1との縦軸芯P周りでの相対回動角度範囲bを変更してもよい。この場合でも、基台1に対する支持体2の回動角度範囲が360度以上で、かつ、720度未満となるように構成する。
【0027】
▲2▼ 上記実施例では、前記第1係止片16と第2係止片17との各々が、回動範囲規制体14と基台1とから打ち出し加工して形成された舌片から構成されているが、この構成に限定されるものではなく、各係止片16,17を回動範囲規制体14又は基台1とは別途製作して、回動範囲規制体14又は基台1に各別に取付けて実施してもよい。
▲3▼ 上記実施例では、前記係合部18を切欠部をもって構成したが、支軸2Dの縦軸芯Pを中心とする円周方向に沿う弧状の長孔で構成してもよい。
▲4▼ 上記実施例では、前記弾性部材20を波形座金をもって構成したが、ナット22の締付力で縦軸芯P方向に弾性復元力を発揮できるものであるならば、例えば、環状のゴム体やコイルスプリングであってもよい。
▲5▼ 上記実施例では、前記回動範囲規制体14の外周側を覆う周壁部13を、支持体2の円板状鍔部2Bに一体形成したが、当該周壁部13を基台1の底板部分1A側に形成してもよい。
▲6▼ 上記実施例では、前記支持体2がほぼ円管状に構成されているが、図7に示すような、下向き開口姿勢のコの字状に形成された板体で支持体2を構成してもよい。
この場合、基台1と支持体2とを別途製作されたボルトで連結して、当該ボルトを支軸2Dに兼用して実施してもよい。
▲7▼ 上記実施例では、基台1として、天井面5の表面側にビス止めして固設されるものを用いて説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、天井面の表面側に設けられたレールに対して摺動自在に構成されたもの、又は、テーブル等に弾性挾持可能な一対の挾持片と、当該両挾持片を弾性力に抗して強制的に挾持解除する一対の把持片とを備えたワニ口クリップ状に構成されたもの、或いは、卓上に安定姿勢で載置可能なスタンド型であってもよい。
【0028】
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】回動範囲規制部の縦断面図
【図2】回動範囲規制部の回動動作を示す動作図のうち、(イ)は回動方向一端側限界位置での水平断面図、(ロ)は回動方向他端側限界位置での水平断面図
【図3】図1のIII−III線断面図
【図4】回動範囲規制部の分解斜視図
【図5】スポットライトの縦断面図
【図6】スポットライトの正面図
【図7】従来例の回動範囲規制部の分解斜視図
【図8】従来例の回動範囲規制部の回動動作を示す動作図
【符号の説明】
1 基台
2 支持体
2D 支軸
3 灯具
13 周壁部
14 回動範囲規制体
15 溝(弧状溝)
16 第1係止片
17 第2係止片
18 被係合部
20 弾性部材
21 雄ネジ部
22 ナット
P 軸芯
H1 取付け面
H2 取付け面

Claims (4)

  1. 基台(1)に、灯具(3)を備えた支持体(2)を、支軸(2D)周りで360度以上で、かつ、720度未満の範囲内で回動自在に取付けてある照明器具であって、
    前記支持体(2)の端部側に、前記基台(1)に対する取付け面(H1)を備える鍔部(2B)と、基台(1)に形成された貫通孔(6)に挿通する前記支軸(2D)とを一体形成するとともに、その支軸(2D)の先端側に、支持体(2)の鍔部(2B)との間で基台(1)を挾持するナット(22)が螺合される雄ネジ部(21)を形成し、
    前記支持体(2)と前記基台(1)との相対向する取付け面(H1),(H2)のうち、前記支持体(2)側の取付け面(H1)において、前記ナット(22)よりも前記支軸(2D)の軸芯(P)を中心とする径方向の外方位置に、前記軸芯(P)を中心とする円周方向に沿って360度未満の角度範囲で弧状の溝(15)を形成し、
    この弧状溝(15)内に係合する第1係止片(16)を備えた回動範囲規制体(14)を、前記基台(1)の取付け面(H2)と前記支持体(2)の取付け面(H1)との間に前記支軸(2D)周りで相対回動自在に介在するとともに、
    前記回動範囲規制体(14)には、軸芯(P)を中心とする円周方向に沿って360度未満の角度範囲で弧状の被係合部(18)を形成し、
    更に、前記基台(1)側の取付け面(H2)には、前記被係合部(18)に係合する第2係止片(17)を設けるとともに、
    前記支持体(2)又は前記基台(1)には、前記回動範囲規制体(14)の外周側を覆う周壁部(13)を形成してある照明器具。
  2. 前記弧状の溝(15)の外周部によって前記回動範囲規制体(14)の外周側を覆う周壁部(13)が構成されている請求項1記載の照明器具。
  3. 前記回動範囲規制体(14)の外周側を覆う周壁部(13)の内周面と、回動範囲規制体(14)の外周面との直径差を、回動範囲規制体(14)の第1係止片(16)と前記弧状の溝(15)との径方向での係止状態保持長さよりも小さく構成することで、前記周壁部(13)の内周面と回動範囲規制体(14)の外周面とが当接した状態でも第1係止片(16)と弧状の溝(15)との係止状態が保持される構成である請求項1又は2記載の照明器具。
  4. 前記基台(1)の第2係止片(17)が、前記周壁部(13)よりも径方向の内方位置で周壁部(13)の先端面よりも溝側に入り込む形状に形成されているとともに、
    前記基台(1)の第2係止片(17)と周壁部(13)の内周面とが当接した状態でも、第2係止片(17)と被係合部(18)との係止状態が保持される構成である請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。
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