JPH10335732A - レーザ用制御回路および制御方法 - Google Patents

レーザ用制御回路および制御方法

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JPH10335732A
JPH10335732A JP9144201A JP14420197A JPH10335732A JP H10335732 A JPH10335732 A JP H10335732A JP 9144201 A JP9144201 A JP 9144201A JP 14420197 A JP14420197 A JP 14420197A JP H10335732 A JPH10335732 A JP H10335732A
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JP
Japan
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circuit
signal
control
current
semiconductor laser
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Application number
JP9144201A
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English (en)
Inventor
Taku Kimura
村 卓 木
Ichiro Ishihara
原 一 郎 石
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体レーザのしきい値付近からその最大光
出力までの範囲において、高速かつ安定して精度良く発
光強度を制御することのできる制御回路を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 半導体レーザの発光強度の制御用信号を
しきい値付近の発光強度に対応する第1の駆動電流と、
しきい値以上の発光強度としきい値の発光強度の差分に
対応する第2の駆動電流とに分けて、しきい値付近の発
光強度は、第1の設定信号を基準に、モニタ用の受光素
子からのモニタ信号をフィードバックして第1の駆動電
流を制御し、しきい値以上の発光強度は、フィードバッ
ク制御しない第2の駆動電流を加算することにより制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ用制御回路
および制御方法に関し、特に半導体レーザの発光強度の
制御に適用して好適な制御回路および制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザ(以下、「LD」と略
す。)は、コンパクト・ディスクやDVDなどの光ディ
スク装置やレーザ・プリンタ等の光源として幅広い応用
分野を有する。これらの応用分野においては多くの場合
に、光源となるLDの発光強度を簡易な回路で高速且つ
精密に制御することが望まれている。
【0003】このようなLDの発光強度の制御方式とし
ては、定電流制御方式(autocurrent co
ntrol:ACC)と、定パワー制御方式(auto
power control:APC)の2種類の制御
方式がある。前者のACCは、LDに供給する電流を一
定値に維持する方式であり、後者のAPCは、LDの光
出力をモニタして一定値に維持する方式である。ACC
方式は、モニタ用の受光素子が不要で回路構成も比較的
簡素であるというメリットを有する。
【0004】しかし、一定の電流に対するLDの光出力
は、温度によって大きく変動する。また、長期間に渡る
動作に際しては、LDの劣化によってLDのしきい値電
流の上昇や外部微分量子効率の低下が生ずる。これらの
理由から、ACC制御方式では、LDの光出力が精密に
制御できない。そこで、光出力をより精密に制御できる
APC制御方式が広く用いられている。
【0005】図6は、従来のAPC制御回路を説明する
ための概略構成図である。APC制御方式においては、
APC制御回路100とレーザ・モジュール200とが
接続されている。レーザ・モジュール200は、半導体
レーザ(LD)210とモニタ用のフォト・ダイオード
(PD)220とにより構成されている。PD220
は、通常、LD210の光出射面の裏面側に配置され、
LDの背面から出射される光をモニタし、モニタ電流信
号としてAPC制御回路100にフィードバックする。
【0006】APC制御回路100は、駆動信号を発生
するパルス発生器110、モニタ信号入力回路119、
抵抗Ri、反転増幅器120、およびドライブ回路13
0とにより構成される。レーザ・モジュールのモニタ用
PD220で発生したモニタ電流Imは、モニタ電流入
力回路119を介してフィードバックされる。そして、
モニタ電流Imは、加算点ブロック115において信号
電流Iiと合流し、反転増幅器120に入力される。反
転増幅器120は、信号電流Iiとモニタ電流Imとの
差分を増幅して、電圧信号をドライブ回路130に供給
する。ドライブ回路130は、入力された電圧信号をL
Dを駆動するための電流信号に変換して、LD210に
供給する。すなわち、従来のAPC回路100において
は、信号電流Iiとモニタ電流Imが等しくなるよう
に、フィードバック・ループが作用する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のAPC回路は、レーザのしきい値付近で安定した制
御が困難であるという問題を有していた。この問題につ
いて、以下に説明する。
【0008】図7は、LDの典型的な電流・光出力特性
を表すグラフである。LDがレーザ発振してレーザ光を
出射するためには、一定値以上の駆動電流が必要とされ
る。この駆動電流値は、一般にしきい値電流Ithと呼
ばれる。LDに供給される駆動電流がしきい値を越える
と、電流値に応じた強度のレーザ光が出力される。この
発光量に応じてモニタ電流Imが得られ、APC回路部
にフィードバックされる。
【0009】しかし、LDを駆動する電流の大きさが零
からしきい値までの間にあるときは、レーザからは、コ
ヒーレントでない自然放出光が出力されるのみであり、
レーザ光は出力されない。したがって、APC回路への
フィードバック信号は、オフ状態に近くなり、APC回
路は不安定な状態となる。このような不安定なしきい値
付近の状態から、所定の発光強度までLDを立ち上げよ
うとしても、しきい値付近で駆動電流に対する光出力の
依存性が大きく変化するために、APC制御によるフィ
ードバック・ループが安定するまでに時間がかかる。す
なわち、従来のAPC制御回路では、しきい値付近の発
光状態から、それ以上の所定の発光強度まで高速にレー
ザを制御することが困難であった。
【0010】また、このような駆動電流のしきい値電流
Ithやその付近の特性は、温度によって変動し、さら
に、個々のLD毎にも異なる。従って、従来のAPC回
路によって、特性にばらつきを有するLDを高速で安定
して制御するためには、電流範囲をしきい値Ithより
も十分に高い電流レベルに制限しなければならなかっ
た。しかし、LDを応用する分野によっては、しきい値
レベルから精密かつ高速にAPC制御する必要がある場
合も多い。例えば、レーザ・プリンタの光源としてLD
を用いる場合は、用紙に実際に印刷しないときには、紙
の上にトナーが載らないようにLDの発光レベルをしき
い値付近のもっとも低いレベルまで落とす必要がある。
逆に、印字するためにはその濃淡の階調に応じてLDを
発光させ、紙の上にトナーを載せる必要がある。しか
し、前述したようにLDのしきい値付近では、その発光
特性が急激に変化するために、APC制御の時定数が大
きくなり、安定して高速動作させることができない。そ
の結果として、印字の品質を維持しつつ印字速度を改善
することが困難であった。
【0011】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
である。すなわち、本発明は、LDのしきい値付近から
その最大光出力までの範囲において、高速かつ安定して
精度良く発光強度を制御することのできる制御回路を提
供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明による
第1の制御回路は、半導体レーザにデジタルデータとし
ての制御データに応じた電流を流して、その制御データ
に応じた発光強度でそのレーザを発光させるレーザ用制
御回路であって、前記制御データをD/A変換してアナ
ログ信号とするD/Aコンバータと、前記アナログ信号
に応じた駆動電流を前記半導体レーザに加えるドライブ
回路と、この半導体レーザの発光強度をフィードバック
制御用の検出信号として検出する光強度検出回路と、前
記アナログ信号と前記検出信号とを比較して、それらの
差が予め決めた量となるように前記駆動電流を定めて前
記ドライブ回路から前記半導体レーザに加えさせる比較
回路と、を備えることを特徴とするものとして構成され
る。
【0013】また、本発明による第2の制御回路は、半
導体レーザに外部からの入力データに応じた駆動電流を
流してその入力データに応じた強度で発光させるレーザ
用制御回路であって、第1の制御信号を入力して前記半
導体レーザのしきい値電流に応じた第1の駆動電流を出
力する第1ドライブ回路と、第2の制御信号を入力して
前記入力データに応じた第2の駆動電流を出力する第2
ドライブ回路と、前記第1及び第2の駆動電流を加算し
て前記半導体レーザに加える加算回路と、を備えること
を特徴とするものとして構成される。
【0014】また、本発明による第3の制御回路は、前
述の第2の制御回路において、前記半導体レーザの発光
強度をフィードバック制御用の検出信号として検出する
検出回路と、第1の設定信号と前記検出信号とを比較し
て、それらの差が予め定めた量となるように第2の設定
信号を出力する比較回路と、前記第2の制御信号と前記
第2の設定信号とを入力して、これらの差分を前記第1
の制御信号として出力する差分出力回路とをさらに備え
ることを特徴とするものとして構成される。
【0015】また、本発明による第4の制御回路は、前
述の第2または第3の制御回路において、前記入力デー
タはデジタルデータであり、この入力データをD/A変
換して前記第2の制御信号とするD/Aコンバータをさ
らに備えることを特徴とするものして構成される。
【0016】また、本発明による第5の制御回路は、前
述の第4の制御回路において、前記D/Aコンバータ
は、前記第1の設定信号を出力する回路を備え、さらに
対象とする前記半導体レーザに応じたしきい値電流を前
記第1ドライブ回路が出力可能とするように前記第1の
設定信号の調節手段を備えるものであることを特徴とす
るものとして構成される。
【0017】また、本発明による第6の制御回路は、半
導体レーザに外部からの入力データに応じた駆動電流を
流してその入力データに応じた強度で発光させるレーザ
用制御回路であって、前記半導体レーザの発光強度をフ
ィードバック制御用の検出信号として検出する検出回路
と、D/Aコンバータを備え、前記D/Aコンバータか
ら前記半導体レーザのしきい値の発光強度に対応する第
1の設定信号と、前記外部からの入力データに対応する
第2の制御信号とを出力する設定信号出力回路と、前記
検出回路および前記設定信号出力回路に接続され、前記
検出回路から出力された前記検出信号と、前記設定信号
出力回路から出力された前記第1の設定信号とを比較し
て、その差が予め定められた量になるように前記半導体
レーザの発光強度を制御する第2の設定信号を出力する
比較回路と、前記比較出力回路と前記設定信号出力回路
とに接続され、前記第2の制御信号と前記第2の設定信
号とを入力して、これらの差分を第1の制御信号として
出力する差分出力回路と前記差分出力回路に接続され、
前記第1の制御信号を入力し、前記半導体レーザを駆動
するための第1の駆動電流を出力する第1ドライブ回路
と、前記第2の制御信号を入力し、前記半導体レーザを
駆動するための第2の駆動電流を出力する第2ドライブ
回路と、を備えたものとして構成される。
【0018】また、本発明による制御方法は、半導体レ
ーザに外部からの入力データに応じた駆動電流を流して
その入力データに応じた所定の強度で発光させるレーザ
用制御方法であって、前記半導体レーザの発光強度を駆
動するための駆動電流を前記半導体レーザのしきい値電
流に対応する第1の駆動電流と、前記外部からの入力デ
ータに対応する第2の駆動電流とに分け、前記第1の駆
動電流は、モニタ用の受光素子からのモニタ信号をフィ
ードバックすることにより制御し、前記第2の駆動電流
は、フィードバック制御することなく前記入力データに
基づいて制御するものとして構成される。
【0019】また、本発明による第2の制御方法は、半
導体レーザに外部からの入力データに応じた駆動電流を
流してその入力データに応じた所定の強度で発光させる
レーザ用制御方法であって、前記発光装置のしきい値の
発光強度に対応する第1の設定信号と、前記入力データ
に対応する第2の制御信号とを発生し、前記半導体レー
ザの発光量をモニタするモニタ信号を入力し、入力した
前記モニタ信号と、発生した前記第1の設定信号とを比
較して、その差が予め定められた量になるように前記半
導体レーザの発光強度を制御する第2の設定信号を生成
し、前記第2の制御信号と前記第2の設定信号との差分
を第1の制御信号として生成し、前記第1の制御信号に
基づいて前記半導体レーザを駆動するための第1の駆動
電流を出力し、前記第2の設定信号に基づいて前記半導
体レーザを駆動するための第2の駆動電流を出力し、前
記第1の駆動電流と前記第2の駆動電流とを加算して前
記半導体レーザに供給するものとして構成される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態による制御回路を説明するための概略構成図である。
本発明による第1の制御回路10には、従来と同様の構
成を有するレーザ・モジュール200が接続される。制
御回路10は、設定信号出力回路11、抵抗Ri、比較
出力回路12、ドライブ回路13、およびモニタ信号入
力回路19とにより構成される。設定信号出力回路11
は、LDの発光強度の設定値に対応する信号を発生する
回路であり、D/Aコンバータ11からなる。D/Aコ
ンバータ11には、外部から制御用のデジタル・データ
が入力され、コンバータ11においてアナログ変換され
て、信号電流Iiが発生する。レーザ・モジュール20
0のモニタ用PD220で発生したモニタ電流Imは、
モニタ電流入力回路19を介してフィードバックされ
る。そして、モニタ電流Imは、加算点ブロック15に
おいて、信号電流Iiと合流し、比較出力回路12に入
力される。比較出力回路12は、例えば反転増幅器によ
り構成される。反転増幅器12は、信号電流Iiとモニ
タ電流Imの差分を増幅して、電圧信号をドライブ回路
13に出力する。ドライブ回路13は、入力された電圧
信号をLDを駆動するための電流信号に変換して、LD
210に供給する。
【0021】すなわち、本発明による制御回路10にお
いては、信号電流Iiとモニタ電流Imとが等しくなる
ように、フィードバック・ループが作用する。ここで、
本発明による制御回路10では、信号電流IiをD/A
コンバータ11により発生させるので、外部から入力す
るデジタル・データに対応して、信号電流Iiを精密に
設定することができる。
【0022】一般的に、レーザ・プリンタなどの光源と
してLDを駆動する場合には、図7に示したような発光
特性のしきい値における発光レベルPoから、最大出力
Pmaxまでの範囲で発光強度を制御する必要がある。
また、レーザ・プリンタなどの光源としては、このよう
な光出力の下限値から上限値までの間を所定の間隔で制
御できれば、システムの要求に応じることができる。
【0023】図1に示した制御回路は、信号電流Iiの
発生源として、D/Aコンバータを採用し、外部からの
デジタル信号をD/Aコンバータによってアナログ電流
に変換して信号電流Iiとして反転増幅器に供給する。
このように、D/Aコンバータを採用することにより、
信号電流Iiを精密に設定することが可能となり、しき
い値における発光レベルPoから、最大出力P1までの
範囲で発光強度を精密に制御することが容易になる。こ
のような、D/Aコンバータからの出力信号の分解能
は、その入力ビット数に応じて決定される。例えば、8
ピットのD/Aコンバータの場合には、その出力は、1
6進数で00〜FFのデジタル・データに対応するアナ
ログ信号であり、最大で256階調の発光強度を設定す
ることができる。
【0024】つぎに、本発明の第2の実施の形態につい
て説明する。図2は、本発明の第2の実施の形態による
制御回路を説明するための概略構成図である。同図に示
した制御回路は、2つのドライブ回路33と34とを有
する。これらの2つのドライブ回路は、それぞれ、LD
のしきい値より上の領域としきい値よりも下の領域とを
別々に駆動する。このようにして、しきい値から最大発
光強度までの範囲で、LDの発光強度を高速且つ安定し
て制御することができる。
【0025】図2に示した制御回路30は、設定信号出
力回路31、可変抵抗Rv、抵抗Ri、比較出力回路3
2、差分出力回路36、およびドライブ回路33と34
とにより構成される。設定信号出力回路31は、LDの
発光強度の設定値に対応する信号を発生する回路であ
り、例えばD/Aコンバータにより構成される。D/A
コンバータ31には、外部から制御用のデジタル・デー
タが入力される。入力されたデジタル・データは、アナ
ログ信号電流Ixに変換され、その電流Ixは、電流成
分Iiと電流成分(Ix−Ii)とに分流される。電流
成分Iiは比較出力回路32に供給され、残りの電流成
分(Ix−Ii)は、ドライブ回路34に供給される。
ここで、電流成分Iiは、LDのしきい値発光強度Po
に対応するモニタ電流値Imに等しい。すなわち、電流
成分Iiは、D/Aコンバータ31から出力されるアナ
ログ出力の下限値に等しい。また、もう一方の電流成分
(Ix−Ii)は、所定の発光強度Pxとしきい値発光
強度Poとの差分に対応する信号成分である。
【0026】レーザ・モジュールのPD220からのモ
ニタ電流Imは、加算点ブロック35に供給され、信号
電流Iiとともに比較出力回路32に入力される。すな
わち、APC制御としては、比較出力回路32によっ
て、信号電流Ii=Imとなるように自動制御が行われ
る。このような比較出力回路32は、例えば反転増幅器
により構成することができる。反転増幅器32の出力に
は、差分出力回路36が接続されている。差分出力回路
36には、反転増幅器32の出力Iampoutと信号
電流成分(Ix−Ii)とが入力され、それらの差分、
すなわち(Iampout−(Ix−Ii))が出力さ
れる。この差分出力は、ドライブ回路33に入力され
て、電流増幅されてLD210に供給される。すなわ
ち、ドライブ回路33からは、しきい値の発光強度Po
を目標値として閉ループ制御された駆動電流が出力され
る。
【0027】一方、D/Aコンバータ31から出力され
たもう一方の信号電流(Ix−Ii)は、差分出力回路
36とともにドライブ回路34に供給され、電流増幅さ
れてLD210に供給される。すなわち、ドライブ回路
34から出力される駆動電流は、所定の発光強度Pxと
しきい値発光強度Poとの差分に相当する駆動電流であ
る。以上、説明したように、LDを駆動する電流は、ド
ライブ回路33の出力とドライブ回路34の出力とが合
成された電流である。
【0028】本発明者は、LDの電流・発光特性を詳細
に検討した結果、独自の知見を知得し、その結果として
本発明をするに至った。以下に本発明による制御回路の
作用をLDの発光特性とともに説明する。
【0029】図3(a)は、LDの電流発光特性の典型
例として波長0.85μm帯のAlGaAsレーザの電
流・光出力特性を温度毎に示したグラフである。前述し
たように、LDに供給する駆動電流を増加していくと、
一定のしきい値Ithにおいて自然放出モードから誘導
放出モードに変化してレーザ発振を起こし、その後は電
流の増加に対してほぼ線形にレーザ発光強度が増加す
る。すなわち、LDの発光特性は、そのしきい値Poよ
りも低い発光領域Plとしきい値Poよりも高い発光領
域Phとに分けることができる。
【0030】一方、レーザ・プリンタなどの多くの応用
分野においては、しきい値の発光強度Poと最大発光強
度Pmaxとの間でLDの発光強度を制御する必要があ
る。すなわち、用紙に実際に印刷しないときには、紙の
上にトナーが載らないようにLDの発光レベルをしきい
値付近のもっとも低いレベルまで落とす必要がある。逆
に、印字するためにはその濃淡の階調に応じてLDを発
光させ、紙の上にトナーを載せる必要がある。
【0031】図3(b)は、このような用途におけるL
Dの発光パターンの一例を示したグラフである。同図
(b)に示したように、発光レベルの最低値は、しきい
値レベルPoである。そして、発光強度は、その印字の
階調などに応じて、しきい値発光強度Poと最大発光強
度Pmaxとの間で制御される。
【0032】本発明のひとつの特徴は、このようなLD
の発光パターンに対応して、そのしきい値よりも低い発
光領域Plと、しきい値よりも高い発光領域Phとを別
々のドライブ回路により制御する点にある。
【0033】次に、それぞれの発光領域についてさらに
詳細に説明する。まず、しきい値電流Ithと、その発
光強度Pxとの、温度に対する依存性を説明する。図3
(a)に示したように、しきい値電流Ithは、温度の
上昇とともに顕著に増加する。従って、ACC(低電流
制御)による制御は、困難である。しかし、しきい値の
発光強度Poは、温度の上昇に対しても殆ど変化せず、
概ね一定値を維持する。従って、発光強度Poを維持す
るためには、ACC(定電流制御)によらずに、APC
制御を行うことが効果的である。
【0034】一方、しきい値よりも上の発光領域Phに
ついてみると、その電流に対する特性は、ほぼ直線であ
り線形性が非常に良好である。また、温度の上昇にとも
なって高電流側にシフトしているが、その傾き、すなわ
ち、微分効率は殆ど変化せず、一定であることが分か
る。従って、この発光領域Phでは、APCによるフィ
ードバック・ループを設けずに、時定数の極めて小さい
直接駆動が可能である。
【0035】すなわち、本発明による制御回路では、最
低の発光レベルであるPoの制御には、APC制御を用
い、温度の変化やLDの劣化に伴うIthの変動に対応
する。一方、Poよりも高いレベルで発光させるための
差分は、フィードバック・ループを設けずに直接駆動す
る。
【0036】すなわち、同図(b)に示したような、発
光レベルの最低値Poは、APC制御により、常にフィ
ードバック制御する。このPoに対応するしきい値電流
Ithは、同図(a)にも示したように、温度の変化に
よって変動し、また、LDの劣化等の要因によっても変
動することがある。しかし、これらの変動は、APC制
御の時定数と比較すると十分に遅く、ゆっくりとした変
化である。従って、このような温度等の変化によるIt
hの変動には、APC制御で十分に追随することができ
る。
【0037】一方、Poよりも高い発光レベルは、例え
ば同図(b)に示したように矩形パルス状で与えられ、
その立ち上がり・立ち下がりの時定数は、システム全体
の速度を決定する重要な要素である。本発明において
は、このPoよりも高いレベルをAPC制御することな
く、D/Aコンバータからの出力信号を介して直接駆動
するので、極めて高速且つ正確に制御することができ
る。
【0038】本発明によれば、このように、実用上の最
低発光レベルであるPoをAPC制御により維持しつ
つ、それより高い発光レベルは、D/Aコンバータを介
して直接駆動することにより、極めて高速且つ高精度で
安定した制御を実現することができる。
【0039】図4は、本発明の実施例を表す概略構成図
である。同図に示した制御回路50は、レーザモジュー
ル200に接続されている。
【0040】制御回路50は、設定信号出力回路51、
比較出力回路52、差分出力回路56、ドライブ回路5
3および54、バッファ回路58、およぴモニタ信号入
力回路59とにより構成される。設定信号出力回路51
としては、例えばD/Aコンバータを用いることができ
る。D/Aコンバータ51には、外部から制御用のデジ
タル・データが入力される。また、D/Aコンバータ5
1には、可変抵抗Rvが接続されている。可変抵抗Rv
は、D/Aコンバータ51から出力されるアナログ信号
の下限値を調整するために設けられている。すなわち、
可変抵抗Rvを調整することによって、D/Aコンバー
タ51から出力されるアナログ信号の下限値は、LDの
しきい値でのモニタ電流Imに相当する電流に設定され
る。従って、たとえば、制御データとして、16進数の
00が入力された場合には、LDは、しきい値発光強度
Poで発光する。このような出力電流の下限値は、レー
ザ・モジュール毎に異なるが、制御回路50にレーザ・
モジュール200を接続したときにそれぞれ可変抵抗R
vを調整することによって設定することができる。
【0041】D/Aコンバータ51に入力されたデジタ
ル・データは、アナログの信号電流Ixに変換され、そ
の電流Ixは、電流成分Iiと電流成分(Ix−Ii)
とに分流される。電流成分Iiは比較出力回路52に供
給され、残りの電流成分(Ix−Ii)は、ドライブ回
路54に供給される。ここで、電流成分Iiは、LDの
しきい値の発光出力Poでのモニタ電流Imに等しい。
すなわち、電流成分Iiは、D/Aコンバータ51から
出力されるアナログ出力の下限値に等しい。また、もう
一方の電流成分(Ix−Ii)は、所定の発光強度Px
としきい値発光強度Poとの差分に対応する信号成分で
ある。
【0042】レーザ・モジュールのPD220からのモ
ニタ電流Imは、加算点ブロック55に供給され、信号
電流Iiとともに比較出力回路52の一方の入力端に入
力される。すなわち、APC制御としては、信号電流I
i=Imとなるように自動制御が行われる。ここで、比
較出力回路52としては、例えば、反転増幅器を用いる
ことができる。反転増幅器52の他方の入力端には、D
/Aコンバータ51から基準信号が供給される。この基
準信号は、例えば2.5ボルトの直流信号とすることが
できる。
【0043】反転増幅器52の出力には、差分出力回路
56が接続されている。差分出力回路56には、反転増
幅器52の出力IampoutとD/Aコンバータ51
の他方の信号電流成分(Ix−Ii)とが入力され、そ
れらの差分、すなわち(Iampout−(Ix−I
i))が出力される。この差分出力は、ドライブ回路5
3に入力されて、電流増幅されてLD210に供給され
る。すなわち、ドライブ回路53からは、しきい値の発
光強度Poを目標値として閉ループ制御された駆動電流
が出力される。
【0044】一方、D/Aコンバータ51から出力され
たもう一方の信号電流(Ix−Ii)は、バッファ58
を介してドライブ回路54に供給され、電流増幅されて
LD210に供給される。ここで、バッファ58を介す
るのは、D/Aコンバータ51の出力インピーダンスと
ドライブ回路54の入力インピーダンスとを整合させる
ためである。また、バッファ58の他方の入力端には、
D/Aコンバータ51から基準信号が入力される。この
基準信号は、反転増幅器51の場合と同様に例えば2.
5ボルトの直流信号とすることができる。
【0045】ドライブ回路54から出力される駆動電流
は、所定の発光強度Pxとしきい値発光強度Poとの差
分に相当する駆動電流である。そして、LDを駆動する
電流は、ドライブ回路53とドライブ回路54の出力が
合成された電流である。これらのドライブ回路53およ
び54は、電流増幅機能を有する回路構成を採り、その
増幅素子としては、例えば、バイポーラ・トランジスタ
を用いることができる。また、D/Aコンバータ51の
代わりに、他のアナログ信号電流供給手段を用いて信号
電流Iiと信号電流(Ix−Ii)を供給するようにし
てもよい。図5(a)および(b)は、本発明による制
御回路を用いた場合のLDの発光の立ち上がり・立ち下
がり波形を表すグラフである。同図(a)から分かるよ
うに本発明による制御回路を用いた場合のLDの発光の
立ち上がり時間は、2.36nsであった。また、同図
(b)から分かるように、本発明による制御回路を用い
た場合の立ち下がり時間は、3.76nsであった。一
方、図6に示したような従来の制御回路では、立ち上が
り・立ち下がり時間は、それぞれ20〜100nsであ
った。
【0046】すなわち、本発明によれば、LDの駆動速
度を従来の数10分の1とすることができる。その結果
として、LDの高速動作が可能となる。たとえば、レー
ザ・プリンタやPPC(普通紙コピー機)の光源として
用いた場合には、LDの高速動作が可能となるために、
スキャン速度を向上させて、高速印刷ができる。また、
LDの立ち上がり・立ち下がり時間が短くなれば、印字
パターンの輪郭がシャープになり、印字品質を向上する
ことができる。
【0047】一方、本発明によれば、CD−RやDVD
などの光ディスクへの書き込みの時間を短縮し、書き込
みエラーを低減することも可能となる。
【0048】さらに、本発明によれば、LDを用いた光
通信の高速化や通信ビット誤り率の低減化を実現するこ
とができる。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に説明する効果を奏する。
【0050】まず、本発明によれば、LDの発光強度を
そのしきい値発光強度Poから最大発光強度Pmaxま
での範囲で高速且つ高精度に制御することができる。し
かも、LDの温度特性によるしきい値の変動や、素子毎
のばらつきにも対応することができる。
【0051】このように、温度変動に対して許容度が大
きくなるために、例えば、LDを搭載したシステムの温
度変化に対する許容度が拡大し、屋外などでも使用でき
るようになる。
【0052】また、本発明によれば、従来のAPC回路
と異なり、しきい値付近の微分効率の変動により動作が
不安定とならない。従って、従来のAPC回路では使用
することができなかったような、しきい値付近の微分係
数の変動が大きいLDでも安定して使用することができ
るようになる。
【0053】また、本発明によれば、LDに駆動電流を
供給するドライブ回路を2つ設けているので、大電流に
も対応することができる。従って、高出力LDを余裕を
もって駆動することが可能となる。
【0054】また、本発明によれば、LDの駆動速度を
従来の数10分の1とすることができる。その結果とし
て、LDの高速動作が可能となる。たとえば、レーザ・
プリンタやPPC(普通紙コピー機)の光源として用い
た場合には、LDの高速動作が可能となるために、スキ
ャン速度を向上させて、高速印刷ができる。また、LD
の立ち上がり・立ち下がり時間が短くなれば、印字パタ
ーンの輪郭がシャープになり、印字品質を向上すること
ができる。
【0055】一方、本発明によれば、CD−RやDVD
などの光ディスクへの書き込みの時間を短縮し、書き込
みエラーを低減することも可能となる。
【0056】さらに、本発明によれば、LDを用いた光
通信の高速化や通信ビット誤り率の低減化を実現するこ
とができる。
【0057】このように、本発明によれば、比較的簡素
な回路構成により、従来よりも飛躍的に高速でしかも安
定したLDの発光強度の制御ができるようになり、産業
上のメリットは多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による制御回路を説
明するための概略構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による制御回路を説
明するための概略構成図である。
【図3】(a)は、LDの電流発光特性の典型例として
波長0.85μm帯のAlGaAsレーザの電流・光出
力特性を温度毎に示したグラフである。(b)は、この
ような用途におけるLDの発光パターンの一例を示した
グラフである。
【図4】本発明の実施例を表す概略構成図である。
【図5】(a)および(b)は、本発明による制御回路
を用いた場合のLDの発光の立ち上がり・立ち下がり波
形を表すグラフである。
【図6】従来のAPC制御回路を説明するための概略構
成図である。
【図7】LDの典型的な電流・光出力特性を表すグラフ
である。
【符号の説明】
10、30、50 制御回路 11、31、51 設定信号出力回路 12、32、52 比較出力回路 13、33、34、53、54 ドライブ回路 15、35、55 加算点ブロック 19、39、59 モニタ信号入力回路 36、56 差分出力回路 58 バッファ 100 制御回路 110 パルス発生器 115 加算点ブロック 119 モニタ信号入力回路 120 反転増幅器 130 ドライブ回路 200 レーザ・モジュール 210 レーザ・ダイオード 220 受光素子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザにデジタルデータとしての制
    御データに応じた電流を流して、その制御データに応じ
    た発光強度でそのレーザを発光させるレーザ用制御回路
    であって、 前記制御データをD/A変換してアナログ信号とするD
    /Aコンバータと、 前記アナログ信号に応じた駆動電流を前記半導体レーザ
    に加えるドライブ回路と、 この半導体レーザの発光強度をフィードバック制御用の
    検出信号として検出する光強度検出回路と、 前記アナログ信号と前記検出信号とを比較して、それら
    の差が予め決めた量となるように前記駆動電流を定めて
    前記ドライブ回路から前記半導体レーザに加えさせる比
    較回路と、 を備えることを特徴とするレーザ用制御回路。
  2. 【請求項2】半導体レーザに外部からの入力データに応
    じた駆動電流を流してその入力データに応じた強度で発
    光させるレーザ用制御回路であって、 第1の制御信号を入力して前記半導体レーザのしきい値
    電流に応じた第1の駆動電流を出力する第1ドライブ回
    路と、 第2の制御信号を入力して前記入力データに応じた第2
    の駆動電流を出力する第2ドライブ回路と、 前記第1及び第2の駆動電流を加算して前記半導体レー
    ザに加える加算回路と、 を備えることを特徴とするレーザ用制御回路。
  3. 【請求項3】前記半導体レーザの発光強度をフィードバ
    ック制御用の検出信号として検出する検出回路と、 前記検出信号と前記半導体レーザのしきい値電流に応じ
    た第1の制御信号とを比較して、それらの差が予め定め
    た量となるように第2の設定信号を出力する比較回路
    と、 前記第2の制御信号と前記第2の設定信号とを入力し
    て、これらの差分を前記第1の制御信号として出力する
    差分出力回路とをさらに備えることを特徴とする請求項
    2記載のレーザ用制御回路。
  4. 【請求項4】前記入力データはデジタルデータであり、
    この入力データをD/A変換して前記第2の制御信号と
    するD/Aコンバータをさらに備えることを特徴とする
    請求項2又は3記載のレーザ用制御回路。
  5. 【請求項5】前記D/Aコンバータは、前記第1の設定
    信号を出力する回路を備え、さらに対象とする前記半導
    体レーザに応じたしきい値電流を前記第1ドライブ回路
    が出力可能とするように前記第1の設定信号の調節手段
    を備えるものであることを特徴とする請求項4記載のレ
    ーザ用制御回路。
  6. 【請求項6】半導体レーザに外部からの入力データに応
    じた駆動電流を流してその入力データに応じた強度で発
    光させるレーザ用制御回路であって、 前記半導体レーザの発光強度をフィードバック制御用の
    検出信号として検出する検出回路と、 D/Aコンバータを備え、前記D/Aコンバータから前
    記半導体レーザのしきい値の発光強度に対応する第1の
    設定信号と、前記外部からの入力データに対応する第2
    の制御信号とを出力する設定信号出力回路と、 前記検出回路および前記設定信号出力回路に接続され、
    前記検出回路から出力された前記検出信号と、前記設定
    信号出力回路から出力された前記第1の設定信号とを比
    較して、その差が予め定められた量になるように前記半
    導体レーザの発光強度を制御する第2の設定信号を出力
    する比較回路と、 前記比較出力回路と前記設定信号出力回路とに接続さ
    れ、前記第2の制御信号と前記第2の設定信号とを入力
    して、これらの差分を第1の制御信号として出力する差
    分出力回路と前記差分出力回路に接続され、前記第1の
    制御信号を入力し、前記半導体レーザを駆動するための
    第1の駆動電流を出力する第1ドライブ回路と、 前記第2の制御信号を入力し、前記半導体レーザを駆動
    するための第2の駆動電流を出力する第2ドライブ回路
    と、を備えた制御回路。
  7. 【請求項7】半導体レーザに外部からの入力データに応
    じた駆動電流を流してその入力データに応じた所定の強
    度で発光させるレーザ用制御方法であって、 前記半導体レーザの発光強度を駆動するための駆動電流
    を前記半導体レーザのしきい値電流に対応する第1の駆
    動電流と、前記外部からの入力データに対応する第2の
    駆動電流とに分け、 前記第1の駆動電流は、モニタ用の受光素子からのモニ
    タ信号をフィードバックすることにより制御し、 前記第2の駆動電流は、フィードバック制御することな
    く前記入力データに基づいて制御する制御方法。
  8. 【請求項8】半導体レーザに外部からの入力データに応
    じた駆動電流を流してその入力データに応じた所定の強
    度で発光させるレーザ用制御方法であって、 前記発光装置のしきい値の発光強度に対応する第1の設
    定信号と、前記入力データに対応する第2の制御信号と
    を発生し、 前記半導体レーザの発光量をモニタするモニタ信号を入
    力し、 入力した前記モニタ信号と、発生した前記第1の設定信
    号とを比較して、その差が予め定められた量になるよう
    に前記半導体レーザの発光強度を制御する第2の設定信
    号を生成し、 前記第2の制御信号と前記第2の設定信号との差分を第
    1の制御信号として生成し、 前記第1の制御信号に基づいて前記半導体レーザを駆動
    するための第1の駆動電流を出力し、 前記第2の設定信号に基づいて前記半導体レーザを駆動
    するための第2の駆動電流を出力し、 前記第1の駆動電流と前記第2の駆動電流とを加算して
    前記半導体レーザに供給する、制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6642276B2 (en) * 2001-10-01 2003-11-04 M/S Ind-Swift Limited Controlled release macrolide pharmaceutical formulations
JP2015041657A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 株式会社島津製作所 光デバイス駆動回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6642276B2 (en) * 2001-10-01 2003-11-04 M/S Ind-Swift Limited Controlled release macrolide pharmaceutical formulations
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