JPH10334092A - 文字入力・変換モード表示方法およびその装置並びに文字入力・変換モード表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

文字入力・変換モード表示方法およびその装置並びに文字入力・変換モード表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH10334092A
JPH10334092A JP9140588A JP14058897A JPH10334092A JP H10334092 A JPH10334092 A JP H10334092A JP 9140588 A JP9140588 A JP 9140588A JP 14058897 A JP14058897 A JP 14058897A JP H10334092 A JPH10334092 A JP H10334092A
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JP
Japan
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mode
input
character
character input
kanji
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JP9140588A
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English (en)
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Takashi Takahara
敬 高原
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JustSystems Corp
Original Assignee
JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字入力に支障がないように、文字入力モー
ドやかな漢字変換モードをユーザに通知できるようにす
ること。 【解決手段】 文字入力が可能な情報処理装置を用いて
任意の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入力
モード等の文字入力モードおよび/または入力した文字
を漢字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれの
モードに設定されているかを示すモード情報を画面上の
所定の領域に表示するための文字入力・変換モード表示
方法において、文字の入力位置を表示するカーソルが移
動された場合に、カーソルの近傍にモード情報を表示す
る表示工程(S401〜S405)を含むことにより、
ユーザに現在のモードを通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーソルが移動さ
れた場合や、文字入力モードが変更された場合、かな漢
字変換モードが変更された場合等に、カーソルの近傍に
現在の文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モー
ドを示すモード情報を表示する文字入力・変換モード表
示方法およびその装置並びに文字入力・変換モード表示
方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ上において用い
られる日本語ワードプロセッサ等のアプリケーションプ
ログラムにおいては、一般に、FEPやIMEと呼ばれ
るかな漢字変換ソフトウェアを用いて漢字かな混じり文
を入力している。
【0003】かな漢字変換ソフトウェアは、現在の文字
入力モードやかな漢字変換モードを表示すると共に、そ
れらを変更するためのユーザ・インターフェイスをパー
ソナルコンピュータのディスプレイ上に表示する。ここ
で、文字入力モードとは、ローマ字入力・かな入力等の
漢字入力モードや半角入力モード等のことであり、かな
漢字変換モードとは、連文節かな漢字変換モード・単文
節かな漢字変換モード・自動かな漢字変換モード等のこ
とである。なお、このかな漢字ソフトウェアのユーザ・
インターフェイスとは、一般に「パレット」,「モード
表示」,「ツールバー」等と呼ばれているもののことで
あり、以下では単に「パレット」と呼ぶことにする。
【0004】ユーザは、上記パレットの表示内容を確認
し、現在の文字入力モードとかな漢字変換モードとを認
識することができると共に、マウスを用いて画面表示さ
れたパレットを操作し、文字入力モードやかな漢字変換
モードを他のモードに変更することができる。
【0005】ところが、パレットをワードプロセッサ等
の文書画面上に表示すると文字の入力作業の邪魔となる
ため、ユーザは、パレットを文書画面を避けて画面の下
方等に表示するように設定したり、表示しないように設
定したりしていることが通常である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文字入
力を行っている際に、ユーザは文字の入力位置を表示す
るカーソル付近を見ていることが通常であって、画面の
下方等に表示されたパレットを確認することはほとんど
ないため、誤って文字入力モードを変更してしまった場
合等においては、文字入力モードが変更されたことに気
づかずに誤ったモードで文字入力を行ってしまうという
問題があった。このような場合は、入力した文字を消去
し、再度文字を入力し直さなければならず、文字の入力
効率の低下を招く要因となっていた。
【0007】また、連続して文字入力を行っている場合
においては、現在いかなる文字入力モードで文字入力を
行っているか、また、いかなるかな漢字変換モードを用
いてかな漢字変換を行っているかを文字が入力される様
子やかな漢字変換される様子を見ることで把握すること
ができるが、マウス等を用いてカーソルを移動した場合
等においては、パレットの表示を確認しなければ、いか
なる文字入力モードおよびかな漢字変換モードが設定さ
れているかを確認することができないという問題があっ
た。例えば、文字入力を中断してカーソルを移動させた
際に、誤って文字入力モードやかな漢字変換モードを変
更してしまった場合には、誤ったモードで文字入力が行
われ、また、誤ったモードでかな漢字変換されることに
なるため、再度文字を入力し直す必要が生じる場合があ
る。このように、カーソルを移動する場合においても、
ユーザはパレットの表示を確認しないことが通常である
ため、パレットの表示を一々確認しなければならないと
すると、文字の入力効率の低下を招くことになる。
【0008】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、文字入力に支障がないように、文字入力モードやか
な漢字変換モードをユーザに通知できるようにし、文字
の入力効率やかな漢字変換効率の向上を図ることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の文字入力・変換モード表示方法は、文字
入力が可能な情報処理装置を用いて任意の文字を入力す
る際に、漢字入力モード・半角入力モード等の文字入力
モードおよび/または入力した文字を漢字に変換するた
めのかな漢字変換モードがいずれのモードに設定されて
いるかを示すモード情報を画面上の所定の領域に表示す
るための文字入力・変換モード表示方法において、前記
文字の入力位置を表示するカーソル位置の移動操作のみ
がなされた場合に、前記カーソルの近傍に前記モード情
報を表示する表示工程を含むものである。
【0010】すなわち、請求項1の文字入力・変換モー
ド表示方法は、文字の入力位置を表示するカーソル位置
の移動操作のみがなされた場合に、文字入力モードおよ
び/またはかな漢字変換モードがいずれのモードに設定
されているかを示すモード情報をカーソルの近傍に表示
して、ユーザに現在のモードを通知するものである。な
お、上記情報処理装置は、パーソナルコンピュータ等に
おいて使用されるワードプロセッサ・表計算ソフトウェ
ア・データベース等のアプリケーションプログラムやワ
ープロ専用機等のことである。
【0011】また、請求項2の文字入力・変換モード表
示方法は、文字入力が可能な情報処理装置を用いて任意
の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入力モー
ド等の文字入力モードおよび/または入力した文字を漢
字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれのモー
ドに設定されているかを示すモード情報を画面上の所定
の領域に表示するための文字入力・変換モード表示方法
において、前記文字入力モードおよび/またはかな漢字
変換モードが変更された場合に、前記文字の入力位置を
表示するカーソルの近傍に前記モード情報を表示する表
示工程を含むものである。
【0012】すなわち、請求項2の文字入力・変換モー
ド表示方法は、文字入力モードおよび/またはかな漢字
変換モードが変更された場合に、文字入力モードおよび
/またはかな漢字変換モードがいずれのモードに設定さ
れているかを示すモード情報をカーソルの近傍に表示し
て、ユーザに現在のモードを通知するものである。
【0013】また、請求項3の文字入力・変換モード表
示方法は、文字入力が可能な情報処理装置を用いて任意
の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入力モー
ド等の文字入力モードおよび/または入力した文字を漢
字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれのモー
ドに設定されているかを示すモード情報を画面上の所定
の領域に表示するための文字入力・変換モード表示方法
において、前記文字入力モードおよび/またはかな漢字
変換モードが変更された直後に前記文字の入力位置を表
示するカーソル位置の移動操作のみがなされた場合に、
前記カーソルの近傍に前記モード情報を表示するもので
ある。
【0014】すなわち、請求項3の文字入力・変換モー
ド表示方法は、文字入力モードおよび/またはかな漢字
変換モードが変更された直後に文字の入力位置を表示す
るカーソル位置の移動操作のみがなされた場合に、文字
入力モードおよび/またはかな漢字変換モードがいずれ
のモードに設定されているかを示すモード情報をカーソ
ルの近傍に表示して、ユーザに現在のモードを通知する
ものである。
【0015】また、請求項4の文字入力・変換モード表
示方法は、文字入力が可能な情報処理装置を用いて任意
の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入力モー
ド等の文字入力モードおよび/または入力した文字を漢
字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれのモー
ドに設定されているかを示すモード情報を画面上の所定
の領域に表示するための文字入力・変換モード表示方法
において、異なる前記文字入力モードおよび/またはか
な漢字変換モードで文字入力できるようにそれぞれ設定
された複数の領域が存在する場合であって、現在選択さ
れている領域に代えて他の領域を選択する選択操作がな
された場合に、前記選択された領域に関する前記モード
情報を文字の入力位置を示すカーソルの近傍に表示する
表示工程を含むものである。
【0016】すなわち、請求項4の文字入力・変換モー
ド表示方法は、異なる文字入力モードおよび/またはか
な漢字変換モードで文字入力できるようにそれぞれ設定
された複数の領域が存在する場合であって、現在選択さ
れている領域に代えて他の領域を選択する選択操作がな
された場合に、選択された領域の文字入力モードおよび
/またはかな漢字変換モードがいずれのモードに設定さ
れているかを示すモード情報をカーソルの近傍に表示し
て、ユーザに現在のモードを通知するものである。
【0017】また、請求項5の文字入力・変換モード表
示方法は、請求項1または3に記載の文字入力・変換モ
ード表示方法において、前記表示工程が、前記カーソル
位置を予め定めた距離移動させる操作のみがなされた場
合に、前記モード情報を前記カーソル近傍に表示するも
のである。
【0018】すなわち、請求項5の文字入力・変換モー
ド表示方法は、カーソル位置を予め定めた距離移動させ
る操作のみがなされた場合に、文字入力モードおよび/
またはかな漢字変換モードがいずれのモードに設定され
ているかを示すモード情報をカーソル近傍に表示して、
ユーザに現在のモードを通知するものである。
【0019】また、請求項6の文字入力・変換モード表
示方法は、請求項4に記載の文字入力・変換モード表示
方法において、複数の領域が、同一文書中の複数の文字
領域であり、前記選択操作が、ある文字領域中に存在す
るカーソルを他の文字領域に移動する移動操作であるも
のである。
【0020】すなわち、請求項6の文字入力・変換モー
ド表示方法は、同一文書中に異なる文字入力モードおよ
び/またはかな漢字変換モードで文字入力できるように
それぞれ設定された複数の文字領域が存在する場合であ
って、ある文字領域中に存在するカーソルを他の文字領
域に移動する移動操作がなされた場合に、カーソル移動
先の文字領域の文字入力モードおよび/またはかな漢字
変換モードがいずれのモードに設定されているかを示す
モード情報をカーソルの近傍に表示して、ユーザに現在
のモードを通知するものである。
【0021】また、請求項7の文字入力・変換モード表
示方法は、請求項4に記載の文字入力・変換モード表示
方法において、前記複数の領域が、複数の異なる文書で
あり、前記選択操作が、非アクティブな状態の文書をア
クティブな状態に切り替える切替操作であるものであ
る。
【0022】すなわち、請求項7の文字入力・変換モー
ド表示方法は、異なる文字入力モードおよび/またはか
な漢字変換モードで文字入力できるようにそれぞれ設定
された複数の文書が存在する場合であって、非アクティ
ブな状態の文書をアクティブな状態に切り替える切替操
作がなされた場合に、アクティブな状態となった文書の
文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モードがい
ずれのモードに設定されているかを示すモード情報をカ
ーソルの近傍に表示して、ユーザに現在のモードを通知
するものである。なお、ここにいう文書には、例えば、
同一アプリケーションプログラムで管理された複数のウ
ィンドウ内で作成中の文書や、異なるアプリケーション
プログラムでそれぞれ作成中の複数の文書が含まれる。
【0023】また、請求項8の文字入力・変換モード表
示方法は、請求項1〜7のいずれか一つに記載の文字入
力・変換モード表示方法において、前記表示工程が、前
記カーソルおよび既に入力された文字の位置情報を入力
し、入力した位置情報に基づいて前記モード情報の表示
位置を演算して求め、既に入力された文字を覆い隠すこ
とがないように、前記モード情報を表示するための表示
位置演算工程を含むものである。
【0024】すなわち、請求項8の文字入力・変換モー
ド表示方法は、モード情報を表示する際に、カーソルお
よび既に入力された文字の位置情報を入力し、入力した
位置情報に基づいてモード情報の表示位置を演算して求
めることにより、既に入力された文字を覆い隠すことが
ないようにして、モード情報をカーソルの近傍に表示す
るものである。
【0025】また、請求項9の文字入力・変換モード表
示方法は、請求項1〜8のいずれか一つに記載の文字入
力・変換モード表示方法において、さらに、前記表示工
程で前記モード情報を表示してから所定の時間が経過し
た後に、前記表示したモード情報を消去する表示消去工
程を含むものである。
【0026】すなわち、請求項9の文字入力・変換モー
ド表示方法は、モード情報を表示してから所定の時間が
経過した後に、表示したモード情報を消去して、文字入
力に支障がないようにするものである。
【0027】また、請求項10の文字入力・変換モード
表示方法は、請求項1〜8のいずれか一つに記載の文字
入力・変換モード表示方法において、さらに、前記表示
工程で前記モード情報を表示した後に文字入力が開始さ
れた場合に、前記表示したモード情報を消去する表示消
去工程を含むものである。
【0028】すなわち、請求項10の文字入力・変換モ
ード表示方法は、モード情報を表示した後に文字入力が
開始された場合、表示したモード情報を消去して、文字
入力に支障がないようにするものである。
【0029】また、請求項11の文字入力・変換モード
表示方法は、請求項1〜10のいずれか一つに記載の文
字入力・変換モード表示方法において、前記モード情報
が、前記文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モ
ードとしていずれのモードが設定されているかを表示す
るコメントであるものである。
【0030】すなわち、請求項11の文字入力・変換モ
ード表示方法は、文字入力モードおよび/またはかな漢
字変換モードとしていずれのモードが設定されているか
を「ローマ字入力・連文節変換」等のコメントとしてカ
ーソルの近傍に表示するものである。
【0031】また、請求項12の文字入力・変換モード
表示方法は、請求項1〜10のいずれか一つに記載の文
字入力・変換モード表示方法において、前記モード情報
が、前記文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モ
ードとしていずれのモードが設定されているかを表示す
ると共に、前記文字入力モードおよび/またはかな漢字
変換モードを変更するためのユーザ・インターフェイス
であるものである。
【0032】すなわち、請求項12の文字入力・変換モ
ード表示方法は、少なくとも、文字入力モードおよび/
またはかな漢字変換モードとしていずれのモードが設定
されているかを表示すると共に、文字入力モードおよび
/またはかな漢字変換モードを変更するためのユーザ・
インターフェイスである上述したパレットをカーソルの
近傍に表示するものである。
【0033】また、請求項13の文字入力・変換モード
表示方法は、請求項13に記載の文字入力・変換モード
表示方法において、さらに、前記表示工程で前記カーソ
ルの近傍に表示された前記モード情報を用いて、前記文
字入力モードおよび/またはかな漢字変換モードを変更
する変更工程を含むものである。
【0034】すなわち、請求項13の文字入力・変換モ
ード表示方法は、カーソルの近傍に表示されたユーザ・
インターフェイスとしてのパレットを用いて、文字入力
モードおよび/またはかな漢字変換モードを変更するこ
とができるようにするものである。
【0035】また、請求項14の文字入力・変換モード
表示装置は、文字入力が可能な情報処理装置を用いて任
意の文字を入力する際に、文字の文字入力モードおよび
/または入力した文字を漢字に変換するためのかな漢字
変換モードがいずれのモードに設定されているかを示す
モード情報を画面上の所定の領域に表示するための文字
入力・変換モード表示装置において、前記モード情報の
表示を管理し、前記文字の入力位置を表示するカーソル
位置の移動操作のみがなされた場合に、前記カーソルの
近傍に前記モード情報を表示する表示手段を備えたもの
である。
【0036】すなわち、請求項14の文字入力・変換モ
ード表示装置は、文字の入力位置を表示するカーソル位
置の移動操作のみがなされた場合に、文字入力モードお
よび/またはかな漢字変換モードがいずれのモードに設
定されているかを示すモード情報をカーソルの近傍に表
示して、ユーザに現在のモードを通知するものである。
【0037】また、請求項15の文字入力・変換モード
表示装置は、文字入力が可能な情報処理装置を用いて任
意の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入力モ
ード等の文字入力モードおよび/または入力した文字を
漢字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれのモ
ードに設定されているかを示すモード情報を画面上の所
定の領域に表示する文字入力・変換モード表示装置にお
いて、前記モード情報の表示を管理し、前記文字入力モ
ードおよび/またはかな漢字変換モードが変更された場
合に、前記文字の入力位置を表示するカーソルの近傍に
前記モード情報を表示する表示手段を備えたものであ
る。
【0038】すなわち、請求項15の文字入力・変換モ
ード表示装置は、文字入力モードおよび/またはかな漢
字変換モードが変更された場合に、文字入力モードおよ
び/またはかな漢字変換モードがいずれのモードに設定
されているかを示すモード情報をカーソルの近傍に表示
して、ユーザに現在のモードを通知するものである。
【0039】また、請求項16の文字入力・変換モード
表示装置は、文字入力が可能な情報処理装置を用いて任
意の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入力モ
ード等の文字入力モードおよび/または入力した文字を
漢字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれのモ
ードに設定されているかを示すモード情報を画面上の所
定の領域に表示する文字入力・変換モード表示装置にお
いて、前記モード情報の表示を管理し、前記文字入力モ
ードおよび/またはかな漢字変換モードが変更された直
後に前記文字の入力位置を表示するカーソル位置の移動
操作のみがなされた場合に、前記カーソルの近傍に前記
モード情報を表示する表示手段を備えたものである。
【0040】すなわち、請求項16の文字入力・変換モ
ード表示装置は、文字入力モードおよび/またはかな漢
字変換モードが変更された直後に文字の入力位置を表示
するカーソル位置の移動操作のみがなされた場合に、文
字入力モードおよび/またはかな漢字変換モードがいず
れのモードに設定されているかを示すモード情報をカー
ソルの近傍に表示して、ユーザに現在のモードを通知す
るものである。
【0041】また、請求項17の文字入力・変換モード
表示装置は、文字入力が可能な情報処理装置を用いて任
意の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入力モ
ード等の文字入力モードおよび/または入力した文字を
漢字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれのモ
ードに設定されているかを示すモード情報を画面上の所
定の領域に表示する文字入力・変換モード表示装置にお
いて、異なる前記文字入力モードおよび/またはかな漢
字変換モードで文字入力できるようにそれぞれ設定され
た複数の領域が存在する場合であって、現在選択されて
いる領域に代えて他の領域を選択する選択操作がなされ
た場合に、前記選択された領域に関する前記モード情報
を文字の入力位置を示すカーソルの近傍に表示する表示
手段を備えたものである。
【0042】すなわち、請求項17の文字入力・変換モ
ード表示装置は、異なる文字入力モードおよび/または
かな漢字変換モードで文字入力できるようにそれぞれ設
定された複数の領域が存在する場合であって、現在選択
されている領域に代えて他の領域を選択する選択操作が
なされた場合に、選択された領域の文字入力モードおよ
び/またはかな漢字変換モードがいずれのモードに設定
されているかを示すモード情報をカーソルの近傍に表示
して、ユーザに現在のモードを通知するものである。
【0043】さらに、請求項18のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体は、前記請求項1〜13のいずれか一
つに記載の文字入力・変換モード表示方法の各工程をコ
ンピュータに実行させるためのものである。
【0044】すなわち、請求項18のコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、記録されたプログラムをコンピ
ュータに実行させることにより、文字の入力位置を表示
するカーソルが移動された場合,文字入力モードおよび
/またはかな漢字変換モードが変更された場合,文字入
力モードおよび/またはかな漢字変換モードが変更され
た直後に文字の入力位置を表示するカーソルが移動され
た場合,または異なる文字入力モードおよび/またはか
な漢字変換モードで文字入力できるようにそれぞれ設定
された複数の領域が存在する場合であって、現在選択さ
れている領域に代えて他の領域を選択する選択操作がな
された場合に、文字入力モードおよび/または入力した
文字を漢字に変換するためのかな漢字変換モードがいず
れのモードに設定されているかを示すモード情報をカー
ソルの近傍に表示して、ユーザに現在のモードを通知す
ることができるようにするものである。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の文字入力・変換モ
ード表示方法およびその装置並びに文字入力・変換モー
ド表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の実
施の形態について、添付の図面を参照しつつ詳細に説明
する。
【0046】〔実施の形態1〕実施の形態1の文字入力
・変換モード表示方法およびその装置は、文字の入力位
置を表示するカーソルが移動された場合に、漢字入力モ
ード・半角入力モード等の文字入力モードおよび/また
は入力した文字を漢字に変換するためのかな漢字変換モ
ードがいずれのモードに設定されているかを示すモード
情報をカーソルの近傍に表示して、ユーザに現在のモー
ドを通知するものである。
【0047】具体的に、実施の形態1の文字入力・変換
モード表示方法およびその装置は、図1(a)に示すよ
うに、ワードプロセッサ等のアプリケーションプログラ
ムの表示画面107に表示されたカーソル108をマウ
ス等で図1(b)に示す位置に移動させた場合に、文字
入力モードおよび/またはかな漢字変換モードがいずれ
のモードに設定されているかを示すモード情報としての
パレット100をカーソル108の近傍に表示するもの
である。
【0048】図2は、実施の形態1の文字入力・変換モ
ード表示装置の機能ブロック図である。図2に示す文字
入力・変換モード表示装置は、例えばパーソナルコンピ
ュータ等において実現され得るものであって、ワードプ
ロセッサ・表計算ソフト・データベース等のアプリケー
ションプログラム200と、アプリケーションプログラ
ム200を用いる際に、日本語入力環境を提供するかな
漢字変換部201と、OS(オペレーティングシステ
ム)を含み、マウス201およびキーボード202等の
入力装置やディスプレイ203等の出力装置を介して、
ユーザにアプリケーションプログラム200やかな漢字
変換部201を含むパーソナルコンピュータへのインタ
ーフェイスを提供するユーザ・インターフェイス部(以
下「U/I部」という)203と、から構成されてい
る。
【0049】アプリケーションプログラム200は、文
字入力が可能なものであれば上述したワードプロセッ
サ,表計算ソフト,データベース等のいずれであっても
良い。ただし、実施の形態1においては、ワードプロセ
ッサを例として用いることにし、以下、単にアプリケー
ションプログラム200といった場合はワードプロセッ
サを指すものとする。
【0050】かな漢字変換部201は、アプリケーショ
ンプログラム200を用いて文字入力を行う際に、漢字
辞書(図示せず)を参照して、入力された文字を漢字
(かな漢字混じり文)に変換するものである。そして、
このかな漢字変換部201は、図1に示すように、ロー
マ字入力・かな入力等の漢字入力モードや半角入力モー
ド等の文字入力モードや、連文節かな漢字変換モード・
単文節かな漢字変換モード・自動かな漢字変換モード等
のかな漢字変換モードを表示したパレット100をディ
スプレイ206に画面表示するためのパレット管理部2
02を有している。なお、パレット100の構成例は、
図1に示されている通りである。
【0051】図1に示すパレット100において、10
1は文字を入力した際に画面表示される文字の種類
(例:ひらがな,カタカナ,英字等)を表示するボタン
を、102は入力した文字列を漢字かな混じり文に変換
するかな漢字変換モード(例:連文節かな漢字変換,単
文節かな漢字変換,自動かな漢字変換等)を表示するボ
タンを、103は文字入力モード(例:漢字入力モード
(ローマ字漢字入力,かな漢字入力),半角入力モー
ド,コード入力モード等)を表示するボタンを、104
は、英字について大文字入力モードか小文字入力モード
かを示すボタンをそれぞれ示している。
【0052】パレット管理部202は、上記パレット1
00およびパレット100の各ボタン101〜104の
表示を管理すると共に、例えばマウス204により上記
パレット100上の各ボタン101〜104がクリック
された場合に、文字入力モード,かな漢字変換モード等
を変更するためのモード設定画面を表示して、ユーザに
よるモード変更を受け付け、変更結果をかな漢字変換部
201に報告する。
【0053】パレット管理部202は、さらに、ユーザ
がアプリケーションプログラム200の表示画面上に表
示されたカーソル108をマウス204等を用いて移動
させる操作のみを行った場合(図1(a)および図1
(b)参照)に、アプリケーションプログラム200ま
たはU/I部203からカーソル108の位置情報を入
力し、入力したカーソル108の位置情報に基づいて、
パレット100をカーソル108の近傍に表示させる。
また、パレット管理部202は、カーソル108の近傍
にパレットを表示してから所定の時間が経過した場合ま
たは文字入力が開始された場合に、カーソル108近傍
に表示したパレット100(図1(b)参照)を消去し
て、元の表示位置(図1(a)参照)に戻す処理を行
う。
【0054】なお、図1に示すように、パレット100
には、漢字辞書(図示せず)に所定の単語を登録するた
めの単語登録ボタン105や、学習機能等、かな漢字変
換部201に関する各種設定を行うための設定ボタン1
06等を設けることもできる。
【0055】次に、実施の形態1の文字入力・変換モー
ド表示方法を説明する。図3は、パレット管理部202
による処理の概略を示すフローチャートである。
【0056】パレット管理部202は、かな漢字変換部
201が起動されることによって起動され、U/I部2
03を介してパレット100を所定の位置に画面表示す
る(図1(a)参照)。なお、かな漢字変換部201
は、アプリケーションプログラム200の起動と共に、
または、U/I部201を介して入力されたユーザの命
令によって起動される。
【0057】パレット管理部202は、パレット100
の表示を完了すると、上述した各種モードの設定等が可
能な状態となり、U/I部203またはアプリケーショ
ンプログラム200から入力した各種イベントに応じた
処理を実行する。
【0058】パレット管理部202は、U/I部203
またはアプリケーションプログラム200からイベント
を入力すると(S301)、入力したイベントが文字入
力モードやかな漢字変換モードを変更するためのモード
変更であるか否かを判定する(S302)。
【0059】入力したイベントがパレット100のボタ
ン101〜104をクリックすることによって発生した
ものである場合、パレット管理部202は、文字入力モ
ードやかな漢字変換モードを変更するための設定画面を
表示してユーザによるモード変更を受け付け、その結果
をかな漢字変換部201に報告することにより、モード
変更処理を実行する(S303)。また、キーボード2
05を操作することによって発生したモード変更イベン
トである場合であっても、同様に、モード変更処理を実
行する。
【0060】一方、入力したイベントが上記モード変更
ではないと判定した場合、アプリケーションプログラム
200の画面に表示されたカーソル108が移動された
というイベントであるか否かを判定する(S304)。
【0061】ステップS304において、カーソル10
8の移動であると判定した場合、ステップS305に進
み、文字入力・変換モード表示処理を実行し、カーソル
108の移動ではないと判定した場合、ステップS30
6に進み、単語登録等のその他の処理を実行する(S3
06)。
【0062】続いて、図3のステップS305の文字入
力・変換モード表示処理を詳細に説明する。図4は、パ
レット管理部202による文字入力・変換モード表示処
理を示すフローチャートである。
【0063】パレット管理部202は、入力したイベン
トに付加されたカーソル108の移動位置情報(アドレ
ス情報)に基づいて、移動されたカーソル108の近傍
にパレット100を表示することができるように、パレ
ット100の表示位置(アドレス情報)を演算する(S
401)。
【0064】そして、ステップS402において、演算
した表示位置にパレット100を表示する(図1(b)
参照)。例えば、パレット管理部202は、演算して求
めたパレット100の表示位置を示すアドレス情報をU
/I部203に出力し、U/I部203は、パレット管
理部202から入力したアドレス情報に基づいて、パレ
ット100の表示アドレスを変更することにより、パレ
ット100をカーソル108の近傍に表示する。この
際、パレット管理部202またはU/I部203は、パ
レット100を後に元の位置に表示することができるよ
うに、パレット100の元の表示位置のアドレス情報を
保持するようにする。
【0065】なお、パレット100の表示位置は、カー
ソル108上やカーソル108を中心とする上下左右の
いずれであっても良いが、ここでは、カーソル108の
右下方に表示するものとする。ただし、図1(b)に示
すように、カーソル108の右下方に既に文字が入力さ
れている場合には、カーソル108の近傍であって、か
つ、文字が入力されていない領域にパレット100を表
示するようにする。この場合は、パレット100の表示
位置を演算する際に、カーソル108の位置情報だけで
なく、既に入力されている文字の位置情報をU/I部2
03またはアプリケーションプログラム200から入力
することにより容易に実現することができる。したがっ
て、パレット管理部202は、U/I部203またはア
プリケーションプログラム200からカーソル108お
よび既に入力された文字の位置情報を入力し、カーソル
108の右下方に文字が既に入力されているか否かを判
定し、文字が入力されていない場合には、カーソル10
8の右下方にパレット100を表示するようにし、文字
が入力されている場合には、文字が入力されている領域
を避けてパレット100を表示するようにする。
【0066】その後、パレット管理部202は、表示し
たパレット100を元の表示位置に戻すためのタイミン
グを決定するためのタイマ207をセットする(S40
3)。タイマ207の設定時間としては、ユーザがパレ
ット100に表示された文字入力モードやかな漢字変換
モードを確認することができる時間であれば十分であ
り、例えば1秒がセットされる。
【0067】ステップS403においてタイマ207を
セットした後、パレット管理部202は、タイマ207
にセットした時間が経過したか、またはキーボード20
5から文字入力が開始されたか否かを監視する(S40
4)。例えば、パレット管理部202は、パレット10
0がU/I部203によって表示された時点でタイマ2
07をセットし、セットした時間が経過したか否かを定
期的にチェックすると共に、U/I部203を介し、キ
ーボード205から文字入力が開始された否かを定期的
にチェックする。
【0068】そして、タイマ207にセットした時間が
経過した場合または文字入力が開始された場合に、パレ
ット管理部202は、U/I部203にパレット100
を元の表示位置に戻すよう要求し、U/I部203は、
カーソル108の近傍に表示したパレット100を消去
すると共に、保持しているアドレス情報に基づいて、元
の表示位置にパレット100を表示し、文字入力・変換
モード表示処理を終了する(S405)。
【0069】なお、カーソル108の近傍に表示された
パレット100をマウス204で操作することにより、
ユーザは文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モ
ードを変更することができる。パレット管理部202
は、ステップS402でパレット100をカーソル10
8の近傍に表示した後、U/I部203を介してマウス
204が移動されたことを検知すると、たとえタイマ2
07にセットした時間が経過した場合であっても、文字
入力モードおよび/またはかな漢字変換モードの変更に
備えて、パレット100をカーソル108の近傍に表示
し続ける。そして、文字入力モードおよび/またはかな
漢字変換モードが変更された場合には、変更後に再びタ
イマ207をセットし、また、マウス204が停止した
場合には、停止後に再びタイマ207をセットする(S
403)。その後の処理は上述した通りである。
【0070】このように、実施の形態1の文字入力・変
換モード表示方法およびその装置によれば、カーソル1
08が移動された場合に、文字入力モードおよび/また
はかな漢字変換モードがいずれのモードに設定されてい
るかを示すパレット100をカーソル108の近傍に表
示することにしたため、ユーザが視点を移動させること
なく、文字入力モードやかな漢字変換モードを確認する
ことができ、モードの相違による誤入力を未然に防止す
ることができる。その結果、入力作業の効率化を図るこ
とができる。
【0071】また、カーソル108の近傍にパレットを
表示した後、所定の時間が経過した場合または文字入力
が開始された場合に、カーソル108の近傍に表示され
たパレット100を消去して元の表示位置に再び表示す
ることにしたため、パレットが文字入力の妨げとならな
いようにすることができる。
【0072】〔実施の形態2〕実施の形態2の文字入力
・変換モード表示方法およびその装置は、文字入力モー
ドおよび/またはかな漢字変換モードが変更された場合
に、文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モード
がいずれのモードに設定されているかを示すモード情報
(パレット100)をカーソルの近傍に表示して、ユー
ザに現在のモードを通知するものである(図1参照)。
すなわち、実施の形態1の文字入力・変換モード表示方
法およびその装置では、カーソル108が移動された場
合にパレット100をカーソル108の近傍に表示する
ことにしているが、実施の形態2のものでは、文字入力
モードやかな漢字変換モードが変更された場合に、カー
ソル108の近傍にパレット100を表示することにし
ている。
【0073】なお、実施の形態2の文字入力・変換モー
ド表示装置の構成は、上述した実施の形態1のものと同
一であるため、ここではその説明を省略する。
【0074】次に、実施の形態2の文字入力・変換モー
ド表示方法を説明する。図5は、パレット管理部202
による処理の概略を示すフローチャートである。
【0075】パレット管理部202は、かな漢字変換部
201が起動されることによって起動され、U/I部2
03を介してパレット100を画面表示する(図1
(a)参照)。なお、かな漢字変換部201は、アプリ
ケーションプログラム200の起動と共に、または、U
/I部201を介して入力されたユーザの命令によって
起動される。
【0076】パレット管理部202は、パレット100
の表示を完了すると、上述した各種モードの設定等が可
能な状態となり、U/I部203またはアプリケーショ
ンプログラム200から入力した各種イベントに応じた
処理を実行する。
【0077】パレット管理部202は、U/I部203
またはアプリケーションプログラム200からイベント
を入力すると(S501)、入力したイベントが文字入
力モードやかな漢字変換モードを変更するモード変更で
あるか否かを判定する(S502)。
【0078】入力したイベントがパレット100のボタ
ン101〜104をクリックすることによって発生した
ものである場合、パレット管理部202は、文字入力モ
ードやかな漢字変換モードを変更するための設定画面を
表示してユーザによるモード変更を受け付け、その結果
をかな漢字変換部201に報告することにより、モード
変更処理を実行する(S503)。また、キーボード2
05を操作することによって発生したモード変更イベン
トである場合であっても、同様に、モード変更処理を実
行する。
【0079】一方、入力したイベントが上記モード変更
ではないと判定した場合は、ステップS505に進み、
単語登録等のその他の処理を実行する(S505)。
【0080】ステップS503でモード変更処理を実行
した後、パレット管理部202は、文字入力・変換モー
ド表示処理を実行する(S504)。ただし、ステップ
S504の文字入力・変換モード表示処理は、実施の形
態1において説明した図4に示す通りであるため、ここ
ではその説明を省略する。
【0081】このように、実施の形態2の文字入力・変
換モード表示方法およびその装置によれば、文字入力モ
ードおよび/またはかな漢字変換モードが変更された場
合に、パレット100をカーソルの近傍に表示すること
にしたため、ユーザが視点を移動させることなく、文字
入力モードやかな漢字変換モードを確認することがで
き、モードの相違による誤入力を未然に防止することが
できる。その結果、入力作業の効率化を図ることができ
る。実施の形態2の文字入力・変換モード表示方法にお
いては、文字入力モード等が変更された場合に、パレッ
ト100をカーソル108の近傍に表示することから、
特に、誤って文字入力モード等を変更してしまった場合
に有効である。
【0082】なお、上述した実施の形態2においては、
マウス204で文字入力モードやかな漢字変換モードを
変更した場合についてもパレット100をカーソル10
8の近傍に表示することにしたが、ユーザが誤ってモー
ドを変更するような場合はキーボード205の操作によ
る場合が多いと考えられるため、パレット管理部202
がマウス204からのモード変更操作か、キーボード2
05からのモード変更操作かを判定し、キーボード20
5からの変更操作の場合にのみ、パレット100をカー
ソル108の近傍に表示することにしても良い。
【0083】〔実施の形態3〕実施の形態3の文字入力
・変換モード表示方法およびその装置は、文字入力モー
ドおよび/またはかな漢字変換モードが変更された直後
に文字の入力位置を表示するカーソルが移動された場合
に、文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モード
がいずれのモードに設定されているかを示すモード情報
をカーソルの近傍に表示して、ユーザに現在のモードを
通知するものである。すなわち、実施の形態3の文字入
力・変換モード表示方法およびその装置は、所定の条件
の下、実施の形態1および2のものを組み合わせて構成
したものである。
【0084】なお、実施の形態3の文字入力・変換モー
ド表示装置の構成は、上述した実施の形態1のものと同
一であるため、ここではその説明を省略する。
【0085】次に、実施の形態3の文字入力・変換モー
ド表示方法を説明する。図6は、パレット管理部202
による処理の概略を示すフローチャートである。
【0086】パレット管理部202は、かな漢字変換部
201が起動されることによって起動され、U/I部2
03を介してパレット100を画面表示する(図1
(a)参照)。なお、かな漢字変換部201は、アプリ
ケーションプログラム200の起動と共に、または、U
/I部201を介して入力されたユーザの命令によって
起動される。
【0087】パレット管理部202は、パレット100
の表示を完了すると、上述した各種モードの設定等が可
能な状態となり、U/I部203またはアプリケーショ
ンプログラム200から入力した各種イベントに応じた
処理を実行する。
【0088】パレット管理部202は、U/I部203
またはアプリケーションプログラム200からイベント
を入力すると(S601)、入力したイベントが文字入
力モードやかな漢字変換モードを変更するモード変更で
あるか否かを判定する(S602)。
【0089】入力したイベントがパレット100のボタ
ン101〜104をクリックすることによって発生した
ものである場合、パレット管理部202は、文字入力モ
ードやかな漢字変換モードを変更するための設定画面を
表示してユーザによるモード変更を受け付け、その結果
をかな漢字変換部201に報告することにより、モード
変更処理を実行する(S603)。また、キーボード2
05を操作することによって発生したモード変更イベン
トである場合であっても、同様に、モード変更処理を実
行する。
【0090】一方、入力したイベントが上記モード変更
ではないと判定した場合は、ステップS607に進み、
単語登録等のその他の処理を実行する。
【0091】続いて、パレット管理部202は、ステッ
プS603でモード変更処理を実行した後、U/I部2
03を介して、文字入力の開始およびカーソル108の
移動を交互にチェックする(S604,S605)。
【0092】ステップS604において、文字入力が開
始されたと判定した場合には、そのまま処理を終了し、
次のイベントの発生を待つ(S601)。
【0093】一方、ステップS605において、カーソ
ル108が移動されたと判定した場合には、ステップS
606に進んで文字入力・変換モード表示処理を実行す
る。ただし、ステップS606の文字入力・変換モード
表示処理は、実施の形態1において説明した図4に示す
通りであるため、ここではその説明を省略する。
【0094】このように、実施の形態3の文字入力・変
換モード表示方法およびその装置によれば、文字入力モ
ードおよび/またはかな漢字変換モードが変更された直
後に文字の入力位置を表示するカーソル108が移動さ
れた場合に、パレット100をカーソル108の近傍に
表示することにしたため、ユーザが視点を移動させるこ
となく、文字入力モードやかな漢字変換モードを確認す
ることができ、モードの相違による誤入力を未然に防止
することができる。その結果、入力作業の効率化を図る
ことができる。
【0095】〔実施の形態4〕実施の形態4の文字入力
・変換モード表示方法およびその装置は、同一文書中に
異なる文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モー
ドで文字入力できるようにそれぞれ設定された複数の文
字領域が存在する場合であって、ある文字領域中に存在
するカーソル108を他の文字領域に移動する移動操作
がなされた場合に、パレット100をカーソル108の
近傍に表示することにより、カーソル移動先の文字領域
の文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モードが
いずれのモードに設定されているかをユーザに通知する
ものである。
【0096】まず、実施の形態4の文字入力・変換モー
ド表示方法およびその装置を説明するに当たり、前提と
なる条件を説明する。図7は、実施の形態4の文字入力
・変換モード表示方法が適用される文書を示す説明図で
ある。表示画面107中に表示された文書は、文字領域
701と文字領域702とから構成されている。文字領
域701は、文字入力モードとしてローマ字入力モー
ド、かな漢字変換モードとして連文節変換モードを用い
て文字入力が行われた領域を示している。一方、文字領
域702は、文字入力モードとしてローマ字入力モー
ド、かな漢字変換モードとして自動変換モードを用いて
文字入力が行われた領域を示している。
【0097】そして、図7に示す文書においては、文字
領域701にカーソル108を移動させて文字入力を行
う場合には、かな漢字変換モードが連文節変換モードに
切り替わり、また、文字領域702にカーソル108を
移動させて文字入力を行う場合には、かな漢字変換モー
ドが自動変換モードに切り替わるものとする。
【0098】なお、図7には、文字入力モードおよび/
またはかな漢字変換モードがそれぞれ異なる2つの文字
領域を示したが、2つの文字領域に限定するものではな
い。
【0099】また、図7には、文字入力モードが同一で
かな漢字変換モードが異なる2つの文字領域が存在する
例を示したが、かな漢字変換モードが同一で文字入力モ
ードが異なる場合や両者が異なる場合もそれぞれ存在し
得る。各文字領域毎にどの文字入力モード・かな漢字変
換モードが設定されているかは、アプリケーションプロ
グラム200,かな漢字変換部201およびU/I部2
03のいずれで管理することにしても良い。
【0100】また、ここにいう文字領域は、同一の文字
入力モードおよび/またはかな漢字変換モードに設定さ
れた領域,例えば、同一の文字入力モードおよび/また
はかな漢字変換モードを用いて入力された文字が存在す
る領域をいい、段落等を指すものではない。
【0101】さらに、実施の形態4の文字入力・変換モ
ード表示装置の構成は、上述した実施の形態1のものと
同一であるため、ここではその説明を省略する。
【0102】次に、実施の形態4の文字入力・変換モー
ド表示方法を説明する。図8は、パレット管理部202
による処理の概略を示すフローチャートである。
【0103】パレット管理部202は、かな漢字変換部
201が起動されることによって起動され、U/I部2
03を介してパレット100を所定の位置に画面表示す
る(図7参照)。なお、かな漢字変換部201は、アプ
リケーションプログラム200の起動と共に、または、
U/I部201を介して入力されたユーザの命令によっ
て起動される。
【0104】パレット管理部202は、パレット100
の表示を完了すると、上述した各種モードの設定等が可
能な状態となり、U/I部203またはアプリケーショ
ンプログラム200から入力した各種イベントに応じた
処理を実行する。
【0105】パレット管理部202は、U/I部203
またはアプリケーションプログラム200からイベント
を入力すると(S801)、入力したイベントが文字入
力モードやかな漢字変換モードを変更するためのモード
変更であるか否かを判定する(S802)。
【0106】入力したイベントがパレット100のボタ
ン101〜104をクリックすることによって発生した
ものである場合、パレット管理部202は、文字入力モ
ードやかな漢字変換モードを変更するための設定画面を
表示してユーザによるモード変更を受け付け、その結果
をかな漢字変換部201に報告することにより、モード
変更処理を実行する(S803)。また、キーボード2
05を操作することによって発生したモード変更イベン
トである場合であっても、同様に、モード変更処理を実
行する。
【0107】一方、入力したイベントが上記モード変更
ではないと判定した場合、アプリケーションプログラム
200の画面に表示されたカーソル108が移動された
というイベントであるか否かを判定する(S804)。
【0108】ステップS804において、カーソル10
8の移動ではないと判定した場合、ステップS807に
進み、単語登録等のその他の処理を実行する。
【0109】一方、ステップS804において、カーソ
ル108の移動であると判定した場合、ステップS80
5に進み、同一文書中に異なる文字入力モードおよび/
またはかな漢字変換モードで文字入力できるようにそれ
ぞれ設定された複数の文字領域が存在する場合であっ
て、ある文字領域中に存在するカーソル108を他の文
字領域に移動する移動操作であるか否かを判定する。具
体的には、例えば、図7に示す文字領域702(自動変
換モードが設定されている)中に存在するカーソル10
8を文字領域702(連文節変換モードが設定されてい
る)に移動する移動操作であるか否かを判定する。
【0110】ステップS805において、例えば、文字
領域702内にカーソル108が存在していた状態で、
文字領域702内でカーソル108を移動させる移動操
作が行われた場合のように、同一の文字領域内における
カーソル108の移動である場合には、そのまま処理を
終了する。
【0111】一方、ステップS805において、例え
ば、文字領域702内のカーソル108を文字領域70
1内に移動させる移動操作が行われた場合のように、異
なる文字領域へのカーソル108の移動である場合に
は、移動先の文字領域に設定されている文字入力モード
および/またはかな漢字変換モードを表示するパレット
100をカーソル108の近傍に表示するモード表示処
理を実行する(S806)。
【0112】なお、ステップS806の文字入力・変換
モード表示処理は、実施の形態1において説明した図4
に示す通りであるため、ここではその説明を省略する
が、例えば、文字領域702内に存在するカーソル10
8(図7)を、文字領域701内に移動させる移動操作
が行われた場合には、図9に示すように、文字領域70
1に設定されている文字入力モードおよび/またはかな
漢字変換モードを表示するパレット100がカーソル1
08の近傍に表示される。
【0113】このように、実施の形態4の文字入力・変
換モード表示方法およびその装置では、同一文書中に異
なる文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モード
で文字入力できるようにそれぞれ設定された複数の文字
領域が存在する場合であって、ある文字領域中に存在す
るカーソル108を他の文字領域に移動する移動操作が
なされた場合に、パレット100をカーソル108の近
傍に表示するため、ユーザが視点を移動させることな
く、文字入力モードやかな漢字変換モードを確認するこ
とができ、モードの相違による誤入力を未然に防止する
ことができる。その結果、入力作業の効率化を図ること
ができる。
【0114】上述した実施の形態4では、図7や図9に
示すように、同一文書内の複数の文字領域間でカーソル
108を移動させた場合について説明したが、これに限
定するものではない。例えば、同一のアプリケーション
プログラムによって管理された複数のウィンドウ内の文
書毎に文字入力モードやかな漢字変換モードが異なる場
合に、ある非アクティブな状態のウィンドウをアクティ
ブな状態に切り替えた際、そのウィンドウ中のカーソル
108の近傍にパレット100を表示して、ユーザに文
字入力モードやかな漢字変換モードを通知することもで
きる。加えて、複数のアプリケーションプログラムが起
動されている状態で、非アクティブな状態のアプリケー
ションプログラムをアクティブな状態に切り替えた場合
にも、同様な処理を行うことができる。
【0115】なお、実施の形態1〜4の文字入力・変換
モード表示方法およびその装置においては、カーソル1
08が移動された場合に、カーソル108の近傍にパレ
ット100を表示することにしたが、パレット100に
代えて、図10に示すようなコメント1000を表示す
ることにしても良い。このような表示とすることによ
り、ユーザが現在のモードを容易に理解することができ
る。また、実施の形態1〜4の文字入力・変換モード表
示方法およびその装置においては、パレット100をカ
ーソル108の近傍に移動することにしたが、パレット
100を例えば画面の右下に表示したまま、ユーザにモ
ードを通知するための別のパレットやコメント1000
をカーソル108の近傍に表示することにしても良い。
【0116】また、実施の形態1〜4の文字入力・変換
モード表示方法およびその装置において、パレット10
0に単語登録ボタン105や設定ボタン106等が設け
られている場合には、図11に示すように、単語登録ボ
タン105や設定ボタン106等を元の表示位置に表示
させたまま、文字入力やかな漢字変換に関するモードを
表示するためのボタン101〜104(パレット100
の一部)をカーソル108の近傍に表示することにして
も良い。したがって、ユーザが必要な情報のみをカーソ
ル108の近傍に表示することができる。
【0117】また、実施の形態1および3の文字入力・
変換モード表示方法およびその装置においては、カーソ
ル108が移動された場合に、カーソル108の近傍に
パレット100を表示することにしているが、単にカー
ソル108が移動された場合というのではなく、カーソ
ル108が予め定めた距離を移動された場合にのみパレ
ット100を表示することにしても良い。例えば、パレ
ット管理部202がカーソル108の文書画面の縦方向
の移動に関して移動前と移動後の位置の差分を求め、求
めた差分が所定の閾値を超えた場合に、パレット100
をカーソル108の近傍に表示することにする。このよ
うにすることにより、例えば、キーボード205のカー
ソル移動キーにより1文字ずつカーソル108が移動さ
れた場合等に一々パレット100が表示されるというこ
とを防止することができる(これを防止するため、カー
ソル108がマウス204によって移動された場合にの
みパレット100をカーソル108の近傍に表示するこ
とにしても良い)。
【0118】また、上記カーソル108の移動量の条件
として、ディスプレイ206の表示画面から入力された
文字が消える程カーソル108が移動された場合にの
み、パレット100をカーソル108の近傍に表示する
ことにしても良い。この処理は、例えば、U/I部20
3またはアプリケーションプログラム200から、既に
入力された文字の位置情報を入力することによって実現
できる。
【0119】また、実施の形態1〜4の文字入力・変換
モード表示方法およびその装置においては、図12に示
すように、例えば、アプリケーションプログラム200
で作成した文書を保存等する際に表示されるダイアログ
ボックス1200が開いた場合においても、ダイアログ
ボックス1200中のカーソル108の近傍に、パレッ
ト100やコメント1000を表示することもできる。
【0120】また、実施の形態1〜4の文字入力・変換
モード表示方法およびその装置においては、アプリケー
ションプログラム200の例としてワードプロセッサを
用いたが、例えば、表計算ソフトの場合においては、図
13に示すように、カーソル108が位置するセル13
00の近傍のセル1301に現在のモード示すコメント
を表示させることもできる。また、図13に示す場合と
異なり、パレット100をカーソル108の近傍に表示
することにしても良いし、モードを示すウィンドウをカ
ーソル近傍に表示することにしても良い。
【0121】また、実施の形態1〜4の文字入力・変換
モード表示方法およびその装置においては、かな漢字変
換部201のパレット管理部202がパレット100
(コメント1000)の表示を制御することにしたが、
本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、実
施の形態1〜4で説明した条件で、パレット100やコ
メント1000をカーソル108に表示するための独立
したプログラムを設けても良いし、アプリケーションプ
ログラム200またはU/I部203(OS)でパレッ
ト100やコメント1000の表示を制御することにし
ても良く、様々な設計変更が可能である。
【0122】すなわち、実施の形態1〜4で説明した文
字入力・変換モード表示方法およびその装置に関し、そ
の装置構成や処理手順はあくまで一例であって、本発明
の文字入力・変換モード表示方法およびその装置におい
ては、カーソル108が移動された場合,文字入力モー
ドおよび/またはかな漢字変換モードが変更された場
合,文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モード
が変更された直後にカーソル108が移動された場合,
または異なる文字入力モードおよび/またはかな漢字変
換モードで文字入力できるようにそれぞれ設定された複
数の領域が存在する場合であって、現在選択されている
領域に代えて他の領域を選択する選択操作がなされた場
合に、カーソル108の近傍にパレット100やコメン
ト1000を表示することができるのであれば、いかな
る装置構成(プログラム構成)および処理手順を用いて
も良い。
【0123】また、実施の形態1〜4では、それぞれ独
立に文字入力・変換モード表示方法およびその装置を説
明したが、これらを組み合わせることも可能なことはい
うまでもない。
【0124】また、上記実施の形態1〜4の文字入力・
変換モード表示方法は、図14に示す構成のパーソナル
コンピュータ等によって実現される。ただし、パーソナ
ルコンピュータに限定するものではなく、ワープロ専用
機においても実現可能であることはいうまでもない。な
お、図14において、1400はCPUを、1401は
ROMを、1402はRAMを、1403はハードディ
スク装置を、1404はフロッピーディスクドライブ装
置を、1405はCD−ROMドライブ装置を、140
6は通信装置を、1407はディスプレイ装置をそれぞ
れ示している。
【0125】また、実施の形態1〜4の文字入力・変換
モード表示方法をプログラム化し、このプログラムをハ
ードディスク,フロッピーディスク,CD−ROM等の
記録媒体に記録し、記録したプログラムを図14に示す
パーソナルコンピュータに読み込んで実行させることに
より、上述した処理を実行することができる。
【0126】さらに、実施の形態1〜4の文字入力・変
換モード表示方法を実行するためのプログラムを、上記
記録媒体を介して、またはネットワークを介して配布す
ることもできる。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の文字入力
・変換モード表示方法(請求項1)によれば、文字の入
力位置を表示するカーソル位置の移動操作のみがなされ
た場合に、カーソルの近傍にモード情報を表示する表示
工程を含むため、ユーザが視点を移動させることなく、
文字入力モードやかな漢字変換モードを確認することが
でき、モードの相違による誤入力を未然に防止すること
ができる。その結果、入力作業の効率化を図ることがで
きる。
【0128】また、本発明の文字入力・変換モード表示
方法(請求項2)によれば、文字入力モードおよび/ま
たはかな漢字変換モードが変更された場合に、文字の入
力位置を表示するカーソルの近傍にモード情報を表示す
る表示工程を含むため、ユーザが視点を移動させること
なく、文字入力モードやかな漢字変換モードを確認する
ことができ、モードの相違による誤入力を未然に防止す
ることができる。その結果、入力作業の効率化を図るこ
とができる。また、文字入力モード等が変更された場合
にモード情報をカーソルの近傍に表示するため、特に、
誤って文字入力モード等を変更してしまった場合に有効
である。
【0129】また、本発明の文字入力・変換モード表示
方法(請求項3)によれば、文字入力モードおよび/ま
たはかな漢字変換モードが変更された直後に文字の入力
位置を表示するカーソル位置の移動操作のみがなされた
場合に、カーソルの近傍にモード情報を表示する表示工
程を含むため、ユーザが視点を移動させることなく、文
字入力モードやかな漢字変換モードを確認することがで
き、モードの相違による誤入力を未然に防止することが
できる。その結果、入力作業の効率化を図ることができ
る。
【0130】また、本発明の文字入力・変換モード表示
方法(請求項4)によれば、異なる文字入力モードおよ
び/またはかな漢字変換モードで文字入力できるように
それぞれ設定された複数の領域が存在する場合であっ
て、現在選択されている領域に代えて他の領域を選択す
る選択操作がなされた場合に、選択された領域に関する
モード情報を文字の入力位置を示すカーソルの近傍に表
示する表示工程を含むため、ユーザが視点を移動させる
ことなく、文字入力モードやかな漢字変換モードを確認
することができ、モードの相違による誤入力を未然に防
止することができる。その結果、入力作業の効率化を図
ることができる。
【0131】また、本発明の文字入力・変換モード表示
方法(請求項5)によれば、請求項1または3に記載の
文字入力・変換モード表示方法において、表示工程は、
カーソル位置を予め定めた距離移動させる操作のみがな
された場合に、モード情報をカーソル近傍に表示するた
め、例えば、キーボードのカーソル移動キーにより1文
字ずつカーソルが移動された場合等に一々モード情報が
カーソルの近傍に表示されることを防止することができ
る。
【0132】また、本発明の文字入力・変換モード表示
方法(請求項6)によれば、請求項4に記載の文字入力
・変換モード表示方法において、複数の領域は、同一文
書中の複数の文字領域であり、選択操作は、ある文字領
域中に存在するカーソルを他の文字領域に移動する移動
操作であるため、同一文書中に異なる文字入力モードお
よび/またはかな漢字変換モードがそれぞれ設定された
複数の領域が存在する場合であっても、ユーザが視点を
移動させることなく、文字入力モードやかな漢字変換モ
ードを確認することができ、モードの相違による誤入力
を未然に防止することができる。その結果、入力作業の
効率化を図ることができる。
【0133】また、本発明の文字入力・変換モード表示
方法(請求項7)によれば、請求項4に記載の文字入力
・変換モード表示方法において、複数の領域は、複数の
異なる文書であり、選択操作は、非アクティブな状態の
文書をアクティブな状態に切り替える切替操作であるた
め、異なる文字入力モードおよび/またはかな漢字変換
モードがそれぞれ設定された複数の文書が存在する状態
で、ある文書から他の文書に作業対象を切り替えた場合
であっても、ユーザが視点を移動させることなく、文字
入力モードやかな漢字変換モードを確認することがで
き、モードの相違による誤入力を未然に防止することが
できる。その結果、入力作業の効率化を図ることができ
る。
【0134】また、本発明の文字入力・変換モード表示
方法(請求項8)によれば、請求項1〜7のいずれか一
つに記載の文字入力・変換モード表示方法において、表
示工程は、カーソルおよび既に入力された文字の位置情
報を入力し、入力した位置情報に基づいてモード情報の
表示位置を演算して求め、既に入力された文字を覆い隠
すことがないように、モード情報を表示するための表示
位置演算工程を含むため、カーソルの近傍の適切な位置
にモード情報を表示することができると共に、文書作成
の妨げとならないようにモード情報を表示することがで
きる。
【0135】また、本発明の文字入力・変換モード表示
方法(請求項9)によれば、請求項1〜8のいずれか一
つに記載の文字入力・変換モード表示方法において、さ
らに、表示工程でモード情報を表示してから所定の時間
が経過した後に、表示したモード情報を消去する表示消
去工程を含むため、カーソルの近傍に表示されたモード
情報が文字入力の妨げとならないようにすることができ
る。
【0136】また、本発明の文字入力・変換モード表示
方法(請求項10)によれば、請求項1〜8のいずれか
一つに記載の文字入力・変換モード表示方法において、
さらに、表示工程でモード情報を表示した後に文字入力
が開始された場合に、表示したモード情報を消去する表
示消去工程を含むため、カーソルの近傍に表示されたモ
ード情報が文字入力の妨げとならないようにすることが
できる。
【0137】また、本発明の文字入力・変換モード表示
方法(請求項11)によれば、請求項1〜10のいずれ
か一つに記載の文字入力・変換モード表示方法におい
て、モード情報は、文字入力モードおよび/またはかな
漢字変換モードとしていずれのモードが設定されている
かを表示するコメントであるため、ユーザが現在の文字
入力モードやかな漢字変換モードを容易に理解すること
ができる。
【0138】また、本発明の文字入力・変換モード表示
方法(請求項12)によれば、請求項1〜10のいずれ
か一つに記載の文字入力・変換モード表示方法におい
て、モード情報は、文字入力モードおよび/またはかな
漢字変換モードとしていずれのモードが設定されている
かを表示すると共に、文字入力モードおよび/またはか
な漢字変換モードを変更するためのユーザ・インターフ
ェイスであるため、ユーザが見慣れた形態で現在の文字
入力モードやかな漢字変換モードを表示できると共に、
文字入力モードやかな漢字変換モードを変更する機会を
ユーザに提供することができる。
【0139】また、本発明の文字入力・変換モード表示
方法(請求項13)によれば、請求項12に記載の文字
入力・変換モード表示方法において、さらに、表示工程
でカーソルの近傍に表示されたモード情報を用いて、文
字入力モードおよび/またはかな漢字変換モードを変更
する変更工程を含むため、カーソルの近傍に表示された
モード情報に基づいて、文字入力モード等を異なるモー
ドに変更したような場合に、カーソルの近傍に表示され
たモード情報をモード変更にそのまま利用することがで
き、入力作業の効率化を図ることができる。
【0140】また、本発明の文字入力・変換モード表示
装置(請求項14)によれば、モード情報の表示を管理
し、文字の入力位置を表示するカーソル位置の移動操作
のみがなされた場合に、カーソルの近傍にモード情報を
表示する表示手段を備えたため、ユーザが視点を移動さ
せることなく、文字入力モードやかな漢字変換モードを
確認することができ、モードの相違による誤入力を未然
に防止することができる。その結果、入力作業の効率化
を図ることができる。
【0141】また、本発明の文字入力・変換モード表示
装置(請求項15)によれば、モード情報の表示を管理
し、文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モード
が変更された場合に、文字の入力位置を表示するカーソ
ルの近傍にモード情報を表示する表示手段を備えたた
め、ユーザが視点を移動させることなく、文字入力モー
ドやかな漢字変換モードを確認することができ、モード
の相違による誤入力を未然に防止することができる。そ
の結果、入力作業の効率化を図ることができる。また、
文字入力モード等が変更された場合にモード情報をカー
ソルの近傍に表示するため、特に、誤って文字入力モー
ド等を変更してしまった場合に有効である。
【0142】また、本発明の文字入力・変換モード表示
装置(請求項16)によれば、モード情報の表示を管理
し、文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モード
が変更された直後に文字の入力位置を表示するカーソル
位置の移動操作のみがなされた場合に、カーソルの近傍
にモード情報を表示する表示手段を備えたため、ユーザ
が視点を移動させることなく、文字入力モードやかな漢
字変換モードを確認することができ、モードの相違によ
る誤入力を未然に防止することができる。その結果、入
力作業の効率化を図ることができる。
【0143】また、本発明の文字入力・変換モード表示
装置(請求項17)によれば、異なる文字入力モードお
よび/またはかな漢字変換モードで文字入力できるよう
にそれぞれ設定された複数の領域が存在する場合であっ
て、現在選択されている領域に代えて他の領域を選択す
る選択操作がなされた場合に、選択された領域に関する
モード情報を文字の入力位置を示すカーソルの近傍に表
示する表示手段を備えたため、ユーザが視点を移動させ
ることなく、文字入力モードやかな漢字変換モードを確
認することができ、モードの相違による誤入力を未然に
防止することができる。その結果、入力作業の効率化を
図ることができる。
【0144】さらに、本発明のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体(請求項18)によれば、請求項1〜13
のいずれか一つに記載の文字入力・変換モード表示方法
の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム
を記録したため、記録したプログラムをコンピュータに
実行させることにより、ユーザが視点を移動させること
なく、文字入力モードやかな漢字変換モードを確認する
ことができ、モードの相違による誤入力を未然に防止す
ることができるという効果を得ることができ、入力作業
の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の文字入力・変換モード表示方法
およびその装置において、パレットを表示した様子を説
明する説明図であり、(a)は通常の表示位置にパレッ
トを表示した様子を、(b)はカーソルが移動された場
合にカーソルの近傍にパレットを表示した様子を示して
いる。
【図2】実施の形態1の文字入力・変換モード表示装置
の機能ブロック図である。
【図3】実施の形態1の文字入力・変換モード表示方法
において、パレット管理部の処理の概略を示すフローチ
ャートである。
【図4】実施の形態1の文字入力・変換モード表示方法
において、パレット管理部による文字入力・変換モード
表示処理を示すフローチャートである。
【図5】実施の形態2の文字入力・変換モード表示方法
において、パレット管理部の処理の概略を示すフローチ
ャートである。
【図6】実施の形態3の文字入力・変換モード表示方法
において、パレット管理部の処理の概略を示すフローチ
ャートである。
【図7】実施の形態4の文字入力・変換モード表示方法
が適用される文書を示す説明図である。
【図8】実施の形態4の文字入力・変換モード表示方法
において、パレット管理部の処理の概略を示すフローチ
ャートである。
【図9】実施の形態4の文字入力・変換モード表示方法
において、カーソルの近傍にパレットを表示した様子を
説明する説明図である。
【図10】実施の形態1〜4の文字入力・変換モード表
示方法およびその装置において、パレットに代えてコメ
ントをカーソルの近傍に表示した様子を説明する説明図
である。
【図11】実施の形態1〜4の文字入力・変換モード表
示方法およびその装置において、パレットをカーソルの
近傍に表示する際の変形例を示す説明図である。
【図12】実施の形態1〜4の文字入力・変換モード表
示方法およびその装置において、ダイアログボックス中
のカーソルの近傍にパレットを表示した様子を示す説明
図である。
【図13】実施の形態1〜4の文書入力・変換モード表
示方法およびその装置において、アプリケーションプロ
グラムとして表計算ソフトを用いた場合の様子を示す説
明図である。
【図14】実施の形態1〜4の文字入力・変換モード表
示方法を実現するためのパーソナルコンピュータの構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 パレット 108 カーソル 200 アプリケーションプログラム 201 かな漢字変換部 202 パレット管理部 203 U/I部 204 マウス 205 キーボード 206 ディスプレイ 207 タイマ 1000 コメント

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字入力が可能な情報処理装置を用いて
    任意の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入力
    モード等の文字入力モードおよび/または入力した文字
    を漢字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれの
    モードに設定されているかを示すモード情報を画面上の
    所定の領域に表示するための文字入力・変換モード表示
    方法において、 前記文字の入力位置を表示するカーソル位置の移動操作
    のみがなされた場合に、前記カーソルの近傍に前記モー
    ド情報を表示する表示工程を含むことを特徴とする文字
    入力・変換モード表示方法。
  2. 【請求項2】 文字入力が可能な情報処理装置を用いて
    任意の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入力
    モード等の文字入力モードおよび/または入力した文字
    を漢字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれの
    モードに設定されているかを示すモード情報を画面上の
    所定の領域に表示するための文字入力・変換モード表示
    方法において、 前記文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モード
    が変更された場合に、前記文字の入力位置を表示するカ
    ーソルの近傍に前記モード情報を表示する表示工程を含
    むことを特徴とする文字入力・変換モード表示方法。
  3. 【請求項3】 文字入力が可能な情報処理装置を用いて
    任意の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入力
    モード等の文字入力モードおよび/または入力した文字
    を漢字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれの
    モードに設定されているかを示すモード情報を画面上の
    所定の領域に表示するための文字入力・変換モード表示
    方法において、 前記文字入力モードおよび/またはかな漢字変換モード
    が変更された直後に前記文字の入力位置を表示するカー
    ソル位置の移動操作のみがなされた場合に、前記カーソ
    ルの近傍に前記モード情報を表示する表示工程を含むこ
    とを特徴とする文字入力・変換モード表示方法。
  4. 【請求項4】 文字入力が可能な情報処理装置を用いて
    任意の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入力
    モード等の文字入力モードおよび/または入力した文字
    を漢字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれの
    モードに設定されているかを示すモード情報を画面上の
    所定の領域に表示するための文字入力・変換モード表示
    方法において、 異なる前記文字入力モードおよび/またはかな漢字変換
    モードで文字入力できるようにそれぞれ設定された複数
    の領域が存在する場合であって、現在選択されている領
    域に代えて他の領域を選択する選択操作がなされた場合
    に、前記選択された領域に関する前記モード情報を文字
    の入力位置を示すカーソルの近傍に表示する表示工程を
    含むことを特徴とする文字入力・変換モード表示方法。
  5. 【請求項5】 前記表示工程は、前記カーソル位置を予
    め定めた距離移動させる操作のみがなされた場合に、前
    記モード情報を前記カーソル近傍に表示することを特徴
    とする請求項1または3に記載の文字入力・変換モード
    表示方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の領域は、同一文書中の複数の
    文字領域であり、 前記選択操作は、ある文字領域中に存在するカーソルを
    他の文字領域に移動する移動操作であることを特徴とす
    る請求項4に記載の文字入力・変換モード表示方法。
  7. 【請求項7】 前記複数の領域は、複数の異なる文書で
    あり、 前記選択操作は、非アクティブな状態の文書を
    アクティブな状態に切り替える切替操作であることを特
    徴とする請求項4に記載の文字入力・変換モード表示方
    法。
  8. 【請求項8】 前記表示工程は、前記カーソルおよび既
    に入力された文字の位置情報を入力し、入力した位置情
    報に基づいて前記モード情報の表示位置を演算して求
    め、既に入力された文字を覆い隠すことがないように、
    前記モード情報を表示するための表示位置演算工程を含
    むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載
    の文字入力・変換モード表示方法。
  9. 【請求項9】 さらに、前記表示工程で前記モード情報
    を表示してから所定の時間が経過した後に、前記表示し
    たモード情報を消去する表示消去工程を含むことを特徴
    とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の文字入力・
    変換モード表示方法。
  10. 【請求項10】 さらに、前記表示工程で前記モード情
    報を表示した後に文字入力が開始された場合に、前記表
    示したモード情報を消去する表示消去工程を含むことを
    特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の文字入
    力・変換モード表示方法。
  11. 【請求項11】 前記モード情報は、前記文字入力モー
    ドおよび/またはかな漢字変換モードとしていずれのモ
    ードが設定されているかを表示するコメントであること
    を特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の文
    字入力・変換モード表示方法。
  12. 【請求項12】 前記モード情報は、前記文字入力モー
    ドおよび/またはかな漢字変換モードとしていずれのモ
    ードが設定されているかを表示すると共に、前記文字入
    力モードおよび/またはかな漢字変換モードを変更する
    ためのユーザ・インターフェイスであることを特徴とす
    る請求項1〜10のいずれか一つに記載の文字入力・変
    換モード表示方法。
  13. 【請求項13】 さらに、前記表示工程で前記カーソル
    の近傍に表示された前記モード情報を用いて、前記文字
    入力モードおよび/またはかな漢字変換モードを変更す
    る変更工程を含むことを特徴とする請求項12に記載の
    文字入力・変換モード表示方法。
  14. 【請求項14】 文字入力が可能な情報処理装置を用い
    て任意の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入
    力モード等の文字入力モードおよび/または入力した文
    字を漢字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれ
    のモードに設定されているかを示すモード情報を画面上
    の所定の領域に表示する文字入力・変換モード表示装置
    において、 前記モード情報の表示を管理し、前記文字の入力位置を
    表示するカーソル位置の移動操作のみがなされた場合
    に、前記カーソルの近傍に前記モード情報を表示する表
    示手段を備えたことを特徴とする文字入力・変換モード
    表示装置。
  15. 【請求項15】 文字入力が可能な情報処理装置を用い
    て任意の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入
    力モード等の文字入力モードおよび/または入力した文
    字を漢字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれ
    のモードに設定されているかを示すモード情報を画面上
    の所定の領域に表示する文字入力・変換モード表示装置
    において、 前記モード情報の表示を管理し、前記文字入力モードお
    よび/またはかな漢字変換モードが変更された場合に、
    前記文字の入力位置を表示するカーソルの近傍に前記モ
    ード情報を表示する表示手段を備えたことを特徴とする
    文字入力・変換モード表示装置。
  16. 【請求項16】 文字入力が可能な情報処理装置を用い
    て任意の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入
    力モード等の文字入力モードおよび/または入力した文
    字を漢字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれ
    のモードに設定されているかを示すモード情報を画面上
    の所定の領域に表示する文字入力・変換モード表示装置
    において、 前記モード情報の表示を管理し、前記文字入力モードお
    よび/またはかな漢字変換モードが変更された直後に前
    記文字の入力位置を表示するカーソル位置の移動操作の
    みがなされた場合に、前記カーソルの近傍に前記モード
    情報を表示する表示手段を備えたことを特徴とする文字
    入力・変換モード表示装置。
  17. 【請求項17】 文字入力が可能な情報処理装置を用い
    て任意の文字を入力する際に、漢字入力モード・半角入
    力モード等の文字入力モードおよび/または入力した文
    字を漢字に変換するためのかな漢字変換モードがいずれ
    のモードに設定されているかを示すモード情報を画面上
    の所定の領域に表示する文字入力・変換モード表示装置
    において、 異なる前記文字入力モードおよび/またはかな漢字変換
    モードで文字入力できるようにそれぞれ設定された複数
    の領域が存在する場合であって、現在選択されている領
    域に代えて他の領域を選択する選択操作がなされた場合
    に、前記選択された領域に関する前記モード情報を文字
    の入力位置を示すカーソルの近傍に表示する表示手段を
    備えたことを特徴とする文字入力・変換モード表示装
    置。
  18. 【請求項18】 前記請求項1〜13のいずれか一つに
    記載の文字入力・変換モード表示方法の各工程をコンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを記録したことを
    特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP9140588A 1997-05-29 1997-05-29 文字入力・変換モード表示方法およびその装置並びに文字入力・変換モード表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JPH10334092A (ja)

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