JPH0435306Y2 - - Google Patents

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JPH0435306Y2
JPH0435306Y2 JP486887U JP486887U JPH0435306Y2 JP H0435306 Y2 JPH0435306 Y2 JP H0435306Y2 JP 486887 U JP486887 U JP 486887U JP 486887 U JP486887 U JP 486887U JP H0435306 Y2 JPH0435306 Y2 JP H0435306Y2
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powder
transport pipe
pressure
air
pipe
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば石灰等の中和剤である粉体の供
給装置に関し、特に、粉体を収容するホツパー
と、ホツパーの下端部に設けた粉体の切り出し装
置と、切り出された粉体を高圧空気によつて搬送
する輸送管とを備えた粉体の供給装置に関する。
[従来技術] 例えば都市ごみ等を焼却処理する炉におては、
排気ガス中の有害成分を除去するために、排気管
内に石灰等を吹き込むことが行われている。
第2図はかかる従来装置の一例を示すもので、
石灰等を収納するホツパー1の下端部には切り出
し装置2が設けられている。この切り出し装置2
としては例えばスクリユーコンベアー等の粉体の
搬送装置が採用されている。切り出し装置2の先
端部はロータリーバルブ3を介して輸送管4に連
結されている。この輸送管の一端部にはブロア5
が取付けられており、輸送管の他端部は噴出口6
を介してダクト7内に開口している。
したがつて、ホツパー1内の粉体は切り出し装
置2とロータリーバルブ3とを通つて輸送管4内
に投入され、ブロア5から供給される空気流によ
つて噴出口6へ搬送され、ダクト7内に噴射され
る。
この従来装置を有効に機能させるには、ロータ
リーバルブ3の気密が充分に保たれることが重要
で、この気密性がバルブの摩耗等によつて劣化す
ると、粉体の輸送に使用されるべき空気がバルブ
を通つてホツパー側にリークしてしまい、粉体の
切り出し精度を低下させる原因となる。
また、輸送用の空気流が不足して輸送管の目づ
まりを起こし、最後には輸送不能の故障を引き起
こす場合もある。そこでこの種の従来装置では、
ロータリバルブの羽根先を交換可能にしておき、
定期的に取り換える作業が必要であつた。
[考案の目的] したがつて本考案の目的は、空気流を用いる粉
体の搬送装置において、輸送管の目づまりを効果
的に防止でき、かつ摩耗による効率の低下を生ず
ることのない粉体の供給装置を提供するにある。
[考案の構成] 本考案の粉体の供給装置は、ホツパーと切り出
し装置によつて供給される粉体を空気輸送管を介
して移送する装置において、切り出し装置と輸送
管とを結ぶ空気吸込管と、空気吸込管の途中に設
けた締切弁と、輸送管内に高圧空気を噴出するエ
ゼクターノズルとを備え、輸送管内の圧力変動を
検知して締切弁を開閉する制御手段を設けた構成
を有する。
[考案の作用効果] したがつて、締切弁を開放し、エゼクターノズ
ルから高圧空気を噴射させれば、エゼクターノズ
ルの周囲に発生する負圧によつて空気吸込口から
空気が吸入され、この吸入空気に混入するよう
に、切り出し装置から粉体が供給される。そして
閉塞が生ずると、エゼクターノズルの周囲の負圧
が低下する(大気圧に近くなる)ので、この圧力
低下を圧力検出器で検知して切り出し装置を停止
し、締切弁を閉じる。その結果粉体の切り出し作
業は停止される。エゼクターからの空気圧によつ
て輸送管内の圧力は上昇するので閉塞がなくな
り、前述の空気の負圧が上昇して再び締切弁を開
き、切り出し装置を動かす。このように本考案に
よれば、閉塞の除去を効果的に行うことができ、
また可動機構がないので、保守点検が容易とな
る。
[実施例] 第1図を参照して本考案の実施例を説明する。
粉体のホツパー1の下端部に切り出し装置2を
設けたことは従来の装置と同様であるが、切り出
し装置2の出口部には空気吸入管8が設けられて
いる。この空気吸入管8の下端部は締切弁9を介
して輸送管4の端部に形成した大径部15に連結
されている。
大径部15の中心部には輸送管の軸線に沿つて
エゼクターノズル11が取付けてあり、このエゼ
クターノズル11は高圧空気供給弁10を介して
高圧空気供給源16に連通している。また大径部
15の内圧を計測する圧力検知器12が設けてあ
り、この信号によつてアクチユエータ18を介し
て締切弁9を操作するように構成してある。
使用に際しては、締切弁9を開放し、エゼクタ
ーノズル11から高圧空気を噴出させて、その周
囲に負圧に発生させ、それによつて、輸送用の空
気を空気吸入管8の口から吸入しつつ、この中に
粉体を供給する。
この装置においては、従来のロータリーバルブ
のような摩耗部がないので、操業が安定して切り
出しの精度が保てると共に、定期的な取り換え作
業も不要になる。
従来の装置では、何かの理由で輸送管が閉塞し
たときに、ロータリバルブ3の気密さえ完全であ
れば、管内圧力が自動的に上昇して、その閉塞を
排除する作用がある。
ところが、エゼクター方式では、その作用がな
いので、その対応策として、圧力検出器12と締
切弁9とを設けてある。
通常の使用状態では、エゼクターによつて発生
する負圧は、大気より50〜200mmAq低い程度であ
るから、それを常に圧力検出器12で検出して記
憶させておき、この負圧が或る値以上に減少した
(もしくは正圧になつた)ときは、輸送管の閉塞
が発生したとして、締切弁9を閉めて、粉体の切
り出しを停止する。すると輸送管内の圧力は上昇
し、閉塞は排除される。
閉塞が排除されて、もとの使用状態に復帰する
には、例えば圧力検出器12で検出した圧力の数
値そのものでなく、一旦上昇した圧力が急激に減
少した変化の程度を検出することによつて可能で
ある。
なおこの圧力検出器12の検出の位置や、これ
による制御の態様は、上記以外の他の方式でも、
効果は同じである。
[まとめ] 本考案は以上のように粉体の供給装置におい
て、可動機構を省略することによつて摩耗による
支障を排除し、さらに高圧空気流による輸送管の
閉塞の際には、この圧力変動を検知して締切弁を
閉じ、管内を昇圧して閉塞を除去するから、保守
作業等を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す説明図、第2図
は従来の装置を示す説明図である。 1……ホツパー、2……切り出し装置、4……
輸送管、7……排気ダクト、8……空気吸入管、
9……締切弁、11……エゼクターノズル、12
……圧力検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉体を収容するホツパーと、ホツパーの下端部
    に設けた粉体の切り出し装置と、切り出された粉
    体を高圧空気によつて搬送する輸送管とを備えた
    粉体の供給装置において、切り出し装置と輸送管
    とを結ぶ空気吸込管と、空気吸込管の途中に設け
    た締切弁と、輸送管内に高圧空気を噴出するエゼ
    クターノズルとを備え、輸送管内の圧力変動を検
    知して締切弁を開閉する制御手段を設けたことを
    特徴とする粉体の供給装置。
JP486887U 1987-01-19 1987-01-19 Expired JPH0435306Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP486887U JPH0435306Y2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19

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JP486887U JPH0435306Y2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19

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JPS63113022U JPS63113022U (ja) 1988-07-20
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