JPH10335551A - 沸騰冷却装置 - Google Patents

沸騰冷却装置

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JPH10335551A
JPH10335551A JP9141238A JP14123897A JPH10335551A JP H10335551 A JPH10335551 A JP H10335551A JP 9141238 A JP9141238 A JP 9141238A JP 14123897 A JP14123897 A JP 14123897A JP H10335551 A JPH10335551 A JP H10335551A
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condenser
refrigerant
tank
boiling
cooling device
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Seiji Kawaguchi
清司 川口
Masayoshi Terao
公良 寺尾
Kazuo Kobayashi
和雄 小林
Koji Tanaka
公司 田中
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    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0266Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with separate evaporating and condensing chambers connected by at least one conduit; Loop-type heat pipes; with multiple or common evaporating or condensing chambers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全高を低くできる沸騰冷却装置1を提供する
こと。 【解決手段】 沸騰冷却装置1は、液冷媒を溜める冷媒
槽3、放熱チューブ4と放熱フィンとを交互に複数段重
ねて構成された凝縮器、冷媒槽3と各放熱チューブ4と
を連通する2本のヘッダ6(6A、6B)、及び凝縮器
に送風する冷却ファン7を備える。冷媒槽3は、熱伝導
性に優れる金属材料によって薄型の箱形状に形成され、
冷媒槽3の底表面は、発熱体2の取付け面として平面度
が確保されている。凝縮器は、2本のヘッダ6(6A、
6B)に保持されて冷媒槽3の上部に設置され、凝縮器
のコア面が冷媒槽3と略平行を成す様に配置され、且つ
冷媒槽3との間に所定の隙間Sが確保されている。冷却
ファン7は、凝縮器の上部に設置され、上方より吸い込
んだ空気を凝縮器のコア面に送風する軸流式ファンであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒の沸騰及び凝
縮作用により発熱体の熱を外部流体へ放出して発熱体を
冷却する沸騰冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、例えば特開平8−78
589号公報に記載された沸騰冷却装置がある。この沸
騰冷却装置は、液冷媒を溜める冷媒槽と、この冷媒槽の
上部に設けられた凝縮器とを備え、この凝縮器が冷媒槽
に対して略90度傾いた状態で取り付けられている。そ
の凝縮器は、放熱チューブとフィンとを交互に複数配置
されて、各放熱チューブの両端開口部にそれぞれヘッダ
が接続され、このヘッダを通じて各放熱チューブが相互
に連通されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
装置は、冷媒槽に対して凝縮器が略90度傾いた姿勢で
取り付けられているため、発熱体の発熱量が大きくなる
と、凝縮器の体格が大きくなる。特に、凝縮器の高さが
高くなると、コンピュータチップ等の様に幅の狭いボー
ド間に設置される発熱体に対して対応できなくなる。本
発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的
は、全高を低くできる沸騰冷却装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の手段)冷媒槽と凝縮器とを略平行に配置
し、且つ冷媒槽と凝縮器との間に凝縮器へ送風される冷
却風を通すための隙間を形成している。これにより、冷
媒槽に対して凝縮器を略平行に配置しても凝縮器への送
風が可能となるため、従来の様に冷媒槽と凝縮器とが略
垂直方向に組み付けられる冷却装置と比較して、装置全
体の高さを低く抑えることができる。
【0005】(請求項2の手段)凝縮器の上部に軸流式
の冷却ファンを一体的に設けている。この場合、遠心式
ファンと比較して全高を低くできる軸流式ファンを使用
することにより、狭いスペース内で使用する場合でも、
凝縮器から冷却ファンを離して設置する必要がないた
め、冷却能力を向上できるメリットがある。
【0006】(請求項3の手段)冷媒槽は、連通部材が
接続される一方の接続口と他方の接続口とを有し、発熱
体の熱を受けて沸騰した蒸気冷媒が他方の接続口より流
出するのを阻止する冷媒流制御板を設けている。この場
合、発熱体の熱を受けて沸騰した蒸気冷媒が必然的に一
方の接続口より流出し、凝縮器で凝縮液化された凝縮液
が他方の接続口より冷媒槽内へ戻ることができる。従っ
て、冷媒槽で沸騰した蒸気冷媒と凝縮器で液化した凝縮
液とが干渉することなく、冷媒を一方向に自然循環させ
ることができるため、冷却性能を向上できる。
【0007】(請求項4の手段)冷媒槽に対して凝縮器
を若干傾斜させている。この場合、凝縮器で冷却されて
液化した凝縮液が放熱チューブ内を傾斜面に沿って流れ
落ちることができるため、放熱チューブ内に凝縮液が溜
まるのを防止でき、且つ冷媒の循環が促進されるため、
放熱性能を向上できるメリットが生じる。
【0008】(請求項5の手段)冷媒槽の上面を傾斜さ
せることにより、沸騰した蒸気冷媒が冷却槽の傾斜面
(上面)に沿って流れることができる。その結果、冷媒
を一方向に自然循環させることができるため、放熱性能
を向上できる。
【0009】(請求項6の手段)冷媒槽の上面に表面積
を増大する凹凸を設けている。本発明では、冷媒槽と凝
縮器との間に冷却風を通す構造であるため、冷媒槽の上
面を蒸気冷媒が凝縮する凝縮面として利用できる。従っ
て、冷媒槽の上面に凹凸を設けて表面積を増大すること
により、凝縮面としての伝熱面積が増えるため、冷却性
能を向上できる。
【0010】(請求項7の手段)凝縮器は、複数の放熱
チューブから成り、各放熱チューブが一定の間隔を空け
て並設されている。従来の沸騰冷却装置では、放熱チュ
ーブの表面にフィン(波形のコルゲートフィンを使用す
る場合が多い)を配置する場合が一般的であるが、この
場合、フィンによる圧力損失が大きいため、冷却風速が
低下して放熱性能が低下する恐れがある。これに対し、
発熱体の発熱量が比較的小さい場合には、放熱面積をそ
れ程大きくする必要がないため、フィンを廃止しても必
要な冷却性能を確保することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の沸騰冷却装置を図
面に基づいて説明する。 (第1実施例)図1は沸騰冷却装置1の斜視図である。
本実施例の沸騰冷却装置1は、冷媒の沸騰及び凝縮作用
によって発熱体2を冷却するもので、液冷媒を溜める冷
媒槽3、放熱チューブ4と放熱フィン5とを交互に複数
段重ねて構成された凝縮器(図2参照)、冷媒槽3と各
放熱チューブ4とを連通する2本のヘッダ6(一方のヘ
ッダ6A、他方のヘッダ6B)、及び凝縮器に送風する
冷却ファン7を備える。冷媒槽3は、熱伝導性に優れる
金属材料(例えばアルミニウム)によって薄型の箱形状
に形成されている。冷媒槽3の底表面は、発熱体2の取
付け面として平面度が確保されている。
【0012】凝縮器は、2本のヘッダ6に保持されて冷
媒槽3の上部に設置され、凝縮器のコア面(冷却風が通
過する面)が冷媒槽3と略平行を成す様に配置され、且
つ冷媒槽3との間に所定の隙間S(図5参照)が確保さ
れている。放熱チューブ4は、例えばアルミニウムの押
し出し成型品を使用したもので、偏平な中空形状に形成
されている。各放熱チューブ4は、図2に示す様に、チ
ューブ壁面が冷媒槽3に対し直立した姿勢で相互に一定
の間隔を保って並設されている。放熱チューブ4の内部
には、図3に示す様に、リブ4aによって区画された複
数の通路4bが設けられている。この場合、リブ4aを
設けることで冷媒圧力に対する強度を確保できるととも
に、凝縮面積を増大できる効果がある。なお、リブ4a
を設ける代わりに、図4に示す様に、放熱チューブ4内
にインナフィン8を挿入しても同様の効果を得ることが
できる。放熱フィン5は、例えばアルミニウム等の薄い
金属板を交互に折り曲げて波状に成形したもので、各放
熱チューブ4間に介在されて、放熱チューブ4の壁面に
接合されている。
【0013】ヘッダ6は、凝縮器の一方側に組み付けら
れる一方のヘッダ6Aと、凝縮器の他方側に組み付けら
れる他方のヘッダ6Bとから成る。各ヘッダ6A、6B
は、図2に示す様に、それぞれ各放熱チューブ4の開口
端部に接続される円筒管6a、この円筒管6aの一方の
開口端を塞ぐプレート6b、及び円筒管6aの他方の開
口端に接続されるジョイント管6cから成り、このジョ
イント管6cが冷媒槽3に接続されて冷媒槽3内と連通
している(図5参照)。このヘッダ6は、ジョイント管
6cとプレート6bが冷媒槽3の上面に固定され、その
ジョイント管6cとプレート6bにより円筒管6aを冷
媒槽3の上方に空中支持することにより、その円筒管6
aを介して凝縮器全体を冷媒槽3の上方に保持してい
る。冷却ファン7は、図1に示す様に、凝縮器の上部に
設置され、上方より吸い込んだ空気を凝縮器のコア面に
送風する軸流式ファンである。なお、凝縮器のコア面を
通過した冷却風は、図2に矢印で示す様に、冷媒槽3の
上面に当たって流れを変え、冷媒槽3と凝縮器との間に
確保される隙間Sを通って四方へ流出する。
【0014】発熱体2は、例えばパソコン等に使用され
るCPUで、例えば70mm×70mm×5mm(厚さ)程度
の薄板形状に設けられている。この発熱体2は、冷媒槽
3の底面中央部に熱伝導部材(例えばサーマルグリスや
シート状のグラフォイル等)を介して取り付けられ、螺
子止めやクリップによる圧着等の方法で固定されてい
る。冷媒は、水、アルコール、フロロカーボン、フロン
等が用いられ、冷媒槽3の側面に取り付けられた注入パ
イプ9を通じて冷媒槽3内に注入される。なお、冷媒
は、冷媒槽3の上面より低い位置で、冷媒液面の上部に
空間が残される程度まで注入されている(図5参照)。
この沸騰冷却装置1は、冷媒槽3、凝縮器(放熱チュー
ブ4と放熱フィン5)、ヘッダ6、及び冷却ファン7を
組み合わせて全体形状を組み立てた後、一体ろう付けに
よって製造される。
【0015】次に、本実施例の作動を説明する。 a)図5に示す様に沸騰冷却装置1を水平に設置した場
合。発熱体2より発生した熱を受けて沸騰した冷媒は、
液面上部の空間を通ってヘッダ6A、6Bへ流入し、両
ヘッダ6A、6Bよりそれぞれ各放熱チューブ4へ分配
される。放熱チューブ4を流れる蒸気冷媒は、冷却ファ
ン7の送風を受ける放熱チューブ4の内壁面に凝縮して
液滴となり、蒸気冷媒の流れに押されながら放熱チュー
ブ4内を移動して両ヘッダ6A、6Bへ流入し、両ヘッ
ダ6A、6Bより冷媒槽3内へ還流して、再び上記サイ
クル(沸騰−凝縮−液化)を繰り返す。一方、発熱体2
より冷媒に伝達された熱は、放熱チューブ4内で蒸気冷
媒が凝縮する際に凝縮潜熱として放出され、放熱チュー
ブ4より放熱フィン5を通じて冷却風に放出される。
【0016】b)図6に示す様に沸騰冷却装置1を垂直
に設置した場合。この場合、各放熱チューブ4が略垂直
となる様に沸騰冷却装置1を直立させて使用する。従っ
て、一方のヘッダ6(または他方のヘッダ6)が凝縮器
の上部に位置し、他方のヘッダ6(または一方のヘッダ
6)が凝縮器の下部に位置している。なお、封入される
冷媒量は、液面が発熱体2を覆う程度まで注入されてい
る。発熱体2より発生した熱を受けて沸騰した冷媒は、
冷媒槽3内の上部空間より一方のヘッダ6Aへ流入し、
そのヘッダ6Aより各放熱チューブ4へ分配される。放
熱チューブ4を流れる蒸気冷媒は、冷却ファン7の送風
を受ける放熱チューブ4の内壁面に凝縮して液滴とな
り、自重により放熱チューブ4の内壁面を伝いながら下
方へ移動して液冷媒に戻る。各放熱チューブ4内の液冷
媒は、他方のヘッダ6Bを通って冷媒槽3内へ供給さ
れ、再び上記サイクル(沸騰−凝縮−液化)を繰り返
す。一方、発熱体2より冷媒に伝達された熱は、放熱チ
ューブ4内で蒸気冷媒が凝縮する際に凝縮潜熱として放
出され、放熱チューブ4より放熱フィン5を通じて冷却
風に放出される。
【0017】(第1実施例の効果)本実施例によれば、
冷媒槽3と凝縮器とを略平行に配置し、且つ凝縮器へ送
風できる様に冷媒槽3と凝縮器との間に所定の隙間S
(図5参照)を確保している。これにより、従来の様に
冷媒槽と凝縮器とが略垂直方向に組み付けられている冷
却装置と比較して、沸騰冷却装置1の全高を低く抑える
ことができるため、狭いスペース内での使用が可能であ
る。また、軸流式の冷却ファン7を使用することによ
り、狭いスペース内でも凝縮器から冷却ファン7を離し
て設置する必要がなく、図1に示す様に冷却ファン7を
凝縮器と一体に設けることができるため、冷却性能を向
上できる。
【0018】(第2実施例)図7は冷却ファン7を取り
外した沸騰冷却装置1の斜視図である。本実施例は、第
1実施例の場合と凝縮器及びヘッダ6の構造が異なるも
ので、プレス成型された複数のコアプレート10を放熱
フィン5とともに積層して構成されている。放熱チュー
ブ4は、図8(凝縮器の断面図)に示す様に、2枚のコ
アプレート10の周囲を接合して形成される。ヘッダ6
は、各コアプレート10の両端部に設けられた筒状の絞
り部10a同士が積層方向に突き合わされて円筒状の連
通部(第1実施例で説明した円筒管6aに相当する部
分)を形成し、この連通部とジョイント管6cによって
構成されている。この様な積層型コアにすると、一方向
からの組み付けが可能となり、ろう付け性が良くなるた
め凝縮器の気密性が向上する。また、第1実施例の場合
と同様に、放熱チューブ4の内部にインナフィン8(図
9参照)を挿入することにより、冷媒圧力に対する強度
を確保でき、且つ凝縮面積を増大できる効果がある。あ
るいは、図10に示す様に、2枚のコアプレート10に
それぞれ放熱チューブ4の内側へ窪むリブ10bを設
け、各リブ10b同士を接触させて接合することによ
り、インナフィン8を廃止しても同様の効果を得ること
ができる。
【0019】(第3実施例)図11は冷却ファン7を取
り外した沸騰冷却装置1の斜視図である。本実施例は、
凝縮器を複数の放熱チューブ4のみで構成した一例を示
すものである。つまり、発熱体2の発熱量が比較的小さ
い場合は、放熱面積もそれ程大きくは必要ないため、放
熱フィン5を廃止しても必要な冷却性能を確保できる。
また、波形の放熱フィン5(コルゲートフィン)を設け
る場合、放熱フィン5が送風抵抗となって圧力損失が大
きくなり、冷却風速が低下するため、冷却ファン7を凝
縮器より離れた場所に設置する場合には、冷却ファン7
から凝縮器まで冷却風を導くダクト(図示しない)を設
ける必要がある。しかし、放熱フィン5を廃止して放熱
チューブ4だけで凝縮器を構成すれば、放熱フィン5に
よる送風抵抗が無く、圧力損失を小さくできるため、ダ
クトを使用しなくても十分な冷却風を導入することが可
能となる。なお、図11に示す凝縮器は、第2実施例で
説明した複数のコアプレート10を積層して構成されて
いるが、第1実施例で説明した押し出し成型品による放
熱チューブ4を使用しても良い。
【0020】(第4実施例)図12は沸騰冷却装置1の
断面図である。本実施例は、冷媒槽3で沸騰した蒸気冷
媒が他方のヘッダ6Bへ流れるのを阻止する冷媒流制御
板11を設けたことを特徴とする。この冷媒流制御板1
1は、図12に示す様に冷媒槽3内部の沸騰部(発熱体
2の熱を受けて冷媒が盛んに沸騰する領域)と他方のヘ
ッダ6が接続される接続口12との間で冷媒槽3内の上
部空間を遮断している。これにより、発熱体2の熱を受
けて沸騰した蒸気冷媒は、図12に矢印で示す様に、必
然的に冷媒槽3内の上部空間を右側へ流れて一方のヘッ
ダ6Aへ流入し、凝縮器で凝縮液化されて凝縮液となっ
た後、他方のヘッダ6Bを通って冷媒槽3内へ戻り、冷
媒流制御板11の下側を通って沸騰部へ供給される。こ
の場合、冷媒槽3で沸騰した蒸気冷媒と凝縮器で凝縮液
化された凝縮液とが干渉することなく、冷媒を一方向に
自然循環させることができるため、冷却性能を向上でき
る。
【0021】(第5実施例)図13は沸騰冷却装置1の
断面図である。本実施例は、図13に示す様に、冷媒槽
3をプレス成型品で製造した一例を示すものである。こ
の様なプレス成型品を使用した場合、製造が容易であ
り、且つ冷媒槽3を切削等で製造する場合より低コスト
で製造できるメリットがある。
【0022】(第6実施例)図14は沸騰冷却装置1の
断面図である。本実施例は、上記第5実施例に示した冷
媒槽3の内部にインナフィン13を配置した一例を示す
ものである。この場合、インナフィン13を設けること
で冷媒槽3内の沸騰面積を増大できるため、冷媒の過熱
度が抑えられて沸騰部の熱抵抗を低減できる。また、イ
ンナフィン13が冷媒槽3の補強材としても機能するた
め、冷媒槽3内の圧力が増大する場合においても強度を
確保できる。なお、波形のインナフィン13(コルゲー
トフィン)を使用する場合は、図15に示す様に、フィ
ン壁面に多数のスリット13aを形成しても良い。これ
により、冷媒槽3内にインナフィン13を設けても、そ
のインナフィン13によって冷媒の移動が規制されるこ
とがなく、スリット13aを通って比較的自由に冷媒槽
3内を移動することができる。
【0023】(第7実施例)図16は沸騰冷却装置1の
断面図である。本実施例は、冷媒槽3を積層構造とした
一例を示すもので、図17に示す様に、冷媒槽3の底面
と上面を形成する2枚の平板14、15(但し、上面を
形成する平板14にはヘッダ6の接続口が設けられる)
と、両平板14、15の間に挟み込まれる複数枚の積層
板16とから成る。各積層板16は、例えばスリット状
の溝16aが形成され、互いの溝16aが交差する様に
積み重ねられている。この場合、冷媒槽3内の沸騰部で
冷媒との接触面積を拡大でき、且つ熱伝達を改善できる
ことにより性能向上を図ることができる。また、冷媒槽
3の上面と下面を形成する両平板14、15間に各積層
板16の柱部分(溝16aが形成されていない部分)が
積み重ねられるため、冷媒槽3の耐圧強度を向上できる
効果もある。
【0024】(第8実施例)図18は沸騰冷却装置1の
断面図である。本実施例は、冷媒槽3を押し出し成型品
で製造した一例を示すものである。冷媒槽3は、図19
に示す様に、偏平な管状タイプの押し出し成型品3Aを
使用しても良いが、例えば図20に示す様に、多穴タイ
プの押し出し成型品3Aを使用することにより、沸騰部
の面積を増大できるとともに、冷媒圧力に対する強度も
確保できる。なお、押し出し成型品3Aは、その両端面
が開口しているため、冷媒槽3としては、図18に示す
様に、押し出し成型品3Aの両端部にエンドキャップ3
Bを被せて使用される。但し、エンドキャップ3Bは押
し出し成型品3Aの両端面を閉塞するのではなく、ヘッ
ダ6と押し出し成型品3Aとの連通部として機能する様
に、冷媒が自由に移動できる空間を設けてある。
【0025】(第9実施例)図21は沸騰冷却装置1の
断面図である。本実施例は、沸騰冷却装置1を垂直に設
置して使用するもので、図21に示す様に、冷媒槽3が
凝縮器より更に下方へ延びて設けられている。この場
合、冷媒槽3の下側に発熱体2を取り付けることによ
り、凝縮器に対して液面を低く設定することができる。
つまり、第1実施例では、沸騰冷却装置1を垂直に設置
して使用する場合に、液面が発熱体2を略覆う高さまで
達するため(図6参照)、凝縮器の各放熱チューブ4も
冷媒槽3と同じ高さまで液冷媒で満たされて、凝縮器と
して使用できる領域が半減する。これに対し、本実施例
では、凝縮器の下方へ冷媒槽3を延ばして液面を下げる
ことにより、各放熱チューブ4の大部分が液面より上方
に現れる。その結果、凝縮器全体を有効に使うことがで
き、必要な放熱性能を確保できる。
【0026】(第10実施例)図22は沸騰冷却装置1
の断面図である。本実施例は、冷媒槽3に対して凝縮器
を傾斜させた構成を示すものである。凝縮器は、他方の
ヘッダ6Bより一方のヘッダ6Aの方が高くなる様に、
凝縮器全体を冷媒槽3に対して傾斜させている。例えば
冷媒槽3に対して凝縮器を平行に取り付けると、沸騰冷
却装置1を水平に設置して使用した場合に、冷媒槽3で
沸騰した蒸気冷媒と凝縮器で凝縮液化した凝縮液とが干
渉して凝縮液の戻りが阻害され、低温の凝縮液が放熱チ
ューブ4内に溜まることで冷却性能が低下する恐れがあ
る。これに対し、本実施例では、凝縮器を傾斜させたこ
とにより、放熱チューブ4内に凝縮液が溜まるのを防止
でき、且つ冷媒の循環が促進されるため、放熱性能を向
上できるメリットが生じる。
【0027】(第11実施例)図23は沸騰冷却装置1
の断面図である。本実施例は、冷媒槽3の上面3aを傾
斜させた構成を示すもので、一方のヘッダ6A側を高
く、他方のヘッダ6B側を低くしている。この場合、冷
媒槽3で発熱体2の熱を受けて沸騰した蒸気冷媒が冷媒
槽3の傾斜面(上面3a)に沿って移動し易くなる。ま
た、他方のヘッダ6B(ジョイント管6c)を冷媒槽3
内まで延ばして液中に開口させると、蒸気冷媒は冷媒槽
3の傾斜面(上面3a)に沿って必然的に一方のヘッダ
6Aへ流入し、凝縮液は他方のヘッダ6Bより冷媒槽3
内へ戻ることになり、冷媒を一方向に自然循環させるこ
とができるため、冷却性能を向上できる。
【0028】(第12実施例)図24は沸騰冷却装置1
の断面図である。本実施例は、冷媒槽3の上面3aに複
数の凹凸3bを設けたことを特徴とする。冷媒槽3の上
面3aは、冷却ファン7により送風された冷却風が当た
るため、蒸気冷媒が凝縮する凝縮面となり得る。そこ
で、冷媒槽3の上面3aに凹凸3bを設けることによ
り、凝縮面としての表面積が増大して伝熱面積が増える
ため、冷却性能が向上する。
【0029】(第13実施例)図25は沸騰冷却装置1
の断面図である。本実施例の沸騰冷却装置1は、第2実
施例と同様に凝縮器を積層型コアとし、且つ冷媒槽3に
押し出し成型品を使用して、その冷媒槽3と凝縮器の両
端部にそれぞれヘッダ6を組み付けて構成されている。
この場合、冷媒槽3、凝縮器、及びヘッダ6を全て一方
向(コアプレート10の積層方向)に組み付けて全体形
状を組み立てることができるため、組付け性が良好で、
且つろう付け性を向上できるメリットがある。また、冷
媒槽3に押し出し成型品を使用することにより、発熱体
2が取り付けられる取付け面の平面度が得られやすいた
め、冷媒槽3と発熱体2との接触熱抵抗を低減できる。
なお、押し出し成型品である冷媒槽3の内部には、図2
6に示す様に、リブ3cによって区画された複数の冷媒
流路3dを設けることにより、冷媒圧力に対する強度を
確保できるとともに、沸騰面積を増大できる効果があ
る。リブ3cを設ける代わりに、図27に示す様に、イ
ンナフィン13を挿入しても同様の効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】沸騰冷却装置の斜視図である(第1実施例)。
【図2】冷却ファンを外した状態の沸騰冷却装置の斜視
図である。
【図3】放熱チューブの断面図である(第1実施例)。
【図4】放熱チューブの断面図である(第1実施例)。
【図5】沸騰冷却装置を水平に設置した場合の断面図で
ある。
【図6】沸騰冷却装置を垂直に設置した場合の断面図で
ある。
【図7】冷却ファンを外した状態の沸騰冷却装置の斜視
図である(第2実施例)。
【図8】凝縮器の断面図である。
【図9】放熱チューブの断面図である。
【図10】放熱チューブの断面図である。
【図11】冷却ファンを外した状態の沸騰冷却装置の斜
視図である(第3実施例)。
【図12】沸騰冷却装置の断面図である(第4実施
例)。
【図13】沸騰冷却装置の断面図である(第5実施
例)。
【図14】沸騰冷却装置の断面図である(第6実施
例)。
【図15】インナフィンの斜視図である。
【図16】沸騰冷却装置の断面図である(第7実施
例)。
【図17】冷媒槽を構成する平板と積層板の斜視図であ
る。
【図18】沸騰冷却装置の断面図である(第8実施
例)。
【図19】冷媒槽に使用する押し出し成型品の斜視図で
ある。
【図20】冷媒槽に使用する押し出し成型品の斜視図で
ある。
【図21】沸騰冷却装置を垂直に設置した場合の断面図
である(第9実施例)。
【図22】沸騰冷却装置の断面図である(第10実施
例)。
【図23】沸騰冷却装置の断面図である(第11実施
例)。
【図24】沸騰冷却装置の断面図である(第12実施
例)。
【図25】沸騰冷却装置の断面図である(第13実施
例)。
【図26】冷媒槽の断面図である。
【図27】冷媒槽の断面図である。
【符号の説明】
1 沸騰冷却装置 2 発熱体 3 冷媒槽 3a 冷媒槽の上面 3b 凹凸 4 放熱チューブ(凝縮器) 5 放熱フィン(凝縮器) 6 ヘッダ(連通部材) 7 冷却ファン 11 冷媒流制御板 12 他方の接続口 S 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 公司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒の沸騰及び凝縮作用によって発熱体を
    冷却する沸騰冷却装置であって、 液冷媒を溜める冷媒槽と、 前記発熱体の熱で沸騰した蒸気冷媒が流入する放熱チュ
    ーブを有し、この放熱チューブを流れる蒸気冷媒を凝縮
    させる凝縮器と、 前記冷媒槽と前記放熱チューブとを連通する連通部材と
    を備え、 前記冷媒槽と前記凝縮器とを略平行に配置し、且つ前記
    冷媒槽と前記凝縮器との間に前記凝縮器へ送風される冷
    却風を通すための隙間を形成したことを特徴とする沸騰
    冷却装置。
  2. 【請求項2】前記凝縮器の上部に軸流式の冷却ファンを
    一体的に設けたことを特徴とする請求項1に記載した沸
    騰冷却装置。
  3. 【請求項3】前記冷媒槽は、前記連通部材が接続される
    一方の接続口と他方の接続口とを有し、前記発熱体の熱
    を受けて沸騰した蒸気冷媒が前記他方の接続口より流出
    するのを阻止する冷媒流制御板を設けたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載した沸騰冷却装置。
  4. 【請求項4】前記冷媒槽に対して前記凝縮器を若干傾斜
    させたことを特徴とする請求項1〜3に記載した何れか
    の沸騰冷却装置。
  5. 【請求項5】前記冷媒槽の上面を傾斜させたことを特徴
    とする請求項1〜4に記載した何れかの沸騰冷却装置。
  6. 【請求項6】冷媒槽の上面に表面積を増大する凹凸を設
    けたことを特徴とする請求項1〜4に記載した何れかの
    沸騰冷却装置。
  7. 【請求項7】前記凝縮器は、複数の前記放熱チューブか
    ら成り、各放熱チューブが一定の間隔を空けて並設され
    ていることを特徴とする請求項1〜6に記載した何れか
    の沸騰冷却装置。
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