JPH10337321A - 医療用二室容器 - Google Patents

医療用二室容器

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JPH10337321A
JPH10337321A JP9151307A JP15130797A JPH10337321A JP H10337321 A JPH10337321 A JP H10337321A JP 9151307 A JP9151307 A JP 9151307A JP 15130797 A JP15130797 A JP 15130797A JP H10337321 A JPH10337321 A JP H10337321A
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syringe
space
gasket
medical
hole
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JP9151307A
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Masaomi Imai
正臣 今井
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Terumo Corp
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    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/315Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
    • A61M5/31596Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms comprising means for injection of two or more media, e.g. by mixing
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】混合された状態や溶解された状態では化学的に
不安定な薬剤を、別々に収納して直前に混合し排出する
作業をクローズドシステムで行うことができる医療用容
器を提供する。 【解決手段】第一のシリンジ2と第二のシリンジ4との
二重構造からなり、第一のガスケット3内で第二のシリ
ンジ4を軸回転させることで孔部31と孔42を重ね合
わせ連通路を形成させ、第一の空間23と第二の空間2
4を連通させることにより、固体剤25と液剤26を混
合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、混合すると経時的
安定性が保てなくなる二成分以上の薬剤を、使用直前に
衛生的に混合することが医療用二室容器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】注射剤には、混合された状態や溶解され
た状態では化学的に不安定な薬剤が多く、このような薬
剤は使用する直前に混合操作を行わなければならない。
これらの混合操作に最も広く用いられているのが注射器
法である。例えば粉末剤を溶解して使用する場合、注射
器で吸引した少量の溶解液を粉末剤の入ったアンプルや
バイアルに加え、溶解後、再度吸引し使用する。しか
し、注射器法については、操作が繁雑であるため、消
毒、調剤に時間がかかり、さらに薬剤や薬液を取り違え
る可能性があることや、クローズドシステムではないた
め細菌汚染などに対して十分な注意が必要である。ま
た、アンプルのガラス片やバイアルのゴム片などの異物
の混入の可能性があること、アンプルやバイアル内の残
量が多くなること、針を刺す回数が多いため医療従事者
による針刺し事故が発生しやすいなど取扱安全性に欠け
ることや、針、ガラス、プラスチックなどの分別が必要
であり廃棄物量も多いなどの課題がある。
【0003】これらの課題を解決するため、近年、特開
平5−31189号などに両頭針や連結管などを使用し
た混合用注射器や容器が数多く開示されている。しか
し、これらには、部品点数が多いため組立工程が複雑と
なりコストも高くなること、混合させるのに両頭針や連
結管などを間に介すため流路が狭く液体の吸入に時間が
かかることや、注射針の長さの分だけ全体が長くなり収
納性に劣ることなどの課題がある。また、近年、固体剤
と液剤とを一つの軟質容器内で弱い熱融着部で仕切り別
々に封入し、使用直前に当該弱い熱融着部を破断するこ
とにより固体剤と液剤とを混合する容器が開示されてい
る。これは、特に短時間の無菌的な調剤操作が可能とな
り、さらに調剤時に薬剤や薬液を取り違えることがなく
なった点で画期的である。しかし、薬剤や溶解液などの
種類、容量の変更ができないこと、調製した薬液の投与
量が変えられないこと、そのままの使用では吊り下げて
自然滴下よる投与に限定されることや、保管状態が悪い
と使用前に弱い熱融着部が破断してしまうため保管しに
くく取り扱いにくいなどの課題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の技
術の問題点を鑑みて、操作性が良く、容易に組み立てが
可能な医療用二室容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は以下の本発
明により解決される。 (1)一端が開口部、他端がノズルが設けられた底部か
らなる第一のシリンジと、前記第一のシリンジ内部を摺
動し、かつ一端から他端へ連通する孔部が設けられてい
る第一のガスケットと、前記第一のシリンジと前記第一
のガスケットから形成される第一の空間と、一端が開口
部、他端が孔部が設けられた底部からなる第二のシリン
ジと、前記第二のシリンジ内部を摺動する第二のガスケ
ットと、前記第二のシリンジと前記第二のガスケットか
ら形成される第二の空間とからなり、前記第一のシリン
ジ内で前記第二のシリンジの底部と前記第一のガスケッ
トは嵌合され、前記第一のガスケットに設けられた孔と
第二のシリンジに設けられた孔部が合わさることにより
前記第一の空間と前記第二の空間とを連通する連通路が
形成され、前記第二のシリンジを前記第一のガスケット
と嵌合した状態で軸回転させることにより前記連通路の
開閉を切り替えることができることを特徴とする医療用
二室容器である。
【0006】(2)前記第二のシリンジの底部に設けら
れた孔部には封止手段が設けられており、前記封止手段
は前記連通路が閉状態の時に前記第一のガスケットに固
定されており、前記連通路を開状態とする時に解除され
ることを特徴とする上記(1)に記載の医療用二室容器
である。 (3)前記第一のシリンジ及び前記第一のガスケットの
軸方向に対し垂直方向の断面が楕円形であることを特徴
とする上記(1)乃至(2)に記載の医療用二室容器で
ある。
【0007】(4)前記第一の空間と前記第二の空間に
はそれぞれ薬剤が封入されることを特徴とする上記
(1)乃至(3)に記載の医療用二室容器である。 (5)前記薬剤のいずれか一方が固体剤、他方が液剤で
あることを特徴とする上記(1)乃至(4)に記載の医
療用二室容器である。 (6)前記第二のガスケットにはプランジャーが接続さ
れていることを特徴とする上記(1)乃至(5)に記載
の医療用二室容器である。 (7)前記第二のシリンジの開口部に通気性を有するス
トッパーが設けられていることを特徴とする上記(1)
乃至(5)に記載の医療用二室容器である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施形態の一例の
断面を示す。医療用二室容器1は、主として、第一のシ
リンジ2と、第一のシリンジ2内を液密又は気密に摺動
する第一のガスケット3と、第一のシリンジ2の開口部
から挿入され第一のガスケット3に嵌合し、かつ液密又
は気密に軸回転が可能に取り付けられた第二のシリンジ
4と、第二のシリンジ4内を液密又は気密に摺動する第
二のガスケット5から構成される。
【0009】第一のシリンジ2は底部に開口しているノ
ズル21が設けられ、栓体6で塞がれている。なお、ノ
ズル21にはネジ山22を形成し栓体6を係止させるこ
とが第一の空間23の気密性を維持するため望ましい。
これにより無菌状態や衛生状態が保たれる。
【0010】第一のガスケット3は、断面である図2に
示すとおり、孔部31と第二のシリンジ4の先端を挿入
する挿入部32が設けられている。孔部31の一端は第
一の空間23に開口しており、他端は挿入部32に開口
している。また、挿入部32の縁には第二のシリンジ4
に設けられる円周状凸部44、円周状凹部45にそれぞ
れ嵌合する嵌合凹部33、嵌合凸部34が設けられてい
る。なお、これら嵌合凹部33、嵌合凸部34、円周状
凸部44、円周状凹部45は第二のシリンジ4が挿入部
32に挿入された状態で液密又は気密に軸回転が可能と
なるように設定される。これにより、第二のシリンジ4
を使用して第一のガスケット3を摺動させて、薬剤混合
の操作、または薬剤の排出や吸引などを行う際にも第二
のシリンジ4がガスケット3から外れることなく操作が
できる。さらに、場合によっては封止体係止部35が設
けられ、第二のシリンジ4の孔43に封止体41が設け
られる場合に封止体41が挿入され、第二のシリンジ4
を軸回転させた時に封止体41は弱い熱融着部42から
破断され封止体係止部35に残るようになる。
【0011】第二のシリンジ4は底部に孔43が設けら
れている。孔43と第一のガスケット3の孔部31を重
ね合わせることにより第一の空間23と第二の空間24
を連通する連通路8(図4に示す)が形成される。この
連通路8は第二のシリンジ4を軸回転させることにより
開閉操作が可能となる。通常は第一の空間23と第二の
空間24にはそれぞれ固体剤25、液剤26を封入し、
使用前は連通路8を閉状態としてそれぞれの薬剤の安定
を保持し、使用直前に開状態にして薬剤を混合する。さ
らに、孔43には弱い熱融着部42を介して封止体41
を設けることが望ましい。この封止体41により、本医
療用二室容器が未使用の物であるか否か判断できる。さ
らに、この封止体41により、第二の空間24に薬剤と
して液剤を封入する医療用二室容器1を製造する場合
に、第二の空間24に液剤を封入し第二のガスケット5
により封止された第二のシリンジ4のみを高圧蒸気滅菌
や熱水滅菌などで処理することができる。しかしなが
ら、第二の空間24に粉末剤や顆粒剤などの固体剤を封
入する場合は必ずしも必要ではなく、その際は第一のガ
スケット3の封止体係止部35を設けることなく第一の
ガスケット3の端面により孔43を塞げばよい。なお、
封止体41は弱い熱融着部42を介すことに限定されず
接着剤などで接着しても良い。また、第二のシリンジ4
の底部の縁には円周状凸部44、円周状凹部45が設け
られており、第一のガスケット3の嵌合凹部33、嵌合
凸部34にそれぞれ嵌合する。この時、第二のシリンジ
4が挿入部32に挿入された状態で液密又は気密に軸回
転が可能となるように設定される。
【0012】第二のガスケット5は、第二の空間24の
薬剤の排出、吸引などに使用されると共に第二の空間2
4の無菌状態や衛生状態を保持する。また、これらの操
作を容易に行うためプランジャー7を設けることが望ま
しい。
【0013】また、第一のシリンジ2及び第一のガスケ
ット3は線分X−Yにおける断面である図3に示すよう
に、その断面が楕円形であることが望ましい。これによ
り、第二のシリンジ4を軸回転させる時に、ガスケット
3が一緒に回転することを防ぐことができる。また、第
一のシリンジ2と第一のガスケット3との摺動面及び第
二のシリンジ4と第二のガスケット5との摺動面には摺
動性を高めるためにシリコーンオイルなどを塗布してお
くことが望ましい。
【0014】第一のシリンジ2及び第二のシリンジ4の
材料は限定されるものではないが、射出成形可能な材料
であれば良く、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、ポリメチルペンテン−1、ポリブタジ
エンなどのポリオレフィンや、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−α-オレフィン共重合体、エチレン
−ビニルアルコール共重合体などエチレン共重合体など
のオレフィン共重合体などや、オレフィン系エラストマ
ー、スチレン系エラストマーなどのエラストマーなどが
あげられる。その他に、塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリスチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポ
リイミド、ポリウレタン、ポリスルホン、ポリアミドイ
ミド、ポリアリレート、ポリアリルスルホン、ポリベン
ゾイミダゾール、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポ
リカーボネート、ポリエーテル、メタクリル樹脂、ポリ
フェニレンスルフィド、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルアセタール、ポリ酢酸ビニル、セルロースプラスチ
ック、アリル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ナ
イロン、ポリアセタールなどのプラスチック樹脂や、ア
ルミニウムなどの無機材料などや、これらをブレンドや
ラミネートした物があげられる。
【0015】上述した材料の性質としては、封入する薬
剤や薬液などが吸水性や加水分解性を有するものについ
ては水蒸気透過率5g・mm/m2・24h以下の材料が望まし
く、酸化劣化しやすいのものについては酸素透過係数10
0ml・mm/m2・24h・atm以下の材料が望ましい。また、必要
に応じて両方の性質を有する材料を選択できる。なお、
上述した水蒸気透過率は水蒸気透過装置L80−400
0(リッシー社製)を用いて測定温度40℃、RH90
%の条件で、酸素透過率はGLサイエンス社製ガス透過
性装置GPM−250(GLサイエンス社製)を用い
て、定圧法、ガスクロ検出で測定する値である。さら
に、最低限シリンジ内部を目視できる程度の透明性を有
する物が望ましい。
【0016】第一のガスケット3、第二のガスケット5
及び栓体6の材料としては、特に限定しないが、天然ゴ
ム、イソプロピレンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴム、シリコーンゴムのよう
な各種ゴム材で特に加硫処理した物や、ポリウレタン
系、ポリアミド系、オレフィン系、スチレン系等の各種
熱可塑性エラストマーや、これらのブレンド物などがあ
げられる。なかでも、耐薬品性、薬品不溶性に優れるブ
チルゴム、スチレン系エラストマーが望ましい。プラン
ジャー7の材料は特に限定されず、上述した各シリンジ
と同様な物が使用できる。
【0017】第一の空間23及び第二の空間24に封入
される薬剤としては、抗生剤、抗悪性腫瘍剤、輸液製
剤、アレルギー用剤、ホルモン剤、代謝性医薬品、化学
療法剤、血液用剤、生物学的製剤、循環器管作用剤、神
経系作用剤、消化器系作用剤、呼吸器官製剤、栄養剤、
ビタミン剤、ミネラル類、糖類などの注射剤や輸液など
や、溶解補助剤、安定剤、保存剤、無痛化剤、乳化剤、
懸濁化剤などの添加剤があげられ、その形態としては、
粉末剤、顆粒剤などの固体剤や、溶解された液剤があげ
られる。また、液剤にはこれらを溶解または希釈するた
めの蒸留水や各種溶媒などの液体成分も含まれる。これ
らの組み合わせは必要に応じて選択すれば良く、第一の
空間23及び第二の空間24のいずれか一方に固体剤、
他方に液剤の組み合わせが一般的であるが、両方に固体
剤もしくは両方に液剤であっても構わない。
【0018】次に図1に示す実施形態の医療用二室容器
1の使用方法について詳細に説明する。本実施形態にお
いて第一の空間23には固体剤25、第二の空間24に
は液剤26が収納されている。始めに図4に示すように
第二のシリンジ4を180度軸回転させる。これによ
り、封止体41は弱い熱融着部42から破断され封止体
係止部35に残り、開封された孔43は孔部31と合わ
さり連通路8が形成される。なお、本実施形態では孔4
3と孔部31は対角線上に存在し、180度軸回転させ
ることで連通路8を形成させるが、この設定は任意に選
択することができ、例えば90度軸回転させることによ
り連通路8を形成するように設定しても良い。
【0019】次にプランジャー7を押し込むことにより
第二のシリンジ4が開口部方向に後退すると共に液剤2
6が第一の空間23内に流入される。この時、予め第二
のシリンジ4の表面に目盛を付しておくことにより、目
盛に従って適量の液剤26を第一の空間23内に注入す
ることができる。その後、第二のシリンジ4を軸回転さ
せることにより連通路8を閉じて、第一の空間23内で
固体剤25と液剤とを良く混合させる。この時に、液剤
26を全量混合させる時は連通路8を開いた状態でプラ
ンジャー7を数回押し引きさせ、薬剤の混合物を第一の
空間23から第二の空間24へ、または逆に行き来させ
ることにより、良く攪拌することができる。
【0020】そして、固体剤25と液剤26の混合操作
が終了した後、栓体6を外してノズル21に注射針又は
チューブなどを接続し、第二のシリンジ4又はプランジ
ャー7を押し込むことにより混合した薬剤が放出され
る。なお、第一の空間23及び第二の空間24の両方に
固体剤を収納した場合には、先に栓体6をノズル21か
ら外して第一の空間23内に液剤を吸引してから、栓体
6をノズル21に戻した後、上述した方法により連通路
8を形成させそれぞれの薬剤を混合して放出させること
ができる。
【0021】次に図5に本発明の実施形態の他例の断面
を示す。医療用二室容器11は、主として、第一のシリ
ンジ12と、第一のシリンジ12内を液密又は気密に摺
動する第一のガスケット13と、第一のシリンジ12の
開口部から挿入され第一のガスケット13に嵌合し、か
つ液密又は気密に軸回転が可能に取り付けられた第二の
シリンジ14と、第二のシリンジ14内を液密又は気密
に摺動する第二のガスケット15から構成される。
【0022】第一のシリンジ12は底部に開口している
ノズル121が設けられ、栓体16で塞がれている。な
お、ノズル121にはネジ山122を形成し栓体16を
係止させることが第一の空間123の気密性を維持する
ため望ましい。これにより無菌状態や衛生状態が保たれ
る。
【0023】第一のガスケット13は、上述した実施形
態と同様に断面である図2に示すとおり、孔部131と
第二のシリンジ14の先端を挿入する挿入部132が設
けられている。孔部131の一端は第一の空間123に
開口しており、他端は挿入部132に開口している。ま
た、挿入部132の縁には第二のシリンジ14に設けら
れる円周状凸部144、円周状凹部145にそれぞれ嵌
合する嵌合凹部133、嵌合凸部134が設けられてい
る。なお、これら嵌合凹部133、嵌合凸部134、円
周状凸部144、円周状凹部145は第二のシリンジ1
4が挿入部132に挿入された状態で液密又は気密に軸
回転が可能となるように設定される。これにより、第二
のシリンジ14を使用して第一のガスケット13を摺動
させて、薬剤混合の操作、または薬剤の排出や吸引など
を行う際にも第二のシリンジ14がガスケット13から
外れることなく操作ができる。さらに、場合によっては
封止体係止部135が設けられ、第二のシリンジ14の
孔143に封止体141が設けられる場合に封止体14
1が挿入され、第二のシリンジ14を軸回転させた時に
封止体141は弱い熱融着部142から破断され封止体
係止部135に残るようになる。
【0024】第二のシリンジ14は底部に孔143が設
けられている。孔143と第一のガスケット13の孔部
131を重ね合わせることにより第一の空間123と第
二の空間124を連通する連通路18(図6に示す)が
形成される。この連通路18は第二のシリンジ14を軸
回転させることにより開閉操作が可能となる。通常は第
一の空間123と第二の空間124にはそれぞれ固体剤
125、液剤126を封入し、使用前は連通路18を閉
状態としてそれぞれの薬剤の安定を保持し、使用直前に
開状態にして薬剤を混合する。さらに、孔143には弱
い熱融着部142を介して封止体141を設けることが
望ましい。この封止体141により、本医療用二室容器
が未使用の物であるか否か判断できる。さらに、この封
止体141により、第二の空間124に薬剤として液剤
を封入する医療用二室容器11を製造する場合に、第二
の空間124に液剤を封入し第二のガスケット15によ
り封止された第二のシリンジ14のみを高圧蒸気滅菌や
熱水滅菌などで処理することができる。しかしながら、
第二の空間124に粉末剤や顆粒剤などの固体剤を封入
する場合は必ずしも必要ではなく、その際は第一のガス
ケット13の封止体係止部135を設けることなく第一
のガスケット13の端面により孔143を塞げばよい。
なお、封止体141は弱い熱融着部142を介すことに
限定されず接着剤などで接着しても良い。また、第二の
シリンジ14の底部の縁には円周状凸部144、円周状
凹部145が設けられており、第一のガスケット13の
嵌合凹部133、嵌合凸部134にそれぞれ嵌合する。
この時、第二のシリンジ14が挿入部132に挿入され
た状態で液密又は気密に軸回転が可能となるように設定
される。
【0025】第二のガスケット15は、第二の空間12
4の薬剤の排出、吸引などに使用されると共に第二の空
間124の無菌状態や衛生状態を保持する。また、ガス
ケット15の飛び出し防止と衛生状態を保持するために
ストッパー17を第二のシリンジ14の開口部に設ける
ことが望ましい。ストッパー17には第二のガスケット
15の摺動性を良くするために通気孔171を設けるこ
とが望ましいが、ストッパー17を通気性を有する材質
で製造した場合には特に必要ではない。さらに、無菌状
態や衛生状態を保持するために使用直前までシート9を
ストッパー17に貼着しておくことが望ましい。
【0026】また、第一のシリンジ12及び第一のガス
ケット13はその断面が楕円形であることが望ましい。
これにより、第二のシリンジ14を軸回転させる時に、
ガスケット13が一緒に回転することを防ぐことができ
る。また、第一のシリンジ12と第一のガスケット13
との摺動面及び第二のシリンジ14と第二のガスケット
15との摺動面には摺動性を高めるためにシリコーンオ
イルなどを塗布しておくことが望ましい。
【0027】第一のシリンジ12及び第二のシリンジ1
4の材料は限定されるものではないが、射出成形可能な
材料であれば良く、例えば、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリブテン、ポリメチルペンテン−1、ポリブタ
ジエンなどのポリオレフィンや、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−α-オレフィン共重合体、エチレ
ン−ビニルアルコール共重合体などエチレン共重合体な
どのオレフィン共重合体などや、オレフィン系エラスト
マー、スチレン系エラストマーなどのエラストマーなど
があげられる。その他に、塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリスチレン、ポリエステル、ポリアミド、
ポリイミド、ポリウレタン、ポリスルホン、ポリアミド
イミド、ポリアリレート、ポリアリルスルホン、ポリベ
ンゾイミダゾール、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリカーボネート、ポリエーテル、メタクリル樹脂、ポ
リフェニレンスルフィド、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルアセタール、ポリ酢酸ビニル、セルロースプラス
チック、アリル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、
ナイロン、ポリアセタールなどのプラスチック樹脂や、
アルミニウムなどの無機材料などや、これらをブレンド
やラミネートした物があげられる。
【0028】上述した材料の性質としては、封入する薬
剤や薬液などが吸水性や加水分解性を有するものについ
ては水蒸気透過率5g・mm/m2・24h以下の材料が望まし
く、酸化劣化しやすいのものについては酸素透過係数10
0ml・mm/m2・24h・atm以下の材料が望ましい。また、必要
に応じて両方の性質を有する材料を選択できる。なお、
上述した水蒸気透過率は水蒸気透過装置L80−400
0(リッシー社製)を用いて測定温度40℃、RH90
%の条件で、酸素透過率はGLサイエンス社製ガス透過
性装置GPM−250(GLサイエンス社製)を用い
て、定圧法、ガスクロ検出で測定する値である。さら
に、最低限シリンジ内部を目視できる程度の透明性を有
する物が望ましい。
【0029】第一のガスケット13、第二のガスケット
15及び栓体16の材料としては、特に限定しないが、
天然ゴム、イソプロピレンゴム、ブチルゴム、ブタジエ
ンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、シリコーンゴムの
ような各種ゴム材で特に加硫処理した物や、ポリウレタ
ン系、ポリアミド系、オレフィン系、スチレン系等の各
種熱可塑性エラストマーや、これらのブレンド物などが
あげられる。なかでも、耐薬品性、薬品不溶性に優れる
ブチルゴム、スチレン系エラストマーが望ましい。
【0030】ストッパー17の材料は特に限定されず、
上述した各シリンジと同様な物が使用できる。シート1
8としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノ
マー、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、
ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、ポ
リアミド等の樹脂、またはアルミ箔のような金属箔、あ
るいはこれらをラミネートした物があげられる。
【0031】第一の空間123及び第二の空間124に
封入される薬剤としては、抗生剤、抗悪性腫瘍剤、輸液
製剤、アレルギー用剤、ホルモン剤、代謝性医薬品、化
学療法剤、血液用剤、生物学的製剤、循環器管作用剤、
神経系作用剤、消化器系作用剤、呼吸器官製剤、栄養
剤、ビタミン剤、ミネラル類、糖類などの注射剤や輸液
などや、溶解補助剤、安定剤、保存剤、無痛化剤、乳化
剤、懸濁化剤などの添加剤があげられ、その形態として
は、粉末剤、顆粒剤などの固体剤や、溶解された液剤が
あげられる。また、液剤にはこれらを溶解または希釈す
るための蒸留水や各種溶媒などの液体成分も含まれる。
これらの組み合わせは必要に応じて選択すれば良く、第
一の空間123及び第二の空間124のいずれか一方に
固体剤、他方に液剤の組み合わせが一般的であるが、両
方に固体剤もしくは両方に液剤であっても構わない。
【0032】次に図5に示す実施形態の医療用二室容器
11の使用方法について詳細に説明する。本実施形態に
おいて第一の空間123には固体剤125、第二の空間
124には液剤126が収納されている。始めに、図6
に示すように第二のシリンジ14を180度軸回転させ
る。これにより、封止体141は弱い熱融着部142か
ら破断され封止体係止部135に残り、開封された孔1
43は孔部131と合わさり連通路18が形成される。
そして、シート9をストッパー17から剥がす。なお、
本実施形態では孔143と孔部131は対角線上に存在
し、180度軸回転させることで連通路18を形成させ
るが、この設定は任意に選択することができ、例えば9
0度軸回転させることにより連通路18を形成するよう
に設定しても良い。
【0033】次に図7に示すように第二のシリンジ14
を引くことにより第一の空間123内が減圧状態とな
り、第二のガスケット15に押し下げられながら液剤1
26が第一の空間123に吸引される。この時、予め第
二のシリンジ14の表面に目盛を付しておくことによ
り、目盛に従って適量の液剤126を第一の空間123
内に注入することができる。その後、第二のシリンジ1
4を軸回転させることにより連通路18を閉じて、第一
の空間123内で固体剤125と液剤126とを良く混
合させる。この時に、液剤を全量混合させる時は連通路
18を開いた状態で第二のシリンジ14を数回押し引き
させ、薬剤の混合物を第一の空間23から第二の空間2
4へ、または逆に行き来させることにより、良く攪拌す
ることができる。
【0034】そして、固体剤125と液剤126の混合
操作が終了した後、図8に示すように栓体16を外して
ノズル121に注射針又はチューブなど(図示しない)
を接続し、第二のシリンジ14を押し込むことにより混
合した薬剤が放出される。なお、第一の空間23及び第
二の空間24の両方に固体剤を収納した場合には、先に
栓体16をノズル121から外して第二のシリンジ14
を引き第一の空間123内に液剤を吸引してから、栓体
16をノズル121に戻した後、上述した方法により連
通路18を形成させそれぞれの薬剤を混合して放出させ
ることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明の医療用二室容器は、混合された
状態や溶解された状態では化学的に不安定な薬剤を、別
々に収納して直前に混合し排出する作業をクローズドシ
ステムで行うことができる。さらに、従来の両頭針や連
結管などを使用した混合用注射器や容器と比べて、部品
点数が少ないため組立が容易であり、また二つの空間の
間を針で介さないため流路が広く薬剤の混合が短時間で
出来ると共に、針の長さの分だけ全体が短くすることが
できる。すなわち、本発明により、組み立てが容易でコ
ンパクト形状であり、無菌状態を保ちながら薬剤を効率
良く混合できる医療用二室容器を提供することができ
る、
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の医療用二室容器の実施形態の一例を示
す断面図である。
【図2】図1に示す医療用二室容器のガスケットの断面
図である。
【図3】図1の線分X−Yにおける断面図を示す。
【図4】図1に示す医療用二室容器の連通路を形成した
状態を示す断面図である。
【図5】本発明の医療用二室容器の実施形態の他例を示
す断面図である。
【図6】図6に示す医療用二室容器の連通路を形成した
状態を示す断面図である。
【図7】図6に示す医療用二室容器で固体剤と液剤を混
合させた状態を示す断面図である。
【図8】図6に示す医療用二室容器で薬剤を放出した状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1、11 医療用二室容器 2、12 第一のシリンジ 21、121 ノズル 22、122 ネジ山 23、123 第一の空間 24、124 第二の空間 25、125 固体剤 26、126 液剤 3、13 第一のガスケット 31、131 孔部 32、132 第二のシリンジ4を挿入する挿入部 33、133 嵌合凹部 34、134 嵌合凸部 35、135 封止体係止部 4、14 第二のシリンジ 41、141 封止体 42、142 弱い熱融着部 43、143 孔 44、144 円周状凸部 45、145 円周状凹部 5、15 第二のガスケット 6,16 栓体 7 プランジャー 17 ストッパー 171 通気孔 8 連通路 9 シート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が開口部、他端がノズルが設けられた
    底部からなる第一のシリンジと、 前記第一のシリンジ内部を摺動し、かつ一端から他端へ
    連通する孔部が設けられている第一のガスケットと、 前記第一のシリンジと前記第一のガスケットから形成さ
    れる第一の空間と、 一端が開口部、他端が孔部が設けられた底部からなる第
    二のシリンジと、 前記第二のシリンジ内部を摺動する第二のガスケット
    と、 前記第二のシリンジと前記第二のガスケットから形成さ
    れる第二の空間とからなり、 前記第一のシリンジ内で前記第二のシリンジの底部と前
    記第一のガスケットは嵌合され、前記第一のガスケット
    に設けられた孔と第二のシリンジに設けられた孔部が合
    わさることにより前記第一の空間と前記第二の空間とを
    連通する連通路が形成され、 前記第二のシリンジを前記第一のガスケットと嵌合した
    状態で軸回転させることにより前記連通路の開閉を切り
    替えることができることを特徴とする医療用二室容器。
  2. 【請求項2】前記第二のシリンジの底部に設けられた孔
    部には封止手段が設けられており、前記封止手段は前記
    連通路が閉状態の時に前記第一のガスケットに固定され
    ており、前記連通路を開状態とする時に解除されること
    を特徴とする請求項1に記載の医療用二室容器。
  3. 【請求項3】前記第一のシリンジ及び前記第一のガスケ
    ットの軸方向に対し垂直方向の断面が楕円形であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の医療用二室
    容器。
  4. 【請求項4】前記第一の空間と前記第二の空間にはそれ
    ぞれ薬剤が封入されることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3に記載の医療用二室容器。
  5. 【請求項5】前記薬剤のいずれか一方が固体剤、他方が
    液剤であることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記
    載の医療用二室容器。
  6. 【請求項6】前記第二のガスケットにはプランジャーが
    接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5
    に記載の医療用二室容器。
  7. 【請求項7】前記第二のシリンジの開口部に通気性を有
    するストッパーが設けられていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項5に記載の医療用二室容器。
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