JPH10336624A - Mpegストリームデータのスクランブル、デスクランブルのための装置および方法 - Google Patents

Mpegストリームデータのスクランブル、デスクランブルのための装置および方法

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JPH10336624A
JPH10336624A JP9154396A JP15439697A JPH10336624A JP H10336624 A JPH10336624 A JP H10336624A JP 9154396 A JP9154396 A JP 9154396A JP 15439697 A JP15439697 A JP 15439697A JP H10336624 A JPH10336624 A JP H10336624A
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英彰 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEGストリームデータの暗号を解読する
ためのCPUの処理負荷を増大させることなくMPEG
ストリームデータを不正使用から保護できる装置および
方法を実現する。 【解決手段】 ステップ30で暗号化されたストリーム
と判定されると、ステップ32でRAMに記憶されてい
る暗号解読コードを読込み、ステップ34から38で暗
号化されたデータへアクセスし、そのデータを暗号解読
コードで解読する。ステップ38ではパケットスタート
コードの3バイト目、ストリームID、PESパケット
長およびGOPの先頭のパケットデータに付されたシー
ケンスヘッダの計8バイトの暗号化されたデータを解読
する。つまり、解読するデータ量が少ないため、CPU
の処理負荷を軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MPEG規格に
基づいて符号化されたMPEGストリームデータを不正
使用から保護するための装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、デジタルビデオディスク(DV
D)やデジタルビデオ放送(DVB)など、MPEG技
術を用いた製品やサービスが普及しつつあり、これらの
製品やサービスで使用される映像作品には、多くの場
合、著作権が発生している。そこで、上記映像作品を著
作権者の許諾なき複製や使用から、いかに保護するかと
いう問題が浮上している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記問題を解決する手
法として、MPEGストリームデータの総てを暗号化す
ることが考えられるが、動画をコンテンツとするMPE
Gストリームデータのデータは大容量であるため、暗号
化および暗号解読を行うCPUの処理負荷が大きくなる
という問題がある。特に、カラオケ装置などで背景映像
を再生するDVDプレーヤでは、1曲に付き多く(たと
えば、8個)の背景映像を連続再生するため、暗号解読
のためのCPUの処理負荷が大きくなると、DVDから
背景映像データを読出して再生する処理速度が遅くなる
という問題がある。
【0004】そこで、本発明は、MPEGストリームデ
ータを再生する装置の負担を増大させることなく、MP
EGストリームデータを不正使用から保護できる装置お
よび方法の実現を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、パケットデー
タと、このパケットデータの前に付されたパケットヘッ
ダとを有するパケットの複数を1GOP単位とするMP
EGストリームデータのスクランブル装置であって、前
記パケットヘッダの所定部分およびパケットデータの最
初の所定部分を暗号化し、そのままでは正常なシステム
デコードができないスクランブル状態にするスクランブ
ル手段が備えられたという技術的手段を採用する。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のMPEGストリームデータのスクランブル装置にお
いて、前記パケットヘッダは、パケットのスタートコー
ドを示すパケットスタートコード、ストリームを識別す
るデータを示すストリームIDデータおよびパケットの
長さを示すパケットレングスデータを有し、各GOPを
構成する複数のパケットのうち、先頭のパケットのパケ
ットデータは、その先頭にシーケンスヘッダを有し、前
記スクランブル手段は、前記パケットスタートコード、
ストリームIDデータおよびパケットストレングスデー
タの所定部分と、前記シーケンスヘッダとを暗号化し、
そのままでは正常なシステムデコードができないスクラ
ンブル状態にするものであるという技術的手段を採用す
る。
【0007】請求項3に記載の発明では、パケットデー
タと、このパケットデータの前に付されたパケットヘッ
ダとを有するパケットの複数を1GOP単位とするMP
EGストリームデータのスクランブル方法であって、前
記パケットヘッダの所定部分およびパケットデータの最
初の所定部分を暗号化し、そのままでは正常なシステム
デコードができないスクランブル状態にするという技術
的手段を採用する。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載のMPEGストリームデータのスクランブル方法にお
いて、前記パケットヘッダは、パケットのスタートコー
ドを示すパケットスタートコード、ストリームを識別す
るデータを示すストリームIDデータおよびパケットの
長さを示すパケットレングスデータを有し、各GOPを
構成する複数のパケットのうち、先頭のパケットのパケ
ットデータは、その先頭にシーケンスヘッダを有し、前
記パケットスタートコード、ストリームIDデータおよ
びパケットストレングスデータの所定部分と、前記シー
ケンスヘッダとを暗号化し、そのままでは正常なシステ
ムデコードができないスクランブル状態にするという技
術的手段を採用する。
【0009】請求項5に記載の発明では、最初の所定部
分が暗号化されたパケットデータと、このパケットデー
タの前に付され、所定部分が暗号化されたパケットヘッ
ダとを有するパケットの複数を1GOP単位とするMP
EGストリームデータのデスクランブル装置であって、
所定の暗号解読手段により、前記各暗号化された各所定
部分をシステムデコード可能なデータに復元するデスク
ランブル手段が備えられたという技術的手段を採用す
る。
【0010】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載のMPEGストリームデータのデスクランブル装置に
おいて、前記パケットヘッダは、パケットのスタートコ
ードを示すパケットスタートコード、ストリームを識別
するデータを示すストリームIDデータおよびパケット
の長さを示すパケットレングスデータを有するととも
に、それらデータの所定部分が暗号化されており、各G
OPを構成する複数のパケットのうち、先頭のパケット
のパケットデータが先頭に有するシーケンスヘッダが暗
号化されており、前記デスクランブル手段は、前記所定
の暗号解読手段により、前記暗号化された各所定部分を
システムデコード可能なデータに復元するものであると
いう技術的手段を採用する。
【0011】請求項7に記載の発明では、最初の所定部
分が暗号化されたパケットデータと、このパケットデー
タの前に付され、所定部分が暗号化されたパケットヘッ
ダとを有するパケットの複数を1GOP単位とするMP
EGストリームデータのデスクランブル方法であって、
所定の暗号解読手段により、前記各暗号化された所定部
分をシステムデコード可能なデータに復元するという技
術的手段を採用する。
【0012】請求項8に記載の発明では、請求項7に記
載のMPEGストリームデータのデスクランブル方法に
おいて、前記パケットヘッダは、パケットのスタートコ
ードを示すパケットスタートコード、ストリームを識別
するデータを示すストリームIDデータおよびパケット
の長さを示すパケットレングスデータを有するととも
に、それらデータの所定の領域が暗号化されており、各
GOPを構成する複数のパケットのうち、先頭のパケッ
トのパケットデータが先頭に有するシーケンスヘッダが
暗号化されており、前記所定の暗号解読手段により、前
記各暗号化された所定部分をシステムデコード可能なデ
ータに復元するという技術的手段を採用する。
【0013】請求項9に記載の発明では、パケットデー
タと、このパケットデータの前に付されたパケットヘッ
ダとを有するパケットの複数を1GOP単位とするMP
EGストリームデータが記憶された記憶媒体であって、
前記パケットヘッダの所定部分およびパケットデータの
最初の所定部分が暗号化されており、そのままでは正常
なシステムデコードができないスクランブル状態になっ
ているという技術的手段を採用する。
【0014】
【作用】請求項1ないし請求項4に記載の発明によれ
ば、上記スクランブル手段は、パケットヘッダの所定部
分およびパケットデータの最初の所定部分を暗号化し、
そのままでは正常なシステムデコードができないスクラ
ンブル状態にする。つまり、パケットヘッダの所定部分
およびパケットデータの最初の所定部分を暗号化し、そ
のままでは正常なシステムデコードができないスクラン
ブル状態にするため、MPEGストリームデータを再生
する側が、上記暗号化された所定部分を解読してデスク
ランブルする手段を有さなければ、MPEGストリーム
データを正常に再生することができない。これにより、
MPEGストリームデータを不正な再生から保護でき
る。また、暗号化する部分は、パケットヘッダの所定部
分およびパケットデータの最初の所定部分のみであり、
MPEGストリームデータの総てを暗号化しないため、
MPEGストリームデータを供給する側および再生する
側双方のCPUの処理負荷を軽減することができる。
【0015】そして、そのようなMPEGストリームデ
ータを保護するための、より一層具体化した技術的手段
は、請求項2および請求項4に記載するように、上記パ
ケットヘッダが、パケットのスタートコードを示すパケ
ットスタートコード、ストリームを識別するデータを示
すストリームIDデータおよびパケットの長さを示すパ
ケットレングスデータを有し、各GOPを構成する複数
のパケットのうち、先頭のパケットのパケットデータ
が、その先頭にシーケンスヘッダを有する場合に、上記
スクランブル手段が、上記パケットスタートコード、ス
トリームIDデータおよびパケットストレングスデータ
の所定部分と、上記シーケンスヘッダとを暗号化し、そ
のままでは正常なシステムデコードができないスクラン
ブル状態にすることにある。つまり、パケットヘッダお
よびパケットデータの中の重要なデータをスクランブル
状態にすることにより、MPEGストリームデータの不
正使用からの保護を厚くすることができる。
【0016】また、請求項5ないし請求項8に記載の発
明では、上記デスクランブル手段は、所定の暗号解読手
段により、上記パケットヘッダの暗号化された所定部分
およびパケットデータの暗号化された最初の所定部分を
システムデコード可能なデータに復元する。これによ
り、請求項1ないし請求項4に記載の技術的手段によ
り、スクランブル状態になった所定部分を有するMPE
Gストリームデータを再生できる。また、暗号化する部
分は、パケットヘッダの所定部分およびパケットデータ
の最初の所定部分のみであり、MPEGストリームデー
タの総てが暗号化されていないため、暗号解読のための
CPUの処理負荷を軽減することができる。
【0017】そして、そのようなMPEGストリームデ
ータを保護するための、より一層具体化した技術的手段
は、請求項6および請求項8に記載される。つまり、上
記パケットヘッダが、パケットのスタートコードを示す
パケットスタートコード、ストリームを識別するデータ
を示すストリームIDデータおよびパケットの長さを示
すパケットレングスデータを有するとともに、それらデ
ータの所定部分が暗号化されており、各GOPを構成す
る複数のパケットのうち、先頭のパケットのパケットデ
ータが先頭に有するシーケンスヘッダが暗号化されてい
る場合に、上記デスクランブル手段は、上記所定の暗号
解読手段により、上記各暗号化された所定部分をシステ
ムデコード可能なデータに復元する。
【0018】また、MPEGストリームデータが記憶さ
れた記憶媒体の不正使用からの保護は、請求項9に記載
の発明のように、記憶されているMPEGストリームデ
ータのパケットヘッダの所定部分およびパケットデータ
の最初の所定部分が暗号化されており、そのままでは正
常なシステムデコードができないスクランブル状態にな
っていることにより達成できる。つまり、上記所定部分
が暗号化されているため、その暗号化された所定部分を
解読する手段を用いなければ、記憶媒体に記憶されたM
PEGストリームデータを再生できない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のMPEGストリー
ムデータのスクランブル、デスクランブルのための装置
および方法の一実施形態について図を参照して説明す
る。まず、本発明のMPEGストリームデータのスクラ
ンブル装置(以下、スクランブル装置と称する)および
方法(以下、スクランブル方法と称する)の一実施形態
について図を参照して説明する。図1は、本実施形態の
スクランブル装置の主要構成をブロックで示す説明図で
ある。
【0020】スクランブル装置10には、外部から入力
されたアナログのビデオ信号を入力してPESパケット
化するエンコード回路20が備えられている。このエン
コード回路20には、外部から入力されたアナログのビ
デオ信号をエンコードしてデジタルデータ列に変換する
ビデオエンコーダ21と、このビデオエンコーダ21に
よりデジタルデータ列に変換されたビデオ信号をMPE
G2規格にしたがってパケット化されたMPEGストリ
ームデータに変換するパケッタイザ22とが備えられて
いる。
【0021】このパケッタイザ22には、ビデオエンコ
ーダ21から出力されたビデオ信号をパケット化すると
ともに、所定のデータを暗号化するなどの処理を行うC
PU23が備えられており、このCPU23には、暗号
化のための暗号コード、暗号化プログラムおよびパケッ
ト化のためのプログラムなどが記憶されたROM24
と、このROM24から読出された暗号コードやプログ
ラムなどを一時記憶するRAM25とが接続されてい
る。
【0022】パケッタイザ22から出力されたMPEG
ストリームデータは、入力インターフェース30に入力
され、このインターフェース30から出力されたMPE
Gストリームデータは、バス32を介してバッファメモ
リ18に転送され、一時記憶される。バス32には、C
PU23への暗号化指令の出力、バッファメモリ18に
対するデータ出力指令などを行うCPU12と、このC
PU12により実行されるプログラムなどが記憶された
ROM14と、このROM14から読出されたプログラ
ムなどを一時記憶するRAM16とが接続されている。
【0023】バッファメモリ18は、CPU12からの
データ出力指令に応じて、記憶しているMPEGストリ
ームデータを出力インターフェース34を介してMPE
G記録装置40へ出力する。そして、このMPEG記録
装置40により、MPEGストリームデータが記憶され
たDVD(Digital Video Disc)61AなどのMPEGデ
ータ記憶媒体が作成される。
【0024】次に、MPEGストリームデータの主要構
成について、それをブロックで示す図2を参照して説明
する。MPEGストリームデータは、パック単位で構成
されており、先頭のパックの前には、パックヘッダが付
されている。パックヘッダは、図示しないが、パックの
開始を示すパックスタートコード、MPEG1と識別す
るための2ビットのデータ「10」、SCR(System C
lock Reference)、スタッフィング長、スタッフィング
・バイトなどから構成される。1つのパックは、複数の
PES(Program Elementary Stream )から構成されて
おり、1つのPESは、MPEG2のビデオデータを示
すパケットデータと、このパケットデータの前に付され
たパケットヘッダとから構成される。
【0025】パケットヘッダは、パケットの開始を示す
パケットスタートコード、他のMPEGストリームデー
タと識別するためのストリームID、パケットの長さを
示すPESパケット長、MPEG1と識別するための2
ビットのデータ「10」、PES制御、PESヘッダの
長さを示すPESヘッダ長、データ出力のタイミングを
制御するPTS(Presentation Time Stamp )およびD
TS(Decording TimeStamp )などから構成される。P
ES制御は、データとしての重要度を示すプライオリテ
ィ、著作権、伝送ビットエラー検出を示すCRCフラグ
付加情報、およびその他の情報から構成される。また、
複数のパケットデータにより1つのGOP(Group Of P
icture)が構成されており、各GOPの先頭のパケット
データの前には、他のGOPと識別するための4バイト
のシーケンスヘッダが付されている。そして、複数のG
OPによりES(Elementary Stream )が構成される。
さらに、MPEGストリームデータは、暗号解読コー
ド、映像の作成者、作成年月日などのデータを管理する
管理ファイルを有する。
【0026】次に、上記構成のMPEGストリームデー
タの一部を暗号化するために実行されるスクランブル方
法たるCPU23の処理内容について図3および図4を
参照して説明する。図3は、CPU23の処理内容を示
すフローチャートである。図4(A)は、暗号化するデ
ータと、暗号化するために用いられる暗号コードおよび
暗号化されたデータをそれぞれ16進数で示す説明図で
あり、同図(B)は、暗号化のための演算内容を示す説
明図である。
【0027】なお、ここでは、パケットスタートコード
は「00 00 01h」の3バイトであり、ストリー
ムIDは「E0h」の1バイトであり、PESパケット
長は「45 67h」の2バイトであり、シーケンスヘ
ッダは「00 00 01B3」の4バイトであると
し、パケットスタートコードの3バイト目の「01h」
からシーケンスヘッダの4バイト目の「B3」までの計
8バイトを暗号化する場合を代表に説明する。また、暗
号化に用いる暗号コードは、図4(A)に示すように、
「89 AB CD EF F1 E1 D1 C1」
の8バイトとする。
【0028】まず、CPU23は、パックヘッダの先頭
のパックスタートコードを検索し(ステップ10)、続
いてパケットのスタートコードを検索する(ステップ1
2)。続いて、指定されたパケットのデータへアクセス
し、そのデータを暗号コードを用いて暗号化し、そのま
までは正常なシステムデコードができないスクランブル
状態にする(ステップ14)。つまり、パケットスター
トコードの3バイト目の「01h」、ストリームIDの
「E0h」、PESパケット長の「45 67h」およ
びシーケンスヘッダの「00 00 01 B3」へア
クセスし、これらのデータを暗号化コード「89 AB
CD EF F1 E1 D1 C1」を用いて暗号
化する。
【0029】この暗号化は、図4(B)に示すように、
暗号化するデータおよび暗号コードの排他論理和(EX
OR)を演算することにより行う。この演算により暗号
化されたデータは、図4(A)に示すように、「88
4B 88 88 F1 E1 D0 72」となり、
この暗号化されたデータが暗号化される前のデータに代
えて用いられる。つまり、パケットスタートコードの3
バイト目の「01h」に代えて「88」が、ストリーム
IDの「E0h」に代えて「4B」が、PESパケット
長の「45 67h」に代えて「88 88」が、シー
ケンスヘッダの「00 00 01 B3」に代えて
「F1 E1 D0 72」がそれぞれ用いられる。
【0030】そして、CPU23は、パック内の最後の
パケットであるかを判定し(ステップ16)、最後のパ
ケットでない場合は(ステップ16:No)、次のパケ
ットへアクセスし(ステップ18)、上記ステップ12
およびステップ14を実行して暗号化を行う。CPU2
3は、最後のパケットの暗号化を終了すると(ステップ
16:Yes)、ステップ20へ進み、暗号化を行った
パックが最後のパックか否かを判定し(ステップ2
0)、最後のパックでない場合は(ステップ20:N
o)、次のパックへアクセスし(ステップ22)、その
パック内のパケットに対して暗号化を行う(ステップ1
2〜ステップ18)。
【0031】以上のように、本実施形態のスクランブル
装置および方法によれば、MPEGストリームデータの
一部のデータのみを暗号化し、MPEGストリームデー
タの総てを暗号化しないため、暗号化のためのCPU2
3の処理負荷を軽減することができる。しかも、パケッ
トスタートコードの3バイト目、ストリームIDおよび
PESパケット長という重要なデータを暗号化してスク
ランブル状態にすることができるため、MPEGストリ
ームデータを不正使用から厚く保護できる。
【0032】次に、本発明のMPEGストリームデータ
のデスクランブル装置(以下、デスクランブル装置と称
する)および方法(以下、デスクランブル方法と称す
る)の一実施形態について図を参照して説明する。ま
ず、デスクランブル装置の主要構成について図5を参照
して説明する。なお、ここでは、デスクランブル装置と
して、デスクランブル装置を備えたDVD(Digital Vid
eo Disc)プレーヤ、特にカラオケ装置で背景映像の再生
に用いるものを代表に説明する。
【0033】DVDプレーヤ60には、背景映像を示す
背景映像データ(MPEGストリームデータ)がファイ
ル形式で記憶されたDVD61Aから背景映像データを
読出すDVDドライブ61と、同じく背景映像データが
ファイル形式で記憶されたDVD62Aから背景映像デ
ータを読出すDVDドライブ62とが内蔵されている。
両DVDドライブ61、62には、図示しないディスク
回転用のモータ、モータ駆動回路、ディスク面に光線を
照射してディスクに記憶された背景映像データを読取る
読取ヘッドなどがそれぞれ設けられている。
【0034】また、DVDプレーヤ60には、DVD6
1A、62Aから読出された背景映像データを一時記憶
するバッファメモリ65と、バッファメモリ65から出
力される背景映像データを入力してアナログの映像信号
に変換するMPEGデコーダ回路66とが内蔵されてい
る。さらに、DVDプレーヤ60には、DVD61A、
DVD62Aから背景映像データを読出す際にスクラン
ブル化されたデータをデスクランブルするための処理な
どを行うCPU64を有する制御回路63が備えられて
おり、CPU64には、CPU64により実行されるデ
スクランブル処理のためのプログラムなどが記憶された
ROM68と、このROM68から読出されたプログラ
ム、DVD61A、DVD62Aに記憶されている管理
ファイルから読出された暗号解読コードなどを一時記憶
するRAM67とが接続されている。なお、DVDドラ
イブ61,62、制御回路63、CPU64、RAM6
7およびROM68が、本発明のデスクランブル装置に
相当する。
【0035】次に、DVD61AおよびDVD62Aか
ら読出されたMPEGストリームデータの暗号化された
データを解読するために実行されるデスクランブル方法
たるCPU64の処理内容について、それを示す図6の
フローチャートを参照して説明する。なお、DVD61
AおよびDVD62Aには、上記スクランブル装置10
および方法によりスクランブル化されたMPEGストリ
ームデータが記憶されているものとする。
【0036】まず、CPU64は、DVD61Aおよび
DVD62Aから読出されたMPEGストリームデータ
が、暗号化されたデータを有するMPEGストリームデ
ータであるかを判定し(ステップ30)、暗号化された
データを有するMPEGストリームデータである場合は
(ステップ30:Yes)、RAM67から暗号解読コ
ードを読込む(ステップ32)。
【0037】続いて、CPU64は、MPEGストリー
ムデータを構成するパックのパックヘッダのパックスタ
ートコードを検索し(ステップ34)、続いてパケット
のスタートコードを検索する(ステップ36)。続い
て、暗号化されたデータへアクセスし(ステップ3
8)、そのデータを暗号解読コードを用いて解読し、正
常にシステムデコードできるデスクランブル状態にする
(ステップ38)。つまり、パケットスタートコードの
暗号化された3バイト目の「88」、暗号化されたスト
リームIDの「4B」、暗号化されたPESパケット長
の「8888」および暗号化されたシーケンスヘッダの
「F1 E1 D0 72」へアクセスし、これらのデ
ータを暗号解読コード「89 AB CD EF F1
E1 D1 C1」を用いて解読する。
【0038】この解読は、図4(B)に示すように、暗
号化されたデータおよび暗号解読コードの排他論理和
(EXOR)を演算することにより行う。この演算によ
り暗号化されたデータは、図4(A)に示すように、
「01h E0h 45 67h00 00 01 B
3h」となり、暗号化される前のデータに復元されるそ
して、CPU64は、パック内の最後のパケットである
かを判定し(ステップ40)、最後のパケットでない場
合は(ステップ40:No)、次のパケットへアクセス
し(ステップ42)、上記ステップ36およびステップ
38を実行して暗号の解読を行う。CPU64は、最後
のパケットの暗号化を終了すると(ステップ40:Ye
s)、ステップ44へ進み、解読を行ったパックが最後
のパックか否かを判定し(ステップ44)、最後のパッ
クでない場合は(ステップ44:No)、次のパックへ
アクセスし(ステップ46)、そのパック内のパケット
に対して暗号の解読を行う(ステップ34〜ステップ4
2)。
【0039】以上のように、本実施形態のデスクランブ
ル装置および方法によれば、上記スクランブル装置10
および方法によりスクランブル化されたMPEGストリ
ームデータをデスクランブルして再生することができ
る。しかも、暗号を解読するデータ量が少ないため、暗
号解読のためのCPU64の処理負荷を軽減することが
できる。なお、上記実施形態では、パケットスタートコ
ードの3バイト目、ストリームID、PESパケット長
およびシーケンスヘッダを暗号化し、それら暗号化され
たデータを解読する場合を説明したが、暗号化および解
読するデータは、それらに限定されるものではない。
【0040】ところで、DVDの中には、再生される映
像を見る角度を変えて表示するマルチアングル再生や、
複数のストーリーを選択的に再生するマルチストーリー
再生を行うことができる仕様のものがある。これらのD
VDには、各映像ファイルごとに、図7にブロックで示
す構成のナビゲーションパックが付されている。このナ
ビゲーションパックは、上記再生を実現するためのデー
タを管理しているものであり、パックヘッダ、システム
ヘッダおよびパディングヘッダなどから構成される。
【0041】システムヘッダは、4バイトのシステムヘ
ッダスタートコード、2バイトのヘッダ長、上記再生を
実現するための各種データから構成される。そこで、た
とえば、システムヘッダスタートコードの2バイト目、
3バイト目およびヘッダ長の計4バイトを上記スクラン
ブル装置および方法を用いて暗号化することにより、ナ
ビゲーションパックを有する仕様のDVDを不正使用か
ら保護することができる。この場合も、暗号化するデー
タ量は、わずか4バイトであるため、暗号化する側およ
び暗号解読する側双方のCPUの処理負荷を軽減でき
る。
【0042】ところで、上記各実施形態では、暗号化対
象データと暗号コードとの排他論理和を演算し、その演
算されたデータを暗号化対象データに代えて用いる暗号
化方法、ならびに、暗号解読対象データと暗号解読コー
ドとの排他論理和を演算し、その演算されたデータを暗
号化されたデータに代えることにより復元する方法を説
明したが、上記排他論理和に代えて論理和(OR)、論
理積(AND)を用いたり、異なるデータと入れ替える
などの方法を用いることもできる。また、暗号化された
データがMPEGストリームデータごとに異なるように
暗号化を行い、それぞれ異なる暗号解読を行うようにす
ることもできる。これによれば、MPEGストリームデ
ータを不正使用からより一層厚く保護できる。
【0043】また、上記各実施形態では、MPEGデー
タ記憶媒体を用いるシステムを代表に説明したが、VO
D(Vide On Demand)サーバー、デジタル放送、インタ
ーネットなどにも本発明を適用することができる。さら
に、デスクランブル装置としてDVDプレーヤを代表に
説明したが、CD−ROMプレーヤその他のMPEGデ
ータ再生装置にも適用することもできる。また、上記各
実施形態では、暗号解読コードがMPEGデータ記憶媒
体から読出されて提供される場合を代表に説明したが、
暗号解読コードをICカードなどに記憶させ、そのIC
カードに記憶された暗号解読コードを読取る手段(暗号
解読コード読取手段)をMPEGデータ再生装置に設け
る構成を採ることもできる。さらに、MPEGストリー
ムデータを通信回線を介して受信し再生する装置に備え
られたデスクランブル装置にあっては、暗号解読コード
を上記通信回線を介して上記装置へ送信する構成を採る
こともできる。また、暗号解読コードをデスクランブル
装置内のROMなどに予め記憶されておくこともでき
る。
【0044】ところで、CPU23により実行されるス
テップ10からステップ22が、本発明のMPEGスト
リームデータのスクランブル装置および方法として機能
し、CPU64により実行されるステップ30からステ
ップ46が、本発明のMPEGストリームデータのデス
クランブル装置および方法として機能する。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、MPEG
ストリームデータを再生する装置の負担を増大させるこ
となく、MPEGストリームデータを不正使用から保護
できる装置および方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のスクランブル装置の主要構成
をブロックで示す説明図である。
【図2】MPEGストリームデータの主要構成をブロッ
クで示す説明図である。
【図3】CPU23の処理内容を示すフローチャートで
ある。
【図4】(A)は、暗号化するデータと、暗号化するた
めに用いられる暗号コードおよび暗号化されたデータを
それぞれ16進数で示す説明図であり、(B)は、暗号
化のための演算内容を示す説明図である。
【図5】本発明実施形態のデスクランブル装置を備えた
DVDプレーヤの主要構成をブロックで示す説明図であ
る。
【図6】CPU64の処理内容を示す説明図である。
【図7】ナビゲーションパックの構成をブロックで示す
説明図である。
【符号の説明】
10 スクランブル装置 23,64 CPU 40 MPEG記録装置 60 DVDプレーヤ 61A,62A DVD

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケットデータと、このパケットデータ
    の前に付されたパケットヘッダとを有するパケットの複
    数を1GOP単位とするMPEGストリームデータのス
    クランブル装置であって、 前記パケットヘッダの所定部分およびパケットデータの
    最初の所定部分を暗号化し、そのままでは正常なシステ
    ムデコードができないスクランブル状態にするスクラン
    ブル手段が備えられたことを特徴とするMPEGストリ
    ームデータのスクランブル装置。
  2. 【請求項2】 前記パケットヘッダは、パケットのスタ
    ートコードを示すパケットスタートコード、ストリーム
    を識別するデータを示すストリームIDデータおよびパ
    ケットの長さを示すパケットレングスデータを有し、 各GOPを構成する複数のパケットのうち、先頭のパケ
    ットのパケットデータは、その先頭にシーケンスヘッダ
    を有し、 前記スクランブル手段は、 前記パケットスタートコード、ストリームIDデータお
    よびパケットストレングスデータの所定部分と、前記シ
    ーケンスヘッダとを暗号化し、そのままでは正常なシス
    テムデコードができないスクランブル状態にするもので
    あることを特徴とする請求項1に記載のMPEGストリ
    ームデータのスクランブル装置。
  3. 【請求項3】 パケットデータと、このパケットデータ
    の前に付されたパケットヘッダとを有するパケットの複
    数を1GOP単位とするMPEGストリームデータのス
    クランブル方法であって、 前記パケットヘッダの所定部分およびパケットデータの
    最初の所定部分を暗号化し、そのままでは正常なシステ
    ムデコードができないスクランブル状態にすることを特
    徴とするMPEGストリームデータのスクランブル方
    法。
  4. 【請求項4】 前記パケットヘッダは、パケットのスタ
    ートコードを示すパケットスタートコード、ストリーム
    を識別するデータを示すストリームIDデータおよびパ
    ケットの長さを示すパケットレングスデータを有し、 各GOPを構成する複数のパケットのうち、先頭のパケ
    ットのパケットデータは、その先頭にシーケンスヘッダ
    を有し、 前記パケットスタートコード、ストリームIDデータお
    よびパケットストレングスデータの所定部分と、前記シ
    ーケンスヘッダとを暗号化し、そのままでは正常なシス
    テムデコードができないスクランブル状態にすることを
    特徴とする請求項3に記載のMPEGストリームデータ
    のスクランブル方法。
  5. 【請求項5】 最初の所定部分が暗号化されたパケット
    データと、このパケットデータの前に付され、所定部分
    が暗号化されたパケットヘッダとを有するパケットの複
    数を1GOP単位とするMPEGストリームデータのデ
    スクランブル装置であって、 所定の暗号解読手段により、前記各暗号化された各所定
    部分をシステムデコード可能なデータに復元するデスク
    ランブル手段が備えられたことを特徴とするMPEGス
    トリームデータのデスクランブル装置。
  6. 【請求項6】 前記パケットヘッダは、パケットのスタ
    ートコードを示すパケットスタートコード、ストリーム
    を識別するデータを示すストリームIDデータおよびパ
    ケットの長さを示すパケットレングスデータを有すると
    ともに、それらデータの所定部分が暗号化されており、 各GOPを構成する複数のパケットのうち、先頭のパケ
    ットのパケットデータが先頭に有するシーケンスヘッダ
    が暗号化されており、 前記デスクランブル手段は、 前記所定の暗号解読手段により、前記暗号化された各所
    定部分をシステムデコード可能なデータに復元するもの
    であることを特徴とする請求項5に記載のMPEGスト
    リームデータのデスクランブル装置。
  7. 【請求項7】 最初の所定部分が暗号化されたパケット
    データと、このパケットデータの前に付され、所定部分
    が暗号化されたパケットヘッダとを有するパケットの複
    数を1GOP単位とするMPEGストリームデータのデ
    スクランブル方法であって、 所定の暗号解読手段により、前記各暗号化された所定部
    分をシステムデコード可能なデータに復元することを特
    徴とするMPEGストリームデータのデスクランブル方
    法。
  8. 【請求項8】 前記パケットヘッダは、パケットのスタ
    ートコードを示すパケットスタートコード、ストリーム
    を識別するデータを示すストリームIDデータおよびパ
    ケットの長さを示すパケットレングスデータを有すると
    ともに、それらデータの所定の領域が暗号化されてお
    り、 各GOPを構成する複数のパケットのうち、先頭のパケ
    ットのパケットデータが先頭に有するシーケンスヘッダ
    が暗号化されており、 前記所定の暗号解読手段により、前記各暗号化された所
    定部分をシステムデコード可能なデータに復元すること
    を特徴とする請求項7に記載のMPEGストリームデー
    タのデスクランブル方法。
  9. 【請求項9】 パケットデータと、このパケットデータ
    の前に付されたパケットヘッダとを有するパケットの単
    位で構成されたMPEGストリームデータが記憶された
    記憶媒体であって、 前記パケットヘッダの所定部分およびパケットデータの
    最初の所定部分が暗号化されており、そのままでは正常
    なシステムデコードができないスクランブル状態になっ
    ていることを特徴とするMPEGストリームデータが記
    憶された記憶媒体。
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