JP2007193145A - 光量調節装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光量調節装置1は、光量調節部材14,15を作動させるマグネット駆動装置2を備えており、マグネット駆動装置2は、ローターマグネット3を包囲するようにボビン4を配置し、さらに、ボビン4を包囲するようにヨーク5を配置してある。そして、ローターマグネット3の外径dをヨーク5の外径Dの1/2以下とし、ローターマグネット3の最大エネルギー積を30以上としてある。
【選択図】図1
Description
マグネット駆動装置52は、ローターマグネット53を包囲するようにボビン54を配置してあり、さらに、ボビン54を包囲するようにヨーク55を配置してある。
回転軸56の一端部には作動部材57を連結してあり、作動部材57の両端部には係合ピン58a,58bを突設してある。
ヨーク55は、図5及び6に示すように、強磁性体材料から形成し、ボビン54を包囲するように配置してある。
光量調節部材65は、図7に示すように、右側上端部に案内長孔部65aを、右側部に案内長孔部65bを穿設し、左側下部に切欠部65cを形成してある。
又、ローターマグネットの外径を小さくすることによって、コイル線を巻き回すスペースが増大し、より多くのコイル線を巻き付けることが可能となり、それだけ駆動トルクを増大させることができる。
図1は、本発明の光量調節装置のマグネット駆動装置を回転軸に垂直に切断した断面図であり、図2は、本発明の光量調節装置のマグネット駆動装置を回転軸に平行に切断した断面図であり、図3は、本発明の光量調節装置の側面図であり、図4は、本発明の光量調節装置の分解斜視図である。
マグネット駆動装置2は、ローターマグネット3を包囲するようにボビン4を配置してあり、さらに、ボビン4を包囲するようにヨーク5を配置してある。
回転軸6の一端部6bには作動部材7を嵌着等によって連結してあり、作動部材7の両端部は円筒状部7a,7bとしてある。さらに、円筒状部7a,7bには係合ピン8a,8bを突設してある。
ヨーク5は、図1及び2に示すように、強磁性材料から形成し、ボビン4を包囲するように配置してある。このヨーク5によって、電磁コイルに通電することにより形成される磁界を閉塞し、磁界の強度を高めると共に、磁束が漏洩することを防止する。
又、ローターマグネット3の外径dを小さくすることによって、コイル線9を巻き回すスペースが増大するから、より多くのコイル線9を巻き付けることが可能となり、それだけ駆動トルクを増大させることができる。
ここで、マグネットの総合的なエネルギー量(U)は、マグネットの体積(V)と最大エネルギー積(BHmax )とによって、次式のように表すことができる。
U=V×BHmax (1)
U=(3.5/2)2×π×5×15=721.6
となる。
ヨーク5の外径Dをφ6mm、ローターマグネット3の外径dをφ2.65mm、長さlを4.4mmとした場合に、上記と同等のエネルギー量(U)を実現するためには、最大エネルギー積(BHmax )は、
BHmax=U/V=721.6/(2.65/2)2×π×4.4
=29.7
とする必要がある。
よって、本発明においては、ローターマグネット3の最大エネルギー積を30以上とすることにした。
又、左側部には上下に支持ピン12a,12bを突設し、右側部には上下に支持ピン13a,13bを突設してある。
光量調節部材15は、図3に示すように、右側上端部に案内長孔部15aを、右側上端部から下端部に掛けて案内長孔部15bを穿設してある。又、左側下部には切欠部15cを形成してある。
又、地板11の案内長孔部11bに作動部材7の円筒状部7aを嵌挿させ、光量調節部材14の案内長孔部14aに係合ピン8aを嵌挿させると共に、地板11の案内長孔部11cに作動部材7の円筒状部7bを嵌挿させ、光量調節部材15の案内長孔部15aに係合ピン8bを嵌挿させてある。
これによって、係合ピン8a,8bも移動し、係合ピン8aによって光量調節部材14が、係合ピン8bによって光量調節部材15が、図3に矢印Yで示す方向であって、互いに反対向きに摺動する。
このように、光量調節部材14の切欠部14c及び光量調節部材15の切欠部15cの接近、離反によって開口部11aの開口面積を適宜調節することができるから、開口部11aを通過する光量を調節することができる。
2 マグネット駆動装置
3 ローターマグネット
5 ヨーク
14 光量調節部材
15 光量調節部材
Claims (3)
- 光量調節部材を作動させるマグネット駆動装置を備えた光量調節装置において、ローターマグネットの外径をヨークの外径の1/2以下としたことを特徴とする光量調節装置。
- 前記ローターマグネットの最大エネルギー積を30以上としたことを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
- 前記ヨークの外径を8.5mm以下としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光量調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006011783A JP2007193145A (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | 光量調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006011783A JP2007193145A (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | 光量調節装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007193145A true JP2007193145A (ja) | 2007-08-02 |
Family
ID=38448883
Family Applications (1)
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JP2006011783A Pending JP2007193145A (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | 光量調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007193145A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101179669B1 (ko) | 2010-12-08 | 2012-09-04 | 자화전자(주) | 카메라 렌즈용 광량 자동조절장치 |
Citations (4)
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JPH10333206A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-12-18 | Nisca Corp | 駆動モータ装置及び光量絞り装置 |
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-
2006
- 2006-01-20 JP JP2006011783A patent/JP2007193145A/ja active Pending
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