JP2002230896A - データ再生装置、ハードディスク及びデータ記憶用ディスク - Google Patents

データ再生装置、ハードディスク及びデータ記憶用ディスク

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JP2002230896A
JP2002230896A JP2001042112A JP2001042112A JP2002230896A JP 2002230896 A JP2002230896 A JP 2002230896A JP 2001042112 A JP2001042112 A JP 2001042112A JP 2001042112 A JP2001042112 A JP 2001042112A JP 2002230896 A JP2002230896 A JP 2002230896A
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disk
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JP2001042112A
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Shinji Yoshida
晋治 吉田
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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    • G11—INFORMATION STORAGE
    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/28—Indicating or preventing prior or unauthorised use, e.g. cassettes with sealing or locking means, write-protect devices for discs
    • G11B23/281—Indicating or preventing prior or unauthorised use, e.g. cassettes with sealing or locking means, write-protect devices for discs by changing the physical properties of the record carrier
    • G—PHYSICS
    • G11—INFORMATION STORAGE
    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/12—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主としてコピープロテクション情報等が盗ま
れ難いようにする。 【構成】 ハードディスクＡは、サブストレート１１上
のデータ記憶領域１２以外のプリレコーディング領域１
３にコピープロテクション情報がスリット、凹凸等の表
面形状として予め書き込まれたディスク１０と、ディス
ク１０上のコピープロテクション情報を読み取るピック
アップ部２０と、外部機器Ｃの要求に応じてディスク１
０のデータ記憶領域上の暗号化されたデータのコピーを
行う際には、ピックアップ部２０により読み取られたコ
ピープロテクション情報を参照して認証処理を行い、当
該認証処理を通じて正しいと認めた外部機器Ｃに向けて
コピープロテクション情報に含まれる暗号鍵に関する情
報を出力するコピープロテクト部４２等を有した構成と
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は主として不正なコピ
ーを防止する機能を有したデータ再生装置、ハードディ
スク及びデータ記憶用ディスクに関する。また、ユーザ
にとって使い勝手の良い機能を安価に実現することが可
能なデータ再生装置、ハードディスク及びデータ記憶用
ディスクに関する。
【０００２】
【従来の技術】ＡＶ機器のアナログインターフェイスに
おいては、既に不正なコピーを防止するための種々の対
策がなされているが、ＩＥＥＥ１３９４を含むデジタル
インターフェイスにおいてもビデオやオーディオなどの
著作物を伝送することから、５Ｃ−ＤＴＣＰ（5C Digit
al Transmition Content Protection system: 以下これ
を単に「ＤＴＣＰ」という) 方式等を用いて同様の対策
がなされている。
【０００３】例えば、ＤＴＣＰ方式に準拠したハードデ
ィスクにおいては、外部機器からの要求に応じてディス
ク上の暗号化されたデータのコピーを行い、それを解く
ための鍵に関する情報を認証処理を通じて正しいと認め
た外部機器にだけ渡すという方法により不正なコピーの
防止が図られている。認証、鍵、暗号方式等のコピープ
ロテクション情報はハードディスク内のメモリに予め記
録されている。
【０００４】なお、特開平10-143443 号公報には、予め
用意したパスワードのデータを利用してセキュリティ性
を高めたハードディスクの構成が開示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例による場合、コピープロテクション情報を予め記録
したメモリがバスライン等に直結している以上、バスラ
インが外部制御され、鍵情報等が不正に盗まれるおそれ
がある。鍵情報等が盗まれると、暗号化されたデータを
復号することが可能であるので、不正なコピーが行われ
る結果となる。これはハードディスクだけでなく、Ｃ
Ｄ、ＤＶＤ等のデータ記憶用ディスクを再生するデータ
再生装置についても同様の問題が指摘されている。
【０００６】ところで、ＤＶＤ等のデータ再生装置をユ
ーザにとって使い勝手の良いものにしようとする場合、
これに見合ったアプリケーションソフトを購入してカス
タマイズ化することが必要になるのが一般的であるが、
ソフトウエアに加えて、外部メモリも必要になり、割高
になるという問題が指摘されている。また、パソコン等
をユーザにとって勝手の良いものにする場合についても
同様の問題がある。
【０００７】本発明は上記事情の下で創作されたもので
あり、その主たる目的とするところは、コピープロテク
ション情報等が盗まれ難いように改良したデータ再生装
置、ハードディスク及びデータ記憶用ディスクを提供す
ることにある。また、ユーザにとって使い勝手の良い機
能を安価に実現することが可能なデータ再生装置、ハー
ドディスク及びデータ記憶用ディスクを提供することに
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ再生装置
は、データ記憶用ディスクに記録されたデータを再生す
る装置であって、前記データ記憶用ディスクのサブスト
レート上のデータ記憶領域以外の領域にスリット、凹凸
等の表面形状として予め書き込まれたコピープロテクシ
ョン情報を読み取るピックアップ部と、外部機器の要求
に応じて前記データ記憶用ディスクのデータ記憶領域上
の暗号化されたデータのコピーを行う際、前記ピックア
ップ部により読み取られたコピープロテクション情報を
参照して認証処理を行い、当該認証処理を通じて正しい
と認めた外部機器に向けてコピープロテクション情報に
含まれる暗号鍵に関する情報を出力するコピープロテク
ト部とを具備したことを特徴としている。
【０００９】本発明のハードディスクは、サブストレー
ト上のデータ記憶領域以外のプリレコーディング領域に
コピープロテクション情報がスリット、凹凸等の表面形
状として予め書き込まれたディスクと、前記ディスク上
のコピープロテクション情報を読み取るピックアップ部
と、外部機器の要求に応じて前記ディスクのデータ記憶
領域上の暗号化されたデータのコピーを行う際には、前
記ピックアップ部により読み取られたコピープロテクシ
ョン情報を参照して認証処理を行い、当該認証処理を通
じて正しいと認めた外部機器に向けてコピープロテクシ
ョン情報に含まれる暗号鍵に関する情報を出力するコピ
ープロテクト部とを具備したことを特徴としている。
【００１０】本発明のデータ記憶用ディスクは、サブス
トレート上のデータ記憶領域以外の領域にシークレット
情報がスリット、凹凸等の表面形状として予め書き込ま
れていることを特徴としている。シークレット情報の例
としてはコピープロテクション情報がある。
【００１１】本発明の別のデータ再生装置は、データ記
憶用ディスクに記録されたデータを再生する装置であっ
て、データ記憶用ディスクのサブストレート上のデータ
記憶領域以外の領域に磁気的に予め記録されたプログラ
ムを読み取る磁気ヘッドと、前記データ記憶用ディスク
のサブストレート上のデータ記憶領域以外の領域に対す
るデータ再生時には磁気ヘッドを通じて当該領域に記録
されたプログラムを再生させる再生制御部とを具備した
ことを特徴としている。
【００１２】より好ましくは、再生制御部の代わりに、
データ記憶用ディスクのサブストレート上のデータ記憶
領域以外の領域に対するデータ再生時には磁気ヘッドを
通じて当該領域に記録されたプログラムを再生させる一
方、データ記録時には磁気ヘッドを通じて当該領域にプ
ログラム又はデータを記録させる再生／記録制御部を用
いることが望ましい。
【００１３】本発明の別のハードディスクは、サブスト
レート上のデータ記憶領域以外の領域に磁気的にプログ
ラムが予め記録されたディスクと、ディスク上の当該領
域に記録されたプログラムを読み取る磁気ヘッドと、デ
ィスク上のデータ記憶領域以外の領域に対するデータ再
生時には磁気ヘッドを通じて当該領域に記録されたプロ
グラムを再生させる再生制御部とを具備したことを特徴
としている。
【００１４】より好ましくは、再生制御部の代わりに、
データ記憶用ディスクのサブストレート上のデータ記憶
領域以外の領域に対するデータ再生時には磁気ヘッドを
通じて当該領域に記録されたプログラムを再生させる一
方、データ記録時には磁気ヘッドを通じて当該領域にプ
ログラム又はデータを記録させる再生／記録制御部を用
いることが望ましい。
【００１５】本発明の別のデータ記憶用ディスクは、サ
ブストレート上のデータ記憶領域以外の領域に磁気的に
プログラムが予め記録されていることを特徴としてい
る。
【００１６】より好ましくは、サブストレート上のデー
タ記憶領域以外の領域に磁気的にプログラム又はデータ
を記録／再生することが可能になっていることが望まし
い。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１はハードディスクのブロック
図、図２はハードディスク内のディスクの模式的正面図
である。
【００１８】ここに掲げるハードディスクＡはＡＶ機器
用として使用されているもので、ここでは不正コピー防
止対策としてＤＴＣＰ方式が採用されている。ハードデ
ィスクＡはバスラインＣを介してコンピュータ等の外部
機器Ｂが接続されている。
【００１９】ハードディスクＡは、サブストレート１１
上のデータ記憶領域１２以外のプリレコーディング領域
１３にコピープロテクション情報がスリット、凹凸等の
表面形状として予め書き込まれたディスク１０と、ディ
スク１０上のコピープロテクション情報を読み取るピッ
クアップ部２０と、ディスク１０のデータ記憶領域１２
に記録されたデータを読み取る磁気ヘッド３０と、ディ
スク１０を回転させるスピンドルモータ７０と、磁気ヘ
ッド３０を移動させるボイスコイルモータ８０と、ハー
ドディスクＡの全体を制御するＣＰＵ４０等を有した基
本構成となっている。ＣＰＵ４０は図外のメモリに記録
されたプログラムを処理することによりハードディスク
制御部４１及びコピープロテクト部４２としての機能を
発揮するようになっている。
【００２０】ディスク１０はここでは磁気ディスクを用
いている。図２に示すようにその大部分が磁性体により
データを記憶させることが可能なデータ記憶領域１２で
ある。ここではデータ記憶領域１２の内側にプリレコー
ディング領域１３が設けられている。
【００２１】ディスク１０のサブストレート１１として
ガラスやアルミ以外の柔らかい材質のもの、ここではプ
ラスチック等を用いている。そしてサブストレート１１
の作成段階においてプリレコーディング領域１３にスリ
ット、穴、凹凸等を所定のルールに従って加工形成する
ようにする。この結果、コピープロテクション情報がプ
リレコーディング領域１３上の表面形状として書き込ま
れる。
【００２２】ピックアップ部２０として、ここでは光学
式のものを用いており、発光ダイオード、受光ダイオー
ド等から構成されており、ボイスコイルモータ７０に連
結されている。即ち、発光ダイオードからの光をディス
ク１０上のプリレコーディング領域１３に向けて照射す
る一方、プリレコーディング領域１３で反射した又はこ
れを透過した光を受光ダイオードで受光し、これを電気
信号として出力する構成となっている。
【００２３】磁気ヘッド３０はボイスコイルモータ８０
に連結されており、ディスク１０上のデータ記憶領域１
２に磁気的に記録されたデータを読み取り、これを電気
信号として出力する構成となっている。
【００２４】ＣＰＵ４０には、磁気ヘッド３０及びピッ
クアップ部２０から読み取られた各データが入力されて
おり。また、スピンドルモータ７０及びボイスコイルモ
ータ８０がモータドライバ６０を介して接続されている
一方、インターフェイス５０を介してバスラインＣと接
続されている。
【００２５】ＣＰＵ４０により実現されるハードディス
ク制御部４１は、スヒンドルモータ７０を駆動させてデ
ィスク１０を回転させる一方、外部機器Ｂからディスク
１０上のデータのコピーが要求されると、この要求に従
ってボイスコイルモータ８０を動作させ、磁気ヘッド３
０から電気信号として入力されたデータを所定の形式に
変換して外部機器Ｂに向けて出力する基本構成となって
いる。ただ、外部機器Ｂによりコピーの要求されたデー
タが不正コピー防止のために暗号化されたものであると
きには、ＣＰＵ４０は次のコピープロテクト部４２とし
ての機能するようになっている。
【００２６】コピープロテクト部４２は、外部機器Ｂの
要求に応じてディスク１０のデータ記憶領域上１１の暗
号化されたデータのコピーを行う際には、ピックアップ
部２０により読み取られたコピープロテクション情報を
参照して認証処理を行い、当該認証処理を通じて正しい
と認めた外部機器Ｂに向けてコピープロテクション情報
に含まれる暗号鍵に関する情報を出力する基本構成とな
っている。具体的な処理は以下の通りである。
【００２７】外部機器Ｂからディスク１０上の暗号化さ
れたデータのコピーが要求されると、この要求に従って
ボイスコイルモータ８０を動作させ、磁気ヘッド３０か
ら出力されたデータを入力し、暗号化を解くことなく、
所定の形式に変換して外部機器Ｂに向けて出力する。そ
の後、外部機器Ｂから出力された認証を要求する旨のコ
マンドが入力されると、ボイスコイルモータ８０を動作
させ、ピックアップ部２０から出力されたコピープロテ
クション情報に含まれる認証に関する情報を入力し、こ
れを用いて外部機器Ｂとの間で認証処理を実行する。
【００２８】その結果、認証が成功したときには、コピ
ープロテクション情報に含まれる暗号鍵に関する情報を
外部機器Ｂに向けて出力する。一方、認証が不成功であ
るときには、コピープロテクション情報に含まれる暗号
鍵に関する情報を外部機器Ｂに向けて出力しない。即
ち、外部機器Ｂにしてみれば、暗号化されてデータを受
け取っても、暗号鍵に関する情報が得られなければ、暗
号を解くことができないことから、これで不正なコピー
が行われることが防止される。
【００２９】上記したようなハードディスクＡによる場
合、ディスク１０上のプリレコーディング領域１３にコ
ピープロテクション情報がスリット、凹凸等の表面形状
として書き込まれており、これを読み取るためのピック
アップ部２０がバスラインＣに直接接続されていないこ
とから、従来例による場合に比べて鍵情報等が不正に盗
まれる可能性が低く、この点で不正なコピーが行い難く
なる。
【００３０】また、従来必要であったコピープロテクシ
ョン情報を記録したメモリを省略することが可能となる
だけでなく、ディスク１０を大量生産することも容易で
あるので、これらの点で低コスト化を図ることも可能と
なる。
【００３１】上記したハードディスクＡの変形例とし
て、ディスク１０のプリレコーディング領域１３の余白
部分に磁性体によりコピープロテクションに関するプロ
グラム等のデータを記憶させるようにしても良い。この
場合、当該データは磁気ヘッド３０を用いて読み取るこ
とが可能であるだけでなく、記録したデータの書き換え
も容易に行うことができるので、高性能化及び低コスト
化を図る上でメリットがある。
【００３２】ここではハードディスクについて説明した
が、ＣＤ、ＤＶＤ等のデータ記憶用ディスクを再生する
データ再生装置についても同様に適用可能である。即
ち、ハードディスクとこの種のデータ再生装置との構成
上の相違は、データ記憶用ディスクの自由な交換が可能
であるか否かという点だけであるので、データ再生装置
の構成は図１に示すものと基本的に同一となる。
【００３３】なお、本発明に係るデータ再生装置及びハ
ードディスクは、不正なコピーを防止する機能を有した
ものである限り、どのようなタイプのものでも適用可能
であり、ディスクの種類等についても問われない。ま
た、不正コピー防止対策としてＤＴＣＰ方式以外の方式
を用いても良い。これらの点はデータ再生装置について
も同様である。
【００３４】本発明に係るデータ記憶用ディスクは、プ
リレコーディング領域にシークレット情報がスリット、
凹凸等の表面形状として予め書き込まれている限り、そ
の情報の内容やディスクの種類については問われない。
【００３５】次に、上記以外の別の本発明の実施の形態
を図面を参照して説明する。図３はハードディスクのブ
ロック図、図４はハードディスク内のディスクの模式的
正面図である。なお、上記実施形態と同様の構成部につ
いては同一の番号を付して表すものとする。
【００３６】ここに掲げるハードディスクＡ’は、サブ
ストレート１１’上のデータ記憶領域１２’以外のプリ
レコーディング領域１３’に磁気的にプログラムが予め
記録されたディスク１０’と、ディスク１０’のデータ
記憶領域１２及びプリレコーディング領域１３’に記録
されたプログラム等を読み取る磁気ヘッド２０’と、デ
ィスク１０’を回転させるスピンドルモータ７０と、磁
気ヘッド２０’をディスク１０’上のデータ記憶領域１
２’からプリレコーディング領域１３’にかけて移動さ
せるボイスコイルモータ８０’と、ハードディスクＡ’
の全体を制御するＣＰＵ４０’等を有した基本構成とな
っている。ハードディスクＡ’には、バスラインＣを介
してコンピュータである外部機器Ｂが接続されている。
【００３７】ディスク１０’はここでは磁気ディスクを
用いており、データ記憶領域１２’の内側にプリレコー
ディング領域１３’が設けられている。ここでいうデー
タ記憶領域１２’とは、サブストレート１１’上におい
て従来からユーザが自由にデータの記録／再生を行うこ
とができた領域をいう。プリレコーディング領域１３’
とは、サブストレート１１’上においてデータ記憶領域
１２’以外の空き領域に相当する領域をいう。
【００３８】ディスク１０’のサブストレート１１’と
してガラスやアルミ以外の柔らかい材質のもの、ここで
はプラスチック等を用いている。そしてサブストレート
１１’の作成段階においてプリレコーディング領域１
３’に磁気的にブログラムを予め記録するようにしてい
る。また、磁気ヘッド２０’によって、ディスク１０’
のプリレコーディング領域１３’に磁気的にプログラム
又はデータを記録／再生することが可能なようになって
いる。
【００３９】ＣＰＵ４０’には磁気ヘッド３０’が図外
の信号処理回路を通じて接続されている。また、スピン
ドルモータ７０及びボイスコイルモータ８０’がモータ
ドライバ６０’を介して接続されている一方、インター
フェイス５０’を介してバスラインＣと接続されてい
る。
【００４０】ＣＰＵ４０’は図外のメモリに記録された
プログラムを処理することにより再生／記録制御部４
３’としての機能を発揮するようになっている。即ち、
再生／記録制御部４３’は、外部機器Ｂからディスク１
０’のプリレコーディング領域１３’に対してデータ再
生のアクセスがあったときには、磁気ヘッド２０’を通
じて当該領域に記録されたプログラムを再生させて外部
機器Ｂに出力する一方、データ記録のアクセスがあった
ときには、外部機器Ｂから送られたプログラム又はデー
タを磁気ヘッド２０’を通じて当該領域に記録させる構
成となっている。
【００４１】上記のように構成されたハードディスク
Ａ’による場合、ディスク１０’のプリレコーディング
領域１３’に外部機器Ｂの種類等に合わせた各種の汎用
アプリケーションソフトを予め記録することが可能とな
る。よって、ユーザにしてみれば、この汎用アプリケー
ションソフトの中からユーザに合ったものを適宜利用し
てカスタマイズ化することにより、ユーザにとって使い
勝手の良い機能を容易に実現することが可能となる。従
来とは異なり、ソフトウエアを別途購入する必要がなく
なるだけでなく、特別な外部メモリが不要であることか
ら、非常に経済的である。
【００４２】また、ディスク１０’のプリレコーディン
グ領域１３’に予め記録された各種の汎用アプリケーシ
ョンソフトの中で不要なものを消去することが可能であ
ることから、ソフトウエアが消去された領域等に新たな
プログラムやデータを記録させることが可能である。同
プログラム等を自由に再生させることも当然に可能であ
る。よって、ユーザにしてれみば、外部メモリを増設さ
せたのと同じ結果となり、この点でも有意義である。
【００４３】ここではハードディスクについて説明した
が、ＣＤ、ＤＶＤ等のデータ記憶用ディスクを再生する
データ再生装置についても同様に適用可能である。即
ち、ハードディスクとこの種のデータ再生装置との構成
上の相違は、データ記憶用ディスクの自由な交換が可能
であるか否かという点だけであるので、データ再生装置
の構成は図３に示すものと基本的に同一となる。
【００４４】なお、本発明に係るデータ再生装置及びハ
ードディスクは、上記した再生／記録制御部の代わり
に、データ記憶用ディスクのサブストレート上のデータ
記憶領域以外の領域に対するデータ再生時には磁気ヘッ
ドを通じて当該領域に記録されたプログラムを再生させ
る再生制御部を用いるようにしても良い。
【００４５】本発明に係るデータ記憶用ディスクは、サ
ブストレート上のデータ記憶領域以外の領域に磁気的に
プログラムが予め記録されている限り、どのようなもの
であっても良く、当該領域に新しいプログラム又はデー
タを事後的に記録／再生することができなくてもかまわ
ない。
【００４６】
【発明の効果】以上、本発明の請求項１に係るデータ再
生装置による場合、データ記憶用ディスク上のプリレコ
ーディング領域にコピープロテクション情報がスリッ
ト、凹凸等の表面形状として書き込まれており、当該情
報をピックアップ部により読み取る構成となっているの
で、従来例による場合に比べて鍵情報等が不正に盗まれ
る可能性が低く、この点で不正なコピーが行い難くな
る。また、従来必要であったコピープロテクション情報
を記録したメモリを省略することが可能になり、ディス
クを大量生産することも容易であるので、これらの点で
も低コスト化を図ることも可能となる。
【００４７】本発明の請求項２に係るハードディスクに
よる場合、請求項１のデータ再生装置と同一の基本構成
となっているので、請求項１と同様の効果がある。
【００４８】本発明の請求項３、４に係るデータ記憶用
ディスクによる場合、サブストレート上のデータ記憶領
域以外の領域にシークレット情報がスリット、凹凸等の
表面形状として予め書き込まれた構成となっているの
で、シークレット情報を記録したメモリを省略すること
が可能になり、大量生産することも容易であるので、コ
ストの面でメリットがある。
【００４９】本発明の請求項５に係るデータ再生装置に
よる場合、ディスクのサブストレート上のデータ記憶領
域以外の領域に磁気的に予めプログラムが記録されてお
り、当該プログラムを再生することが可能な構成となっ
ているので、ユーザにしてみれば、このプログラムを適
宜利用して使い勝手の良い機能を容易に実現することが
可能となる。従来とは異なり、ソフトウエアを別途購入
する必要がなくなるだけでなく、特別な外部メモリが不
要であることから、非常に経済的である。
【００５０】本発明の請求項６に係るデータ再生装置に
よる場合、ディスクのサブストレート上のデータ記憶領
域以外の領域に磁気的に予めプログラムが記録されてい
るだけでなく、当該領域等に新しいプログラム又はデー
タを事後的に記録／再生することができる構成となって
いるので、ユーザにしてみれば、予め記録されたプログ
ラムの中から不要なものを消去し、新たなプログラムや
データを記録させて利用することが可能であり、外部メ
モリを増設させたのと同じ結果となり、この点でも有意
義である。
【００５１】本発明の請求項７又は８に係るハードディ
スクによる場合、請求項５又は６による場合と同様のメ
リットを奏する。
【００５２】本発明の請求項９に係るデータ記憶用ディ
スクによる場合、請求項５に係るデータ再生装置又は請
求項７に係るデータ再生装置に使用することができる以
上、請求項５又は６による場合と同一のメリットを奏し
得る。
【００５３】本発明の請求項１０に係るデータ記憶用デ
ィスクによる場合、請求項６に係るデータ再生装置又は
請求項８に係るデータ再生装置に使用することができる
以上、請求項６又は８による場合と同一のメリットを奏
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を説明するための図であっ
て、ハードディスクのブロック図である。
【図２】同ハードディスク内のディスクの模式的正面図
である。
【図３】上記とは別の本発明の実施の形態を説明するた
めの図であって、ハードディスクのブロック図である。
【図４】同ハードディスク内のディスクの模式的正面図
である。
【符号の説明】
Ａ ハードディスク １０ ディスク １１ サブストレート １２ データ記憶領域 １３ プリレコーディング領域 ２０ ピックアップ部 ３０ 磁気ヘッド ４０ ＣＰＵ ４１ ハードディスク制御部 ４２ コピープロテクト部 Ａ’ハードディスク １０’ ディスク １１’ サブストレート １２’データ記憶領域 １３’プリレコーディング領域 ２０’磁気ヘッド ４０’ ＣＰＵ ４３’再生／記録制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 データ記憶用ディスクに記録されたデー
    タを再生するデータ再生装置において、前記データ記憶
    用ディスクのサブストレート上のデータ記憶領域以外の
    領域にスリット、凹凸等の表面形状として予め書き込ま
    れたコピープロテクション情報を読み取るピックアップ
    部と、外部機器の要求に応じて前記データ記憶用ディス
    クのデータ記憶領域上の暗号化されたデータのコピーを
    行う際、前記ピックアップ部により読み取られたコピー
    プロテクション情報を参照して認証処理を行い、当該認
    証処理を通じて正しいと認めた外部機器に向けてコピー
    プロテクション情報に含まれる暗号鍵に関する情報を出
    力するコピープロテクト部とを具備したことを特徴とす
    るデータ再生装置。
  2. 【請求項２】 サブストレート上のデータ記憶領域以外
    のプリレコーディング領域にコピープロテクション情報
    がスリット、凹凸等の表面形状として予め書き込まれた
    ディスクと、前記ディスク上のコピープロテクション情
    報を読み取るピックアップ部と、外部機器の要求に応じ
    て前記ディスクのデータ記憶領域上の暗号化されたデー
    タのコピーを行う際には、前記ピックアップ部により読
    み取られたコピープロテクション情報を参照して認証処
    理を行い、当該認証処理を通じて正しいと認めた外部機
    器に向けてコピープロテクション情報に含まれる暗号鍵
    に関する情報を出力するコピープロテクト部とを具備し
    たことを特徴とするハードディスク。
  3. 【請求項３】 サブストレート上のデータ記憶領域以外
    の領域にシークレット情報がスリット、凹凸等の表面形
    状として予め書き込まれていることを特徴とするデータ
    記憶用ディスク。
  4. 【請求項４】 請求項３記載のデータ記憶用ディスクに
    おいて、前記シークレット情報はコピープロテクション
    情報であることを特徴とするデータ記憶用ディスク。
  5. 【請求項５】 データ記憶用ディスクに記録されたデー
    タを再生するデータ再生装置において、データ記憶用デ
    ィスクのサブストレート上のデータ記憶領域以外の領域
    に磁気的に予め記録されたプログラムを読み取る磁気ヘ
    ッドと、データ記憶用ディスクのサブストレート上のデ
    ータ記憶領域以外の領域に対するデータ再生時には磁気
    ヘッドを通じて当該領域に記録されたプログラムを再生
    させる再生制御部とを具備したことを特徴とするデータ
    再生装置。
  6. 【請求項６】 データ記憶用ディスクに記録されたデー
    タを再生するデータ再生装置において、データ記憶用デ
    ィスクのサブストレート上のデータ記憶領域以外の領域
    に磁気的に予め記録されたプログラムを読み取る磁気ヘ
    ッドと、データ記憶用ディスクのサブストレート上のデ
    ータ記憶領域以外の領域に対するデータ再生時には磁気
    ヘッドを通じて当該領域に記録されたプログラムを再生
    させる一方、データ記録時には磁気ヘッドを通じて当該
    領域にプログラム又はデータを記録させる再生／記録制
    御部とを具備したことを特徴とするデータ再生装置。
  7. 【請求項７】 サブストレート上のデータ記憶領域以外
    の領域に磁気的にプログラムが予め記録されたディスク
    と、ディスク上の当該領域に記録されたプログラムを読
    み取る磁気ヘッドと、ディスク上のデータ記憶領域以外
    の領域に対するデータ再生時には磁気ヘッドを通じて当
    該領域に記録されたプログラムを再生させる再生制御部
    とを具備したことを特徴とするハードディスク。
  8. 【請求項８】 サブストレート上のデータ記憶領域以外
    の領域に磁気的にプログラムが予め記録されたディスク
    と、ディスク上の当該領域に記録されたプログラムを読
    み取る磁気ヘッドと、ディスク上のデータ記憶領域以外
    の領域に対するデータ再生時には磁気ヘッドを通じて当
    該領域に記録されたプログラムを再生させる一方、デー
    タ記録時には磁気ヘッドを通じて当該領域にプログラム
    又はデータを記録させる再生／記録制御部とを具備した
    ことを特徴とするハードディスク。
  9. 【請求項９】 サブストレート上のデータ記憶領域以外
    の領域に磁気的にプログラムが予め記録されていること
    を特徴とするデータ記憶用ディスク。
  10. 【請求項１０】 請求項９記載のデータ記憶用ディスク
    において、サブストレート上のデータ記憶領域以外の領
    域に磁気的にプログラム又はデータを記録／再生するこ
    とが可能になっていることを特徴とするデータ記憶用デ
    ィスク。
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