JP2000293945A - 情報記録媒体、情報再生装置および逆スクランブル回路 - Google Patents

情報記録媒体、情報再生装置および逆スクランブル回路

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JP2000293945A
JP2000293945A JP11099666A JP9966699A JP2000293945A JP 2000293945 A JP2000293945 A JP 2000293945A JP 11099666 A JP11099666 A JP 11099666A JP 9966699 A JP9966699 A JP 9966699A JP 2000293945 A JP2000293945 A JP 2000293945A
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JP11099666A
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Shuji Ishihara
秀志 石原
Takashi Yumiba
隆司 弓場
Yoshihisa Fukushima
能久 福島
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツの種類に応じた複数のスクランブ
ル方式によりスクランブルされた情報を記録し、かつ逆
スクランブル処理に用いる鍵情報を容易に読み出されな
いことを実現するためのデータ構造を有する情報記録媒
体を提供する 【解決手段】 著作権を保護すべき複数種類の情報を記
録する情報記録媒体であって、リードイン領域に第1の
鍵情報を記録し、データ記録領域に情報の種類に応じた
第2の鍵情報と、情報の種類に応じたスクランブル方式
でスクランブルされたスクランブルデータと、データが
スクランブルされているか否かを示すスクランブルフラ
グとスクランブルする際のスクランブル方式を示すスク
ランブル方式識別子とが記録され、前記スクランブルデ
ータは前記第1の鍵情報を用いて前記第2の鍵情報を変
換した結果を用いて逆スクランブルされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像情報や音声情
報等を記録する情報記録媒体と、情報記録媒体に記録さ
れた情報を再生する情報再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音声情報の記録媒体としてコンパ
クトテープやアナログレコードなどのアナログ信号で記
録する記録媒体から、CD(Compact Dis
c)やMD(Mini Disc)などのディジタル信
号で記録する記録媒体が主流になってきている。また、
映像信号の記録媒体もMPEG1と呼ばれる圧縮方式で
圧縮された映像信号をCDに記録するVideo−C
D、さらには4.7GBの大容量を有する光ディスクに
MPEG2と呼ばれる高品位な圧縮方式による圧縮映像
信号を記録するDVD(Digital Video
Disc)などのディジタル記録媒体が開発され、映像
・音声の記録媒体として商品化されている。
【0003】一方、パーソナルコンピュータ(以下P
C)の高性能化やハードディスクの大容量化に伴い、P
Cのアプリケーションプログラムも大容量化が進んでい
る。DVDはその大容量の特徴を活かし映像・音声の記
録媒体だけでなく、PCのアプリケーションソフトウェ
ア等の頒布媒体としても活用されており、PCの周辺装
置としてのDVDドライブの普及が急激に進んでいる。
さらに、PC用としてMPEGの伸長機能を備えたAV
デコーダカードや、PCのメインプロセッサのソフトウ
ェア処理によりMEPG伸長機能を行うプログラムなど
も商品化されている。
【0004】しかしながら、DVDドライブとAVデコ
ーダカードを用いてPCでDVDの映像・音声のデータ
を再生するシステムでは、これらの装置間は一般的なコ
ンピュータバスの通信路により接続されていることか
ら、通信路を介して伝送されるデータの不正コピーや、
データを改竄されて頒布されるなどの行為が行われ、著
作権者の権利を保護することが極めて困難となるという
課題がある。
【0005】この課題に対応するために、著作権を有す
るデータを暗号化して記録することが提案されている。
特開平7−249264号公報の図3のCD−ROMで
は、暗号化されたデータセクタとは異なるセクタのメイ
ンデータ領域に暗号鍵を記録する方式が提案されてい
る。本従来例では、記録時に暗号化されたデータとその
暗号鍵をCD−ROMに記録し、再生時にはパーソナル
コンピュータから再生装置に対して暗号鍵の読み出し命
令を行った後に暗号化データを読み出して、先に読み出
した暗号鍵を用いて復号することにより、データ再生を
実現するというものである。
【0006】また、情報記録媒体に記録されるべき情報
としては、例えば映画などの映像主体のコンテンツ、高
品質な音楽コンテンツ、さらにはPCのアプリケーショ
ンソフトウェアなど、コンテンツの特性や要求される保
護レベルが異なる複数種類が存在する。これら複数種類
の情報に対応して、異なった方式のスクランブルをそれ
ぞれの情報に施すことが考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−249264号公報で示される従来例では、暗号鍵
が一般的な読み出し命令(Readコマンド)によって
読み出すことができるセクタのメインデータ領域に記録
されているため、暗号鍵を一般のパーソナルコンピュー
タから容易に読み出すことができる。従って、暗号鍵と
暗号化データをユーザが読み出すことができるために、
暗号の解読を行われる危険性が高いという課題があると
ともに、暗号鍵と暗号化データを例えばハードディスク
にコピーされて不正な複製を作成することが可能となる
という課題がある。
【0008】また、複数種類の情報に対応して、異なっ
た方式のスクランブルをそれぞれのデータに施す場合に
は、再生装置でそれぞれのスクランブルを解くためのス
クランブル方式を識別する必要がある。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、異なる特性を
有する複数種類のコンテンツをそれぞれ不正にコピーさ
れることを防止するため、それぞれの特性に応じた複数
のスクランブル方式によりスクランブルされた情報を記
録し、かつ逆スクランブル処理に用いる鍵情報を容易に
読み出されないことを実現するためのデータ構造を有す
る情報記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は上記の情報記録媒体からそ
れぞれのスクランブル方式に応じた逆スクランブル処理
を行い、データ再生を可能とするための情報再生装置、
および逆スクランブル処理を実現する逆スクランブル回
路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の情報記録媒体は、著作権を保護すべき複数
種類の情報を記録する情報記録媒体であって、リードイ
ン領域とデータ記録領域を備え、リードイン領域には第
1の鍵情報が記録され、データ記録領域には情報の種類
に応じた第2の鍵情報と、情報の種類に応じたスクラン
ブル方式でスクランブルされたスクランブルデータと、
データ記録領域に記録されるデータがスクランブルされ
ているか否かを示すスクランブルフラグと、データをス
クランブルする際のスクランブル方式を示すスクランブ
ル方式識別子とが記録され、前記スクランブルデータは
前記第1の鍵情報を用いて前記第2の鍵情報を変換した
結果を用いて逆スクランブルされることを特徴とする。
【0012】ある実施の形態では、前記データ記録領域
は複数のセクタに分割されており、前記セクタのそれぞ
れはセクタを識別する情報を記録するセクタヘッダ領域
と、スクランブルデータを記録するメインデータ領域を
含み、前記第2の鍵情報と前記スクランブルフラグと前
記スクランブル方式識別子は前記セクタヘッダ領域に記
録されることを特徴とする。
【0013】他の実施の形態では、前記データ記録領域
は複数のファイルを記録する領域と、これらの複数のフ
ァイルを管理する情報を記録するファイル管理領域を含
み、前記スクランブルフラグと前記スクランブル方式識
別子は前記ファイル管理領域に記録されることを特徴と
する。
【0014】また、本発明の情報再生装置は、情報記録
媒体のリードイン領域から第1の鍵情報を読み出し、デ
ータ記録領域から第2の鍵情報とスクランブルフラグと
スクランブル方式識別子とスクランブルされたスクラン
ブルデータを読み出して、前記第1の鍵情報を用いて前
記第2の鍵情報を変換した結果を用い、かつ前記スクラ
ンブルフラグと前記スクランブル方式識別子に応じて前
記スクランブルデータを逆スクランブル処理することを
特徴とする。
【0015】ある実施の形態では、データ記録領域が複
数のセクタに分割されており、前記セクタのそれぞれは
セクタを識別する情報と第2の鍵情報とスクランブルフ
ラグとスクランブル方式識別子を記録するセクタヘッダ
領域と、スクランブルデータもしくは非スクランブルデ
ータを記録するメインデータ領域とを含む情報記録媒体
から、セクタ毎に前記第2の鍵情報と、前記スクランブ
ルフラグと、前記スクランブル方式識別子と、前記メイ
ンデータ領域に記録されているデータを読み出して、前
記スクランブルフラグと前記スクランブル方式識別子と
に応じて前記メインデータ領域に記録されているデータ
に対して逆スクランブル処理を施すか否か、逆スクラン
ブル処理を施す場合には逆スクランブル方式を、それぞ
れセクタ毎に選択することを特徴とする。
【0016】他の実施の形態ではデータ記録領域が複数
のファイルを記録する領域とこれらの複数のファイルを
管理する情報を記録するファイル管理領域とを含み、少
なくともスクランブル方式識別子がファイル管理領域に
記録されており、セクタのメインデータ領域にそのセク
タのメインデータ領域に記録されるデータがスクランブ
ルされているか否かを示すスクランブルフラグ記録され
ている情報記録媒体から、ファイル管理領域のスクラン
ブル方式識別子を読み出して、このスクランブル方式識
別子に応じて、そのファイルの逆スクランブル処理に用
いるスクランブル方式を選択し、スクランブルフラグに
応じてセクタ毎に逆スクランブル処理を施すか否かを選
択することを特徴とする。
【0017】さらに、本発明の逆スクランブル回路は、
スクランブルフラグとスクランブル方式識別子とスクラ
ンブルデータを入力し、前記スクランブルフラグと前記
スクランブル方式識別子に応じて逆スクランブル処理さ
れたデータを出力することを特徴とする。
【0018】ある実施の形態ではスクランブルフラグと
スクランブル方式識別子とを含むセクタヘッダ領域とス
クランブルデータを含むメインデータ領域から構成され
セクタデータを入力し、前記スクランブルフラグに応じ
て逆スクランブル処理を選択的に動作させ、さらに逆ス
クランブルする場合には前記スクランブル方式識別子に
応じて逆スクランブル方式を選択することを特徴とす
る。
【0019】他の実施の形態では外部から設定される情
報に応じて逆スクランブル方式を選択し、スクランブル
フラグを含むセクタデータのメインデータ領域を入力
し、メインデータ領域のスクランブルフラグに応じてセ
クタ毎に逆スクランブル処理を選択的に動作させること
を特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の情報記録
媒体、および情報再生装置に関して、図面を参照しなが
ら説明する。
【0021】図1は第1の実施の形態における情報記録
媒体のデータ構造を示すものである。以下、情報記録媒
体として光ディスクを例に取り説明する。図1において
(a)はディスク全体の情報記録領域の構造を示してお
り、制御情報が記録されるリードイン領域と、ユーザデ
ータが記録されるデータ記録領域、リードアウト領域を
含んでいる。リードイン領域には情報再生装置が光ディ
スクを再生するために必要とする情報が記録されるコン
トロールデータ領域が含まれており、コントロールデー
タ領域には(b)で示すように物理情報セクタやスクラ
ンブル情報セクタ等から構成される。物理情報セクタに
はディスク径、ディスク構造、記録密度などのディスク
の物理情報が記録されており、スクランブル情報セクタ
には暗号化された第1の鍵情報が記録されている。デー
タ記録領域には圧縮された映画等の映像主体のコンテン
ツや、音楽などの音声主体のコンテンツがそれぞれの方
式でスクランブル処理されファイルとして記録されてい
る。図1では第1のスクランブル方式でスクランブルさ
れたスクランブルファイルA、非スクランブルファイル
B、および第2のスクランブル方式でスクランブルされ
たスクランブルファイルCを含んでいる例を示してい
る。データ記録領域はセクタと呼ばれる単位で区切られ
ており、それぞれのファイルは(c)〜(e)で示すよ
うにスクランブルセクタ、非スクランブルセクタで構成
される。各セクタは(f)〜(h)に示すようにセクタ
を識別するためのアドレス情報等が記録される12バイ
トのセクタヘッダ領域と、ユーザーデータが記録される
2048バイトのメインデータ領域から構成される。セ
クタヘッダ領域は前述のアドレス情報に加え、スクラン
ブルフラグ、スクランブル方式識別子、暗号化された第
2の鍵情報等が記録されている。スクランブルフラグは
そのセクタのメインデータ領域がスクランブルされてい
るか否かを示すフラグであり、メインデータがスクラン
ブルされているスクランブルセクタの場合にはスクラン
ブルフラグは”1”、非スクランブルセクタの場合には
スクランブルフラグは”0”が記録される。スクランブ
ル方式識別子はメインデータ領域のスクランブル方式を
示す識別子であり、第1のスクランブル方式でスクラン
ブルされている場合にはスクランブル方式識別子は”
0”、第2のスクランブル方式でスクランブルされてい
る場合にはスクランブル方式識別子は”1”が記録され
る。暗号化された第2の鍵情報は、リードイン領域のス
クランブル情報セクタに記録されている第1の鍵情報を
復号した結果を鍵として復号処理され、復号された第2
の鍵情報はメインデータの逆スクランブル処理の鍵とし
て用いられる情報であり、スクランブル方式識別子に応
じて第1の方式もしくは第2の方式により暗号化されて
いる。
【0022】次に、本実施の形態における情報再生装置
の構成を図2を用いて説明する。200は光ディスクか
ら読み出したデータを逆スクランブル処理や伸長処理を
施して所望の映像信号や音声信号を出力する情報再生装
置全体を示している。201は図1で示したデータ構造
を持つ光ディスク、202はレーザーを駆動して光ディ
スク201を照射し反射光を受光する光ヘッド、203
は復調手段、204はエラー訂正手段、205はエラー
訂正に用いるバッファメモリ、206はスクランブルさ
れて記録されている情報に逆スクランブル処理を施すデ
スクランブル手段、207は圧縮されている映像・音声
データに対して伸長処理を施し、音声信号と映像信号と
して出力するオーディオ・ビデオデコード手段、208
は映像・音声データの伸長処理に用いられるバッファメ
モリ、209は図示しないプログラムROMに格納され
たプログラムに従って装置全体の動作を制御するCPU
である。
【0023】デスクランブル手段206はリードイン領
域のスクランブル情報セクタに記録されている暗号化さ
れた第1の鍵情報を入力し、暗号化されている第1の鍵
情報を復号するとともに、図1(f)、(g)、(h)
で示した構造を持つセクタデータを入力し、暗号化され
ている第2の鍵情報の復号処理およびメインデータの逆
デスクランブル処理を実施するものである。デスクラン
ブル手段206について図3を用いて説明する。301
はCPUバスを経由してCPU209から設定される復
号モード設定情報に応じて、入力されるデータの内部で
の出力先を選択する第1のセレクト手段、302は第1
の鍵情報の復号に用いる固定鍵を格納する固定鍵情報格
納手段、303は第1のセレクタ手段301から出力さ
れるリードイン領域のスクランブル情報セクタのデータ
に対して固定鍵情報格納手段302から出力される固定
鍵情報を用いて復号処理を行い復号された第1の鍵情報
を出力する第1の鍵情報復号手段、304は入力される
セクタデータのデータ数をカウントするカウンタ手段、
305は第1のセレクト手段から出力されるセクタデー
タを入力してカウンタ手段304の出力に応じて内部の
出力先を選択する第2のセレクト手段、306は第2の
セレクト手段から出力される暗号化された第2の鍵情報
を入力し第1の鍵情報復号手段303から出力される復
号された第1の鍵情報を用いて第1の方式により復号処
理を行う第1の方式による第2の鍵情報復号手段、30
7は306と同様に第2の方式により復号処理を行う第
2の方式による第2の鍵情報復号手段、308は第2の
セレクト手段から出力されるメインデータを入力し、第
1の方式による第2の鍵情報復号手段306から出力さ
れる復号された第2の鍵情報を用いて第1の方式により
データの逆スクランブル処理を施す第1の方式によるデ
ータデスクランブル手段、309は308と同様に第2
の方式によりデータの逆スクランブル処理を施す第2の
方式によるデータデスクランブル手段、310は第2の
セレクタ手段305から出力されるスクランブルフラグ
とスクランブル方式識別子を入力し、それぞれの値に応
じた選択信号を出力する判断手段、311は第1の方式
によるデータデスクランブル手段308の出力、もしく
は第2の方式によるデータデスクランブル手段309の
出力、もしくは第2のセレクタ手段305の出力のいず
れかを判断手段310の出力に応じて選択し、外部に出
力する第3のセレクト手段である。
【0024】次に、本実施の形態での情報再生装置の動
作について説明する。情報再生装置200は電源投入時
にディスクが挿入されている場合、もしくは新たにディ
スクが挿入された時には、リードイン領域のスクランブ
ル情報セクタに記録されている暗号化された第1の鍵情
報の復号処理を行う。CPU209は図示しないサーボ
手段を制御して光ヘッド202からリードイン領域のス
クランブル情報セクタの情報を読み出すよう制御する。
読み出された信号は復調手段203により復調処理を施
され、エラー訂正手段204によりエラー訂正を施され
る。また、CPU209はデスクランブル手段206に
対して復号モード設定情報として第1の鍵情報を復号す
るモードを設定し、エラー訂正手段204からエラー訂
正処理後のスクランブル情報セクタをデスクランブル手
段206に転送するよう制御する。デスクランブル手段
206では、第1の鍵情報復号モードを設定されること
から入力されたスクランブル情報セクタのデータは第1
のセレクタ手段301により第1の鍵情報復号手段30
3に転送され、第1の鍵情報復号手段303により固定
鍵情報格納手段302から出力される固定鍵情報を用い
て復号処理が施される。なお、この第1の鍵情報を復号
するモードではデスクランブル手段206からはデータ
は出力されない。
【0025】続いて装置使用者の操作等に応じてファイ
ルが選択され、映像や音声を再生する動作を説明する。
CPU209は同様に図示しないサーボ手段や光ヘッド
202、復調手段203、エラー訂正手段204を制御
して光ディスク201から所望の情報を読み出し、エラ
ー訂正後のデータをバッファメモリ205に格納する。
また、CPU209はデスクランブル手段206に対し
てデータの逆スクランブルモードを設定するとともに、
オーディオビデオデコード手段307に必要な情報を設
定した後に、エラー訂正後のデータをバッファメモリ2
05からデスクランブル手段206に転送する。デスク
ランブル手段206では、データ復号モード設定情報と
してデータの逆スクランブルモードに設定されることか
ら、第1のセレクタ手段301により第2のセレクタ手
段305に転送される。カウンタ手段304が第2のセ
レクト手段に入力されるデータ数をカウントし、セクタ
ヘッダ領域のスクランブルフラグ、スクランブル方式識
別情報の場合には判断手段310に、セクタヘッダ領域
の暗号化された第2の鍵情報の場合には第1の方式によ
る第2の鍵情報復号手段308と第2の方式による第2
の鍵情報復号手段307に、メインデータの場合には第
1の方式によるデータデスクランブル手段308と第2
の方式によるデータデスクランブル手段309に出力さ
れる。第1の方式による第2の鍵情報復号手段306に
入力された暗号化された第2の鍵情報は、第1の鍵情報
復号手段303から出力される復号された第1の鍵情報
を鍵として用いて第1の方式により復号される。また第
1の方式によるデータデスクランブル手段308に入力
されたメインデータは第1の方式による第2の鍵情報復
号手段306から出力される第2の鍵情報を用いて第1
の方式によりデスクランブル処理を施され第3のセレク
タ311に出力される。同様に第2の方式による第2の
鍵情報復号手段307、第2の方式によるデータデスク
ランブル手段309によって逆デスクランブル処理され
たメインデータが第3のセレクタ手段311に出力され
る。さらに第3のセレクタ手段311には逆デスクラン
ブル処理をほどこされないメインデータも入力される。
一方、判断手段310は第2のセレクト手段により選択
されたスクランブルフラグとスクランブル方式識別子を
入力し、それぞれの値に応じて選択信号を出力する。こ
の選択信号によって、スクランブルフラグが”1”、ス
クランブル方式識別子が”0”の場合は第1の方式によ
るデータデスクランブル手段308の出力が、スクラン
ブルフラグが”1”、スクランブル方式識別子が”1”
の場合は第2の方式によるデータデスクランブル手段3
09の出力が、スクランブルフラグが”0”の場合は逆
デスクランブル処理を施されていないメインデータが第
3のセレクタ手段311から出力される。このようにス
クランブルフラグとスクランブル方式識別子の値に応じ
てそれぞれ適切な処理を施されたデータが選択され、デ
スクランブル手段206から出力されオーディオ・ビデ
オデコード手段207に入力される。オーディオ・ビデ
オデコード手段207では多重化されたオーディオとビ
デオの圧縮データを分離して、それぞれ伸長処理され
て、映像信号、音声信号として出力される。
【0026】このように、第1の実施の形態では、情報
記録媒体のセクタヘッダ領域にスクランブルセクタであ
るか否かを示すスクランブルフラグ、スクランブル方式
を示すスクランブル方式識別子を記録し、これらスクラ
ンブルフラグとスクランブルフラグに応じて出力データ
を自動的に切り替える機能を有するデスクランブル手段
を備えた情報再生装置を構成することができる。すなわ
ち、1枚のディスクに複数種類のスクランブル方式でス
クランブルされた情報を混在することが可能となる。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態に関して
説明する。第2の実施の形態では情報記録媒体上のデー
タ構造や、情報再生装置の構成は第1の実施の形態と同
様であるが、デスクランブル手段206の構成が異なる
ものである。また、本実施の形態でのデスクランブル手
段206はスクランブル方式識別子は暗号化された第2
の鍵情報の前に記録されているデータ構造を前提として
いる。本実施の形態でのデスクランブル手段206の構
成を図4に示す。図4のデスクランブル手段では第2の
鍵情報復号手段406とデータデスクランブル手段40
7が、それぞれスクランブル方式識別子を入力し、その
値に応じて第1の方式もしくは第2の方式の復号処理、
逆スクランブル処理を施すものであり、第2のセレクタ
手段405で選択されたスクランブル方式識別子が第2
の鍵情報復号手段406とデータデスクランブル手段4
07に入力される。この構成により、スクランブル方式
識別子の値に応じた第2の鍵情報復号、さらにデータの
逆スクランブル処理が施され第3のセレクタ手段408
に出力される。また、第3のセレクト手段408にはス
クランブルフラグが選択信号として入力され、スクラン
ブルセクタの場合にはデータデスクランブル手段407
の出力が、非スクランブルセクタの場合には逆スクラン
ブル処理を施されないメインデータが選択され、外部に
出力される。
【0028】このように、第2の実施の形態ではスクラ
ンブル方式識別子を暗号化された第2の鍵情報の前に記
録するデータ構造とすることにより、第2の鍵情報復号
手段とデータデスクランブル手段をそれぞれ第1の方式
と第2の方式で共用化する事が可能となり、デスクラン
ブル手段をコンパクトな回路規模で実現することが可能
となるものである。
【0029】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図5は第3の実施の形態における情報記録媒
体のデータ構造を示すものであり、データ記録領域にフ
ァイルを管理する情報を記録する領域であるボリューム
・ファイル管理領域を含んでいる。図5(c)はボリュ
ーム・ファイル管理領域のデータ構造を示す。本実施の
形態では、ボリューム・ファイル管理領域のデータ構造
は、国際標準規格ISO9660(Internati
onal Standard Organizatio
n 9660)に準拠している。この国際標準規格IS
O9660は、CD−ROM(Compact Dis
c−Read Only Memory)において採用
されているものであり、ボリューム・ファイル管理領域
は、ボリューム記述子と、パステーブルと、ディレクト
リレコードとを含んでいる。ボリューム記述子には、ボ
リューム空間のサイズやパステーブルの記録位置情報、
ディレクトリレコードの記録位置情報、ディスク作成日
時等の情報が記録されている。パステーブルには、情報
記録媒体上に存在する全てのディレクトリのパスと記録
位置情報とを対応づけるテーブルが記録されている。デ
ィレクトリレコードには、各ディレクトリまたはファイ
ルの識別子(一般的には、ディレクトリ名又はファイル
名)、データの記録位置情報、ファイルのサイズ、属性
等の情報が記録されている。
【0030】図5(g)は、ディレクトリレコードのデ
ータ構造を示している。ルートディレクトリ用ディレク
トリレコードには、ルートディレクトリの属性や識別
子、作成日時等が記録されている。また、ルートディレ
クトリ用ディレクトリレコード(第1セクタ)には、デ
ィレクトリの記録位置情報が記録されている。ルートデ
ィレクトリ用ディレクトリレコード(第2セクタ)に
も、同様な情報が記録されている。また、ファイルA用
ディレクトリレコードには、ファイルAのデータの記録
位置情報、データ長、ファイルの識別子情報、著作権管
理識別子等が記録されている。このように、複数のディ
レクトリは階層構造を有している。ルートディレクトリ
は、その階層構造の最も上位に位置するディレクトリで
ある。これらディレクトリレコードの内容については、
後に図を参照して説明する。
【0031】図5(h)、(i)はスクランブルファイ
ルA、スクランブルファイルCのスクランブルセクタの
構造を示している。セクタヘッダにはアドレス情報に加
えて、暗号化された第2の鍵情報が記録されている。メ
インデータ領域の先頭部分はスクランブルセクタであっ
ても非スクランブル領域であり、その非スクランブル領
域の中にスクランブルフラグが記録されている。そして
非スクランブル領域に続いてスクランブル領域がありス
クランブルされたデータが記録されている。また、暗号
化された第2の鍵情報は情報の種類に応じて第1の方式
もしくは第2の方式で暗号化されており、同様にスクラ
ンブルデータも情報の種類に応じて第1の方式もしくは
第2の方式でスクランブルされている。
【0032】次に、ディレクトリレコードの構造につい
て図6を用いて説明する。図6(a)〜(e)は、ボリ
ューム・ファイル管理領域中のディレクトリレコードの
データ構造を示している。ディレクトリレコードはディ
レクトリレコード長と、ファイル記録位置情報と、ファ
イルデータ長と、ファイル識別子と、著作権管理情報と
を含んでいる。ディレクトリレコード長はファイル(又
はディレクトリ)のディレクトリレコードのサイズを示
す情報である。ファイル記録位置情報は、ファイルのデ
ータが記録されたセクタの開始位置を示す情報である。
ファイルデータ長はファイルを構成するセクタ数を示す
情報である。ファイル識別子はファイルを識別するため
の識別情報(ファイル名)である。著作権管理情報はフ
ァイルの著作権管理に関する情報である。図6(c)は
ファイルAの著作権管理情報、図6(d)はファイルB
の著作権管理情報、図6(e)はファイルCの著作権管
理情報をそれぞれ示しており、スクランブルフラグ領域
とスクランブル方式識別子領域とを含んでいる。スクラ
ンブルフラグ領域には、ファイルのデータにスクランブ
ル処理が施されているか否かを示すフラグが記録され
る。ファイルのデータにスクランブル処理が施されてい
る場合には”1”を示すフラグが、ファイルのデータが
スクランブル処理が施されていない場合には、”0”を
示すフラグがスクランブルフラグ領域に記録される。従
って、スクランブルフラグ領域を参照することにより、
ファイルのデータにスクランブル処理が施されているか
否かを判定することができる。それぞれのスクランブル
方式識別子領域には、ファイルのデータに施されたスク
ランブルの方式を示す識別子が記録される。第1の方式
の場合には”0”が、第2の方式の場合には”1”がそ
れぞれスクランブル方式識別子領域に記録される。すな
わち、スクランブル方式識別子領域を参照することによ
って、各ファイルのデータに施されたスクランブル方式
を特定することができる。
【0033】次に、図5および図6のデータ構造を持つ
光ディスクを再生する情報再生装置に関して説明する。
本実施の形態で用いる情報再生装置はパーソナルコンピ
ュータとその周辺装置として光ディスクドライブ等から
構成されるシステムである。その構成を図7に示す。図
7において700はパーソナルコンピュータ(以下P
C)本体、701は光ディスクドライブ、702はAV
デコーダボード、703はPCのメインプロセッサ70
3、704はメインプロセッサ703がPCに内蔵され
る種々のカードと接続されるシステムバスとインターフ
ェースするためのバスインターフェース回路、705は
メインプロセッサ703の主記憶として用いられる主記
憶メモリである。706はメインプロセッサ703が光
ディスクドライブ701やハードディスクドライブ70
7をアクセスするためのI/F制御カードであり本実施
の形態ではSCSI(Small Computer
System Interface)バスにアクセスす
るためのSCSIカードを用いている。
【0034】光ディスクドライブ701の内部の構成を
説明する。711は図5および図6で示したデータ構造
を持つ光ディスク、712は光ヘッド、713は復調手
段、714はエラー訂正手段、715はエラー訂正処理
に用いられるバッファメモリ、716はSCSIバスと
のインターフェース制御機能を備えるI/F制御手段、
717は認証手段、718は光ディスクドライブ701
の動作を制御するCPUである。
【0035】AVデコーダカード702の内部の構成を
説明する。721はAVデコーダカード702とPCの
システムバスとを接続するためのインターフェースを制
御するとともに光ディスクドライブ701との認証に必
要な演算機能を備えるシステムバス制御手段、722は
AVデコーダカード702に転送されたデータを一時的
に格納するバッファメモリ、723はスクランブルされ
ているデータに逆スクランブル処理を施すデスクランブ
ル手段、724は圧縮されている映像・音声データに対
して伸張処理を施して音声信号と映像信号として出力す
るオーディオ・ビデオデコード手段、725は映像・音
声データの伸張処理に用いられるバッファメモリであ
る。AVデコーダカード内部はローカルバスによりシス
テムバス制御手段721、デスクランブル手段723、
オーディオビデオ・デコード手段724が接続されてお
り、プロセッサバス、バスインターフェース回路70
4、システムバス、システムバス制御手段721、そし
てローカルバスを介してメインプロセッサ703がデス
クランブル手段723やオーディオ・ビデオデコード手
段724に種々の設定や、状態の取得を行う。
【0036】このように構成された情報再生装置で、光
ディスク711のスクランブルファイルや非スクランブ
ルファイルに格納されている圧縮された映像・音声デー
タは光ディスクドライブ701からSCSIバスを介し
て読み出され、I/F制御カード706バスインターフ
ェース制御回路704を介して主記憶メモリ705に一
時的に格納される。そして、この圧縮された映像・音声
データを映像・音声信号として再生する場合には、主記
憶メモリ705からバスインターフェース回路704を
介してAVデコーダカード702に転送され、AVデコ
ーダカード702内部ではシステムバス制御手段721
のストリームポートからデスクランブル手段723に転
送され、逆スクランブル処理を施され、さらにオーディ
オ・ビデオデコード手段により伸長処理を施されて音声
・映像信号として出力される。一方、リードイン領域に
格納されている暗号化された第1の鍵情報、セクタヘッ
ダ領域に格納されている暗号化された第2の鍵情報は逆
スクランブル処理を行う際の重要な情報であり、これら
が簡単にPCで読み出されてしまうと重要な情報が漏洩
し、著作権の保護レベルが低下する恐れがある。これに
対応するために本実施の形態では、光ディスクドライブ
701の認証手段717とAVデコーダカード702の
システムバス制御手段721の認証の演算機能を用い
て、メインプロセッサ703を介してお互いが相互認証
を行い、正規の相手であることを認証した上で、光ディ
スクドライブ701が上記の情報の読み出しを許可する
こととした。さらに相互認証のプロセスで光ディスクド
ライブ701とAVデコーダカード702は共通の時変
鍵情報を生成し、光ディスクドライブ701は暗号化さ
れた第1の鍵情報、暗号化された第2の鍵情報をさらに
この時変鍵情報を用いて暗号化した上でSCSIバスに
出力する。AVデコーダカード702では入力されたこ
れらの情報を時変鍵情報を用いて復号する事とした。
【0037】各ファイルに格納されている圧縮映像・音
声データは各ファイルを構成しているセクタのメインデ
ータ領域に記録されており、SCSIバス規格などで規
定されている一般的なReadコマンドにより読み出さ
れる。上述のようにセクタヘッダに記録されている暗号
化された第2の鍵情報は重要な情報であることから、相
互認証を必要とする特別なコマンドでのみ光ディスクド
ライブ701から読み出すことが可能であり、圧縮映像
・音声データは一般的なReadコマンドを用いてセク
タのメインデータ領域2048バイトのみ読み出すこと
とした。そのため本実施の形態では、コンテンツの種類
に応じたスクランブル方式を特定するためのスクランブ
ル方式識別子を図6に示すように光ディスク711のボ
リューム・ファイル管理領域の各ファイルのディレクト
リレコードの著作権管理情報に格納し、メインプロセッ
サ703が各ファイルのスクランブル方式識別子を読み
出して、デスクランブル手段723に設定する。
【0038】次にAVデコーダカード702に搭載され
ているデスクランブル手段723について説明する。デ
スクランブル手段723の構成を図8に示す。801は
復号モード設定情報に応じてストリームポートから入力
されるデータの出力先を選択する第1のセレクト手段、
802は第1の鍵情報の復号に用いる固定鍵を格納する
固定鍵情報格納手段、803は第1のセレクタ手段80
1から出力されるデータに対して固定鍵情報格納手段8
02から出力される固定鍵情報を用いて復号処理を行い
復号された第1の鍵情報を出力する第1の鍵情報復号手
段、804は入力されるセクタデータのデータ数をカウ
ントするカウンタ手段、805は第1のセレクト手段か
ら出力されるデータ記録領域のセクタデータを入力し、
カウンタ手段804の出力に応じて内部の出力先を選択
する第2のセレクト手段、806はローカルバスを介し
てメインプロセッサ703が出力する暗号化された第2
の鍵情報を入力し、第1の鍵情報復号手段803から出
力される復号された第1の鍵情報を用いて第1の方式に
より復号処理を行う第1の方式による第2の鍵情報復号
手段、807は806と同様に第2の方式により復号処
理を行う第2の方式による第2の鍵情報復号手段、80
8は第2のセレクト手段から出力されるメインデータを
入力し、第1の方式による第2の鍵情報復号手段806
から出力される復号された第2の鍵情報を用いて第1の
方式によりデータの逆スクランブル処理を施す第1の方
式によるデータデスクランブル手段、809は808と
同様に第2の方式によりデータの逆スクランブル処理を
施す第2の方式によるデータデスクランブル手段、81
0は第2のセレクタ手段805から出力されるスクラン
ブルフラグとメインプロセッサ703がローカルバスを
介して設定するスクランブル方式識別子を入力し、それ
ぞれの値に応じた選択信号を出力する判断手段、811
は第1の方式によるデータデスクランブル手段808の
出力、もしくは第2の方式によるデータデスクランブル
手段809の出力、もしくは第2のセレクタ手段805
の出力のいずれかを判断手段810の出力およびカウン
タ手段804の出力に応じて選択し、外部に出力する第
3のセレクト手段、そして812はデスクランブル手段
723とローカルバスを接続するためのI/O制御手段
であり、複数のレジスタで構成されておりメインプロセ
ッサ703が設定した復号モード設定情報、暗号化され
た第2の鍵情報、スクランブル方式識別子をそれぞれデ
スクランブル手段723の内部に出力する。
【0039】第1の鍵情報の復号を行う時には、メイン
プロセッサ802は第1のセレクト手段801の出力が
第1の鍵情報復号手段803に出力されるよう復号モー
ド設定情報を設定するとともに、光ディスクドライブ7
01から光ディスク711のリードイン領域のスクラン
ブル情報セクタに記録されている暗号化された第1の鍵
情報を読み出し、システムバス制御手段721のストリ
ームポートを介してデスクランブル手段723に転送す
る。これに応じてデスクランブル手段723内部では、
第1の鍵情報復号手段に暗号化された第1の鍵情報が転
送され、第1の鍵情報の復号処理が行われる。
【0040】第2の鍵情報の復号を行う時には、メイン
プロセッサ802は光ディスクドライブ701から光デ
ィスク711のスクランブルセクタのセクタヘッダに記
録されている暗号化された第2の鍵情報を読み出し、ロ
ーカルバスを介してデスクランブル手段723のI/O
制御手段812のレジスタに設定し、第2の鍵情報復号
手段806および807に転送される。これに応じて、
デスクランブル手段723内部では、先に復号された第
1の鍵情報を用いて第1の方式による第2の鍵情報復号
手段806では第1の方式に従って、第2の方式による
第2の鍵情報復号手段807では第2の方式に従って、
それぞれ第2の鍵情報の復号処理が行われる。
【0041】データの逆スクランブル処理を行う時に
は、メインプロセッサ802は第1のセレクト手段80
1の出力が第2のセレクト手段805に転送されるよう
に復号モード設定情報を設定するとともに、図6の
(c)で示されるディレクトリレコードの著作権管理情
報のスクランブル方式識別子領域に記録されている値を
スクランブル方式識別子を読み出して、ローカルバスを
介してデスクランブル手段723のI/O制御手段81
2のレジスタに設定し、判断手段810に出力される。
また、光ディスクドライブ701から光ディスク711
の各ファイルを構成するセクタのメインデータ領域に記
録されている情報を読み出し、システムバス制御手段7
21のストリームポートを介してデスクランブル手段7
23に転送する。これに応じて、デスクランブル手段7
23内部では、先に復号された第2の鍵情報を用いて第
1の方式によるデータデスクランブル手段808では各
メインデータ領域のスクランブル領域を第1の方式に従
って、第2の方式によるデータデスクランブル手段80
9では同様に第2の方式に従ってそれぞれデータの逆ス
クランブル処理が行われ、第3のセレクト手段によりス
クランブル方式識別子に応じて適切なデータが選択され
デスクランブルデータとして出力される。また、図5
(h)、(i)で示すように各ファイルのセクタのメイ
ンデータ領域の非スクランブル領域にもスクランブルフ
ラグを設けており、これに応じて第3のセレクト手段8
11の出力を選択することから、スクランブルファイル
に非スクランブルセクタが混在する場合でもデスクラン
ブル手段723は適切なデータを選択し出力することが
可能となる。そして、適切な処理を施されたデータがオ
ーディオ・ビデオデコード手段724に転送され、映像
・音声の伸張処理が施されて映像信号、音声信号がAV
デコーダカード702から出力される。
【0042】このように、第3の実施の形態の情報記録
媒体は、ファイル管理領域にスクランブルセクタである
か否かを示すスクランブルフラグ、コンテンツに応じた
スクランブルの方式を示すスクランブル方式識別子を、
また各ファイルのセクタのメインデータ領域の非スクラ
ンブル領域にスクランブルフラグをそれぞれ記録するも
のである。
【0043】また、情報再生装置では暗号化された第1
の鍵情報や暗号化された第2の鍵情報等の重要な情報
は、特殊なコマンドにより光ディスクドライブとAVデ
コーダカードが相互認証を行い、双方が正規の相手であ
ることを確認した上で、時変鍵情報により暗号化して転
送する。一方、各ファイルに格納されている圧縮映像・
音声データは一般的なReadコマンドでメインデータ
2048バイトのみ転送することとして、この際のスク
ランブル方式識別子はメインプロセッサがデスクランブ
ル手段に設定することとした。このことから、重要な鍵
情報を含むセクタヘッダを一般的なReadコマンドで
転送することなく、かつそれぞれのコンテンツの種類に
応じたスクランブル方式を特定し、適切な逆スクランブ
ル処理を施せるものである。
【0044】また、メインデータの非スクランブル領域
にも各セクタ毎のスクランブルフラグを記録し、デスク
ランブル手段でセクタ毎にこのスクランブルフラグを参
照することにより、スクランブルファイルに非スクラン
ブルセクタが混在しても、メインプロセッサがセクタ毎
の処理を行うことなく、スクランブルセクタに対しては
方式に応じて逆スクランブル処理を施したデータを、非
スクランブルセクタに対しては逆スクランブル処理を施
さないデータを適切に出力することが可能となる。
【0045】以上、本発明の第3の実施の形態を説明し
たが、本実施の形態では光ディスクドライブがSCSI
バスで接続される構成としたが、定められたプロトコル
に従って再生データが転送できればSCSIに限ること
なく、例えばATAPI(AT Attachment
Packet Interface)やIEEE13
94等のインターフェースでも良い。
【0046】なお、第3の実施の形態ではボリューム・
ファイル管理領域の著作権管理情報に含まれるスクラン
ブル方式識別子領域に記録されているスクランブル方式
識別子の値を参照し、再生するファイルに応じた設定を
デスクランブル手段に設定することとしたが、例えば、
スクランブル方式とディレクトリ名称あるはファイル名
称を対応づけることにより、再生するファイルが配置さ
れるディレクトリやファイル名称からスクランブル方式
を特定することも可能となる。
【0047】なお、第3の実施の形態でのデスクランブ
ル手段は、第2の鍵情報復号手段およびデータデスクラ
ンブル手段を、それぞれ第1の方式に対応するものと第
2の方式に対応するものを設けた構成としたが、第2の
実施の形態におけるデスクランブル手段と同様に第1の
方式と第2の方式への対応を共用化して構成し、スクラ
ンブル方式識別子に応じて処理を切り替える構成にする
ことによりデスクランブル手段をコンパクトな回路規模
で実現できる。
【0048】また、全ての実施の形態においては、情報
の種類に応じて2つのスクランブル方式が用いられてい
る場合に関して説明したが、本発明はスクランブル方式
の数が2つに限定されるものではなく、3つ以上のスク
ランブル方式にも対応できることは明らかである。
【0049】また、リードイン領域に記録される第1の
鍵情報も、スクランブル方式に応じて複数記録されてい
る情報記録媒体を用い、第1の鍵情報に対して復号処理
を施す手段と、第1の鍵情報の復号処理に用いる固定鍵
格納手段も同様にスクランブル方式に応じて備える逆ス
クランブル手段を備える情報再生装置にも本発明が適用
できることは明らかである。
【0050】さらに、第1の実施の形態で用いた情報記
録媒体のデータ構造と、第3の実施の形態で用いた情報
記録媒体のデータ構造の両方の特徴を備える構造も可能
である。すなわち、各ファイルのセクタヘッダにスクラ
ンブルフラグとスクランブル方式識別子を格納する領域
を設けて、かつボリューム・ファイル管理領域のディレ
クトリレコードの著作権管理情報にもスクランブルフラ
グ領域とスクランブル方式識別子領域を設け、さらにメ
インデータ領域に非スクランブル領域を設け、その非ス
クランブル領域にもスクランブルフラグを記録するとい
うものである。このデータ構造をもつ情報記録媒体では
第1の実施の形態で示した情報再生装置や、第3の実施
の形態で示したパーソナルコンピュータと光ディスクド
ライブ等から構成される情報再生装置のいずれにおいて
も共通に使用可能な情報記録媒体とする事が可能とな
り、情報記録媒体の製造コストを低減することが可能と
なる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明の情報記録媒体で
は、リードイン領域には第1の鍵情報が記録され、デー
タ記録領域には情報の種類に応じた第2の鍵情報と、情
報の種類に応じたスクランブル方式でスクランブルされ
たスクランブルデータと、データ記録領域に記録される
データがスクランブルされているか否かを示すスクラン
ブルフラグと、データをスクランブルする際のスクラン
ブル方式を示すスクランブル方式識別子とが記録され、
前記スクランブルデータは前記第1の鍵情報を用いて前
記第2の鍵情報を変換した結果を用いて逆スクランブル
されるものであり、スクランブルに用いる鍵情報を容易
に読み出されないことから不正なコピー作成を防止する
とともに、情報再生装置で情報の種類に応じた逆スクラ
ンブル処理を選択することを可能とすることができるも
のである。
【0052】また、本発明の情報再生装置は、情報記録
媒体のリードイン領域から第1の鍵情報を読み出し、デ
ータ記録領域から第2の鍵情報とスクランブルフラグと
スクランブル方式識別子とスクランブルされたスクラン
ブルデータを読み出して、前記第1の鍵情報を用いて前
記第2の鍵情報を変換した結果を用い、かつ前記スクラ
ンブルフラグと前記スクランブル方式識別子に応じて前
記スクランブルデータを逆スクランブル処理するもので
あり、情報の種類に応じた方式でスクランブルされてい
る情報を適切なスクランブル方式で逆スクランブルし、
再生することを可能とするものである。
【0053】また、本発明の逆スクランブル回路は、ス
クランブルフラグとスクランブル方式識別子とスクラン
ブルデータを入力し、前記スクランブルフラグと前記ス
クランブル方式識別子に応じて逆スクランブル処理され
たデータを出力するものであり、情報の種類に応じた方
式でスクランブルされている情報を適切なスクランブル
方式で逆スクランブルすることを可能とするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における情報記録媒
体のデータ構造を示す図
【図2】同実施の形態における情報再生装置の構成図
【図3】同実施の形態におけるデスクランブル手段の構
成図
【図4】第2の実施の形態におけるデスクランブル手段
の構成図
【図5】第3の実施の形態における情報記録媒体のデー
タ構造を示す図
【図6】同実施の形態におけるディレクトリレコードの
データ構造を示す図
【図7】同実施の形態における情報再生装置の構成図
【図8】同実施の形態におけるデスクランブル手段の構
成図
【符号の説明】
200 情報再生装置 201,711 光ディスク 202,712 光ヘッド 203,713 復調手段 204,714 エラー訂正手段 205,715 バッファメモリ 206,723 デスクランブル手段 207,724 オーディオ・ビデオデコード手段 208,725 バッファメモリ 209,718 CPU 301,401,801 第1のセレクト手段 302,402,802 固定鍵情報格納手段 303,403,803 第1の鍵情報復号手段 304,404,804 カウンタ手段 305,405,805 第2のセレクト手段 306,806 第1の方式による第2の鍵情報復号手
段 307,807 第2の方式による第2の鍵情報復号手
段 308,808 第1の方式によるデータデスクランブ
ル手段 309,809 第2の方式によるデータデスクランブ
ル手段 310,810 判断手段 311,408,811 第3のセレクト手段 700 パーソナルコンピュータ 701 光ディスクドライブ 702 AVデコーダカード 703 メインプロセッサ 704 バスインターフェース制御手段 705 主記憶メモリ 706 I/F制御カード 707 ハードディスクドライブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 能久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 AB07 BC06 CC04 DE02 DE03 DE17 DE43 DE49 DE52 DE60 GK08 GK17 5D110 AA17 AA26 AA28 DA04 DB02 DC01 DC11 DE01 5J104 AA01 AA13 AA32 JA04 NA02 NA36 NA37 PA14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 著作権を保護すべき複数種類の情報を記
    録する情報記録媒体であって、リードイン領域とデータ
    記録領域を備え、リードイン領域には第1の鍵情報が記
    録され、データ記録領域には情報の種類に応じた第2の
    鍵情報と、情報の種類に応じたスクランブル方式でスク
    ランブルされたスクランブルデータと、データ記録領域
    に記録されるデータがスクランブルされているか否かを
    示すスクランブルフラグと、データをスクランブルする
    際のスクランブル方式を示すスクランブル方式識別子と
    が記録され、前記スクランブルデータは前記第1の鍵情
    報を用いて前記第2の鍵情報を変換した結果を用いて逆
    スクランブルされることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記データ記録領域は複数のセクタに分
    割されており、前記セクタのそれぞれはセクタを識別す
    る情報を記録するセクタヘッダ領域と、スクランブルデ
    ータを記録するメインデータ領域を含み、前記第2の鍵
    情報と前記スクランブルフラグと前記スクランブル方式
    識別子は前記セクタヘッダ領域に記録されることを特徴
    とする請求項1記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記スクランブル方式識別子は前記第2
    の鍵情報より先に読み出される領域に記録されることを
    特徴とする請求項2記載の情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記データ記録領域は複数のファイルを
    記録する領域と、これらの複数のファイルを管理する情
    報を記録するファイル管理領域を含み、前記スクランブ
    ルフラグと前記スクランブル方式を特定できる情報が前
    記ファイル管理領域に記録されることを特徴とする請求
    項1記載の情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記データ記録領域は複数のセクタに分
    割されており、前記セクタのそれぞれはセクタを識別す
    る情報を記録するセクタヘッダ領域と、スクランブルデ
    ータを記録するメインデータ領域を含み、セクタ毎にス
    クランブルされているか否かを示すスクランブルフラグ
    がメインデータ領域に記録されていることを特徴とする
    請求項4記載の情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 情報記録媒体のリードイン領域から第1
    の鍵情報を読み出し、データ記録領域から第2の鍵情報
    とスクランブルフラグとスクランブル方式識別子とスク
    ランブルされたスクランブルデータを読み出して、前記
    第1の鍵情報を用いて前記第2の鍵情報を変換した結果
    を用い、かつ前記スクランブルフラグと前記スクランブ
    ル方式識別子に応じて前記スクランブルデータを逆スク
    ランブル処理することを特徴とする情報再生装置。
  7. 【請求項7】 データ記録領域が複数のセクタに分割さ
    れており、前記セクタのそれぞれはセクタを識別する情
    報と第2の鍵情報とスクランブルフラグとスクランブル
    方式識別子を記録するセクタヘッダ領域と、スクランブ
    ルデータもしくは非スクランブルデータを記録するメイ
    ンデータ領域とを含む情報記録媒体から、セクタ毎に前
    記第2の鍵情報と、前記スクランブルフラグと、前記ス
    クランブル方式識別子と、前記メインデータ領域に記録
    されているデータを読み出して、前記スクランブルフラ
    グと前記スクランブル方式識別子とに応じて前記メイン
    データ領域に記録されているデータに対して逆スクラン
    ブル処理を施すか否か、逆スクランブル処理を施す場合
    には逆スクランブル方式を、セクタ毎に選択することを
    特徴とする請求項6記載の情報再生装置。
  8. 【請求項8】 データ記録領域が複数のファイルを記録
    する領域とこれらの複数のファイルを管理する情報を記
    録するファイル管理領域とを含み、少なくともスクラン
    ブル方式識別子がファイル管理領域に記録されており、
    セクタのメインデータ領域にそのセクタのメインデータ
    領域に記録されるデータがスクランブルされているか否
    かを示すスクランブルフラグが記録されている情報記録
    媒体から、ファイル管理領域のスクランブル方式識別子
    を読み出して、このスクランブル方式識別子に応じて、
    そのファイルの逆スクランブル処理に用いるスクランブ
    ル方式を選択し、スクランブルフラグに応じてセクタ毎
    に逆スクランブル処理を施すか否かを選択することを特
    徴とする請求項6記載の情報再生装置。
  9. 【請求項9】 スクランブルフラグとスクランブル方式
    識別子とスクランブルデータを入力し、前記スクランブ
    ルフラグと前記スクランブル方式識別子に応じて逆スク
    ランブル処理されたデータを出力することを特徴とする
    逆スクランブル回路。
  10. 【請求項10】 スクランブルフラグとスクランブル方
    式識別子とを含むセクタヘッダ領域とスクランブルデー
    タを含むメインデータ領域から構成されるセクタデータ
    を入力し、前記スクランブルフラグに応じて逆スクラン
    ブル処理を選択的に動作させ、さらに逆スクランブルす
    る場合には前記スクランブル方式識別子に応じて逆スク
    ランブル方式を選択することを特徴とする逆スクランブ
    ル回路。
  11. 【請求項11】 外部から設定される情報に応じて逆ス
    クランブル方式を選択し、スクランブルフラグを含むセ
    クタデータのメインデータ領域に記録されるデータを入
    力し、メインデータ領域のスクランブルフラグに応じて
    セクタ毎に逆スクランブル処理を選択的に動作させるこ
    とを特徴とする逆スクランブル回路。
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