JPH10333029A - 画像読取り用レンズ - Google Patents

画像読取り用レンズ

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JPH10333029A
JPH10333029A JP15438597A JP15438597A JPH10333029A JP H10333029 A JPH10333029 A JP H10333029A JP 15438597 A JP15438597 A JP 15438597A JP 15438597 A JP15438597 A JP 15438597A JP H10333029 A JPH10333029 A JP H10333029A
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JP
Japan
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lens
group
conditional expression
refractive index
abbe number
Prior art date
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Application number
JP15438597A
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English (en)
Inventor
Kazuyasu Ohashi
和泰 大橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10333029A publication Critical patent/JPH10333029A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】倍率の色収差の低減化、大口径化と広画角化、
読取りの高密度化を実現する。 【解決手段】変形クセノタ型のレンズ光学系10は、物
体側から像側に順に、第1、第2群レンズL1,L2、絞
り7、第3,第4群レンズL3,L4を配設して構成され
る。第1群レンズL1は、物体側に凸面を向けた正メニ
スカス形状の第1レンズ1で形成され、第2群レンズL
2は、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第2レ
ンズ2と像側に凹面を向けた負メニスカス形状の第3レ
ンズ3を接合して形成される。第3群レンズL3は、物
体側に凹面を向けた負メニスカス形状の第4レンズ4で
形成され、第4群レンズL4は、両凹形状の第5レンズ
5と、像側に強い凸面を向けた両凸形状の第6レンズ6
を接合して形成される。その屈折率とアッベ数と面間隔
を最適に設定することによって、特に倍率の色収差が低
減でき、像倍率が0.16535付近で高い読取り密度
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル複写機
やファクシミリ機器の原稿読取り部、イメージスキャナ
ー機器の原稿読取り部、マイクロリーダープリンタ等に
用いる拡大レンズ、カメラ用のマクロレンズ等として用
いて有用な画像読取り用レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の画像読取り用レンズと
しては、3〜7枚のレンズで構成される各種レンズタイ
プが用いられていて、中でも読取り密度が400dpi
以上で半画角が20°前後の比較的に高いスペックを要
求される場合には、4群6枚構成のガウスタイプかその
変形タイプ、4群5枚構成のクセノタタイプかその変形
タイプが用いられることが多い。また、ディジタル複写
機、ファクシミリ機器等の原稿読取り部は、その読取り
密度が200ないし400dpiが一般的であったが、
近年の高画質化の要求が高まっていることから、さらに
高い読取り密度が望まれている。読取り密度を高めるこ
とによって解像力の向上やモアレの減少等が期待される
からである。
【0003】さて、現在、ディジタル複写機やファクシ
ミリ機器等の原稿読取り部に用いられるCCD(固体撮
像素子)の画素サイズは、製品化されているものの中で
は7μmのものが最も小さい。この場合、画像読取り用
レンズには、像面空間周波数が71.4本/mmという高
周波における解像度やコントラストが要求される。一
方、CCDの画素サイズを変更せず、換言すれば現在の
画素サイズの最小の7μm程度のものをそのまま用いて
読取り密度を向上させようとすると、画像読取り用レン
ズの結像倍率を大きくする必要がある。例えば、読取り
密度が400dpiの場合、結像倍率は、0.1102
4であるが、読取り密度が600dpiになると、結像
倍率は、0.16535となる。
【0004】従って、必要とされる読取り密度に応じて
結像倍率が異なるので、これに伴って画像読取り用レン
ズの光学設計も自ずから変更する必要があるが、結像倍
率が大きい(読取り密度が高い)方が大きな収差補正を
施さなければならないために収差補正的に不利であると
いえる。また、画像読取り用レンズには、装置の小形化
のために、共役長(物体と像の間の距離)を短くできる
ように広画角であることが要求され、さらに、高速に読
取るために大口径である(明るい;FNo.が小さい)こ
とが要求されている。さらに、当然ながら低コストであ
ることも要求され、これらは読取り密度に関わらず共通
の課題である。
【0005】従来知られている画像読取り用レンズの殆
ど大半は、読取り密度が400dpi以下を狙いとして
設計されたものであるので、結像倍率を変更し、読取り
密度600dpiで用いる場合には、充分な結像性能を
得ることができない。また、画像読取り用レンズが用い
られる機器によっておいては、バックフォーカスが短
く、かつ開口効率がよい状態で各種収差を低減した例
が、特開昭63−133112号公報に「変形ガウス型
レンズ」として記載されている。
【0006】これは、レンズ構成を4群6枚構成とした
もので、物体側より像側に向けて順に、第1レンズ、第
2レンズ、第3レンズ、絞り、第4レンズ、第5レン
ズ、第6レンズを配置し、当該絞りより像側のレンズ
(第4ないし第6レンズ)を、いわゆるオルソメタタイ
プと同様のレンズ構成としたものである。この例の場
合、第1レンズは、物体側に凸面を向けた正メニスカス
形状とされ、第2レンズは、物体側に凸面を向けた正メ
ニスカス形状とされ、第3レンズは、物体側の凸面が上
記第2レンズの凹面に接合された負メニスカス形状とさ
れ、第4レンズは、像面側に凸面を向けた正メニスカス
形状とされ、第5レンズは、両凹形状とされ、第6レン
ズは、該第5レンズの像面側の凹面に接合された凸面と
像面側に向けた凸面とにより両凸形状とされている。
【0007】そして、このような第1レンズないし第6
レンズのそれぞれの曲率半径、屈折率、アッベ数ν、面
間隔を最適に設計することによって、バックフォーカス
が短く、かつ開口値がF4.0と大口径で、開口効率が
よい状態で各種収差を低減し得るようになっている。ま
た、上述のような「変形ガウス型レンズ」の他に、4群
5枚構成でなる「通常のクセノタ型レンズ」がある。こ
のレンズ構成は、物体側より像側に向けて順に、正の屈
折力を持つ第1群レンズ、負の屈折力を持つ第2群レン
ズ、絞り、負の屈折力を持つ第3群レンズ、正の屈折力
を持つ第4群レンズを配設したものである。
【0008】この第1群レンズは、物体側に凸面を向け
た正メニスカス形状のレンズでなり、第2群レンズは、
物体側に凸面を向けた正メニスカス形状のレンズと像側
に凹面を向けた負メニスカス形状のレンズを接合してな
り、第3群レンズは、物体側に凹面を向けた負メニスカ
ス形状のレンズでなり、第4群レンズは、像側に凸面を
向けた正メニスカス形状のレンズから構成されている。
そして、このような第1群レンズないし第4群レンズの
それぞれの曲率半径、屈折率、アッベ数ν、面間隔を最
適に設計することによって、画像読取り用レンズとする
ことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】「通常のクセノタ型レ
ンズ」でなる従来の画像読取り用レンズは、大口径化と
高画角化を達成することができるものの、4群6枚構成
の「変形ガウス型レンズ」に比べて倍率の色収差を補正
する能力に劣っているという問題がある。この問題は、
従来、読取り密度400dpi(CCD画素サイズ7μ
mで結像倍率が0.11024)を得ることを狙いとし
ているために、読取り密度が400dpi以上の値、例
えば600dpiを得るために、結像倍率を変更(結像
倍率0.11024から0.16535への変更)した
ときには充分な結像性能を得ることができない。
【0010】本発明は、以上の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、結像倍率が0.16535付近で用
いた場合に、高い読取り密度(CCD画素サイズが7μ
mであるならば600dpi)が得られると共に、倍率
の色収差が著しく低減でき、しかも大口径化と広画角化
を達成することができる画像読取り用レンズを提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、請求項1に係る画像読取り用レンズは、物体側
より像側に向けて順に、正の屈折力を持つ第1群レン
ズ、負の屈折力を持つ第2群レンズ、絞り、負の屈折力
を持つ第3群レンズ、正の屈折力を持つ第4群レンズを
配設した画像読取り用レンズにおいて、上記第1群レン
ズは、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第1レ
ンズでなり、上記第2群レンズは、物体側に凸面を向け
た正メニスカス形状の第2レンズと、像側に凹面を向け
た負メニスカス形状の第3レンズを接合してなり、上記
第3群レンズは、物体側に凹面を向けた負メニスカス形
状の第4レンズでなり、上記第4群レンズは、両凹形状
の第5レンズと、像側に強い凸面を向けた両凸形状の第
6レンズを接合してなり、上記第5レンズおよび第6レ
ンズが、下記条件式およびを満たすように構成する
ことを特徴とするものである。 条件式 0.005<(n5 −n6 )<0.035 条件式 −21.0<(ν5 −ν6 )<−17.0 ただし、n5 は上記第5レンズの屈折率、n6は上記第
6レンズの屈折率、ν5は上記第5レンズのアッベ数、
ν6 は上記第6レンズのアッベ数を表す。
【0012】また、請求項2に係る画像読取り用レンズ
は、請求項1における第1レンズないし第3レンズを、
下記条件式およびを満たすように構成することを特
徴とするものである。 条件式 0.030<{(n1 +n2 )/2}−n
3 <0.080 条件式 15.0<{(ν1 +ν2 )/2}−ν3
23.0 ただし、n1 は上記第1レンズの屈折率、n2 は上記
第2レンズの屈折率、n3 は上記第3レンズの屈折率、
ν1 は上記第1レンズのアッベ数、ν2 は上記第2レン
ズのアッベ数、ν3 は上記第3レンズのアッベ数を表
す。
【0013】また、請求項3に係る画像読取り用レンズ
は、請求項1または請求項2における第1群レンズおよ
び第4群レンズを、下記条件式およびを満たすよう
に構成することを特徴とするものである。 条件式 0.95<(f1 /f)<1.15 条件式 0.65<(f4 /f)<0.85 ただし、fはレンズ全系の焦点距離、f1は上記第1群
レンズの焦点距離、f4は上記第4群レンズの焦点距離
を表す。
【0014】また、請求項4に係る画像読取り用レンズ
は、請求項1ないし請求項3のいずれかにおける第1群
レンズないし第4群レンズを、下記条件式およびを
満たすように構成することを特徴とするものである。 条件式 1.50<(f12/f)<1.70 条件式 0.95<(f34/f)<1.15 ただし、f12は上記第1群および第2群レンズの合成焦
点距離、f34は上記第3群および第4群レンズの合成焦
点距離を表す。
【0015】
【作用】以上のように構成された請求項1に係る画像読
取り用レンズにおける条件式および条件式は、第4
群レンズを構成する第5レンズと第6レンズの屈折率と
アッベ数を規制するもので、条件式の範囲外では、倍率
の色収差を良好に補正できず、周辺部で結像性能が悪化
してしまうために高い読取り密度を実現することが困難
となる。
【0016】また、請求項2に係る画像読取り用レンズ
における条件式および条件式は、絞りよりも物体側
に配置された第1群レンズおよび第2群レンズを構成す
る第1レンズないし第3レンズのそれぞれの屈折率とア
ッベ数の関係を規制するものであり、ペッツバール和の
減少と、軸上の色収差の低減を両立させるためには、条
件式と条件式を満たすことが望ましい。{(n1
2 )/2}−n3 の値が、条件式の上限値0.08
0を越えると、ペッツバール和が小さくなり過ぎてしま
い像面が正側に倒れる傾向があり、下限値0.030を
下回るとペッツバール和が大きくなり過ぎてしまい像面
が負側に倒れる傾向がある。また、{(ν1 +ν2 )/
2}−ν3 の値が、条件式の上限値23.0を越える
と、短波長域の結像位置が主波長域に比べて正側に大き
くずれる傾向があり、下限値15.0を下回ると、短波
長域の結像位置が主波長域に比べて負側に大きくずれる
傾向がある。
【0017】また、請求項3に係る画像読取り用レンズ
における条件式と条件式は、第1群レンズと第4群
レンズを構成する第1レンズと第5レンズと第6レンズ
のそれそれの屈折力を規制するものであり、レンズの小
形化とコマ収差の低減を両立させるためには、当該条件
式と条件式を満足させることが望ましい。(f1
f)の値が条件式の上限値1.15を越えて第1群レ
ンズの屈折力が弱まると、レンズが大型化し、コストア
ップを招き、また、下限値0.95を下回って第1群レ
ンズの屈折力が強まると、コマ収差が大きく発生する傾
向があり、結像性能を低下させる要因となる。これと共
に、(f4 /f)の値が条件式の上限値0.85を越
えて第4群レンズの屈折力が弱まるとレンズが大型化
し、コストアップを招き、また、下限値0.65を下回
って第4群レンズの屈折力が強まると、コマ収差が大き
く発生する傾向があり、結像性能を低下させる要因とな
る。
【0018】また、請求項4に係る画像読取り用レンズ
における条件式と条件式は、絞りよりも物体側に配
設された第1群レンズと第2群レンズによる屈折力と、
絞りよりも像側に配設された第3群レンズと第4群レン
ズによる屈折力とを規制するもので、結像倍率が0.1
6535付近で使用する場合に歪曲収差を良好に補正す
るためには、当該条件式と条件式を満たすことが望
ましい。(f12/f)の値が条件式の上限値1.70
を越えたり(f34/f)の値が条件式の下限値0.9
5を下回ったりすると、負の歪曲収差が大きく発生し、
(f12/f)の値が条件式の下限値1.50を下回っ
たり(f34/f)の値が条件式の上限値1.15を越
えたりすると,正の歪曲収差が大きく発生する傾向があ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】
[発明の第1の実施の形態]以下、本発明の第1の実施
の形態を、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実
施の形態に係る画像読取り用レンズの光学系を示す図で
あり、物体側(図1紙面の左側)より像側(図1紙面の
右側)に向けて、正の屈折力を持つ第1群レンズL1
負の屈折力を持つ第2群レンズL2、絞り7、負の屈折
力を持つ第3群レンズL3、正の屈折力を持つ第4群レ
ンズL4を順に配設してレンズ光学系10が構成されて
いる。
【0020】詳しくは、第1群レンズL1は、物体側に
凸面を向けた正メニスカス形状の第1レンズ1でなり、
第2群レンズL2は、物体側に凸面を向けた正メニスカ
ス形状の第2レンズ2と像側に凹面を向けた負メニスカ
ス形状の第3レンズ3を接合して構成されている。ま
た、第3群レンズL3は、物体側に凹面を向けた負メニ
スカス形状の第4レンズ4でなり、第4群レンズL
4は、両凹形状の第5レンズ5と、像側に強い凸面を向
けた両凸形状の第6レンズ6を接合して構成されてい
る。尚、8はカバーガラスであり、CCD受光面9の直
前に配設される。
【0021】また、第4群レンズL4を形成する第5レ
ンズ5および第6レンズ6が、下記条件式およびを
満たすように構成されている。 条件式 0.005<(n5 −n6 )<0.035 条件式 −21.0<(ν5 −ν6 )<−17.0 ただし、n5 は上記第5レンズの屈折率、n6 は上記第
6レンズの屈折率、ν5 は上記第5レンズのアッベ数、
ν6 は上記第6レンズのアッベ数を表す。
【0022】また、第1群レンズL1と第2群レンズL2
のそれぞれを形成する第1レンズ1と第2レンズ2と第
3レンズ3は、下記条件式およびを満たすように構
成されている。 条件式 0.030<{(n1 +n2 )/2}−n3
<0.080 条件式 15.0<{(ν1 +ν2 )/2}−ν3
23.0 ただし、n1 は上記第1レンズの屈折率、n2 は上記第
2レンズの屈折率、n3 は上記第3レンズの屈折率、ν
1 は上記第1レンズのアッベ数、ν2 は上記第2レンズ
のアッベ数、ν3 は上記第3レンズのアッベ数を表す。
【0023】さらに、第1群レンズL1と第4群レンズ
4を、下記条件式およびを満たすように構成され
ている。 条件式 0.95<(f1 /f)<1.15 条件式 0.65<(f4 /f)<0.85 ただし、fはレンズ全系の焦点距離、f1 は上記第1群
レンズの焦点距離、f 4 は上記第4群レンズの焦点距離
を表す。
【0024】さらに、第1群レンズL1ないし第4群レ
ンズL4は、下記条件式およびを満たすように構成
されている。 条件式 1.50<(f12/f)<1.70 条件式 0.95<(f34/f)<1.15 ただし、f12は上記第1群レンズと上記第2群レンズの
合成焦点距離、f34は上記第3群レンズと上記第4群レ
ンズの合成焦点距離を表す。
【0025】次に、条件式ないし条件式の趣旨につ
いて説明する。条件式および条件式は、第4群レン
ズL4を構成する第5レンズ5と第6レンズ6の屈折率
5 ,n6 とアッベ数ν5 ,ν6 を規制するもので、条
件式の範囲外では、倍率の色収差を良好に補正できず、
周辺部で結像性能が悪化してしまうために高い読取り密
度を実現することが困難となる。変形クセノタ型レンズ
において、さらに高い結像性能を得るために、以下の要
件を設定している。
【0026】そのうち、条件式および条件式は、絞
り7よりも物体側に配置された第1群レンズL1および
第2群レンズL2を構成する第1レンズ1、第2レンズ
2、第3レンズ3のそれぞれの屈折率n1 ,n2 ,n3
とアッベ数ν1,ν2 ,ν3 の関係を規制するものであ
り、ペッツバール和の減少と、軸上の色収差の低減を両
立させるためには、条件式と条件式が満たされるこ
とが望ましい。{(n1 +n2 )/2}−n3 の値が条
件式の上限値0.080を越えるとペッツバール和が
小さくなり過ぎてしまい、像面が正側に倒れる傾向があ
り、下限値0.030を下回るとペッツバール和が大き
くなり過ぎてしまい、像面が負側に倒れる傾向がある。
また、{(ν1 +ν2 )/2}−ν3 の値が、条件式
の上限値23.0を越えると、短波長域の結像位置が主
波長域に比べて正側に大きくずれる傾向があり、下限値
15.0を下回ると、短波長域の結像位置が主波長域に
比べて負側に大きくずれる傾向にある。
【0027】また、条件式と条件式は、第1群レン
ズL1と第4群レンズL4を構成する第1レンズ1と第5
レンズ5と第6レンズ6のそれそれの屈折力を規制する
ものであり、レンズの小形化とコマ収差の低減を両立さ
せるためには、当該条件式と条件式を満足すること
が望ましい。(f1 /f)の値が、条件式の上限値
1.15を越えて第1群レンズL1の屈折力が弱まる
と、レンズが大型化し、コストアップを招き、下限値
0.95を下回って第1群レンズL1の屈折力が強まる
とコマ収差が大きく発生する傾向があり、結像性能を低
下させる要因となる。これと共に、(f4 /f)の値が
条件式の上限値0.85を越えて第4群レンズL4
屈折力が弱まるとレンズが大型化し、コストアップを招
き、下限値0.65を下回って第4群レンズL4の屈折
力が強まると、コマ収差が大きく発生する傾向があり、
結像性能を低下させる要因となる。
【0028】また、条件式と条件式は、絞り7より
も物体側に配設された第1群レンズL1と第2群レンズ
2による屈折力と、絞り7よりも像側に配設された第
3群レンズL3と第4群レンズL4による屈折力とを規制
するもので、結像倍率が0.16535付近で使用する
場合に歪曲収差を良好に補正するためには、当該条件式
と条件式が満たさることが望ましい。(f12/f)
の値が条件式の上限値1.70を越えたり(f34
f)の値が条件式の下限値0.95を下回ったりする
と、負の歪曲収差が大きく発生し、(f12/f)の値が
条件式の下限値1.50を下回ったり(f34/f)の
値が条件式の上限値1.15を越えたりすると、正の
歪曲収差が大きく発生する傾向がある。
【0029】[発明の第2の実施の形態]次に、本発明
の第2の実施の形態を図4を用いて説明する。図4は、
本発明の第2の実施の形態に係る例の画像読取り用レン
ズの光学系を示す図であり、物体側(図4紙面の左側)
より像側(図4紙面の右側)に向けて順に、正の屈折力
を持つ第1群レンズL11、負の屈折力を持つ第2群レン
ズL12、絞り17、負の屈折力を持つ第3群レンズ
13、正の屈折力を持つ第4群レンズL14を配設してレ
ンズ光学系20が構成されている。
【0030】詳しくは、第1群レンズL11は、物体側に
凸面を向けた正メニスカス形状の第1レンズ11でな
り、第2群レンズL12は、物体側に凸面を向けた正メニ
スカス形状の第2レンズ12と像側に凹面を向けた負メ
ニスカス形状の第3レンズ13を接合して構成されてい
る。また、第3群レンズL13は、物体側に凹面を向けた
負メニスカス形状の第4レンズ14でなり、第4群レン
ズL14は、両凹形状の第5レンズ15と、像側に強い凸
面を向けた両凸形状の第6レンズ16を接合して構成さ
れている。尚18は、カバーガラスであり、CCD受光
面9の直前に配設される。
【0031】また、第4群レンズL14を形成する第5レ
ンズ15および第6レンズ16が、条件式およびを
満たすように構成されている。 条件式 0.005<(n15−n16)<0.035 条件式 −21.0<(ν15−ν16)<−17.0 ただし、n15は上記第5レンズ15の屈折率、n16は上
記第6レンズ16の屈折率、ν15は上記第5レンズ15
のアッベ数、ν16 は上記第6レンズ16のアッベ数を
表す。
【0032】また、第1群レンズL11と第2群レンズL
12のそれぞれを形成する第1レンズ11と第2レンズ1
2と第3レンズ13は、下記条件式およびを満たす
ように構成されている。 条件式 0.030<{(n11+n12)/2}−n13
<0.080 条件式 15.0<{(ν11+ν12)/2}−ν13
23.0 ただし、n11は上記第1レンズ11の屈折率、n12
上記第2レンズ12の屈折率、n13は上記第3レンズ1
3の屈折率、ν11は上記第1レンズ11のアッベ数、ν
12は上記第2レンズ12のアッベ数、ν13は上記第3レ
ンズ13のアッベ数を表す。
【0033】さらに、第1群レンズL11および第4群レ
ンズL14を、下記条件式およびを満たすように構成
されている。 条件式 0.95<(f11/f)<1.15 条件式 0.65<(f14/f)<0.85 ただし、fはレンズ全系の焦点距離、f11は上記第1群
レンズL11の焦点距離、f14は上記第4群レンズL14
焦点距離を表す。
【0034】さらに、第1群レンズL11ないし第4群レ
ンズL14は、下記条件式およびを満たすように構成
されている。 条件式 1.50<(f1112/f)<1.70 条件式 0.95<(f1314/f)<1.15 ただし、f1112は上記第1群レンズL11と上記第2群レ
ンズL12の合成焦点距離、f1314は上記第3群レンズL
13と上記第4群レンズL14の合成焦点距離を表す。
【0035】次に、条件式ないし条件式の趣旨につ
いて説明する。条件式および条件式は、第4群レン
ズL14を構成する第5レンズ15と第6レンズ16の屈
折率n15,n16とアッベ数ν15,ν16を規制するもの
で、条件式の範囲外では、倍率の色収差を良好に補正で
きず、周辺部で結像性能が悪化してしまうために高い読
取り密度を実現することが困難となる。変形クセノタ型
レンズにおいて、さらに高い結像を得るために、以下の
条件を設定している。
【0036】そのうち、条件式および条件式は、絞
り17よりも物体側に配置された第1群レンズL11およ
び第2群レンズL12を構成する第1レンズ11、第2レ
ンズ12、第3レンズ13のそれぞれの屈折率n11,n
12,n13とアッベ数ν11,ν 12,ν13の関係を規制する
ものであり、ペッツバール和の減少と、軸上の色収差の
低減を両立させるためには、条件式と条件式が満た
されることが望ましい。
【0037】{(n11+n12)/2}−n13の値が、条
件式の上限値0.080を越えるとペッツバール和が
小さくなり過ぎてしまい、像面が正側に倒れる傾向があ
り、下限値0.030を下回るとペッツバール和が大き
くなり過ぎてしまい像面が負側に倒れる傾向がある。ま
た、{(ν11+ν12)/2}−ν13の値が、条件式の
上限値23.0を越えると、短波長域の結像位置が主波
長域に比べて正側に大きくずれる傾向があり、下限値1
5.0を下回ると、短波長域の結像位置が主波長域に比
べて負側に大きくずれる傾向にある。
【0038】また、条件式と条件式は、第1群レン
ズL11と第4群レンズL14を構成する第1レンズ11と
第5レンズ15と第6レンズ16のそれそれの屈折力を
規制するものであり、レンズの小形化とコマ収差の低減
を両立させるためには当該条件式と条件式が満足す
ることが望ましい。(f11/f)の値が、条件式の上
限値1.15を越えて第1群レンズL11の屈折力が弱ま
ると、レンズが大型化し、コストアップを招き、下限値
0.95を下回って第1群レンズL11の屈折力が強まる
と、コマ収差が大きく発生する傾向があり、結像性能を
低下させる要因となる。これと共に、(f14/f)の値
が条件式の上限値0.85を越えて第4群レンズL14
の屈折力が弱まるとレンズが大型化し、コストアップを
招き、下限値0.65を下回って第4群レンズL14の屈
折力が強まると、コマ収差が大きく発生する傾向があ
り、結像性能を低下させる要因となる。
【0039】また、条件式と条件式は、絞り17よ
りも物体側に配設された第1群レンズL11と第2群レン
ズL12による屈折力と、絞り17よりも像側に配設され
た第3群レンズL13と第4群レンズL14による屈折力と
を規制するもので、結像倍率が0.16535付近で使
用する場合に歪曲収差を良好に補正するためには、当該
条件式と条件式が満たされることが望ましい。(f
1112/f)の値が条件式の上限値1.70を越えたり
(f1314/f)の値が条件式の下限値0.95を下回
ったりすると、負の歪曲収差が大きく発生し、(f1112
/f)の値が条件式の下限値1.50を下回ったり
(f1314/f)の値が条件式の上限値1.15を越え
たりすると、正の歪曲収差が大きく発生する傾向があ
る。
【0040】尚、第2の実施の形態における符号n11
13,n15,n16,ν11〜ν13,ν15,ν16,f11,f
14,f1112,f1314は、特許請求の範囲中の条件式の符
号n1〜n3、n5,n6,ν1〜ν3,ν5,ν6,f1
4,f12,f34に対応するものであり、特許請求の範
囲の解釈においては、上記のように読み換えるものとす
る。
【0041】
【実施例】
[第1の実施例]次に、図1ないし図3を用いて第1の
実施例を説明する。第1群レンズL1ないし第4群レン
ズL4を形成する第1レンズ1ないし第6レンズ6およ
びカバーガラス8のそれぞれの曲率半径R1 〜R13、屈
折率n1 〜n7 (波長587.6nmのd線による屈折
率)、面間隔D1 〜D12、アッベ数ν1 〜ν7 (波長5
87.6nmのd線によるアッベ数)のそれぞれは、下
記の表1の通りに設定されている。
【0042】
【表1】
【0043】表1において、曲率半径R=0.0は、曲
率半径R=∞を意味し、当該面が平面であることを示し
ている。また、この場合の開口比FNo.と全系の焦点距
離fe と結像倍率mと最大物体高Yと半画角ωは、下記
の通りになっている。 開口比FNo.=4.0 全系の焦点距離fe =67.9mm 結像倍率m =0.16535 最大物体高Y=152.4mm 半画角ω=17.6° また、条件式〜条件式のそれぞれにおける条件値
は、下記の通りになっている。 条件式 における(n5 −n6 )=0.02795 条件式 における(ν5 −ν6 )=−19.52 条件式 における{(n1 +n2 )/2}−n3
0.04030 条件式 における{(ν1 +ν2 )/2}−ν3 =2
1.77 条件式 における(f1 /f)=1.009 条件式 における(f4 /f)=0.737 条件式 における(f12/f)=1.591 条件式 における(f34/f)=1.056 なお、図2および図3における符号eは、波長が54
6.07nmのe線の特性を示し、符号Fは、波長が4
86.13nmのF線の特性を示し,符号Cは、波長が
656.27nmのC線の特性を示す。また、図2に示
す非点収差の図中の実線は、サジタル特性を示し、破線
は、メリディオナル特性を示し、球面収差の図中の破線
は、正弦条件を示す。第1の実施例においては、条件式
から条件式の全てが満たされているので、レンズ光
学系10は、その球面収差と非点収差と歪曲収差が図2
に示すように十分に補正されており、コマ収差も図3に
示すように充分に補正されていることが分かる。 [第2の実施例]次に、図4〜図6を用いて、第2の実
施例を説明する。第1群レンズL11ないし第4群レンズ
14を形成する第1レンズ11ないし第6レンズ16の
それぞれの曲率半径R21〜R33、屈折率n11〜n17(波
長587.6nmのd線による屈折率)、/面間隔D21
〜D32、アッベ数ν11〜ν17(波長587.6nmのd
線によるアッベ数)のそれぞれは、下記の表2の通りに
設定されている。
【0044】
【表2】
【0045】表2においても、表1の場合と同様に、曲
率半径R=0.0は、曲率半径R=∞を意味し、当該面
が平面であることを示している。また、この場合の開口
比FNo.と全系の焦点距離fe と結像倍率mと最大物体
高Yと半画角ωは、下記の通りになっている。 開口比FNo.=3.5 全系の焦点距離fe =68.1mm 結像倍率m =0.16535 最大物体高Y=152.4mm 半画角ω=17.6° また、条件式〜条件式のそれぞれにおける条件値
は、下記の通りになっている。 条件式 における(n15−n16)=0.01166 条件式 における(ν15−ν16)=−19.20 条件式 における{(n11+n12)/2}−n13
0.07318 条件式 における{(ν11+ν12)/2}−ν13=1
6.37 条件式 における(f11/f)=1.066 条件式 における(f14/f)=0.765 条件式 における(f1112/f)=1.601 条件式 における(f1314/f)=1.052
【0046】なお、図5および図6における符号eは、
波長が546.07nmのe線の特性を示し、符号F
は、波長が486.13nmのF線の特性を示し,符号
Cは、波長が656.27nmのC線の特性を示す。ま
た、図5に示す非点収差の図中の実線は、サジタル特性
を示し、破線は、メリディオナル特性を示し、球面収差
の図中の破線は、正弦条件を示す。従って、本実施例に
おけるレンズ光学系20は、その球面収差と非点収差と
歪曲収差が図5に示すように十分に補正されいることが
分かり、コマ収差も図6に示すように十分に補正されて
いることが分かる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る画像読取り用レンズは、結像倍率が0.16535
付近で用いた場合に高い読取り密度(CCD画素サイズ
が7μmであるならば600dpi)が得られると共
に、FNo.3.5〜4.0という充分な大口径と35°
を越える広画角が得られると共に、第4群レンズを、両
凹形状の第5レンズと、像側に強い凸面を向けた両凸形
状の第6レンズとを接合しているので、倍率の色収差が
著しく低減できるため高画質なディジタル複写機やファ
クシミリ機器やイメージスキャナー機器の原稿読取り部
とすることができ、マイクロリーダープリンタ等に用い
る拡大レンズ、カメラ用のマクロレンズ等として用いて
も高画質を得ることができる。
【0048】また、本発明の請求項1に係る画像読取り
用レンズは、条件式および条件式によって、第4群
レンズを構成する第5レンズと第6レンズの屈折率とア
ッベ数を規制して、条件式の範囲内では倍率の色収差を
良好に補正でき、周辺部で結像性能が悪化することのな
い画像読取り用レンズを提供することができる。また、
本発明の請求項2に係る画像読取り用レンズは、条件式
および条件式によって、絞りよりも物体側に配置さ
れた第1群レンズおよび第2群レンズを構成する第1レ
ンズないし第3レンズのそれぞれの屈折率とアッベ数の
関係を規制するものであり、ペッツバール和の減少と軸
上の色収差の低減を両立させた状態で、像面が正側もし
くは負側に倒れる傾向を無くすことができる。また、短
波長域の結像位置が主波長域に比べて正側もしくは負側
に大きくずれる傾向を無くすことができる。
【0049】また、本発明の請求項3に係る画像読取り
用レンズは、条件式と条件式によって、第1群レン
ズおよび第4群レンズを構成する第1レンズおよび第5
レンズと第6レンズの屈折力を規制するものであり、レ
ンズ大型化とコマ収差の発生が生じないようにして、結
像性能を向上させることができる。また、本発明の請求
項4に係る画像読取り用レンズは、条件式と条件式
によって、絞りよりも物体側に配設された第1群レンズ
と第2群レンズによる屈折力と絞りよりも像側に配設さ
れた第3群レンズと第4群レンズによる屈折力を規制す
るもので、結像倍率を0.16535付近で使用する場
合に歪曲収差を良好に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る画像読取り用レン
ズの構成を示す光学系統図である。
【図2】図1に示すレンズ光学系の球面収差と非点収差
と歪曲収差を示す特性図である。
【図3】図1に示すレンズ光学系のコマ収差を示す特性
図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る画像読取り用レン
ズの構成を示す光学系統図である。
【図5】図4に示すレンズ光学系の球面収差と非点収差
と歪曲収差を示す特性図である。
【図6】図4に示すレンズ光学系のコマ収差を示す特性
図である。
【符号の説明】
1,L11 第1群レンズ L2,L12 第2群レンズ L3,L13 第3群レンズ L4,L14 第4群レンズ 1,11 第1レンズ 2,12 第2レンズ 3,13 第3レンズ 4,14 第4レンズ 5,15 第5レンズ 6,16 第6レンズ 7,17 絞り 8,18 カバーガラス 9,19 CCD受光面 10,20 レンズ光学系

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より像側に向けて順に、正の屈折力
    を持つ第1群レンズ、負の屈折力を持つ第2群レンズ、
    絞り、負の屈折力を持つ第3群レンズ、正の屈折力を持
    つ第4群レンズを配設した画像読取り用レンズにおい
    て、 上記第1群レンズは、物体側に凸面を向けた正メニスカ
    ス形状の第1レンズでなり、 上記第2群レンズは、物体側に凸面を向けた正メニスカ
    ス形状の第2レンズと、像側に凹面を向けた負メニスカ
    ス形状の第3レンズを接合してなり、 上記第3群レンズは、物体側に凹面を向けた負メニスカ
    ス形状の第4レンズでなり、 上記第4群レンズは、両凹形状の第5レンズと、像側に
    強い凸面を向けた両凸形状の第6レンズを接合してな
    り、 上記第5レンズおよび第6レンズが、下記条件式およ
    びを満たすように構成することを特徴とする画像読取
    り用レンズ。 条件式 0.005<(n5 −n6 )<0.035 条件式 −21.0<(ν5 −ν6 )<−17.0 ただし、n5 は上記第5レンズの屈折率、n6 は上記第
    6レンズの屈折率、ν5 は上記第5レンズのアッベ数、
    ν6 は上記第6レンズのアッベ数を表す。
  2. 【請求項2】上記第1レンズないし第3レンズを、下記
    条件式およびを満たすように構成することを特徴と
    する請求項1記載の画像読取り用レンズ。 条件式 0.030<{(n1 +n2 )/2}−n3
    <0.080 条件式 15.0<{(ν1 +ν2 )/2}−ν3
    23.0 ただし、n1 は上記第1レンズの屈折率、n2 は上記第
    2レンズの屈折率、n3 は上記第3レンズの屈折率、ν
    1 は上記第1レンズのアッベ数、ν2 は上記第2レンズ
    のアッベ数、ν3 は上記第3レンズのアッベ数を表す。
  3. 【請求項3】上記第1群レンズおよび第4群レンズを、
    下記条件式およびを満たすように構成することを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の画像読取り用レ
    ンズ。 条件式 0.95<(f1 /f)<1.15 条件式 0.65<(f4 /f)<0.85 ただし、fはレンズ全系の焦点距離、f1 は上記第1群
    レンズの焦点距離、f4 は上記第4群レンズの焦点距離
    を表す。
  4. 【請求項4】上記第1群レンズないし第4群レンズを、
    下記条件式およびを満たすように構成することを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかの項に記載
    の画像読取り用レンズ。 条件式 1.50<(f12/f)<1.70 条件式 0.95<(f34/f)<1.15 ただし、f12は上記第1群および第2群レンズの合成焦
    点距離、f34は上記第3群および第4群レンズの合成焦
    点距離を表す。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7450275B2 (en) 2003-06-24 2008-11-11 Ricoh Company, Limited Document reading lens, document reading lens unit, document reader, and image forming apparatus
CN108627956A (zh) * 2018-07-06 2018-10-09 广东奥普特科技股份有限公司 一种宽工作距离线扫机器视觉镜头
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JP2019184748A (ja) * 2018-04-05 2019-10-24 キヤノン株式会社 光学系及び撮像装置

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