JPH10337340A - ソリッドゴルフボール - Google Patents

ソリッドゴルフボール

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JPH10337340A
JPH10337340A JP9165197A JP16519797A JPH10337340A JP H10337340 A JPH10337340 A JP H10337340A JP 9165197 A JP9165197 A JP 9165197A JP 16519797 A JP16519797 A JP 16519797A JP H10337340 A JPH10337340 A JP H10337340A
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JP
Japan
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skin layer
golf ball
solid golf
spherical shell
spherical
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JP9165197A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Murakami
信裕 村上
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Bridgestone Sports Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Sports Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 球芯体と、この球芯体を包囲する外皮層
とを備えたソリッドゴルフボールにおいて、上記球芯体
表面に多数の凹凸部が一様に設けられていると共に、上
記凹凸部の凹部に外皮層が侵入してなることを特徴とす
るソリッドゴルフボール。 【効果】 本発明によれば、ゴルフボールの設計の自由
度が増大し、各層の材料を選定することにより、ヘッド
スピードの遅い一般ゴルファーの打球の飛距離を増加さ
せ、また、グリーン廻りでスピンを効かせた微妙な打ち
分けを可能とするゴルフボールを製造することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフボール設計
の自由度の高いソリッドゴルフボールに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴルフボールは、内部に液体を封
入したゴム又は固形ゴムの小球の周囲に糸ゴムを球状に
巻回してその外側に合成樹脂の外皮が被覆された旧来の
所謂糸巻きゴルフボールから、球状固形の硬質ゴムの周
囲を合成樹脂の外皮でカバーしたソリッドゴルフボール
への変換が進んできており、特に、ゴム材を球状に加硫
成型したものの上に特殊な合成樹脂が射出成型された通
称ツーピースボールと呼ばれるものは、飛距離の増加が
期待できることから、一般ゴルファーの間で普及してき
ている。
【0003】しかしながら、上級プレーヤーの間では、
旧来の糸巻きゴルフボールの方がパット時にソフトな打
感が得られる、スピンがかかり易くてアプローチにおい
てグリーン上の所望の位置に止め易い等の理由から好ま
れており、糸巻きボールに近い性能で飛距離が出せる工
夫がソリッドゴルフボールにおいて数種類試みられてい
る。
【0004】例を挙げれば、球芯体と外皮との間に、外
皮程度の厚さの中間層を介在させ、上記各層を同心円状
に積層したソリッドゴルフボール(即ち、3層構造以上
のマルチピースボール)に関する提案が多くなされてお
り、最近では、中間層の材質を改良することにより、ソ
リッドゴルフボール本来の飛距離性能を維持しながら、
糸巻きゴルフボールの特徴を取り込むことができるソリ
ッドゴルフボールなどが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記目的を
達成するに当たり、ボール内部を同心円状の多層に区分
して夫々の層の材質の変更・組合せを行う従来の改良に
は限界がある上、一般プレーヤー用と上級者用のボール
を別々に準備したり、ドライバーなどでの飛距離を重視
するボールとアプローチやパット時のスピンを重視する
ボールとを別々に準備する等といった繁雑な道具立てと
ならざるを得ないのが現状である。
【0006】また、ソフトな打感や、グリーン上での転
がり易さや、風の影響を考慮したショット時の打ち出し
角度など、今後ボールに要求されるであろう各種の高度
な性能要求を合わせ満たすためには、従来の単純な断面
同心円状の多層構造の材質変更・組合せに頼るだけで
は、早晩限界になるものと予想される。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、ゴルフボール設計の自由度を増して、飛距離の増大
を維持しながら、正確な方向性が得やすく、しかもグリ
ーン廻りでスピン操作し易く、打感の良いソリッドゴル
フボールを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため下記のソリッドゴルフボールを提供する。 請求項1:球芯体と、この球芯体を包囲する外皮層とを
備えたソリッドゴルフボールにおいて、上記球芯体表面
に多数の凹凸部が一様に設けられていると共に、上記凹
凸部の凹部に外皮層が侵入してなることを特徴とするソ
リッドゴルフボール。 請求項2:上記外皮層が2層以上の多層構造を有し、そ
の最内層が上記凹部に侵入した請求項1記載のソリッド
ゴルフボール。 請求項3:球芯体と、この球芯体を包囲する外皮層とを
備えたソリッドゴルフボールにおいて、上記球芯体表面
に多数の凹凸部が一様に設けられていると共に、上記凹
凸部の凹部に上記球芯体及び外皮層と異質の材料が充填
されてなることを特徴とするソリッドゴルフボール。 請求項4:上記外皮層が2層以上の多層構造を有する請
求項3記載のソリッドゴルフボール。 請求項5:球芯体と、この球芯体を被覆する中間球殻体
と、この球殻体を包囲する外皮層とを備えたソリッドゴ
ルフボールにおいて、上記球殻体表面に多数の凹凸部が
一様に設けられていると共に、上記凹凸部の凹部に外皮
層が侵入してなることを特徴とするソリッドゴルフボー
ル。 請求項6:上記外皮層が2層以上の多層構造を有し、そ
の最内層が上記凹部に侵入した請求項5項記載のソリッ
ドゴルフボール。 請求項7:上記中間球殻体が2層以上の多層構造を有
し、その最外層に上記凹凸部が形成された請求項5又は
6記載のソリッドゴルフボール。 請求項8:2層以上の多層構造を有する中間球殻体にお
いて、その内側球殻体表面に凹凸部が形成されていると
共に、その凹部内に外側球殻体が侵入してなる請求項5
乃至7のいずれか1項記載のソリッドゴルフボール。 請求項9:2層以上の多層構造を有する中間球殻体にお
いて、その内側球殻体表面に凹凸部が形成されていると
共に、その凹部内に上記内側及び外側球殻体と異質の材
料が充填された請求項5乃至7のいずれか1項記載のソ
リッドゴルフボール。 請求項10:球芯体と、この球芯体を被覆する中間球殻
体と、この球殻体を包囲する外皮層とを備えたソリッド
ゴルフボールにおいて、上記球殻体表面に多数の凹凸部
が一様に設けられていると共に、上記凹凸部の凹部に上
記中間球殻体及び外皮層と異質の材料が充填されてなる
ことを特徴とするソリッドゴルフボール。 請求項11:上記外皮層が2層以上の多層構造を有する
請求項10記載のソリッドゴルフボール。 請求項12:上記中間球殻体が2層以上の多層構造を有
し、その最外層に上記凹凸部が形成された請求項10又
は11記載のソリッドゴルフボール。 請求項13:2層以上の多層構造を有する中間球殻体に
おいて、その内側球殻体表面に凹凸部が形成されている
と共に、その凹部内に外側球殻体が侵入してなる請求項
10乃至12のいずれか1項記載のソリッドゴルフボー
ル。 請求項14:2層以上の多層構造を有する中間球殻体に
おいて、その内側球殻体表面に凹凸部が形成されている
と共に、その凹部内に上記内側及び外側球殻体と異質の
材料が充填された請求項10乃至12のいずれか1項記
載のソリッドゴルフボール。
【0009】本発明のソリッドゴルフボールは、球芯体
又は中間球殻体の表面上に多数の比較的小さな凹凸が一
様に分布しており、その凹部に外皮層などが侵入又は別
の物質が充填されているもので、上記凹凸部を有する球
芯体又は中間球殻体は、小さな長短の多角錐体の集合と
みなすことができ、球芯から外皮方向(即ち、ラジアル
方向)に向かって各多角錐体の体積が凹部と凸部におい
て異なり、凹部と凸部とでラジアル方向の圧縮弾性率に
高低差が発生し、隣接する多角錐体の相互間で圧縮弾性
率に高低差を持たせることができる。
【0010】従って、このように構成された本発明に係
るゴルフボールと従来のソリッドゴルフボールとが、同
一の圧縮力を受けてクラブヘッドのフェース面などのボ
ールよりも硬質の平面によって圧縮された場合には、本
発明に係るゴルフボールでは、圧縮弾性率の高い部分
(角錐体)と低い部分(角錐体)とが同一の圧縮歪みと
なって、前記圧縮力を支えるためのボール全体の弾性率
が見かけ上小さくなり、この結果、接触面積が前記従来
品に比較して増加する。またこれに加えて、ゴルフボー
ルの表面においては前記多角錐体の各表面積単位で表面
硬さが硬軟の斑状に変化して分布することから、インパ
クト時にボールの接触面内で接触圧が斑状に分布して吸
盤効果が発生し、フェース面にボールが粘着し易くなる
ことなどによって、前記従来品対比インパクト時のスピ
ン量を増加させることができる。
【0011】更に、前記球芯体又は中間球殻体の凹部に
比重の大きい材料を充填するときは、該球芯体又は中間
球殻体の外周部分の質量が増えて慣性モーメントが増加
することから、ショット時のランが大きくなって飛距離
が伸びると共に、柔らかい打感が維持され、しかもグリ
ーン上で転がり易いボールとすることができる。
【0012】それ故、本発明のゴルフボールは、従来の
単純な断面同心円状の多層構造のゴルフボールの場合と
異なり、凹凸部の寸度、材質の調整及び凹部内に侵入又
は充填される材料の調整により、ゴルフボール設計の自
由度を増大させ、また性能を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態及び実施例】第1実施例 本発明に係る第1のソリッドゴルフボールは、球芯体
と、この球芯体を包囲する外皮層とを備えたソリッドゴ
ルフボールにおいて、上記球芯体表面に多数の凹凸部が
一様に設けられていると共に、上記凹凸部の凹部に外皮
層が侵入してなるものである。この場合、上記外皮層が
2層以上の多層構造を有し、その最内層が上記凹部に侵
入したものであることが好ましい。
【0014】図1はこれを示すもので、このソリッドゴ
ルフボール1は、球芯体10と外皮層20とを具備す
る。球芯体10の表面には、多数の比較的小さな凹凸部
50が一様に分布して形成されている。また、外皮層2
0は、内側外皮層21とこれを被覆する外側外皮層22
とからなり、内側外皮層21が上記凹凸部50の凹部5
1内に侵入している。なお、60は外側外皮層22に形
成されたディンプルである。
【0015】ここで、球芯体は、ゴム材にて形成するこ
とができる。このゴム材としては特に制限されず、通常
ソリッドコアの形成に用いられる基材ゴム、架橋剤、共
架橋剤、不活性充填剤等を用いて形成することができ
る。
【0016】この場合、基材ゴムとしては、従来からソ
リッドゴルフボールに用いられている天然ゴム及び/又
は合成ゴムを使用することができるが、本発明において
は、シス構造を少なくとも40%以上有する1,4−シ
ス−ポリブタジエンが特に好ましい。所望により該ポリ
ブタジエンに天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレン
ブタジエンゴム等を適宜配合してもよい。また、架橋剤
としてはジクミルパーオキサイドやジ−t−ブチルパー
オキサイドなどのような有機過酸化物等が例示される。
この架橋剤の配合量は、基材ゴム100重量部に対して
通常0.5〜2.0重量部程度とされる。
【0017】上記共架橋剤としては、特に制限されず、
不飽和脂肪酸の金属塩、特に、炭素原子数3〜8の不飽
和脂肪酸(例えばアクリル酸、(メタ)アクリル酸等)
の亜鉛塩やマグネシウム塩が例示されるが、アクリル酸
亜鉛が特に好適である。なお、共架橋剤の配合量は適宜
設定され、通常は基材ゴム100重量部に対して、0.
5〜3重量部程度とされる。更に、不活性充填剤として
は酸化亜鉛、硫酸バリウム、シリカ、炭酸カルシウム及
び炭酸亜鉛等が例示されるが、酸化亜鉛、硫酸バリウム
が一般的であり、その配合量はボールの重量規格等に左
右され、特に制限されないが、通常は基材ゴム100重
量部に対して40重量部以下である。なお、本発明にお
いては上記架橋剤、共架橋剤や酸化亜鉛、硫酸バリウム
等の充填剤の配合割合を適宜調整することにより、球芯
体全体の硬度及び重量を最適値に調整することができ
る。
【0018】球芯体の表面硬度は通常ショアーD硬度計
で40〜95度、特に80〜95度に形成されることが
好ましく、またこの球芯体に100kgの荷重を負荷し
たときの変形量(たわみ量)が2.0〜3.5mm、特
に2.3〜3.2mmであることが好ましい。更に、比
重は通常0.9〜1.5g/cc、特に1.0〜1.2
g/ccであることが好適である。
【0019】なお、この球芯体の直径は24〜32mm
とすることが好ましい。
【0020】上記球芯体の表面に形成される凹凸部にお
いて、凸部の高さ(凹部の深さ)は1〜5mm、より好
ましくは2〜4mm、更に好ましくは2.5〜3.5m
mであることが望ましく、凸部高さが1mmよりも小さ
いと、突起の効果が出ない。逆に5mmより大きいと、
突起の外側に外層部材を注型成型する際に突起が曲が
り、前記角錐体の形が変形する。
【0021】更に、各凸部の頂部中心間の間隔は1〜5
mm、より好ましくは1.5〜2.5mmであることが
望ましく、この間隔が1mmより小さいと、突起が密集
し、突起有無の効果が出難くなる。逆に5mmより大き
いと、突起の効果が希薄となったり、突起の配置に偏り
が生じ易くなったりする惧れが生ずる。
【0022】なお、凹凸形状は特に限定されず、凸部を
角柱状、円柱状、角錐台状、円錐台状、角錐状、円錐
状、更には半球状突起、半球状凹部等の適宜形状に形成
することができる。
【0023】一方、上記外皮層のうち、内側外皮層は、
ゴム材にて形成することができる。このゴム材として
は、球芯体と同様のゴム材を用いることができるほか、
該ゴム材に金属粉末を混入したもの等を用いることがで
きる。また、必要により、熱可塑性樹脂、例えばハイミ
ラン(三井・デュポンポリケミカル社製)、サーリン
(米国デュポン社製)等のアイオノマー樹脂や、エチレ
ン−不飽和カルボン酸アルキル共重合体の無水マレイン
酸変性物(HPR AR201(三井・デュポンポリケ
ミカル社製)等)、エチレン−不飽和カルボン酸−不飽
和カルボン酸アルキルエステルの三元共重合体(ニュー
クレルAN4311、同AN4307(三井・デュポン
ポリケミカル社製)等)、ポリエステルエラストマー
(ハイトレル4047(東レ・デュポン社製)等)、ポ
リアミドエラストマー(PEBAX3533(アトケム
社製)等)、及び結晶性ポリエチレンブロックを有する
熱可塑性エラストマー(ダイナロンE6100P、同E
4600P(日本合成ゴム(株)製)等)などを用いる
ことができる。
【0024】この内側外皮層の硬度はショアーD硬度計
で40〜85度、特に60〜85度であることが好まし
い。この場合、内側外皮層は、その硬度が上記球芯体の
表面硬度より小さく、好ましくは10〜25度、特には
15〜20度程度小さいことが、打球時の硬さ感を失わ
ずに実質的に軟らかくすることができる点より好まし
い。また、内側外皮層の比重は1.1〜1.7g/c
c、特に1.2〜1.3g/ccであることが好まし
い。また、ボールの転がり(ラン)を増加させる慣性モ
ーメントの点から、内側外皮層の比重は球芯体より0.
1〜0.3g/cc程度高比重であることが望ましい。
【0025】上記内側外皮層の厚さ(球芯体凹部への侵
入部分を除く)は5〜8mmとされる。8mmを超える
と、球芯体が小径となりすぎて球芯体の効果を引き出す
ことが困難となり、また5mm未満となると前述した打
球時の柔らかさ感や慣性モーメント等の効果を発生させ
るのが困難な傾向となる。
【0026】上記外側外皮層は、上記アイオノマー樹脂
や熱可塑性エラストマーなどによって形成することがで
き、表面に多数のディンプルが形成される。その硬度は
ショアーD硬度計で40〜80度、特に60〜70度と
することが好ましい。この場合、内側外皮層との硬度差
は特に制限されないが、前述の打球時の柔らかさ感を出
すために、外側外皮層を内側外皮層より柔らかくするこ
とが好ましい。また、比重は1.5〜2.6g/ccと
して内側外皮層より高く設定される。
【0027】上記外側外皮層の厚さは0.7〜1.5m
mとすることが好ましい。
【0028】本実施例では、球芯体、内側外皮層、外側
外皮層の3層夫々の材質硬度が球芯体>内側外皮層>外
側外皮層とされているので、ヘッドスピードの遅い一般
ゴルファーであってもボールが潰れ易く、その変形が運
動エネルギーに変わって飛距離が増大する。また、上記
3層の比重が、球芯体<内側外皮層<外側外皮層とされ
ているので、ボールの外周側の慣性モーメントが大き
く、着地後のラン(転がり)が大きくなり、この点から
も飛距離の増加を得る。しかも、球芯体に設けられた凹
凸部によって、インパクト時の接触面積が増加すると共
に、前記接触面内の吸盤効果によってショートアイアン
やウェッヂでのスピンがかかり易く、グリーン廻りでの
微妙な打ち分け方が可能となる。
【0029】なお、必要に応じ、上記内側外皮層と外側
外皮層との間に中間外皮層を形成することができる。
【0030】また、外皮層を一層にて形成することがで
き、この場合、その材質、硬度、比重等は、上記内側外
皮層と同様にすることができる。
【0031】更に、球芯体、内側外皮層、外側外皮層の
材質硬度と比重の相互関係を、例えばヘッドスピードの
速いプロ等の上級者向けとして、本実施例と逆の設定と
することも可能である。
【0032】第2実施例 本発明の第2のソリッドゴルフボールは、球芯体と、こ
の球芯体を包囲する外皮層とを備えたソリッドゴルフボ
ールにおいて、上記球芯体表面に多数の凹凸部が一様に
設けられていると共に、上記凹凸部の凹部に上記球芯体
及び外皮層と異質の材料が充填されてなるものである。
【0033】図2はこれを示すもので、このソリッドゴ
ルフボール1は、表面に凹凸部50が形成された球芯体
10を包囲して、内側外皮層21及び外側外皮層22か
らなる外皮層20が形成され、上記凹凸部50の凹部5
1内に球芯体及び外皮層と異質の材料40が充填された
ものである。
【0034】この場合、球芯体、外側外皮層、内側外皮
層の構成は第1実施例と同様である。また、上記凹部に
充填される異質の材料は、上記内側外皮層で説明した材
料と同様の材料にて形成することができるが、球芯体及
び内側外皮層より高比重のものを用いることが好まし
く、本実施例では、内側外皮層と同質のゴム材或いは外
側外皮層と同質の樹脂材にタングステン、銅等高比重の
金属粉を混練して、比重を5〜15程度に設定したもの
としている。
【0035】なお、この実施例においても、第1実施例
と同様に内側外皮層と外側外皮層との間に中間外皮層を
介在させたり、外皮層を1層構成にすることは任意であ
る。
【0036】第3実施例 本発明の第3のソリッドゴルフボールは、球芯体と、こ
の球芯体を被覆する中間球殻体と、この球殻体を包囲す
る外皮層とを備えたソリッドゴルフボールにおいて、上
記球殻体表面に多数の凹凸部が一様に設けられていると
共に、上記凹凸部の凹部に外皮層が侵入してなるもので
ある。この場合、外皮層が2層以上の多層構造を有し、
その最内層が上記凹部に侵入したものが好ましい。
【0037】図3はこれを示したもので、このソリッド
ゴルフボール1は、球芯体10を被覆して中間球殻体3
0が形成され、更にこの球殻体30を包囲して内側外皮
層21と外側外皮層22とからなる外皮層20が形成さ
れたものである。この場合、球殻体30の表面に凹凸部
50が形成され、その凹部51に内側外皮層21が侵入
しているものである。
【0038】ここで、球芯体は第1実施例と同様の材料
にて形成することができ、その表面硬度がショアーD硬
度計で113〜118度、比重が0.9〜1.3に形成
することが好ましい。また、その直径は10〜14mm
に形成することが好ましい。
【0039】一方、中間球殻体は、球芯体と同様の材料
にて形成することができるが、その硬度がショアーD硬
度計にて105〜115度であり、比重が1.1〜1.
5であることが好ましい。この場合、この球殻体の硬度
は、球芯体の表面硬度より低硬度、好ましくは9〜15
度程度の低硬度に形成することが望ましい。高硬度(即
ち、高圧縮弾性率)の特性のゴム材からなる球芯体を包
囲して低硬度のゴム材からなる中間球殻体を配置するこ
とにより、ヘッドスピードに応じたボールの変形(潰
れ)が得られ、ヘッドスピードの遅い人の打球の飛距離
が伸びると共に、ヘッドスピードの比較的速い人にも適
宜の飛距離が得られるという効果が出る。
【0040】上記中間球殻体の厚さは5〜7mmとする
ことが好ましい。
【0041】この中間球殻体の表面には凹凸部が形成さ
れるが、その大きさ、形状等は第1実施例と同様であ
る。
【0042】また、内側外皮層、外側外皮層の構成は、
第1実施例と同様であるが、内側外皮層は特にはゴム材
にて形成することが好ましく(この点は第1実施例も同
様である)、球芯体、中間球殻体、内側外皮層をすべて
ゴム層にてこの順に比重が増加し、かつ硬度が低くなる
ように形成することにより、ヘッドスピードの遅いプレ
ーヤーの打球の飛距離が増加すると共に、グリーン廻り
でのショットがコントロールし易くなるという効果が得
られる。この場合、球芯体と中間球殻体との硬度差は上
述した通りであるが、中間球殻体と内側外皮層との硬度
差は、後者が10〜25度(ショアーD)程度低いこと
が好ましい。また、球芯体と中間球殻体との比重差は、
後者が0.2〜0.6程度高く、中間球殻体と内側外皮
層との比重差は、後者が0.2〜0.6程度高いことが
好ましい。もちろん球芯体、中間球殻体、内側外皮層の
硬度及び比重の順序は上記に限定されない。
【0043】第4実施例 本発明に係る第4のソリッドゴルフボールは、球芯体
と、この球芯体を被覆する中間球殻体と、この球殻体を
包囲する外皮層とを備えたソリッドゴルフボールにおい
て、上記球殻体表面に多数の凹凸部が一様に設けられて
いると共に、上記凹凸部の凹部に上記中間球殻体及び外
皮層と異質の材料が充填されてなるものである。
【0044】図4はこれを示したもので、このソリッド
ゴルフボール1は、球芯体10を被覆して中間球殻体3
0が形成され、更にこの球殻体30を包囲して内側外皮
層21と外側外皮層22とからなる外皮層20が形成さ
れたものである。この場合、球殻体30の表面に凹凸部
50が形成され、その凹部51に球殻体30及び内側外
皮層21と異質の材料40が充填されたものである。
【0045】ここで、球芯体、球殻体、凹凸部、内側及
び外側外皮層の構成は第3実施例と同様であり、また異
種の材料40は、内側外皮層と同様な材料にて形成する
ことができるが、球殻体及び内側外皮層より高比重に形
成することが好ましい。例えば、ゴム材或いは樹脂材に
高比重の金属粉を混練してこの比重を5〜15に設定す
る。
【0046】なお、第3,第4実施例において、内側及
び外側外皮層間に中間外皮層を介在させたり、外皮層を
1層構成にし得ることは第1,第2実施例と同様であ
る。
【0047】また、上記実施例において、中間球殻体は
2層以上の多層構造に形成し得る。この場合、上記凹凸
部はその最外層表面に形成することができる。更に、必
要に応じ、これら多層中間球殻体の各層間において、内
側層表面に凹凸部を形成し、その外側層をこの凹部に侵
入させ、或いは異質の材料を充填することができる。ま
た更には、球芯体表面に凹凸層を形成し、その凹部にこ
れを包囲する球殻体を侵入させたり、異質の材料を充填
することもできる。これらの場合、夫々の凹凸形状を球
芯体側から外皮層側に向かうに従い、相似形としながら
も次第に小さくする等、各種の変形が可能であるが、各
層は、例えば球芯体から外皮層に向かうに従い、順次比
重が高くかつ低硬度になるように形成することが望まし
い。
【0048】上述した実施例のゴルフボールは、前記凹
凸部が球芯体又は中間球殻体の球面上に一様に、従って
またゴルフボールの球芯に対し点対称に分布して配置さ
れることから、図1〜4から理解できるように、本実施
例のゴルフボールは凹又は凸を単位とする角錐体の集合
体と見做すことができる。
【0049】図1〜4において、凸部からなる角錐体と
凹部からなる角錐体とを比較すると、凸部からなる角錐
体は、硬度の低い内側外皮層のゴムの体積が少なく、硬
度の高い球芯体又は中間球殻体のゴムの体積が多いの
で、各部の体積構成がこれと逆となる凹部の角錐体に比
べてラジアル方向の圧縮弾性率が高くなる。従って、隣
接する角錐体の相互間で圧縮弾性率に高低差を持たせる
ことができるものである。
【0050】また、図2,4に示したように、凹部に異
質の材料、特に高比重材料を充填することで、前記角錐
体の剛性、例えばラジアル方向の圧縮弾性率を更に微妙
に変化させることができる。また、例えば上記実施形態
と逆に、中間球殻体の硬度を内側外皮層より低く設定し
た場合において、凹部に内側外皮層よりも硬い材料を充
填した場合には、凸部の角錐体と凹部の角錐体との間の
圧縮弾性率の格差が拡大されて、インパクト時のボール
の接触面積を一段と増大できる効果が期待できる。
【0051】なお、本実施例のゴルフボールの製造方法
としては、例えば図3のボールの場合、まず、既知の方
法により球芯体となるゴムの小球を加硫成型し、次に、
内面に所定の凹凸が設けられている金型内にこのゴム小
球を設置した上で、金型内面とゴム小球との隙間に所定
の硬度及び比重を奏するゴム材を注入して加硫成型し、
次にこうして成型された図5に示すような球芯体内蔵の
中間球殻体を、内面が平滑な金型内に設置して金型内面
と中間球殻体との隙間に所定の硬度及び比重を奏するゴ
ム材を注入して加硫成型し、内側外皮層で覆われた平滑
な表面の球体を作り、この外側に合成樹脂を射出成型し
て外側外皮層を形成した後、仕上げ工程を経て製品とさ
れる。
【0052】また、図4のボールの場合、上記のように
図5に示す球芯体を内蔵した中間球殻体を製造した後、
この中間球殻体を、内面が平滑とされまた内径が中間球
殻体の凸部の外径とほぼ等しくされた金型内に設置し
て、金型内面と前記中間球殻体の凹部との隙間に所定の
高い比重をもつ材料を注入又は圧入する。次に、このよ
うにして成形した中間球殻体の外側に別の金型を使用し
て内側外皮層を加硫成型し、更に外側外皮層を注型成型
して製品とされる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、ゴルフボールの設計の
自由度が増大し、各層の材料を選定することにより、ヘ
ッドスピードの遅い一般ゴルファーの打球の飛距離を増
加させ、また、グリーン廻りでスピンを効かせた微妙な
打ち分けを可能とするゴルフボールを製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のソリッドゴルフボールの一部切欠
斜視図である。
【図2】第2実施例のソリッドゴルフボールの一部切欠
斜視図である。
【図3】第3実施例のソリッドゴルフボールの一部切欠
斜視図である。
【図4】第4実施例のソリッドゴルフボールの一部切欠
斜視図である。
【図5】第3実施例における中間球殻体の部分斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ソリッドゴルフボール 10 球芯体 20 外皮層 21 内側外皮層 22 外側外皮層 30 中間球殻体 40 異質の材料 50 凹凸部 51 凹部 52 凸部 60 ディンプル

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球芯体と、この球芯体を包囲する外皮層
    とを備えたソリッドゴルフボールにおいて、上記球芯体
    表面に多数の凹凸部が一様に設けられていると共に、上
    記凹凸部の凹部に外皮層が侵入してなることを特徴とす
    るソリッドゴルフボール。
  2. 【請求項2】 上記外皮層が2層以上の多層構造を有
    し、その最内層が上記凹部に侵入した請求項1記載のソ
    リッドゴルフボール。
  3. 【請求項3】 球芯体と、この球芯体を包囲する外皮層
    とを備えたソリッドゴルフボールにおいて、上記球芯体
    表面に多数の凹凸部が一様に設けられていると共に、上
    記凹凸部の凹部に上記球芯体及び外皮層と異質の材料が
    充填されてなることを特徴とするソリッドゴルフボー
    ル。
  4. 【請求項4】 上記外皮層が2層以上の多層構造を有す
    る請求項3記載のソリッドゴルフボール。
  5. 【請求項5】 球芯体と、この球芯体を被覆する中間球
    殻体と、この球殻体を包囲する外皮層とを備えたソリッ
    ドゴルフボールにおいて、上記球殻体表面に多数の凹凸
    部が一様に設けられていると共に、上記凹凸部の凹部に
    外皮層が侵入してなることを特徴とするソリッドゴルフ
    ボール。
  6. 【請求項6】 上記外皮層が2層以上の多層構造を有
    し、その最内層が上記凹部に侵入した請求項5項記載の
    ソリッドゴルフボール。
  7. 【請求項7】 上記中間球殻体が2層以上の多層構造を
    有し、その最外層に上記凹凸部が形成された請求項5又
    は6記載のソリッドゴルフボール。
  8. 【請求項8】 2層以上の多層構造を有する中間球殻体
    において、その内側球殻体表面に凹凸部が形成されてい
    ると共に、その凹部内に外側球殻体が侵入してなる請求
    項5乃至7のいずれか1項記載のソリッドゴルフボー
    ル。
  9. 【請求項9】 2層以上の多層構造を有する中間球殻体
    において、その内側球殻体表面に凹凸部が形成されてい
    ると共に、その凹部内に上記内側及び外側球殻体と異質
    の材料が充填された請求項5乃至7のいずれか1項記載
    のソリッドゴルフボール。
  10. 【請求項10】 球芯体と、この球芯体を被覆する中間
    球殻体と、この球殻体を包囲する外皮層とを備えたソリ
    ッドゴルフボールにおいて、上記球殻体表面に多数の凹
    凸部が一様に設けられていると共に、上記凹凸部の凹部
    に上記中間球殻体及び外皮層と異質の材料が充填されて
    なることを特徴とするソリッドゴルフボール。
  11. 【請求項11】 上記外皮層が2層以上の多層構造を有
    する請求項10記載のソリッドゴルフボール。
  12. 【請求項12】 上記中間球殻体が2層以上の多層構造
    を有し、その最外層に上記凹凸部が形成された請求項1
    0又は11記載のソリッドゴルフボール。
  13. 【請求項13】 2層以上の多層構造を有する中間球殻
    体において、その内側球殻体表面に凹凸部が形成されて
    いると共に、その凹部内に外側球殻体が侵入してなる請
    求項10乃至12のいずれか1項記載のソリッドゴルフ
    ボール。
  14. 【請求項14】 2層以上の多層構造を有する中間球殻
    体において、その内側球殻体表面に凹凸部が形成されて
    いると共に、その凹部内に上記内側及び外側球殻体と異
    質の材料が充填された請求項10乃至12のいずれか1
    項記載のソリッドゴルフボール。
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