JPH10338004A - 帯電防止タイヤ - Google Patents

帯電防止タイヤ

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JPH10338004A
JPH10338004A JP10067296A JP6729698A JPH10338004A JP H10338004 A JPH10338004 A JP H10338004A JP 10067296 A JP10067296 A JP 10067296A JP 6729698 A JP6729698 A JP 6729698A JP H10338004 A JPH10338004 A JP H10338004A
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JP
Japan
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conductive
hybrid
shoulder
antistatic tire
mpc
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Application number
JP10067296A
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English (en)
Inventor
Stefano Ducci
ステファーノ・ドゥッチ
Yoichiro Kondo
陽一郎 近藤
Paolo Straffi
パオロ・ストラッフィー
Jose Silicani
ホセ・シリカーニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C19/00Tyre parts or constructions not otherwise provided for
    • B60C19/08Electric-charge-dissipating arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/14Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band
    • B60C11/18Anti-skid inserts, e.g. vulcanised into the tread band of strip form, e.g. metallic combs, rubber strips of different wear resistance

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】タイヤの転動面の不均一な摩耗、並びに車両の
搭乗者の室内から感じられるノイズの発生を防止した帯
電防止タイヤを提供する。 【解決手段】タイヤ1のトレッド3とショルダー4と
は、第1並びに第2の混成物により夫々形成され、トレ
ッドは、転動面5の一部を規定し、この転動面の環状の
部分は、109 以下の抵抗率の導電性を有する。前記導
電性の部分は、第3の導電性混成物により形成された導
電性部材8により規定され、この第3の導電性混成物
は、低い張力かつ硬化された状態で、硬化された状態の
前記第1の混成物とほぼ同じ機械的特性を有し、また、
高い張力で、硬化された状態での第2の混成物よりも高
いがほぼ同じ剛性、即ち、弾性率を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電防止タイヤに
関し、特に、タイヤ内に組み込まれた電流導通部分を有
し、車両の静電気を接地して逃がす形式の帯電防止タイ
ヤに関する。
【0002】
【従来の技術】EP−A−718127並びにEP−A
−658452には、トレッド並びに/もしくはショル
ダーが、トレッドの転動面の環状部を形成する面により
横方向に規定された1もしくは複数の導電部材を含む、
車両の静電気を接地により逃がす帯電防止タイヤが開示
されている。
【0003】タイヤのトレッド並びにショルダーは、こ
れらが受ける駆動中のストレスに対して別々に対応する
ように、一般に異なる混成物で形成されている。即ち、
トレッドの混成物は、良い乾燥並びに/もしくは湿気道
路ホールド能力と、高耐摩耗性と、最小の回転抵抗とを
可能にするように設計されているのに反し、路面と通常
は接触しないショルダーの混成物は、トレッドの混成物
と(タイヤのカーカスの)サイドウオールとの間の干渉
部材として機能し、このために、サイドウオールの混成
物と同じ物理的並びに化学的特性を有する。
【0004】しかし、ショルダーの混成物が路面と接触
するときには、この物理的並びに化学的特性は、トレッ
ドとサイドウオールの混成物との両者の物理的並びに化
学的特性と合わなければならない。
【0005】既知の帯電防止タイヤにおいては、上記2
つの混成物は、トレッドの転動面の部分を上述したよう
に規定する導電部分を形成する第3の混成物と組み合わ
されている。
【0006】
【解決しようとする課題】しかし、この第3の混成物の
付加は、導電性混成物を含む部材を形成する混成物の摩
耗性と通常は異なる摩耗性によって、タイヤの転動面の
摩耗が不均一になり、また、車両の搭乗者の室内から感
じられるノイズが発生する等幾つかの欠点がある。
【0007】本発明の目的は、上記欠点の無い帯電防止
タイヤを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係われば、トレ
ッドと、2つのサイドウオールと、夫々がトレッドとサ
イドウオールとの間に介在された2つの環状のショルダ
ーとを具備し、トレッドとショルダーとは、第1並びに
第2の混成物により夫々形成されており、トレッドは、
転動面の一部を規定し、この転動面の少くとも環状の部
分は、導電性と109 以下の電気抵抗率を有する、帯電
防止タイヤにおいて、前記転動面の導電性の部分は、第
3の導電性混成物により形成された導電性部材により規
定されており、この第3の導電性混成物は、低い張力の
もとで、硬化された状態で、硬化された状態の前記第1
の混成物とほぼ同じ機械的特性を有し、また、高い張力
のもとで、硬化された状態での第2の混成物の剛性、即
ち、弾性率よりも高いがほぼ同じ剛性、即ち、弾性率を
有することを特徴とする帯電防止タイヤが提供される。
【0009】好ましくは、前記導電性部材は前記ショル
ダーを含み、また、本発明の好ましい一実施の形態に係
われば、前記導電性部材は前記ショルダーにより規定さ
れている。
【0010】本発明の他の好ましい一実施の形態に係わ
れば、前記導電性部材は、前記転動面の一部を規定した
環状表面を有し、トレッド中に挿入された導電性部分
と、前記ショルダーとを有し、また、前記導電性の部分
とショルダーとの両者は、前記第3の導電性混成物によ
り形成されている。
【0011】前記第3の導電性混成物(MPC)は、好
ましくは、同様の形態の摩耗を呈するように第1の混成
物(MP1)と同様のポリマー系と、ストラクチャーが
100ml/100gr以上、フタレ酸ジブチルの吸収
により規定された高ストラクチャーカーボンブラックベ
ース補強フイラー系と、前記第2の混成物(MP2)と
同様の非酸化系と、可塑剤と、活性並びに和硫系とを、
高並びに低張力のもとで、前記機械的特性を達成するよ
うな量で有する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して本発明
の実施の形態を説明する。
【0013】図1において、符号1は、回転軸2を有す
るタイヤを示し、2つの側方ショルダー4と外転動面5
とを備えた環状のトレッド3を具備する。また、このタ
イヤ1は、サイドウオール7を有し、この一部に取着さ
れたタイヤ1のショルダー4が重ねられる。
【0014】前記トレッド3は、絶縁性の“MP1”混
成物で、また、ショルダー4は、導電性の“MPC”混
成物で、そして、サイドウオール7は、一般に導電性の
“MP2”混成物により夫々形成されている。
【0015】さらに、タイヤ1は、ショルダー4と、ベ
ース9とを含む環状の導電性部材8を有する。このベー
ス9は、タイヤの全幅に沿って転動面5に平行に延びて
おり、カーカス6と接触し、また、金属ワイヤー(図示
せず)により補強されたトレッドプレイ9aにより外側
が規定されている。
【0016】図2に示す実施の形態においては、図1に
示すベース9はなく、ベースの機能は、導電性トレッド
ベルト9aにより果たされる。
【0017】図1並びに図2に示すように、前記導電性
部材8は、また、転動面5に対して垂直に延びた中心挿
入体10を有する。この挿入体10は、転動面5に沿っ
て延びた表面11と、回転軸2方向に広がった傾斜側面
12,13とを備えている。
【0018】図1に示す実施の形態においては、前記中
心挿入体10は、ベース9から外方にこれと一体的に延
びている。一方、図2に示す実施の形態においては、中
心挿入体10は、トレッドベルト9aと電気的に接触し
ており、また側面12,13は互いに平行に延びてい
る。
【0019】図1に破線により示される変形において、
導電性部材8は、複数の側方挿入体10aを有する。各
側方挿入体10aは、転動面5の一部を規定する環状表
面11aにより外側が規定されている。
【0020】中心リブを備えたトレッドを有するタイヤ
の場合には、単一の中心挿入体10による解決が通常は
選定され、一方、中心溝を備えたトレッドを有するタイ
ヤの場合には、1もしくは複数の側方挿入体10aによ
る解決が選定されるべきである。
【0021】前記表面11は、転動面5に沿って延び、
タイヤ1と路面との間の電気的接触を果たす導電性スト
リップを規定している。一方、前記側面12,13は、
導電性部材8とトレッド3の“MP1”混成物との間の
接着性を改善する。
【0022】図1並びに図2に示すように、ショルダー
4は、断面三角形の環状をしており、転動面5に平行な
ベース14と、回転軸2に対して傾斜した外面15と、
導電性部材8のベース9と接触し、外面15と同じ方向
ではあるがこれよりも小さい角度で傾斜して外面と交わ
る内面16とを有する。
【0023】前記導電性部材8は、同様の形態の摩耗を
呈するように“MP1”トレッド混成物と同様のポリマ
ー系と、高ストラクチャーカーボンブラックベース補強
フイラー系とからなる導電性の“MPC”混成物で形成
されている。カーボンブラックは、100ml/100
gr以上,そして、好ましくは、120ml/100g
r以上のフタレ酸ジブチルの吸収により規定されたスト
ラクチャーであり、30phr(100のポリマーに対
して)以上である。
【0024】また、“MPC”混成物は、ノーマルタイ
ヤの混成物のように、“MP2”サイドウオール混成物
と同様の非酸化系と、可塑剤と、活性並びに和硫系とか
らなる。このような構成の“MPC”混成物は、109
Ω・cmよりも小さい電気抵抗率を有し、一方、トレッ
ド3の“MP1”混成物は、1011Ω・cmよりも高い
電気抵抗を有する。
【0025】“MPC”混成物の成分は、低い張力(1
〜10%の伸び)のもとで、硬化された状態で、硬化さ
れた状態の“MP1”トレッド混成物と同じ(一般的
に)機械的特性と実質的に同じ(特に)剛性、即ち、弾
性率を有するような量である。また、この“MPC”混
成物の組成は、硬化された状態での“MP2”よりもか
なり高い剛性、即ち、弾性率を有する。そして、高い張
力(90〜100%の伸び)のもとで、硬化された状態
の“MP2”サイドウオール混成物と同じ(一般的に)
機械的特性と実質的に同じ(特に)剛性、即ち、弾性率
を有し、また、硬化された状態の“MP1”トレッド混
成物よりも低い剛性、即ち、弾性率を有する。特に、
“MPC”混成物の成分は、高張力のもとで、“MP
C”混成物が、硬化された状態の“MP2”サイドウオ
ール混成物よりも高いがほぼ等しい剛性、即ち、弾性率
を有するような、量である。
【0026】さらに、“MPC”混成物の成分は、未硬
化の状態で、“MPC”混成物が、未硬化の状態の“M
P2”サイドウオール混成物と実質的に同じ粘度を有す
るような量である。特に、粘度に関しては、“MPC”
混成物の成分の量は、未硬化状態の“MPC”と“MP
2”との粘度間のパーセントでの相違が以下の条件を維
持するように設定されている。ここで、粘度は、100
c[ML(1+4)100c]で大きいロータを備えた
ASTM D1646−96aに関するMooney粘
度試験方法を使用して測定される。 [ML(1+4)MPC−ML(1+4)MP2/ML
(1+4)MP2=G ここで、Gは+30%よりも常時低い、そして、好まし
くは、+10%よりも低いパーセントである。
【0027】低い張力のもとでの剛性、即ち、弾性率に
関しては、“MPC”混成物の成分の量は、硬化された
状態での“MPC”並びに“MP1”の低張力(0.1
ないし10%)での弾性率間のパーセントでの相違が以
下の条件を維持するように設定されている。
【0028】ここで、ASTM D5992−96に関
して低張力のもとでの弾性率の特性付けのためにダイナ
モメカニカル試験方法が使用される。 [G´MPC−G´MP1]/G´MP1=S ここで、G´は、所定の周波数並びに室温での0.1な
いし10%の張力の範囲での剪断保存率(shear
storage modulus)である。また、S
は、絶対値で30%よりも常時低い、そして、好ましく
は、10%よりも低いパーセントである。そして、AS
TM 2240−96に関して低張力のもとで剛性、即
ち、弾性率の特性付けのための、硬度計による硬度試験
方法を使用する。 HDMPC−HDMP1]/HDMP1=B ここで、HDは、室温での保存“A”硬度である。ま
た、Bは、絶対値で10%よりも常時低い、そして、好
ましくは、5%よりも低いパーセントである。
【0029】高い張力のもとでの剛性、即ち、弾性率に
関しては、“MPC”混成物の成分の量は、硬化された
状態での“MPC”並びに“MP2”の高張力(100
%)での剛性、即ち、弾性率間のパーセントでの相違が
以下の条件を維持するように設定されている。
【0030】ここで、ASTM D412−97に関し
て高張力のもとでの剛性、即ち、弾性率の特性付けのた
めに張力試験方法が使用される。 [M100MPC−M100MP2]/M100MP2
=C ここで、M100は、100%の伸びでの弾性率であ
り、Cは、+30%よりも常時低い、そして、好ましく
は、+10%よりも低いパーセントである。
【0031】実施例としての、トレッド領域での混成物
の物理的特性は、表1の通りである。
【0032】
【表1】
【0033】ショルダー4並びに全ての他の導電性部材
を同じ“MPC”混成物で形成することは、2つの混成
物のみ、即ち、トレッド3のための“MP1”と、導電
性部材8並びにショルダー4のための“MPC”とを使
用することにより導電性の優れたタイヤを生産すること
が可能となって押し出し工程を非常に簡単にする。
【0034】図3は、タイヤ20を示し、これの部品で
タイヤ1の部品と対応するものは同じ参照符号が付され
ている。
【0035】タイヤ20において、ベース9と、タイヤ
1の1もしくは複数の挿入体10とは設けられていな
い。環状の外周転動面5は、トレッド3により規定され
た中心部と、ショルダー4により規定された2つの側方
部とを有する。また、導電性部材8はショルダー4によ
ってのみ構成されている。
【0036】いかなる回転状態においてもショルダー4
が地面に接触することを確実にするために、ショルダー
4は、いわゆる“高体積(high−volume)”
系のものが選定され、断面菱形の環状である。さらに、
各ショルダー4は、転動面5の一部を規定する外面14
と、この外面21と平行な内面16と、回転軸2に対し
て傾斜した外側面15と、トレッド3と接触し外側面1
5にほぼ平行な内側面16とを有する。
【0037】前記トレッド3は、上述したように、絶縁
性の“MP1”混成物で、また、ショルダー4は、上述
したように、導電性の“MPC”混成物で、そして、サ
イドウオール7は、上述したように、一般に導電性の
“MP2”混成物により夫々形成されている。
【0038】ショルダー4の内面21は、転動面5の導
電性側方環状部を規定し、タイヤと路面との間の電気的
接触を可能とする。各ショルダー4は、車両とショルダ
ー4とを電気的に接続するためのブリッヂ部材を形成す
るサイドウオール7に接触している。
【0039】図4において、タイヤ22の各ショルダー
4は、ほぼL字形状の断面を有する、いわゆる“大面積
(high area)”ショルダーである。このタイ
ヤ22は、転動面5の環状側方端部を規定する環状表面
24により外面が規定され、転動面5に沿って延びてた
環状部23を有する。また、タイヤ22の各ショルダー
4は、環状部23の外縁から径方向内方に延びた環状の
フランジ25を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る帯電防止タイヤの
一部を概略的に示す横断面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係る帯電防止タイヤ
の一部を概略的に示す横断面図である。
【図3】本発明のさらに他の実施の形態に係る帯電防止
タイヤの一部を概略的に示す横断面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施の形態に係る帯電防止
タイヤの一部を概略的に示す横断面図である。
【符号の説明】
1…タイヤ、2…回転軸、3…トレッド、4…ショルダ
ー,5…転動面,6…カーカス,7…サイドウオール、
8…導電性部材、9…ベース、10…挿入体、11…表
面。
フロントページの続き (72)発明者 ホセ・シリカーニ イタリア国、00046 グロッタフェッラー タ、ビア・バッレ・デッラ・ノセ 5

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド(3)と、2つのサイドウオー
    ル(7)と、夫々がトレッド(3)とサイドウオール
    (7)との間に介在された2つの環状のショルダー
    (4)とを具備し、トレッド(3)とショルダー(4)
    とは、第1並びに第2の混成物(MP1,MP2)によ
    り夫々形成されており、トレッド(3)は、転動面
    (5)の一部を規定し、この転動面(5)の少くとも環
    状の部分は、導電性と109 以下の電気抵抗率を有す
    る、帯電防止タイヤにおいて、前記転動面(5)の導電
    性の部分は、第3の導電性混成物(MPC)により形成
    された導電性部材(8)により規定されており、この第
    3の導電性混成物は、低い張力のもとで、硬化された状
    態で、硬化された状態の前記第1の混成物(MP1)と
    ほぼ同じ機械的特性を有し、また、高い張力のもとで、
    硬化された状態での第2の混成物(MP2)の剛性、即
    ち、弾性率よりも高いがほぼ同じ剛性、即ち、弾性率を
    有することを特徴とする帯電防止タイヤ。
  2. 【請求項2】 前記導電性部材(8)は、前記ショルダ
    ー(4)を含むことを特徴とする請求項1の帯電防止タ
    イヤ。
  3. 【請求項3】 前記導電性部材(8)は、前記ショルダ
    ー(4)からなることを特徴とする請求項1もしくは2
    の帯電防止タイヤ。
  4. 【請求項4】 前記導電性部材(8)は、前記ショルダ
    ー(4)と、導電性の部分(9,10)とを有し、この
    導電性の部分は、前記転動面(5)の一部を規定すると
    共にトレッド(3)中に挿入されており、また、前記導
    電性の部分(9,10)とショルダー(4)との両者
    は、前記第3の導電性混成物(MPC)により形成され
    ていることを特徴とする請求項1もしくは2の帯電防止
    タイヤ。
  5. 【請求項5】 前記第3の導電性混成物(MPC)は、
    低い張力のもとで、硬化状態で、絶対値で10%以下の
    硬化状態の第1の混成物(MP1)の剛性、即ち、弾性
    率とパーセントで異なる剛性、即ち、弾性率を有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1の帯電防
    止タイヤ。
  6. 【請求項6】 前記第3の導電性混成物(MPC)は、
    高い張力のもとで、硬化状態で、+10%以下の硬化状
    態の第2の混成物(MP2)の剛性、即ち、弾性率とパ
    ーセントで異なる剛性、即ち、弾性率を有することを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれか1の帯電防止タイ
    ヤ。
  7. 【請求項7】 前記第3の導電性混成物(MPC)は、
    未硬化状態で、未硬化状態の前記第2の混成物(MP
    2)とほぼ同じ粘性を有することを特徴とする請求項1
    ないし6のいずれか1の帯電防止タイヤ。
  8. 【請求項8】 前記第3の導電性混成物(MPC)は、
    未硬化状態で、+30%以下の未硬化状態の前記第1並
    びに第2の混成物(MP1,MP2)の粘性とはパーセ
    ントで異なる粘性を有することを特徴とする請求項7の
    帯電防止タイヤ。
  9. 【請求項9】 前記第3の導電性混成物(MPC)は、
    未硬化状態で、+10%以下の未硬化状態の前記第第2
    の混成物(MP2)の粘性とはパーセントで異なる粘性
    を有することを特徴とする請求項8の帯電防止タイヤ。
  10. 【請求項10】 前記第3の導電性混成物(MPC)
    は、同様の形態の摩耗を呈するように第1の混成物(M
    P1)と同様のポリマー系と、 ストラクチャーが100ml/100gr以上、フタレ
    酸ジブチルの吸収により規定された高ストラクチャーカ
    ーボンブラックベース補強フイラー系と、 前記第2の混成物(MP2)と同様の非酸化系と、 可塑剤と、活性並びに和硫系とを、高並びに低張力のも
    とで、前記機械的特性を達成するような量で有すること
    を特徴とする請求項1ないし9のいずれか1の帯電防止
    タイヤ。
  11. 【請求項11】 前記カーボンブラックは、フタレ酸ジ
    ブチルの120ml/100gr以上を吸収するような
    ストラクチャーを有することを特徴とする請求項10の
    帯電防止タイヤ。
  12. 【請求項12】 前記導電部分(9,10)は、側面
    (11,12,13;11a)が転動面(5)に対して
    直角以外の角度をなす実質的な多角形断面の少なくとも
    1つの環状体であることを特徴とする請求項4ないし1
    1のいずれか1の帯電防止タイヤ。
  13. 【請求項13】 前記導電部分(9,10)は、トレッ
    ド(3)の内側に配置され、ショルダー(4)に接触し
    たベース(9)と、このベース(9)から突出し、前記
    側面(11;11a)により外面が規定された少なくと
    も1つの環状挿入体(10;10a)と、を有すること
    を特徴とする請求項12の帯電防止タイヤ。
  14. 【請求項14】 前記導電部分(9,10)は、前記ベ
    ース(9)から突出し、前記側面(11a)により外面
    が夫々規定された少なくとも2つの環状挿入体(10
    a)を有することを特徴とする請求項13の帯電防止タ
    イヤ。
  15. 【請求項15】 前記ショルダー(4)は、いわゆる
    “高体積”系であることを特徴とする請求項2,3,も
    しくは4の帯電防止タイヤ。
  16. 【請求項16】 各ショルダー(4)は、一側面(2
    1)が前記転動面(5)の導電性環状部分の環状部を規
    定する実質的に菱形の断面を有することを特徴とする請
    求項15の帯電防止タイヤ。
  17. 【請求項17】 前記ショルダー(4)は、いわゆる
    “大面積”系であることを特徴とする請求項2,3,も
    しくは4の帯電防止タイヤ。
  18. 【請求項18】 各ショルダー(4)は、実質的にL字
    形状の断面を有し、また、前記転動面(5)の導電性環
    状部分の環状部を規定する環状表面(24)により外面
    が規定され、前記転動面(5)に沿って延出した環状部
    分(23)を有することを特徴とする請求項17の帯電
    防止タイヤ。
JP10067296A 1997-03-18 1998-03-17 帯電防止タイヤ Pending JPH10338004A (ja)

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