JPH10334002A - 電子メールによる遠隔操作制御システムおよび制御方法ならびに遠隔操作制御プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

電子メールによる遠隔操作制御システムおよび制御方法ならびに遠隔操作制御プログラムを格納した記憶媒体

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JPH10334002A
JPH10334002A JP15461197A JP15461197A JPH10334002A JP H10334002 A JPH10334002 A JP H10334002A JP 15461197 A JP15461197 A JP 15461197A JP 15461197 A JP15461197 A JP 15461197A JP H10334002 A JPH10334002 A JP H10334002A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークシステム内の個人のファイルに
対して、特殊な暗号技術やシステム管理者による設定作
業を必要とせずに、他のネットワークから自由にアクセ
スし、遠隔操作を行う遠隔操作制御システムを提供す
る。 【解決手段】 ネットワークにクライアントとして接続
されたプログラム処理装置20が、ネットワークに接続
して電子メールを受け取るメール送受信部21と、メー
ル送受信部21にて受け取った電子メールに特定の処理
を実行するためのコマンドが記述されているかどうかを
検査すると共に、電子メールの発信者が当該処理の実行
を命令することを許可されているユーザかどうかを検査
する検査部22と、検査部22による検査の結果、電子
メールに記述されたコマンドによる処理を実行可能であ
る場合に、当該処理を実行するコマンド処理実行部23
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されたコンピュータ間での遠隔操作を制御する遠隔操
作制御システムに関し、特にセキュリティ管理手段を備
えたネットワークシステムに接続されたコンピュータに
対する遠隔操作を制御する遠隔操作制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、イントラネットその他のUNIX
ネットワークシステムにおいて、個人宛てに届いた電子
メールを他のネットワークシステムから遠隔操作により
取り出すことはできない。UNIXネットワーク間のア
クセス手段として、電子メールシステムを利用したft
pmailアプリケーションゲートウェイが実現されて
いるが、この技術は、一般に公開されたファイルを扱う
ものとして提供されており、電子メールシステムとの連
携が考慮されていないため、例えば、遠隔操作により個
人宛てに届いた電子メールにアクセスする目的には使う
ことができなかった。
【0003】また、ネットワークシステムにおけるシス
テムセキュリティを保証するため、種々のセキュリティ
管理手段が実現されている。ファイアウォールは、その
ようなセキュリティ管理手段の1種である。ファイアウ
ォール内のネットワークシステムにアクセスするには、
特殊な暗号化やパスワードの使用、ファイアウォールの
設定作業が必要となり、ネットワーク内にある自分のフ
ァイルに自由にアクセスすることができない。上述した
UNIXネットワークシステムのftpmailアプリ
ケーションゲートウェイであれば、電子メールシステム
をベースにしているので、ファイアウォールを越えてア
クセスすることが可能であるが、上記のように、遠隔操
作により個人宛てに届いた電子メールにアクセスする目
的には使うことができなかった。
【0004】また、この種のネットワークシステムにお
けるセキュリティ管理手段の他の例として、日本国公開
特許公報、平成6年332826号「ネットワーク・セ
キュリティ管理方法」に開示された技術がある。同公報
には、ネットワークに接続されたコンピュータ群におい
て、利用者が使用するローカルホストと処理依頼先のリ
モートホストとの間でセキュリティチェックを行う場合
に、アクセス権ファイルに登録されているネットワーク
アクセス権をチェックすることにより、当該ネットワー
クシステムにおいてリモートログインやファイル転送を
行う場合のシステムセキュリティ管理の向上を図るセキ
ュリティ管理手段について開示されている。しかし、同
公報に開示されたセキュリティ管理手段においても、他
のネットワークシステムから遠隔操作によるアクセスを
行うには、当該セキュリティ管理手段を持つネットワー
クシステムのシステム管理者による設定作業を必要と
し、ネットワーク内にある自分のファイルに自由にアク
セスすることができないことは、セキュリティ管理手段
として上記ファイアウォールを用いた場合と同様であっ
た。
【0005】さらにまた、UNIXネットワークその他
の特定のネットワークにおいてやり取りされた電子メー
ルを他のネットワークにおいて取り出すために、当該ネ
ットワークにおいて電子メールのやり取りが行われた場
合に、当該電子メールのコピーを当該他のネットワーク
に自動的に送るように設定することが可能である。しか
し、当該ネットワークにおいてやり取りされた電子メー
ルをもれなく当該他のネットワークにて取り出すために
は、当該ネットワークにおいて、上記電子メールのコピ
ーのフォワード処理を実行するように、常時設定してお
かなければならなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、UN
IXネットワークシステムや従来のセキュリティ管理手
段を持つネットワークシステム内の個人のファイルに対
して他のネットワークシステムから遠隔操作を行う場
合、特殊な暗号技術の使用やシステム管理者による設定
作業を必要とし、自分宛ての電子メールを取り出すとい
った簡単な作業であっても自由なアクセスが制限される
という欠点があった。
【0007】また、UNIXネットワークシステムにお
いて用いられているftpmailアプリケーションゲ
ートウェイにより他のネットワークからのアクセスを実
現する場合であっても、個人宛ての電子メールにアクセ
スする目的には使用できないため、上記欠点を解決でき
なかった。
【0008】さらに、ネットワークシステムにおいて電
子メールのコピーのフォワード処理を行う場合、常時当
該処理を実行するように設定しておかなければならない
ため、当該ネットワークでやり取りされた電子メールが
常に重複して複数存在することとなり、資源の無駄とな
っていた。
【0009】本発明は、上記従来の欠点を解決し、UN
IXネットワークシステムや従来のセキュリティ管理手
段を持つネットワークシステム内の個人のファイルに対
して、特殊な暗号技術やシステム管理者による設定作業
を必要とせずに、他のネットワークから自由にアクセス
し、電子メールを取り出すような簡単な遠隔操作を行う
ことができる遠隔操作制御システムを提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来の目的を達成す
る本発明の電子メールによる遠隔操作制御システムは、
ネットワークと該ネットワークにクライアントとして接
続された処理装置とを備え、前記処理装置が、前記ネッ
トワークに接続して電子メールを受け取る送受信手段
と、前記送受信手段にて受け取った電子メールに特定の
処理を実行するためのコマンドが記述されているかどう
かを検査すると共に、該電子メールの発信者が該処理の
実行を命令することを許可されているユーザかどうかを
検査する検査手段と、前記検査手段による検査の結果、
前記電子メールに記述されたコマンドによる処理を実行
可能である場合に、該処理を実行するコマンド処理実行
手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2の本発明の電子メールによる遠隔
操作制御システムは、前記検査手段が、特定のユーザと
当該ユーザが要求することを許可された処理とを関係づ
けたテーブルを備え、前記電子メールの発信者および前
記電子メールに記述されたコマンドと前記テーブルとを
照合することを特徴とする。
【0012】請求項3の本発明の電子メールによる遠隔
操作制御システムは、前記検査手段が、前記送受信手段
にて受け取った電子メールに、少なくとも、前記ネット
ワークにおいてやり取りされた任意の電子メールの転送
命令が記述されているかどうかを検査し、前記コマンド
処理実行手段が、前記転送命令に従って、該当する電子
メールを、前記転送命令により特定された他のネットワ
ークを含む任意の転送先へ転送することを特徴とする。
【0013】また、上記の目的を達成する本発明の電子
メールによる遠隔操作制御方法は、ネットワークにクラ
イアントとして接続された処理装置の制御方法におい
て、前記ネットワークに接続して定期的に電子メールを
受け取るステップと、前記送受信ステップにて受け取っ
た電子メールに特定の処理を実行するためのコマンドが
記述されているかどうかを検査するステップと、前記電
子メールの発信者が該処理の実行を命令することを許可
されているユーザかどうかを検査するステップと、前記
検査ステップによる検査の結果、前記電子メールに記述
されたコマンドによる処理を実行可能である場合に、該
処理を実行するステップとを含むことを特徴とする。
【0014】請求項5の本発明の電子メールによる遠隔
操作制御方法は、前記検査ステップが、前記送受信ステ
ップにて受け取った電子メールに、少なくとも、前記ネ
ットワークにおいてやり取りされた任意の電子メールの
転送命令が記述されているかどうかを検査し、前記コマ
ンド処理実行ステップが、前記転送命令に従って、該当
する電子メールを、前記転送命令により特定された他の
ネットワークを含む任意の転送先へ転送することを特徴
とする。
【0015】さらにまた、上記の目的を達成する本発明
の電子メールに記述されたコマンドに従って処理を実行
する遠隔操作制御プログラムを格納した記憶媒体は、ネ
ットワークにクライアントとして接続された処理装置を
制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、
前記制御プログラムが、前記ネットワークに接続して定
期的に電子メールを受け取るステップと、前記送受信ス
テップにて受け取った電子メールに特定の処理を実行す
るためのコマンドが記述されているかどうかを検査する
ステップと、前記電子メールの発信者が該処理の実行を
命令することを許可されているユーザかどうかを検査す
るステップと、前記検査ステップによる検査の結果、前
記電子メールに記述されたコマンドによる処理を実行可
能である場合に、該処理を実行するステップとを含むこ
とを特徴とする。
【0016】請求項7の本発明の電子メールに記述され
たコマンドに従って処理を実行する遠隔操作制御プログ
ラムを格納した記憶媒体は、前記検査ステップが、前記
送受信ステップにて受け取った電子メールに、少なくと
も、前記ネットワークにおいてやり取りされた任意の電
子メールの転送命令が記述されているかどうかを検査
し、前記コマンド処理実行ステップが、前記転送命令に
従って、該当する電子メールを、前記転送命令により特
定された他のネットワークを含む任意の転送先へ転送す
ることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態による遠隔操
作システムの構成を示すブロック図である。
【0019】図1に示すように、本実施形態の遠隔操作
システムは、UNIXメールサーバ10と、コンピュー
タプログラムにより制御されたプログラム処理装置20
と、プログラム処理装置102を制御するコンピュータ
プログラムを格納した記憶媒体30とを備える。なお、
図1には、本実施例における特徴的な構成のみを示し、
他の一般的な構成については記載を省略してある。
【0020】UNIXメールサーバ10は、UNIXネ
ットワークシステムにおける通常のメールサーバであ
る。
【0021】プログラム処理装置20は、CPU、RA
Mその他の内部メモリ、UNIXメールサーバ10とデ
ータ通信を行うインターフェース等を含むコンピュータ
システムで構成され、UNIXメールサーバ10との間
で電子メールの送受信を行うメール送受信部21と、電
子メールの発信者をチェックする検査部22と、予め定
義されたコマンド処理を実行するコマンド処理実行部2
3とを備える。
【0022】メール送受信部21は、コンピュータプロ
グラムで制御されたCPUとRAMその他のメモリとU
NIXメールサーバ10に接続するためのインターフェ
ースとで実現され、UNIXメールサーバ10にアクセ
スして当該プログラム処理装置20のユーザである個人
宛ての電子メールを受信する。
【0023】検査部22は、コンピュータプログラムで
制御されたCPUとRAMその他のメモリとで実現さ
れ、メール送受信部21において受信した電子メールが
特定の処理を要求するかどうか、すなわち、当該電子メ
ールに特定の処理を実行するためのコマンドが記述され
ているかどうかをチェックすると共に、当該電子メール
の発信者が当該処理の実行を命令することの可能なユー
ザかどうかをチェックする。
【0024】コマンド処理実行部23は、コンピュータ
プログラムで制御されたCPUとRAMその他のメモリ
とで実現され、メール送受信部21において受信した電
子メールに記述されたコマンドが検査部22により実行
を許可された場合に、当該コマンドにより要求される処
理を実行する。
【0025】記憶媒体30は、磁気ディスクや半導体メ
モリその他の一般的な記憶媒体であって、プログラム処
理装置20においてメール送受信部21、検査部22お
よびコマンド処理実行部23を実現するためのコンピュ
ータプログラムを格納している。記憶媒体30に格納さ
れたコンピュータプログラムをドライブ装置その他の手
段を介して内部メモリに読み込んでCPUを制御するこ
とにより、プログラム処理装置20の各機能実行部2
1、22、23が実現される。プログラム処理装置20
を制御する当該コンピュータプログラムは、記憶媒体3
0に格納された状態で提供される。
【0026】次に、図2のフローチャートを参照して本
実施形態の動作について説明する。ここでは、プログラ
ム処理装置20を含むクライアントによる動作として説
明する。
【0027】プログラム処理装置20のメール送受信部
21は、定期的にUNIXメールサーバ10にアクセス
し、個人宛ての電子メールが到着しているかどうかをチ
ェックする(ステップ201)。電子メールが到着して
いれば、メール送受信部21により当該電子メールを受
信する(ステップ202、203)。そして、検査部2
2により、当該受信メールに特定の処理を要求するコマ
ンドが記述されているかどうかをチェックする(ステッ
プ204)。当該受信メールが処理の要求コマンドを含
まない通常の電子メールであれば、通常のメール受信処
理として、当該電子メールをローカルディスクに格納す
る(ステップ207)。これに対し、当該受信メールに
処理の要求コマンドが含まれていれば、当該電子メール
の発信者を確認し、当該処理の要求を許可されているユ
ーザかどうかをチェックする(ステップ205)。発信
者が当該処理の要求を許可されていないユーザであれ
ば、当該電子メールを通常の電子メールとして、ローカ
ルディスクに格納する(ステップ207)。一方、当該
電子メールの発信者が当該処理の要求を許可されたユー
ザであれば、当該コマンドに基づく処理を実行する(ス
テップ206)。
【0028】検査部22による処理と当該処理を要求す
るユーザとのチェックは、予め特定のユーザと当該ユー
ザが要求することを許可された処理とを関係づけたテー
ブルを用意しておき、電子メールのコマンドおよび発信
者と当該テーブルとを照合するといった一般的な手法を
用いることができる。したがって、ユーザは、予め実行
を要求する処理を定義し、テーブルに登録しておく必要
がある。ただし、この登録作業はユーザが自分で行うも
のであり、ネットワークシステムのシステム管理者によ
る設定作業等を必要としない。
【0029】なお、本実施形態は、電子メールにコマン
ドを持たせて送信するため、ファイアーウォールのよう
なセキュリティ管理手段の有無に関わらず、所望のネッ
トワークにアクセスすることができる。また、遠隔制御
用の電子メールにはコマンドが記述されているだけであ
って、完成したプログラムが記述されているわけではな
いので、当該電子メールから当該コマンドを読み取って
もそのまま実行することはない。このため、実行可能な
処理を制限することにより、システムを破壊したり、不
正アクセスによる被害を少なくすることが容易である。
【0030】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。
【0031】図3に本発明の遠隔制御システムを個人宛
ての電子メールの転送処理に用いたシステムの構成を示
す。図示の構成において、メール受信部32およびメー
ル送信部38が図1のメール送受信部21に相当し、受
信処理部33、アカウントチェック部34およびアカウ
ント登録簿35が検査部22に相当する。また、メール
保存部37はローカルディスクその他の記憶手段であ
る。例えば、図1に示す記憶媒体30を兼用しても良
い。
【0032】図3に示す電子メール転送システムにおい
て、電子メールによって要求される処理は、特定の電子
メールの転送処理であり、当該処理の要求を許可されて
いるユーザは、アカウント登録簿35に登録されている
ユーザに限られる。アカウント登録簿35への登録は、
予めユーザ自身によるシステムへの登録処理により行な
われる。
【0033】、図面3を参照して詳細に説明する。この
例では、まず、メール受信部32が定期的にUNIXメ
ールサーバ31にアクセスして電子メールを受信する
と、受信処理部33が当該電子メールを処理してメール
保存部37に格納すると共に、当該電子メールに特定の
電子メールを対象とした転送処理を要求するコマンドが
あるかどうかをチェックする。そのような処理コマンド
があれば、アカウントチェック部34がアカウント登録
簿35を参照して、当該電子メールの発信者のアカウン
トが当該転送処理の要求を許可されたアカウントがどう
かをチェックする。当該発信者のアカウントがアカウン
ト登録簿35に登録されたアカウントであれば、コマン
ド処理部36が、当該電子メールに記述された転送要求
コマンドの指示に従って、メール保存部37から該当す
る電子メールを取り出し、指示された転送先へメール送
信機能38を介して送信する。
【0034】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、上記実施例では、本発明の遠隔制御
システムを個人宛ての電子メールの転送処理に用いた例
を説明したが、予め実行可能なコマンドを定義しておく
ことにより種々の遠隔操作を実行することが可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遠隔制御
システムによれば、電子メールを利用してネットワーク
システムの特定のファイルに対して遠隔操作を行なうた
め、特殊な暗号技術の使用やシステム管理者による設定
作業を行なうことなく、電子メールを取り出すような簡
単な遠隔操作を行うことができるという効果がある。
【0036】また、所望のネットワークシステム内に、
電子メールに記述されたコマンドを読み出して実行する
手段を、電子メールシステムのクライアントとして設け
るだけで実現できるため、システムの導入が容易である
という効果がある。
【0037】さらに、本発明の遠隔制御システムを所望
の電子メールの転送処理を行なうために利用すれば、ネ
ットワークシステムにおいて電子メールのコピーのフォ
ワード処理を行う必要がなく、資源の無駄がないという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による遠隔制御システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】 本実施形態の遠隔制御システムを電子メール
の転送システムとして用いた例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 UNIXメールサーバ 20 プログラム処理装置 21 メール送受信部 22 検査部 23 コマンド処理実行部 30 記憶媒体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークと該ネットワークにクライ
    アントとして接続された処理装置とを備え、 前記処理装置が、 前記ネットワークに接続して電子メールを受け取る送受
    信手段と、 前記送受信手段によって受け取った電子メールに特定の
    処理を実行するためのコマンドが記述されているかどう
    かを検査すると共に、該電子メールの発信者が該処理の
    実行を命令することを許可されているユーザかどうかを
    検査する検査手段と、 前記検査手段による検査の結果、前記電子メールに記述
    されたコマンドによる処理を実行可能である場合に、該
    処理を実行するコマンド処理実行手段とを備えたことを
    特徴とする電子メールによる遠隔操作制御システム。
  2. 【請求項2】 前記検査手段が、特定のユーザと当該ユ
    ーザが要求することを許可された処理とを関係づけたテ
    ーブルを備え、前記電子メールの発信者および前記電子
    メールに記述されたコマンドと前記テーブルとを照合す
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子メールによる
    遠隔操作制御システム。
  3. 【請求項3】 前記検査手段が、前記送受信手段にて受
    け取った電子メールに、少なくとも、前記ネットワーク
    においてやり取りされた任意の電子メールの転送命令が
    記述されているかどうかを検査し、 前記コマンド処理実行手段が、前記転送命令に従って、
    該当する電子メールを、前記転送命令により特定された
    他のネットワークを含む任意の転送先へ転送することを
    特徴とする請求項1に記載の電子メールによる遠隔操作
    制御システム。
  4. 【請求項4】 ネットワークにクライアントとして接続
    された処理装置の制御方法において、 前記ネットワークに接続して定期的に電子メールを受け
    取るステップと、 前記送受信ステップにて受け取った電子メールに特定の
    処理を実行するためのコマンドが記述されているかどう
    かを検査するステップと、 前記電子メールの発信者が該処理の実行を命令すること
    を許可されているユーザかどうかを検査するステップ
    と、 前記検査ステップによる検査の結果、前記電子メールに
    記述されたコマンドによる処理を実行可能である場合
    に、該処理を実行するステップとを含むことを特徴とす
    る電子メールによる遠隔操作制御方法。
  5. 【請求項5】 前記検査ステップが、前記送受信ステッ
    プにて受け取った電子メールに、少なくとも、前記ネッ
    トワークにおいてやり取りされた任意の電子メールの転
    送命令が記述されているかどうかを検査し、 前記コマンド処理実行ステップが、前記転送命令に従っ
    て、該当する電子メールを、前記転送命令により特定さ
    れた他のネットワークを含む任意の転送先へ転送するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の電子メールによる遠隔
    操作制御方法。
  6. 【請求項6】 ネットワークにクライアントとして接続
    された処理装置を制御する制御プログラムを格納した記
    憶媒体であって、 前記制御プログラムが、 前記ネットワークに接続して定期的に電子メールを受け
    取るステップと、 前記送受信ステップにて受け取った電子メールに特定の
    処理を実行するためのコマンドが記述されているかどう
    かを検査するステップと、 前記電子メールの発信者が該処理の実行を命令すること
    を許可されているユーザかどうかを検査するステップ
    と、 前記検査ステップによる検査の結果、前記電子メールに
    記述されたコマンドによる処理を実行可能である場合
    に、該処理を実行するステップとを含むことを特徴とす
    る、電子メールに記述されたコマンドに従って処理を実
    行する遠隔操作制御プログラムを格納した記憶媒体。
  7. 【請求項7】 前記検査ステップが、前記送受信ステッ
    プにて受け取った電子メールに、少なくとも、前記ネッ
    トワークにおいてやり取りされた任意の電子メールの転
    送命令が記述されているかどうかを検査し、 前記コマンド処理実行ステップが、前記転送命令に従っ
    て、該当する電子メールを、前記転送命令により特定さ
    れた他のネットワークを含む任意の転送先へ転送するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の電子メールに記述され
    たコマンドに従って処理を実行する遠隔操作制御プログ
    ラムを格納した記憶媒体。
JP15461197A 1997-05-28 1997-05-28 電子メールによる遠隔操作制御システムおよび制御方法ならびに遠隔操作制御プログラムを格納した記憶媒体 Expired - Lifetime JP3064959B2 (ja)

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