JPH10338348A - 灰処理装置 - Google Patents

灰処理装置

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JPH10338348A
JPH10338348A JP14784997A JP14784997A JPH10338348A JP H10338348 A JPH10338348 A JP H10338348A JP 14784997 A JP14784997 A JP 14784997A JP 14784997 A JP14784997 A JP 14784997A JP H10338348 A JPH10338348 A JP H10338348A
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JP
Japan
Prior art keywords
ash
transport pipe
intake valve
hopper
powder flow
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14784997A
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English (en)
Inventor
Yutaka Nakayama
豊 中山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10338348A publication Critical patent/JPH10338348A/ja
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、構成が簡単で、安定した動作を得ら
れ、さらに保守管理が簡単な灰処理装置を提供する。 【解決手段】ホッパ11に貯蔵された捕集灰12をアッ
シュインテーク弁13の開動作により灰輸送管14に送
り込み、搬送空気16とともに固気分離用フィルタ19
に搬送するもので、灰輸送管14に、同灰輸送管14内
の灰流の有無を検出する粉体フロースイッチ18を設
け、この粉体フロースイッチ18によりアッシュインテ
ーク弁13の開閉を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力発電所の電気
集塵装置の捕集灰を輸送する灰処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、火力発電所の電気集塵装置の捕集
灰を輸送する灰処理装置として、図2に示すように灰1
を貯蔵するホッパ2の下部にアッシュインテーク弁3設
け、このアッシュインテーク弁3に灰輸送管4を接続
し、アッシュインテーク弁3を介して灰輸送管4に送ら
れた灰1に対し、空気取り入れ口5より灰輸送管4中に
搬送空気6を送り込み、この搬送空気6とともに灰1を
固気分離用フィルタ7に搬送し、ここで、灰1と搬送空
気6を分離するとともに、搬送空気6を排気管8を通し
て真空ブロック801より大気中に放出するようにして
いる。この場合、排気管8に灰輸送管4内の圧力を測定
する差圧伝送器9を設け、この差圧伝送器9の測定信号
により動作するスイッチ10によりアッシュインテーク
弁3の開閉を制御するようにしている。つまり、差圧伝
送器9は、アッシュインテーク弁3を通して灰輸送管4
への灰1の落下が続いているときの灰輸送管4中の圧力
(この場合の圧力は真空側に変化する。)と、灰輸送管
4への灰1の落下が無くなりホッパ2が空になったとき
の灰輸送管4中の圧力(この場合の圧力は大気側に変化
する。)を設定していて、これら設定圧力と実際の測定
圧力に基づいて輸送灰量を検出しアッシュインテーク弁
3を開閉制御するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成によると、灰輸送管4中の圧力を測定するための圧
力測定用の差圧伝送器9を必要とし、さらに、この差圧
伝送器9に付属する図示しない計器回路なども必要にな
るため、装置の構成が複雑になって、その分動作も不安
定になるおそれがある。また、差圧伝送器9自身につい
ても、搬送空気に直接触れているため、温度、腐食など
の対策を必要とし、差圧伝送器9の保守管理が面倒にな
る欠点もあった。本発明は、上記事情に鑑みてなされた
もので、構成が簡単で、安定した動作を得られ、さらに
保守管理が簡単な灰処理装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
灰を貯蔵するホッパと、同ホッパの下部に取り付けるア
ッシュインテーク弁と、同アッシュインテーク弁に接続
された灰輸送管と、同灰輸送管中に設けられ、灰と搬送
空気を分離するフィルターと、搬送空気を発生するブロ
アとからなる灰処理装置において、上記灰輸送管に同灰
輸送管内の灰流の有無を検出する粉体フロースイッチを
設け、同粉体フロースイッチにて上記アッシュインテー
ク弁を開閉制御するようにしている。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載にお
いて、上記粉体フロースイッチを上記灰輸送管の外部か
ら灰流の有無を検出可能なマイクロウェーブ式スイッチ
にて構成している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に従い説明する。図1は、本発明が適用される灰処理
装置の概略的構成を示している。図において、11は火
力発電所などの電気集塵装置で捕集された灰12を貯蔵
するホッパで、このホッパ11の下部にアッシュインテ
ーク弁13設け、このアッシュインテーク弁13に灰輸
送管14を接続している。この灰輸送管14は、ホッパ
11よりアッシュインテーク弁13を介してホッパ11
の灰12が送り込まれるようになっている。また、灰輸
送管14には、空気取り入れ口15より搬送空気16を
取り入れ、搬送空気16とともに灰12を固気分離用フ
ィルタ19まで搬送し、ここで、灰12と搬送空気16
を分離するとともに、搬送空気16を排気管20を通し
て真空ブロック21より大気中に放出するようにしてい
る。
【0007】灰輸送管14の固気分離用フィルタ19の
手前にセンサ取付け部17を設け、このセンサ取付け部
17に粉体フロースイッチ18を設けている。この粉体
フロースイッチ18は、灰輸送管14中を搬送される灰
12の有無、つまり、搬送灰流を検出するマイクロウェ
ーブ式スイッチからなるもので、この搬送灰流の有無に
応じて検出信号Aを出力し、アッシュインテーク弁13
の開閉を制御するようにしている。この場合、粉体フロ
ースイッチ18は、アッシュインテーク弁13が解放し
ていてホッパ11の灰12が灰輸送管14内に落下して
いる灰輸送管14中を搬送されている状態で、搬送灰流
を検出し、検出信号Aによりアッシュインテーク弁13
を続けて開制御し、また、灰輸送管14中の搬送灰流を
検出しなくなると、ホッパ11中の灰12が無くなった
と見做して検出信号Aによりアッシュインテーク弁13
を閉制御して処理を終了するようになっている。
【0008】しかして、このような構成によると、ホッ
パ11に貯蔵された捕集灰12は、ホッパ11の下部に
取り付けたアッシュインテーク弁13の開操作により灰
輸送管14に送り込まれ、空気取り入れ口15より取り
込まれる搬送空気16とともに固気分離用フィルタ19
に送られる。そして、この固気分離用フィルタ19で、
灰12と搬送空気16に分離され、搬送空気16のみが
排気管20を通して真空ブロック21より大気中に放出
される。
【0009】この場合、灰輸送管14内を搬送される灰
12による灰流の有無が粉体フロースイッチ18により
検出される。そして、粉体フロースイッチ18により灰
流が検出される間は、アッシュインテーク弁13は開動
作され、ホッパ11からの灰12は、続けて固気分離用
フィルタ19に送られる。
【0010】その後、ホッパ11の灰12が無くなっ
て、灰輸送管14中の灰流が粉体フロースイッチ18に
より検出されなくなると、アッシュインテーク弁13
は、閉動作され、処理が終了する。
【0011】従って、このようにすれば、灰輸送管14
に同灰輸送管14内の灰流の有無を検出する粉体フロー
スイッチ18を設け、同粉体フロースイッチ18にてア
ッシュインテーク弁13を開閉制御するようにしたの
で、従来の灰輸送管中の圧力を測定するための圧力測定
用の差圧伝送器を必要としなくなり、さらに差圧伝送器
に付属する計器回路なども必要でなくなるため、装置の
構成を簡単にできるとともに、動作も安定したものにで
き、さらに、差圧伝送器を用いた場合のような温度、腐
食などの対策を必要としないため、保守管理も簡単なも
のにできる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、灰輸
送管に同灰輸送管内の灰流の有無を検出する粉体フロー
スイッチを設け、同粉体フロースイッチにてアッシュイ
ンテーク弁を開閉制御することにより、従来の差圧伝送
器を用いたものに比べ、構成を簡単にできるとともに、
安定した動作が得られ、さらに保守管理も簡単にできる
灰処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の概略構成を示す図。
【図2】従来の灰処理装置の概略構成を示す図。
【符号の説明】
11…ホッパ、 12…灰、 13…アッシュインテーク弁、 14…灰輸送管、 15…空気取り入れ口、 16…搬送空気、 17…センサ取付け部、 18…粉体フロースイッチ、 19…固気分離用フィルタ、 20…排気管、 21…真空ブロック。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灰を貯蔵するホッパと、同ホッパの下部
    に取り付けるアッシュインテーク弁と、同アッシュイン
    テーク弁に接続された灰輸送管と、同灰輸送管中に設け
    られ、灰と搬送空気を分離するフィルターと、搬送空気
    を発生するブロアとからなる灰処理装置において、 上記灰輸送管に同灰輸送管内の灰流の有無を検出する粉
    体フロースイッチを設け、同粉体フロースイッチにて上
    記アッシュインテーク弁を開閉制御するようにしてなる
    ことを特徴とする灰処理装置。
  2. 【請求項2】 上記粉体フロースイッチを上記灰輸送管
    の外部から灰流の有無を検出可能なマイクロウェーブ式
    スイッチにて構成してなることを特徴とする請求項1記
    載の灰処理装置。
JP14784997A 1997-06-05 1997-06-05 灰処理装置 Withdrawn JPH10338348A (ja)

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JP14784997A JPH10338348A (ja) 1997-06-05 1997-06-05 灰処理装置

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JP14784997A JPH10338348A (ja) 1997-06-05 1997-06-05 灰処理装置

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ID=15439653

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102060197A (zh) * 2010-12-15 2011-05-18 中冶赛迪工程技术股份有限公司 一种采用气力输送煤粉的方法和系统
CN104495384A (zh) * 2014-12-23 2015-04-08 长沙开元仪器股份有限公司 一种物料输送设备
CN106395387A (zh) * 2016-10-24 2017-02-15 云南云天化农业科技股份有限公司 一种风机回路装置及其控制方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104495384A (zh) * 2014-12-23 2015-04-08 长沙开元仪器股份有限公司 一种物料输送设备
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040907