JPH10337403A - 油水分離槽 - Google Patents
油水分離槽Info
- Publication number
- JPH10337403A JPH10337403A JP16655197A JP16655197A JPH10337403A JP H10337403 A JPH10337403 A JP H10337403A JP 16655197 A JP16655197 A JP 16655197A JP 16655197 A JP16655197 A JP 16655197A JP H10337403 A JPH10337403 A JP H10337403A
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- JP
- Japan
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- tank
- wall
- oil
- lid
- pipe
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置現場の状況に合わせて所望の勾配を付け
ることができ、蓋板の上に油水が溜まることがない油水
分離槽を提供する。 【解決手段】 上面を開放した長方形の外壁２１内が仕
切壁２２により複数の画室２３に区画され、先端の画室
２３の外壁２１に流入管６が連結され、各仕切壁２２の
上部に逆Ｌ字状の連通管２７が取り付けられ、後端の画
室２３の外壁２１に逆Ｌ字状の流出管２８が取り付けら
れたコンクリート製の槽２と、該槽２の各画室２３に対
向して開口３０が形成されたコンクリート製の蓋枠３
と、該蓋枠３の開口３０に取り付けられる鋼板製の蓋板
４とで構成され、前記蓋枠３は槽２の上側にモルタル８
を介して固定されている。
ることができ、蓋板の上に油水が溜まることがない油水
分離槽を提供する。 【解決手段】 上面を開放した長方形の外壁２１内が仕
切壁２２により複数の画室２３に区画され、先端の画室
２３の外壁２１に流入管６が連結され、各仕切壁２２の
上部に逆Ｌ字状の連通管２７が取り付けられ、後端の画
室２３の外壁２１に逆Ｌ字状の流出管２８が取り付けら
れたコンクリート製の槽２と、該槽２の各画室２３に対
向して開口３０が形成されたコンクリート製の蓋枠３
と、該蓋枠３の開口３０に取り付けられる鋼板製の蓋板
４とで構成され、前記蓋枠３は槽２の上側にモルタル８
を介して固定されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車へ燃料油を
給油する給油所等に設置される油水分離槽の改良に関す
るものである。
給油する給油所等に設置される油水分離槽の改良に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の油水分離槽は、特開昭６３ー２３
２８０７号に示すように、鉄板又はＦＲＰ製の槽と蓋板
とで構成され、工場で作られている。そして、設置現場
の給油所に槽を埋設し、槽の上に蓋板を直接載せてい
る。ところで敷地の水捌けを良くするために、蓋板の上
を勾配を付けたい場合があり、この勾配も敷地によって
区々である。ところが従来の油水分離槽は、槽の上に蓋
板を直接載せているので、勾配を付けるには槽自体を傾
けて埋設しなければならない。このように、槽自体を傾
けて埋設すると、槽の底の一方に塵が溜まり分離能力が
落ちる不都合がある。
２８０７号に示すように、鉄板又はＦＲＰ製の槽と蓋板
とで構成され、工場で作られている。そして、設置現場
の給油所に槽を埋設し、槽の上に蓋板を直接載せてい
る。ところで敷地の水捌けを良くするために、蓋板の上
を勾配を付けたい場合があり、この勾配も敷地によって
区々である。ところが従来の油水分離槽は、槽の上に蓋
板を直接載せているので、勾配を付けるには槽自体を傾
けて埋設しなければならない。このように、槽自体を傾
けて埋設すると、槽の底の一方に塵が溜まり分離能力が
落ちる不都合がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、設置
現場の状況に合わせて容易に勾配を付けることができ、
蓋板の上に油水が溜まることがない油水分離槽を提供す
ることである。
現場の状況に合わせて容易に勾配を付けることができ、
蓋板の上に油水が溜まることがない油水分離槽を提供す
ることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の油水分離槽は、上面を開放した長方形の外
壁内が仕切壁により複数の画室に区画され、先端の画室
の外壁に流入管が連結され、各仕切壁の上部に逆Ｌ字状
の連通管が取り付けられ、後端の画室の外壁に逆Ｌ字状
の流出管が取り付けられたコンクリート製の槽と、該槽
の各画室に対向して開口が形成されたコンクリート製の
蓋枠と、該蓋枠の開口に取り付けられる鋼板製の蓋板と
で構成され、前記蓋枠は槽の上側にモルタルを介して固
定されているので、槽に蓋枠を固定するモルタルの厚さ
を加減することにより、所望の勾配の蓋板とすることが
でき、蓋板の上に油水が溜まることがなくなる。
に、本発明の油水分離槽は、上面を開放した長方形の外
壁内が仕切壁により複数の画室に区画され、先端の画室
の外壁に流入管が連結され、各仕切壁の上部に逆Ｌ字状
の連通管が取り付けられ、後端の画室の外壁に逆Ｌ字状
の流出管が取り付けられたコンクリート製の槽と、該槽
の各画室に対向して開口が形成されたコンクリート製の
蓋枠と、該蓋枠の開口に取り付けられる鋼板製の蓋板と
で構成され、前記蓋枠は槽の上側にモルタルを介して固
定されているので、槽に蓋枠を固定するモルタルの厚さ
を加減することにより、所望の勾配の蓋板とすることが
でき、蓋板の上に油水が溜まることがなくなる。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図１に示すように、油水分離槽１は、槽２と、槽
２の上に固定される蓋枠３と、蓋枠３の開口３０に取り
付けられる蓋板４とで構成されている。そして、これら
は工場で製作され、槽２の底板は設置現場で製作され
る。
する。図１に示すように、油水分離槽１は、槽２と、槽
２の上に固定される蓋枠３と、蓋枠３の開口３０に取り
付けられる蓋板４とで構成されている。そして、これら
は工場で製作され、槽２の底板は設置現場で製作され
る。
【０００６】油水分離槽１の槽２は、上面と底面とを開
放した長方形の外壁２１内が仕切壁２２により複数の画
室２３に区画され、各画室２３の外壁２１及び仕切壁２
２の下端には凸部２４が形成され、外壁２１の凸部２４
の上側には孔２５が開けられている。この槽２は、コン
クリート、好ましくは耐アルカリガラス繊維補強コンク
リートで作られている。そして、外壁２１の孔２５には
鉄筋２６が渡されている。各仕切壁２２の上部に開けら
れた孔には逆Ｌ字状の連通管２７が取り付けられ、後端
の画室２３の外壁２１の上部に開けられた孔には逆Ｌ字
状の流出管２８が取り付けられている。
放した長方形の外壁２１内が仕切壁２２により複数の画
室２３に区画され、各画室２３の外壁２１及び仕切壁２
２の下端には凸部２４が形成され、外壁２１の凸部２４
の上側には孔２５が開けられている。この槽２は、コン
クリート、好ましくは耐アルカリガラス繊維補強コンク
リートで作られている。そして、外壁２１の孔２５には
鉄筋２６が渡されている。各仕切壁２２の上部に開けら
れた孔には逆Ｌ字状の連通管２７が取り付けられ、後端
の画室２３の外壁２１の上部に開けられた孔には逆Ｌ字
状の流出管２８が取り付けられている。
【０００７】油水分離槽１の蓋枠３は、各画室２３に対
向する部分に開口３０が形成され、槽２の外壁２１及び
仕切壁２２の幅より少し厚めに作られている。そして、
開口３０には蓋板４が嵌入する凹み３１が形成されてい
る。この蓋枠３も、コンクリート、好ましくは耐アルカ
リガラス繊維補強コンクリートで作られている。そし
て、蓋枠３の開口３０を塞ぐ蓋板４は、上面に滑りどめ
の模様が施された鋼板で作られている。
向する部分に開口３０が形成され、槽２の外壁２１及び
仕切壁２２の幅より少し厚めに作られている。そして、
開口３０には蓋板４が嵌入する凹み３１が形成されてい
る。この蓋枠３も、コンクリート、好ましくは耐アルカ
リガラス繊維補強コンクリートで作られている。そし
て、蓋枠３の開口３０を塞ぐ蓋板４は、上面に滑りどめ
の模様が施された鋼板で作られている。
【０００８】このように工場で製作された油水分離槽１
の槽２と、蓋枠３と、蓋板４とを油水分離槽１が設置さ
れる現場である給油所に運び、給油所に掘られた穴に槽
２を設置する。そして、図２に示すように、各画室２３
の上部開口から鉄筋２６が隠れるまでコンクリート５を
流し込み、先端の画室２３の外壁２１の縁を切り欠き、
流入管６を連結し、後端の画室２３の流出管２８を下水
管７に連結する。
の槽２と、蓋枠３と、蓋板４とを油水分離槽１が設置さ
れる現場である給油所に運び、給油所に掘られた穴に槽
２を設置する。そして、図２に示すように、各画室２３
の上部開口から鉄筋２６が隠れるまでコンクリート５を
流し込み、先端の画室２３の外壁２１の縁を切り欠き、
流入管６を連結し、後端の画室２３の流出管２８を下水
管７に連結する。
【０００９】次に、槽２の外壁２１及び仕切壁２２の上
面にモルタル８を敷き、この上に蓋枠３を置いて固定す
る。槽２の外壁２１及び仕切壁２２の上面にモルタル８
を敷くときに、設置場所に応じて所望の勾配となるよう
にモルタル８の厚さ変えて、油水の捌けを良くしてい
る。
面にモルタル８を敷き、この上に蓋枠３を置いて固定す
る。槽２の外壁２１及び仕切壁２２の上面にモルタル８
を敷くときに、設置場所に応じて所望の勾配となるよう
にモルタル８の厚さ変えて、油水の捌けを良くしてい
る。
【００１０】そして、蓋枠３の開口３０を蓋板４で塞
ぎ、槽２周囲の穴を埋め戻し、蓋枠３と面一にコンクリ
ート９で舗装する。
ぎ、槽２周囲の穴を埋め戻し、蓋枠３と面一にコンクリ
ート９で舗装する。
【００１１】このようにして作られた油水分離槽１にお
いて、給油所の敷地からの油水は、流入管６より画室２
３内に流入する。そして油分は浮上し塵は沈下し、比較
的にきれいになった油水は連通管２７から次の画室２３
に流入する。同様にしてさらにきれいになって次の画室
２３へと流れ、最後に流出管２８から下水管７へと流出
する。そして、油水分離槽の蓋板の上は勾配が付けられ
ているので、油水の捌けが良く、油水が溜まることがな
い。
いて、給油所の敷地からの油水は、流入管６より画室２
３内に流入する。そして油分は浮上し塵は沈下し、比較
的にきれいになった油水は連通管２７から次の画室２３
に流入する。同様にしてさらにきれいになって次の画室
２３へと流れ、最後に流出管２８から下水管７へと流出
する。そして、油水分離槽の蓋板の上は勾配が付けられ
ているので、油水の捌けが良く、油水が溜まることがな
い。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明の油水分離槽
は、上面を開放した長方形の外壁内が仕切壁により複数
の画室に区画され、先端の画室の外壁に流入管が連結さ
れ、各仕切壁の上部に逆Ｌ字状の連通管が取り付けら
れ、後端の画室の外壁に逆Ｌ字状の流出管が取り付けら
れたコンクリート製の槽と、該槽の各画室に対向して開
口が形成されたコンクリート製の蓋枠と、該蓋枠の開口
に取り付けられる鋼板製の蓋板とで構成され、前記蓋枠
は槽の上側にモルタルを介して固定されているので、槽
に蓋枠を固定するモルタルの厚さを加減することによ
り、所望の勾配の蓋板とすることができ、蓋板の上に油
水が溜まることがなくなる。
は、上面を開放した長方形の外壁内が仕切壁により複数
の画室に区画され、先端の画室の外壁に流入管が連結さ
れ、各仕切壁の上部に逆Ｌ字状の連通管が取り付けら
れ、後端の画室の外壁に逆Ｌ字状の流出管が取り付けら
れたコンクリート製の槽と、該槽の各画室に対向して開
口が形成されたコンクリート製の蓋枠と、該蓋枠の開口
に取り付けられる鋼板製の蓋板とで構成され、前記蓋枠
は槽の上側にモルタルを介して固定されているので、槽
に蓋枠を固定するモルタルの厚さを加減することによ
り、所望の勾配の蓋板とすることができ、蓋板の上に油
水が溜まることがなくなる。
【図１】本発明の油水分離槽の槽と蓋枠と蓋板の一部を
断面で示す斜視図である。
断面で示す斜視図である。
【図２】本発明の油水分離槽の設置状態の断面図であ
る。
る。
１ 油水分離槽 ２ 槽 ３ 蓋枠 ４ 蓋板 ５ 底板 ６ 流入管 ７ 下水管 ８ モルタル ９ コンクリート ２１ 外壁 ２２ 仕切壁 ２３ 画室 ２４ 凸部 ２５ 孔 ２６ 鉄筋 ２７ 連通管 ２８ 流出管 ３０ 開口 ３１ 凹部
Claims (1)
- 【請求項１】 上面を開放した長方形の外壁内が仕切壁
により複数の画室に区画され、先端の画室の外壁に流入
管が連結され、各仕切壁の上部に逆Ｌ字状の連通管が取
り付けられ、後端の画室の外壁に逆Ｌ字状の流出管が取
り付けられたコンクリート製の槽と、該槽の各画室に対
向して開口が形成されたコンクリート製の蓋枠と、該蓋
枠の開口に取り付けられる鋼板製の蓋板とで構成され、
前記蓋枠は槽の上側にモルタルを介して固定されている
ことを特徴とした油水分離槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16655197A JPH10337403A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 油水分離槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16655197A JPH10337403A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 油水分離槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10337403A true JPH10337403A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15833370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16655197A Pending JPH10337403A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 油水分離槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10337403A (ja) |
-
1997
- 1997-06-09 JP JP16655197A patent/JPH10337403A/ja active Pending
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