JP2912970B2 - 灰中未燃分測定装置 - Google Patents

灰中未燃分測定装置

Info

Publication number
JP2912970B2
JP2912970B2 JP1487090A JP1487090A JP2912970B2 JP 2912970 B2 JP2912970 B2 JP 2912970B2 JP 1487090 A JP1487090 A JP 1487090A JP 1487090 A JP1487090 A JP 1487090A JP 2912970 B2 JP2912970 B2 JP 2912970B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
dust
return line
unburned
ash
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1487090A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03221830A (ja
Inventor
宏 稲田
昭 次郎坊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP1487090A priority Critical patent/JP2912970B2/ja
Publication of JPH03221830A publication Critical patent/JPH03221830A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2912970B2 publication Critical patent/JP2912970B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は排ガスダクト内を流れる排ガス中のダストを
採取しそのダスト量を測定する装置に係り、特に煙道
(排ガスダクト)中の排ガスに含まれているダストを採
取し、そのダスト量を測定するに好適な灰中未燃分測定
装置に関するものである。
[従来の技術] ボイラなどの燃焼装置において、煙道排ガス中の未燃
分を計測することは、ボイラの燃焼効率、ひいてはボイ
ラ効率を把握するために重要なことであり、通常、排ガ
スダクト内を通過する排ガスに含まれるダスト中の未燃
カーボン量を計測して未燃分量を把握している。このダ
ストを採取する方法としては、日本工業規格JIS−8808
(排ガス中のダスト濃度の測定方法)の規定がある。
従来技術の排ガス中の灰中未燃分測定装置の概略系統
図を第2図に示す。
第2図において、1はダストを含んだ排ガスが流れる
排ガスダクト、2は排ガスダクト1内に配置され,試料
を採取するサンプリングノズル、3は遮断弁、4はサン
プリングライン、5は採取した試料から排ガスとダスト
に分離する捕集サイクロン、6はダスト中の未燃分を測
定する未燃分測定器、7は定量フイーダ、8はダスト戻
りライン、9はダスト戻りライン8の搬送用空気管、10
は排ガス戻りライン、11は吸引ブロワ、12はダストと排
ガスの戻りライン、13はオーバーフローラインである このような構造において、排ガスダクト1のサンプリ
ングノズル2で採取された試料は、サンプリングノズル
2,遮断弁3,サンプリングライン4へ吸引ブロワ11で吸引
し、捕集サイクロン5でダストと排ガスに分離される。
捕集サイクロン5で分離されたダストは未燃分測定装
置6で未燃カーボン量が測定され、定量フイーダ7,ダス
ト戻りライン8を経て、搬送用空気管9からの搬送用空
気によって戻りライン12から排ガスダクト1へ戻す。
一方、捕集サイクロン5で分離された排ガスは排ガス
戻りライン10,吸引ブロワ11、戻りライン12を経て排ガ
スダクト1へ戻す。
[発明が解決しようとする課題] 従来技術の灰中未燃分測定装置では未燃カーボン測定
機のダスト輸送は搬送用空気管9からの搬送用空気を必
要とするために、別系統の搬送用空気管9を配置する必
要がある。
また、排ガス戻りライン10には風量調整機構がなくボ
イラ負荷等の変化によつて排ガスダクト1内の流速が変
化した場合、等速吸引が困難な状態になり、排ガス発生
源の燃焼条件や排ガス性状が変化するとサンプリングの
代表点が変ることがあり、正確な測定ができない欠点が
あった。
本発明はかかる従来の欠点を解消しようとするもの
で、その目的とするところは、排ガスダクト内の流速が
変化しても等速吸引することができ、しかもダスト搬送
用に排ガス戻りラインの排ガスを用いることができる灰
中未燃分測定装置を得ようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は前述の目的を達成するために、 排ガスダクト内のダストを含む排ガスを採取するサン
プリングノズルと、 該サンプリングノズルからのダストを含む排ガスを捕
集サイクロンへ供給するサンプリングラインと、 前記捕集サイクロンで分離された排ガスとダストのう
ち、排ガスを排ガスとダストの戻りラインに供給する排
ガス戻りラインと、 該排ガス戻りラインに設けた吸引ブロアと、 前記分離されたダストを該ダストの未燃分を測定した
後、前記排ガスとダストの戻りラインに供給するダスト
戻りラインと、 該ダスト戻りラインに設けたダスト戻りラインと排ガ
スとダストの戻りラインとをダストによりシールするシ
ール機構と、 前記排ガス戻りラインおよびダスト戻りラインに接続
され、排ガスダクトに排ガスとダストを戻す排ガスとダ
ストの戻りラインとを設けたことを特徴とするものであ
る。
[作用] ダスト戻りラインと戻りラインはシール機構によつて
圧力的に遮断され圧力差のある戻りラインへダストは排
ガスによって搬送される。
また、排ガスのサンプリングは風量調整機構によつて
調整されるので排ガスダクトの風量が変化しても等速吸
引されるので、測定誤差がなくなる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る灰中未燃分測定装置の
概略系統図である。
第1図において符号1から符号13は従来のものと同一
のものを示す。
14は灰ホツパ、15はホツパ、16はダスト戻りライン8
の途中に設けたシールフイーダ(シール機構)、17は吸
引ブロワ11の入口に設けた風量調整弁(風量調整機構)
である。
このような構造において、石炭燃焼による排ガスは、
図示していないボイラ本体から排ガスダクト1内を通
り、排ガス中のダストは、排ガスダクト1に配置された
サンプリングノズル2より排ガスと共にサンプリングラ
イン4に吸引され捕集サイクロン5へ至る。捕集サイク
ロン5ではダストと排ガスに分離され、捕集されたダス
トは灰ホツパ14,未燃分測定器6,定量フイーダ7を経て
ホツパ15に搬送される。ホツパ15内のダストはシールフ
イーダ16でダスト戻りライン8をシールし、戻りライン
12へ送られた後、吸引ブロワ11の吐出流により捕集サイ
クロン5で分離された排ガス戻りライン10の排ガスによ
って気流搬送され排ガスダクト1へ戻される。
排ガスの吸引は、捕集サイクロン5に接続された吸引
ブロワ11によつて行ない、風量調整のために、この排ガ
ス戻りライン10に風量調整弁17を設置する。
サンプリングノズル2より吸引された排ガスは捕集サ
イクロン5でダストとガスに分離され、ダストは灰ホツ
パ14へ捕集される。灰ホツパ14から未燃分測定器6への
搬送は、定量フイーダ7でコントロールされ定格量搬送
された後、後流のホツパ15へ貯蔵される。尚、灰ホツパ
14の詰りを防止するために、灰ホツパ14の上部に、オー
バーフローライン13が取り付けてある。
ホツパ15からダスト戻りライン8,戻りライン12への搬
送は、シールフイーダ16にて圧力シールをさせながら行
なう。このことにより、排ガス吸引用に設置した吸引ブ
ロワ11の吐出気流である排ガスがホツパ15へ逆流するこ
とを防ぐことができ、吐出気流である排ガスをダストの
搬送用として使用することができる。
なお、排ガスダクト1内の流速が変化した場合には、
吸引ブロワ11の入口側に設置した風量調整弁(風量調整
機構)17を開、閉することによつてサンプリングライン
4,排ガス戻りライン10の流速を調整でき、等速吸引によ
ってサンプリングすることができる。
[発明の効果] 本発明によれば、排ガスダクト内の流速が変化しても
等速で吸引することができ、しかもダスト搬送用に排ガ
スを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る灰中未燃分測定装置の概
略系統図、第2図は従来の灰中未燃分測定装置の概略系
統図である。 1……排ガスダクト、2……サンプリングノズル、4…
…サンプリングライン、5……捕集サイクロン、6……
未燃分測定器、8……ダスト戻りライン、9……搬送用
空気管、10……排ガス戻りライン、11……吸引ブロワ、
12……戻りライン、16……シール機構、17……風量調整
機構。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排ガスダクト内のダストを含む排ガスを採
    取するサンプリングノズルと、 該サンプリングノズルからのダストを含む排ガスを捕集
    サイクロンへ供給するサンプリングラインと、 前記捕集サイクロンで分離された排ガスとダストのう
    ち、排ガスを排ガスとダストの戻りラインに供給する排
    ガス戻りラインと、 該排ガス戻りラインに設けた吸引ブロアと、 前記分離されたダストを該ダストの未燃分を測定した
    後、前記排ガスとダストの戻りラインに供給するダスト
    戻りラインと、 該ダスト戻りラインに設けたダスト戻りラインと排ガス
    とダストの戻りラインとをダストによりシールするシー
    ル機構と、 前記排ガス戻りラインおよびダスト戻りラインに接続さ
    れ、排ガスダクトに排ガスとダストを戻す排ガスとダス
    トの戻りラインとを設けたことを特徴とする灰中未燃分
    測定装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された灰中未燃分測定装置
    において、 前記吸引ブロアの上流に風量調整機構を設けたことを特
    徴とする灰中未燃分測定装置。
JP1487090A 1990-01-26 1990-01-26 灰中未燃分測定装置 Expired - Fee Related JP2912970B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1487090A JP2912970B2 (ja) 1990-01-26 1990-01-26 灰中未燃分測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1487090A JP2912970B2 (ja) 1990-01-26 1990-01-26 灰中未燃分測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03221830A JPH03221830A (ja) 1991-09-30
JP2912970B2 true JP2912970B2 (ja) 1999-06-28

Family

ID=11873056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1487090A Expired - Fee Related JP2912970B2 (ja) 1990-01-26 1990-01-26 灰中未燃分測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2912970B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05322718A (ja) * 1992-05-20 1993-12-07 Tohoku Electric Power Co Inc ボイラ排ガス中灰中未燃分の計測装置およびその運転方法
ES2527501T3 (es) * 2008-03-06 2015-01-26 Ihi Corporation Procedimiento y aparato para controlar el suministro de oxígeno en una caldera de combustión de combustible oxigenado
CN103674625B (zh) * 2013-12-12 2016-06-22 中国神华能源股份有限公司 气固两相流取样装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03221830A (ja) 1991-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3793947B2 (ja) リアルタイム水分モニタを備えた排ガス微粒子質量測定装置
US6062092A (en) System for extracting samples from a stream
JP3187434B2 (ja) 排気排出物分析器に希釈排気ガスを供給する方法と装置
US20050160838A1 (en) System for extracting samples from a stream
JP4156517B2 (ja) 希釈用空気供給量の制御方法、排気粒子のサンプリング方法
KR102060651B1 (ko) 굴뚝 배출가스의 미세먼지 연속자동측정장치
US6370936B1 (en) Sampling apparatus for exhaust gas
RU2008102246A (ru) Пробоотборник для определения состава текущей среды и массовый расходомер с усреднением по массовой скорости и площади
EP0843084A3 (en) Combustion engine with EGR apparatus
JP2004511769A5 (ja)
CN109716092A (zh) 用于测量内燃机废气的废气分析单元的气体输送单元
KR102332142B1 (ko) 확산관을 구비한 베타레이방식 굴뚝 미세 먼지 측정장치
JP2002055029A (ja) 排気ガスサンプリング装置
JP2912970B2 (ja) 灰中未燃分測定装置
US5033318A (en) Apparatus for measuring the particulate contamination in flues containing corrosive dusts
CN110068526A (zh) 一种颗粒物在线稀释采样测量系统及方法
KR102290065B1 (ko) 확산관을 구비한 베타레이방식 굴뚝 미세 먼지 측정장치
JP2811564B2 (ja) 自動車排ガス中の煤粒子測定装置
JPH04331352A (ja) パーティキュレート分析装置
JP3322380B2 (ja) 排気ガス測定装置
JP2561587B2 (ja) パティキュレート間欠測定方法
JPS62200243A (ja) 粒子状物質測定装置
KR20040095087A (ko) 시료가스 고속 샘플링장치
JPH09159586A (ja) 排ガスサンプリング装置
JP2526299Y2 (ja) 排気ガスの分流装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees