JPH10334675A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH10334675A
JPH10334675A JP14254497A JP14254497A JPH10334675A JP H10334675 A JPH10334675 A JP H10334675A JP 14254497 A JP14254497 A JP 14254497A JP 14254497 A JP14254497 A JP 14254497A JP H10334675 A JPH10334675 A JP H10334675A
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writing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1回のアクセスで書き込みを行うべき複数のメ
モリセルを分割し、複数回に分けて書き込み動作を行う
不揮発性半導体記憶装置における書き込み時間を短縮す
る。 【解決手段】不揮発性半導体記憶装置100はビット数
検出回路120を備えている。ビット数検出回路120
は、カウント回路604、分割制御回路606及びラッ
チ回路602を有し、カウント回路604にて書き込み
を行うべきメモリセル数をカウントし、カウント値に基
づき分割制御回路606は同時に書き込みを行う4個の
メモリセルを特定し、これに対応するラッチ回路602
以外のラッチ回路602をリセットして書き込みを禁止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性半導体記憶
装置に関し、特に電気的に書き込み可能な不揮発性半導
体記憶装置、例えばフラッシュメモリ等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気的に書き込み可能な不揮発性
半導体記憶装置として、EPROMや、フラッシュメモ
リ等が知られているが、通常これら不揮発性半導体記憶
装置は、メモリセルへの書き込み電圧として6〜7V程
度の高電圧が用いられることがある。これは、不揮発性
半導体記憶装置におけるメモリセルへの書き込みが、各
メモリセルを構成するトランジスタ内のフローティング
ゲートに電子を注入することにより行われるため、読み
出し時には必要としない高電圧が書き込み時には必要と
なるからである。
【0003】一方、かかる高電圧は、通常の電源ピンと
は別個に設けられた専用の電源ピンを通じて外部から供
給するか、又は通常電源を内部で昇圧することにより得
られるが、後者の方法により得る場合、すなわち内部昇
圧により得る場合は、電流供給量が昇圧回路の電流供給
能力によって決まるため、一般に専用の電源ピンから得
る場合に比べて電流供給量が小さく、このため一度に多
くのメモリセルに対して書き込みを行えないことがあ
る。そのため、×8品や×16品のように1回のアクセ
スで書き込むべきビット数の多いメモリにおいては、昇
圧回路の電流供給能力に応じ、ビット線を複数のグルー
プに分割しグループ毎に書き込みを行うことが行われ
る。
【0004】図12は、かかる分割書き込みを行う従来
の不揮発性半導体記憶装置1400を示す図である。不
揮発性半導体記憶装置1400は×16品であり、1回
のアクセスで16ビットのデータが書き込まれ、又は読
み出される構成である。かかる不揮発性半導体記憶装置
1400は、複数の不揮発性メモリセルからなるメモリ
セルアレイ1402、ロウデコーダ1404、カラムス
イッチ1406を備え、カラムスイッチ1406は4つ
のカラムスイッチ1406−0、1406−1、140
6−2及び1406−3に分割されている。これら分割
されたそれぞれのカラムスイッチは、カラムアドレスA
Ynに基づきそれぞれ4本のビット線を選択し、選択し
たビット線をデータ線DL0〜DL15、書き込みデー
タ線WD0〜WD15を介してそれぞれ対応する書き込
み回路1412−0、1412−1、1412−2、1
412−3に接続する。書き込み回路1412は、ベリ
ファイ回路1414から供給されるデータ書き換えフラ
グ、及び書き込みパルス発生回路1418から供給され
るパルス信号PLSを受け、これら基づき対応する書き
込みデータ線WD0〜WD15に対して書き込み電圧発
生回路1410より供給される書き込み電圧Vpumpを供
給する。
【0005】次に、不揮発性半導体記憶装置1400の
動作について、図13を参照しながら説明する。まず、
装置外部から供給されるコマンドによりデータ書き込み
が指示されると(ステップ1500)、書き込み電圧発
生回路1410が動作を開始し、書き込み電圧Vpumpを
発生するとともに(ステップ1502)、図示しないア
ドレスピンより供給されるアドレス信号を受けて書き込
みべきアドレスにアクセスし、当該アドレスに格納され
ているデータの読み出しを行う。読み出されたデータ
は、データ線DL0〜DL15を介してベリファイ回路
1414に供給され、当該ベリファイ回路1414内に
て、図示しないデータピンより供給される書き込みデー
タとの比較が行われる(ステップ1504)。
【0006】比較の結果、読み出されたデータと書き込
みデータとが完全に一致した場合(パス)には最早書き
込む必要はないので、そのまま書き込み動作は終了する
(ステップ1516)。一方、読み出されたデータと書
き込みデータとが一部でも一致しない場合(フェイル)
にはデータの書き込みを行う必要があるので、以下に説
明する書き込みシーケンスが実行される。
【0007】尚、ここでいうデータの書き込みとは、消
去状態にあるメモリセルを書き込み状態にすることをい
うものとし、その逆は含まないものとする。すなわち、
消去状態にあるメモリセルを「1」、書き込み状態にあ
るメモリセルを「0」とすれば、「1」状態にあるメモ
リセルを「0」に変化させることを「書き込み」と呼
び、「0」状態にあるメモリセルを「1」に変化させる
ことを「消去」と呼ぶこととする。
【0008】読み出されたデータと書き込みデータとが
一致しないことを検出したベリファイ回路1414は、
アクセスした16個のメモリセルのうち書き込みを行う
べきメモリセルを特定してデータ書き換えフラグFL0
〜FL15を立て、これを書き込み回路1412に出力
する(ステップ1506)。
【0009】次に、書き込み回路1412のうち初めの
4ビットに対応する書き込み回路1412−0は、アク
ティブ状態(フラグが立っている状態)にあるデータ書
き換えフラグFL0〜FL3に対応する書き込みデータ
線WD0〜WD3に対し、書き込みパルスPLSに応答
して書き込み電圧Vpumpを供給する(ステップ150
8)。以下、同様にして、書き込み回路1412−1、
書き込み回路1412−2、書き込み回路1412−3
が順次書き込み動作を行い、これにより1サイクル回目
のデータ書き込みが終了する(ステップ1510、15
12、1514)。
【0010】ここで、書き込み回路1412を4分割
し、書き込み動作を4回に分けているのは、書き込み電
圧発生回路1410が16個のメモリセルに対して一度
に書き込みを行うべき電流供給能力が無く、一度に最大
4個のメモリセルに対してしか電流を供給できないから
である。
【0011】上述したステップにより1サイクル回目の
データ書き込みが終了した後、再び当該16個のメモリ
セルに対して読み出しを行い、書き込みデータと比較す
る(ステップ1504)。ここで、書き込むべき全ての
メモリセルに対して正常に書き込まれ両者が完全に一致
した場合、ここで書き込み動作を終了する(ステップ1
516)。一方、一部においても両者が一致しない場合
には書き込みが不完全なのであるから、上述した書き込
みシーケンスを再び実行する。これを繰り返し、両者が
完全に一致するまで書き込みシーケンスを実行する。
【0012】尚、上記動作においては、上述の通り消去
動作を行うことなく書き込み動作のみを行っているの
で、書き込みを行うべき16ビットのデータのうち、特
定の4ビットが例えば「1100」でこれに対応する書
き込みデータが「1010」であったとしても、書き込
みの結果得られるデータは「1000」であり、この場
合、何度書き込みを行っても、書き込むべきデータと実
際に書き込まれるデータとは一致しない。かかる場合の
取り扱いはそのメモリの仕様毎に異なるが、一般には、
リトライ回数オーバーフラグを立て、書き込むべきデー
タと実際に書き込まれたデータとが一致しないことを表
示することが行われる。リトライ回数オーバーフラグが
立った場合の取り扱いも、そのメモリの仕様毎に異な
る。
【0013】しかしながら、通常は消去動作が必要なデ
ータ書き換えは頻繁に起こらず、リトライ回数オーバー
フラグが立つことは少ない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の不揮発
性半導体記憶装置1400では、書き込み電圧発生回路
1410の能力に応じてあらかじめ書き込みべきデータ
を4分割し、4回に分けて書き込みを行っているので、
書き込みが行われるメモリセルが多い場合にも少ない場
合にも等しく4回の書き込み動作が常に必要となる。つ
まり、16ビット全て書き込む場合も、16ビット中の
1ビットだけを書き込む場合も、いずれも4回の書き込
み動作が行われることになり、常に16ビット全てを書
き込む場合と同じ書き込み時間が必要となる。
【0015】したがって、本発明は書き込むべきビット
数が少ない場合には書き込み回数を少なくし、これによ
って書き込みに要する時間を短縮することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
不揮発性メモリセルと、前記複数の不揮発性メモリセル
に格納されたデータを読み出す読出手段と、前記読出手
段により読み出された前記データと前記複数のメモリセ
ルに格納すべきデータとを比較する比較手段と、前記比
較手段の比較結果に基づき、前記複数の不揮発性メモリ
セルのうち書き込みを行うべきメモリセルの数を計数す
る計数手段と、前記計数手段による計数値に基づき前記
書き込みを行うべきメモリセルの少なくとも一部を特定
しこれら特定されたメモリセルに対して同時に書き込み
を行う書込手段とを備える不揮発性半導体記憶装置が提
供される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態に
よる不揮発性半導体記憶装置につき図面を用いて説明す
る。
【0018】図1は、本発明の第1の実施形態による不
揮発性半導体記憶装置100を示すブロック図である。
かかる不揮発性半導体記憶装置100はひとつの半導体
基板上に集積された16Mビットの不揮発性メモリであ
り、図示するように、アドレス信号A0〜A19を受け
るアドレスピン、データ信号D0〜D15を受けるデー
タピン、電源ピン、及び各種制御信号を受けるその他の
ピン(CE、WE等)を有している。すなわち、1Mの
アドレス空間を有する×16ビットのメモリである。
【0019】不揮発性半導体記憶装置100は、複数の
不揮発性メモリセルがマトリクス状に形成されたメモリ
セルアレイ102、ロウデコーダ104、カラムスイッ
チ106を備え、ロウデコーダ104はアドレス信号A
0〜A19のうちロウアドレスAXnに基づきワード線
Wを選択し、カラムスイッチ106はアドレス信号A0
〜A19のうちカラムアドレスAYmに基づきビット線
Bのうちの16本を選択する。
【0020】各メモリセルの構造は図2に示すとおりで
あり、半導体基板200内に形成されたソース領域20
2及びドレイン領域204と、フローティングゲート2
06及びコントロールゲート208からなるゲート電極
からなる。各メモリセルのコントロールゲート208は
それぞれ対応するワード線Wに、ドレイン領域204は
それぞれ対応するビット線Bに接続されており、ソース
領域202はそれぞれ対応するソース線Sを介してソー
ス線制御回路108に接続されている。各メモリセルへ
の書き込みは、コントロールゲート208に12Vの電
圧を与えるとともに、ドレイン領域204に6〜7V、
ソース領域202に0Vの電圧を与えることにより行
う。すなわち、書き込みが行われるとフローティングゲ
ート206へ電子が注入され、これによりメモリセルを
構成するトランジスタのしきい値が見かけ上高くなり、
読み出し時にコントロールゲート208へ与えられる電
位ではオンしなくなる。以下、このように書き込まれた
状態のメモリセルを「0」、書き込まれていない状態の
メモリセルを「1」と表現する。
【0021】カラムスイッチ106により選択され読み
出された16ビットのデータは、データ線DL0〜DL
15を通じてベリファイ回路114に供給される。ベリ
ファイ回路114は、データラッチ122にラッチされ
た書き込み期待値DT0〜DT15をさらに受け、かか
る期待値と上述した16ビットの読み出しデータとを比
較して、その結果をデータ書き換えフラグFL0〜FL
15としてビット数検出回路120に供給する。ビット
数検出回路120は、データ書き換えフラグFL0〜F
L15に応答して書き込むべきメモリセルを特定し、こ
れに対応する書き込みパルス制御信号WMD0〜WMD
15を活性化する。書き込みパルス制御信号WMD0〜
WMD15を受けた書き込みパルス発生回路118は、
所定のタイミングにて対応する書き込みパルスPLS0
〜PLS15を発生する。
【0022】一方、書き込み電圧発生回路110は、書
き込み命令に応答して電源電圧Vccを昇圧した6〜7V
の書き込み電圧Vpumpを発生し、これを書き込み回路1
12に供給する。書き込み回路112は、これら書き込
みパルスPLS0〜PLS15及び書き込み電圧Vpump
を受け、活性化状態にある書き込みパルスPLS0〜P
LS15に対応する書き込みデータ線WD0〜WD15
に対し書き込み電圧Vpumpを供給し、これによって書き
込みが行われるべきメモリセルのドレイン電極204に
書き込み電圧Vpumpが供給され、書き込みが行われる。
【0023】尚、書き込み電圧発生回路110は一度に
4個のメモリセルに対して書き込み電圧を供給する能力
があるものとする。
【0024】さらに、不揮発性半導体記憶装置100は
処理部116を備えており、当該処理部116は、デー
タピン及び各種制御信号を受けるその他のピンより供給
されるコマンドに応答して各種制御信号や各種タイミン
グ信号φ1〜3等を生成するほか、演算機能を有してお
り、不揮発性半導体記憶装置100内における情報処理
を行う。
【0025】次に、図3乃至図7を参照して、不揮発性
半導体記憶装置100を構成する各回路の詳細及び動作
を説明する。
【0026】図3は、ベリファイ回路114内に16個
設けられた比較部のひとつを示す図である。各比較部
は、差動型の比較回路302及び判別回路304からな
り、図に示すとおり、比較回路302は、処理部116
より供給されるベリファイモード信号PGVに応答して
基準電位VREFと読み出しデータDLi(i=0〜1
5)とを比較し、比較結果を比較信号SDi(i=0〜
15)として判別回路304へ供給する。図2に示すメ
モリセルは、上述のとおり、「0」状態(書き込まれて
いる状態)では選択されてもオンしないので「1」(ハ
イレベル)の出力を与え、「1」状態(消去された状
態)では選択されることによりオンするので「0」(ロ
ーレベル)の出力を与える。したがって、アクセスした
メモリセルが書き込み状態にある場合は読み出しデータ
DLiの電位が基準電位VREFよりも高くなるので比
較信号SDiはローレベルとなり、逆にメモリセルが消
去状態にある場合は読み出しデータDLiの電位が基準
電位VREFよりも低くなるので、比較信号SDiはハ
イレベルとなる。判別回路304は、かかる比較信号S
Di及び書き込み期待値DTi(i=0〜15)を受
け、データ書き換えフラグFLi(0〜15)を出力す
る。
【0027】図4は、かかる判別回路304の回路構成
を示す図であり、図に示すとおり判別回路304は、ラ
ッチ回路402及び排他的論理和回路404を有してい
る。ラッチ回路402は、データ入力端D、クロック入
力端C、リセット信号入力端R、及びデータ出力端Qを
備え、クロック入力端Cに入力されるタイミング信号φ
1に応答してデータ入力端Dに供給される書き込み期待
値DTiを取り込みこれをデータ出力端Qから出力する
とともに、リセット信号がリセット信号入力端Rに供給
されるとその内容が「1」レベルにリセットされる。リ
セット信号は排他的論理和回路404により生成され、
当該排他的論理和回路404は2つの入力信号の論理レ
ベルが一致したときにリセット信号を活性化する。
【0028】図5は、判別回路304の真理値表であ
り、データ書き込みが必要である場合、データ書き換え
フラグFLiは「0」レベルとなる(パターン3)。す
なわち、書き込み期待値DTiが「0」でデータ書き込
みを指示しており、かつ比較信号SDiが「1」でメモ
リセルが消去状態にあることを示している場合、ラッチ
回路402はタイミング信号φ1に応答して「0」レベ
ルをラッチし、これをデータ書き換えフラグFLiとし
て出力する。
【0029】一方、書き込み期待値DTiと比較信号S
Diが一致している場合(パターン1、パターン4)
は、排他的論理和回路404によりラッチ回路402は
「1」レベルにリセットされ、データ書き換えフラグF
Liも「1」となる。この場合は、そのメモリセルにす
でに期待値が格納されており、最早書き込みを行う必要
がないことを示している。
【0030】また、書き込み期待値DTiが「1」で消
去を指示しており、比較信号SDiが「0」でメモリセ
ルが書き込み状態にあることを示している場合も、当然
書き込みを行う必要がないので、ラッチ回路402には
「1」レベルがラッチされ、データ書き換えフラグFL
iも「1」となる。
【0031】図6は、ビット数検出回路120を詳細に
示す図である。図に示すとおり、ビット数検出回路12
0は、ラッチ回路群600、カウント回路604、及び
分割制御回路606とからなり、ラッチ回路群600
は、16個のラッチ回路602から構成され、各ラッチ
回路602はそれぞれデータ入力端D、クロック入力端
C、リセット信号入力端R、及びデータ出力端Qを備え
る。各ラッチ回路602のデータ入力端Dには対応する
データ書き換えフラグFL0〜FL15が供給され、そ
れぞれタイミング信号φ1に続いて発生するタイミング
信号φ2に応答してこれをラッチし、データ出力端Qか
らこれを出力する。
【0032】また、データ書き換えフラグFL0〜FL
15はカウント回路604にも供給されており、カウン
ト回路604はタイミング信号φ2に続いて連続的に発
生するタイミング信号φ3に応答して活性化状態(すな
わち「0」状態)にあるデータ書き換えフラグ数をカウ
ントする。当該カウント値は分割制御回路606に供給
される。分割制御回路606は、ラッチ回路群600か
らの出力信号である書き込みパルス制御信号WMD0〜
WMD15をさらに受け、上記カウント回路604から
のカウント値に基づき、リセットすべきラッチ回路60
2にリセット信号を供給する。
【0033】カウント回路604は、カウント値を2進
表現するバイナリカウンタであり、16回連続して供給
されるタイミング信号φ3に応答して、データ書き換え
フラグFL0〜FL15の論理レベルを次々チェック
し、それが「0」状態であればインクリメント動作する
のであるが、図7に示すとおり、初期値は「0000」
であり、1回目の「0」検出でカウント許可状態とな
り、2回目の「0」検出以降インクリメント動作により
カウントアップしていく。すなわち、1回目の「0」検
出ではインクリメント動作は行わない。このようして、
タイミング信号φ3が16回供給された時点でカウント
許可状態にならなかった場合(全く「0」レベルを検出
しなかった場合)は、タイミング信号φ5を発生する。
タイミング信号φ5は、分割制御回路606に供給され
る他、処理部116にも供給され、書き込むべきメモリ
セルがないことを通知する。
【0034】図7に示すとおり、カウント回路604の
カウント出力は当該カウント値の上位2ビットにより得
られる。すなわち、カウント値が1〜4であれば出力は
「00」、5〜8であれば「01」、9〜12であれば
「10」、13〜16であれば「11」となる。尚、カ
ウント値が0である場合は、上述のとおり、タイミング
信号φ5を発生する。
【0035】分割制御回路606の動作を詳述すると、
まず、カウント値「00」を受けた場合、書き込みべき
メモリセル数が4つ以下であるので、分割制御回路60
6は、リセット信号をラッチ回路群600に供給しな
い。
【0036】一方、カウント値「01」を受けた場合、
書き込むべきメモリセル数が5〜8あるので、この場
合、一度に書き込みを行うことはできない。すなわち、
分割制御回路606は、書き込み動作を2分割して行う
必要があるので、活性化状態にある書き込みパルス制御
信号WMD0〜WMD15に対応するラッチ回路602
のうち、初めの4個を除く他のラッチ回路602にリセ
ット信号を供給してその内容を「1」状態にリセット
し、これにより「0」状態にセットされたラッチ回路6
02を4個とする。そしてかかる4個のメモリセルへの
書き込みが終了し、タイミング信号φ2が発生してラッ
チ回路群600の内容が再びリセット前の内容に復帰し
た後、上記動作にてリセットしたメモリセル(1〜4
個)以外のラッチ回路602にリセット信号を供給して
その内容を「1」状態にリセットする。
【0037】同様に、カウント値「10」を受けた場
合、すなわち書き込むべきメモリセル数が9〜12ある
場合、分割制御回路606は、書き込み動作を3分割し
て行う必要があるので、活性化状態にある書き込みパル
ス制御信号WMD0〜WMD15に対応するラッチ回路
602のうち、初めの4個を除く他のラッチ回路602
にリセット信号を供給してその内容を「1」状態にリセ
ットし、これにより「0」状態にセットされたラッチ回
路602を4個とする。そしてかかる4個のメモリセル
への書き込みが終了し、タイミング信号φ2が発生して
ラッチ回路群600の内容が再びリセット前の内容に復
帰した後、今度は前回書き込みを行った4個のメモリセ
ルに続く他の4個のメモリセルに書き込みを行うべく、
これに対応するラッチ回路602を除く他のラッチ回路
602にリセット信号を供給し、これにより「0」状態
にセットされたラッチ回路602を4個とする。最後
に、かかる4個のメモリセルへの書き込みが終了し、タ
イミング信号φ2が発生してラッチ回路群600の内容
が再びリセット前の内容に復帰した後、書き込みを行う
べき残りのメモリセル(1〜4個)以外のラッチ回路6
02にリセット信号を供給してその内容を「1」状態に
リセットする。
【0038】そして、カウント値「11」を受けた場
合、すなわち書き込むべきメモリセル数が13〜16あ
る場合も、同様にして、初めの4個を除く他のラッチ回
路602にリセット信号を供給してその内容を「1」状
態にリセットし、次に、続く4個のラッチ回路602を
除く他のラッチ回路602をリセットし、さらに、続く
4個のラッチ回路602を除く他のラッチ回路602を
リセットし、最後に、残りのメモリセル(1〜4個)に
対応するラッチ回路602以外のラッチ回路602にリ
セット信号を供給してその内容を「1」状態にリセット
する。
【0039】以下、このような構成を持つ不揮発性半導
体記憶装置100の書き込み動作を図8に示すフローチ
ャートを用いて説明する。
【0040】まず、装置外部からデータピンD0〜D1
5及び各種制御信号ピンへ書き込み命令が入力される
と、処理部116はこれを解読し、書き込み動作モード
に入る(ステップ800)。書き込み動作モードに入る
と、処理部116は書き込み電圧発生回路110を活性
化し、活性化された書き込み電圧発生回路110は書き
込み電圧Vpumpを発生する(ステップ802)。次に、
アドレスピンA0〜A19より供給されるアドレス信号
を受けて、ロウデコーダ104及びカラムスイッチ10
6により、書き込みべきアドレスのメモリセルがアクセ
スされ、当該メモリセルに格納されているデータの読み
出しが行われる。読み出されたデータは、データ線DL
0〜DL15を介してベリファイ回路114に供給さ
れ、当該ベリファイ回路114内にて、上述のとおり書
き込み期待値DT0〜DT15との比較が行われる(ス
テップ804)。
【0041】比較の結果、読み出されたデータDL0〜
DL15と書き込み期待値DT0〜DT15とが完全に
一致した場合(フェイルビットなし)にはデータ書き換
えフラグFL0〜FL15はすべて「1」レベルとな
り、上述のとおりカウント回路604は、これを受けて
タイミング信号φ5を発生し、タイミング信号φ5を受
けた処理部116は書き込み動作を終了させる(ステッ
プ820)。
【0042】尚、読み出されたデータDL0〜DL15
と書き込み期待値DT0〜DT15とが一致しない場合
でも、例えば、図5のパターン2で示す不一致のみがあ
る場合は、上述のとおり、データ書き換えフラグFLi
は「1」レベルとなり、完全に一致した場合と同様、書
き込み動作が終了する。この場合は、書き込み期待値と
実際にメモリセルに書き込まれた値とは一致しなくなる
が、通常はこのような消去動作が必要なデータ書き換え
は起こらないので、無視しても構わない。このようなデ
ータ書き換えが頻繁に発生する環境で使用するのであれ
ば、排他的論理和回路404の出力を利用してこれを検
出し、消去動作が必要なデータ書き換えであることが検
出された場合に消去動作を行うよう構成することもでき
る。
【0043】一方、カウント回路604により、書き込
みを行うべき未書き込みメモリセルが検出された場合
(フェイルビットあり)には、以下に説明する書き込み
シーケンスが実行される。
【0044】まず、カウント回路604のカウント値の
上位2ビットが分割制御回路606に供給され、分割数
mが決定される(ステップ806)。分割数mは、当該
カウント値の上位2ビットが「00」である場合は
「1」、「01」である場合は「2」、「10」である
場合は「3」、「11」である場合は「4」である。
【0045】次に、分割制御回路606がカウント値の
上位2ビット、すなわち分割数mに応じて、「0」レベ
ルにセットされたラッチ回路602の中から4ビットの
データ書き換えビットを特定し(ステップ810)、そ
の他のラッチ回路602に対してリセット信号を供給し
て(ステップ812)「1」レベルにリセットする。上
述したとおり、ここで特定される4ビットのデータ書き
換えビットは、書き込みを行うべきビットのうちの初め
の4ビットである。
【0046】これにより、書き込みを行うべきビット数
にかかわらず、4本(またはそれ以下)の書き込みパル
ス制御信号WMD0〜WMD15が活性化され、書き込
みパルス発生回路118に供給される。書き込みパルス
発生回路118は、書き込みパルス制御信号WMD0〜
WMD15のうち、活性化されている4本(またはそれ
以下)の信号に対応する書き込みパルスPLS0〜PL
S15を発生し、これを受ける書き込み回路112は、
当該パルスに対応する書き込みデータ線WD0〜WD1
5に書き込み電圧Vpumpを供給する(ステップ81
4)。これによって書き込むべき初めの4個(またはそ
れ以下)のメモリセルのドレイン電極に書き込み電圧V
pumpが供給され、書き込みが行われる。
【0047】次に、分割制御回路606は、分割数mを
デクリメントし(ステップ816)、これが0であれ
ば、1サイクル回目の書き込み動作が終了したとして、
分割制御回路606タイミング信号φ4を発生し、これ
を受けた処理部116は再びベリファイ回路114にベ
リファイ動作(ステップ804)を実行させる。その結
果、正常に書き込みが行われ、フェイルビットがなくな
っていれば書き込み動作は終了する(ステップ82
0)。
【0048】一方、分割数mをデクリメントした結果が
0でなければ、分割制御回路606は前回選択したビッ
トとは異なる4ビットを(またはそれ以下)を特定し
(ステップ810)、以下同様に特定した4ビットのメ
モリセル(またはそれ以下)に対して書き込み電圧Vpu
mpを印可する。これを分割数mが0になるまで繰り返し
実行する。
【0049】このようにして、1サイクル回目の書き込
み動作が終了すると、上述のとおり、再びベリファイ動
作(ステップ804)を実行し、その結果フェイルビッ
トがなくなっていれば書き込み動作は終了する(ステッ
プ820)のであるが、書き込むべき一部のビットもし
くは全部のビットが未書き込みであれば、新たなフェイ
ルビットに対応するデータ書き換えフラグFL0〜FL
15が生成される。この場合、書き込むべき全部のビッ
トが未書き込みであれば、新たなデータ書き換えフラグ
FL0〜FL15は、前回の値と同一であるが、書き込
むべき一部のビットが未書き込みであれば、新たなデー
タ書き換えフラグFL0〜FL15は前回の値とは異な
り、書き込みべきメモリセルのうち正常に書き込まれた
メモリセルに対応するフラグは立たない。
【0050】以下、新たなデータ書き換えフラグFL0
〜FL15に対応するメモリセルに対し、上述したよう
に、分割制御回路606にて1又はそれ以上の回数に分
割して書き込み電圧Vpumpの印可を行い、その後再びベ
リファイ動作(ステップ804)を実行する。このよう
にして、書き込むべき全てのメモリセルに正常に書き込
みが行われるまで、すなわちフェイルビットがなくなる
までこれを繰り返し、フェイルビットがなくなると上述
のとおり、カウント回路604はタイミング信号φ5を
発生し、書き込み動作は全て終了する(ステップ82
0)。
【0051】以上説明したように、本実施形態による不
揮発性半導体記憶装置100は、書き込みを行うべきメ
モリセル数をカウント回路604にて計数し、これに基
づいて同時に書き込みを行う4個のメモリセルを特定し
ているので、書き込みを行うべきメモリセル数に応じ、
書き込み時間を短縮することができる。具体的には、1
6ビット中例えば4ビットのメモリセルに対して書き込
みを行う場合、従来ではかかる16ビットを4分割し、
そのそれぞれに対して書き込みを行っていたので、1サ
イクルにつき4回の書き込み動作が必要であったのに対
し、本実施形態による不揮発性半導体記憶装置100で
は1回の書き込み動作で済むので、書き込み時間が短縮
される。
【0052】さらに、1サイクルで書き込みが終了しな
かった場合も、次回のサイクルでは正常に書き込みがさ
れなかったメモリセルをカウント回路604にて計数
し、これに基づいて次回サイクルで一度に書き込みべき
メモリセルを特定しているので、正常な書き込みに数サ
イクルを要する場合に特に有効である。具体的には、1
6ビット中例えば12ビットのメモリセルに対して書き
込みを行う場合、1サイクル目は3分割され3回の書き
込み動作が行われるが、これにより例えば8ビットのメ
モリセルには正常に書き込みが行われ、残りの4ビット
のメモリセルへの書き込みが不十分であった場合、2サ
イクル目は1回の書き込み動作で済む。
【0053】このように、本実施形態による不揮発性半
導体記憶装置100によれば、書き込み時間の大幅な短
縮を実現することができる。
【0054】次に、本発明の第2の実施形態による不揮
発性半導体記憶装置について説明する。
【0055】図9は、本実施形態による不揮発性半導体
記憶装置における分割動作を示す表である。本実施形態
による不揮発性半導体記憶装置の回路構成は、上記第1
の実施形態による不揮発性半導体記憶装置100とほぼ
同じであり、相違点はカウント回路604がカウント値
の上位2ビットではなく3ビットを分割制御回路606
へ出力する点、及び分割制御回路606がこれら3ビッ
トに基づく分割動作を行うよう構成されている点であ
る。本実施形態による不揮発性半導体記憶装置は、カウ
ント回路604がカウント値の上位3ビットを分割制御
回路606へ供給することにより、分割制御回路606
の分割制御を最適化するものであり、分割された各ビッ
ト数間のばらつきを少なくすることを特徴としている。
【0056】尚、図9中の「割り当て1」は、上記第1
の実施形態による不揮発性半導体記憶装置100の分割
割り当て動作、「割り当て2」は、本実施形態による不
揮発性半導体記憶装置の分割割り当て動作を示す。
【0057】具体的には、カウント値が5〜6であれ
ば、カウント回路604は上位3ビットである「01
0」を出力し、分割制御回路606はこれを受けて書き
込むべきメモリセルを2分割するのであるが、上記第1
の実施形態による不揮発性半導体記憶装置100ではこ
れがそれぞれ「4−1」、「4−2」と分割していたと
ころ、本実施形態によればそれぞれ「3−2」、「3−
3」と分割する。同様に、カウント値が9〜10であれ
ば、カウント回路604は上位3ビットである「10
0」を出力し、分割制御回路606はこれを受けて書き
込むべきメモリセルを「3−3−3」、「4−3−3」
と3分割する。また、カウント値が13〜14であれ
ば、カウント回路604は上位3ビットである「11
0」を出力し、分割制御回路606はこれを受けて書き
込むべきメモリセルを「4−3−3−3」、「4−4−
3−3」と4分割する。
【0058】このように、本実施形態による不揮発性半
導体記憶装置によれば、カウント値の上位3ビットを用
いることにより、分割された各ビット数間にばらつきが
生じること(例えば、「4−1」の如く)を検出し、ば
らつきが生じる場合、分割された各ビット数を平均化し
て割り当てているので、書き込み電圧発生回路110の
消費電力を低減することができるとともに、各メモリセ
ルにかかる書き込み時のストレスを均等化し信頼性を向
上させることができる。尚、本実施例による不揮発性半
導体記憶装置の動作は、カウント値が1〜4、7、8、
11、12、15及び16の場合は、上記第1の実施例
による不揮発性半導体記憶装置100と同じとなる。
【0059】次に、本発明の第3の実施形態による不揮
発性半導体記憶装置について説明する。
【0060】図10は、本実施形態による不揮発性半導
体記憶装置1000を示すブロック図である。本実施形
態による不揮発性半導体記憶装置1000は、上記第1
の実施形態による不揮発性半導体記憶装置100と比べ
ると、ベリファイ回路及び書き込みパルス発生回路が変
更されている点が異なる。
【0061】図11は、不揮発性半導体記憶装置100
0におけるベリファイ回路1020の回路図であり、カ
ウント回路1104は連続供給されるタイミング信号φ
3に基づき、活性化状態にあるデータ書き換えフラグF
L0〜FL15の数をカウントし、そのカウント値を分
割制御回路1106へ供給する。分割制御回路1106
は、かかるカウント値に基づき書き込むべきビットの分
割を行うのであるが、これが分割制御回路606と異な
る点は、分割された各ビット数を示す信号Cを書き込み
パルス発生回路1018に供給する点である。
【0062】例えば、カウント回路1104からカウン
ト値「5」を受けた場合、分割制御回路1106はこれ
を「4−1」と分割し、初めの「4」ビットについて書
き込みが行われるときに当該「4」を示す「11」を信
号Cとして書き込みパルス発生回路1018へ供給し、
次の「1」ビットについて書き込みが行われるときには
当該「1」を示す「00」を信号Cとして書き込みパル
ス発生回路1018へ供給する。尚、カウント値「5」
を受けた分割制御回路1106はこれを「3−2」と分
割してもよく、この場合は、初めの「3」ビットについ
て書き込みが行われるときに当該「3」を示す「10」
を信号Cとして書き込みパルス発生回路1018へ供給
し、次の「2」ビットについて書き込みが行われるとき
には当該「2」を示す「01」を信号Cとして書き込み
パルス発生回路1018へ供給する。
【0063】かかる信号Cを受けた書き込みパルス発生
回路1018は、これに基づき、書き込み回路112に
供給する書き込みパルスPLS0〜PLS15のパルス
幅を調節する。すなわち、信号Cが「11」で「4」を
示しているときには当該パルス幅を従来通りとする一
方、これが「10」「01」「00」と、書き込まれる
べきメモリセルの数が少ないことを示しているときに
は、それに応じて当該パルス幅を短くする。これによ
り、一度に書き込みべきメモリセルが少ない場合の消費
電力を低減することができるとともに、メモリセルにか
かるストレスが均等化され信頼性を向上することができ
る。
【0064】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明はこれに限定されることなく、種々の応用が可能
であることは言うまでもない。
【0065】例えば、カウント回路604を省略し、か
かる動作を処理部116に実行させることも可能であ
り、また、データ書き換えを行う際に一旦メモりセルの
消去を行うシステムへの応用も可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
書き込み電圧発生回路の能力に応じて分割書き込みを行
う場合に、実際に書き込みが行われるメモリセル数をカ
ウントしこれに基づき当該分割を行っているので、書き
込みに要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による不揮発性半導体記憶
装置100を示す図である。
【図2】不揮発性メモリセルのデバイス構造を示す図で
ある。
【図3】図1に示すベリファイ回路114の回路構成を
示す図である。
【図4】図3に示す判別回路304の回路構成を示す図
である。
【図5】図4に示す判別回路304の真理値表である。
【図6】図1に示すビット数検出回路120の回路構成
を示す図である。
【図7】図6に示すカウント回路604のカウント動作
を示す表である。
【図8】不揮発性半導体記憶装置100の動作を示すフ
ローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施形態による不揮発性半導体
記憶装置における分割割り当て動作を示す表である。
【図10】本発明の第3の実施形態による不揮発性半導
体記憶装置1000を示す図である。
【図11】図10に示すビット数検出回路1020の回
路構成を示す図である。
【図12】従来の不揮発性半導体記憶装置1400を示
す図である。
【図13】従来の不揮発性半導体記憶装置1400の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 不揮発性半導体記憶装置 102 不揮発性メモリセルアレイ 104 ローデコーダ 106 カラムスイッチ 108 ソース線制御回路 110 書き込み電圧発生回路 112 書き込み回路 114 ベリファイ回路 116 処理部 118,1018 書き込みパルス発生回路 120,1020 ビット数検出回路 122 データラッチ 200 半導体基板 202 ソース領域 204 ドレイン領域 206 フローティングゲート 208 コントロールゲート 302 比較回路 304 判別回路 402 ラッチ回路 404 排他的論理和回路 600 ラッチ回路群 602 ラッチ回路 604,1104 カウント回路 606,1106 分割制御回路 DL0〜DL15 データ線 DT0〜DT15 書き込み期待値供給線 FL0〜FL15 データ書き換えフラグ WD0〜WD15 書き込みデータ線 WMD0〜WMD15 書き込みパルス制御信号 PLS0〜PLS15 書き込みパルス Vpump 書き込み電圧 A0〜A19 アドレス端子 D0〜D15 データ端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の不揮発性メモリセルと、前記複数
    の不揮発性メモリセルに格納されたデータを読み出す読
    出手段と、前記読出手段により読み出された前記データ
    と前記複数のメモリセルに格納すべきデータとを比較す
    る比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づき、前記
    複数の不揮発性メモリセルのうち書き込みを行うべきメ
    モリセルの数を計数する計数手段と、前記計数手段によ
    る計数値に基づき前記書き込みを行うべきメモリセルの
    少なくとも一部を特定しこれら特定されたメモリセルに
    対して同時に書き込みを行う書込手段とを備える不揮発
    性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記書込手段は、前記計数値が所定の値
    を超えていないときには前記書き込みを行うべき全ての
    メモリセルへの書き込みを同時に行い、前記計数値が前
    記所定の値を超えているときには前記書き込みを行うべ
    きメモリセルの一部を特定しこれら特定されたメモリセ
    ルに対して同時に書き込みを行った後、前記書き込みを
    行うべきメモリセルの残りの部分のうち少なくとも一部
    を特定しこれら特定されたメモリセルに対して同時に書
    き込みを行うことを特徴とする請求項1記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 書込電圧発生回路をさらに有し、前記所
    定の値は前記書込電圧発生回路の能力に応じて決定され
    ていることを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の不揮発性メモリセルは、それ
    ぞれフローティングゲートを有するトランジスタ構造で
    あり、前記書き込みは、前記フローティングゲートへの
    電子注入により行われることを特徴とする請求項1又は
    2又は3記載の不揮発性半導体記憶装置。
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