JPH10334988A - 電気コネクタの結合構造 - Google Patents

電気コネクタの結合構造

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Publication number
JPH10334988A
JPH10334988A JP9145487A JP14548797A JPH10334988A JP H10334988 A JPH10334988 A JP H10334988A JP 9145487 A JP9145487 A JP 9145487A JP 14548797 A JP14548797 A JP 14548797A JP H10334988 A JPH10334988 A JP H10334988A
Authority
JP
Japan
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connector
holder
coupling
temporary
swing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9145487A
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English (en)
Inventor
Kensaku Takada
憲作 高田
Tsukasa Inoue
典 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつコンパクトな構成で結合待機位置に
仮係止された第1コネクタの仮係止してこの仮係止状態
を第1,第2コネクタの結合操作時に解除する。 【解決手段】 第1コネクタ2をホルダー1の前方の結
合待機位置に仮係止する可動支持部8をホルダー1に設
けるとともに、この可動支持部8に係合されて第1コネ
クタ2を結合待機位置に仮係止する仮係止部15と、第
1コネクタ2と第2コネクタ4との結合操作時に上記可
動支持部8を仮係止解除位置に押動する押動アーム17
とを第1コネクタ2に設け、かつ上記押動アーム17を
仮係止解除方向に揺動変位させる揺動操作部22を上記
第2コネクタ4に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相対応する第1コ
ネクタと第2コネクタとを結合して電気的に導通状態と
する電気コネクタの結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用のワイヤハーネス等を電装品に
結合する電気コネクタとして結合抵抗の大きい多極構造
の電気コネクタを使用した場合等に、この電気コネクタ
を構成する第1コネクタと第2コネクタとをワンタッチ
の結合操作によって確実に結合できるようにするため、
例えば特願平8−109467号に示されるように、ホ
ルダーに第1コネクタをスライド自在に支持させるとと
もに、この第1コネクタのスライド操作に応じて揺動変
位する揺動レバーを設け、この揺動レバーの駆動力を増
大しつつ、第1コネクタと第2コネクタとの結合部に伝
達してこの第1,第2コネクタを結合させる方向に駆動
することが行われている。
【0003】上記電気コネクタは、第1コネクタと第2
コネクタとを結合する前に、第1コネクタをホルダーの
前方側に位置する結合待機位置に仮係止するとともに、
第1コネクタと第2コネクタとの結合操作時に、第1コ
ネクタの仮係止状態を解除して結合位置に移動させる必
要がある。このため、図13に示すように、先端部に係
止用突部51を有するアーム状の仮止め部50をホルダ
ー1に突設するとともに、上記仮止め部50の仮係止用
突部51に対向する突起52を第1コネクタ2の側壁面
に突設し、この突起52を上記仮止め部50の係止用突
部51に当接させることにより、第1コネクタ2を前方
の結合待機位置に仮係止することが行われている。
【0004】そして、第1コネクタ2に対する第2コネ
クタ4の結合操作時に、上記仮止め部50を弾性変形さ
せて仮止め解除位置に押動する突部53を第2コネクタ
4に形成するとともに、上記突部53に当接する突起5
4を上記仮止め部50の先端部に設け、この突起54に
上記突部53を圧接させることにより、図14に示すよ
うに、上記仮止め部50を揺動変位させて上記第1コネ
クタ2の仮止め状態を強制的に解除するようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにホルダー
に設けられたアーム状の仮止め部の突起に、第2コネク
タに設けられた突部を当接させることにより、上記仮止
め部を揺動変位させて第1コネクタの仮止め状態を解除
するように構成した場合、つまり第2コネクタに設けら
れた仮係止解除用の突部により、ホルダーの仮止め部を
直接的に押動して第1コネクタの仮係止状態を解除する
ように構成した場合には、両コネクタを結合する際に、
上記仮止め部が第1コネクタを貫通して第2コネクタ側
に突出した状態となり、上記仮止め部の先端部がホルダ
ー本体の前方側に突出することが避けられない。
【0006】したがって、上記第2コネクタが取り付け
られる基板と、第2コネクタとの間に所定の間隙を形成
し、あるいは上記基板に仮止め部の先端部が挿通される
開口部を形成する等により、この仮止め部と上記基板と
が干渉しないように構成しなければならず、構造が複雑
になって大型化するとともに、上記基板に実装される電
気回路部品の配置スペースが制限されたり、電気コネク
タのシール性が低下したりする等の問題があった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑み、簡単か
つコンパクトな構成で、結合待機位置に仮係止された第
1コネクタを仮係止してこの仮係止状態を第1,第2コ
ネクタの結合操作時に解除することができる電気コネク
タの結合構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
ホルダーに支持された第1コネクタと、この第1コネク
タに結合される第2コネクタとを有し、第1コネクタと
ホルダーとの間に設けられた仮係止機構によって第1コ
ネクタを前方の結合待機位置に仮係止するとともに、第
1コネクタと第2コネクタとの結合操作時に、第1コネ
クタの仮係止状態を解除して後方の結合位置にスライド
変位させるように構成された電気コネクタの結合構造に
おいて、上記仮係止機構を構成する可動支持部をホルダ
ーに設けるとともに、この可動支持部に係合されて第1
コネクタを結合待機位置に仮係止する仮係止部と、上記
可動支持部を仮係止解除位置に押動する押動アームとを
第1コネクタに設け、かつ上記押動アームを仮係止解除
方向に揺動変位させる揺動操作部を上記第2コネクタに
設けたものである。
【0009】上記構成によれば、第1コネクタと第2コ
ネクタとの結合前には、第1コネクタの仮係止部がホル
ダーの可動支持部に係合されることにより、第1コネク
タが結合待機位置に仮係止されるとともに、上記第1,
第2コネクタの結合操作時には、第2コネクタの揺動操
作部が第1コネクタの押動アームに当接して、この押動
アームが仮係止解除方向に揺動変位することにより、上
記可動支持部が仮係止解除方向に押動されて第1コネク
タの仮係止状態が解除されることになる。
【0010】請求項2に係る発明は、上記請求項1記載
の電気コネクタの結合構造において、ホルダーに支持さ
れた第1コネクタが前方に引き抜かれるのを規制する抜
け止め部を、上記ホルダーと第1コネクタとの間に設け
たものである。
【0011】上記構成によれば、結合位置にある第1コ
ネクタを前方に引き出して結合待機位置に移動させる際
等に、この第1コネクタがホルダーの前方側に引き出さ
れてその連結状態が解除されることが上記抜け止め部に
よって阻止され、第1コネクタとホルダーとの連結状態
が安定して維持されることになる。
【0012】請求項3に係る発明は、上記請求項1また
は2記載の電気コネクタの結合構造において、第1コネ
クタと第2コネクタとの結合状態を解除する結合解除操
作時に、第1コネクタを前方にスライド変位させて結合
待機位置に引き出す引出駆動部を、第1コネクタと第2
コネクタとの間に設けたものである。
【0013】上記構成によれば、結合状態にある第2コ
ネクタをホルダーの前方側に引っ張って第1,第2コネ
クタの結合状態を解除する結合解除操作時に、上記第2
コネクタに連動して第1コネクタが前方にスライド変位
することにより、この第1コネクタが自動的に結合待機
位置に移動することになる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明に係る
電気コネクタの結合構造の実施形態を示している。この
コネクタは、自動車のステー部材等からなる取付け部に
取り付けられるホルダー1と、このホルダー1にスライ
ド可能に支持される第1コネクタ2と、電子ユニット3
を構成する回路基板等に取り付けられた第2コネクタ4
と、この第2コネクタ4を上記第1コネクタ2に結合さ
せる方向に駆動する揺動レバー5とを有している。
【0015】上記ホルダー1は、図1に示すように、上
下一対の水平板6と、左右一対の側板7とを有する筒状
に形成され、上記取付け部に形成された取付け孔に嵌入
されてビス止め等の手段で固着されるように構成されて
いる。そして、上記左右の両側板7の内壁面には、第1
コネクタ2を前方の待機位置に支持する左右一対の可動
支持部8が設けられている。
【0016】ホルダー1の水平板6には、上記揺動レバ
ー5の後端部上面に突設された係合ピン9が係合される
案内溝10が形成されている。この案内溝10は、ホル
ダー1の前端部からその後方側に伸びる導入部10a
と、この導入部10aの端部から後部内方側に伸びる円
弧状の駆動溝部10bと、この駆動溝部10bの端部か
ら後方側に伸びる係止溝部10cとからなっている。そ
して、上記案内溝10の駆動溝部10bと係合ピン9と
により、後述する第1コネクタ2のスライド変位に応じ
て揺動レバー5を揺動変位させる駆動部が構成されてい
る。
【0017】なお、この実施形態では、上記案内溝10
の駆動溝部10bを円弧状に形成しているが、上記導入
部10aの端部から後部内方側に向けて直線状に伸びる
駆動溝部、あるいは放物線等の曲線状に伸びる駆動溝部
を、上記ホルダー1に設けた構造としてもよい。
【0018】また、上記上方の水平板6に形成された案
内溝10と、下方の水平板6に形成された案内溝10と
は、点対称位置に配設されるとともに、第1コネクタ2
の上方に設置された揺動レバー5と、下方に配設された
揺動レバー5とを互いに逆向きに揺動変位させるように
構成されている。すなわち、上方の水平板6には、ホル
ダー1の前面側から見て右側に案内溝10が配設される
とともに、駆動溝部10bが斜め左側に伸びるように形
成されている。また、下方の水平板6には、ホルダー1
の前面側から見て左側に案内溝10が配設されるととも
に、その駆動溝部10bが斜め右側に伸びるように形成
されることにより、上記両駆動溝部10bの設置方向が
逆向きになっている。さらに、上記上下の揺動レバー
5,5は、同一形状に形成されている。
【0019】上記可動支持部8は、ホルダー1の側壁7
の後端部に突設されてこの側壁7の内壁面に沿って前方
側に延びる板状部材からなり、ホルダー7の側壁7から
前方に突出することのないように、その突出長さが設定
されている。また、上記可動支持部8の先端部の上下に
は、係止突起11が突設されるとともに、この係止突起
11の後端部には、先窄まりのテーパ面12が設けられ
ている。
【0020】上記第1コネクタ2は、ホルダー1内に挿
入されてスライド可能に支持されるとともに、図示を省
略した複数の雌型端子を収容する雄型のコネクタハウジ
ング14を有している。このコネクタハウジング14の
側壁部には、上記可動支持部8の係止突起11に当接し
て第1コネクタ2を前方の結合待機位置に仮係止する上
下一対の仮係止部15が突設され、この仮係止部15の
前端部には、先窄まりのテーパ面16が設けられてい
る。
【0021】また、上記両仮係止部15の設置部の間に
は、後述する第1コネクタ2と第2コネクタ4との結合
操作時に、上記可動支持部8の先端部を仮係止解除位置
に押動する押動アーム17が設けられている。この押動
アーム17は、中央部に設けられた連結部18を除く部
分に形成されたスリット19によってコネクタハウジン
グ14の側壁部から分離され、上記連結部18が捩じら
れて変形することにより揺動変位するように構成されて
いる。
【0022】上記押動アーム17の前方部外面には、こ
の揺動アーム17の前方部を内方側に揺動変位させる台
形の係合突起13が突設されている。この係合突起13
は、その後端部が、上記押動アーム17の揺動変位に応
じて上記可動支持部8の先端部に当接することにより、
この可動支持部8を外方側に押動して上記仮係止部15
と可動支持部8との係合を離脱させて第1コネクタ2の
仮係止状態を解除するようになっている。
【0023】また、第1コネクタ2のコネクタハウジン
グ14には、上記ホルダー1に形成された上記案内溝1
0に対向する位置に、支持ピン41が突設され、この支
持ピン41を支点にして上記揺動アーム5が揺動自在に
支持されている。この揺動レバー5の後端部外面、つま
り上方の揺動レバー5の後端部上面および下方の揺動レ
バー5の後端部下面には、上記案内溝10に嵌入される
係合ピン9がそれぞれ突設されている。
【0024】上記第2コネクタ4は、図2に示すよう
に、第1コネクタ2のコネクタハウジング14に外嵌さ
れて係合されるとともに、図示を省略した複数の雄型端
子が設置された雌型のコネクタハウジング20を備えて
いる。このコネクタハウジング20の側壁部内方には、
第1,第2コネクタ2,4の結合操作時に、上記押動ア
ーム17の係合突起13に当接してこの押動アーム17
を仮係止解除方向に揺動変位させる揺動操作部21が突
設されている。この揺動操作部14には、その先端部を
除く部分に、後方側に伸びるスリット22が形成されて
いる。また、上記コネクタハウジング20の上壁部およ
び底壁部には、上記揺動レバー5によって駆動される被
駆動ピン23が突設されるとともとに、上記揺動レバー
5の支持ピン41の設置部に対応する位置にスリット2
4が形成されている。
【0025】上記揺動レバー5の先端部裏面、つまり上
方の揺動レバー5の先端部下面および下方の揺動レバー
5の先端部上面には、図3に示すように、第2コネクタ
4のコネクタハウジング20に突設された被駆動ピン2
3が係合される係合溝25がそれぞれ形成されている。
上記揺動レバー5の係合溝25は、上記被駆動ピン23
の導入案内部となる開口部25aと、この開口部25a
に連続して揺動レバー5の後部内方側に伸びる作動溝部
25bとを有している。
【0026】そして、上記作動溝部25bは、その前端
部から後端部にかけて上記支持ピン41との間隔が次第
に小さくなるように、この支持ピン41に対する距離が
設定されることにより、上記駆動部から揺動レバー5に
入力された駆動力を第2コネクタ4に伝達する作動部
が、上記作動溝部25bと、第2コネクタ4の被駆動ピ
ン23とによって構成されている。
【0027】すなわち、上記作動溝部25bは、その前
端部から後端部に至る程、上記支持ピン41に次第に接
近するように、支持ピン41に対する距離が設定され、
これによって上記第1,第2コネクタ2,4の結合時
に、第1コネクタ2がホルダー1内に押し込まれてスラ
イド変位するのに応じ、上記被駆動ピン23を支持ピン
41側に引き寄せて第2コネクタ4を第1コネクタ2側
に移動させるように構成されている。
【0028】また、上記ホルダー1内に押し込まれる第
1コネクタ2の移動量に比べて、上記結合方向への第2
コネクタ4の移動量が小さくなるように、上記支持ピン
41に対する上記案内溝10の駆動溝部10bおよび上
記係合溝25の作動溝部25bの位置および形状が設定
されることにより、上記駆動部から揺動レバー5に入力
された駆動力が増大されて上記作動溝部25bから第2
コネクタ4の被駆動ピン23に伝達されるようになって
いる。
【0029】上記構成の第1コネクタ2と第2コネクタ
4とを結合する場合には、雄型のコネクタハウジング1
4内に雌型端子が組み込まれた第1コネクタ2を、図4
に示すように、ホルダー1の先端開口部に対向させた
後、第1コネクタ2のコネクタハウジング14を、矢印
に示す方向に押動してホルダー4内に挿入することによ
り、第1コネクタ2を図5に示すように結合待機位置に
セットする。
【0030】すなわち、第1コネクタ2に設けられた仮
係止部15が、ホルダー1に設けられた可動支持部8の
係止突起11の前面に当接した結合待機位置に上記第1
コネクタ2が仮係止される。また、上記第1コネクタ2
の挿入操作に応じ、図3に示すように、揺動レバー5の
後端部に突設された係合ピン9がホルダー1の案内溝1
0内に導入され、この案内溝10の導入部10aの後端
位置に上記係合ピン9が係合されることになる。
【0031】次いで、上記ホルダー1を車体側の取付け
部に固定した後、第2コネクタ4が取り付けられた電子
ユニット3を、上記第1コネクタ2に設置部に対向させ
て押動することにより、上記第2コネクタ4のコネクタ
ハウジング20を第1コネクタ2のコネクタハウジング
14に外嵌させて押し込み、第1コネクタ2と第2コネ
クタ4とを結合状態に移行させる。
【0032】上記第1,第2コネクタ2,4の結合操作
時には、図6に示すように、第2コネクタ4によって第
1コネクタ2が後方に押されることにより、第2コネク
タ4の側方部に設けられた揺動操作部21の先端部が、
第1コネクタ2の側面に設けられた押動アーム17の係
合突起13に当接する。そして、上記係合突起13によ
って押動アーム17の先端部が内方側に押動され、この
押動アーム17が連結部18を支点にして揺動変位する
ことにより、上記可動支持部8が仮係止解除方向に押動
されてこの可動支持部8による第1コネクタ2の仮係止
状態が解除される。
【0033】したがって、上記第1コネクタ2が、第2
コネクタ4により押圧されてホルダー1に沿って後方に
スライド変位し、かつ、上記押動アーム17の係合突起
13が揺動操作部21のスリット22内に嵌入されるこ
とにより、第2コネクタ4が上記第1コネクタ2ととも
にホルダー1内に挿入されて図7に示す結合状態に移行
することになる。
【0034】また、上記第1,第2コネクタ2,4の結
合操作に応じて図8に示すように、第2コネクタ4の被
駆動ピン23が上記揺動レバー5の係合溝25内に導入
され、上記被駆動ピン23と揺動レバー5とが係合状態
となる。この状態から第2コネクタ4がさらに押し込ま
れて、第1コネクタ2が後方にスライド変位すると、こ
れに応じて第1コネクタ2に支持された揺動レバー5の
係合ピン9が上記案内溝10の駆動溝部10bに沿って
摺動することにより、上記揺動レバー5が後端部がホル
ダー1の後部内方側に移動するため、上記支持ピン41
を支点にして揺動レバー5が揺動変位する。
【0035】そして上記揺動レバー5の揺動変位に伴
い、その先端部に設けられた作動溝部25bに沿って上
記第2コネクタ4の被駆動ピン23が摺動するため、こ
の被駆動ピン23が上記支持ピン41側に引き寄せられ
て第2コネクタ4が第1コネクタ2側に押動されること
になる。
【0036】また、上記のように揺動レバー5を揺動変
位させる第1コネクタ2のスライド変位量に比べ、上記
揺動レバー5によって駆動される第2コネクタ4の結合
方向への移動量が小さくなるように構成されているた
め、上記駆動部から揺動レバー5に入力された駆動力が
増大されて上記作動溝部25bから被駆動ピン23に伝
達されることになる。
【0037】この結果、上記第1コネクタ2のスライド
変位に応じて揺動レバー5の駆動溝部25bから上記被
駆動ピン23に入力される駆動力に応じて第2コネクタ
4が第1コネクタ2側に大きな力で押圧され、この第1
コネクタ2の雌型端子と第2コネクタ4の雄型端子とが
確実に結合される。
【0038】そして、上記第1コネクタ2に対する第2
コネクタ4の結合操作の最終段階では、図9に示すよう
に、揺動レバー5の係合ピン9が案内溝10の係止溝部
10c内に導入されてホルダー1の後方側に真っ直に移
動することにより、揺動レバー5が揺動変位することな
く、第1コネクタ2と第2コネクタ4とが一体の状態で
ホルダー1の支持部に沿ってスライド変位することにな
る。
【0039】なお、上記第1コネクタ2と第2コネクタ
4との結合を解除する場合には、上記電子ユニット3を
引っ張って第2コネクタ4をホルダー1の前方側にスラ
イド変位させることにより、揺動レバー5を上記結合操
作と逆方向に揺動変位させつつ、この揺動レバー5およ
び上記第1コネクタ2を前方にスライド変位させた後、
第1,第2コネクタ2,4の結合状態を解除する。
【0040】また、上記第2コネクタ4を結合解除位置
にスライド変位させるのに応じ、上記第2コネクタ4の
揺動操作部21に形成されたスリット22の前端部が、
第1コネクタ2に設けられた上記係合突起13の後端部
に当接することにより、第1コネクタ2が第2コネクタ
4とともに前方にスライド変位して結合待機位置に自動
的に引き出されることになる。すなわち、上記スリット
23を有する揺動操作部22と、第1コネクタ2の係合
突起13とにより、第1コネクタ2と第2コネクタ4と
の結合状態を解除する結合解除操作時に、第1コネクタ
2を前方の結合待機位置に引き出す引出駆動部が構成さ
れている。
【0041】上記のようにホルダー1に設けられた可動
係止部8と、第1コネクタ2に設けられた仮係止部15
とからなる仮係止機構により、第1コネクタ2を前方の
結合待機位置に仮係止するとともに、上記可動支持部8
を仮係止解除位置に押動する押動アーム17を第1コネ
クタ2に設け、かつこの押動アーム17を仮係止解除方
向に揺動変位させる揺動操作部21を第2コネクタ4に
設けたため、簡単かつコンパクトな構成で第1コネクタ
2を結合待機位置に仮係止することができるとともに、
第1,第2コネクタ2,4の結合操作時に上記第1コネ
クタ2の仮係止状態を適正に解除することができる。
【0042】すなわち、第1コネクタ2と第2コネクタ
4との結合前には、上記仮係止機構によって第1コネク
タ2を結合待機位置に仮係止することにより、この第1
コネクタ2がホルダー1内に押し込まれるのを、簡単な
構成で効果的に阻止することができるため、前方の結合
待機位置に仮係止された第1コネクタ2に対する第2コ
ネクタ4の結合操作を容易かつ正確に行うことができ
る。
【0043】上記第1,第2コネクタ2,4の結合操作
時には、第2コネクタ4の揺動操作部21を、第1コネ
クタ2に設けられた上記押動アーム17の係合突起13
に当接させてこの押動アーム17を仮係止解除方向に揺
動変位させることにより、上記可動支持部8を第2コネ
クタ4の揺動操作部21により間接的に押動して第1コ
ネクタ2の仮係止状態を解除するように構成したため、
上記可動支持部14の先端部を第1コネクタ2を貫通さ
せて第2コネクタ4側に突出させるように構成すること
なく、上記可動支持部8による第1コネクタ2の仮係止
状態をワンタッチで解除することができる。
【0044】したがって、第2コネクタ4が取り付けら
れる基板と、第2コネクタ4との間に所定の間隙を形成
し、あるいは上記基板に仮係止部の先端部が挿通される
開口部を形成する等の手段を講じることなく、第1,第
2コネクタ2,4の結合操作時に、上記第1コネクタ2
の仮係止状態を解除して後方側にスライド変位させるこ
とができる。そして、上記第1コネクタ2のスライド変
位に応じて揺動レバー5を揺動変位させるとともに、こ
れに応じて揺動レバー5のの駆動力を増大しつつ第2コ
ネクタ4に伝達し、この第2コネクタ4を第1コネクタ
2に結合する方向に駆動することにより、この第2コネ
クタ4を第1コネクタ2に対して結合させる方向に押動
するだけの簡単な操作で、上記第1,第2コネクタ2,
4に大きな結合力を付与することができる。
【0045】このため、上記第1コネクタ2および第2
コネクタ4内に多数の雌型端子および雄型端子が配設さ
れた結合力の大きい多極構造のコネクタにおいても、上
記第1,第2コネクタ2,4をワンタッチで確実に結合
状態に移行させることができる。さらに、上記第2コネ
クタ4が自動車のメータユニット、空調ユニットまたは
ナビゲーション装置等からなる電子ユニット3の裏面側
に配設されるとともに、この電子ユニット3が装着され
る取付け孔の底部に上記第1コネクタ2が取り付けられ
る等により、第1,第2コネクタ2,4の結合部に作業
者の手を挿入することができない場合においても、第
1,第2コネクタ2,4の結合作業を容易かつ確実に行
うことができる。
【0046】また、上記実施形態では、ホルダー1の内
壁面と、これに対向する第1コネクタ2の外壁面との間
に揺動レバー5を配設したため、この揺動レバー5がコ
ネクタの設置部外に突出することに起因してデッドスペ
ースが形成されることを防止しつつ、上記揺動レバー5
を揺動変位させることができる。しかも、上記揺動レバ
ー5をプレート状に形成してその板厚を小さくすること
により、コネクタの上下寸法が大きくなるのを防止する
ことができる。
【0047】また、上記実施形態では、ホルダー1の上
下内壁面に沿って揺動レバー5をそれぞれ設置するとと
もに、これらの揺動レバー5を点対称位置に配設したた
め、簡単な構成で第1,第2コネクタ2,4の各部に均
等な結合力を付与して両者を適正に結合することができ
る。すなわち、電気コネクタの幅寸法が大きい場合に、
その両側端部に上記揺動レバー5をそれぞれ配設するこ
とにより、電気コネクタの対角線上の両端部に結合力を
作用させることができるため、第2コネクタ4の一側辺
部に偏った結合力が付与されることによる結合不良の発
生を効果的に防止することができる。
【0048】さらに、上記実施形態では、ホルダー1の
上下内壁面に沿って設置された両揺動レバー5が互いに
逆向きに揺動変位するように、その揺動方向を設定した
ため、上記両揺動レバー5から第2コネクタ4に対して
伝達される駆動力の作用方向が、図7の矢印に示すよう
に、それぞれ逆向きとなって上記両揺動レバー5から第
2コネクタ4に伝達される駆動力の幅方向成分が打ち消
し合うことになる。したがって、上記駆動力に応じ、第
2コネクタ4をホルダー1に沿って真っ直にスライド変
位させて第1,第2コネクタ2,4を適正に結合するこ
とができる。
【0049】また、上記実施形態では、同一形状に形成
された少なくとも一対の揺動レバー5をホルダー1の相
対向する壁面に沿って配設するとともに、相対向する揺
動レバー5をそれぞれ表裏逆向きに設置するように構成
したため、部品の種類を少なくして生産性を向上させる
ことができるとともに、上記のように両揺動レバー5の
揺動方向を逆向きに設定して第2コネクタ4を真っ直に
スライド変位させることができる。
【0050】なお、上記構成に代えて第1コネクタ2の
上方または下方にいずれか一方のみに、揺動レバー5を
設けた構造とし、あるいは第1コネクタ2の上下に、そ
れぞれ左右一対の揺動レバー5を配設した構造としても
よい。また、一対の揺動レバー5を配設した場合に、そ
の揺動方向を必ずしも逆向きに設定する必要はなく、両
揺動レバー5を同方向に揺動変位させるように構成して
もよい。
【0051】また、上記実施形態では、第1コネクタ2
と第2コネクタ4との結合状態を解除する結合解除操作
時に、第2コネクタ4の揺動操作部21に形成されたス
リット22の前端部を、第1コネクタ2に設けられた上
記係合突起13の後端部に当接させることにより、第1
コネクタ2を前方の結合待機位置に引き出すように構成
したため、第1コネクタ2をホルダー1の前端部側に引
き出して図3および図5に示す結合待機位置に、自動的
に移動させることができる。
【0052】さらに、上記実施形態に示すように、可動
支持部8の係止用突起13の後端部と、上記第1コネク
タ2の仮係止部15の前端部とに、それぞれ相対応する
テーパ面12,16を形成した場合には、第2コネクタ
4を第1コネクタ2から離脱させる際に、上記両テーパ
面12,16を相当接させて上記押動アーム17の先端
部を内方側に揺動変位させることにより、上記第2コネ
クタ4を容易に第1コネクタ2から離脱させることがで
きる。
【0053】また、図10および図11に示すように、
ホルダー1の水平板6に第1コネクタ2が前方に引き抜
かれるのを規制する抜け止め部26を突設するととも
に、この抜け止め部26対応する係止用凹部27を上記
第1コネクタ2のコネクタハウジング14に設けた構造
としもよい。
【0054】上記のように構成した場合には、上記抜け
止め部26を係止用凹部27内に嵌入して係止すること
により、上記ホルダー1と第2コネクタ1との連結状態
を維持することができ、この第1コネクタ2を後方の結
合位置から前方の結合待機位置に引き出す際等に、上記
ホルダー1から第1コネクタ2が引き抜かれるのを効果
的に防止して、第1コネクタ2を上記結合待機位置に安
定して保持することができる。
【0055】そして、上記抜け止め部26の前部外面に
先窄まりのテーパ面28を形成し、上記第1コネクタ2
の後端部を、上記テーパ面28に圧接させてホルダー1
の水平板6を弾性変形させる等により、上記ホルダー1
に対する第1コネクタ2の連結作業をワンタッチで容易
に行うことができる。なお、ホルダー1から第1コネク
タ2が引き抜かれるのを阻止するための抜け止め部を第
1コネクタ2側に設けた構造としてもよい。
【0056】また、上記実施形態では、第1コネクタ2
の側壁部に上下一対の仮係止部15を突設するととも
に、この仮係止部15,15間に上記押動アーム17を
設置した例について説明したが、図12に示すように、
第1コネクタ2の側壁後部に単一の仮係止部15を突設
するとともに、この仮係止部15が貫通する切欠30を
押動アーム17に形成し、この押動アーム17の壁面前
部に上下一対の係合突起13を設けた構造としてもよ
い。そして、第2コネクタ4の側壁部内面に突設された
上下一対の突部31からなる揺動操作部を上記係合突起
13に当接させて、押動アーム15を仮係止解除方向に
揺動変位させることにより、上記可動支持部8による第
1コネクタ2の仮係止状態を解除することができる。
【0057】上記第2コネクタ4は、必ずしも電子ユニ
ット3内に設けられた回路基板上に取り付ける必要はな
く、電気接続箱等のケースに第2コネクタのコネクタハ
ウジングを一体に形成した構成してもよく、あるいは独
立して構成させた雌型のコネクタハウジング20を有す
る第2コネクタ4を上記第1コネクタ2に直接結合する
ように構成してもよい。また、上記ホルダー1および第
1コネクタ2を、必ずしも取付け部に支持させる必要は
なく、作業者が上記ホルダー1および第1コネクタ2を
持って上記第2コネクタ4に直接結合するように構成し
てもよい。
【0058】さらに、上記実施形態では、ホルダー1に
よってスライド可能に支持された第1コネクタ2を車体
側の取付け部に取り付けるとともに、上記第1コネクタ
2に結合される第2コネクタ4を電子ユニット3に取り
付けた例について説明したが、上記電子ユニット3に、
揺動レバー5および雄型のコネクタハウジング14等を
有する第1コネクタ2と、ホルダー1とを設置するとと
もに、上記取付け部に、雌型のコネクタハウジング20
等を有する第2コネクタ4を配設した構造としてもよ
い。また、上記第1コネクタ2を支持するホルダー1
を、電気接続箱のケース、自動車のインストールメント
パネルまたはトリムカバー等の成形部品に取り付けるよ
うに構成してもよい。
【0059】また、上記ホルダー1に形成された案内溝
10に、揺動レバー5に突設された係合ピン9を導入し
て係合するようにした上記構成に代え、上記ホルダー1
に係合ピン9を突設するとともに、この係合ピン9が係
合される案内溝10を上記揺動レバー5に設けた構造と
してもよい。さらに、上記ホルダー1に揺動レバー5を
揺動自在に支持させるとともに、この揺動レバー5を揺
動変位させる駆動部を構成する案内溝10の駆動溝部1
0bまたは係合ピン9を第1コネクタ2のコネクタハウ
ジング14に設けた構造としてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明は、ホルダーに第1コネクタの仮係止機構を構成する
可動支持部を設けるとともに、この可動支持部に係合さ
れて第1コネクタを結合待機位置に仮係止する仮係止部
と、上記可動支持部を仮係止解除位置に押動する押動ア
ームとを第1コネクタに設け、かつ上記押動アームを仮
係止解除方向に揺動変位させる揺動操作部を上記第2コ
ネクタに設けたため、可動支持部の先端部を第1コネク
タを貫通させて第2コネクタ側に突出させることなく、
上記可動支持部によって第1コネクタをホルダに適正状
態で仮係止することができるとともに、この第1コネク
タの仮係止状態を第1,第2コネクタの結合操作時に適
正に解除することができる。
【0061】したがって、第2コネクタが取り付けられ
る基板と、第2コネクタとの間に所定の間隙を形成し、
あるいは上記基板に仮係止部の先端部が挿通される開口
部を形成する等の手段を講じることなく、第1,第2コ
ネクタの結合操作時に、上記仮係止部による第1コネク
タの仮係止状態をワンタッチで解除し、この第1コネク
タをホルダーに沿ってスライド変位させつつ、結合状態
に移行させることができるという利点がある。
【0062】また、請求項2に係る発明は、ホルダーに
支持された第1コネクタが前方に引き抜かれるのを規制
する抜け止め部を、上記ホルダーと第1コネクタとの間
に設けたため、上記ホルダーと第1コネクタとの連結状
態を安定して維持し、上記ホルダーから第1コネクタが
離脱するという事態の発生を効果的に防止することがで
きる。
【0063】また、請求項3に係る発明は、第1コネク
タと第2コネクタとの結合状態を解除する結合解除操作
時に、第1コネクタを前方にスライド変位させて結合待
機位置に引き出す引出駆動部を、第1コネクタと第2コ
ネクタとの間に設けたため、コネクタの結合解除操作時
に、第2コネクタを引っ張ることにより、第1コネクタ
をホルダーの前端部側にスライド変位させて結合待機位
置に自動的に移動させることができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気コネクタの結合構造の実施形
態を示す斜視図である。
【図2】第2コネクタの具体的構造を示す分解斜視図で
ある。
【図3】第1コネクタをホルダーに仮係止した状態を示
す側面断面図である。
【図4】上記電気コネクタの結合構造の要部を示す平面
断面図である。
【図5】第1コネクタをホルダーに仮係止した状態を示
す平面断面図である。
【図6】第1コネクタの仮係止を解除した状態を示す平
面断面図である。
【図7】第1コネクタと第2コネクタとの結合状態を示
す平面断面図である。
【図8】第1コネクタと第2コネクタとの結合過程を示
す平面断面図である。
【図9】第1コネクタと第2コネクタとの結合状態を示
す平面断面図である。
【図10】本発明に係る電気コネクタの結合構造の別の
実施形態を示す側面断面図である。
【図11】上記実施形態において第1コネクタを結合待
機位置に移行させた状態を示す側面断面図である。
【図12】本発明に係る電気コネクタの結合構造のさら
に別の実施形態を示す斜視図である。
【図13】電気コネクタの従来例を示す平面断面図であ
る。
【図14】上記従来例において第1コネクタの仮止めを
解除した状態を示す平面断面図である。
【符号の説明】
1 ホルダー 2 第1コネクタ 4 第2コネクタ 8 可動支持部 15 仮係止部 17 押動アーム 21 押動操作部 26 抜け止め部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 典 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダーに支持された第1コネクタと、
    この第1コネクタに結合される第2コネクタとを有し、
    第1コネクタとホルダーとの間に設けられた仮係止機構
    によって第1コネクタを前方の結合待機位置に仮係止す
    るとともに、第1コネクタと第2コネクタとの結合操作
    時に、第1コネクタの仮係止状態を解除して後方の結合
    位置にスライド変位させるように構成された電気コネク
    タの結合構造において、上記仮係止機構を構成する可動
    支持部をホルダーに設けるとともに、この可動支持部に
    係合されて第1コネクタを結合待機位置に仮係止する仮
    係止部と、上記可動支持部を仮係止解除位置に押動する
    押動アームとを第1コネクタに設け、かつ上記押動アー
    ムを仮係止解除方向に揺動変位させる揺動操作部を上記
    第2コネクタに設けたことをことを特徴とする電気コネ
    クタの結合構造。
  2. 【請求項2】 第1コネクタと第2コネクタとの結合状
    態を解除する結合解除操作時に、第1コネクタを前方に
    スライド変位させて結合待機位置に引き出す引出駆動部
    を、第1コネクタと第2コネクタとの間に設けたことを
    特徴とする請求項1記載の電気コネクタの結合構造。
  3. 【請求項3】ホルダーに支持された第1コネクタが前方
    に引き抜かれるのを規制する抜け止め部を、上記ホルダ
    ーと第1コネクタとの間に設けたことを特徴とする請求
    項1または2記載の電気コネクタの結合構造。
JP9145487A 1997-06-03 1997-06-03 電気コネクタの結合構造 Withdrawn JPH10334988A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9145487A JPH10334988A (ja) 1997-06-03 1997-06-03 電気コネクタの結合構造

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JP9145487A JPH10334988A (ja) 1997-06-03 1997-06-03 電気コネクタの結合構造

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JPH10334988A true JPH10334988A (ja) 1998-12-18

Family

ID=15386406

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JP9145487A Withdrawn JPH10334988A (ja) 1997-06-03 1997-06-03 電気コネクタの結合構造

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JP (1) JPH10334988A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7114982B2 (en) 2004-01-20 2006-10-03 J. S. T. Mfg. Co., Ltd. Connector with lock mechanism

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7114982B2 (en) 2004-01-20 2006-10-03 J. S. T. Mfg. Co., Ltd. Connector with lock mechanism

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Effective date: 20040803