JPH10334376A - 警備システムに使用される送信装置 - Google Patents

警備システムに使用される送信装置

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JPH10334376A
JPH10334376A JP13968497A JP13968497A JPH10334376A JP H10334376 A JPH10334376 A JP H10334376A JP 13968497 A JP13968497 A JP 13968497A JP 13968497 A JP13968497 A JP 13968497A JP H10334376 A JPH10334376 A JP H10334376A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常情報をたとえ同時に送信しても、その情
報を確実に伝達させることができる、警備システムに使
用される送信装置を提供する。 【解決手段】 送信装置1aでは、制御部7で検出した
送信トリガによって最初の送信フレーム12aを呼出デ
ータ13とともに送信し、更に送信フレームのランダム
数、送信タイミングのランダム数を設定し、次の送信フ
レーム12bを、最初の送信フレーム12aの送信後、
送信フレームの時間幅の3倍長の時間が経過してから送
信し、1通信時間内に、送信フレーム12a,12bの
2フレーム送信とするメッセージで構成する。一方、送
信装置1bでは、最初の送信フレーム14aを呼出デー
タ13とともに送信し、次の送信フレーム14bを、最
初の送信フレーム14aの送信後、9倍長の時間が経過
してから送信し、1通信時間内に、送信フレーム14
a,14bの2フレーム送信とするメッセージで構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異常が発生した場
合に、その発生を通報する警備システムに使用される送
信装置に関し、特に、その通報を確実に伝達させること
ができる送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、工場や住宅家屋の建物を警備対
象とする警備システムでは、所謂小電力セキュリティシ
ステムを使用する場合がある。このシステムにおいて
は、上記建物内にコントローラや所要のセンサが接続さ
れた送信装置が設置されており、その建物で火災やガス
漏れが発生したり、或いは不審な者が侵入したりする
と、これをセンサで検出し、センサからの信号に基づい
て送信装置が、所定の情報形態をなす信号(以下、送信
フレームという。)をコントローラに無線送信し、かか
る送信フレームを受信したコントローラは、受信した送
信フレームからの情報、即ち、上述の火災やガス漏れの
発生等の異常情報を電話回線等の通信回線を介して警備
センタに通報する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記システ
ムでは、送信装置が複数台設置され、各送信装置は、そ
れに接続されたセンサからの信号に基づく送信フレーム
を一台のコントローラに無線送信しているのが通常であ
る。このために、例えば、火災センサが火災の発生(異
常)を検出し、同時に侵入者センサが不審な者の侵入
(異常)を検出したような場合、火災センサが接続され
た送信装置と、侵入者センサが接続された送信装置と
は、同時にかかる異常情報を送信フレームとしてコント
ローラに無線送信する。しかし、このような送信フレー
ムが同時にコントローラに送信されても、コントローラ
では、送信フレームが輻輳することとなり、かかる送信
フレームを受信できないという場合が生じる可能性があ
った。とりわけ、小電力セキュリティシステムに使用さ
れる簡便で安価な送信装置にあっては、送信フレームが
確実にコントローラに受信されたかを確認するための確
認機能を有せず、また、無線状態のチェック機能、所謂
キャリヤセンス機能を有していない場合がある。したが
って、上記輻輳が生じると、異常情報を警備センタに通
報できなくなって警備システムが機能しない可能性があ
った。
【0004】本発明の目的は、異常情報を同時に送信し
ても、その情報を確実に伝達させることができる、警備
システムに使用される送信装置を提供することにある。
また、本発明は、上記目的に加え、異常情報の優先度に
従い、その情報を確実に伝達させることができる、警備
システムに使用される送信装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の送信装置は、火災やガス漏れ等の異常発生
の際、受信装置に送信フレームを無線送信してその発生
を通報する警備システムに使用されるもので、かかる装
置は、制御部と送信部とを有し、制御部は、異常を検出
した検出手段、例えば、火災やガス漏れ、侵入等を自動
的に検出するセンサ及び火災やガス漏れ等を発見した者
の押釦によって動作するスイッチ等から送出される送信
トリガを検出したとき、最初の送信フレームを送信部に
送信するとともに、次に送信すべき少なくとも一つの送
信フレームについての送信タイミングをランダムに設定
し、設定されたタイミングにより送信フレームを送信部
に送信する一方、送信部は、制御部から送信される送信
フレームを受信装置に無線送信する。
【0006】上記少なくとも一つの送信フレームについ
ての送信タイミングをランダムに設定するとは、送信フ
レームの送信タイミングの設定、及び送信すべき送信フ
レームの数の設定を含む意であり、異常を検出するため
のセンサを接続した送信装置が、複数台設置されている
場合、各送信装置において、送信すべき送信フレームの
数及び送信フレームの送信タイミングが、マイクロコン
ピュータ(マイコン)に記憶された所定のソフトウェア
で生成される乱数テーブルに基づいてそれぞれ設定され
るのである。したがって、各送信装置では、所定の1通
信時間(規格によって、例えば最大3秒と決められてい
る。)内に、上述のように送信トリガにより最初の送信
フレームを送信し、次の送信フレームを、最初の送信フ
レームの送信後、上記ランダム設定された時間経過して
から送信し、更に、上記ランダム設定された時間経過し
てからまた次の送信フレームを送信するなどとするの
で、各送信装置で送信される送信フレームが重なる確率
は低くなり、送信フレームからの情報を確実に伝達させ
ることができる。ところで、上記ソフトウェアで生成さ
れる乱数テーブルは、周知のアルゴリズムに従って作成
されるものである。
【0007】また、本発明の送信装置は、上記異常発生
の際、受信装置に送信フレームを無線送信してその発生
を通報する警備システムに使用されるもので、かかる装
置は、制御部と送信部とを有し、制御部は、異常を検出
した検出手段から送出される送信トリガを検出したと
き、最初の送信フレームについての送信タイミングをラ
ンダムに設定し、設定されたタイミングにより送信フレ
ームを送信部に送信する一方、送信部は、制御部から送
信される送信フレームを受信装置に無線送信する。そし
て、最初の送信フレームの送信後、次の送信フレーム、
更にまた次の送信フレーム等を送信する送信タイミング
は、ランダムに設定されるものでも、また、一定の時間
間隔に設定されるものであってもよい。このように、送
信トリガの入力を受けてから最初の送信フレームについ
ての送信タイミングをランダムに設定すると、各送信装
置で送信される送信フレームが重なる確率はより低くな
り、送信フレームからの情報をより確実に伝達させるこ
とができる。この場合、上述した1通信時間の開始は、
最初の送信フレームの送信時点である。上記所定時間を
決定するに当たっては、送信装置の使用環境や使用台数
を考慮することはもちろん、送信フレームで送信される
べき情報内容の重要性・優先性等を考慮することが好ま
しい。尚、送信フレームの数及び送信フレームの送信タ
イミングが、所定のソフトウェアで生成される乱数テー
ブルに基づくものであることは、上述したのと同様であ
る。
【0008】このような送信装置において、送信フレー
ムの送信タイミングの態様としては、その送信タイミン
グを、送信フレームの時間幅に基づくタイミングでラン
ダムに設定するようにするものである。送信フレーム
は、ビット同期信号やフレーム同期信号等の同期信号、
センサアドレスやハウスコード等の個別識別符号、及び
異常情報の内容を表す機能コード等のデータコードから
構成され、所定時間幅の長さを有している。そこで、上
述の1通信時間内に、送信トリガを検出することにより
最初の送信フレームを送信し、或いはまた、送信トリガ
を検出してからランダムに設定されたタイミングで最初
の送信フレームを送信し、次の送信フレームを、最初の
送信フレームの送信後、この送信フレームの時間幅の、
例えば、3倍長の時間(以下、単に3倍長の時間のよう
に言う。)が経過してから送信し、更に、例えば、3倍
長の時間或いは4倍長等の時間が経過してからまた次の
送信フレームを送信するなどとするようにしたものであ
り、1通信時間内に、N個の送信フレームのNフレーム
送信とするメッセージで構成されるものである。ところ
で、かかるNフレーム送信のベストモードとしては、通
信路のトラヒックを考慮すると、N=2とするのが好ま
しい。このように、送信フレームの時間幅を考慮して送
信タイミングを決定する方が好ましく、各送信装置で送
信される送信フレームが重なる確率は更により低くな
り、送信フレームからの情報を更により確実に伝達させ
ることができる。
【0009】また、このような送信装置において、送信
フレームの送信タイミングの態様として、送信フレーム
の送信タイミングを、センサが検出する異常を等級分け
した場合に、その等級分けに基づく優先度をも加入させ
たタイミングでランダムに設定するようにするものであ
る。異常の態様には、火災やガス漏れの発生、或いは不
審な者の侵入等があり、それに対処するための緊急度は
異なる。そこで、異常を等級分けし、その等級分けに基
づく優先度を送信タイミングに加味し、例えば、火災発
生を第1等級、不審者の侵入を第2等級などとすると、
火災発生と不審者の侵入とが同時に検出された場合を考
慮し、火災発生を検出したセンサからの検出信号を優先
させて受信装置で受信可能なように、かかる信号に基づ
いて送信する送信フレームの送信密度を予め高くすると
ともに、不審者の侵入を検出したセンサからの検出信号
は、送信フレームの送信密度を予め低くするなどして、
優先度の高い送信フレームの情報が確実に伝達されるよ
うにするのである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図面
を参照して説明する。本実施の形態に係る送信装置1
a,1bは、図1に示すように、小電力セキュリティシ
ステムに使用されるもので、警備対象の監視建物A内に
複数台(同図では2台)が配されており、送信装置1a
にはセンサ(検出手段)2aが、また、送信装置1bに
はセンサ(検出手段)2bがそれぞれ接続されている。
かかる建物A内には、送信装置1a,1bから無線送信
された送信フレーム等を受信するコントローラ(受信装
置)3が配され、このコントローラ3には、センサ4
a,4bが有線で接続され、そして、コントローラ3
は、電話回線5の通信回線を介して警備センタ6に接続
されている。尚、監視建物B・・・監視建物Nもまた、
監視建物Aと同様に送信装置1a,1b等が配されてい
るが、同図では省略して示されている。
【0011】図2は、本送信装置1aの構成を示すブロ
ック図である。尚、送信装置1b等の構成も同様であ
る。本送信装置1aは、同図に示すように、マイコンで
制御される制御部7、この制御部7にセンサ2aを接続
するためのセンサI/F8、及びこの制御部7から送信
される送信フレームを上記コントローラ3に無線送信す
る送信部9を有しており、更に、本送信装置1aには、
制御部7に接続され、各種動作状態を表示するための表
示部10、及び制御部7等に供給される電源としての電
池11が備えられている。上記制御部7は、センサI/
F8を介してセンサ2aに対しパルス信号を送出してお
り、センサ2aが、火災やガス漏れの発生、或いは不審
な者の侵入等の異常を検出したときに、センサ2aから
送出される検出信号と上記パルス信号とに基づいて送信
トリガを検出する。即ち、制御部7からセンサ2aに対
しパルス信号(問い合わせ信号)を送出し、センサ2a
が、上記異常を検出していれば、このパルス信号に応答
して検出信号を送出し、制御部7が、かかる信号を送信
トリガとして検出するというような検出方法が採られて
いる。尚、送信トリガの検出方法には、制御部7からセ
ンサI/F8を介して常時所定電圧を印加しておき、セ
ンサ2aの異常検出に基づき変動する電圧を監視するよ
うにしたものなどがあり、いかなる方法を採ってもよ
い。
【0012】制御部7は、検出した送信トリガによっ
て、最初の送信フレーム(例えば、図4の12a)を送
信するとともに、次に送信すべき送信フレームの数をラ
ンダムに設定するとともに、送信フレームについての送
信タイミングを、送信フレームの時間幅に基づくタイミ
ングでランダムに設定し、このようにして設定されたタ
イミングにより送信フレーム(例えば、同図の12b)
を送信する。そして、上記送信部9は、制御部7から送
信される送信フレーム(例えば、同図の12a,12
b)をコントローラ3に無線送信する。ところで、小電
力セキュリティシステムに使用される送信装置1aに
は、送信部9のみを有し、受信部を有しておらず、した
がって、コントローラ3との間での上記確認機能等を有
しないものである。尚、本実施の形態では、一つのセン
サ2aがセンサI/F8を介して制御部7に接続してい
る場合について説明したが、場合により、制御部7に複
数のセンサが接続するようにしたものであってもよい。
この場合、制御部7では、各センサにパルス信号を送出
したときに、そのパルス信号に対しどのセンサが応答し
てきたのかを識別できるように構成されることは言うま
でもない。また、本実施の形態では、センサ2aを送信
装置1aとは別体として構成されるものについて説明し
たが、これに限るものでなく、センサ2aと送信装置1
aとを一体に構成してもよいことは言うまでもなく、例
えば、異常を発見した者の押釦によって動作するスイッ
チなどと送信装置1aとが一体に構成されているもので
もよい。
【0013】図3は、コントローラ3の構成を示すブロ
ック図である。コントローラ3には、送信装置1a等か
らの異常情報を含む送信フレームの解読やその記憶等の
処理を行う制御部3aが配され、この制御部3aに送信
部3b及び受信部3c、並びに通報部3dが接続されて
いる。そして、受信部3cは、送信装置1aの送信部9
からの送信フレームを受信し、また、通報部3dは、制
御部3aの上記処理情報を電話回線5を介して警備セン
タ6に送出する。更に、コントローラ3には、有線セン
サI/F3eを介してセンサ4a,4bが、また、例え
ばI/Dカードを差し込んでコントローラ3をセット状
態或いはセット解除状態にするための操作部3fが、ま
た、各種動作状態を表示するための表示部3gがそれぞ
れ接続され、そして、更に、制御部3a等に供給される
電源3hが備えられている。
【0014】ここで、送信装置1aの制御部7等で送信
される送信フレームに関し、それによって構成されるメ
ッセージ、及びそれの送信タイミングを、図4を参照し
つつ説明する。同図には、2台の送信装置1a,1bの
それぞれから送信される送信フレームで、且つ、ベスト
モードである2フレーム送信の場合が例示されている。
送信装置1aでは、制御部7で検出した送信トリガによ
って最初の送信フレーム12aを呼出データ13ととも
に送信し、次の送信フレーム12bを、最初の送信フレ
ーム12aの送信後、この送信フレームの時間幅の3倍
長の時間が経過してから送信しており、1通信時間内
に、送信フレーム12a,12bの2フレーム送信とす
るメッセージで構成される。一方、送信装置1bでは、
最初の送信フレーム14aを呼出データ13とともに送
信し、次の送信フレーム14bを、最初の送信フレーム
14aの送信後、この送信フレームの時間幅の9倍長の
時間が経過してから送信しており、1通信時間内に、送
信フレーム14a,14bの2フレーム送信とするメッ
セージで構成されている。
【0015】この場合、送信装置1aでは、制御部7に
おいて設定される時間幅に基づくタイミングのランダム
数は3で、送信装置1bでは、制御部(図示せず)にお
いて設定されるそれは9であり、この例のように、最初
の送信フレーム12aと14aとが重なっても、次の送
信フレーム12bと14bとは重ならないので、送信フ
レームの情報は確実に伝達される。尚、ここで例示され
た2フレーム送信の場合には、送信フレームの数につい
てのランダム数は1である。
【0016】ところで、上記呼出データ13は、小電力
セキュリティシステム無線規格によって、最初の送信フ
レームを送信するときに付加するように義務づけられて
いるもので、かかるデータは、ビット同期信号、フレー
ム同期信号及び呼出信号から構成され、所定時間幅の長
さを有している。本実施の形態では、送信装置1a,1
bのそれぞれから送信されるメッセージが2フレーム送
信の場合について説明したが、場合により、3フレーム
送信、4フレーム送信・・・であってもよいことはもち
ろん、送信装置1aから送信されるメッセージが2フレ
ーム送信、送信装置1bから送信されるメッセージが3
フレーム送信・・・のように異なるものであってもよ
い。また、送信装置1aと1bとでそれぞれ送信される
送信フレーム自体の時間幅の長さ(ビット長さ)は、必
ずしも同一である必要はない。
【0017】次に、図5のフローチャートを参照しつ
つ、送信フレームの送信動作を説明する。同図では、送
信装置1aでのメッセージを、Nフレーム送信(ランダ
ム数=N−1)、且つ、R倍長の時間(ランダム数=
R)で構成する一般的な場合が示されている。尚、送信
フレームの時間幅をTとする。ステップS1では、呼出
データ13、送信フレームの時間幅Tに関する設定を行
う。次に、ステップS2において、制御部7でセンサ2
aからの検出信号に基づく送信トリガを検出したか否か
が判定され、検出したと判定されると、ステップS3
で、呼出データ13を付加した最初の送信フレームが送
信される。そして、制御部7で、上記ソフトウェアで生
成される乱数テーブルによってランダム数(N−1),
Rが設定されるとともに(ステップS4)、カウンタ
(図示せず)に時間t=0が、また、レジスタ(図示せ
ず)に変数k=1が設定され(ステップS5)、次に送
信すべき送信フレームについての送信タイミング、即
ち、時間(k・RT)が算出される(ステップS6)。
次のステップS7において、カウンタにより計測される
時間tと時間(k・RT)とが比較判定され、時間tが
時間(k・RT)を越えたと判定されると、ステップS
8に進み、次の送信フレームを送信する。かかる送信
後、制御部7では、レジスタの変数kがインクリミント
されて変数(k+1)となり(ステップS9)、更に、
変数kが定数(N−1)と比較判定され(ステップS1
0)、変数kが定数(N−1)を越えていなければ、ス
テップS6に戻り、上記ステップS7からステップS9
を繰り返す。しかし、変数kが定数(N−1)を越えて
いれば、ステップS2に戻り、次のトリガを検出するま
で待機する。
【0018】また、図6を参照して、最初の送信フレー
ムの送信タイミングをもランダムに設定して行う送信動
作について説明する。但し、図5と同じ処理については
同一符号で示し、その説明は割愛する。図6において図
5の処理と相違するところは、図5のステップS3を削
除し、ステップS4において、ランダム数(N−1)の
代わりにN送信フレームのランダム数Nを設定すること
であり、更に、図5のステップS8の代わりにステップ
S20とし、かかるステップS20で、ステップS8で
送信する送信フレームの中に、最初の送信フレームをも
加えるようにし(但し、最初の送信フレームにのみ呼出
データ13が付加されることは上述と同様である)、ス
テップS10において、定数(N−1)の代わりに定数
Nとする点である。これによって、送信トリガを検出し
てから最初の最初の送信フレームを送信するまでのタイ
ミングをランダムに設定でき、送信フレーム同士が重な
る確率はより低くなり、送信フレームからの情報をより
確実に伝達させることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の警備システムに使用される送信
装置によれば、異常情報を同時に送信しても、その情報
を確実に伝達させることができる。また、本発明の警備
システムに使用される送信装置によれば、上記効果に加
え、異常情報の優先度に従い、その情報を確実に伝達さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る送信装置が使用さ
れる小電力セキュリティシステムの概略構成図である。
【図2】 本送信装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 本送信装置と無線送信するコントローラの構
成を示すブロック図である。
【図4】 本送信装置で送信される送信フレームによる
メッセージ構成図である。
【図5】 本送信装置の送信動作を説明するためのフロ
ーチャート図である。
【図6】 本送信装置の他の送信動作を説明するための
フローチャート図である。
【符号の説明】
1a,1b 送信装置 2a,2b センサ(検出手段) 3 コントローラ(受信装置) 7 制御部 9 送信部 12a,12b 送信フレーム 14a,14b 送信フレーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異常発生の際、受信装置に送信フレーム
    を無線送信してその発生を通報する警備システムに使用
    される送信装置であって、 前記異常を検出する検出手段から送出される送信トリガ
    を検出したとき、最初の前記送信フレームを送信すると
    ともに、次に送信すべき少なくとも一つの送信フレーム
    についての送信タイミングをランダムに設定し、該設定
    されたタイミングにより送信フレームを送信する制御部
    と、 該制御部から送信される前記送信フレームを前記受信装
    置に無線送信する送信部と、 を有することを特徴とする警備システムに使用される送
    信装置。
  2. 【請求項2】 異常発生の際、受信装置に送信フレーム
    を無線送信してその発生を通報する警備システムに使用
    される送信装置であって、 前記異常を検出する検出手段から送出される送信トリガ
    を検出したとき、最初の前記送信フレームについての送
    信タイミングをランダムに設定し、該設定されたタイミ
    ングにより送信フレームを送信する制御部と、 該制御部から送信される前記送信フレームを前記受信装
    置に無線送信する送信部と、を有することを特徴とする
    警備システムに使用される送信装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記送信フレームの送信
    タイミングを、該送信フレームの時間幅に基づくタイミ
    ングでランダムに設定することを特徴とする請求項1又
    は2に記載の警備システムに使用される送信装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記送信フレームの送信
    タイミングを、前記異常を等級分けした場合に、その等
    級分けに基づく優先度をも加入させたタイミングでラン
    ダムに設定することを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載の警備システムに使用される送信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236238A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Matsushita Electric Works Ltd 熱線式ワイヤレス発信器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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