JPH10337096A - ステッピングモータ駆動装置 - Google Patents
ステッピングモータ駆動装置Info
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- JPH10337096A JPH10337096A JP13990597A JP13990597A JPH10337096A JP H10337096 A JPH10337096 A JP H10337096A JP 13990597 A JP13990597 A JP 13990597A JP 13990597 A JP13990597 A JP 13990597A JP H10337096 A JPH10337096 A JP H10337096A
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Abstract
ロステップ動作時でも、ステッピングモータの中速振動
を抑制する。 【解決手段】 この駆動装置1は、ステッピングモータ
Mの励磁シーケンスを発生する励磁シーケンス発生部2
と、該モータMを駆動するモータ駆動回路部4と、該モ
ータMの駆動電流を検出する駆動電流検出回路部Rと、
前記励磁シーケンス発生部2から出力された励磁シーケ
ンス信号aに対して、前記電流検出回路部Rから検出さ
れた信号c,dに応じた時間だけ遅延させて前記モータ
駆動回路部4に出力する励磁シーケンス遅延部6とから
なり、マイクロステップ駆動時でも、ステッピングモー
タMの中速振動が抑制される。
Description
タ駆動装置に関し、特に、運転中の該ステッピングモー
タの中速振動を抑制する駆動装置に関する。
装置としては、例えば図4の構成ブロック図に示すよう
なものがある。同図において、この駆動装置20は、励
磁シーケンス発生部2が作るステッピングモータMの励
磁シーケンスに従い、電源部3から供給される電力とモ
ータ駆動回路部4により、負荷の該モータMを駆動す
る。すなわち、この駆動回路部4は、該モータMの励磁
巻線を前記定められた励磁シーケンスによって励磁し、
該モータMを駆動する。
流検出抵抗器Rによって検出され、この検出信号によ
り、周期変調部5にて、該変調部5に入力されている励
磁シーケンス切換パルスf1を周波数変調し、その周波
数変調された励磁シーケンス切換パルスf2を前記励磁
シーケンス発生回路部1に入力して、所定の励磁シーケ
ンスで前記駆動回路部4を作動させている。
記ステッピングモータMの中速振動は、該モータMの駆
動電流の振動として現れてくるので、前記電流検出抵抗
器Rによって該モータMの駆動電流を検出した信号によ
って、前記変調部5に入力されている励磁シーケンス切
換パルスf1の周期を変調して、該ステッピングモータ
Mの中速振動を抑制していた。
ングモータ駆動装置20にあっては、前記励磁シーケン
ス切換パルスf1の周期に対して、変調(周波数変調)
をかけるため、該励磁シーケンス切換パルスf1が倍増
するマイクロステップ動作時には、同一モータ速度にお
ける励磁シーケンス切換パルスf1の周期変調度が減少
するので、同様に中速振動が発生するという問題点があ
った。
その目的は前記問題点を解決し、励磁シーケンス切換パ
ルスが倍増するマイクロステップ動作時でも、中速振動
が抑制されるステッピングモータ駆動装置を提供するこ
とにある。
の本発明の構成は、次のとおりである。
ンス信号を発生する励磁シーケンス発生部と、該モータ
を駆動するモータ駆動回路部と、該モータの駆動電流を
検出する駆動電流検出回路部と、前記励磁シーケンス発
生部から出力された励磁シーケンス信号に対して、前記
電流検出回路部から検出された信号に応じた時間だけ遅
延させて前記モータ駆動回路部に出力する励磁シーケン
ス遅延部とからなり、マイクロステップ駆動時でも、ス
テッピングモータの中速振動を抑制することを特徴とす
る。
ーケンス遅延部は、前記励磁シーケンス信号をそれぞれ
順に所定時間遅延させた複数個の信号を出力するため
の、複数個のフリップフロップ回路と単数個のクロック
パルス発生器と、前記駆動電流検出回路部からの信号を
平滑するためのフィルタ回路と、該平滑された信号をデ
ィジタル信号に変換するためのA−D変換器と、前記複
数のフリップフロップ回路から順に所定時間遅延させた
複数個の励磁シーケンス信号を選択可能に入力させると
ともに、前記A−D変換器からのディジタル信号に対応
して、該複数個の信号の中から1つの信号を選択して出
力させるためのマルチプレクサとからなることを特徴と
する。
で、励磁シーケンス発生部から励磁シーケンス切換パル
スによって出力された励磁シーケンスに対して、励磁シ
ーケンス遅延部で、モータ駆動電流の振動の検出信号値
に応じた時間だけ遅延させることによって、励磁シーケ
ンス切換パルスが倍増するマイクロステップ動作時で
も、フルステップ動作時と同じ同期変調(周波数変調)
ができるので、前記ステッピングモータMの中速振動が
抑制される。
適な発明の実施の形態を詳しく説明する。図1は、本発
明のステッピングモータ駆動装置の一実施の形態を示す
構成ブロック図、図4と同一部材には同一符号を付し
て、その説明を省略する。
動装置1は、前記励磁シーケンス切換パルスf1が入力
されている前記励磁シーケンス発生部2と、前記駆動回
路部4との間に、励磁シーケンス遅延部6が挿入、配設
されている。ステッピングモータMに流れる駆動電流の
大きさは電流検出抵抗器Rによって検出され、この検出
信号cを前記励磁シーケンス遅延部6に入力するととも
に、該励磁シーケンス遅延部6の他方に入力されている
前記励磁シーケンス発生部1から切換え出力された励磁
シーケンスaに対して、前記検出信号cに比例する時間
だけ遅延させて、前記モータ駆動回路部4に出力させて
いる。
例を示す構成ブロック図、図3は、図2の主要箇所の動
作波形図である。
は、前記励磁シーケンス発生部2から入力された励磁シ
ーケンス信号aのための、複数個(本実施例では、25
6個)のD−フリップフロップ回路7(それぞれは、F
F1,FF2,FF3,‥‥‥,FF255,FF25
6)と単数個の1MHzのクロックパルス発振器8と、
前記電流検出抵抗器Rから入力された検出信号cのため
の、フィルタ付き増幅器9と、A−D変換器10と、さ
らに、256チャンネルのマルチプレクサ11とからな
っている。
複数個のフリップフロップ回路7は、それぞれのフリッ
プフロップ回路FF1,FF2,FF3,‥‥‥,FF
255,FF256を直列に接続、すなわち、前記励磁
シーケンス信号aを回路FF1のD入力に、該回路FF
1のQ出力を回路FF2のD入力に、該回路FF2のQ
出力を回路FF3のD入力に、以下順に接続するととも
に、前記クロックパルス発振器8の出力を、前記それぞ
れのフリップフロップ回路7のクロックパルス入力に接
続する。このため、前記励磁シーケンス信号aは、前記
クロックパルス発振器8の1MHzのクロック周期で、
順次、後段のフリップフロップ回路FFに伝えられる。
回路FF1,FF2,FF3,‥‥‥,FF255,F
F256からのQ出力を、前記励磁シーケンス信号aを
それぞれ順に所定時間遅延させた複数個の信号I25
5,I254,I253,‥‥‥,I2,I1,I0と
して、前記マルチプレクサ11に入力させ、後記8ビッ
トバイナリコードのディジタル信号S0,S1,S2,
‥‥‥S7により選択可能にしている。
号cは、モータ駆動電流の振動の検出信号のため、前記
フィルタ付き増幅器9により、のこぎり波状の検出信号
cを平滑化して、平滑された駆動電流検出信号、すなわ
ちアナログ信号dにするとともに、該アナログ信号d
を、前記A−D変換器10により、フルスケールが5V
の8ビットバイナリコードのディジタル信号gとして、
S0,S1,S2,‥‥‥S7に変換し、前記マルチプ
レクサ11に入力させている。
号gによって、前記マルチプレクサ11に入力させてい
る256個の前記フリップフロップ回路FF1,FF
2,FF3,‥‥‥,FF255,FF256のそれぞ
れのQ出力信号I255,I254,I253,‥‥
‥,I2,I1,I0のなかから、前記ディジタル信号
gに対応する1つの信号を選択するとともに、遅延時間
τとして、 τ=(256−g)/1,000,000 (μs) の時間だけ遅延させた励磁シーケンスbを、前記マルチ
プレクサ11から出力させ、前記モータ駆動回路部4に
入力させている。
換パルスf1の周期には無関係であり、マイクロステッ
プ動作時で励磁シーケンス切換パルスが倍増しても、遅
延時間τは変わらない。
を通過した後の、前記電流検出抵抗器Rによるモータ駆
動電流の検出信号のアナログ信号dの値の低い点は、前
記ステッピングモータMの位相が進んでいるときを示
し、該検出信号のアナログ信号dの値の高い点は、該モ
ータMの位相が遅れているときを示す。この場合、前記
励磁シーケンスaをそれぞれ遅延させる時間τは、該モ
ータMの速度が早いときは徐々に長く、遅いときは徐々
に短くなるように、形成されている。
技術に限定されるものではなく、同様な機能を果たす他
の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記
構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
のステッピングモータ駆動装置によれば、請求項1およ
び請求項2については、励磁シーケンス信号を発生する
励磁シーケンス発生部と、該モータを駆動するモータ駆
動回路部と、該モータの駆動電流を検出する駆動電流検
出回路部と、前記励磁シーケンス発生部から出力された
励磁シーケンス信号に対して、前記電流検出回路部から
検出された信号に応じた時間だけ遅延させて前記モータ
駆動回路部に出力する励磁シーケンス遅延部とからなる
ので、励磁シーケンス切換パルスが倍増するマイクロス
テップ動作時でも、該ステッピングモータの中速振動を
抑制することができる。
の形態を示す構成ブロック図である。
ブロック図である。
ック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ステッピングモータの励磁シーケンス信
号を発生する励磁シーケンス発生部と、該モータを駆動
するモータ駆動回路部と、該モータの駆動電流を検出す
る駆動電流検出回路部と、前記励磁シーケンス発生部か
ら出力された励磁シーケンス信号に対して、前記電流検
出回路部から検出された信号に応じた時間だけ遅延させ
て前記モータ駆動回路部に出力する励磁シーケンス遅延
部とからなり、マイクロステップ駆動時でも、ステッピ
ングモータの中速振動を抑制することを特徴とするステ
ッピングモータ駆動装置。 - 【請求項2】 前記励磁シーケンス遅延部は、前記励磁
シーケンス信号をそれぞれ順に所定時間遅延させた複数
個の信号を出力するための、複数個のフリップフロップ
回路と単数個のクロックパルス発生器と、前記駆動電流
検出回路部からの信号を平滑するためのフィルタ回路
と、該平滑された信号をディジタル信号に変換するため
のA−D変換器と、前記複数のフリップフロップ回路か
ら順に所定時間遅延させた複数個の励磁シーケンス信号
を選択可能に入力させるとともに、前記A−D変換器か
らのディジタル信号に対応して、該複数個の信号の中か
ら1つの信号を選択して出力させるためのマルチプレク
サとからなることを特徴とする請求項1に記載のステッ
ピングモータ駆動装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP13990597A JP4104189B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | ステッピングモータ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP13990597A JP4104189B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | ステッピングモータ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10337096A true JPH10337096A (ja) | 1998-12-18 |
JP4104189B2 JP4104189B2 (ja) | 2008-06-18 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP13990597A Expired - Fee Related JP4104189B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | ステッピングモータ駆動装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4104189B2 (ja) |
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1997
- 1997-05-29 JP JP13990597A patent/JP4104189B2/ja not_active Expired - Fee Related
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