JPH1033537A - 超音波検査装置 - Google Patents
超音波検査装置Info
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- JPH1033537A JPH1033537A JP8214994A JP21499496A JPH1033537A JP H1033537 A JPH1033537 A JP H1033537A JP 8214994 A JP8214994 A JP 8214994A JP 21499496 A JP21499496 A JP 21499496A JP H1033537 A JPH1033537 A JP H1033537A
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- ultrasonic
- ultrasonic probe
- drive unit
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 超音波プローブにおける可撓性チューブの基
端部を振動手段により、狭窄な部位を確実に通過できる
ようにする。 【解決手段】 超音波プローブ10の基端部に設けたコ
ネクタ部により走査駆動ユニット11に連結され、超音
波プローブ10の可撓性チューブ13の基端部は硬質の
連結リング部13aとなっており、これには長手方向に
スリット溝29aを形成した形成揺動板29が連結さ
れ、ケーシング11aには偏心回転ピン30が軸周りに
回転自在に取り付けられ、この回転ピンはクラッチ31
を介してモータ21に連結した本体軸部30に対して、
揺動板29のスリット溝29aに係入される偏心軸部3
0bは間隔d分だけ偏心している。クラッチ31をON
させて、モータ21を回転駆動すると、偏心回転ピン3
0の回転運動は揺動板29の揺動運動に変換され、超音
波プローブ10の先端が狭窄部を押し広げながら進行す
る。
端部を振動手段により、狭窄な部位を確実に通過できる
ようにする。 【解決手段】 超音波プローブ10の基端部に設けたコ
ネクタ部により走査駆動ユニット11に連結され、超音
波プローブ10の可撓性チューブ13の基端部は硬質の
連結リング部13aとなっており、これには長手方向に
スリット溝29aを形成した形成揺動板29が連結さ
れ、ケーシング11aには偏心回転ピン30が軸周りに
回転自在に取り付けられ、この回転ピンはクラッチ31
を介してモータ21に連結した本体軸部30に対して、
揺動板29のスリット溝29aに係入される偏心軸部3
0bは間隔d分だけ偏心している。クラッチ31をON
させて、モータ21を回転駆動すると、偏心回転ピン3
0の回転運動は揺動板29の揺動運動に変換され、超音
波プローブ10の先端が狭窄部を押し広げながら進行す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は体腔内に挿入され
て、体腔内で超音波走査を行う超音波検査装置に関し、
特に細い体腔管内の狭窄部を円滑かつ確実に挿通できる
ようにした超音波検査装置に関するものである。
て、体腔内で超音波走査を行う超音波検査装置に関し、
特に細い体腔管内の狭窄部を円滑かつ確実に挿通できる
ようにした超音波検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】体腔内に挿入されて、超音波検査を行う
超音波検査装置として、可撓性チューブの先端に超音波
振動子を設けた超音波プローブと、超音波振動子を駆動
する走査駆動ユニットとから構成したものがある。この
種の超音波検査装置は、単独で体腔内に挿入されるので
はなく、例えば内視鏡の処置具挿通チャンネルをガイド
として体腔内に挿入されるものである。
超音波検査装置として、可撓性チューブの先端に超音波
振動子を設けた超音波プローブと、超音波振動子を駆動
する走査駆動ユニットとから構成したものがある。この
種の超音波検査装置は、単独で体腔内に挿入されるので
はなく、例えば内視鏡の処置具挿通チャンネルをガイド
として体腔内に挿入されるものである。
【0003】超音波プローブは処置具挿通チャンネルに
挿入される関係から、その外径は極めて細いもので形成
され、所定の長さを有する可撓性チューブの先端に超音
波振動子を装着するが、この超音波振動子は単板振動子
が用いられる。従って、この超音波振動子は機械的に走
査することになり、超音波振動子を回転方向に走査す
る、所謂ラジアル走査を行う場合には、超音波振動子に
密着コイル等からなるフレキシブルシャフトを連結す
る。そして、フレキシブルシャフトは可撓性チューブ内
に挿通されて、走査駆動ユニットに設けた回転軸に連結
され、この回転軸をモータで回転駆動することによっ
て、ラジアル走査を行うことができる。
挿入される関係から、その外径は極めて細いもので形成
され、所定の長さを有する可撓性チューブの先端に超音
波振動子を装着するが、この超音波振動子は単板振動子
が用いられる。従って、この超音波振動子は機械的に走
査することになり、超音波振動子を回転方向に走査す
る、所謂ラジアル走査を行う場合には、超音波振動子に
密着コイル等からなるフレキシブルシャフトを連結す
る。そして、フレキシブルシャフトは可撓性チューブ内
に挿通されて、走査駆動ユニットに設けた回転軸に連結
され、この回転軸をモータで回転駆動することによっ
て、ラジアル走査を行うことができる。
【0004】以上のように、細い超音波プローブを有す
る超音波検査装置は、細い体腔管内に挿入されて、この
体腔管の周辺の体内組織に関する情報を取得するのに好
適に用いられる。例えば、側視型の内視鏡を用いて、こ
の内視鏡の挿入部を十二指腸の内部にまで挿入して、こ
の挿入部に設けた処置具挿通チャンネルを介して超音波
プローブを突出させて、乳頭から膵胆管に導き、さらに
膵管や胆管等に挿入して、フレキシブルシャフトを軸周
りに回転させることによって、超音波振動子を回転駆動
する間に所定角度毎に超音波パルスを送信して、反射エ
コーを受信することによって、ラジアル超音波走査を行
うことができる。
る超音波検査装置は、細い体腔管内に挿入されて、この
体腔管の周辺の体内組織に関する情報を取得するのに好
適に用いられる。例えば、側視型の内視鏡を用いて、こ
の内視鏡の挿入部を十二指腸の内部にまで挿入して、こ
の挿入部に設けた処置具挿通チャンネルを介して超音波
プローブを突出させて、乳頭から膵胆管に導き、さらに
膵管や胆管等に挿入して、フレキシブルシャフトを軸周
りに回転させることによって、超音波振動子を回転駆動
する間に所定角度毎に超音波パルスを送信して、反射エ
コーを受信することによって、ラジアル超音波走査を行
うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常の挿入
経路に狭窄となった部位が存在することがあり、また例
えば細い体腔管の一部に腫瘍等が生じて狭窄化された部
位が存在することがある。超音波プローブは細く、しか
も挿入経路に沿って自在に曲がるように可撓性を持たせ
ているから、挿入経路に、それが通過するのが困難な狭
窄部等の障害があると、押し込み推力を先端にまで効率
的に及ばすことがでず、その部位を通過させるのが困難
になるか、甚だしく狭窄している場合には、そこを通過
させることができなくなる。超音波プローブによる超音
波検査は病変部等の組織情報を取得するためのものであ
るから、特に腫瘍により狭窄となっている可能性がある
場合には、この狭窄化の原因を追求するために、その部
位の体内組織状態を確認することが必須のものとなる。
従って、このような狭窄部に超音波プローブを進入させ
ることができないことは、この種の検査に大きな支障を
来すことになる。
経路に狭窄となった部位が存在することがあり、また例
えば細い体腔管の一部に腫瘍等が生じて狭窄化された部
位が存在することがある。超音波プローブは細く、しか
も挿入経路に沿って自在に曲がるように可撓性を持たせ
ているから、挿入経路に、それが通過するのが困難な狭
窄部等の障害があると、押し込み推力を先端にまで効率
的に及ばすことがでず、その部位を通過させるのが困難
になるか、甚だしく狭窄している場合には、そこを通過
させることができなくなる。超音波プローブによる超音
波検査は病変部等の組織情報を取得するためのものであ
るから、特に腫瘍により狭窄となっている可能性がある
場合には、この狭窄化の原因を追求するために、その部
位の体内組織状態を確認することが必須のものとなる。
従って、このような狭窄部に超音波プローブを進入させ
ることができないことは、この種の検査に大きな支障を
来すことになる。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、可撓性のある細径の
超音波プローブを、挿入経路に狭窄部があっても、円滑
に通過させることができるようにすることにある。
あって、その目的とするところは、可撓性のある細径の
超音波プローブを、挿入経路に狭窄部があっても、円滑
に通過させることができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、走査駆動ユニットに連結される超音
波プローブにおける可撓性チューブの基端部に、この可
撓性チューブを振動させる振動手段を連結する構成とし
たことをその特徴とするものである。
ために、本発明は、走査駆動ユニットに連結される超音
波プローブにおける可撓性チューブの基端部に、この可
撓性チューブを振動させる振動手段を連結する構成とし
たことをその特徴とするものである。
【0008】以上のように、挿入経路における狭窄部を
通過させるために、振動手段により可撓性チューブを振
動させる。このための振動手段としては、モータ等の回
転駆動手段で回転駆動される偏心回転ピンを用い、可撓
性チューブにはスリット溝を有する板状の揺動部材を連
結して、偏心回転ピンをこのスリット溝に係入させる。
この状態で、偏心回転ピンを回転駆動すると、この回転
運動が揺動部材の揺動運動に変換される。これによっ
て、揺動部材が偏心回転ピンの偏心量の2倍に相当する
幅で繰り返し揺動して、この揺動部材が連結されている
可撓性チューブを振動させることになる。
通過させるために、振動手段により可撓性チューブを振
動させる。このための振動手段としては、モータ等の回
転駆動手段で回転駆動される偏心回転ピンを用い、可撓
性チューブにはスリット溝を有する板状の揺動部材を連
結して、偏心回転ピンをこのスリット溝に係入させる。
この状態で、偏心回転ピンを回転駆動すると、この回転
運動が揺動部材の揺動運動に変換される。これによっ
て、揺動部材が偏心回転ピンの偏心量の2倍に相当する
幅で繰り返し揺動して、この揺動部材が連結されている
可撓性チューブを振動させることになる。
【0009】超音波振動子を回転方向に走査する場合に
は、走査駆動ユニットに超音波振動子を回転駆動するた
めのモータが内蔵されている。従って、このモータを偏
心回転ピンの回転駆動手段として用いることができる。
この場合には、モータと偏心回転ピンとの間にクラッチ
を介在させて、可撓性チューブを振動させる際には、ク
ラッチをON状態にする。また、偏心回転ピンと回転駆
動手段とを走査駆動ユニットとは別個のアダプタとして
形成し、このアダプタを走査駆動ユニットに着脱可能に
連結するように構成しても良い。
は、走査駆動ユニットに超音波振動子を回転駆動するた
めのモータが内蔵されている。従って、このモータを偏
心回転ピンの回転駆動手段として用いることができる。
この場合には、モータと偏心回転ピンとの間にクラッチ
を介在させて、可撓性チューブを振動させる際には、ク
ラッチをON状態にする。また、偏心回転ピンと回転駆
動手段とを走査駆動ユニットとは別個のアダプタとして
形成し、このアダプタを走査駆動ユニットに着脱可能に
連結するように構成しても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の一形態について説明する。なお、超音波プローブを
体腔内に挿入するためのガイド手段として、側視型の内
視鏡を用いるものを例示するが、本発明の超音波検査装
置はこれに限定されるものではないのは言うまでもな
い。
施の一形態について説明する。なお、超音波プローブを
体腔内に挿入するためのガイド手段として、側視型の内
視鏡を用いるものを例示するが、本発明の超音波検査装
置はこれに限定されるものではないのは言うまでもな
い。
【0011】而して、図1に内視鏡に超音波検査装置を
装着した状態の概略構成を示す。図中において、1は内
視鏡であって、内視鏡1は本体操作部2に体腔内への挿
入部3を連設することにより構成される。挿入部3に
は、周知のように、照明窓及び観察窓が設けられると共
に、鉗子その他の処置具を挿通するための処置具挿通チ
ャンネル4が設けられるが、これらは挿入部3の先端面
ではなく、面取りされた先端側面部3aに設けられてい
る。本体操作部2には処置具導入部4aが設けられ、処
置具挿通チャンネル4の一端はこの処置具導入部4aに
接続されて、他端は挿入部3の先端側面部3aに開口し
ている。超音波検査装置5は、この内視鏡1をガイド手
段として体腔内に挿入される。
装着した状態の概略構成を示す。図中において、1は内
視鏡であって、内視鏡1は本体操作部2に体腔内への挿
入部3を連設することにより構成される。挿入部3に
は、周知のように、照明窓及び観察窓が設けられると共
に、鉗子その他の処置具を挿通するための処置具挿通チ
ャンネル4が設けられるが、これらは挿入部3の先端面
ではなく、面取りされた先端側面部3aに設けられてい
る。本体操作部2には処置具導入部4aが設けられ、処
置具挿通チャンネル4の一端はこの処置具導入部4aに
接続されて、他端は挿入部3の先端側面部3aに開口し
ている。超音波検査装置5は、この内視鏡1をガイド手
段として体腔内に挿入される。
【0012】超音波検査装置5は、超音波プローブ1
0、走査駆動ユニット11及び超音波観測装置12から
構成される。超音波プローブ10は先端が閉塞した可撓
性チューブ13を有し、図2に示したように、この可撓
性チューブ13内には単板振動子からなる超音波振動子
14が内蔵されており、この超音波振動子14にはフレ
キシブルシャフト15が連結されている。フレキシブル
シャフト15は、例えば密着コイルからなるものであ
り、回転方向が一方向である場合には、単層の密着コイ
ルで形成しても良いが、正逆回転する場合や、回転力の
伝達をより確実かつ効率的に行うために、密着コイルは
2重に形成するのが好ましい。また、走査駆動ユニット
11は、超音波観測装置12に設けた連結部12aに支
持されている。なお、走査駆動ユニット11は超音波観
測装置12以外にも、各所に固定的に保持させることが
できる。
0、走査駆動ユニット11及び超音波観測装置12から
構成される。超音波プローブ10は先端が閉塞した可撓
性チューブ13を有し、図2に示したように、この可撓
性チューブ13内には単板振動子からなる超音波振動子
14が内蔵されており、この超音波振動子14にはフレ
キシブルシャフト15が連結されている。フレキシブル
シャフト15は、例えば密着コイルからなるものであ
り、回転方向が一方向である場合には、単層の密着コイ
ルで形成しても良いが、正逆回転する場合や、回転力の
伝達をより確実かつ効率的に行うために、密着コイルは
2重に形成するのが好ましい。また、走査駆動ユニット
11は、超音波観測装置12に設けた連結部12aに支
持されている。なお、走査駆動ユニット11は超音波観
測装置12以外にも、各所に固定的に保持させることが
できる。
【0013】超音波プローブ10の基端部はコネクタ部
16となっており、このコネクタ部16によって、超音
波プローブ10は走査駆動ユニット11に着脱可能に連
結されることになる。このために、図3に示したよう
に、超音波プローブ10における可撓性チューブ13の
基端部は硬質の連結リング部13aとなっており、また
フレキシブルシャフト15の端部には連結軸17が連結
されている。そして、走査駆動ユニット11のケーシン
グ12aの内部には回転軸18が設けられ、この回転軸
18には一対のプーリ19,20が取り付けられてい
る。プーリ19には、モータ21の出力軸21aに連結
したプーリ22との間に伝達ベルト23が巻回して設け
られている。また、プーリ20にはエンコーダ24の入
力軸24aに設けたプーリ25との間に伝達ベルト26
が巻回して設けられている。
16となっており、このコネクタ部16によって、超音
波プローブ10は走査駆動ユニット11に着脱可能に連
結されることになる。このために、図3に示したよう
に、超音波プローブ10における可撓性チューブ13の
基端部は硬質の連結リング部13aとなっており、また
フレキシブルシャフト15の端部には連結軸17が連結
されている。そして、走査駆動ユニット11のケーシン
グ12aの内部には回転軸18が設けられ、この回転軸
18には一対のプーリ19,20が取り付けられてい
る。プーリ19には、モータ21の出力軸21aに連結
したプーリ22との間に伝達ベルト23が巻回して設け
られている。また、プーリ20にはエンコーダ24の入
力軸24aに設けたプーリ25との間に伝達ベルト26
が巻回して設けられている。
【0014】走査駆動ユニット11のケーシング11a
には挿入孔27が形成されており、この挿入孔27に回
転軸18の先端が臨んでいる。また、この挿入孔27の
周囲には筒部28が突出する状態に設けられている。従
って、超音波プローブ10のコネクタ部16は、その連
結軸17が挿入孔27から挿入されて、回転軸18に連
結され、また可撓性チューブ13の連結リング部13a
が筒部28に嵌合される。ここで、連結軸17と回転軸
18とは、例えばスプラインやキー等の機構その他によ
って相対回転不能に連結され、また連結リング部13a
は筒部28に相対回転可能に嵌合されている。
には挿入孔27が形成されており、この挿入孔27に回
転軸18の先端が臨んでいる。また、この挿入孔27の
周囲には筒部28が突出する状態に設けられている。従
って、超音波プローブ10のコネクタ部16は、その連
結軸17が挿入孔27から挿入されて、回転軸18に連
結され、また可撓性チューブ13の連結リング部13a
が筒部28に嵌合される。ここで、連結軸17と回転軸
18とは、例えばスプラインやキー等の機構その他によ
って相対回転不能に連結され、また連結リング部13a
は筒部28に相対回転可能に嵌合されている。
【0015】さらに、連結リング部13aには揺動板2
9が連結されている。この揺動板29は、図4からも明
らかなように、連結リング部13aの側面部から軸線と
直交する方向に所定長さ延在され、その長手方向には、
先端側から所定の長さにわたってスリット溝29aが形
成されている。また、ケーシング11aには偏心回転ピ
ン30が軸周りに回転自在に取り付けられている。偏心
回転ピン30は、ケーシング11aを貫通して外部に突
出されており、この偏心回転ピン30におけるケーシン
グ11aの外の部分は一度水平方向に向けて90°曲成
され、さらに90°曲成されて上方に突出しており、こ
の先端側の部分が揺動板29のスリット溝29aに係入
させている。また、偏心回転ピン30の基端部、即ちケ
ーシング11a内の部位は、クラッチ31を介してモー
タ21の回転軸21aと連結されている。従って、偏心
回転ピン30は、そのクラッチ31に連結した本体軸部
30aに対して、揺動板29のスリット溝29aに係入
される偏心軸部30bは間隔d分だけ偏心している。そ
して、偏心回転ピン30の偏心軸部30bが係入される
揺動板29のスリット溝29aの長さは、少なくとも間
隔dの2倍の寸法を持っている。
9が連結されている。この揺動板29は、図4からも明
らかなように、連結リング部13aの側面部から軸線と
直交する方向に所定長さ延在され、その長手方向には、
先端側から所定の長さにわたってスリット溝29aが形
成されている。また、ケーシング11aには偏心回転ピ
ン30が軸周りに回転自在に取り付けられている。偏心
回転ピン30は、ケーシング11aを貫通して外部に突
出されており、この偏心回転ピン30におけるケーシン
グ11aの外の部分は一度水平方向に向けて90°曲成
され、さらに90°曲成されて上方に突出しており、こ
の先端側の部分が揺動板29のスリット溝29aに係入
させている。また、偏心回転ピン30の基端部、即ちケ
ーシング11a内の部位は、クラッチ31を介してモー
タ21の回転軸21aと連結されている。従って、偏心
回転ピン30は、そのクラッチ31に連結した本体軸部
30aに対して、揺動板29のスリット溝29aに係入
される偏心軸部30bは間隔d分だけ偏心している。そ
して、偏心回転ピン30の偏心軸部30bが係入される
揺動板29のスリット溝29aの長さは、少なくとも間
隔dの2倍の寸法を持っている。
【0016】従って、この場合には、偏心回転ピン30
と、この偏心回転ピン30を回転駆動するモータ21及
び偏心回転ピン30とモータ21との間を接離するクラ
ッチ31が振動手段として機能する。
と、この偏心回転ピン30を回転駆動するモータ21及
び偏心回転ピン30とモータ21との間を接離するクラ
ッチ31が振動手段として機能する。
【0017】以上のように構成することによって、図5
に示したように、患者の体腔内における狭い体腔管の内
部にまで挿入されて、超音波走査を行うことによって、
体内の組織情報を取得できる。
に示したように、患者の体腔内における狭い体腔管の内
部にまで挿入されて、超音波走査を行うことによって、
体内の組織情報を取得できる。
【0018】即ち、内視鏡1の挿入部3を体腔内におけ
る所定の位置まで導いて、処置具挿通チャンネル4内に
超音波検査装置5の超音波プローブ10を挿入する。こ
の時には、超音波プローブ10のコネクタ部16は走査
駆動ユニット11に連結させておく。そして、超音波プ
ローブ10の先端部を挿入部3の先端側面部3aから突
出させて、細い体腔管、例えば膵胆管に向けて導出す
る。この超音波プローブ10の方向制御は、内視鏡1に
よる監視下で、処置具挿通チャンネル4の先端部分に設
けた処置具起上台(図示せず)を起上操作することによ
り行われる。超音波プローブ10の細い体腔管における
挿入経路に狭窄な部位が存在することがある。超音波プ
ローブ10は細径で可撓性のある部材からなるので、基
端側から強力な押し込み推力を作用させても、この狭窄
部に阻まれて、それ以上進行せず、途中で曲がってしま
うことになる。
る所定の位置まで導いて、処置具挿通チャンネル4内に
超音波検査装置5の超音波プローブ10を挿入する。こ
の時には、超音波プローブ10のコネクタ部16は走査
駆動ユニット11に連結させておく。そして、超音波プ
ローブ10の先端部を挿入部3の先端側面部3aから突
出させて、細い体腔管、例えば膵胆管に向けて導出す
る。この超音波プローブ10の方向制御は、内視鏡1に
よる監視下で、処置具挿通チャンネル4の先端部分に設
けた処置具起上台(図示せず)を起上操作することによ
り行われる。超音波プローブ10の細い体腔管における
挿入経路に狭窄な部位が存在することがある。超音波プ
ローブ10は細径で可撓性のある部材からなるので、基
端側から強力な押し込み推力を作用させても、この狭窄
部に阻まれて、それ以上進行せず、途中で曲がってしま
うことになる。
【0019】このように、超音波プローブ10の先端が
狭窄部に阻まれた時には、モータ21を回転駆動すると
共に、クラッチ31をON状態にする。これによって、
偏心回転ピン30が回転駆動される。図6に示したよう
に、偏心回転ピン30の偏心軸部30bが揺動板29の
スリット溝29aに係入しているから、この偏心回転ピ
ン30の回転運動は揺動板29の揺動運動に変換され
る。即ち、図6に示したように、偏心回転ピン30が軌
跡Cで回転すると、揺動板29は幅Bにわたって揺動す
ることになり、この揺動板29の揺動により可撓性チュ
ーブ13を振動させる。従って、可撓性チューブ13の
振動と共に、超音波プローブ10を狭窄部に押し込むよ
うに操作すると、超音波プローブ10の先端が狭窄部を
押し広げながら進行することになり、円滑かつ確実に通
過させることができる。なお、この時に、モータ21の
駆動によりフレキシブルシャフト15も共に回転して、
この回転力が超音波振動子14にまで及ぶが、この超音
波振動子14が回転しても、格別の問題はない。
狭窄部に阻まれた時には、モータ21を回転駆動すると
共に、クラッチ31をON状態にする。これによって、
偏心回転ピン30が回転駆動される。図6に示したよう
に、偏心回転ピン30の偏心軸部30bが揺動板29の
スリット溝29aに係入しているから、この偏心回転ピ
ン30の回転運動は揺動板29の揺動運動に変換され
る。即ち、図6に示したように、偏心回転ピン30が軌
跡Cで回転すると、揺動板29は幅Bにわたって揺動す
ることになり、この揺動板29の揺動により可撓性チュ
ーブ13を振動させる。従って、可撓性チューブ13の
振動と共に、超音波プローブ10を狭窄部に押し込むよ
うに操作すると、超音波プローブ10の先端が狭窄部を
押し広げながら進行することになり、円滑かつ確実に通
過させることができる。なお、この時に、モータ21の
駆動によりフレキシブルシャフト15も共に回転して、
この回転力が超音波振動子14にまで及ぶが、この超音
波振動子14が回転しても、格別の問題はない。
【0020】ここで、超音波プローブ10の挿入経路に
狭窄な部位が存在している場合において、この狭窄部が
腫瘍等である可能性がある場合には、その部位の体内組
織の状態を検査する必要がる。そこで、超音波プローブ
10の先端部分における超音波振動子14を狭窄部の位
置に配置する。そして、クラッチ31をOFFにして、
ラジアル走査時に偏心回転ピン13が共に回転しないよ
うにする。この状態で、モータ21を作動させると、フ
レキシブルシャフト15が軸回りに回転し、この回転が
先端に設けた超音波振動子14が回転駆動されて、この
狭窄部を含む部位の超音波断層像を取得でき、狭窄部に
例えば腫瘍があるか否かの確認等を行うことができる。
勿論、この時には、クラッチ31がOFFの状態になっ
ているから、超音波プローブ10が振動することはな
く、安定的に保持される。
狭窄な部位が存在している場合において、この狭窄部が
腫瘍等である可能性がある場合には、その部位の体内組
織の状態を検査する必要がる。そこで、超音波プローブ
10の先端部分における超音波振動子14を狭窄部の位
置に配置する。そして、クラッチ31をOFFにして、
ラジアル走査時に偏心回転ピン13が共に回転しないよ
うにする。この状態で、モータ21を作動させると、フ
レキシブルシャフト15が軸回りに回転し、この回転が
先端に設けた超音波振動子14が回転駆動されて、この
狭窄部を含む部位の超音波断層像を取得でき、狭窄部に
例えば腫瘍があるか否かの確認等を行うことができる。
勿論、この時には、クラッチ31がOFFの状態になっ
ているから、超音波プローブ10が振動することはな
く、安定的に保持される。
【0021】ところで、ラジアル超音波走査を行う際に
は、フレキシブルシャフト15が軸回りに回転するが、
この時に可撓性チューブ13は共回りしないように保持
する必要がある。このために、可撓性チューブ13の共
回り防止のためのストッパを設けるが、可撓性チューブ
13の連結リング部13aには揺動板29が連設されて
おり、この揺動板29には偏心回転ピン30が挿通され
ているから、この偏心回転ピン30は非回転状態となっ
ている限りは、揺動板29はこの偏心回転ピン30に規
制されて、所定角度以上回動できなくなって、可撓性チ
ューブ13の共回りを防止するストッパとして機能す
る。ここで、可撓性チューブ13にストッパが必要にな
るのは、超音波走査を行う際であり、この時には可撓性
チューブ13を振動させないことから、偏心回転ピン3
0は非回転状態に保持される。
は、フレキシブルシャフト15が軸回りに回転するが、
この時に可撓性チューブ13は共回りしないように保持
する必要がある。このために、可撓性チューブ13の共
回り防止のためのストッパを設けるが、可撓性チューブ
13の連結リング部13aには揺動板29が連設されて
おり、この揺動板29には偏心回転ピン30が挿通され
ているから、この偏心回転ピン30は非回転状態となっ
ている限りは、揺動板29はこの偏心回転ピン30に規
制されて、所定角度以上回動できなくなって、可撓性チ
ューブ13の共回りを防止するストッパとして機能す
る。ここで、可撓性チューブ13にストッパが必要にな
るのは、超音波走査を行う際であり、この時には可撓性
チューブ13を振動させないことから、偏心回転ピン3
0は非回転状態に保持される。
【0022】次に、図7及び図8には、本発明における
他の実施の形態が示されている。即ち、この実施の形態
においては、図7に示したように、超音波検査装置40
を構成する超音波プローブ41が連結される走査駆動ユ
ニット42に、超音波プローブ41における可撓性チュ
ーブ43の連結リング部43aを振動させる振動手段は
設けられていない。この振動手段は、アダプタ44とし
て、走査駆動ユニット42に着脱可能に連結される。
他の実施の形態が示されている。即ち、この実施の形態
においては、図7に示したように、超音波検査装置40
を構成する超音波プローブ41が連結される走査駆動ユ
ニット42に、超音波プローブ41における可撓性チュ
ーブ43の連結リング部43aを振動させる振動手段は
設けられていない。この振動手段は、アダプタ44とし
て、走査駆動ユニット42に着脱可能に連結される。
【0023】而して、アダプタ44としては、図8に示
したように、筐体45にモータ46と電源としての電池
47とを組み込んだものであり、モータ46の出力軸4
8はモータ46からの本体軸部48aを途中で2度曲折
させることにより偏心軸部48bとなし、もって偏心回
転ピンとして機能させるようにしている。そして、筐体
45は、モータ46を設けた上部収容部45aと、電池
47を内蔵する側部収容部45bと、この側部収容部4
5bの左右から延在させた一対の弾性部片からなる抱持
部45c,45cが形成されており、この抱持部45
c,45cは走査駆動ユニット42に対して側方から着
脱可能に連結されることになる。また、抱持部45cの
内面には係合突起49が設けられており、この係合突起
49は、走査駆動ユニット42のケーシングに設けた係
合用凹部50にスナップアクション作用により係合させ
ることによって、アダプタ44は走査駆動ユニット42
と連結した状態に固定される。
したように、筐体45にモータ46と電源としての電池
47とを組み込んだものであり、モータ46の出力軸4
8はモータ46からの本体軸部48aを途中で2度曲折
させることにより偏心軸部48bとなし、もって偏心回
転ピンとして機能させるようにしている。そして、筐体
45は、モータ46を設けた上部収容部45aと、電池
47を内蔵する側部収容部45bと、この側部収容部4
5bの左右から延在させた一対の弾性部片からなる抱持
部45c,45cが形成されており、この抱持部45
c,45cは走査駆動ユニット42に対して側方から着
脱可能に連結されることになる。また、抱持部45cの
内面には係合突起49が設けられており、この係合突起
49は、走査駆動ユニット42のケーシングに設けた係
合用凹部50にスナップアクション作用により係合させ
ることによって、アダプタ44は走査駆動ユニット42
と連結した状態に固定される。
【0024】可撓性チューブ43の基端部に設けられ、
走査駆動ユニット42に着脱可能に連結される連結リン
グ部43aからは、その軸線と直交する方向に揺動板5
1が延在されており、アダプタ44を走査駆動ユニット
42に連結した時には、このアダプタ44に設けたモー
タ46の出力軸48が係入するスリット溝51aが形成
されている。そして、アダプタ44の筐体45における
上部収容部45aには、モータ46の出力軸48が垂設
されており、この出力軸48は、アダプタ44を走査駆
動ユニット42に連結した時に、偏心回転ピンとして機
能する出力軸48の偏心軸部48bをスリット溝51a
に確実に係入させなければならない。このために、図8
に示したように、スリット溝51aの先端部は左右に拡
開されており、この拡開した部位が出力軸48の呼び込
み部となる。
走査駆動ユニット42に着脱可能に連結される連結リン
グ部43aからは、その軸線と直交する方向に揺動板5
1が延在されており、アダプタ44を走査駆動ユニット
42に連結した時には、このアダプタ44に設けたモー
タ46の出力軸48が係入するスリット溝51aが形成
されている。そして、アダプタ44の筐体45における
上部収容部45aには、モータ46の出力軸48が垂設
されており、この出力軸48は、アダプタ44を走査駆
動ユニット42に連結した時に、偏心回転ピンとして機
能する出力軸48の偏心軸部48bをスリット溝51a
に確実に係入させなければならない。このために、図8
に示したように、スリット溝51aの先端部は左右に拡
開されており、この拡開した部位が出力軸48の呼び込
み部となる。
【0025】以上のように構成すれば、超音波プローブ
41を体腔管における狭窄部等を通過させる際には、走
査駆動ユニット42にアダプタ44を連結させて、モー
タ46を駆動することによって、超音波プローブ41を
振動させる。この超音波プローブ41が振動している間
に超音波プローブ41を狭窄部に向けて押し込むように
力を加えることによって、振動により狭窄部が押し広げ
られるから、円滑かつ確実に通過させることができる。
41を体腔管における狭窄部等を通過させる際には、走
査駆動ユニット42にアダプタ44を連結させて、モー
タ46を駆動することによって、超音波プローブ41を
振動させる。この超音波プローブ41が振動している間
に超音波プローブ41を狭窄部に向けて押し込むように
力を加えることによって、振動により狭窄部が押し広げ
られるから、円滑かつ確実に通過させることができる。
【0026】ここで、走査駆動ユニット42はいずれか
の部位に固定的に保持しなければならない。例えば、超
音波観測装置に走査駆動ユニット42を固定することも
できるが、そうすると超音波プローブ41が長尺化する
ことになる。走査駆動ユニット42は、図7から明らか
なように、内視鏡1の本体操作部2に設けた処置具導入
部4aに固定的に保持させることができる。このよう
に、内視鏡1の本体操作部2に走査駆動ユニット42を
設ける場合には、走査駆動ユニット42をできるだけ小
型で軽量なものとしなければならない。可撓性チューブ
43を振動させる頻度は、例えば十症例に1回あるかど
うかといった程度であり、しかも操作の間で極めて短い
時間だけしか作動させない。そこで、走査駆動ユニット
42には振動手段を設けずに、この走査駆動ユニット4
2とは別個のアダプタ44に設けている。これによっ
て、走査駆動ユニット42は小型化、軽量化できる。従
って、内視鏡1の本体操作部2を把持して操作を行う術
者等の手に対する負担を軽減できる。勿論、アダプタ4
4を走査駆動ユニット42に連結すると、本体操作部2
の重量が増すが、このアダプタ44を必要とする時間は
極限られたものである。従って、この間だけアダプタ4
4を走査駆動ユニット42に連結し、超音波プローブ4
1が狭窄部を通過した後には、アダプタ44を取り外す
ようにすれば、術者の負担増も殆どなくなる。
の部位に固定的に保持しなければならない。例えば、超
音波観測装置に走査駆動ユニット42を固定することも
できるが、そうすると超音波プローブ41が長尺化する
ことになる。走査駆動ユニット42は、図7から明らか
なように、内視鏡1の本体操作部2に設けた処置具導入
部4aに固定的に保持させることができる。このよう
に、内視鏡1の本体操作部2に走査駆動ユニット42を
設ける場合には、走査駆動ユニット42をできるだけ小
型で軽量なものとしなければならない。可撓性チューブ
43を振動させる頻度は、例えば十症例に1回あるかど
うかといった程度であり、しかも操作の間で極めて短い
時間だけしか作動させない。そこで、走査駆動ユニット
42には振動手段を設けずに、この走査駆動ユニット4
2とは別個のアダプタ44に設けている。これによっ
て、走査駆動ユニット42は小型化、軽量化できる。従
って、内視鏡1の本体操作部2を把持して操作を行う術
者等の手に対する負担を軽減できる。勿論、アダプタ4
4を走査駆動ユニット42に連結すると、本体操作部2
の重量が増すが、このアダプタ44を必要とする時間は
極限られたものである。従って、この間だけアダプタ4
4を走査駆動ユニット42に連結し、超音波プローブ4
1が狭窄部を通過した後には、アダプタ44を取り外す
ようにすれば、術者の負担増も殆どなくなる。
【0027】しかも、アダプタ44はスナップアクショ
ン作用によって走査駆動ユニット42に着脱でき、また
アダプタ44のモータ46は電池47を電源として作動
するものであるから、コードも設ける必要がない。従っ
て、アダプタ44の走査駆動ユニット42への着脱が容
易であり、またその他の取り扱い及び保管等に便利であ
る。
ン作用によって走査駆動ユニット42に着脱でき、また
アダプタ44のモータ46は電池47を電源として作動
するものであるから、コードも設ける必要がない。従っ
て、アダプタ44の走査駆動ユニット42への着脱が容
易であり、またその他の取り扱い及び保管等に便利であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、超音波
プローブにおける可撓性チューブの基端部を振動手段に
より、この可撓性チューブを振動させる構成としたの
で、可撓性のある細径の超音波プローブを狭窄な部位を
円滑かつ確実に通過させることができる等の効果を奏す
る。
プローブにおける可撓性チューブの基端部を振動手段に
より、この可撓性チューブを振動させる構成としたの
で、可撓性のある細径の超音波プローブを狭窄な部位を
円滑かつ確実に通過させることができる等の効果を奏す
る。
【図1】本発明の実施の一形態を示す超音波検査装置を
内視鏡に組み込んだ状態の構成説明図である。
内視鏡に組み込んだ状態の構成説明図である。
【図2】超音波プローブの先端部分の断面図である。
【図3】走査駆動ユニットの断面図である。
【図4】可撓性チューブを振動させる機構の構成を示す
要部外観図である。
要部外観図である。
【図5】超音波検査を行っている状態を示す作動説明図
である。
である。
【図6】可撓性チューブを振動させるための機構の作動
説明図である。
説明図である。
【図7】本発明の他の実施の形態を示す超音波検査装置
を内視鏡に組み込んだ状態を示す要部構成説明図であ
る。
を内視鏡に組み込んだ状態を示す要部構成説明図であ
る。
【図8】走査駆動ユニットとアダプタとを分離した状態
の外観図である。
の外観図である。
1 内視鏡 2 本体操作部 3 挿入部 4 処置具挿通チャンネル 5,40 超音波検査装置 10,41 超音波プローブ 11,42 走査駆動ユニット 13,43 可撓性チューブ 14 超音波振動子 15 フレキシブルシャフト 16 コネクタ部 17 連結軸 18 回転軸 21 モータ 29,51 揺動板 29a,51a スリット溝 30 偏心回転ピン 31 クラッチ 44 アダプタ 46 モータ 47 電池 48 出力軸
Claims (5)
- 【請求項1】 先端が閉塞した可撓性チューブ内に超音
波振動子を設けた超音波プローブを走査駆動ユニットに
連結してなる超音波検査装置において、前記可撓性チュ
ーブの基端部に、この可撓性チューブを振動させる振動
手段を連結する構成としたことを特徴とする超音波検査
装置。 - 【請求項2】 前記振動手段は、回転駆動手段により回
転駆動される偏心回転ピンと、前記可撓性チューブの基
端部に連結され、この偏心回転ピンが挿通されるスリッ
ト溝を設けた揺動部材とから構成したことを特徴とする
請求項1記載の超音波検査装置。 - 【請求項3】 前記超音波プローブは前記走査駆動ユニ
ットに着脱可能に連結されるものであり、前記揺動部材
は、前記超音波プローブを前記走査駆動ユニットに連結
するためのコネクタ部に設ける構成としたこを特徴とす
る請求項1記載の超音波検査装置。 - 【請求項4】 前記超音波振動子は回転方向に走査する
ものであり、前記走査駆動ユニット内には超音波振動子
の回転駆動用のモータを内蔵し、このモータに前記偏心
回転ピンをクラッチを介して連結する構成としたことを
特徴とする請求項2記載の超音波検査装置。 - 【請求項5】 前記偏心回転ピン及びその回転駆動手段
を前記走査駆動ユニットに着脱可能に連結されるアダプ
タに設け、前記可撓性チューブの基端部には、アダプタ
の偏心回転ピンに着脱可能に連結される揺動部材を連結
して設ける構成としたことを特徴とする請求項2記載の
超音波検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21499496A JP3319296B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 超音波検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21499496A JP3319296B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 超音波検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1033537A true JPH1033537A (ja) | 1998-02-10 |
JP3319296B2 JP3319296B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=16664947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21499496A Expired - Fee Related JP3319296B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 超音波検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3319296B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018087821A (ja) * | 2011-01-13 | 2018-06-07 | アクララ ミーターズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | エネルギーメータ向け先端メータリングインフラ(ami)カートリッジ |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP21499496A patent/JP3319296B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018087821A (ja) * | 2011-01-13 | 2018-06-07 | アクララ ミーターズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | エネルギーメータ向け先端メータリングインフラ(ami)カートリッジ |
JP2020034571A (ja) * | 2011-01-13 | 2020-03-05 | アクララ ミーターズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | エネルギーメータ向け先端メータリングインフラ(ami)カートリッジ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3319296B2 (ja) | 2002-08-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |