JPH10336532A - チャンネル設定装置およびチャンネル設定装置制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents

チャンネル設定装置およびチャンネル設定装置制御プログラムを記録した媒体

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JPH10336532A
JPH10336532A JP9140467A JP14046797A JPH10336532A JP H10336532 A JPH10336532 A JP H10336532A JP 9140467 A JP9140467 A JP 9140467A JP 14046797 A JP14046797 A JP 14046797A JP H10336532 A JPH10336532 A JP H10336532A
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JP
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channel
area code
setting
setting device
code
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JP9140467A
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Masahiro Abe
政博 阿部
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地域コードの設定時に誤った地域コードを入
力しても地域コードの誤入力を判別することができなか
った。 【解決手段】 リモコン71における所定のキー操作に
基づきシスコン40に地域コードを入力して設定させる
際に、予めシスコン40内のROM43に地域コードに
対応したチャンネルプランを記憶させておき、入力され
た地域コードに対するチャンネルプランを取得するとと
もに、シスコン40の制御のもとでチューナ21にて現
実の放送チャンネルをサーチさせ、同チャンネルプラン
と同放送チャンネルが不一致の場合にOSD回路80を
駆使して図示しないモニタ上に警告表示させるようにし
たため、地域コードの誤設定があった場合に設定ミスを
判別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャンネル設定装
置およびチャンネル設定装置制御プログラムに関し、特
に、所定の地域コードを利用したチャンネル設定装置お
よびチャンネル設定装置制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、いわゆるG
コードを利用したGコード予約設定装置が知られてい
る。このGコード予約設定装置は、初期設定時に利用地
域を特定するための地域コードを設定しておき、使用時
にはチャンネル番号等の情報を復号化したGコードを入
力させ、当該Gコードを同地域コードに基づいて復号化
してチャンネル番号を解読していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、次のような課題があった。地域コードの設定
時に誤った地域コードを入力しても地域コードの誤入力
を判別することができなかった。このような場合、例え
ば、Gコード予約機能付きのビデオデッキにあっては、
所望の番組を録画することができないという不都合が生
じることがあった。本発明は、上記課題に鑑みてなされ
たもので、地域コードを設定するにあたり、地域コード
の誤設定があった場合に設定ミスを判別することが可能
なチャンネル設定装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、所定の地域コードを設定
する地域コード設定手段と、同地域コードに対応したチ
ャンネルプランを記憶するチャンネルプラン記憶手段
と、現実の放送チャンネルをサーチする放送チャンネル
サーチ手段と、上記地域コード設定手段にて設定された
地域コードに対応するチャンネルプランと上記放送チャ
ンネルサーチ手段のサーチ結果を比較して不一致の場合
に警告を発生するチャンネル対比手段を備えた構成とし
てある。
【0005】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、チャンネルプラン記憶手段は所定の地域
コードに対応したチャンネルプランを記憶している。こ
のチャンネルプランとは、地域コードごとの標準的な放
送チャンネルのことを意味し、チャンネル対比手段は上
記地域コード設定手段にて設定された地域コードに対応
するチャンネルプランと、放送チャンネルサーチ手段に
てサーチされた現実の放送チャンネルとを比較して不一
致の場合に警告を発生する。むろん、ここにおける警告
については、音声を発して警告するものであってもよい
し、所定の表示器上にその旨を表示するものであっても
よく、種々の警告手段を適用可能であることはいうまで
もない。
【0006】上記地域コードの設定手法についても、種
々の態様を適用可能であり、特に限定されない。例え
ば、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のチャン
ネル設定装置において、上記地域コード設定手段は、地
域コードを手入力により設定する構成としてある。例え
ば、利用者は自身の利用地域と地域コードの対応表など
を見ながら地域コードを手入力する。この手入力につい
ても広義に捉え、所定のキー操作により入力するもので
あってもよいし、バーコードなどの情報を読み取らせる
ものであってもよく、様々な手法を適用可能である。
【0007】また、地域コードの設定手法の別の一例と
して、請求項3にかかる発明は、請求項1に記載のチャ
ンネル設定装置において、上記地域コード設定手段は、
上記チャンネルプラン記憶手段に記憶されているチャン
ネルプランと上記放送チャンネルサーチ手段のサーチ結
果に基づいて地域コードを絞り込んで選択させる構成と
してある。上記のように構成した請求項3にかかる発明
においては、地域コード設定手段は、利用者に地域コー
ドを設定させるにあたり、上記チャンネルプラン記憶手
段に記憶されているチャンネルプランと、チャンネルサ
ーチ手段のサーチ結果を用いて地域コードを絞り込んで
選択させ、ここで選択された地域コードを設定する。こ
こに、地域コードを絞り込むとは、上記チャンネルプラ
ンと上記サーチ結果を比較して同サーチ結果に一致する
チャンネルプランを検知することにより、より正当性の
高い地域コードを取得することを意味する。
【0008】ところで、かかるチャンネル設定装置にあ
っては、Gコード予約機能などに適用されることがあ
り、この場合、チャンネル番号を含む予約情報は符号化
されていることが多い。そこで、請求項4にかかる発明
は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のチャンネル
設定装置において、所定の符号化を施されたされたチャ
ンネル番号を入力させるとともに、同チャンネル番号を
復号化して解読する入力補助手段を備えた構成としてあ
る。
【0009】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、入力補助手段は所定の符号化を施された
チャンネル番号の入力を受け付け、同チャンネル番号を
復号化して解読する。上述した通り、符号化されたチャ
ンネル番号の一例としてGコードが挙げられるが、この
場合、入力補助手段は上記チャンネル設定装置へGコー
ドを入力するとともに、入力されたGコードを復号化す
るものに相当する。発明の思想の具現化例としてチャン
ネル設定装置を制御するソフトウェアとなる場合には、
かかるソフトウェアを記録した記録媒体上においても当
然に存在し、利用されるといわざるをえない。
【0010】その一例として、請求項5にかかる発明
は、地域コードに対応したチャンネルプランを記憶し、
設定された地域コードに基づいてチャンネルプランを決
定するチャンネル設定装置のためのチャンネル設定装置
制御プログラムを記録した媒体であって、現実の放送チ
ャンネルをサーチし、そのサーチ結果と上記チャンネル
プランを比較して不一致の場合に警告を発生する構成と
してある。むろん、その記録媒体は、磁気記録媒体であ
ってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開
発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考える
ことができる。また、一次複製品、二次複製品などの複
製段階については全く問う余地無く同等である。その
他、供給方法として通信回線を利用して行なう場合でも
本発明が利用されていることにはかわりないし、半導体
チップに書き込まれたようなものであっても同様であ
る。
【0011】さらに、一部がソフトウェアであって、一
部がハードウェアで実現されている場合においても発明
の思想において全く異なるものはなく、一部を記録媒体
上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるよう
な形態のものとしてあってもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、地域コー
ドを設定するにあたり、地域コードの誤設定があった場
合に設定ミスを判別することが可能なチャンネル設定装
置を提供することができる。
【0013】また、請求項2にかかる発明によれば、簡
易な入力方法で地域コードを入力することができる。さ
らに、請求項3にかかる発明によれば、予め確実性の高
い地域コードから選択させるため、設定ミスが発生しに
くい。さらに、請求項4にかかる発明によれば、Gコー
ド録画予約機能付きビデオデッキ等に適用して好適なチ
ャンネル設定装置を提供することができる。さらに、請
求項5にかかる発明によれば、地域コードを設定するに
あたり、地域コードの誤設定があった場合に設定ミスを
判別することが可能なチャンネル設定装置制御プログラ
ムを提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる
チャンネル設定装置をクレーム対応図により示してお
り、図2は同チャンネル設定装置を適用したビデオデッ
キの具体的なハードウェア構成例をブロック図により示
している。図2において、本ビデオデッキ10は受信ア
ンテナ20およびチューナ21を備えてVHF、UHF
のテレビ電波信号を受信可能であり、同受信アンテナ2
0およびチューナ21を介して受信されたテレビ電波信
号はビデオIC30に入力される。さらに、チューナ2
1は図示しないAFT回路を備えており、所定の基準周
波数からのずれを誤差電圧(AFT電圧)として取得し
て後述するシスコン40に出力している。
【0015】ビデオIC30は、入力信号から輝度信号
と搬送色信号を分離した後、輝度信号をFM変調すると
ともに搬送色信号を低域変換して後述するヘッド部51
に記録させる記録系回路と、同ヘッド部51にて読み出
した信号から元の輝度信号と搬送色信号に戻して複合映
像信号を生成する再生系回路等を備えており(それぞれ
図示せず)、同複合映像信号は後述するOSD回路80
の後段側に設置された図示しないRFコンバータにより
VHF「1ch」または「2ch」に変換されて出力さ
れる。むろん、ビデオIC30がヘッド部51の録画/
再生の切替を制御しており、同ビデオIC30の制御も
含めて後述する第一モータ部52や第二モータ部53の
動作制御やOSD回路80の制御などはシスコン40が
行っている。
【0016】このシスコン40には、ヘッド部51と、
第一モータ部52と、第二モータ部53からなるメカ部
50が接続されている。ヘッド部51は図示しない録画
ヘッドや再生ヘッド等からなり、ビデオIC30からの
所定の信号により制御される。一方、第一モータ部52
は図示しないシリンダモータとキャプスタンモータから
なり、シスコン40内のサーボ回路41にて制御され、
他方、第二モータ部53は図示しないローディングモー
タやリールモータからなり、シスコン40内のCPU4
2にて制御される。
【0017】シスコン40は、サーボ回路41やCPU
42のほかにROM43やRAM44を備えてプログラ
ム実行環境を提供するとともに、タイマ/復号回路45
を備えて計時処理を行うことが可能となっている。この
タイマ/復号回路45は現在時刻を保持して表示パネル
60に表示させるとともに、リモコン信号受光部70が
接続されており、リモコン71から発せられる赤外線リ
モコン信号をリモコン信号受光部70を介して受信して
復号化する。復号化した信号はCPU42にて取得さ
れ、対応する処理が実行される。
【0018】なお、本ビデオデッキ10は録画予約機能
を有しており、所定のキー操作により入力されたチャン
ネル番号や録画開始日時および録画終了日時からなる予
約情報はRAM44に記録され、CPU42がタイマ/
復号回路45にて計時される現在時刻と上記予約情報を
監視して録画処理を制御する構成としてある。この録画
処理の制御については詳述しないが、種々の既知技法を
適用可能である。近年、かかる録画予約機能としてはG
コードを利用したGコード録画予約機能が普及してお
り、本ビデオデッキ10においてもGコード録画予約機
能を備えている。周知の通り、Gコードは上記予約情報
に所定の符号化処理を施したものであり、入力されたG
コードはタイマ/復号回路45にて復号化されてRAM
44に記憶される。この復号化処理において、民間放送
チャンネルについては図3(a)に示すように所定のロ
ジックに従って復号化してチャンネル番号を取得する。
一方、国営放送チャンネルについては図3(b)に示す
ように上記ロジックに従って復号化すると、一律に「8
0ch」または「90ch」のチャンネル番号が取得さ
れ、このチャンネル番号を所定の地域コードに基づいて
地域ごとのチャンネル番号に変換する。
【0019】この地域コードはGコード録画予約機能を
使用するにあたり、予め設定しておく必要があり、設定
された地域コードは後述するEEPROM90に記憶さ
れている。ここで、仮に設定ミスなどにより誤った地域
コードを設定してしまうと、録画予約機能が正しく動作
しないことが考えられる。そこで、本実施形態において
は、以下に示すように地域コードの設定ミスを発生させ
ないような設定処理を行わせるようにしてある。なお、
本実施形態においては、地域コードの設定を含めたGコ
ード入力はリモコン71を通じて行うことが可能であ
り、入力されたGコードはタイマ/復号回路45にて復
号化され、ここで取得される予約情報はRAM44に記
憶される。この意味で、タイマ/復号回路45と、リモ
コン信号受光部70およびリモコン71が入力補助手段
を構成する。
【0020】リモコン71は図4の要部拡大図に示すよ
うに、Gコード入力用の地域コード設定キー71aと、
予約キー71bと、取消キー71cと、確認キー71d
と、「0」〜「9」の数字キー71eを備えている。G
コード録画予約は予約キー71bや数字キー71eを含
む所定のキー操作により行われるが、ここでは詳述せ
ず、地域コードの設定について詳述する。利用者は地域
コードを設定するにあたり、リモコン71の地域コード
設定キー71aを押し下げる。すると、ROM43に格
納された図5のフローチャートに示す地域コード設定プ
ログラムが実行され、以下に示すようにしてリモコン7
1のキー操作により地域コードが設定される。従って、
リモコン71と、同地域コード設定プログラムを実行す
るシスコン40が地域コード設定手段を構成する。
【0021】図5において、ステップS100ではシス
コン40に接続されたOSD回路80に通知して図示し
ないモニタ上に図6に示すような画像を表示させて利用
者に地域コードの入力を促す。このOSD回路80は予
め用意しておいた画像情報に所定の信号化処理を施して
複合映像信号と合成するものであり、ここで合成された
信号はRFコンバートされて出力される。この地域コー
ド入力画面の右下方には入力された地域コードが表示さ
れるようにしてあり、利用者が視認可能となるようにし
てある。
【0022】そして、入力された地域コードに間違いが
なければ、確認キー71dを押し下げる。すると、ステ
ップS110に移行して入力された地域コードに応じて
所定のチャンネルプランが決定される。このチャンネル
プランは、地域コードごとの標準的な放送チャンネルの
ことであり、図7のようにテーブル形式でROM43に
記憶されている。この意味で、ROM43がチャンネル
プラン記憶手段を構成する。ここにおいて、例えば、地
域コード「01」が入力されれば、「1ch、3ch、
5ch、…」が標準的な放送チャンネルということにな
る。
【0023】この後、ステップS120ではプリセット
サーチが行われる。このプリセットサーチでは、シスコ
ン40の制御のもとでチューナ21の受信チャンネルを
「1ch」から「62ch」まで変化させるとともに、
同シスコン40はチューナ21からのAFT電圧を検知
して所定電圧値以上ある場合に、そのチャンネル番号を
図8に示すようにプリセットチャンネルとしてRAM4
4に順次記憶していく。この意味で、チューナ21と、
シスコン40が放送チャンネルサーチ手段を構成する。
なお、図8は、地域コードが「03」で表される地域で
のプリセットチャンネルを表している。
【0024】次のステップS130では、ステップS1
10で決定したチャンネルプランがステップS120に
おいて取得したプリセットチャンネルに含まれるか否か
の判定処理が行われる。上記プリセットサーチでは現実
のテレビ電波信号を受信し、そのときのAFT電圧から
受信可能なチャンネル番号を取得しているため、上記チ
ャンネルプラン以外のチャンネル番号を取得している可
能性があり得る。例えば、図8に示すプリセットチャン
ネルにおいては、地域コード「03」のチャンネルプラ
ン以外に「1ch」、「19ch」といった放送チャン
ネルも十分に受信できることを示唆している。しかし、
ここではあくまでも誤った地域コードが設定されないよ
うにできればよいので、両者が厳密に一致しなければな
らない必要性はない。そこで、上記チャンネルプランが
上記プリセットチャンネルに含まれれば、入力された地
域コードは正しいものと判断してステップS140をス
キップし、ステップS150でシスコン40に接続され
たEEPROM90に上記地域コードを書き込む。
【0025】一方、ステップS130にて上記チャンネ
ルプランが上記プリセットチャンネルに含まれない場合
は誤った地域コードであると判断し、ステップS140
でOSD回路80に通知して上記モニタ上に所定の警告
表示を行わせる。従って、上記地域コード設定プログラ
ムを実行するシスコン40と、OSD回路80がチャン
ネル対比手段を構成する。そして、次のステップS15
0では上記地域コードをEEPROM90に書き込む。
なお、本実施形態においては上記モニタ上に警告表示す
るようにしているが、むろん、警告音を発生するように
してもよく適宜変更可能である。また、本実施形態にお
いては、リモコン71に取消キー71cを備えており、
地域コードの設定途中において同取消キー71cを押し
下げれば、上記地域コード設定プログラムを強制終了さ
せることができるようにしてある。
【0026】本実施形態においては、ステップS130
で誤った地域コードと判断された場合にステップS14
0で警告表示しつつも、入力された地域コードをEEP
ROM90に書き込む構成としているが、むろん、この
構成に限定されることはない。例えば、上記地域コード
をEEPROM90に書き込む前に、確認メッセージを
表示してそのまま続行するか、設定をやり直すかなどを
利用者側に選択させるようにしてもよい。さらに、上述
した地域コードの設定処理においては、予め利用者が地
域コードを入力する構成としてあるが、必ずしもこの構
成に限定されることはない。
【0027】例えば、図9のフローチャートに示す地域
コード設定プログラムにおいては、まずステップS20
0で上述したようにしてプリセットサーチを行ってRA
M44にプリセットチャンネルを記憶する。そして、ス
テップS210で上記プリセットチャンネルに合致する
チャンネルプランを有する地域コードが存在するか否か
をROM43に記憶された上記テーブルを検索して検知
する。より具体的には、各地域コードのチャンネルプラ
ンが上記プリセットチャンネルに含まれるか否かを判定
し、含まれる場合に合致するものとしてその地域コード
を取得する。次のステップS220ではステップS21
0で取得した地域コードが一つか否かの判定を行い、一
つのときは同地域コードを確定してステップS260に
てEEPROM90に書き込んで終了する。
【0028】ステップS210で取得した地域コードが
複数存在するような場合は、ステップS230にてOS
D回路80に通知して図示しないモニタ上に図10に示
すような画像表示を行わせる。この画像表示において
は、画面下方にステップS210で取得した地域コード
を表示させるようにしてあり、利用者はこれらの地域コ
ードから該当する地域コードを選択し、数字キー71e
を押し下げて入力してから確定キー71dを押し下げ
る。
【0029】すると、次のステップS240でステップ
S230にて入力された地域コードがステップS210
で取得した地域コードに含まれるか否かを判定し、含ま
れる場合はステップS260にて入力された地域コード
をEEPROM90に書き込む。一方、入力された地域
コードがステップS210で取得した地域コードに含ま
れない場合は、ステップS250にてOSD回路80に
通知して所定の警告表示を上記モニタに表示させてか
ら、ステップS260にて入力された地域コードをEE
PROM90に書き込む。
【0030】以上、説明したような地域コード設定プロ
グラムを用いれば、地域コードの設定時に利用者が誤っ
た地域コードを設定してもモニタ上に警告表示されるた
め、利用者はこれを視認して現実の地域コードと設定し
た地域コードが不一致であることを認識することがで
き、地域コードを設定し直すこととなる。従って、Gコ
ード録画予約時に地域コードの設定ミスにより所望の番
組を録画できないという不都合は、まず発生することは
ないといえる。
【0031】本実施形態においては、テレビ電波信号を
受信してプリセットサーチし、設定された地域コードの
正当性を判定するようにしているが、むろん、受信ソー
スとしてはテレビ電波信号に限定されることはない。例
えば、ケーブル放送であってもよいし、地上波放送であ
ってもよい。さらには、地域ごとに別個の衛星を用いる
ような衛星放送についても、全く問う余地なく適用可能
であることはいうまでもない。
【0032】次に、上記のように構成した本実施形態に
おけるGコード録画予約時の動作について説明する。利
用者は、ビデオデッキ10のGコード録画予約機能を使
用するにあたり、予め利用地域の地域コードを設定する
必要があり、この地域コードを設定すべくリモコン71
の地域コード設定キー71aを押し下げる。すると、R
OM43に格納された図5のフローチャートに示す地域
コード設定プログラムが実行される。
【0033】この地域コード設定プログラムは起動され
ると、OSD回路80に通知して図6に示すような地域
コード設定画面を図示しないモニタ上に表示させる。よ
り詳しくは、OSD回路80は予め用意しておいた画像
情報に所定の信号化処理を施して復号映像信号と合成
し、この合成信号がRFコンバートされて上記モニタ上
に表示される。利用者は、上記地域コード設定画面を視
認しつつリモコン71の数字キー71eを押し下げて地
域コードを入力し、入力が完了した後に確認キー71d
を押し下げる(ステップS100)。
【0034】すると、上記地域コード設定プログラムは
入力された地域コードに基づいてROM43に記憶され
た図7に示すテーブルを検索し、対応するチャンネルプ
ランを決定する(ステップS110)。この後、チュー
ナ21の受信チャンネルを「1ch」から「62ch」
まで変化させつつAFT電圧を検知し、所定電圧値以上
ある場合に、そのチャンネル番号を図8に示すようにプ
リセットチャンネルとしてRAM44に順次記憶してい
く(ステップS120)。
【0035】そして、上記チャンネルプランが上記プリ
セットチャンネルに含まれるか否かを検知し(ステップ
S130)、含まれる場合に入力された地域コードは正
しいものと判断して同地域コードをEEPROM90に
書き込む(ステップS150)。しかし、上記チャンネ
ルプランが上記プリセットチャンネルに含まれない場合
は誤った地域コードであると判断し、OSD回路80に
通知して上記モニタ上に所定の警告表示を行わせる(ス
テップS150)。地域コード設定時に上記モニタ上に
警告表示された場合は、利用者は現実の地域コードと設
定した地域コードが不一致であることを認識し、始めか
ら地域コードの設定をやり直す。
【0036】以上のようにして正しい地域コードを設定
した後、予約キー71bや数字キー71eを含む所定の
キー操作によりGコードを入力すると、同Gコードはタ
イマ/復号回路45にて復号化され、チャンネル番号や
録画開始日時および録画終了日時からなる予約情報が生
成されてRAM44に記憶される。この復号化処理にお
いて、民間放送チャンネルについては図3(a)に示す
ように所定のロジックに従って復号化されてチャンネル
番号が取得されるが、国営放送チャンネルについては図
3(b)に示すように同ロジックに従って復号化された
時点では、一律に「80ch」または「90ch」のチ
ャンネル番号が取得される。そして、このチャンネル番
号を地域コードに基づいて変換することにより地域ごと
のチャンネル番号が取得される。シスコン40内のCP
U42は、タイマ/復号回路45にて計時される現在時
刻と上述したようにしてRAM44に記憶された予約情
報とを監視し、同現在時刻と同予約情報に基づいて録画
処理を実行する。
【0037】このように、リモコン71における所定の
キー操作に基づきシスコン40に地域コードを入力して
設定させる際に、予めシスコン40内のROM43に地
域コードに対応したチャンネルプランを記憶させてお
き、入力された地域コードに対するチャンネルプランを
取得するとともに、シスコン40の制御のもとでチュー
ナ21にて現実の放送チャンネルをサーチさせ、同チャ
ンネルプランと同放送チャンネルが不一致の場合にOS
D回路80を駆使して図示しないモニタ上に警告表示さ
せるようにしたため、地域コードの誤設定があった場合
に設定ミスを判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチャンネル設定装置のクレーム対応図
である。
【図2】同チャンネル設定装置を適用したビデオデッキ
の具体的なハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】Gコードの復号処理を説明するための説明図で
ある。
【図4】リモコンの要部拡大図である。
【図5】地域コード設定プログラムのフローチャートで
ある。
【図6】地域コード設定画面の正面図である。
【図7】地域コードとチャンネルプランの対応テーブル
である。
【図8】RAMに記憶された状態のプリセットチャンネ
ルの模式図である。
【図9】変形例にかかる地域コード設定プログラムのフ
ローチャートである。
【図10】同地域コード設定画面の正面図である。
【符号の説明】
10…ビデオデッキ 20…受信アンテナ 30…ビデオIC 40…シスコン 41…サーボ回路 42…CPU 43…ROM 44…RAM 45…タイマ/復号回路 50…メカ部 60…表示パネル 70…リモコン信号受光部 71…リモコン 80…OSD回路 90…EEPROM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の地域コードを設定する地域コード
    設定手段と、 上記地域コードに対応したチャンネルプランを記憶する
    チャンネルプラン記憶手段と、 現実の放送チャンネルをサーチする放送チャンネルサー
    チ手段と、 上記地域コード設定手段にて設定された地域コードに対
    応するチャンネルプランと上記放送チャンネルサーチ手
    段のサーチ結果を比較して不一致の場合に警告を発生す
    るチャンネル対比手段を具備することを特徴とするチャ
    ンネル設定装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のチャンネル設定装
    置において、上記地域コード設定手段は、地域コードを
    手入力により設定することを特徴とするチャンネル設定
    装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1に記載のチャンネル設定装
    置において、上記地域コード設定手段は、上記チャンネ
    ルプラン記憶手段に記憶されているチャンネルプランと
    上記放送チャンネルサーチ手段のサーチ結果に基づいて
    地域コードを絞り込んで選択させることを特徴とするチ
    ャンネル設定装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のチャンネル設定装置において、 所定の符号化を施されたチャンネル番号を入力させると
    ともに、同チャンネル番号を復号化して解読する入力補
    助手段を具備することを特徴とするチャンネル設定装
    置。
  5. 【請求項5】 地域コードに対応したチャンネルプラン
    を記憶し、設定された地域コードに基づいてチャンネル
    プランを決定するチャンネル設定装置のためのチャンネ
    ル設定装置制御プログラムを記録した媒体であって、現
    実の放送チャンネルをサーチし、そのサーチ結果と上記
    チャンネルプランを比較して不一致の場合に警告を発生
    することを特徴とするチャンネル設定装置制御プログラ
    ムを記録した媒体。
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