JPH10337137A - 釣り竿用穂先糸止め具及びそれを備えた釣り竿 - Google Patents
釣り竿用穂先糸止め具及びそれを備えた釣り竿Info
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- JPH10337137A JPH10337137A JP16504497A JP16504497A JPH10337137A JP H10337137 A JPH10337137 A JP H10337137A JP 16504497 A JP16504497 A JP 16504497A JP 16504497 A JP16504497 A JP 16504497A JP H10337137 A JPH10337137 A JP H10337137A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 仕掛け時の釣糸を釣場等で糸止め具に結着す
る必要がなく、仕掛けを容易に取り替え可能な糸止め具
を提供すること。 【解決手段】 穂先5に回転自在な釣り竿用穂先糸止め
具であって、釣り竿用穂先糸止め具1が、穂先5に取付
けるための取付基体3と該取付基体に支持された支持軸
体2と該支持軸体に回転可能に取付けられ釣糸を止める
ための糸結び体3とを有し、支持軸体2が取付基体3に
取外し自在であり、取付基体3の拡大部31と支持軸体
の拡大頭部21との間で糸結び体3が回転自在となって
おり、取付基体3が穂先5に挿入されることにより固定
されている釣り竿用穂先糸止め具。
る必要がなく、仕掛けを容易に取り替え可能な糸止め具
を提供すること。 【解決手段】 穂先5に回転自在な釣り竿用穂先糸止め
具であって、釣り竿用穂先糸止め具1が、穂先5に取付
けるための取付基体3と該取付基体に支持された支持軸
体2と該支持軸体に回転可能に取付けられ釣糸を止める
ための糸結び体3とを有し、支持軸体2が取付基体3に
取外し自在であり、取付基体3の拡大部31と支持軸体
の拡大頭部21との間で糸結び体3が回転自在となって
おり、取付基体3が穂先5に挿入されることにより固定
されている釣り竿用穂先糸止め具。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、釣り竿に関し、
更に詳しくは、穂先糸止め具及びそれを備えた釣り竿に
関する。
更に詳しくは、穂先糸止め具及びそれを備えた釣り竿に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年の魚釣りブームにより、釣り竿の構
造、材質、機能が次々と改良されてきている。川釣りに
は、リールを使用せず、複数の竿ピースを振出し、穂先
に直接釣糸を結着して行う釣り方が多い。この釣り方は
穂先の良し悪しが重要視され、敏感な魚の当たりを穂先
により確実に察知できるものが望まれている。しかし、
穂先に直接釣糸を結着しているので、例えば、釣れた魚
が飛び跳ねる等により、糸先が共回りし撚りが生じて竿
に釣糸が絡まる問題があった。
造、材質、機能が次々と改良されてきている。川釣りに
は、リールを使用せず、複数の竿ピースを振出し、穂先
に直接釣糸を結着して行う釣り方が多い。この釣り方は
穂先の良し悪しが重要視され、敏感な魚の当たりを穂先
により確実に察知できるものが望まれている。しかし、
穂先に直接釣糸を結着しているので、例えば、釣れた魚
が飛び跳ねる等により、糸先が共回りし撚りが生じて竿
に釣糸が絡まる問題があった。
【0003】そのため、穂先に糸撚れ防止機能を備えた
糸止め具を取付け、釣糸の撚れや糸絡みを解除する方法
が開発された。糸止め具を用いた糸撚れ防止方法とし
て、例えば、特公平4−32060号公報に、釣糸を結
着する柔軟部材な回転筒(例えば、リリアン等)を穂先
に嵌着した糸止め具が提示されている。この糸止め具に
おいては、柔軟部材の自在な屈曲作用と回転筒の自在な
回転作用との協働作用によって円滑容易に順応適応する
ことができる。
糸止め具を取付け、釣糸の撚れや糸絡みを解除する方法
が開発された。糸止め具を用いた糸撚れ防止方法とし
て、例えば、特公平4−32060号公報に、釣糸を結
着する柔軟部材な回転筒(例えば、リリアン等)を穂先
に嵌着した糸止め具が提示されている。この糸止め具に
おいては、柔軟部材の自在な屈曲作用と回転筒の自在な
回転作用との協働作用によって円滑容易に順応適応する
ことができる。
【0004】しかし、この種の糸止め具(リリアン等)
は、釣糸を回転筒(リリアン等)の柔軟な屈曲する材料
に結び付けるので、穂先先端での魚の当たりや魚の瞬時
的な動き、更には魚振が分かりにくく竿の感度が悪くな
る。このようなことから、次に、糸撚りを消去し、しか
も当たりや魚振を正確に竿に伝える糸止め具が開発され
た。
は、釣糸を回転筒(リリアン等)の柔軟な屈曲する材料
に結び付けるので、穂先先端での魚の当たりや魚の瞬時
的な動き、更には魚振が分かりにくく竿の感度が悪くな
る。このようなことから、次に、糸撚りを消去し、しか
も当たりや魚振を正確に竿に伝える糸止め具が開発され
た。
【0005】この糸止め具は、穂先に取付けられる元管
と、該元管に圧入し固着される支持軸体と、該支持軸体
に回転自在に取付けられた回転体(金属等により形成)
との3つの部材より構成される。そして、釣糸は回転体
の周囲に結び付けられる。この種の糸止め具において
は、穂先先端に釣糸が絡み付いた場合でも、釣糸が結着
されている回転体が確実に回転し絡みをほぐし正常な状
態にもどす。更には、回転体は従来のリリアンのように
柔軟なものでないので、魚の当たりや魚振等が敏感に察
知でき、手元に伝わりやすく、且つ、その伝達も速くな
り竿の感度が良くなった。
と、該元管に圧入し固着される支持軸体と、該支持軸体
に回転自在に取付けられた回転体(金属等により形成)
との3つの部材より構成される。そして、釣糸は回転体
の周囲に結び付けられる。この種の糸止め具において
は、穂先先端に釣糸が絡み付いた場合でも、釣糸が結着
されている回転体が確実に回転し絡みをほぐし正常な状
態にもどす。更には、回転体は従来のリリアンのように
柔軟なものでないので、魚の当たりや魚振等が敏感に察
知でき、手元に伝わりやすく、且つ、その伝達も速くな
り竿の感度が良くなった。
【0006】上述したような糸止め具を穂先先端に取付
けると、確かに、糸撚りの解除や竿の感度が良くなる等
のメリットはある。しかし、この糸止め具は回転体に直
接釣糸を結着するので、魚の引き等により回転体に結着
した釣糸及び釣針(以後「仕掛け」とする)が切断され
た場合、用意しておいた仕掛けの糸を糸止め具に再度結
着しなければならない。例えば、天候が悪い等の場合、
釣場にて、このような仕掛けを結着することは極めてや
っかいである。特に、寒い時は、指の動きが悪く、慣れ
ないと再度の結着が困難となる。
けると、確かに、糸撚りの解除や竿の感度が良くなる等
のメリットはある。しかし、この糸止め具は回転体に直
接釣糸を結着するので、魚の引き等により回転体に結着
した釣糸及び釣針(以後「仕掛け」とする)が切断され
た場合、用意しておいた仕掛けの糸を糸止め具に再度結
着しなければならない。例えば、天候が悪い等の場合、
釣場にて、このような仕掛けを結着することは極めてや
っかいである。特に、寒い時は、指の動きが悪く、慣れ
ないと再度の結着が困難となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
の解決を意図したものである。すなわち、本発明の目的
は、仕掛け時の釣糸を釣場等で糸止め具に結着する必要
がなく、仕掛けを容易に取り替え可能な糸止め具及びそ
れを備えた釣り竿を提供することである。
の解決を意図したものである。すなわち、本発明の目的
は、仕掛け時の釣糸を釣場等で糸止め具に結着する必要
がなく、仕掛けを容易に取り替え可能な糸止め具及びそ
れを備えた釣り竿を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明者等
は、このような課題に対して、鋭意研究を重ねた結果、
釣り竿の穂先に固着されている取付基体に対し、回転体
を軸支している支持軸体を取外し自在に設けることで、
仕掛けを容易に取り替えられることを見出し、この知見
基づいて本発明を完成させたものである。
は、このような課題に対して、鋭意研究を重ねた結果、
釣り竿の穂先に固着されている取付基体に対し、回転体
を軸支している支持軸体を取外し自在に設けることで、
仕掛けを容易に取り替えられることを見出し、この知見
基づいて本発明を完成させたものである。
【0009】即ち、本発明は、(1)、穂先に回転自在
に取付けられた釣糸を結び付けるための糸結び体を有す
る釣り竿用穂先糸止め具であって、糸結び体が穂先に対
して取外し可能となっている釣り竿用穂先糸止め具に存
する。
に取付けられた釣糸を結び付けるための糸結び体を有す
る釣り竿用穂先糸止め具であって、糸結び体が穂先に対
して取外し可能となっている釣り竿用穂先糸止め具に存
する。
【0010】そして、(2)、穂先に回転自在な釣り竿
用穂先糸止め具であって、釣り竿用穂先糸止め具が、穂
先に取付けるための取付基体と該取付基体に支持された
支持軸体と該支持軸体に回転可能に取付けられた糸結び
体とを有し、支持軸体が取付基体に取外し自在になって
いる釣り竿用穂先糸止め具に存する。
用穂先糸止め具であって、釣り竿用穂先糸止め具が、穂
先に取付けるための取付基体と該取付基体に支持された
支持軸体と該支持軸体に回転可能に取付けられた糸結び
体とを有し、支持軸体が取付基体に取外し自在になって
いる釣り竿用穂先糸止め具に存する。
【0011】そしてまた、(3)、取付基体の拡大部と
支持軸体の拡大頭部との間で糸結び体が回転自在となっ
ている上記(2)の釣り竿用穂先糸止め具に存する。
支持軸体の拡大頭部との間で糸結び体が回転自在となっ
ている上記(2)の釣り竿用穂先糸止め具に存する。
【0012】そしてまた、(4)、取付基体が穂先に挿
入されることにより固定されている上記(2)の釣り竿
用穂先糸止め具に存する。
入されることにより固定されている上記(2)の釣り竿
用穂先糸止め具に存する。
【0013】そしてまた、(5)、取付基体に支持軸体
が螺合により取外し自在になっている上記(2)の釣り
竿用穂先糸止め具に存する。
が螺合により取外し自在になっている上記(2)の釣り
竿用穂先糸止め具に存する。
【0014】そしてまた、(6)、取付基体の切り溝に
支持軸体の突起が係合することにより取外し自在になっ
ている上記(2)の釣り竿用穂先糸止め具に存する。
支持軸体の突起が係合することにより取外し自在になっ
ている上記(2)の釣り竿用穂先糸止め具に存する。
【0015】そしてまた、(7)、取付基体に支持軸体
を押圧することにより取付基体の切り溝に支持軸体の突
起が係止し、再度押圧することにより解除される上記
(2)の釣り竿用穂先糸止め具に存する。
を押圧することにより取付基体の切り溝に支持軸体の突
起が係止し、再度押圧することにより解除される上記
(2)の釣り竿用穂先糸止め具に存する。
【0016】そしてまた、(8)、穂先に回転自在な釣
り竿用穂先糸止め具であって、釣り竿用穂先糸止め具
が、穂先に取付けるための取付基体と該取付基体に支持
された支持軸体と該支持軸体に回転可能に取付けられ釣
糸を止めるための糸結び体とを有し、支持軸体が取付基
体に取外し自在であり、取付基体の拡大部と支持軸体の
拡大頭部との間で糸結び体が回転自在となっており、取
付基体が穂先に挿入されることにより固定されている釣
り竿用穂先糸止め具に存する。
り竿用穂先糸止め具であって、釣り竿用穂先糸止め具
が、穂先に取付けるための取付基体と該取付基体に支持
された支持軸体と該支持軸体に回転可能に取付けられ釣
糸を止めるための糸結び体とを有し、支持軸体が取付基
体に取外し自在であり、取付基体の拡大部と支持軸体の
拡大頭部との間で糸結び体が回転自在となっており、取
付基体が穂先に挿入されることにより固定されている釣
り竿用穂先糸止め具に存する。
【0017】そしてまた、(9)、上記(1)〜(8)
のいずれか1の釣り竿用穂先糸止め具を有する釣り竿に
存する。
のいずれか1の釣り竿用穂先糸止め具を有する釣り竿に
存する。
【0018】
〔第1の実施の形態〕以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施の形態を説明する。図1は、本発明の糸止め具
1を釣り竿の穂先5に取付けた状態を概略的に示した側
面断面図(A)及び正面図(B)である。また、図2
は、糸止め具1を構成する部品を示す図であり、(A)
は支持軸体2の側面図、(B)は糸結び体の側面図、
(C)は取付基体3の一部断面側面図を示した図であ
る。更に、図3は取付基体3に支持軸体2を取付ける状
態を示した一部断面側面図である。
適な実施の形態を説明する。図1は、本発明の糸止め具
1を釣り竿の穂先5に取付けた状態を概略的に示した側
面断面図(A)及び正面図(B)である。また、図2
は、糸止め具1を構成する部品を示す図であり、(A)
は支持軸体2の側面図、(B)は糸結び体の側面図、
(C)は取付基体3の一部断面側面図を示した図であ
る。更に、図3は取付基体3に支持軸体2を取付ける状
態を示した一部断面側面図である。
【0019】図1に示するように、本発明の糸止め具1
は、大きく分けて、穂先5の先端に固着される取付基体
3と、該取付基体3に取外し自在に取付けられる支持軸
体2と、該支持軸体2に回転自在に支持される糸結び体
4とよりなる。
は、大きく分けて、穂先5の先端に固着される取付基体
3と、該取付基体3に取外し自在に取付けられる支持軸
体2と、該支持軸体2に回転自在に支持される糸結び体
4とよりなる。
【0020】図2(A)に示すように、支持軸体2は、
拡大頭部21と軸部22とを備え、該軸部22は、糸結
び体4の内径より小さい外径に設定されているので、糸
結び体4を挿入した場合、回転可能に糸結び体4を支持
する。また、軸部22の先には、後述する取付基体3に
設けた雌螺子部33Aと対応し螺着可能な雄螺子部22
Aが設けられている。支持軸体2の拡大頭部21は、糸
結び体4が支持軸体2の回転支持部22Aに挿入された
時、抜けを防止し、且つ螺着する際、指で摘み易くする
ものである(図1参照)。この、拡大頭部21には、指
が滑らないように、凹凸加工やローレット加工等を施し
た把持部21Aが設けられている。なお、この拡大頭部
21の形状は、その断面が円形の他、他の形状、例えば
矩形等が採用可能である。
拡大頭部21と軸部22とを備え、該軸部22は、糸結
び体4の内径より小さい外径に設定されているので、糸
結び体4を挿入した場合、回転可能に糸結び体4を支持
する。また、軸部22の先には、後述する取付基体3に
設けた雌螺子部33Aと対応し螺着可能な雄螺子部22
Aが設けられている。支持軸体2の拡大頭部21は、糸
結び体4が支持軸体2の回転支持部22Aに挿入された
時、抜けを防止し、且つ螺着する際、指で摘み易くする
ものである(図1参照)。この、拡大頭部21には、指
が滑らないように、凹凸加工やローレット加工等を施し
た把持部21Aが設けられている。なお、この拡大頭部
21の形状は、その断面が円形の他、他の形状、例えば
矩形等が採用可能である。
【0021】次に、図2(B)に示すように、糸結び体
4は、円筒状の形状で、その中心部をなだらかな窪み状
の凹部が形成されており、この凹部に釣糸が結着され
る。糸結び体4は、釣糸を結着するためにあり、その形
状はその目的に沿う限りいかなる形状でも良い。
4は、円筒状の形状で、その中心部をなだらかな窪み状
の凹部が形成されており、この凹部に釣糸が結着され
る。糸結び体4は、釣糸を結着するためにあり、その形
状はその目的に沿う限りいかなる形状でも良い。
【0022】一方、図2(C)に示すように、取付基体
3は、支持軸体2が取付けられる拡大部31と、穂先先
端に挿入固着される小径軸部32を備えている。取付基
体3の拡大部31は、円柱状に形成され、その中心部に
は内穴33が設けられている。その内穴33の内周面に
は、先述した、支持軸体2の雄螺子部22Aと対応する
雌螺子部33Aが設けられており、支持軸体2に対して
螺合により取り付けることができる。
3は、支持軸体2が取付けられる拡大部31と、穂先先
端に挿入固着される小径軸部32を備えている。取付基
体3の拡大部31は、円柱状に形成され、その中心部に
は内穴33が設けられている。その内穴33の内周面に
は、先述した、支持軸体2の雄螺子部22Aと対応する
雌螺子部33Aが設けられており、支持軸体2に対して
螺合により取り付けることができる。
【0023】取付基体3の小径軸部32は、その外周面
に接着剤を塗布した上で穂先先端に圧入し固着されるの
で抜けることはない。この時、図示するように、小径軸
部32の外周面に溝32Aを形成すると、そこに接着剤
が充填されより確実に固着される。図3に示すように、
支持軸体2を取付基体3に取付けるには、予め、糸結び
体4を支持軸体2の軸部22に挿通しておく。そして、
支持軸体2の拡大頭部21を指で摘んで回動させ、その
先、すなわち雄螺子部22Aを取付基体3の雌螺子部3
3Aに螺着するのである。取付けが完了すると、糸結び
体4は、取付基体3の拡大部31と支持軸体2の拡大頭
部21の間で、支持軸体2を軸として回転自在に支持さ
れる。
に接着剤を塗布した上で穂先先端に圧入し固着されるの
で抜けることはない。この時、図示するように、小径軸
部32の外周面に溝32Aを形成すると、そこに接着剤
が充填されより確実に固着される。図3に示すように、
支持軸体2を取付基体3に取付けるには、予め、糸結び
体4を支持軸体2の軸部22に挿通しておく。そして、
支持軸体2の拡大頭部21を指で摘んで回動させ、その
先、すなわち雄螺子部22Aを取付基体3の雌螺子部3
3Aに螺着するのである。取付けが完了すると、糸結び
体4は、取付基体3の拡大部31と支持軸体2の拡大頭
部21の間で、支持軸体2を軸として回転自在に支持さ
れる。
【0024】本発明の糸止め具1は以上のような構造を
しているので、糸結び体4に結着されている仕掛けが何
らかの場合において外れたり、切断したりした場合、別
の新しい糸結び体4と交換が容易に可能である。すなわ
ち、仕掛けを結合させた糸結び体4に支持軸体2を挿通
した状態で前もって用意してあった、新しい糸結び体
(詳しくは、糸結び体4と支持軸体2)と交換するので
ある。
しているので、糸結び体4に結着されている仕掛けが何
らかの場合において外れたり、切断したりした場合、別
の新しい糸結び体4と交換が容易に可能である。すなわ
ち、仕掛けを結合させた糸結び体4に支持軸体2を挿通
した状態で前もって用意してあった、新しい糸結び体
(詳しくは、糸結び体4と支持軸体2)と交換するので
ある。
【0025】交換は、上述の如く支持軸体2の先を取付
基体3に螺着することで簡単に交換できる。糸止め具1
における取付基体3、支持軸体2及び糸結び体4の材質
として、プラスチック、セラミック、真鍮等が採用さ
れ、好適には、金属がよい。また、特に防錆の観点から
は真鍮が選択される。
基体3に螺着することで簡単に交換できる。糸止め具1
における取付基体3、支持軸体2及び糸結び体4の材質
として、プラスチック、セラミック、真鍮等が採用さ
れ、好適には、金属がよい。また、特に防錆の観点から
は真鍮が選択される。
【0026】〔第2の実施の形態〕この実施の形態で
は、支持軸体2の軸部22の周囲に、弾圧力の高い弾圧
部を設けたものである。図4は、本発明の糸止め具1を
釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示した断面図で
ある。また、図5(A)は支持軸体の側面図、(B)は
糸結び体の側面図、(C)は取付基体の側面図を示した
図である。更に、図6は取付基体3に支持軸体2を取付
ける状態を示した一部断面側面図である。
は、支持軸体2の軸部22の周囲に、弾圧力の高い弾圧
部を設けたものである。図4は、本発明の糸止め具1を
釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示した断面図で
ある。また、図5(A)は支持軸体の側面図、(B)は
糸結び体の側面図、(C)は取付基体の側面図を示した
図である。更に、図6は取付基体3に支持軸体2を取付
ける状態を示した一部断面側面図である。
【0027】図4に示すように、この糸止め具1も第1
の実施の形態と同様に、穂先先端に固着される取付基体
3、該取付基体3に取外し自在に取付けられる支持軸体
2、該支持軸体2に回転自在に支持される糸結び体4よ
り構成されている。
の実施の形態と同様に、穂先先端に固着される取付基体
3、該取付基体3に取外し自在に取付けられる支持軸体
2、該支持軸体2に回転自在に支持される糸結び体4よ
り構成されている。
【0028】図5(A)に示すように、支持軸体2は、
拡大頭部21と軸部22とを備え、該軸部22は、糸結
び体4の内径より小さい外径に設定されているので、糸
結び体4を挿入した場合、回転可能に糸結び体4を支持
する。支持軸体2の軸部22の先には弾性を有する弾圧
部22Bが設けられている。この弾圧部22Bには、逆
止弁状の突部22B1が形成されている。弾圧部22B
を形成するものとしては、例えばゴムパイプ部材が使わ
れ、軸部22の小径部に接着固定される。支持軸体2の
拡大頭部21は、糸結び体4が支持軸体2の回転支持部
22Aに挿入された時、抜けを防止し、且つ、指で摘み
易くするものであり(図4参照)、この拡大頭部21に
は、凹凸加工やローレット加工等を施した把持部21A
が設けられており指が滑らない。
拡大頭部21と軸部22とを備え、該軸部22は、糸結
び体4の内径より小さい外径に設定されているので、糸
結び体4を挿入した場合、回転可能に糸結び体4を支持
する。支持軸体2の軸部22の先には弾性を有する弾圧
部22Bが設けられている。この弾圧部22Bには、逆
止弁状の突部22B1が形成されている。弾圧部22B
を形成するものとしては、例えばゴムパイプ部材が使わ
れ、軸部22の小径部に接着固定される。支持軸体2の
拡大頭部21は、糸結び体4が支持軸体2の回転支持部
22Aに挿入された時、抜けを防止し、且つ、指で摘み
易くするものであり(図4参照)、この拡大頭部21に
は、凹凸加工やローレット加工等を施した把持部21A
が設けられており指が滑らない。
【0029】また、図5(B)に示すように、糸結び体
4は、円筒状で、その中心部をなだらかな窪み状の凹部
が形成されており、この凹部に釣糸が結着される。
4は、円筒状で、その中心部をなだらかな窪み状の凹部
が形成されており、この凹部に釣糸が結着される。
【0030】一方、取付基体3は、図5(C)に示すよ
うに、支持軸体2が取付けられる拡大部31と、穂先先
端に固着される小径軸部32を備えている。取付基体3
の拡大部31は、円柱状に形成され、その中心部に内穴
33が設けられている。この内穴33には、逆止弁状の
溝33Bが設けられている。この内穴33に、前述した
支持軸体2の軸部22の先が、すなわち弾圧部22Bが
圧入される。また、取付基体3の小径軸部32は、その
外周面に接着剤を塗布した上で穂先先端に圧入し固着さ
れる。小径軸部32の外周面にいくつかの溝32Aを設
けた場合は、接着剤が充填されてより確実に固着され
る。
うに、支持軸体2が取付けられる拡大部31と、穂先先
端に固着される小径軸部32を備えている。取付基体3
の拡大部31は、円柱状に形成され、その中心部に内穴
33が設けられている。この内穴33には、逆止弁状の
溝33Bが設けられている。この内穴33に、前述した
支持軸体2の軸部22の先が、すなわち弾圧部22Bが
圧入される。また、取付基体3の小径軸部32は、その
外周面に接着剤を塗布した上で穂先先端に圧入し固着さ
れる。小径軸部32の外周面にいくつかの溝32Aを設
けた場合は、接着剤が充填されてより確実に固着され
る。
【0031】図6に示すように、この実施の形態におけ
る糸止め具においては、支持軸体2を取付基体3に取付
ける場合、予め、糸結び体4を支持軸体2の軸部22に
挿通した状態で取付基体3の内穴33に、支持軸体2の
先、すなわち弾圧部22Bを強く押し込む。すると、弾
圧部22Bが取付基体3の内穴33に圧入されて固定す
る。弾圧部22Bには逆止弁状の突部22B1が形成さ
れているので、内穴33に圧入された状態では逆止弁状
の溝33Bにそれが嵌まり込み、強制的に引き抜く以外
は外れない。
る糸止め具においては、支持軸体2を取付基体3に取付
ける場合、予め、糸結び体4を支持軸体2の軸部22に
挿通した状態で取付基体3の内穴33に、支持軸体2の
先、すなわち弾圧部22Bを強く押し込む。すると、弾
圧部22Bが取付基体3の内穴33に圧入されて固定す
る。弾圧部22Bには逆止弁状の突部22B1が形成さ
れているので、内穴33に圧入された状態では逆止弁状
の溝33Bにそれが嵌まり込み、強制的に引き抜く以外
は外れない。
【0032】〔第3の実施の形態〕この実施の形態にお
いても、支持軸体2の軸部22の周囲に、弾圧力の高い
リング状の弾圧部22C、例えば、ゴム状リングを設け
たものである。図7は、本発明の糸止め具を釣り竿の穂
先に取付けた状態を概略的に示した断面図である。ま
た、図8は支持軸体を取付基体に取付ける状態を示した
一部断面側面図である。
いても、支持軸体2の軸部22の周囲に、弾圧力の高い
リング状の弾圧部22C、例えば、ゴム状リングを設け
たものである。図7は、本発明の糸止め具を釣り竿の穂
先に取付けた状態を概略的に示した断面図である。ま
た、図8は支持軸体を取付基体に取付ける状態を示した
一部断面側面図である。
【0033】図7に示すように、この糸止め具1も上述
した実施の形態と同様に、穂先先端に固着される取付基
体3、該取付基体3に取外し自在に取付けられる支持軸
体2、該支持軸体2に回転自在に挿入されている糸結び
体4より構成され、取付基体3の拡大部31と支持軸体
2の拡大頭部21の間に糸結び体4が設けられ、支持軸
体2を軸として回転自在に回転する。この実施の形態の
支持軸体2の軸部22は、この周囲にリング状の弾圧部
22Cが設けられている。リング状の弾圧部22Cは、
軸部22の外周面に嵌合溝部を設けて接着剤により固定
されている。一方、取付基体3の内穴33には、上述し
たリング状の弾圧部22Cと嵌合し合う位置にリング状
の溝部33Cが設けられている。また、取り付けの際、
取付基体3の内穴33に支持軸体2の先を挿入し易いよ
うに内穴33の入口にテーパ面31Tを設けるとよい。
した実施の形態と同様に、穂先先端に固着される取付基
体3、該取付基体3に取外し自在に取付けられる支持軸
体2、該支持軸体2に回転自在に挿入されている糸結び
体4より構成され、取付基体3の拡大部31と支持軸体
2の拡大頭部21の間に糸結び体4が設けられ、支持軸
体2を軸として回転自在に回転する。この実施の形態の
支持軸体2の軸部22は、この周囲にリング状の弾圧部
22Cが設けられている。リング状の弾圧部22Cは、
軸部22の外周面に嵌合溝部を設けて接着剤により固定
されている。一方、取付基体3の内穴33には、上述し
たリング状の弾圧部22Cと嵌合し合う位置にリング状
の溝部33Cが設けられている。また、取り付けの際、
取付基体3の内穴33に支持軸体2の先を挿入し易いよ
うに内穴33の入口にテーパ面31Tを設けるとよい。
【0034】図8に示すように、支持軸体2を取付基体
3に取付ける場合、支持軸体2の軸部22の先を取付基
体3の内穴33に押し込む。この時、内穴33の入口が
テーパ面31Tになっているので、挿入が容易である。
軸部22の弾圧部22Cが、取付基体3の内穴33の溝
部33Cに嵌まり込むことで、両者は確実に固定され
る。弾圧部22Cが内穴33の溝部33Cに強く嵌まり
込むことにより、強制的に引き抜く以外は外れない。
3に取付ける場合、支持軸体2の軸部22の先を取付基
体3の内穴33に押し込む。この時、内穴33の入口が
テーパ面31Tになっているので、挿入が容易である。
軸部22の弾圧部22Cが、取付基体3の内穴33の溝
部33Cに嵌まり込むことで、両者は確実に固定され
る。弾圧部22Cが内穴33の溝部33Cに強く嵌まり
込むことにより、強制的に引き抜く以外は外れない。
【0035】〔第4の実施の形態〕図9は、本発明の糸
止め具を釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示した
断面図である。また、図10は取付基体に支持軸体を取
付ける状態を示した一部断面側面図である。
止め具を釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示した
断面図である。また、図10は取付基体に支持軸体を取
付ける状態を示した一部断面側面図である。
【0036】図9に示すように、この糸止め具1も上述
した実施の形態と同様に、穂先先端に固着される取付基
体3、該取付基体3に取外し自在に取付けられる支持軸
体2、該支持軸体2に回転自在に挿入されている糸結び
体4より構成され、取付基体3の拡大部31と支持軸体
2の拡大頭部21の間に糸結び体4が設けられ、支持軸
体2を軸として回転自在に回転する。ここでの支持軸体
2の軸部22は、螺旋状の突部22D1を設けた弾圧部
22Dが固着されている。
した実施の形態と同様に、穂先先端に固着される取付基
体3、該取付基体3に取外し自在に取付けられる支持軸
体2、該支持軸体2に回転自在に挿入されている糸結び
体4より構成され、取付基体3の拡大部31と支持軸体
2の拡大頭部21の間に糸結び体4が設けられ、支持軸
体2を軸として回転自在に回転する。ここでの支持軸体
2の軸部22は、螺旋状の突部22D1を設けた弾圧部
22Dが固着されている。
【0037】図10に示すように、支持軸体2を取付基
体3に取付ける場合、弾圧部22Dが螺旋状の突部22
D1を備えているので、回動させながら強く押し込むこ
とで取付けられる。取付けが完了すると、取付基体3の
内穴33に弾圧部22Dの螺旋状の突部22D1が圧接
固定されるので外れない。
体3に取付ける場合、弾圧部22Dが螺旋状の突部22
D1を備えているので、回動させながら強く押し込むこ
とで取付けられる。取付けが完了すると、取付基体3の
内穴33に弾圧部22Dの螺旋状の突部22D1が圧接
固定されるので外れない。
【0038】〔第5の実施の形態〕この例では、取付基
体3の内穴33に弾発体35を設け、該弾発体35の付
勢力を利用して支持軸体2を取付け又は取外し自在にし
たものである。図11は、本発明の糸止め具を釣り竿の
穂先に取付けた状態を概略的に示した断面図である。図
12(A)は支持軸体の側面図、(B)は糸結び体の側
面図、(C)は取付基体の一部断面側面図である。図1
3は、取付基体の拡大部の構造を拡大して示したもので
ある。また、図14は、支持軸体を取付基体に取付ける
手順を示した概略的な図であ
体3の内穴33に弾発体35を設け、該弾発体35の付
勢力を利用して支持軸体2を取付け又は取外し自在にし
たものである。図11は、本発明の糸止め具を釣り竿の
穂先に取付けた状態を概略的に示した断面図である。図
12(A)は支持軸体の側面図、(B)は糸結び体の側
面図、(C)は取付基体の一部断面側面図である。図1
3は、取付基体の拡大部の構造を拡大して示したもので
ある。また、図14は、支持軸体を取付基体に取付ける
手順を示した概略的な図であ
【0039】図11に示すように、この糸止め具1も上
述した実施の形態と同様に、穂先先端に固着される取付
基体3、該取付基体3に取外し自在に取付けられる支持
軸体2、該支持軸体2に回転自在に挿入されている糸結
び体4より構成され、取付基体3の拡大部31と支持軸
体2の拡大頭部21の間に糸結び体4が設けられ、支持
軸体2を軸として回転自在に回転する。
述した実施の形態と同様に、穂先先端に固着される取付
基体3、該取付基体3に取外し自在に取付けられる支持
軸体2、該支持軸体2に回転自在に挿入されている糸結
び体4より構成され、取付基体3の拡大部31と支持軸
体2の拡大頭部21の間に糸結び体4が設けられ、支持
軸体2を軸として回転自在に回転する。
【0040】図12に示すように、支持軸体2の軸部2
2には、例えば円柱状の突起22Tが設けられている。
2には、例えば円柱状の突起22Tが設けられている。
【0041】図13に示すように、取付基体3の内穴3
3は大径穴34が形成され、この大径穴34に円板体3
6が突出する方向に弾発体35を介して装着されてい
る。円板体36の裏面には、段部が設けられ弾発体35
が支持される。なお、円板体36は大径穴34を越えて
移動することはない。糸結び体4に関しては、先述した
実施の形態の形状と同形である。
3は大径穴34が形成され、この大径穴34に円板体3
6が突出する方向に弾発体35を介して装着されてい
る。円板体36の裏面には、段部が設けられ弾発体35
が支持される。なお、円板体36は大径穴34を越えて
移動することはない。糸結び体4に関しては、先述した
実施の形態の形状と同形である。
【0042】図14は、取付基体3に支持軸体2を取付
ける手順を示した図であり、詳しくは、支持軸体2の突
起22Tを取付基体3の切り溝Gに導入していく手順を
示した図である。
ける手順を示した図であり、詳しくは、支持軸体2の突
起22Tを取付基体3の切り溝Gに導入していく手順を
示した図である。
【0043】まず、支持軸体2の軸部22に糸結び体4
を挿入して用意する(図14(A)参照)。次に、支持
軸体2の拡大頭部21を摘んで、突起22Tを切り溝G
の入口に位置決めする(図14(B)参照)。そのまま
支持軸体2を押し込み、突起22Tを導入部G1に沿っ
て移動させ切り溝底に当接させる(図14(C)参
照)。この時、円板体36は支持軸体2の先端により押
されて弾発体35は圧縮された状態となる。そして、支
持軸体2を回動させ(図でいう手前に)突起22Tを溝
底に沿って横移動させ、掛止部G2の位置で止める(図
14(D)参照)。次に、拡大頭部21から指を離す
と、弾発体35の付勢により突起22Tが元の方向に押
し戻され掛止部G2に係止されて固定する(図14
(E)参照)。以上で、取付けが完了する。
を挿入して用意する(図14(A)参照)。次に、支持
軸体2の拡大頭部21を摘んで、突起22Tを切り溝G
の入口に位置決めする(図14(B)参照)。そのまま
支持軸体2を押し込み、突起22Tを導入部G1に沿っ
て移動させ切り溝底に当接させる(図14(C)参
照)。この時、円板体36は支持軸体2の先端により押
されて弾発体35は圧縮された状態となる。そして、支
持軸体2を回動させ(図でいう手前に)突起22Tを溝
底に沿って横移動させ、掛止部G2の位置で止める(図
14(D)参照)。次に、拡大頭部21から指を離す
と、弾発体35の付勢により突起22Tが元の方向に押
し戻され掛止部G2に係止されて固定する(図14
(E)参照)。以上で、取付けが完了する。
【0044】また、取外し方は上述の取付け方の逆の操
作を行えばよい。この実施の形態においては、押して回
動するだけのワンタッチ操作により、支持軸体2は取付
基体3と簡単に係止される。また、一旦、支持軸体2が
取付基体3に固定された後は、釣糸により強い引き込み
力を受けても、絶対外れない。
作を行えばよい。この実施の形態においては、押して回
動するだけのワンタッチ操作により、支持軸体2は取付
基体3と簡単に係止される。また、一旦、支持軸体2が
取付基体3に固定された後は、釣糸により強い引き込み
力を受けても、絶対外れない。
【0045】以上、本発明を述べてきたが、本発明は、
実施の形態にのみ限定されることなくその本質から逸脱
しない範囲で、他の種々の変形例が可能である。例え
ば、取付基体3に支持軸体2が取外し自在に行えるもの
であれば、上述した実施の形態にこだわらなくてもよ
い。また、支持軸体の弾圧部の形状としては、その目的
に沿う限り変更が自由である。更にはまた、第5の実施
の形態では、突起22Tと切り溝Gを用いた実施の形態
を説明したが、取外しが自在に行えれば構造は限定され
るものではなく、例えば、支持軸体2と取付基体3とが
ワンタッチで取外しが可能なバヨネット結合であっても
よい。
実施の形態にのみ限定されることなくその本質から逸脱
しない範囲で、他の種々の変形例が可能である。例え
ば、取付基体3に支持軸体2が取外し自在に行えるもの
であれば、上述した実施の形態にこだわらなくてもよ
い。また、支持軸体の弾圧部の形状としては、その目的
に沿う限り変更が自由である。更にはまた、第5の実施
の形態では、突起22Tと切り溝Gを用いた実施の形態
を説明したが、取外しが自在に行えれば構造は限定され
るものではなく、例えば、支持軸体2と取付基体3とが
ワンタッチで取外しが可能なバヨネット結合であっても
よい。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上説明したような構成を備え
ているので、仕掛けが切断された場合においても、取外
し自在に支持軸体が設けられていることから、仕掛けを
容易に交換できる。更には、支持軸体に糸結び体が回転
自在に挿入されているので、釣り竿に釣糸が巻き付いた
場合でも、巻き付きを解除するように糸結び体が回転さ
れ簡単に解消される。
ているので、仕掛けが切断された場合においても、取外
し自在に支持軸体が設けられていることから、仕掛けを
容易に交換できる。更には、支持軸体に糸結び体が回転
自在に挿入されているので、釣り竿に釣糸が巻き付いた
場合でも、巻き付きを解除するように糸結び体が回転さ
れ簡単に解消される。
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態において糸
止め具を釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示した
側面断面図(A)及び正面図(B)である。
止め具を釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示した
側面断面図(A)及び正面図(B)である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態における糸
止め具の構成部品を示し、(A)は支持軸体の側面図、
(B)は糸結び体の側面図、(C)は取付基体の一部断
面側面図を示した図である。
止め具の構成部品を示し、(A)は支持軸体の側面図、
(B)は糸結び体の側面図、(C)は取付基体の一部断
面側面図を示した図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態において取
付基体に支持軸体を取付ける状態を示した一部断面側面
図である。
付基体に支持軸体を取付ける状態を示した一部断面側面
図である。
【図4】図4は、本発明の第2の実施の形態において糸
止め具を釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示した
側面断面図である。
止め具を釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示した
側面断面図である。
【図5】図5、本発明の第2の実施の形態における糸止
め具の構成部品を示し、(A)は支持軸体の側面図、
(B)は糸結び体の側面図、(C)は取付基体の一部断
面側面図を示した図である。
め具の構成部品を示し、(A)は支持軸体の側面図、
(B)は糸結び体の側面図、(C)は取付基体の一部断
面側面図を示した図である。
【図6】図6は、本発明の第2の実施の形態において取
付基体に支持軸体を取付ける状態を示した一部断面側面
図である。
付基体に支持軸体を取付ける状態を示した一部断面側面
図である。
【図7】図7は、本発明の第3の実施の形態において糸
止め具を釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示した
側面断面図である。
止め具を釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示した
側面断面図である。
【図8】図8は、本発明の第3の実施の形態において取
付基体に支持軸体を取付ける状態を示した一部断面側面
図である。
付基体に支持軸体を取付ける状態を示した一部断面側面
図である。
【図9】図9は、本発明の第4の実施の形態において糸
止め具を釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示した
側面断面図である。
止め具を釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示した
側面断面図である。
【図10】図10は、本発明の第4の実施の形態におい
て取付基体に支持軸体を取付ける状態を示した一部断面
側面図である。
て取付基体に支持軸体を取付ける状態を示した一部断面
側面図である。
【図11】図11は、本発明の第5の実施の形態におい
て糸止め具を釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示
した側面断面図である。
て糸止め具を釣り竿の穂先に取付けた状態を概略的に示
した側面断面図である。
【図12】図12、本発明の第5の実施の形態における
糸止め具の構成部品を示し、(A)は支持軸体の側面
図、(B)は糸結び体の側面図、(C)は取付基体の一
部断面側面図を示した図である。
糸止め具の構成部品を示し、(A)は支持軸体の側面
図、(B)は糸結び体の側面図、(C)は取付基体の一
部断面側面図を示した図である。
【図13】図13、本発明の第5の実施の形態における
取付基体の拡大部の構造を示したものである。
取付基体の拡大部の構造を示したものである。
【図14】図14は、本発明の第5の実施の形態におい
て取付基体に支持軸体を取付ける手順を示した側面図で
ある。
て取付基体に支持軸体を取付ける手順を示した側面図で
ある。
【符号の説明】 1…糸止め具 2…支持軸体 21…拡大頭部 21A…把持部 22…軸部 22A…雄螺子部 22B…弾圧部 22B1…逆止弁状の突部 22C…弾圧部(リング状) 22D…弾圧部 22D1…螺旋状の突部 22T…突起 3…取付基体 31…拡大部 31T…テーパ面 32…小径軸部 32A…溝 33…内穴 33A…雌螺子部 33B…逆止弁状の溝 33C…リング状の溝部 34…大径穴(内穴) 35…弾発体 36…円板体 G…切り溝 G1…導入部 G2…掛止部 4…糸結び体 5…穂先
Claims (9)
- 【請求項1】 穂先に回転自在に取付けられた釣糸を結
び付けるための糸結び体を有する釣り竿用穂先糸止め具
であって、糸結び体が穂先に対して取外し可能となって
いることを特徴とする釣り竿用穂先糸止め具。 - 【請求項2】 穂先に回転自在な釣り竿用穂先糸止め具
であって、釣り竿用穂先糸止め具が、穂先に取付けるた
めの取付基体と該取付基体に支持された支持軸体と該支
持軸体に回転可能に取付けられた糸結び体とを有し、支
持軸体が取付基体に取外し自在になっていることを特徴
とする釣り竿用穂先糸止め具。 - 【請求項3】 取付基体の拡大部と支持軸体の拡大頭部
との間で糸結び体が回転自在となっていることを特徴と
する請求項2記載の釣り竿用穂先糸止め具。 - 【請求項4】 取付基体が穂先に挿入されることにより
固定されていることを特徴とする請求項2記載の釣り竿
用穂先糸止め具。 - 【請求項5】 取付基体に支持軸体が螺合により取外し
自在になっていることを特徴とする請求項2記載の釣り
竿用穂先糸止め具。 - 【請求項6】 取付基体の切り溝に支持軸体の突起が係
合することにより取外し自在になっていることを特徴と
する請求項2記載の釣り竿用穂先糸止め具。 - 【請求項7】 取付基体に支持軸体を押圧することによ
り取付基体の切り溝に支持軸体の突起が係止し、再度押
圧することにより解除されることを特徴とする請求項2
記載の釣り竿用穂先糸止め具。 - 【請求項8】 穂先に回転自在な釣り竿用穂先糸止め具
であって、釣り竿用穂先糸止め具が、穂先に取付けるた
めの取付基体と該取付基体に支持された支持軸体と該支
持軸体に回転可能に取付けられ釣糸を止めるための糸結
び体とを有し、支持軸体が取付基体に取外し自在であ
り、取付基体の拡大部と支持軸体の拡大頭部との間で糸
結び体が回転自在となっており、取付基体が穂先に挿入
されることにより固定されていることを特徴とする釣り
竿用穂先糸止め具。 - 【請求項9】 上記請求項1〜8のいずれか1項記載の
釣り竿用穂先糸止め具を有することを特徴とする釣り
竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16504497A JPH10337137A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 釣り竿用穂先糸止め具及びそれを備えた釣り竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16504497A JPH10337137A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 釣り竿用穂先糸止め具及びそれを備えた釣り竿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10337137A true JPH10337137A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15804776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16504497A Withdrawn JPH10337137A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 釣り竿用穂先糸止め具及びそれを備えた釣り竿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10337137A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8138948B1 (en) * | 2008-12-11 | 2012-03-20 | Timothy E. Paulin | Automatically engaged traffic sign |
US20150208629A1 (en) * | 2013-12-09 | 2015-07-30 | Daniel Galhardo | Fishing rod with plug stowage and base section retainer |
-
1997
- 1997-06-06 JP JP16504497A patent/JPH10337137A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8138948B1 (en) * | 2008-12-11 | 2012-03-20 | Timothy E. Paulin | Automatically engaged traffic sign |
US20150208629A1 (en) * | 2013-12-09 | 2015-07-30 | Daniel Galhardo | Fishing rod with plug stowage and base section retainer |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |