JPH10225457A - 超音波内視鏡 - Google Patents

超音波内視鏡

Info

Publication number
JPH10225457A
JPH10225457A JP9030808A JP3080897A JPH10225457A JP H10225457 A JPH10225457 A JP H10225457A JP 9030808 A JP9030808 A JP 9030808A JP 3080897 A JP3080897 A JP 3080897A JP H10225457 A JPH10225457 A JP H10225457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
endoscope
scanning
shaft
ultrasonic transducer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9030808A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Maruta
幸一 丸田
Toshihiro Sei
俊広 静
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP9030808A priority Critical patent/JPH10225457A/ja
Publication of JPH10225457A publication Critical patent/JPH10225457A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、超音波画像下での穿刺等の処置を確
実に行なって検査や処置にかかる時間を短縮し、術者、
患者への負担を軽減する超音波内視鏡を提供する。 【解決手段】内視鏡挿入部1の挿入軸方向を走査する超
音波振動子16,18と、挿入軸に略直交する方向を走
査する超音波振動子17と、内視鏡用処置具類を突出さ
せる鉗子口22を備えた超音波内視鏡において、挿入軸
方向に略直交する方向を走査する超音波振動子16,1
8による走査領域23,25と、挿入軸方向を走査する
超音波振動子17による走査領域24が、その一部で互
いに重なり合うように両振動子16,17,18を配置
すると共に、鉗子口22を両振動子16,17,18の
各走査領域23,24,25の重なり領域内に向けて開
口するように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、超音波内視鏡、
詳しくは内視鏡先端に超音波振動子を設けると共に、こ
の超音波振動子の走査面上に穿刺針等の内視鏡用処置具
類を突没自在に導出する鉗子口を備え、体腔内に挿入し
て超音波ガイド下での穿刺等を行なう超音波内視鏡に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、内視鏡先端に超音波振動子を
設けると共に、この超音波振動子の走査面上に穿刺針等
の内視鏡処置具類を突没自在に導出する鉗子口を設け、
この内視鏡先端部を体腔内に挿入して超音波ガイド下で
の穿刺等の処置を行なう超音波内視鏡について、種々の
提案がなされている。
【0003】例えば、特開平2−21852号公報に開
示されている超音波内視鏡は、内視鏡先端の先端ブロッ
クに超音波振動子を設け、この超音波振動子による走査
断面と同一面上に穿刺針を突没させるための導出口を設
けて、超音波ガイド下での穿刺を行なうようにしたもの
である。
【0004】これによれば、穿刺針収容部の手前側端を
最先端側の湾曲コマのヒンジより手前側に位置するよう
にしたので、実質的に挿入先端硬質部が短い状態で湾曲
させることができ、よって挿入部の人体挿入に際して苦
痛を少なく良好に挿入できるというものである。
【0005】そして、導出口より突出された穿刺針が超
音波振動子の走査領域内にあるときには、超音波画像上
に穿刺針を描出することができるので、これにより超音
波ガイド下での穿刺を容易に行なうことができるという
ものである。
【0006】また、特開平2−102643号公報に開
示されている超音波内視鏡のプローブは、筒状の体腔内
超音波プローブの挿入端近傍に、挿入部の挿入軸方向を
走査する超音波振動子を設けると共に、この超音波振動
子とは所定間隔だけ離して挿入部の挿入軸方向に直交す
る面を走査する超音波振動子を設けたものである。
【0007】これによれば、体腔内の超音波診断を行な
うと同時に、超音波ガイド下での穿刺を行なうことがで
きるというものである。
【0008】そして、特開平3−86156号公報に開
示されている超音波内視鏡は、体腔内穿刺振動子の振動
子列に開口部を設け、操作部内に設けた貫通孔を通して
穿刺針を振動子の走査面上に突出させるようにし、これ
により超音波ガイド下での穿刺を行なうようにしたもの
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
2−21852号公報に開示されている手段によれば、
体腔内壁を介した深部の病変部に対する穿刺を行なう場
合には、穿刺針に大きな力を加える必要があるので、こ
のような場合には穿刺針がたわんでしまうことがある。
穿刺針がたわんでしまった場合には、穿刺針が超音波振
動子による走査領域内よりずれてしまうこととなる。こ
の場合、超音波振動子による走査領域は一方向にしか向
いていないので、穿刺針が走査領域外にずれてしまった
場合には、超音波画像上に穿刺針を捕えることができな
いこととなる。
【0010】したがって、ずれてしまった穿刺針を確認
するためには、観察用光学系によって得られる光学像に
よって探したり、超音波画像上に再び穿刺針を捕えるた
めに超音波振動子を移動させたりする必要があり、これ
によって、検査や処置にかかる時間が長くかかってしま
い、術者および患者の負担が増大してしまうという問題
点がある。
【0011】また、上記特開平2−102643号公報
に開示されている手段でも、挿入部の挿入軸方向を走査
する超音波振動子による走査領域内に穿刺針がある場合
には、超音波画像上に穿刺針を描出して穿刺を行なうこ
とができるが、上述したように、穿刺針が走査領域外に
ずれてしまうことがある。この場合には、走査領域内か
らずれてしまった穿刺針は、挿入部の挿入軸方向に直交
する面を走査する超音波振動子によって、超音波画像上
に走査領域の一断面と穿刺針の軸線の交点として描出さ
れることとなるが、これによって得られる穿刺針の超音
波画像は、穿刺針の径方向の断面となり、超音波画像に
は穿刺針が点像として描出され、穿刺針の先端の確認は
極めて困難なものとなる。
【0012】また、この手段では、穿刺針を確認するた
めの観察光学系は設けられていないので、超音波画像上
に穿刺針を再び捕えるために超音波振動子を移動させる
必要があり、上述の手段と同様に検査、処置時間が長く
なってしまい、術者および患者の負担が増大してしまう
こととなる。
【0013】そして、上記特開平3−86156号公報
に開示されている手段でも、超音波振動子の走査領域内
に穿刺針がある場合には、超音波画像上に穿刺針を描出
できるが、上述のものと同じ理由で、穿刺針が走査領域
外にずれてしまうことがあり、この場合にも、穿刺針を
確認するための観察光学系が用意されていないので、超
音波画像上に再び穿刺針を捕えるために超音波振動子を
移動させる必要がある。したがって、上述の手段と同様
に検査、処置時間が長くなって、術者および患者への負
担が増大してしまうという問題点がある。
【0014】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、超音波画像下で
穿刺針を確認しながら、超音波ガイド下での穿刺等の処
置を確実に行ない、検査や処置にかかる時間を短縮する
ことによって、術者および患者への負担を軽減すること
のできる超音波内視鏡を提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明による超音波内視鏡は、内視鏡挿入部の
挿入軸方向を走査する超音波振動子と、挿入軸に略直交
する方向を走査する超音波振動子と、内視鏡用処置具類
を突出させる鉗子口を備えた超音波内視鏡において、上
記挿入軸方向に略直交する方向を走査する超音波振動子
による走査領域の一部と、上記挿入軸方向を走査する超
音波振動子による走査領域の一部が互いに重なり合うよ
うに、上記両振動子を配置すると共に、上記鉗子口を上
記両振動子の各走査領域の重なり領域内に向けて開口す
るように配置したことを特徴とする。
【0016】また、第2の発明による超音波内視鏡は、
上記第1の発明による超音波内視鏡において、挿入軸に
略直交する方向を走査する超音波振動子と挿入軸方向を
走査する超音波振動子とを内視鏡の観察光学系の前方に
配置したことを特徴とする。
【0017】そして、第3の発明による超音波内視鏡
は、上記第1の発明による超音波内視鏡において、上記
挿入軸に略直交する方向を走査する超音波振動子が電子
走査型超音波振動子であることを特徴とする。
【0018】さらに、第4の発明による超音波内視鏡
は、上記第1の発明による超音波内視鏡において、上記
挿入軸に略直交する方向を走査する超音波振動子が機械
走査型超音波振動子であることを特徴とする。
【0019】したがって、本発明による超音波内視鏡
は、内視鏡挿入部の挿入軸に直交する方向を走査する超
音波振動子の走査領域の一部と、挿入軸方向を走査する
超音波振動子の走査領域の一部とが互いに重なるよう
に、両振動子を配置すると共に、鉗子口を両振動子の各
走査領域の重なり領域内に向けて開口するように配置す
る。
【0020】これにより、鉗子口より突出させた内視鏡
用処置具類は、挿入軸方向を走査する超音波振動子と挿
入軸に直交する方向を走査する超音波振動子の各走査領
域の重なり領域内に突出するので、いずれか一方の超音
波振動子による走査領域内から内視鏡用処置具類がずれ
てしまった場合にも、他方の超音波振動子による走査領
域内で、これを捕捉することが可能となり、超音波画像
下で内視鏡用処置具類を常に描出することが可能とな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の
超音波内視鏡を示す概略図であり、図2は、この超音波
内視鏡の挿入部の先端部を拡大して示す要部拡大図であ
る。また、図3は、この先端部に設けられた各超音波振
動子の走査領域を示す概念図である。
【0022】図1に示すように、この超音波内視鏡は、
体腔内に挿入される内視鏡挿入部1と、この挿入部1の
後端側に連設され、各種操作を行なう操作部材等が配設
された内視鏡操作部5と、光源装置12と、超音波観測
装置14等によって構成されている。
【0023】上記操作部5には、光源コネクタ12a、
ユニバーサルコード11を介して光源装置12が接続さ
れており、また、上記光源コネクタ12aから超音波コ
ード13が分岐している。これにより、操作部5は、ユ
ニバーサルコード11および光源コネクタ12a、超音
波コード13および超音波コネクタ14aを介して超音
波観測装置14と接続されている。
【0024】上記挿入部1は、先端部2、湾曲部3、可
撓部4から形成されている。
【0025】上記操作部5に配設されている操作部材と
しては、例えば上記湾曲部3を湾曲させる操作ノブ6、
送気送水ボタン7、吸引ボタン8等であり、さらに、操
作部5には、穿刺針等の内視鏡用処置具類を挿入する処
置具挿入口9、光学像を観察する接眼部10等が設けら
れている。
【0026】また、上記操作部5に接続されたユニバー
サルコード11内には、各種チューブ類(図示せず)、
例えばライトガイド、吸引チューブ、送気チューブ、送
水チューブ等が接続されており、これらの各チューブ類
の終端部は、光源コネクタ12aに接続されている。こ
の光源コネクタ12aは、光源装置12に対して着脱自
在となっている。
【0027】一方、上記光源コネクタ12aからは、超
音波コード13が分岐しており、この超音波コード13
は、超音波コネクタ14aに接続されている。この超音
波コネクタ14aは、超音波観測装置14に対して着脱
自在となっている。
【0028】上記先端部2は、図2、図3に示すよう
に、例えば黒色系プラスチック等からなる絶縁材で形成
された支持部15からなり、この支持部15上に走査領
域が異なる超音波振動子16,17,18が並設されて
いる。すなわち、挿入部1の挿入軸方向に沿う走査領域
23,25(図3参照)を有する超音波振動子16,1
8と、この両振動子16と18の間に、挿入部1の挿入
軸方向に直交する走査領域24(図3参照)を有する超
音波振動子17が並べて配設されている。
【0029】つまり、上記超音波振動子16,18は、
各々の走査領域23,25の断面が挿入部1の挿入軸方
向に沿う面に一致していると共に、互いの走査領域の一
部が重なり合うように上記超音波振動子17を挟んで設
けられている。
【0030】また、超音波振動子17は、走査領域24
の断面が挿入部1の挿入軸方向に直交する方向に沿う面
に一致し、かつその一部は上記超音波振動子16,18
の走査領域23,25の重なり走査領域に、さらに重な
り合うように配置されている。
【0031】一方、上記先端部2には、支持部15に連
設され、上記超音波振動子16,17,18よりも手元
側で、かつ超音波振動子16,17,18の送受波面と
同一面側に、対物レンズ19、照明レンズ20、および
対物レンズ19を洗滌するための送気送水ノズル21が
配設されている。
【0032】そして、超音波振動子17の略中央には、
穿刺針等の内視鏡用処置具類を突没自在に導出させるた
めの鉗子口22が設けられている。この鉗子口22の中
心軸点26は、挿入軸方向に走査する超音波振動子1
6,18の走査領域23,25と、挿入軸に直交する方
向に走査する超音波振動子17の走査領域24の重なり
領域内、例えば図3に示す線分26−26a上に配置さ
れている。これによって、内視鏡用処置具類が鉗子口2
2より突出する際には、超音波振動子16,17,18
の各走査領域23,24,25が互いに重なり合う領域
内に突出するようになっている(図3参照)。
【0033】このように構成された上記第1の実施形態
の超音波内視鏡において、穿刺針等の内視鏡用処置具類
を、鉗子口22より、上記超音波振動子16,17,1
8の各走査領域23,24,25の重なり領域内(例え
ば線分26−26a上)に向けて突出させると、この内
視鏡用処置具類は、超音波振動子16,17,18の各
走査領域23,24,25の三つの領域によって得られ
る超音波画像上に描出されることとなる。
【0034】この状態で、超音波ガイド下での穿刺等の
処置を行なう際に、鉗子口22より突出された穿刺針等
が、例えば超音波振動子16,18の各走査領域23,
25上からはずれた場合にも、超音波振動子17の走査
領域24による超音波画像上には、穿刺針が常に捕捉さ
れていることとなる。
【0035】つまり、超音波ガイド下での内視鏡用処置
具を描出することのできる走査領域を複数(この実施形
態では三つの領域)確保することによって、術者は、超
音波ガイド下での処置中に穿刺針等を見失うことなく、
より安全かつ確実に処置を行なうことが容易にできる。
これによって、検査や処置にかかる時間も短縮すること
ができ、したがって、術者および患者の負担を大幅に軽
減することができる。
【0036】次に、本発明の第2の実施形態について、
以下に説明する。
【0037】図4は、この第2の実施形態の超音波内視
鏡の挿入部の先端部を拡大して示す要部拡大図であり、
図5は、この先端部に設けられた各超音波振動子の走査
範囲を示す概念図である。
【0038】なお、この第2の実施形態は、上述の第1
の実施形態と基本的に同様の構成からなるものであり、
超音波振動子の配置が異なるのみである。したがって、
ここでは、上述の第1の実施形態と同様の構成部材につ
いては、同じ符合を付してその詳細な説明は省略する。
【0039】すなわち、この第2の実施形態の超音波内
視鏡における先端部2Aは、例えば黒色系プラスチック
等からなる絶縁材で形成された支持部27からなり、こ
の支持部27上には、挿入部の先端部2Aの挿入軸方向
を走査する超音波振動子28が配設されていて、この超
音波振動子28による走査領域は、符合34で示す領域
である。
【0040】また、支持部27に連設され、上記超音波
振動子28よりも手元側で、かつ超音波振動子28の送
受波面と同一面側に、上記超音波振動子28とは、走査
方向の異なる走査領域35を有する超音波振動子29、
および対物レンズ30、照明レンズ31、送気送水ノズ
ル32が設けられている。
【0041】上記超音波振動子29は、この先端部2A
の挿入軸方向に直交する方向を走査するようになってお
り、この振動子29による走査領域35は、上記超音波
振動子28による走査領域34と互いに、その一部が重
なり合うように配設されている。
【0042】そして、超音波振動子29の略中央には、
穿刺針等の内視鏡用処置具類を突没自在に導出させる鉗
子口33が設けられていて、この鉗子口33の中心軸点
36から点36aに向けて伸ばした線分36−36a線
が、超音波振動子28,29の各走査領域34,35の
重なり領域内に含まれるように配置されている。これに
よって、鉗子口33より内視鏡用処置具類が突出される
と、この処置具類は、上記超音波振動子28,29によ
る各走査領域34,35の重なり領域内に突出するよう
になっている。
【0043】このように構成された上記第2の実施形態
においても、穿刺針等の内視鏡用処置具類を鉗子口33
から、上記超音波振動子28,29による各走査領域3
4,35の重なり領域内に突出させると、この内視鏡用
処置具類は、超音波振動子28,29の各走査領域3
4,35によって得られる超音波画像上に描出されるこ
ととなる。
【0044】このように超音波ガイド下での内視鏡用処
置具類を描出することのできる走査領域を複数(この第
2の実施形態では、走査方向の異なる二領域)確保する
ことで、術者が超音波ガイド下での処置を行なう際に、
穿刺針等を見失うことなく、より安全かつ確実に処置を
行なうことができ、よって検査や処置にかかる時間を短
縮できるので、術者および患者の負担を軽減することが
できる。
【0045】次に、本発明の第3の実施形態について、
以下に説明する。
【0046】図6、図7は、この第3の実施形態の超音
波内視鏡の挿入部の先端部を拡大して示す図であって、
図6は要部を破いて示した拡大上面図を、図7は要部を
破いて示した拡大側面図である。なお、図8、図9は、
この超音波内視鏡の先端部に配設される超音波振動子お
よびこれを保持する支持部材のみを取り出して示す要部
拡大図であって、図8は要部拡大上面図を、図9は、要
部拡大断面図をそれぞれ示している。
【0047】図6、図7に示すように、この超音波内視
鏡の先端部37内には、超音波振動子39、傘歯車4
1,43、ミラー42等が配設されており、これらの各
部材は、超音波を透過する部材によって形成された先端
キャップ44によって保護されている。この先端キャッ
プ44の内部には、流動パラフィン等からなる超音波伝
達媒体(図示せず)が充填されており、上記超音波振動
子39から送波される超音波が支障なく、所望の方向に
向けて放射されるようになっている。
【0048】先端キャップ44内において、上記超音波
振動子39は、送波面39aを挿入部の挿入軸中心に向
けた状態で支持部材38によって保持されている。
【0049】また、挿入部内には、フレキシブルシャフ
ト40が回動自在に挿通されており、このフレキシブル
シャフト40の先端には、傘歯車41が固着されてい
る。この傘歯車41は、先端キャップ44内の固定部材
43aに回動自在に軸支された傘歯車43と噛合してい
る。これにより、傘歯車43は、上記傘歯車41による
回転によって、この傘歯車41の回転軸方向(挿入軸方
向)に対して直交する軸上で回転するようになってい
る。
【0050】また、上記傘歯車43には、角度45度の
音響反射面42aを有するミラー42が固設されてお
り、傘歯車43の回転に従って同軸同方向に回転するよ
うになっている。そして、このミラー42の反射面42
aは、上記超音波振動子39の送波面39aに対向する
ように設けられている。これにより、超音波振動子39
から送波される超音波は、ミラー42の反射面42aに
よって反射され、被検体に向けて放射されるようになっ
ている。このように超音波振動子39は、挿入部の挿入
軸方向を走査するようになっている。
【0051】このとき、ミラー42は、傘歯車41,4
3によって回転されるようになっているので、ミラー4
2で反射される超音波は、図7の符合53で示す領域を
を走査することになる。
【0052】なお、図8、図9に示すように、上記支持
部材38には、超音波振動子39を駆動するための信号
伝達用ケーブル55が保持されている。このケーブル5
5は、信号線56およびGND線57からなり、信号線
56は、支持部材38の信号電極58に、GND線57
は、GND電極59にそれぞれ接続されている。
【0053】また、超音波振動子39は、筒状ハウジン
グ60に組み込まれた圧電素子61(例えばPZT等)
によって形成されており、この圧電素子61の表面に
は、表面電極62が設けられ、裏面には、裏面電極63
が設けられている。
【0054】上記表面電極62は、ハウジング60側に
設けられたGND電極64に接続されており、裏面電極
63は、ハウジング60側に設けられた信号電極65に
それぞれ接続されている。
【0055】また、上記圧電素子61の表面電極62の
上側には、凹面形状の音響レンズ66が設けられてお
り、裏面電極63の下側の上記筒状ハウジング60内に
は、ダンパ層67が設けられている。
【0056】そして、支持部材38に設けられた信号電
極65は、ハウジング60側の信号電極58と、支持部
材38側のGND電極64は、ハウジング60側のGN
D電極59にそれぞれ接触するように組み付けられてい
る。
【0057】一方、図7に示すように、上記フレキシブ
ルシャフト40の外周面は、フレキシブルチューブ45
によって覆われており、このフレキシブルチューブ45
の内部には、例えば流動パラフィン等からなる潤滑剤
(図示せず)が充填されている。
【0058】また、上記フレキシブルシャフト40の他
端側は、サーボモータ等の回転駆動源(図示せず)に接
続されており、これによって、このフレキシブルシャフ
ト40を介して傘歯車41,43を回転させるようにな
っている。
【0059】他方、上記先端部37に連設された支持部
46には、上記超音波振動子39による走査方向とは異
なる走査領域54を有する超音波振動子47と、対物レ
ンズ48、照明レンズ49、および対物レンズ48を洗
滌するための送気送水ノズル50が配設されている。
【0060】上記超音波振動子47は、挿入部の挿入軸
方向に直交する方向を走査するように配置されていて、
この振動子47から送波される超音波の走査領域54
は、上記超音波振動子39の走査領域53と、その一部
が互いに重なり合うように配設されている。
【0061】また、超音波振動子47の略中央には、穿
刺針等の内視鏡用処置具類を突没自在に導出する鉗子口
51が配設されている。この鉗子口51は、超音波振動
子39,47による走査領域53,54の重なり領域内
に向けて、その開口が配設されている。これによって、
この鉗子口51から導出される内視鏡用処置具類が、超
音波振動子39、47による走査領域53,54の重な
り領域内に突出するようになっている。
【0062】そして、上記鉗子口51には、この支持部
46が連設される湾曲管(図示せず)の内面に沿うよう
に曲がりぐせをつけて組み付けられた処置具挿通チャン
ネル52が接続されており、この挿通チャンネル52の
他端は、この超音波内視鏡の操作部5(図1参照)に設
けられている、内視鏡用処置具類を挿入する処置具挿入
口9(図1参照)に接続されている。
【0063】このように構成された上記第3の実施形態
においても、穿刺針等の内視鏡用処置具類を鉗子口51
より、上記超音波振動子39,47による各走査領域5
3,54の重なり領域内に突出させると、この内視鏡用
処置具類は、超音波振動子39,47の各走査領域5
3,54によって得られる超音波画像上に描出されるこ
ととなる。
【0064】この場合にも、上述の第1、第2の実施形
態と同様に、上記鉗子口51より突出された穿刺針等
が、一方の超音波振動子39の走査領域53からそれて
しまい、超音波画像上で捕捉できない状態となっても、
他方の超音波振動子47の走査領域54上に捕捉するこ
とが容易に可能となる。
【0065】このように、超音波ガイド下での穿刺針等
の内視鏡処置具類を描出可能な走査領域を二つの領域と
したので、より安全かつ確実に穿刺等の処置を行なうこ
とができると共に、術者は、常に穿刺針等の処置具類を
見失うことなく操作を続けることができ、したがって、
検査や処置にかかる時間を短縮することができると共
に、術者および患者の負担を大幅に軽減することができ
る。
【0066】また、処置具挿通チャンネル52は、湾曲
管の内面に沿うように曲がりぐせをつけて組み付けられ
ているので、術者が処置中に湾曲管に対して湾曲をかけ
たときにも、上記挿通チャンネル52が湾曲管内でみだ
りに移動することはない。したがって、内視鏡処置具類
のスムーズな動作を確保することができ、よって内視鏡
内蔵物の損傷等を防止すると共に、内視鏡自体の耐久性
向上に寄与することができる。
【0067】そして、上記超音波振動子39を支持部材
38を介して、この内視鏡の先端部37内に配設するよ
うに構成したので、上記超音波振動子39が故障した場
合には、この超音波振動子39のみを支持部材38から
取り外して、交換するだけで修理を完了することができ
る。したがって、修理にかかる作業時間を大幅に短縮す
ることができ、修理作業の簡略化およびメンテナンス性
の向上に寄与することができる。
【0068】ところで、機械走査型超音波内視鏡では、
内視鏡先端に組み込んだ超音波振動子、または超音波を
反射するミラーを回転させるためには、操作部やコネク
タ部にモータ等を設け、このモータ等の駆動力をフレキ
シブルシャフト等を介して内視鏡先端に伝達するように
構成したものが一般的である。
【0069】しかし、上述のような従来の手段では、内
視鏡の軟性部材が変形することによって、その中に延在
されているフレキシブルシャフトに対して引っ張り力や
圧縮力が加わった場合には、内視鏡先端側での回転位相
に遅れが生じ、その結果、得られる超音波画像が回転し
てしまうといった問題が生じていた。
【0070】そこで、このような問題を解決するため
に、例えば特開平5−293106号公報(特願平4−
103032号)に開示されている超音波内視鏡では、
軟性の先端挿入部および湾曲部の屈曲に応じて、フレキ
シブルシャフトの位相遅れを補償する連結部材について
の提案がなされている。
【0071】これによれば、操作部に設けた駆動源と挿
入部に延在されるフレキシブルシャフトの間に連結部材
を設けるようにしたので、挿入部の屈曲に起因する位相
遅れを減少させることができるというものである。
【0072】一方、術者の負担を軽減するという目的の
ために、駆動源を操作部に配置せず、駆動源を内視鏡の
コネクタ部や別体の装置側に設けるようにしたものが望
まれている。
【0073】例えば特開平57−156743号公報
(特願昭56−40819号)の超音波内視鏡では、内
視鏡の把持部分と駆動装置とを別体に構成するようにし
たものが提案されている。このような手段によれば、操
作部から駆動源を廃したことにより、術者が保持する操
作部を軽量化することができ、よって術者の処置の際の
疲労等をより軽減させることができると共に、処置の自
由度を拡大することが容易にできることとなる。
【0074】ところが、駆動源を超音波内視鏡のコネク
タ部や別体の駆動装置側等に配置した場合には、操作部
とコネクタ部とを連結するコードにもフレキシブルシャ
フトを内在させる必要があるので、コードの屈曲に起因
する位相遅れが発生してしまうという問題があった。
【0075】ここで、上述の特開平5−293106号
公報に記載の超音波内視鏡による構成を採用した場合に
は、挿入部の屈曲に起因する位相遅れは軽減できること
となるが、コードの屈曲に起因する位相遅れは軽減する
ことができないという問題点が生じる。
【0076】さらに、この場合においては、操作部内で
は、挿入部の方向とコードの取り付け方向とが異なるこ
とから、回転軸方向の変換が必要となるが、回転軸方向
を変換するための連結部分に対して、引っ張り力や圧縮
力が加わった場合には、位相遅れが著しくなってしまう
という問題点もある。
【0077】そこで、本発明の第4の実施形態では、操
作部を軽量化することで、術中における術者の負担をよ
り軽減させると共に、超音波画像の位相遅れが極力少な
い超音波内視鏡を提供することを目的としている。
【0078】図10は、この第4の実施形態の超音波内
視鏡全体を示す概略図であり、図11〜図13は、この
超音波内視鏡の要部を拡大して示す図であって、図11
は、先端部の要部拡大縦断面図を、図12は、操作部の
内部構造の要部拡大断面図を、図13は、コネクタの内
部構造の要部拡大図をそれぞれ示している。
【0079】図10に示すように、この超音波内視鏡7
1は、体腔内に挿入する挿入部72と、術者が把持して
操作を行なう操作部73と、この超音波内視鏡71を観
測装置82に接続するためのコード74およびコネクタ
82aと、この超音波内視鏡71を光源装置83に接続
するための光源コード81および光源コネクタ83a等
によって構成されている。
【0080】上記挿入部72の先端側には、湾曲部75
および先端部76が設けられており、上記操作部73
は、術者が把持するグリップ77と、上記湾曲部75を
湾曲操作するための湾曲操作部78と、光学像を観察す
る接眼部79とによって形成されている。
【0081】また、上記操作部73には、コード74が
接続されており、このコード74の終端部に回転駆動源
を内蔵するコネクタ82aが連設されている。そして、
このコネクタ82aが観測装置82側の接続部に接続さ
れることによって、超音波内視鏡71の操作部73と観
測装置82とを接続するようになっている。
【0082】また、上記コード74には、分岐部80が
設けられており、この分岐部80からは光源コード81
が分岐している。そして、この光源コード81の終端部
には、光源コネクタ83aが連設されていて、このコネ
クタ83aが光源装置83側の接続部に接続されること
によって、超音波内視鏡71の操作部73と光源装置8
3とを接続するようになっている。
【0083】上記先端部76は、図11に示すように、
この先端部76を形成する先端部本体84内に可撓性を
有する第二フレキシブルシャフト85が回転自在に挿通
しており、この第二フレキシブルシャフト85の終端部
は、硬性シャフト86の一端に固着されており、この硬
性シャフト86は、先端部本体84内に固定されたシー
ル88および軸受け89によって回動自在に支持されて
いる。そして、この硬性シャフト86の先端側に、超音
波振動子87が配設されている。
【0084】なお、上記硬性シャフト86および第二フ
レキシブルシャフト85は、中空となっており、この内
部に超音波振動子87を駆動制御するための信号を伝達
するケーブル90が延在されている。
【0085】また、上記第二フレキシブルシャフト85
は、図11では図示していないが、先端部本体84に接
続されている第二ガイドチューブ91(図12参照)に
よって覆われており、この第二ガイドチューブ91内に
は、潤滑油92が充填されている。
【0086】上記超音波振動子87は、超音波を透過す
る樹脂等によって形成されたキャップ93によって覆わ
れており、このキャップ93の内部空間には、超音波伝
達媒体94が充填されている。そして、このキャップ9
3を覆うようにして、ゴム製のバルーン101が、先端
部本体84の外周面上に設けられた第一バルーン溝99
と、キャップ93の先端に設けられた第二バルーン溝1
00によって、着脱自在に配設されている。
【0087】上記第一バルーン溝99近傍の先端寄りの
位置には、給排水孔102が外方に向けて開口してお
り、この給排水孔102は、先端部本体84内の給排水
管路103に連設されている。そして、この給排水管路
103は、この挿入部72内を挿通し、操作部73内の
給排水制御機構(図示せず)に接続されている。これに
より、この給排水制御機構を用いて、上記バルーン10
1内に給排水し、このバルーン101を膨張、収縮させ
るようになっている。
【0088】一方、先端部本体84には、被検体を光学
的に観察するために、照明光学系95、観察光学系96
が外部に向けて配設されており、照明光学系95にはラ
イトガイドバンドル(以下、LGバンドルという)97
が、観察光学系96にはイメージガイドバンドル(以
下、IGバンドルという)98がそれぞれ接続されてい
る。
【0089】上記LGバンドル97は、この挿入部72
の先端部76から操作部73、コード74、分岐部80
内を挿通し、光源コネクタ83aによって光源装置83
に接続されている。
【0090】また、上記IGバンドル98は、この挿入
部72の先端部76から操作部73の接眼部79に結合
されている。
【0091】上記操作部73内には、図12に示すよう
に、第二連結部材104、第三連結部材105が配設さ
れている。
【0092】上記第二連結部材104は、シール部10
6と、スライドシャフト107と、伝動シャフト108
と、軸受け部109によって構成されている。
【0093】上記シール部106には、第二ガイドチュ
ーブ91の端部が固着されており、この第二ガイドチュ
ーブ91内の第二フレキシブルシャフト85の端部が、
このシール部106内を挿通している中空の軸部材から
なるスライドシャフト107に接続されている。
【0094】なお、上記スライドシャフト107は、シ
ール部106内の軸受け115とシール116によって
回動自在、かつ進退自在に支持されている。そして、こ
のスライドシャフト107内には、シール117が挿入
されており、これにケーブル90が固定されている。
【0095】さらに、スライドシャフト107は、中空
の軸部材からなる伝動シャフト108の一端部におい
て、進退自在に挿入されている。ここで、上記スライド
シャフト107の外周面上には、軸方向に向けて溝11
8が設けられており、この溝118内に、上記伝動シャ
フト108の内周面に内側に向けて固定されているピン
119が係合されている。これによって、上記スライド
シャフト107の摺動方向および摺動量が規制されるよ
うになっている。
【0096】そして、上記伝動シャフト108の他端部
は、軸受け部109に対して回動自在、かつ進退不能に
支持されて、後述する第三フレキシブルシャフト111
の端部に接続されている。そして、上記軸受け部109
は、第三連結部材105内のガイドパイプ110の一端
に接続されている。
【0097】上記第三連結部材105は、ガイドパイプ
110と、第三フレキシブルシャフト111と、軸受け
部112によって構成されている。
【0098】上記ガイドパイプ110は、挿入部72の
挿入軸方向とコード74の軸方向を結ぶように、略90
度曲折されて形成されており、このガイドパイプ110
内には、第三フレキシブルシャフト111が回転自在に
挿通されている。そして、上述したように、この第三フ
レキシブルシャフト111の端部には、上記伝動シャフ
ト108の他端部が接続されている。
【0099】なお、上記第三フレキシブルシャフト11
1は、回転力の伝達を確実に行なわしめるため、上記第
二フレキシブルシャフト85よりも若干太径のものを採
用することが望ましい。
【0100】また、上記ガイドパイプ110の他端は、
軸受け部112に接続されており、この軸受け部112
内には、硬性シャフト120が回動自在、かつ進退不能
に支持されていて、この硬性シャフト120に第三フレ
キシブルシャフト111が接続されている。そして、上
記硬性シャフト120の内面側には、シール121が挿
入されており、これにケーブル90が固定されている。
【0101】上記軸受け部112の他端には、第一ガイ
ドチューブ122が接続されており、上記硬性シャフト
120の他端には、第一フレキシブルシャフト113が
接続されている。そして、上記第一ガイドチューブ12
2内にも、上述の第二ガイドチューブ91と同様に潤滑
油92が充填されている。
【0102】なお、上記先端部76から第二フレキシブ
ルシャフト85内を延在しているケーブル90は、この
操作部73内の上記第二連結部材104、第三連結部材
105内を挿通し、コード74内の第一フレキシブルシ
ャフト113内を挿通している。
【0103】ここで、ケーブル90は、第二連結部材1
04、第三連結部材105内において弛みを有するよう
に固定されている。この弛みは、第二連結部材104が
最も伸長した場合にも、第二連結部材104内と第三連
結部材105内において完全に弛みが無くならない程度
のものとなっている。
【0104】なお、内視鏡としての一般的な機能である
吸引、送気、送水機能等の説明については、本発明に関
係しないので、ここでは省略する。
【0105】上記コネクタ82aは、図13に示すよう
に、一端部に接続部123が設けられており、この接続
部123が観測装置82側の接続部に着脱されるように
なっている。
【0106】コネクタ82a内には、第一連結部材12
5と、スリップリング126と、モータ127と、エン
コーダ128等が配設されている。
【0107】上記第一連結部材125は、シール部12
9と、スライドシャフト130と、駆動シャフト131
と、軸受け部132と、従動プーリー133等によって
構成されていて、上記シール部129に、上記第一ガイ
ドチューブ122が接続されている。
【0108】スライドシャフト130は、中空の軸部材
よりなり、シール部129の軸受け134およびシール
135によって回動自在、かつ進退自在に支持されてい
て、このスライドシャフト130の一端に、上記第一フ
レキシブルシャフト113の終端部が接続されている。
【0109】上記駆動シャフト131も中空の軸部材よ
りなり、この駆動シャフト131の一端側から内部にス
ライドシャフト130が進退自在に挿入されている。そ
して、駆動シャフト131の内周面には内側に向けてピ
ン137が固定されており、このピン137が上記スラ
イドシャフト130の外周面上に軸方向に向けて設けら
れた溝136内に係合している。これにより、上記スラ
イドシャフト130の摺動方向および摺動量が規制され
るようになっている。
【0110】駆動シャフト131は、軸受け部132に
よって回転自在、かつ進退不能に支持されており、端部
にスリップリング126が固着されている。また、この
駆動シャフト131の中程には、従動プーリー133が
同軸上に固着されており、この従動プーリー133に
は、ベルト139を介して駆動プーリー140が連結さ
れている。そして、この駆動プーリー140は、モータ
127の出力軸およびエンコーダ128に固定されてい
る。
【0111】なお、上記先端部76の超音波振動子87
から第二フレキシブルシャフト85内を延在し、操作部
73内の第二連結部材104、第三連結部材105内を
挿通し、さらにコード74内の第一フレキシブルシャフ
ト113内を挿通しているケーブル90は、このコネク
タ82a内では、上記スライドシャフト130、駆動シ
ャフト131内を挿通して、最終端がスリップリング1
26に固定されている。
【0112】また、上記ケーブル90は、スライドシャ
フト130に対しては上記シール部129のシール13
8によって固定されている。
【0113】そして、スリップリング126およびスラ
イドシャフト130に対するケーブル90の固定は、第
一連結部材125が最も伸長した場合にも弛みが完全に
無くならない程度に設定されている。
【0114】このように構成された上記第4の実施形態
の超音波内視鏡71の作用を、以下に説明する。
【0115】上記超音波内視鏡71では、先端部76が
照明光学系95、観察光学系96による光学的観察下に
おいて、観察対象である被検体、例えば消化管等に向け
て体腔内に挿入される。
【0116】この先端部76が超音波観察を行なう所望
の部位に到達すると、術者は、必要に応じて操作部73
を操作して、給排水制御機構を動作させることで、バル
ーン101に給水し、これによりバルーン101を膨張
させる。
【0117】次に、術者は、観測装置82を操作するこ
とによって超音波振動子87による走査を開始する。す
なわち、コネクタ82a内のモータ127を回転制御し
て、エンコーダ128および駆動プーリー140を回転
させる。このとき、上記モータ127の駆動力は、駆動
プーリー140からベルト139を介して従動プーリー
133に伝達される。この従動プーリー133の回転に
伴って駆動シャフト131も同方向に回転する。
【0118】この駆動シャフト131の回転は、コネク
タ82a内の第一連結部材125のスライドシャフト1
30、第一フレキシブルシャフト113、操作部73内
の第三連結部材105の硬性シャフト120、第三フレ
キシブルシャフト111、第二連結部材104の伝動シ
ャフト108、スライドシャフト107、および、挿入
部72内の第二フレキシブルシャフト85を介して、先
端部76の硬性シャフト86に伝達され、これによって
超音波振動子87が回転する。
【0119】これと同時に、観測装置82からは、電気
パルスがコネクタ82aを介してケーブル90によって
超音波振動子87に供給される。この電気パルスによる
圧電作用によって、超音波振動子87は、超音波パルス
を送波し、走査が行なわれる。
【0120】超音波振動子87より発せられた超音波パ
ルスは、超音波伝達媒体94、キャップ93を介して被
検体に向けて放射される。
【0121】このようにして被検体に入射された超音波
パルスは、被検体の構造にしたがって反射する。上記超
音波振動子87は、被検体からの反射波を受波し、これ
を電気信号に変換した後、上記ケーブル90を介して観
測装置82に伝達する。
【0122】これを受けて観測装置82は、超音波の反
射信号とエンコーダ128の回転角度情報より超音波断
層像を合成し、この観測装置82に接続されるモニタ等
の表示装置(図示せず)に表示出力する。
【0123】ここで、この超音波内視鏡71を体腔内に
挿入する際に、挿入部72を変形させた場合には、第二
ガイドチューブ91に対して第二フレキシブルシャフト
85は軸方向に移動しようとする。このとき、第二連結
部材104のスライドシャフト107と伝動シャフト1
08が軸方向に相対移動する。そして、ケーブル90
は、第二連結部材104内と第三連結部材105内にお
いて充分な弛みを与えられているので、このケーブル9
0には引張り力が加わって、負荷となるようなことがな
い。
【0124】また、挿入時にコード74が変形した場合
には、第一ガイドチューブ122に対して第一フレキシ
ブルシャフト113が軸方向に移動しようとする。この
とき、コネクタ82a内の第一連結部材125のスライ
ドシャフト130と駆動シャフト131が軸方向に相対
移動する。そして、ケーブル90は、第一連結部材12
5内において充分な弛みを与えられているので、ケーブ
ル90に引張り力が加わることはない。
【0125】そして、第三連結部材105の第三フレキ
シブルシャフト111は、両端で進退不能とされている
ので、この第三フレキシブルシャフト111には、第一
フレキシブルシャフト113および第二フレキシブルシ
ャフト85の移動によって引張り力、圧縮力が加わるこ
とはない。
【0126】以上説明したように上記第4の実施形態に
よれば、第三フレキシブルシャフト111は、比較的小
さな曲率半径で曲折されており、引張り力や圧縮力が加
わると著しい位相遅れが起こることとなるが、第三フレ
キシブルシャフト111の両端を回転自在、かつ進退不
能に支持するように配置したことによって、この第三フ
レキシブルシャフト111に引張り力や圧縮力が加わる
ことなく、位相遅れを小さく抑えることができる。
【0127】図14は、本発明の第5の実施形態の超音
波内視鏡における操作部の内部構造を示す要部拡大図で
ある。なお、この第5の実施形態は、上述の第4の実施
形態と基本的に同様の構成からなり、操作部の内部構成
が若干異なるのみである。したがって、図14に示す操
作部の内部構造以外については、上述の図10〜図13
を参照するものとし、その図示は省略する。また、操作
部内においても、上述の第4の実施形態と同様の部材に
ついては、同じ符合を付して、その詳細な説明は省略す
る。
【0128】この第5の実施形態の超音波内視鏡におい
ては、操作部73A内の第三連結部201に一組の傘歯
車202,203を用い、これによって、モータ(12
7)による駆動力の伝達損失を抑えて、無駄なく超音波
振動子(87)へと伝達するようにしている。
【0129】すなわち、図14に示すように、操作部7
3A内には、上述の第4の実施形態と同様に、第二連結
部材104および第三連結部材201が配設されてい
る。上記第二連結部材104のスライドシャフト107
より先端側は、上述の第4の実施形態と全く同じ構成か
らなっている。
【0130】上記スライドシャフト107は、中空の軸
部材からなる伝動シャフト108内に挿入されており、
この伝動シャフト108は、第三連結部材201のギア
シャフト204と一体的に連設されている。このギアシ
ャフト204は、両端に設けられた二つの軸受け部20
6,207によって回動自在、かつ進退不能に支持され
ており、また、ギアシャフト204の他端には、傘歯車
202が固着されている。この傘歯車202には、自身
の回転軸に略直交する線上に沿う回転軸を有する傘歯車
203が噛合している。そして、この傘歯車203は、
中空の軸部材からなるギアシャフト208の一端に固着
されており、このギアシャフト208の他端は、軸受け
部209によって回動自在、かつ進退不能に支持されて
いる。
【0131】そして,上記ギアシャフト208は、第一
フレキシブルシャフト113に接続されており、この第
一フレキシブルシャフト113より、コネクタ(82
a)側は、上述の第4の実施形態と全く同じ構成からな
っている。
【0132】なお、ケーブル90は、上述の第4の実施
形態と同様に、第二フレキシブルシャフト85、スライ
ドシャフト107、伝動シャフト108、ギアシャフト
204、傘歯車202,203、ギアシャフト208、
および第一フレキシブルシャフト113内を挿通してお
り、傘歯車202,203の間では、自由に曲折するよ
うになっている。
【0133】そして、ケーブル90は、第二連結部材1
04のシール部106のシール117によってスライド
シャフト107に固定されており、さらに、第三連結部
材201の軸受け部209のシール210によってギア
シャフト208に固定されている。このとき、ケーブル
90は、第二連結部材104が最も伸長した場合でも弛
みが無くならない程度に余裕を与えられて固定されてい
る。
【0134】このように構成された上記第5の実施形態
では、操作部73A内における回転力の伝達は、傘歯車
202,203によってなされること以外は、上述の第
4の実施形態と全く同じ動作が行なわれ、これにより、
モータ(127)の回転駆動力が超音波振動子87に無
駄なく伝達されるようになっている。
【0135】これによれば、上記第三連結部材201に
おいて傘歯車202,203によって回転伝達が行なわ
れるようにしているので、第三連結部材201における
位相遅れを起こすことはない。
【0136】また、上述の第4の実施形態によるフレキ
シブルシャフトを用いて回転駆動力の伝達を行なう場合
よりも、より大トルクで超音波振動子87を回転させる
ことが可能となる。
【0137】そして、挿入時に挿入部72やコード74
が変形した場合においても、第一フレキシブルシャフト
113、第二フレキシブルシャフト85の移動は、第二
連結部材104と第一連結部材125によって吸収され
ることとなる。
【0138】また、例えば傘歯車202,203に対し
て進退方向の力が伝達された場合には、傘歯車202,
203同士の噛合距離が変化してしまい、これによって
回転抵抗が大きくなったり、回転動作が円滑ではなくな
ったりする場合も考えられるが、上記第5の実施形態で
は、傘歯車202,203には回転力以外の力が加わら
ないようにしたので、安定した回転伝達を得ることがで
きる。
【0139】このように上記第4、第5の実施形態によ
れば、回転駆動源であるモータ127をコネクタ82a
内に配置したことによって、術者が把持する操作部7
3,73Aを軽量化することができ、これにより術者の
負担を軽減することができる。
【0140】また、挿入部72の挿入時における変形に
よって起因する第二フレキシブルシャフト85の移動
が、第二連結部材104において吸収されるようにした
ので、第二フレキシブルシャフト85に対して引張り力
や圧縮力が発生することがない。したがって、挿入部7
2内での位相遅れの発生を抑えることができる。
【0141】そして、コード74の変形によって起因す
る第一フレキシブルシャフト113の移動は、第一連結
部材125において吸収されるようにしたので、第一フ
レキシブルシャフト113に対しても引張り力や圧縮力
が発生することがない。したがって、コード74内での
位相遅れの発生も抑えることができる。
【0142】さらに、挿入部72、コード74における
各フレキシブルシャフト85,113の移動が、第二連
結部材104、第一連結部材125で吸収されるように
したので、第三連結部105,201には移動力が伝達
されない。したがって、第三連結部材105、201に
おいても位相遅れの発生を抑制することができる。
【0143】[付記]上記発明の実施形態により、以下
のような構成の発明を得ることができる。
【0144】(1) 内視鏡挿入部の挿入軸方向を走査
する超音波振動子と、挿入軸に略直交する方向を走査す
る超音波振動子と、内視鏡用処置具類を突出させる鉗子
口を備えた超音波内視鏡において、上記挿入軸方向に略
直交する方向を走査する超音波振動子による走査領域の
一部と、上記挿入軸方向を走査する超音波振動子による
走査領域の一部が互いに重なり合うように、上記両振動
子を配置すると共に、上記鉗子口を上記両振動子の各走
査領域の重なり領域内に向けて開口するように配置した
超音走波内視鏡。
【0145】(2) 付記1に記載の超音波内視鏡にお
いて、挿入軸に略直交する方向を走査する超音波振動子
と挿入軸方向を走査する超音波振動子とを内視鏡の観察
光学系の前方に配置した超音波内視鏡。
【0146】(3) 付記1に記載の超音波内視鏡にお
いて、上記挿入軸に略直交する方向を走査する超音波振
動子は、電子走査型超音波振動子である超音波内視鏡。
【0147】(4) 付記1に記載の超音波内視鏡にお
いて、上記挿入軸に略直交する方向を走査する超音波振
動子は、機械走査型超音波振動子である超音波内視鏡。
【0148】(5) 超音波振動子を回動させて走査を
行なう機械走査型超音波内視鏡において、回転駆動源
と、少なくとも二個の連結部材によって連結された少な
くとも二本のフレキシブルシャフトを具備し、前記連結
部材のうちの少なくとも二個は、回転を伝達し、かつ軸
方向に伸縮可能な連結部材である超音波内視鏡。
【0149】(6) 生体内に挿入する挿入部と、使用
者が把持して操作する操作部と、操作部とコネクタとを
連絡するコードと、このコードの先端に設けられた観察
装置に接続するコネクタと、前記コード内に延在する第
一フレキシブルシャフトと、前記挿入部内に延在する第
二フレキシブルシャフトと、前記挿入部の先端に回動自
在に支持されて前記第二フレキシブルシャフトに接続さ
れた超音波振動子とからなる超音波内視鏡において、コ
ネクタ内には、回転駆動源と第一連結部材が設けられ、
この第一連結部材は、回転を伝達し軸方向に伸縮可能な
連結部材であり、上記第一連結部材の一端は上記回転駆
動源に接続され、上記第一連結部材の他端は第一フレキ
シブルシャフトに接続されており、上記操作部内には、
第二連結部材と第三連結部材が設けられ、上記第二連結
部材は回転を伝達し軸方向に伸縮可能な連結部材であ
り、上記第二連結部材の一端は第二フレキシブルシャフ
トに接続され、上記第二連結部材の他端は第三連結部材
に接続され、この第三連結部材は回転を伝達し回転軸方
向を変換する連結部材であり、上記第三連結部材の両端
は、回動自在で軸方向に進退不可能であるように構成さ
れた超音波内視鏡。
【0150】(7) 付記6に記載の超音波内視鏡にお
いて、上記第三連結部にフレキシブルシャフトを用いた
超音波内視鏡。
【0151】(8) 付記6に記載の超音波内視鏡にお
いて、上記第三連結部に一組の傘歯車を用いた超音波内
視鏡。
【0152】付記5〜8に記載の超音波内視鏡によれ
ば、超音波内視鏡の使用時にコードが屈曲した場合に
は、第一フレキシブルシャフトの軸方向の移動が発生す
るが、第一連結部によって第一フレキシブルシャフトの
移動が吸収される。したがって、第一フレキシブルシャ
フトに引張りや圧縮力が発生せず位相遅れが軽減され
る。
【0153】また、超音波内視鏡の挿入部が屈曲した場
合には、第二フレキシブルシャフトの軸方向の移動を第
二連結部が吸収することで、第二フレキシブルシャフト
に引張り、圧縮力が発生せず位相遅れが軽減される。
【0154】そして、第三連結部材には引張り、圧縮力
が発生しないため、第三連結部における位相遅れが軽減
される。したがって、駆動源から先端までの位相遅れが
軽減される。
【0155】さらに、駆動源をコネクターに配置したこ
とによって、術者が把持する操作部が軽量化され、術者
の負担も軽減される。
【0156】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、超音
波ガイド下での穿刺等の処置を行なう際に、鉗子口より
突出された穿刺針等が、挿入部の挿入軸方向の超音波振
動子による走査領域からずれてしまって、穿刺針等を超
音波画像上に描出できない場合にも、挿入部の挿入軸に
直交する方向の超音波振動子による走査領域上に穿刺針
等を捕捉することができるので、常に超音波画像下に穿
刺針等を描出しながら、より安全に処置を行なうことが
できると共に、術者は、穿刺針等を見失うことなく操作
および処置を継続することができるので、検査や処置に
かかる時間を短縮し、術者および患者への負担を軽減す
ることが可能な超音波内視鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の超音波内視鏡を示す
概略図。
【図2】図1の超音波内視鏡の挿入部の先端部の要部拡
大図。
【図3】図1の先端部に設けられた各超音波振動子の走
査範囲を示す概念図。
【図4】本発明の第2の実施形態の超音波内視鏡の挿入
部の先端部の要部拡大図。
【図5】図4の先端部に設けられた各超音波振動子の走
査範囲を示す概念図。
【図6】本発明の第3の実施形態の超音波内視鏡の挿入
部の先端部の要部を破いて示した拡大上面図。
【図7】図6の超音波内視鏡の挿入部の先端部の要部を
破いて示した拡大側面図。
【図8】図6の超音波内視鏡の先端部の超音波振動子と
支持部材を取り出して示す要部拡大上面図。
【図9】図6の超音波内視鏡の先端部の超音波振動子と
支持部材を取り出して示す要部拡大断面図。
【図10】本発明の第4の実施形態の超音波内視鏡全体
を示す概略図。
【図11】図10の超音波内視鏡の先端部の要部拡大縦
断面図。
【図12】図10の超音波内視鏡の操作部の内部構造の
要部拡大断面図。
【図13】図10の超音波内視鏡のコネクタの内部構造
の要部拡大図。
【図14】本発明の第5の実施形態の超音波内視鏡にお
ける操作部の内部構造を示す要部拡大図。
【符号の説明】
1,72……挿入部 2,2A,37,76……先端部 5,73……操作部 11……ユニバーサルコード 12……光源装置 16,17,18,28,29,39,87……超音波
振動子 22,33,51……鉗子口 42……ミラー 71……超音波内視鏡 74……コード 82a……コネクタ 85……第二フレキシブルシャフト 104……第二連結部材 105,201……第三連結部材 111……第三フレキシブルシャフト 113……第一フレキシブルシャフト 125……第一連結部材 127……モータ(回転駆動源) 202,203……傘歯車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡挿入部の挿入軸方向を走査する
    超音波振動子と、挿入軸に略直交する方向を走査する超
    音波振動子と、内視鏡用処置具類を突出させる鉗子口を
    備えた超音波内視鏡において、 上記挿入軸方向に略直交する方向を走査する超音波振動
    子による走査領域の一部と、上記挿入軸方向を走査する
    超音波振動子による走査領域の一部が互いに重なり合う
    ように、上記両振動子を配置すると共に、上記鉗子口を
    上記両振動子の各走査領域の重なり領域内に向けて開口
    するように配置したことを特徴とする超音走波内視鏡。
JP9030808A 1997-02-14 1997-02-14 超音波内視鏡 Withdrawn JPH10225457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9030808A JPH10225457A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 超音波内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9030808A JPH10225457A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 超音波内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10225457A true JPH10225457A (ja) 1998-08-25

Family

ID=12313998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9030808A Withdrawn JPH10225457A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 超音波内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10225457A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018023609A (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 キャノンメディカルシステムズ株式会社 超音波プローブ及び超音波診断装置
JP2018110741A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 富士フイルム株式会社 超音波内視鏡
CN112957075A (zh) * 2021-03-23 2021-06-15 苏州希声科技有限公司 一种滑环式超声内窥镜探头及成像方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018023609A (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 キャノンメディカルシステムズ株式会社 超音波プローブ及び超音波診断装置
JP2018110741A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 富士フイルム株式会社 超音波内視鏡
CN112957075A (zh) * 2021-03-23 2021-06-15 苏州希声科技有限公司 一种滑环式超声内窥镜探头及成像方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11137555A (ja) 超音波診断装置
JPH11276489A (ja) 超音波内視鏡
JP3327950B2 (ja) 超音波内視鏡
JP3181707B2 (ja) 内視鏡
JP3730745B2 (ja) 処置具
JPS6230013B2 (ja)
JPH10225457A (ja) 超音波内視鏡
JP2000126122A (ja) 体腔内診断装置
JP3438917B2 (ja) 内視鏡
JPH08140976A (ja) 超音波内視鏡
JP4056643B2 (ja) 超音波診断装置
JP4153731B2 (ja) 電子走査式超音波内視鏡
JP3374607B2 (ja) 経内視鏡的に挿入される超音波検査装置
JP3722667B2 (ja) 超音波内視鏡
JP2602830B2 (ja) 超音波診断装置
JP3003961B2 (ja) 内視鏡
JPH10248851A (ja) 超音波内視鏡
JP3139334B2 (ja) 超音波診断装置
JPS6258257B2 (ja)
JPH11137556A (ja) 超音波プローブ
JP2798749B2 (ja) 超音波プローブ
JP2001112757A (ja) 体腔内診断装置
JP2003310620A (ja) 超音波内視鏡
JP3166541B2 (ja) 超音波検査装置
JP3731309B2 (ja) 超音波診断装置の接続アダプタ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040511