JPH10333206A - 駆動モータ装置及び光量絞り装置 - Google Patents

駆動モータ装置及び光量絞り装置

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JPH10333206A
JPH10333206A JP10034398A JP10034398A JPH10333206A JP H10333206 A JPH10333206 A JP H10333206A JP 10034398 A JP10034398 A JP 10034398A JP 10034398 A JP10034398 A JP 10034398A JP H10333206 A JPH10333206 A JP H10333206A
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rotor
coil
drive motor
motor device
aperture
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Hiroaki Naganuma
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Nisca Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロータへの着磁が容易であり、同じ磁力のもの
ではより小型のロータにできて、全体の小型化に寄与で
きる駆動モータ装置及び光量絞り装置を提供する。 【解決手段】固定されたコイルと、このコイルに通電す
ることにより回転する永久磁石からなる円筒状のロータ
11と、該ロータを回転させるための回転軸部材16
b、19bと、前記回転軸部材16b、19bを受ける
軸受け部材25、30とを備え、前記回転軸部材16
b、19bを前記ロータ11の表面に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラ等の光量絞り
装置及び光量絞り装置などに用いられる駆動モータ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に従来のカメラの光量絞り装置に
用いられる駆動モータ装置におけるロータと、このロー
タの回動力を外部に取り出し、光量調節部材に伝えるた
めの駆動アームとを示した。
【0003】この従来の駆動モータ装置の構成による
と、円筒状になされ、径方向に磁化されたロータ1は、
駆動軸2が貫通するための軸穴1aを有している。
【0004】しかし、ロータ1にとって、このような軸
線方向に沿って貫通する軸穴1aの存在は磁束の流れを
乱し、永久磁石としてのロータ1の磁力を減ずる大きな
障害である。このため、従来では、所望の磁力を得るた
めに、大きな着磁エネルギを要したり、ロータ1を大型
にする必要があるなどの問題点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は従来に於け
る上記問題点に鑑みてなされたもので、ロータへの着磁
が容易であり、同じ磁力のものではより小型のロータに
することができ、全体の小型化に寄与できる駆動モータ
装置及び光量絞り装置を提供することを目的としたもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の駆動モータ装置は、固定されたコイルと、こ
のコイルに通電することにより回転する永久磁石からな
る円筒状のロータと、ロータを回転させるための回転軸
部材と、回転軸部材を受ける軸受け部材と、を備え、回
転軸部材をロータ表面に取り付けたものである。
【0007】また、固定されたコイルと、このコイルに
通電することにより回転する永久磁石からなる円筒状の
ロータと、ロータの互いに対向する円平面の円心を挟持
して、ロータを回転自在に支持する少なくとも1つ支持
部材を具備したものである。
【0008】さらに、本発明は、受光開口を開閉する絞
り羽根と、この絞り羽根を移動して開口面積を制御する
駆動手段と、駆動手段の駆動を絞り羽根に伝達するアー
ム状の伝達部材を備える光量絞り装置において、駆動手
段を永久磁石からなるロータとロータを回転させるため
の磁束を発生させるコイルで構成し、伝達部材にロータ
の回転軸を形成するとともに、伝達部材をロータの表面
に取り付けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の駆動モータ装置
の一実施例をカメラ用の光量絞り装置に適用される駆動
モータ装置に基づいて説明する。図1は本発明に成る光
量絞り装置の一実施例の分解斜視図を示している。
【0010】図1において、光量絞り装置10は円柱形
状のロータ11を有する。ロータ11は図2のように、
直径方向に向かって磁化された永久磁石であって、回動
中心軸Oから等距離の周面に位置して互いに平行な切欠
部(係合部)としての一対の平坦部11a,11aを有
している。なお、ロータ11の回動中心軸Oには、磁束
に殆ど影響しない程度の深さに設定された小孔11b,
11bが上面と底面の各々に形成されており、ロータ保
持部材15の係合突起16a,19aが嵌合する。勿
論、この上下2カ所の小孔11b,11bはロータ11
内を貫通しているものではなく、ロータ11全体として
は、あくまで中実の円柱体である。
【0011】ロータ保持部材15は、図3(A),
(B)に示すように、ロータ11の平坦部11a,11
a並びに上面と底面とに跨る矩形の枠となっている保持
部16と、外部へ回動力を伝達するための駆動アーム部
19からなる伝達手段とが一体になって構成されてい
る。
【0012】また、ロータ保持部材15には、ロータ1
1の一方の端面に形成された小孔11bと結合する係合
突起16aと、ロータ11の他方の端面に形成された小
孔11bと結合する係合突起19aと、第1のコイル枠
25に枢着する軸部16bと、第2のコイル枠30に回
動自在に枢着する軸部19bとが形成されている。すな
わち、ロータ保持部材15は、ロータ11をコイル枠2
5、30に対して回動させるための軸部材として用いら
れ、コイル枠25,30はロータ11及びロータ保持部
材15を回動自在に支持する軸受け部材として用いられ
る。
【0013】駆動アーム部19の両端には、絞り羽根3
5,36と係合する係合ピン20a,20bが突設され
ている。
【0014】次に、ロータ保持部材15と結合したロー
タ11を内部に包含し、外周にコイルを巻回するコイル
枠について説明する。
【0015】コイル枠は、ロータ11を覆う中空部を有
する第1のコイル枠25と、第1のコイル枠25とロー
タ11を内側に包んで結合する第2のコイル枠30とか
ら成っている。
【0016】第1のコイル枠25には、外側に図示しな
いコイルを巻回するためのコイル巻回溝25aと、内部
に収容されたロータ保持部材15の保持部16の外方へ
のはみ出しを許容する開口部25bとが設けられてい
る。この開口部25bによって、この第1のコイル枠2
5は一層小型になっている。また、第1のコイル枠25
にはコイル端子26,26が取り付けられる。なお、図
4のように第1のコイル枠25の空洞部端面にはロータ
保持部材15の保持部16の軸部16bが枢着する軸穴
25cが穿設されている。
【0017】第2のコイル枠30には、コイル巻回溝3
0aが設けられており、内側には駆動アーム部19の軸
部19bに対応する軸穴30bが穿設されている。
【0018】そして、この第2のコイル枠30には、図
1のように、絞り羽根35,36を支持する羽根支持部
31,32が一体に設けられている。そして、これら羽
根支持部31,32にはそれぞれ絞り羽根35の案内溝
35a,35b,35c、並びに羽根36の案内溝36
a,36b,36cなどと摺動自在に係合する案内突起
31a,31b,32a,32b等が突設されている。
【0019】光量調節部材である絞り羽根35,36
は、共に極く薄い合成樹脂片や金属薄片などでできてお
り、駆動アーム部19の係合ピン20a,20bと摺動
自在に係合する係合溝35a,36aが設けられている
と共に、案内突起31a,31b,32a,32bと係
合する案内溝35b,35c,35d,36b,36
c,36dがそれぞれ設けられている。
【0020】絞り羽根35,36にはそれぞれ切欠開口
A,Bが設けられており、両切欠開口A,Bの開閉によ
ってカメラの絞り開度を制御している。
【0021】次に、図1において符号40で示すもの
は、第1のコイル枠25の外周を囲繞してこれに嵌合
し、磁路を形成するヨークである。
【0022】このヨーク40には、図示のように一カ所
切り欠かれた間隙40aが設けられている。この間隙4
0aは、コイルに非通電の時、間隙40aに現れる自由
磁極と、ロータ11の磁極との間に作用する磁力(この
場合は斥力)がバランスする位置で、ロータ11を静止
させるために設けたものである。
【0023】従って、ロータ11はコイル非通電でこの
静止位置、即ち、ロータの中立位置を中心に、コイルへ
の正負の通電により、都合3位置をとることができ、絞
り羽根35,36を相対的に3種類の関係位置による絞
り開口に制御可能とするものである。
【0024】例えばコイルの正方向の通電で絞り羽根3
5、36は閉じ、非通電で小絞り(絞り開度が小)、負
方向の通電で大絞り(絞り開度が大)とすることができ
る。
【0025】またはコイルの正方向の通電で絞り羽根3
5、36を小絞り(絞り開度が小)、非通電で中絞り
(絞り開度が中)、負方向の通電で大絞り(絞り開度が
大)とすることもできる。
【0026】かかる3位置制御ではなく、間隙40aの
ないヨークであってもよく、絞り開口を連続した任意の
ものに制御することもできる。この場合、ロータの角度
位置を検出するためのホール素子などの検出素子をコイ
ル枠に添わせて設ける。また、コイルへの通電で回動し
たロータ11を閉じる方向に付勢するリターンスプリン
グを駆動アーム部19に取り付ける。
【0027】なお、第1のコイル枠25の開口部25b
からは、ロータ保持部材15の保持部16が覗いてはい
るが、ヨーク40とは干渉せず、その内周に沿うように
揺動するものである。
【0028】次に作用を説明する。初めに、断面略小判
形のように平坦部11a,11aを有するロータ11を
長径方向に着磁しておく。この場合、従来技術で示した
軸孔1aのようにロータ11の回動中心軸Oを貫通する
大きな孔は存在しないから、磁束は両磁極間に奇麗に揃
って形成され、少ない着磁エネルギで強力な磁石にする
ことができる。
【0029】次に、ロータ11を、一体になされたロー
タ保持部材15の保持部16に挿通させ、ロータ11の
小孔11b,11bに、保持部16の係合突起16a、
駆動アーム部19の係合突起19aを嵌着させる。
【0030】次いでロータ11と結合したロータ保持部
材15を第1のコイル枠25の空洞部に挿入し、軸部1
6bを第1のコイル枠25の軸穴に入れた後、第2のコ
イル枠30を軸穴30bに軸部19bに合わせるように
して、第1のコイル枠25に結合させる。
【0031】第1,第2のコイル枠25,30が一体に
結合されたならば、コイル巻回溝25a,30aに沿っ
てコイルを所定回数巻回し、端末をコイル端子26、2
6に結合しておく。
【0032】次いで、ヨーク40を第1のコイル枠25
の外周に沿って嵌合させる。この際、ヨーク40の間隙
40aの位置に注意する。すなわち、ロータ11の磁化
の方向と、この間隙40aとは所定の関係にあり、駆動
アーム部19が中立位置になるような、言い換えれば、
コイル非通電時、ロータ11が中立位置になる位置であ
る。
【0033】そして、駆動アーム部19の係合ピン20
a,20bを絞り羽根35,36の係合溝35a,36
aにそれぞれ係合させ、案内突起31a,31b,32
a,32bを羽根35,36のそれぞれの案内溝35
b,35c,35d,36b,36c,36dに係合さ
せれば組み立てが完了する。
【0034】上記のようにして組み立てられたカメラの
光量絞り装置10を、適合するカメラに装着することに
よって、カメラの絞り開度が制御される。
【0035】なお、本実施例のものは、切欠間隙40a
を有するヨーク40が用いられ、ロータ11と前記間隙
40a位置とは所定の位置に決められているので、コイ
ル非通電の時には、ロータ11、引いては駆動アーム部
19はその中立位置にあり、コイルに正負の通電によっ
て、駆動アーム部19、引いては絞り羽根35,36は
都合3種の位置、つまり、絞り開度として3種類を選択
することができ、ロータの回動角度センサなどの必要も
なく、安価なスチールカメラの絞り開度制御として好適
である。
【0036】ところで、ロータ11並びにロータ保持部
材15は、図5(A)〜図5(C)に示すようなロータ
41並びにロータ保持部材45としてもよい。
【0037】図5において、ロータ41は、直径方向に
向かって磁化された永久磁石であって、その上面41a
並びに底面41bには中心を通る直径方向に切欠部(係
合部)としての凹陥溝41c,41dが形成されてい
る。また、ロータ41に中心に位置する凹陥部41c,
41dには係合孔41e,41fが形成されている。
【0038】なお、係合孔41e,41fは、磁束に殆
ど影響しない程度の深さに設定されていると共に、ロー
タ41を貫通しているものでもない。
【0039】ロータ保持部材45は、ロータ41周面の
一部に軸線方向に沿っていると共に上面41aの凹陥溝
41cと底面41bの凹陥溝41dとに係合する平面視
コ字形状の枠としての保持部45aと、外部へ回動力を
取り出すための駆動アーム部45bとを一体に備えてい
る。また、ロータ保持部材45には、係合孔41eと結
合する係合突起45cと、係合孔41fと結合する係合
突起45dと、第1のコイル枠25に枢着する軸部45
eと、第2のコイル枠30に回動自在に枢着する軸部4
9fとが設けられている。さらに、駆動アーム部45b
の両端には絞り羽根35,36と係合する係合ピン45
g,45hが突設されている。
【0040】なお、図5に示したように、駆動アーム部
45bの一部を保持部45aとして共用してもよい。
【0041】このような構成においては、凹陥溝41
c,41dに保持部45aの端部45a1,45a2が
係合するようにロータ41を保持部45a内に挿入し、
端部45a1,45a2に案内させつつ係合孔41e,
41fに係合突起45c,45dを係合させることによ
りロータ41とロータ保持部材45とを組み付けること
ができ、しかも、保持部45aに凹陥溝41c,41d
を係合させることによってロータ41とロータ保持部材
45との相対回転が防止される。
【0042】次に例えば図5のロータ41とロータ保持
部材45を組み込んだ別の光量絞り装置について説明す
る。
【0043】図6に示すように、ビデオカメラは、複数
の撮影レンズ群L1、L2を備え、これら撮影レンズ群
L1、L2の間は、これらを透過する被写体光の光量を
絞るための光量絞り装置110が介設されている。ま
た、これら撮影レンズ群L1、L2の結像位置には、こ
れらを透過した被写体光が受光される撮像素子(CC
D)112が配設されている。この光量絞り装置110
は、撮像素子112からの検出出力に基づき、その絞り
量を最適な露出となるように駆動制御されるものであ
る。
【0044】この光量絞り装置110は、図7に分解斜
視状態で示されるように、中央部に円形状の撮影開口1
14が形成された細長い薄板状の基板116と、この基
板116上に、これの長手方向に沿って互いに相対的に
スライド移動可能に取り付けられ、撮影開口114を任
意の開口度(開口率)で閉塞するための一対の絞り羽根
118a,118bと、これら絞り羽根118a,11
8bをスライド駆動するための駆動モータ120とを概
略備えて構成されている。なお、駆動モータ120は、
基板116の下面に、スナップ係合によりワンタッチで
取り付けられている。
【0045】先ず、基板116には、幅方向に互いに離
間した状態で、駆動モータ120の一対の係合ピン45
g、45hが夫々遊嵌される一対の開口124a、12
4bが形成されている。
【0046】ここで、開口124a、124bの略コ字
形状の凹み部を各々規定する舌片126a、126b
は、各々の先端を下方に向けて略90度折曲されてい
る。そして、各舌片126a、126bの下方に折曲さ
れた先端部の互いに対向する内側面には、駆動モータ1
20のコイル組体128がスナップ係止される係止突起
130a、130bが一体的に突出形成されている。
【0047】また、基板116の略中央部における両側
縁には、幅方向に互いに離間した状態で、一対の羽根押
さえ132a、132bが、突出形成されている。
【0048】そして、絞り羽根118a、118bの基
端部には、係合ピン45g,45hが夫々貫通される貫
通穴134a、134bが、基板116の幅方向に沿っ
て延びた状態で形成されている。ここで、これら貫通穴
134a、134bに係合ピン45g、45hを夫々貫
通させた状態で、絞り羽根118a、118bを羽根押
さえ132a、132b内に嵌め込むことにより、係合
ピン45g、45hの揺動に応じて、絞り羽根118
a、118bは、基板116の長手方向に沿って互いに
相対的にスライド駆動されることになる。
【0049】次に、駆動モータ120の構成について、
詳細に説明する。
【0050】この駆動モータ120は、図7に分解斜視
状態で示すように、基板116に図中下方からスナップ
係合により取り付け固定されるコイル組体128と、こ
のコイル組体128の外周に遊嵌された状態で固定され
る円筒状のヨーク136と、コイル組体128の駆動コ
イル140及び制御コイル142に電気的に接続される
フレキシブルプリント基板144とを備えて概略構成さ
れている。
【0051】コイル組体128は、上下に2分割される
第1のコイル枠146A及び第2のコイル枠146Bか
らなるコイル枠146と、このコイル枠146内にこれ
の中心軸線回りに回動自在に収納される図5のロータ4
1及びロータ保持部材45と、コイル枠146の外周に
巻回された駆動コイル140及び制御コイル142(図
7)とから概略構成されている。
【0052】第1のコイル枠146Aのフレキシブルプ
リント基板144側には駆動コイル140及び制御コイ
ル142の両端がそれぞれ結合される端子ピン151が
4つ(2対)設けられ、各コイル端がそれぞれ接続され
ている。また、片側の側壁には開口163が形成され、
後述するホール素子164が対向するようになってい
る。
【0053】一方、第2のコイル枠146Bの周面に
は、内部に収容された駆動アーム部45bの両端を夫々
コイル枠146から外方に取り出すための一対の開口部
158が形成されている。
【0054】また、第2のコイル枠146Bの上部の両
側には、係止突起130a,130bが夫々相補的に嵌
合する係止穴160a,160bが形成されている。
【0055】フレキシブルケーブル基板144には、2
対の端子ピン151がそれぞれ挿入される2対の端子孔
152と、ロータ41の回動量を検出するためのホール
素子164が設けられている。このホール素子164
は、先ずフレキシブルプリント基板144に取り付けら
れ、2対の端子ピン151を端子孔152に挿入しなが
らコイル組体128とヨーク136との間に装着され、
開口163に対向させる。そして、端子ピン151とフ
レキシブルケーブル基板144とを半田付けすることに
より、ヨーク136を基板116との間に挟み込んで固
定できる。
【0056】ここで、円筒状のヨーク136には、その
軸方向に沿う全長に渡り、厚さ方向に貫通した状態で、
スリットなどの間隙162が形成されており、この間隙
162は、その上下両端において開放されている。換言
すれば、このヨーク136は、その軸方向視において、
略C字状に形成されている。
【0057】なお、間隙162はヨーク136の端面に
対して直角に軸方向に沿って形成されている。また、間
隙162の幅は軸方向に沿って等間隔(平行)である。
【0058】そして、この間隙162は、図8に示すよ
うに、この一実施例においては略40度の開き角度で形
成されている。
【0059】図8のようにコイル枠146に巻かれたコ
イル140、142の中心線D1に対して直交する直線
D2にヨーク136の間隙162の周方向に沿う中心P
0を一致させてヨーク136をセットすると、ロータ4
1を構成する永久磁石の磁化方向NSとコイル140、
142の中心線D1とが一致した状態でロータ41は停
止している。
【0060】この状態から図9のようにヨーク136の
間隙162の周方向に沿う中心P0を直線D2から図中
右回りに回転させると、ロータ41が安定状態に止まろ
うとする回転力により間隙162の移動に追従してロー
タ41が回転する。
【0061】しかし、ロータ41に取り付けられたロー
タ保持部材45の駆動アーム部45bの揺動範囲は第2
のコイル枠146Bに形成された一対の開口部158の
大きさにより規制され、駆動アーム部45bが開口部1
58の端縁に突き当たり(直線D3の位置)、それ以上
回転しない。この揺動範囲は例えば50度に設定してあ
る。そして、ヨーク136の間隙162の中心P0を駆
動アーム部45bの揺動範囲を超えて45度の位置(直
線D4の位置)で固定する。即ち、この駆動モータ12
0のヨーク136は図9の位置に固定されている。
【0062】従って、駆動アーム部45bが図9の直線
D3の位置(閉じ位置)にあるとき、絞り羽根118
a、118bにより撮影開口114は閉じ、駆動コイル
140に通電してロータ41を右回りに回転させて最大
に回転すると図10の直線D5の位置(開放位置)にな
る。
【0063】ここで、図9のように、ロータ41が羽根
118a、118bの閉じ位置にある状態において、こ
れの磁化方向NSと直交する直線D3が、間隙162の
中心P0を通る直線D4から略20度だけ偏位した位置
にあるので、この閉じ位置において、ロータ41は、図
中右回りの回動復帰力を、常時、受けていることにな
る。この結果、ロータ41は、弾性的に、この閉じ位置
に保持されることになる。
【0064】そして、ロータ41が駆動コイル140へ
の通電に伴い、閉じ位置(直線D3の位置)から開放位
置(直線D5の位置)に向けて図中左回りに回動され、
ロータ41の閉じ位置から回動量に応じて、徐々に回動
復帰力は増大することになる。
【0065】従って、駆動コイル140への通電が解除
されると、ロータ41は何れの回動位置にあろうとも、
上述した回動復帰力に基づき、閉じ位置(D3)に確実
に回動復帰することになる。
【0066】このように、ヨーク136に形成した間隙
162を所定位置に設定することにより、ロータ41
は、その揺動範囲の全領域に渡り、常に、閉じ位置に向
かう回動復帰力の作用を受けることになる。このため、
ロータ41を閉じ位置に向けて回動復帰させるためのリ
ターンスプリングを用いる必用がない。
【0067】また、このように構成される光量絞り装置
110の駆動コイル140には、図6に示すように、撮
像素子112で受光された被写体光の光量に応じて出力
される輝度信号がオペアンプ168を介して駆動信号と
して入力され、この駆動信号の強弱に応じて、その通電
量が制御されることになる。このように駆動信号が入力
されると駆動コイル140は励磁され、所定の磁界が発
生することになる。この結果、上述した回動復帰力に対
抗して、ロータ41は動作位置に向けて、図中反時計方
向に回動駆動され、これにより、一対の絞り羽根118
a,118bは撮影開口14を所定の開口度(開口率)
で開放することになる。このようにして、撮像素子11
2には、常に一定の光量で被写体光が入射されることに
なる。
【0068】なお、制御コイル142には、ロータ41
の回動に応じて逆起電力が発生するが、この制御コイル
142は、オペアンプ168のマイナス側の入力端子に
接続される基準電位に接続されているので、上述した駆
動信号は、輝度信号から制御コイル142で発生した信
号が抑制成分として減じられた状態で規定されることに
なる。
【0069】本発明の駆動モータ装置は、他に以下に示
すようなものでもよい。
【0070】例えば、変形例1として図12に示すよう
に、軸部材201、202を円筒ロータ200の上面及
び底面の円心に接着剤等で貼り付けてもよく。
【0071】また、変形例2として図13に示すよう
に、軸部材211、212に形成した突起部211a、
212aを円筒ロータ210の上面、底面に形成された
孔にそれぞれ圧入してもよい。
【0072】さらに、変形例3として図14に示すよう
に、円筒ロータ220の上面及び底面のそれぞれの円心
に凹部220a、220bを形成し、この凹部に係合し
てロータ220を回転自在に支持する凸部が形成された
支持手段220でロータ220を覆ってもよい。
【0073】変形例4としては図15に示すように、コ
の字状のロータ保持部材241に軸部241a、241
bを形成し、ロータ保持部材241の両脚部241c、
241dを円筒状ロータ240の上面及び底面に形成し
た凹溝240a、240bに圧入してもよい。
【0074】変形例5としては図16に示すように、円
筒ロータ250の上面、底面のそれぞれに凹溝250
a、250bを形成し、軸部251aが形成された第1
のロータ保持部材251を円筒ロータ250の上面に形
成した凹溝250aに圧入し、軸部252aが形成され
た第2のロータ保持部材252を円筒ロータ250の底
面に形成した凹溝250bに圧入してもよい。
【0075】このように、本発明は上述に示した光量絞
り装置に適応される駆動モータ装置の実施例、変形例及
び変形例1から変形例5に限定されるものでなく、種々
の変形が可能である。
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラの光量絞り装置の分解斜視図である。
【図2】ロータの軸直角断面形状と着磁方向を示す説明
図である。
【図3】(A)はロータとロータ保持部材とを組み付け
た状態の平面図、(B)はロータとロータ保持部材とを
組み付けた状態の一部断面図である。
【図4】コイル枠内にロータ保持部材と結合したロータ
を組み込んだ一部断面図である。
【図5】本発明の光量絞り装置に適応される駆動モータ
装置の変形例を示し、(A)はロータの斜視図、(B)
はロータとロータ保持部材との分解図、(C)はロータ
とロータ保持部材とを組み付けた断面図である。
【図6】この発明に係わるカメラの光量絞り装置の一実
施例をビデオカメラに適用した場合の構成を概略的に示
すシステム構成図である。
【図7】別の光量絞り装置を分解した状態で示す分解斜
視図である。
【図8】安定状態にあるロータとヨークに形成された間
隙との位置関係を示す平面断面図である。
【図9】閉じ位置にあるロータとヨークに形成された間
隙との位置関係を示す平面断面図である。
【図10】動作位置にあるロータとヨークに形成された
間隙との位置関係を示す平面断面図である。
【図11】従来装置のロータの構造及び駆動アーム部の
説明図である。
【図12】本発明の駆動モータ装置の変形例1を示し、
(A)は変形例1の斜視図、(B)は変形例1の断面図
である。
【図13】本発明の駆動モータ装置の変形例2を示し、
(A)は変形例2の斜視図、(B)は変形例2の断面図
である。
【図14】本発明の駆動モータ装置の変形例3を示し、
(A)は変形例3の斜視図、(B)は変形例3の断面図
である。
【図15】本発明の駆動モータ装置の変形例4を示し、
(A)は変形例4の斜視図、(B)は変形例4の断面図
である。
【図16】本発明の駆動モータ装置の変形例5を示し、
(A)は変形例5の斜視図、(B)は変形例5の断面図
である。
【符号の説明】
11…ロータ 11a…平坦部(切欠部) 15…ロータ保持部材 16…保持部 41…ロータ 41c…凹陥溝(切欠部) 41d…凹陥溝(切欠部) 45…ロータ保持部材 45a…保持部 110 カメラの自動光量絞り装置 112 撮像素子 114 撮影開口 116 基板 118a;118b 絞り羽根 120 駆動モータ 128 コイル組体 136 ヨーク 140 駆動コイル 142 制御コイル 144 フレキシブルプリント基板 146 コイル枠 146A 第1のコイル枠 146B 第2のコイル枠 164 ホール素子
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】追加
【補正内容】
【図12】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】追加
【補正内容】
【図13】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】追加
【補正内容】
【図14】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】追加
【補正内容】
【図15】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】追加
【補正内容】
【図16】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定されたコイルと、このコイルに通電
    することにより回転する永久磁石からなる円筒状のロー
    タと、該ロータを回転させるための回転軸部材と、前記
    回転軸部材を受ける軸受け部材と、を備え、 前記回転軸部材を前記ロータ表面に取り付けたことを特
    徴とする駆動モータ装置。
  2. 【請求項2】前記ロータに前記回転軸部材を取り付ける
    取付部を形成したことを特徴とする請求項1記載の駆動
    モータ装置。
  3. 【請求項3】 前記取付部は、前記ロータの表面に形成
    された凹陥溝であることを特徴とする請求項2に記載の
    駆動モータ装置。
  4. 【請求項4】 前記取付部は、前記ロータの周面の一部
    に形成された平面であることを特徴とする請求項2に記
    載の駆動モータ装置。
  5. 【請求項5】 前記取付部は、前記ロータの周面の一部
    に前記ロータの磁極方向と平行に形成された平面である
    ことを特徴とする請求項2に記載の駆動モータ装置。
  6. 【請求項6】 前記取付部は、前記ロータの表面に形成
    された孔であるとともに、前記回転軸部材は前記ロータ
    の孔と係合するよう形成された突起を備えていることを
    特徴とする請求項2に記載の駆動モータ装置。
  7. 【請求項7】 前記回転軸部材は、矩形の枠であること
    を特徴とする請求項2乃至請求項5の何れかに記載の駆
    動モータ装置。
  8. 【請求項8】 前記回転軸部材は、コ字形状の枠である
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れかに記載
    の駆動モータ装置。
  9. 【請求項9】 固定されたコイルと、このコイルに通
    電することにより回転する永久磁石からなる円筒状のロ
    ータと、前記ロータの互いに対向する円平面の円心を挟
    持して、前記ロータを回転自在に支持する少なくとも1
    つの支持部材を具備したことを特徴とする駆動モータ装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ロータの互いに対向する円平面の
    円心に凹部を形成するとともに、前記支持手段に前記ロ
    ータの凹部と係合する凸部を形成したことを特徴とする
    請求項9に記載の駆動モータ装置。
  11. 【請求項11】 受光開口を開閉する絞り羽根と、この
    絞り羽根を移動して開口面積を制御する駆動手段と、前
    記駆動手段の駆動を前記絞り羽根に伝達するアーム状の
    伝達部材を備える光量絞り装置において、 前記駆動手段を永久磁石からなるロータと該ロータを回
    転させるための磁束を発生させるコイルで構成し、 前記伝達部材に前記ロータの回転軸を形成するととも
    に、前記伝達部材を該ロータの表面に取り付けたことを
    特徴とする光量絞り装置。
  12. 【請求項12】 前記ロータの表面に前記伝達部材を取
    り付ける凹陥溝を形成したことを特徴とする請求項11
    に記載の光量絞り装置。
  13. 【請求項13】 前記伝達部材は、前記ロータに取り付
    けるための矩形の枠またはコ字形状の枠を有することを
    特徴とする請求項12に記載の光量絞り装置。
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