JPH10332790A - 集積回路装置及びその検査方法 - Google Patents

集積回路装置及びその検査方法

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JPH10332790A
JPH10332790A JP9148331A JP14833197A JPH10332790A JP H10332790 A JPH10332790 A JP H10332790A JP 9148331 A JP9148331 A JP 9148331A JP 14833197 A JP14833197 A JP 14833197A JP H10332790 A JPH10332790 A JP H10332790A
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circuit
inspection
test
digital
signal
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JP9148331A
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Lin Richard
リチャード・リン
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G01R31/31713Input or output interfaces for test, e.g. test pins, buffers
    • GPHYSICS
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    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の集積回路装置及びその検査方法は、性
能を検査するために多数のピンが必要となり、また、ア
ナログ回路部を適切に検査できなかった。 【解決手段】 検査回路と検査される回路とを備え、検
査される回路には測定ノードと制御ノードとが設けら
れ、これらのノードにアナログスイッチ及びデジタルス
イッチを介してピンが接続されている。検査回路は、前
記スイッチの制御、検査データの入出力等の動作を行
う。検査回路は1本の双方向デジタルピンを有し、この
デジタルピンを介して、制御信号及び測定データが検査
回路に入出力される。アナログ回路部には、上記双方向
デジタルピンまたはアナログ検査ピンから制御信号及び
測定データが入出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集積回路装置及
びその検査方法に係り、特にデジタル回路部若しくはア
ナログ回路部又はその双方と上記デジタル回路部及びア
ナログ回路部の検査を行うための検査回路とを備えた集
積回路装置及びその検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路装置の集積度が高くなり、構成
が複雑化するにつれ、集積回路装置を製造した後に品質
を保証するための検査の重要度が増しつつある。また、
集積度が増加し複雑さが増すことにより、集積回路装置
の外部ピンをどのように利用するかが問題となり、使用
する外部ピンの数を少なくするように集積回路装置を設
計することが重要となってきている。
【0003】集積回路装置のデジタル回路部の検査方法
としてその回路向きの多くの方法が検討されてきたが、
現在行われている多くの方法はスキャンテスト法と言わ
れる方法を用いている。この方法では、通常4本以上の
検査用の外部ピンが用いられる。これらの外部ピンは、
走査モードあるいは正常動作モードで、検査するデジタ
ル回路部中のフリップフロップ回路を走査するモードを
選択するのに用いられる外部ピン、制御データを入力す
るのに用いられる入力ピン、測定データを出力するため
に用いられる出力ピン、及びクロック信号を入力するの
に用いられるクロックピンなどで構成される。さらに、
集積回路装置中にフリップフロップ回路などの検査対象
回路モジュールが個々に設けられた場合には、それ用の
ピンが必要となる。なお、このスキャンテスト法はアナ
ログの制御ノード又は測定ノードを有する回路の検査に
は適していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の集積回路装置及
びその検査方法は以上のように構成されているので、検
査のための多数の外部ピンを集積回路装置に設けること
が必要となり、集積回路装置の形状を小型化できず、ま
た、アナログ回路部を適切に検査できないなどの課題が
あった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、デジタル回路部を検査するのに必
要な検査用のピン数を1本に減少させることができ、ア
ナログ回路部の検査もできる集積回路装置及びその検査
方法を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る集積回路装置は、制御データと測定データとを外部の
検査装置との間でやり取りする双方向デジタル検査ピン
を1本のみ設けて成るものである。
【0007】請求項2記載の発明に係る集積回路装置
は、主回路はアナログ信号処理を行うアナログ回路部を
更に有し、検査回路はアナログ回路部の性能検査のため
の制御データをも主回路に送信し、デジタル回路部の制
御データとデジタル回路部の測定データとを検査装置と
の間でやり取りする1本の双方向デジタル検査ピンとア
ナログ回路部の制御データとアナログ回路部の測定デー
タとを検査装置との間でやり取りするアナログ検査ピン
とを設けて成るものである。
【0008】請求項3記載の発明に係る集積回路装置
は、制御データと測定データとを外部の検査装置との間
でやり取りするデジタル信号用及びアナログ信号用を兼
用した検査ピンを1本のみ設けて成るものである。
【0009】請求項4記載の発明に係る集積回路装置の
検査方法は、スイッチを性能検査の状態に切り換えるス
テップと、検査回路に制御データを1本の検査ピンから
順次送信するステップと、検査回路から検査ピンを介し
て測定データを外部の検査装置に出力するステップとを
備えたものである。
【0010】請求項5記載の発明に係る集積回路装置の
検査方法は、スイッチを性能検査の状態に切り換えるス
テップと、検査回路に制御データをアナログ検査ピンか
ら順次送信するステップと、検査回路からアナログ検査
ピンを介して測定データを外部の検査装置に出力するス
テップとを備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.はじめにこの発明の実施の形態1による
集積回路装置の概要を説明する。この実施の形態1は、
検査を必要とする主回路と、その主回路を検査するため
の検査回路と、その他の検査の必要でない回路とをマイ
クロチップの形態で成形したものである。主回路は1個
以上のモジュールから構成され、アナログスイッチとデ
ジタルスイッチとが測定ノード及び制御ノードに設けら
れ、各モジュールをモジュール毎に、またはグループ化
して、検査回路により検査することができる。検査回路
は、順次回路、シフトレジスタ、双方向デジタル検査ピ
ン及びアナログ検査ピンを備えている。この集積回路装
置が実装されたマイクロチップには検査用の外部ピンを
介して入力される少なくとも1個のクロック信号が印加
され、集積回路装置はこのクロック信号により駆動され
る。
【0012】図1は実施の形態1の集積回路装置を示す
構成図であり、図において、細線は1本の信号線を表
し、太線は1本以上の信号線を表す。図1において、1
01は集積回路装置、102は主回路、103は検査回
路、104は検査の必要でない回路である。
【0013】また、105は主回路102中の検査対象
である検査モジュールの一つで、110は検査モジュー
ル105を制御するためのデジタル制御信号を入力する
デジタル制御ノード、111は検査モジュール105を
制御するためのアナログ制御信号を入力するアナログ制
御ノード、112は検査モジュール105からデジタル
の測定データを出力するデジタル測定ノード、113は
検査モジュール105からアナログの測定データを出力
するアナログ測定ノードである。
【0014】さらに、123は検査モジュールやスイッ
チ類を備えた他の回路、131はアナログの制御データ
及び測定データを入出力するアナログ検査ピン、114
は他の回路123からの通常のデジタルデータをデジタ
ル制御ノード110に伝達する信号線、115は検査回
路103からのデジタル検査信号をデジタル制御ノード
110に伝達する信号線、116は他の回路123から
の通常のアナログデータをアナログ制御ノード111に
伝達する信号線、117はアナログピン131からの制
御データをアナログ制御ノード111に伝達する信号
線、118は検査モジュール105のデジタル測定デー
タを他の回路123に伝達する信号線、119は検査モ
ジュール105のデジタル測定データを検査回路103
に伝達する信号線、121は検査モジュール105のア
ナログ測定データを他の回路123に伝達する信号線、
122は検査モジュール105のアナログ測定データを
アナログ検査ピン131に伝達する信号線、106は信
号線114からの通常のデジタルデータと信号線115
からの検査信号とを切り換えてデジタル制御ノード11
0に出力するデジタルスイッチ(スイッチ)、107は
信号線116からの通常のアナログデータと信号線11
7からの制御データとをアナログ制御ノード111に切
り換えて出力するアナログスイッチ、108はデジタル
測定ノード112からのデジタル測定データを信号線1
18及び119上に出力する結線部、109は信号線1
21と信号線122とにアナログ測定ノード113上の
アナログ測定データを切り換えて出力するアナログスイ
ッチ、132は検査モジュール105と他の回路123
との間で測定又は制御データでない通常のデータを伝達
する信号線、142は他の検査モジュール及びその関連
スイッチを含む回路である。
【0015】さらに、133は検査命令を実行する順序
回路を含む検査制御回路、124aは検査制御回路13
3から出力されるスイッチ106の切り換え信号を伝達
する信号線、124bは検査制御回路133から出力さ
れるスイッチ107の切り換え信号を伝達する信号線、
124cは検査制御回路133から出力されるスイッチ
109の切り換え信号を伝達する信号線、126はクロ
ック信号を検査制御回路133に伝達する信号線、12
5はリセット信号を検査制御回路133に伝達する信号
線、129はクロック信号を集積回路装置101に入力
するための外部ピン、130はデジタルデータ及び制御
信号の入出力をするための双方向デジタル検査ピン、1
34は双方向バッファ回路、135はバッファ回路13
4と検査制御回路133との間を接続する信号線、13
6aは検査モジュール105へのデジタル制御信号を保
持するレジスタ、136bは回路142中の他の検査モ
ジュールへのデジタル制御信号を保持するレジスタ、1
37aは検査モジュール105からのデジタル測定デー
タを保持するレジスタ、137bは回路142中の他の
検査モジュールからの測定データを保持するレジスタ、
140は検査制御回路133から検査モジュール105
へのリセット信号を伝達する信号線、141は検査制御
回路133から検査モジュール105へのクロック停止
信号を伝達する信号線、138は信号線125上のリセ
ット信号と信号線140上のリセット信号とを入力信号
とするAND回路、139は信号線126上のクロック
信号と信号線141上のクロック停止信号とを入力信号
とするAND回路で、検査モジュール105はAND回
路138及び139の出力がLレベルの時それぞれリセ
ット及びクロック信号の停止が為される。なお、リセッ
ト信号及びクロック停止信号は通常はHレベルを取り、
リセット及びクロック停止を行うときのみLレベルを取
る。128はAND回路138の出力信号を検査モジュ
ール105に伝達する信号線、127はAND回路13
9の出力信号検査モジュール105に伝達する信号線、
143aは回路142中の他の検査モジュールへクロッ
ク信号伝達する信号線、143bは回路142中の他の
検査モジュールへクロック信号以外の信号を伝達する信
号線である。なお、ここで制御データとは、制御に必要
な制御命令を含めて制御データといっている。
【0016】次に動作について、図2のフローチャート
を参照しながら説明する。まず、この集積回路装置は通
常の動作を行っていて、検査モジュール105も通常状
態にあり、検査回路103は停止状態にある(ステップ
ST1)。
【0017】この状態から検査モジュール105の検査
を行うには、検査を行うに先立って、予め検査モジュー
ルのセット(検査を行える状態への設定)又はリセット
が必要か否かを判断し(ステップST2)、必要である
場合には検査モジュール105をセット又はリセットす
る(ステップST3)。
【0018】次に、検査によっては制御データを必要と
しない検査もあるため、実施する検査が制御データを必
要とするか否かを判断する(ステップST4)。
【0019】制御データが必要である場合には、検査モ
ジュール105の種類によっては所定数のクロックサイ
クルを主回路102中に送信した後、主回路102中の
クロック信号を停止せしめて連続した制御データを入力
せしめることが必要な場合があるので、次に、クロック
信号を停止せしめる必要があるか否かを判断する(ステ
ップST5)。
【0020】クロック信号を停止せしめる必要がある場
合には、検査回路103は、信号線141上にクロック
停止信号を出力して主回路102へのクロック信号の入
力を停止せしめる(ステップST6)。その後、双方向
デジタル検査ピン130若しくはアナログ検査ピン13
1又はその双方から必要な制御データを検査回路103
に入力する(ステップST7)。なお、クロック信号を
停止せしめる必要がない場合には、ステップST4で制
御データが必要であると判断された場合には直ちに制御
データの入力ステップ(ステップST7)に移行する。
【0021】入力された制御データは、デジタル制御デ
ータはバッファ回路134,信号線135,検査制御回
路133,レジスタ136a,信号線115,スイッチ
106,デジタル制御ノード110を介して、アナログ
制御データは信号線117,スイッチ107,アナログ
制御ノード111を介して、検査モジュール105に転
送される(ステップST8)。
【0022】次に、ステップST5で検査モジュール1
05へのクロック信号の供給が停止された事実があった
か否かを判断し(ステップST9)、クロック信号を停
止した場合には、検査モジュール105へのクロック信
号の供給を再開する(ステップST10)。
【0023】これにより検査できる準備が整ったので、
入力された制御データに基づいて検査モジュール105
中の回路の検査が実施される(ステップST11)。こ
の検査に要する時間は検査モジュール105の構成によ
り異なるが、予め知ることができ、検査結果を示す測定
値を適宜な時期にサンプリングすることができる。
【0024】入力された制御データに基づく検査終了
後、検査モジュール105の構造によってはステップS
T5〜ステップST11の工程を繰り返す必要があり、
そのために、次に、更に制御データが必要であるか否か
判定し(ステップST12)、制御データを要する場合
には、クロック信号停止の要否の判断(ステップST
5),停止が必要な場合のクロック信号の停止(ステッ
プST6),制御データの検査回路103への入力(ス
テップST7),検査モジュール105への転送(ステ
ップST8),クロック信号供給停止の事実の有無の判
断(ステップST9),停止した場合の供給の再開(ス
テップST10),検査モジュール105の検査(ステ
ップST11)を繰り返す。
【0025】測定値をサンプリングできる状態になった
ときは、デジタルの測定値は測定ノード112からクロ
ック信号と同期させて検査回路103に出力させ、アナ
ログの測定値はアナログスイッチ109を介して検査回
路103に入力させる(ステップST9)。最後に、双
方向デジタル検査ピン130若しくはアナログ検査ピン
131又はその双方から測定値を出力し、図示しない検
査装置を用いた検査に供する(ステップST10)。こ
れにより、検査は終了する(ステップST11)。
【0026】なお、以上の検査において、アナログ信号
を用いて検査を行う場合にはアナログ信号を切り換える
必要があるが、この実施の形態1においてはこの切り換
えのためにアナログスイッチ107,109を用いてい
る。図3はこのアナログスイッチ107,109の具体
的構成を示す回路図であり、図において、301はアナ
ログスイッチ、302,303,304は端子、305
は切り換え信号入力端子、306,307はトランスフ
ァーゲート、308はインバータである。
【0027】次に、このアナログスイッチの動作につい
て説明する。切り換え信号入力端子305に印加された
切り換え信号がLレベルの信号である場合には、トラン
スファーゲート306がオン、トランスファーゲート3
07がオフとなり、端子302と端子303とが短絡さ
れた状態となる。切り換え信号がHレベルの信号である
場合には、トランスファーゲート306がオフ、トラン
スファーゲート307がオンとなり、端子302と端子
304とが短絡された状態となる。この構造から明らか
なように、アナログスイッチ301は双方向性であり、
スイッチ107のように入力スイッチとして、またスイ
ッチ109のように出力スイッチとして用いることがで
きる。
【0028】また、デジタル信号を用いて検査を行う場
合にはデジタル信号を切り換える必要があるが、この実
施の形態1においてはこの切り換えのためにデジタルス
イッチ106を用いている。図4はこのデジタルスイッ
チ106の具体的構成を示す回路図(図4の(1))及
びその真理値表(図4の(2))であり、図において、
401はスイッチ106を構成する論理セル、In0,
In1は切り換えを行う入力信号の入力端子、Outは
出力端子、Controlは切り換え制御信号の入力端
子である。図4の(2)の真理値表に示すように、論理
セル401は入力端子ControlにLレベルの信号
(論理値”0”)が入力されたときに入力端子In0に
入力されている信号の信号レベルと同一の信号レベルを
出力端子Outに出力し、入力端子ControlにH
レベルの信号(論理値”1”)が入力されたときに入力
端子In1に入力されている信号の信号レベルと同一の
信号レベルを出力端子Outに出力する。すなわち、L
レベルの制御信号で入力端子In0の入力を選択し、H
レベルの制御信号で入力端子In1の入力を選択する。
なお、真理値表中”DC”はその欄の入力が論理値”
0”を取ろうと”1”を取ろうと出力値に影響を及ぼさ
ないという意味である。また、実施の形態1では、デジ
タル出力スイッチは必要ない。何故なら、測定ノード1
12は結線部108を介して信号線119に直接接続さ
れており、レジスタ138aから適宜サンプリングでき
る。さらに、アナログ出力スイッチ109も、アナログ
測定ノード113以外に他にアナログ測定ノードがない
場合には、結線部108と同様に結線部とすることもで
きる。
【0029】実施の形態1の集積回路装置101は、双
方向デジタル検査ピン130若しくはアナログ検査ピン
131を用いて、検査装置からの制御信号に基づいて検
査を行う。検査装置からのデジタル検査信号は双方向デ
ジタル検査ピン130から集積回路装置101に入力さ
れ、バッファ回路134,信号線135を介して検査制
御回路133に入力される。検査制御回路133は、入
力された制御信号に基づいて検査回路103及び主回路
102間の制御信号及びデータを制御する。主回路10
2が通常の動作を行い、検査回路103が動作を停止し
ているときには、双方向デジタル検査ピン130は常時
入力ピンとして機能する。検査装置は、双方向デジタル
検査ピン130から、検査回路103を待機状態にし
て、デジタルスイッチ106が通常動作側に切り換えら
れているときに主回路102の通常の動作に検査回路1
03が干渉しない状態にあることを検査回路103に指
令する第1の論理値(”0”又は”1”)を入力させ
る。また、第2の論理値(第1の論理値の反対の論理
値)で始まる所定のビット数の命令を双方向デジタル検
査ピン130に印加して、以下に述べるような検査の基
本動作を実行させる。
【0030】実行する検査によって内容が異なるが、基
本動作は通常次の全部又は一部を行う。すなわち、デジ
タルスイッチ106及びアナログスイッチ107,10
9の状態の変更、デジタル制御データの入力、デジタル
測定データの出力、検査モジュール105のセット又は
リセット、検査モジュール105のクロック信号の停止
及び開始の動作を行う。
【0031】検査命令を明確に識別するために必要な2
進コードのビット数は、検査命令数の2を底とする対数
を切り上げた値である。上述したように、検査制御回路
133がいつから双方向デジタル検査ピン130への入
力信号を検査命令コードとして取り扱うべきかが明瞭に
なるように、第2の論理値が命令コードに付加されてい
る。検査制御回路133は、上記第2の論理値に導かれ
る検査命令コードが入力されると、この命令コードに応
じた次の基本動作を実行する。
【0032】デジタル制御データを入力する基本動作が
選択された場合には、デジタル制御データが双方向デジ
タル検査ピン130から順次入力され、レジスタ136
aに保持される。レジスタ136aに保持されたデータ
は信号線115,スイッチ106,デジタル制御ノード
110を介して検査モジュール105に入力され、検査
が実行される。検査は、命令コードが検査制御回路13
3に入力され、検査制御回路133によりデコードされ
て所定数のビットの制御データが検査制御回路133か
ら順次デジタル制御ノード110を介して検査モジュー
ル105に入力されると、検査装置は第1の論理値を双
方向デジタル検査ピン130に印加し、検査制御回路1
33は次の検査命令が入力されるまで待機状態となる。
【0033】デジタル測定データを出力する基本動作が
選択された場合には、検査制御回路133は信号線11
9上に出力されたデジタル測定値をレジスタ137aに
ラッチし、双方向デジタル検査ピン130を出力側に切
り換え、この双方向デジタル検査ピン130からレジス
タ137aにラッチされているデータを順次出力する。
デジタル測定データの読み出しは1ビットずつ行われ、
全測定データを読み出した後、双方向デジタル検査ピン
130は入力状態に戻り、検査制御回路133は次の検
査命令が入力されるまで待機状態となる。
【0034】検査制御回路133を動作させるには、ク
ロック信号と共にリセット信号が必要である。リセット
信号は、検査制御回路133を待機状態にし、検査命令
を受信できるようにする。リセット信号は、また、スイ
ッチ類を主回路102が通常の動作をすることができる
状態に設定する。この実施の形態1においては、クロッ
ク信号及びリセット信号は半導体集積回路101上の他
の一部の回路と同一のものを使用している。検査モジュ
ール105と同一のものを用いてもよい。検査制御回路
133のリセットは、検査のためのスイッチ類を通常の
動作用に設定するために、主回路102の通常の動作が
開始される前に行われる。制御データの入力及び測定デ
ータの出力は主回路102の動作周波数には依存しな
い。しかし、検査回路103が検査モジュール105の
クロック信号を停止又は駆動する動作を行う場合、又は
検査命令が検査モジュール105のクロック信号と同期
することを必要とする場合(例えば、検査回路103が
検査モジュール105の所定数のサイクルだけ待たなけ
ればならない動作を命令しているような場合)には、検
査回路103用のクロック信号としてこれらの要件を満
たしたクロック信号を選択しなければならない。
【0035】双方向デジタル検査ピン130は、入力ピ
ンとして機能する場合には、双方向デジタル検査ピン1
30に印加されるデータを検査回路103のクロック信
号に同期してサンプリングする。したがって、入力信号
もクロック信号に同期して遷移しなければならない。こ
の集積回路装置においては、クロック信号は他の回路で
も用いられているので、外部ピン129は、検査装置に
より、双方向デジタル検査ピン130上での出力信号の
サンプリングと入力信号の推移とを同期させるのに用い
られる。
【0036】図5は検査回路103の具体的構成を示す
ブロック図である。図5において、502は検査制御回
路133の各動作状態や待機状態等の状態を示すコード
を格納する状態レジスタ、503は検査のための命令コ
ードを格納する命令レジスタ、504はスイッチ10
6,107,109の動作を制御するするための制御信
号及び制御データを格納するスイッチ設定レジスタ、5
05は検査のための命令コードの長さ等を計数し、必要
なデータを格納するためのカウンタで、それぞれエッジ
・トリガ・フリップフロップで実現されるメモリを有し
ている。
【0037】また、506は信号線126を介して外部
から入力されるクロック信号に基づいてDフリップフロ
ップの駆動クロック信号を生成するクロックフィルタ、
507は各種の制御信号を生成する制御信号回路、50
8はスイッチ設定レジスタ504の値を更新するスイッ
チ更新回路、509はカウンタ505の計数値を更新す
るカウンタ更新回路、510は検査回路103の各種動
作状態を設定する状態遷移回路、511は外部から入力
される命令をデコードして命令レジスタ503のデータ
を更新する命令デコーダ及び更新回路である。
【0038】制御データをラッチするレジスタ136
a,136bは標準型のDフリップフロップ512a,
512bで実現され、測定データをラッチするレジスタ
137a,137bは走査型のDフリップフロップ51
3a,513bで実現される。また、バッファ回路13
4は、デジタルバッファ回路514a及び3状態デジタ
ルバッファ回路514bにより実現される。
【0039】519はバッファ回路514aから入力さ
れるデジタル信号を伝達する信号線、520はバッファ
回路514bに出力するデジタル信号を選択するマルチ
プレクサ、521はマルチプレクサ520の選択動作を
制御する制御信号を伝達する信号線、522はバッファ
回路514bの動作を制御する制御信号を伝達する信号
線、523はレジスタ137a,137bの動作を制御
する制御信号を伝達する信号線、524はクロック信号
をレジスタ137a,137bに伝達する信号線、52
5はレジスタ136a,136bの動作を制御するクロ
ック信号を伝達する信号線である。
【0040】次に動作について説明する。なお、検査制
御回路133の基本的動作は既に説明しているので、こ
こではこの図5に開示した回路構成に固有の動作につい
てのみ説明する。
【0041】状態レジスタ502は、状態遷移回路51
0により更新され、少なくとも次の状態を取る。すなわ
ち、検査制御回路133が双方向デジタル検査ピン13
0からの検査命令コードを待機しているときの待機状
態、検査命令コードを読み取るための検査命令受信状
態、検査にデジタル測定データが必要な場合にデジタル
測定データを出力するための状態、スイッチ類を設定す
るための状態、検査モジュール105をセット又はリセ
ットすることが必要なときにそれらを為すための状態、
クロック信号を必要とする検査モジュール105にクロ
ック信号をオン又はオフするための状態を取る。状態レ
ジスタ502は、また、検査制御回路133が間欠的に
実行される基本動作を実行しない間、所定数のクロック
サイクルだけ待機するようにすることができる。
【0042】命令レジスタ503は検査命令を全て保持
するのに十分な数のメモリ素子が必要である。すなわ
ち、命令コードを識別するために命令レジスタ中に必要
なビット数は、検査命令数の2を底とする対数値を切り
上げた値である。命令デコーダ及び更新回路511は、
状態レジスタ502が検査命令受信状態にあるときに信
号線519上のデータを命令レジスタ502に転送す
る。命令デコーダ及び更新回路511にはデコーダも含
まれ、このデコーダが、どの検査命令が命令レジスタ5
03に入力されたかを識別し、状態推移回路510に指
示する。
【0043】スイッチ設定レジスタ504は、検査に使
用する各スイッチ毎に1個の記憶素子を設けている。こ
れらの記憶素子に記憶されたデータによりスイッチ10
6,107,109を制御する。スイッチ設定レジスタ
504のデータはスイッチ更新回路508により更新さ
れ、スイッチ更新回路508中には現在のスイッチ状態
が保持され、また状態レジスタ502のデータが入力さ
れる。さらに、スイッチ更新回路508の出力によりス
イッチ設定レジスタ504の出力する状態が決定され
る。検査制御回路133がリセットされた後、スイッチ
設定レジスタ504は、主回路102が通常の動作がで
きるように検査用のスイッチ類を設定する状態のデータ
を取る。
【0044】カウンタ505は、カウンタ更新回路50
9により更新されるレジスタである。カウンタ505は
次のタスクを実行するのに十分なだけのビットがなけれ
ばならない。すなわち、検査命令を読み込むときに検査
命令のビット数を計数するタスク、デジタル制御データ
を入力するための基本命令を実行するとき入力されるデ
ジタル制御データのビット数を計数するタスク、デジタ
ル測定データを出力するための基本命令を実行するとき
出力されるデジタル測定データのビット数を計数するタ
スク、及び検査命令が順次実行される数個の基本動作を
含むときに基本動作の実行の間の待ち時間を計数するタ
スクを実行するのに十分なだけのビットがなければなら
ない。
【0045】制御信号回路507は、信号線521を介
してマルチプレクサ520の制御信号を送信する。ま
た、信号線522を介してバッファ回路514bの切り
換えを指示し、信号線140,141上にそれぞれリセ
ット信号,クロック停止信号を出力し、走査型のDフリ
ップフロップ513a,513bに信号線523を介し
て制御信号を送信する。制御信号回路507は組み合わ
せ回路で実現され、状態レジスタ502のデータが入力
される。
【0046】クロックフィルタ506は組み合わせ回路
で実現され、レジスタ136a,136bのDフリップ
フロップ512a,512bを駆動すべきか否かを状態
レジスタ502から入力されるデータに基づいて決定
し、Dフリップフロップ512a,512bを駆動する
クロック信号を信号線525を介して出力する。
【0047】検査制御回路133がリセットされた後、
状態レジスタ502は待機状態となる。このことに基づ
き、制御信号回路507はバッファ回路514bを入力
側に切り換える制御信号を信号線522を介して出力す
る。待機状態の時には、状態遷移回路510は、双方向
デジタル検査ピン130からバッファ回路514a,信
号線519を介して入力されるデータをクロックサイク
ル毎にサンプリングし、第1の論理値が検出された場合
には状態レジスタ502を待機状態に保ち、第2の論理
値が検出された場合には状態レジスタ502を検査命令
受信状態に変更する。検査命令受信状態に変更した場合
には、カウンタ更新回路509によりカウンタ505を
セット又はリセットし、検査命令コードの長さを計数す
る。検査命令コードは各クロックサイクルに1ビットず
つカウンタ505に計数され、計数値が正しい値に到達
した場合には、状態遷移回路510は、命令デコーダ及
び更新回路511でデコードした検査命令を用いて状態
レジスタ502の状態を適宜変更し、入力されたコード
が指示する検査命令を実行できるようにする。
【0048】検査命令がデジタル制御データを入力する
ような基本命令である場合には、カウンタ505はカウ
ンタ更新回路509によりセット又はリセットされ、正
しい数の制御ビットがレジスタ136a,136bに入
力されるようにする。状態レジスタ502がデジタル制
御データを入力する状態にあるときに、クロックフィル
タ506は信号線525上にクロック信号を出力し、信
号線519を介して入力される入力データが基本命令に
より選択されたレジスタ136a,136b中に転送さ
れるようにする。
【0049】主回路102の通常の動作中各クロックサ
イクルでレジスタ137a,137bをサンプリングし
ながら、主回路102にクロック信号が連続的に供給さ
れる。検査命令がデジタル測定データを出力することを
指示する基本命令であるときには、制御信号回路507
はレジスタ137a,137bをシフトレジスタとして
動作させ、その保持している内容を、マルチプレクサ5
20,バッファ回路514bを介して、双方向デジタル
検査ピン130に出力させるようにする。制御信号回路
507は、また、レジスタ137a,137bのうちど
ちらのレジスタのデータを出力するかを信号線521を
介してマルチプレクサ520に指示する。当然のことな
がら、レジスタ137a,137bのうち一方しか用い
ない場合には、マルチプレクサ520を設ける必要はな
い。カウンタ505が所定のクロックサイクル数を計数
すると、状態レジスタ502は待機状態に更新され、双
方向デジタル検査ピン130は制御信号回路507によ
り再び入力モードに切り換えられ、次の検査命令コード
を入力できるようにする。
【0050】次に、この実施の形態1の実際の回路構成
について説明する。この実際の回路構成例においては、
双方向デジタル検査ピンに加えて1本のアナログ検査ピ
ンを用いている。また、リセット信号は負論理で動作
し、各デジタル回路はクロック信号のエッジで動作す
る。この回路構成例においては、検査を行うときに主回
路のクロック信号を停止せしめる必要はない。上述の第
1の論理値は”1”に設定され、したがって、第2の論
理値は”0”に設定されている。
【0051】図6はこの回路構成例を示す回路図であ
る。図において、601は図1の主回路102に対応す
る検査の対象となる主回路、602は図1の検査回路1
03に対応する検査回路、603は図1の他の回路10
4に対応する検査の対象とならない他の回路、604は
図1の双方向デジタル検査ピン130に対応する双方向
デジタル検査ピン、605は図1のアナログ検査ピン1
31に対応するアナログ検査ピンである。
【0052】606はアナログ信号を処理するアナログ
回路から成るアナログ回路ブロック、607は論理回路
から成る論理回路ブロック、608はデジタル信号をア
ナログ信号に変換するDA変換器、609はアナログ信
号をデジタル信号に変換するAD変換器であり、アナロ
グ回路ブロック606,論理回路ブロック607,DA
変換器608,AD変換器609は、図1の検査モジュ
ール105を構成する。
【0053】610は図1のアナログスイッチ107に
対応するアナログスイッチ、611,612は図1のデ
ジタルスイッチ106に対応するデジタルスイッチ、6
13は図1のアナログスイッチ109に対応するアナロ
グスイッチで、これらのスイッチ類も主回路601に含
まれる。
【0054】614は図1の検査制御回路133に対応
する検査制御回路、615は図1の双方向バッファ回路
134に対応する双方向バッファ回路、616,617
は図1のレジスタ136aに対応するレジスタで、通常
のDフリップフロップから構成され、618は図1のレ
ジスタ137aに対応するレジスタで、走査型のDフリ
ップフロップにより構成されている。619はレジスタ
618の制御信号線、620は論理回路ブロック607
にレジスタ618のデータを伝達する信号線、621は
検査制御回路614からレジスタ618にクロック信号
を伝達する信号線、622は最左端の走査型Dフリップ
フロップの出力信号を双方向バッファ回路615に伝達
する信号線で、レジスタ618のDフリップフロップは
クロック信号の立ち上がりエッジで駆動され、信号線6
19を介して入力される制御信号により、信号線620
上の論理回路ブロック607の出力信号を受け入れる
か、それとも前段のフリップフロップの出力信号を受け
入れるかを決定する。
【0055】623は図1のAND回路138に対応す
るAND回路、624は外部からリセット信号を入力す
るための信号線で、図1の信号線125に対応する。6
25は図1の信号線140に対応する信号線で、検査制
御回路614からAND回路623にリセット信号を伝
達する。なお、この回路構成例では主回路601のクロ
ック信号を停止せしめる必要がないので、信号線12
6,141に対応する信号線とAND回路139に対応
するAND回路とは設けていない。
【0056】626はクロック信号を伝達する信号線
で、検査制御回路614と論理回路ブロック607とに
同一のクロック信号を供給する。627は図1の信号線
124a〜124cに対応する信号線であり、スイッチ
類の切り換えを制御する制御信号を伝達する。628は
図5の信号線519に対応する信号線であり、レジスタ
617にデータを伝達する。629は図5の信号線52
5の内の1本に対応する信号線であり、レジスタ617
にクロック信号を供給する。630はレジスタ616に
データとクロック信号とを伝達する信号線である。検査
回路602は、双方向バッファ回路615,検査制御回
路614,レジスタ616,617,618,AND回
路623及び信号線類により構成される。
【0057】631はスイッチ612の共通端子と論理
回路ブロック607とを接続する信号線、632はスイ
ッチ611の共通端子とDA変換器608の入力端子と
を接続する信号線、633はスイッチ613の共通端子
とDA変換器608の出力端子とを接続する信号線、6
34はスイッチ610の共通端子とAD変換器609の
入力端子とを接続する信号線、635はスイッチ610
の動作を制御する制御信号を伝達する信号線、636は
双方向バッファ回路615の信号伝達の向きを切り換え
るバッファ制御信号を伝達する信号線である。
【0058】次に動作について説明する。デジタルスイ
ッチ611,612及びアナログスイッチ610は、4
つの異なった検査を実施できるように主回路601の制
御ノードに挿入されている。また、アナログスイッチ6
13はDA変換器608のデータを出力する測定ノード
に挿入されている。主回路601が通常の動作を行うと
きには全てのスイッチ610〜614は”a”接点に接
続される状態となる。これはこの集積回路装置が信号線
624上に印加されたリセット信号によりリセットされ
た後の状態である。
【0059】第1の検査は論理回路ブロック607の検
査であり、1個のデジタル信号のみを用いる。この検査
の場合、信号線631は制御ノードとして機能し、信号
線620は測定ノードとして機能する。この検査は、最
初に信号線625上のリセット信号により主回路601
をリセットすることにより行われる。次に、スイッチ6
12が”b”状態に切り換えられ、論理回路ブロック6
07の制御ノード(信号線631)にレジスタ616の
データが出力される。検査装置からのデータはスイッチ
612が”b”状態に切り換えられる前からレジスタ6
16に入力され、スイッチ612が”b”状態に切り換
えられた後も入力され続ける。レジスタ616から論理
回路ブロック607に制御データが伝達されると、論理
回路ブロック607から測定データが信号線620上に
出力され、レジスタ618にラッチされる。次に、信号
線619上の制御信号がレジスタ618にラッチされて
いる測定データを信号線622上に出力するようにレジ
スタ618を制御し、信号線622上に出力された測定
データは双方向バッファ回路615,双方向デジタル検
査ピン604を介して検査装置に入力される。この検査
に要する基本動作には、1)スイッチ612を”b”状
態に切り換える動作、2)制御データをレジスタ616
に入力する動作、3)測定データをレジスタ618から
出力する動作、4)スイッチ612を”a”状態に切り
換える動作、5)リセット信号を信号線625上に入力
する動作が含まれなければならない。
【0060】第2の検査はDA変換器608の検査であ
る。この検査においては、信号線632は制御ノードと
して機能し、信号線633は測定ノードとして機能す
る。この検査には、デジタル制御データの入力とアナロ
グ測定データの測定とが必要である。このDA変換器6
08の検査は、最初にデジタルスイッチ611を”b”
接点側に切り換えることにより開始される。次に、制御
データが、双方向デジタル検査ピン604,双方向バッ
ファ回路615,検査制御回路614,信号線628を
介してレジスタ617に入力される。次に、スイッチ6
13が、信号線627上に出力された制御信号により”
b”接点側に切り換えられ、DA変換器608からアナ
ログ信号が測定ノード(信号線633)上に出力され、
出力される前から、スイッチ613,アナログ検査ピン
605を介して検査装置に出力される。測定データが得
られた後、スイッチ611及び613は再度”a”接点
側に切り換えられる。この検査に要する基本動作には、
1)スイッチ611及び613を”b”接点側に切り換
える動作、2)制御データをレジスタ617に入力する
動作、3)スイッチ611及び613を”a”接点側に
戻す動作が含まれなければならない。
【0061】第3の検査はAD変換器609の検査であ
る。この検査においては、信号線634はアナログ制御
ノードとして機能し、信号線620は測定ノードとして
機能する。この検査は、実際はAD変換器609と論理
回路607とから成るモジュール群の検査となる。この
検査を実施するには、検査制御回路614が信号線62
5上のリセット信号をLレベルとすることにより主回路
601を最初にリセットする。次に、スイッチ610
を”b”接点側に切り換え、検査装置からアナログ検査
ピン605,スイッチ610,アナログ制御ノード(信
号線634)を介してアナログ制御信号をAD変換器6
09に入力する。このアナログ制御信号による検査が実
施された後、測定データがスイッチ612,信号線63
1,論理回路ブロック607を介して測定ノード(信号
線620)上に現れる。この測定データは、レジスタ6
18,信号線622,双方向バッファ回路615,双方
向デジタル検査ピン604を介して検査装置に入力さ
れ、検査が行われる。このAD変換器609の検査は、
スイッチ610を”a”接点側に再度切り換えることに
より終了する。この検査に要する基本動作には、1)ス
イッチ610を”b”接点側に切り換える動作、2)測
定データをレジスタ618から出力する動作、3)スイ
ッチ610を”a”接点側に戻す動作、4)リセット信
号を信号線625上に出力する動作が含まれなければな
らない。
【0062】最後の検査は、測定ノードを信号線620
上に有し、制御ノードを有しない全体的検査である。こ
の検査においては、主回路601全体の通常の動作を検
査する。この検査では、まず、この集積回路装置の全回
路をリセットし主回路601に通常の動作データが伝播
できる状態にする。通常の動作データが伝播してから所
定の時間が経過した後、信号線620上に現れる出力信
号をレジスタ618にラッチし、信号線622,双方向
バッファ回路615,双方向デジタル検査ピン604を
介して検査装置に入力する。この全体的検査に要する基
本動作には、1)リセット信号を信号線625上に出力
する動作及び2)測定データをレジスタ618から出力
する動作が含まれなければならない。
【0063】図7は主回路601の検査を実行するため
の命令とそれにより実行される基本動作の内容を示す図
である。勿論、各検査命令で図7に示した以外の他の基
本動作を実行するようにすることも可能である。
【0064】この回路構成例においては8個の基本動作
を用いているので、基本動作を明確に識別するにはlo
28=3ビット必要となる。また、基本動作の開始を
指示するのに必要な第2の論理値”0”のための第4番
目のビットが必要であるので、検査命令コードの全体の
長さは4ビットとなる。
【0065】この回路構成例の検査制御回路614の遷
移表を図8に示す。この回路構成例は、リセット後の待
機状態801から動作を開始する。待機状態にある間、
双方向デジタル検査ピン604は入力ピンとして機能し
ており、この双方向デジタル検査ピン604に印加され
る入力データが論理値”1”である限り回路構成例は待
機状態に留まる。双方向デジタル検査ピン604に論理
値”0”の入力データが入力されたときに、検査制御回
路614が検査命令コードが送信されたことを認識し、
回路構成例は検査命令コードの読み込み状態802に遷
移する。
【0066】次の3クロックサイクルで検査制御回路6
14は双方向デジタル検査ピン604から入力される3
個のデータを読み取り、8個の検査命令のどれであるか
を識別する。読み取ったコードが”000”,”00
1”,”010”,”011”又は”100”である場
合には、これらのコードを受信した後、それぞれ状態8
03〜807に示される対応するスイッチの設定又は主
回路601のリセット動作を行う。各動作が完了したと
きに、検査制御回路614は待機状態801に戻る。
【0067】検査命令コード”101”が選択された場
合には、状態808に遷移して、双方向デジタル検査ピ
ン604上のデータを次のクロック信号の立ち上がりに
同期してレジスタ616に入力する。検査命令コード”
110”が選択された場合には、状態809に遷移し
て、双方向デジタル検査ピン604上のデータを次の8
クロックサイクルでレジスタ617中に読み込む。検査
命令コード”111”が選択された場合には、双方向デ
ジタル検査ピン604を出力モードに切り換え、状態8
10に遷移して、次の8クロックサイクルでレジスタ6
18中のデータを双方向デジタル検査ピン604から出
力する。これらの動作が完了した後、検査制御回路61
4は待機状態801に復帰し、双方向デジタル検査ピン
604は入力モードで機能する。
【0068】図9は回路構成例の動作のうちAD変換器
の検査動作に関係する信号のタイミングチャートであ
る。図において、901は検査制御回路614を待機状
態にし、主回路601をリセットする非同期のリセット
信号である。期間902中検査制御回路614は待機状
態にある。時刻903における双方向デジタル検査ピン
604上の信号の立ち下がり及び信号線626上のクロ
ック信号の立ち上がりで、検査制御回路614は双方向
デジタル検査ピン604から論理値”0”の信号を読み
込み、検査命令コードの読み込み状態となり、次の3ク
ロックサイクルの間その状態を保つ。すなわち、期間9
04中の4クロックサイクルで検査制御回路614は検
査命令コードを識別する。期間904の間に双方向デジ
タル検査ピン604から論理値列”0100”が入力さ
れる。この論理値列”0100”は主回路のリセット信
号として識別され、信号線625上に出力するリセット
信号905により非同期に主回路601のリセットを実
行する。勿論同期方式でリセットさせることも可能であ
る。この基本動作を終了すると、検査制御回路614は
待機状態に戻り、次の期間906中双方向デジタル検査
ピン604はHレベルとなる。
【0069】期間907の間に、AD変換器609の検
査のためのスイッチの設定を指示する検査命令コード”
0001”が検査装置から双方向デジタル検査ピン60
4上に入力され、次のクロック信号の立ち上がりで図7
の2欄目に示したスイッチ類の切り換えが行われ、時刻
908にAD変換器609に信号線634からアナログ
検査ピン605上の制御データを入力せしめる。なお、
この制御データは時刻909に検査装置からアナログ検
査ピン605に既に供給されている。この制御データに
よる制御結果である測定データが時刻910に論理回路
ブロック607から信号線620上に出力される。この
測定データが出力される時刻910が含まれる期間91
1中検査制御回路614は待機状態にある。
【0070】次の期間912中に、レジスタ618から
のデータ出力を指示する検査命令コード”0111”が
双方向デジタル検査ピン604上に入力される。この検
査命令が入力されると、検査制御回路614は時刻91
3に信号線636上のバッファ制御信号をHレベルと
し、双方向デジタル検査ピン604を出力モードとす
る。次の期間914の8クロックサイクルの間に、レジ
スタ618に保持された測定データが双方向デジタル検
査ピン604に出力され、検査装置によりサンプリング
される。この測定データの出力が完了した後、時刻91
5に双方向デジタル検査ピン604は入力モードに復帰
する。
【0071】次の期間916中、検査制御回路614は
再び待機状態を取る。そして、次の期間917に検査命
令コード”0011”が双方向デジタル検査ピン604
に入力され、検査制御回路614は時刻918にスイッ
チ類を図7の4欄に示す状態に切り換え、通常の動作を
可能とする。この後、期間919中、検査制御回路61
4は待機状態となる。これによりAD変換器609の検
査が完了する。なお、他の検査のタイミングも図9に示
したタイミングと同様である。
【0072】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、1本の双方向デジタル検査ピン130,604のみ
を用いて主回路102,601のデジタル回路部を検査
することができると共にアナログ回路部の検査もできる
という効果が得られる。
【0073】実施の形態2.実施の形態1においては双
方向デジタル検査ピン130,604とアナログ検査ピ
ン131,605とを用いてそれぞれデジタル回路部及
びアナログ回路部の検査を行ったが、実施の形態2にお
いては、デジタル双方向検査ピンとアナログ検査ピンと
して両用できる検査ピンを用いている。この検査ピンが
デジタル双方向検査ピンとして機能するかアナログ検査
ピンとして機能するかは、検査制御回路の状態により決
定される。この実施の形態2において、検査ピン上でア
ナログ信号の入出力と測定とを行うための時間帯は予め
設定し、アナログ信号の検査が終了した後デジタル信号
の検査に検査ピンを切り換える。
【0074】図10はこの発明の実施の形態2による集
積回路装置のバッファ部(図1に示した集積回路装置1
01の双方向バッファ回路134に相当する)の構成を
示す回路図である。図において、1001は主回路のデ
ジタルデータを検査装置に出力するためのデジタルデー
タ出力ポート、1002は検査装置から主回路にデジタ
ルデータを入力するデジタルデータ入力ポート、100
3はこのバッファ部の入出力動作の切り換えを行う制御
信号を伝達する信号線、1004,1005は検査用ス
イッチの切り換え動作を指示する制御信号を検査制御回
路から伝達する信号線、1006は所定のアナログ制御
ノード若しくはアナログ測定ノード又はその双方に接続
されたアナログ検査信号ポート、1007はアナログス
イッチで、デジタル信号を通過させはするがアナログ回
路部の測定を行うときにはオープン状態となる。100
8はアナログスイッチ、1009は検査信号及びデータ
を検査装置とやり取りするための検査ピン、1010は
デジタル双方向バッファ回路、1011は3状態バッフ
ァ回路、1012は通常のバッファ回路である。なお、
このバッファ部の構成とそれに伴う若干の結線及びバッ
ファ部の制御信号の違いを除いて、実施の形態2の他の
部分の構成は図1の実施の形態1の構成と同様であるの
で、それに関する説明は省略する。
【0075】次に動作について説明する。検査ピン10
09をアナログ検査ピンとして使用するときには、この
バッファ部は次のように動作する。まず第1に、検査制
御回路は待機状態にあり、バッファ部はデジタル入力モ
ードとして機能し、アナログスイッチ1007,100
8は”a”接点側にある。これにより、アナログ検査信
号ポート1006は検査ピン1009から切り離され、
デジタル双方向バッファ回路1010が検査ピン100
9に接続されている。検査ピン1009,アナログスイ
ッチ1007,バッファ回路1012,デジタルデータ
入力ポート1002を介して検査命令コードが検査モジ
ュールに入力された後、アナログスイッチ1007,1
008は”b”接点側に切り換えられ、デジタル双方向
バッファ回路1010が検査ピン1009から切り離さ
れ、アナログ検査信号ポート1006がアナログスイッ
チ1008を介して検査ピン1009に接続される。こ
れにより、アナログ制御データを検査モジュールに入力
することができ、また、アナログ測定データを検査モジ
ュールから出力することができる。検査装置がアナログ
信号を処理するのに必要な所定の時間を検査制御回路中
のカウンタが計時した後、アナログスイッチ1007,
1008は再び”a”接点側に復帰し、デジタル回路部
の検査が可能となる。
【0076】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、1本の検査ピンを用いて検査モジュールのデジタル
回路部とアナログ回路部の検査を行うことができる効果
が得られる。
【0077】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、デジタ回路部の検査用の双方向でジタル検査ピン
を1本のみ設けるように構成したので、検査用ピン数を
最小限にできる効果がある。
【0078】請求項2記載の発明によれば、1本の双方
向デジタル検査ピンとアナログ検査ピンとを設けるよう
に構成したので、アナログ回路部の検査も行うことがで
きる効果がある。
【0079】請求項3記載の発明によれば、デジタル回
路部とアナログ回路部の検査用に1本の検査ピンのみを
設けるように構成したので、最小限度の検査ピンでデジ
タル回路部とアナログ回路部の検査を行うことができる
効果がある。
【0080】請求項4記載の発明によれば、検査回路に
1本の検査ピンから制御データを送信し、その検査ピン
から測定データを出力するように構成したので、最小限
のピン数で検査できる効果がある。
【0081】請求項5記載の発明によれば、アナログ検
査ピンを用いて集積回路装置の検査をすることができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による集積回路装置
を示す構成図である。
【図2】 実施の形態1の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】 実施の形態1のアナログスイッチの具体的構
成を示す回路図である。
【図4】 実施の形態1のデジタルスイッチの具体的構
成を示す回路図及びその真理値表図である。
【図5】 実施の形態1の検査回路の具体的構成を示す
ブロック図である。
【図6】 実施の形態1の具体的な回路構成例を示す回
路図である。
【図7】 図6の回路構成例の主回路の検査を実行する
ための命令とそれにより実行される基本動作の内容を示
す表図である。
【図8】 図6の回路構成例の検査制御回路の遷移表図
である。
【図9】 図6の回路構成例の動作のうちAD変換器の
検査動作に関係する信号のタイミングチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態2による集積回路装
置のバッファ部の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
101 集積回路装置、102,601 主回路、10
3,602 検査回路、106,611,612 デジ
タルスイッチ(スイッチ)、107,109,610,
613,1007,1008 アナログスイッチ(スイ
ッチ)、130,604 双方向デジタル検査ピン、1
31,605 アナログ検査ピン、1009 検査ピ
ン。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】集積回路装置のデジタル回路部の検査方法
としてその回路向きの多くの方法が検討されてきたが、
現在行われている多くの方法はスキャンテスト法と言わ
れる方法を用いている。この方法では、通常4本以上の
検査用の外部ピンが用いられる。これらの外部ピンは、
走査モードあるいは正常動作モードで、検査するデジタ
ル回路部中のフリップフロップ回路を走査するモードを
選択するのに用いられる外部ピン、制御データを入力す
るのに用いられる入力ピン、測定データを出力するため
に用いられる出力ピン、及びクロック信号を入力するの
に用いられるクロックピンなどで構成される。なお、こ
のスキャンテスト法はアナログの制御ノード又は測定ノ
ードを有する回路の検査には適していない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項5記載の発明に係る集積回路装置の
検査方法は、スイッチを性能検査の状態に切り換えるス
テップと、検査回路に制御データをアナログ検査ピンか
ら送信するステップと、検査回路からアナログ検査ピン
を介して測定データを外部の検査装置に出力するステッ
プとを備えたものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】さらに、133は検査命令を実行する順序
回路を含む検査制御回路、124aは検査制御回路13
3から出力されるスイッチ106の切り換え信号を伝達
する信号線、124bは検査制御回路133から出力さ
れるスイッチ107の切り換え信号を伝達する信号線、
124cは検査制御回路133から出力されるスイッチ
109の切り換え信号を伝達する信号線、126はクロ
ック信号を検査制御回路133に伝達する信号線、12
5はリセット信号を検査制御回路133に伝達する信号
線、129はクロック信号を集積回路装置101に入力
するための外部ピン、130はデジタルデータ及び制御
信号の入出力をするための双方向デジタル検査ピン、1
34は双方向バッファ回路、135はバッファ回路13
4と検査制御回路133との間を接続する信号線、13
6aは検査モジュール105へのデジタル制御信号を保
持するレジスタ、136bは回路142中の他の検査モ
ジュールへのデジタル制御信号を保持するレジスタ、1
37aは検査モジュール105からのデジタル測定デー
タを保持するレジスタ、137bは回路142中の他の
検査モジュールからの測定データを保持するレジスタ、
140は検査制御回路133から検査モジュール105
へのリセット又はセット信号を伝達する信号線、141
は検査制御回路133から検査モジュール105へのク
ロック停止信号を伝達する信号線、138は信号線12
5上のリセット信号と信号線140上のリセット信号と
を入力信号とするAND回路、139は信号線126上
のクロック信号と信号線141上のクロック停止信号と
を入力信号とするAND回路で、検査モジュール105
はAND回路138及び139の出力がLレベルの時そ
れぞれリセット及びクロック信号の停止が為される。な
お、リセット信号及びクロック停止信号は通常はHレベ
ルを取り、リセット及びクロック停止を行うときのみL
レベルを取る。128はAND回路138の出力信号を
検査モジュール105に伝達する信号線、127はAN
D回路139の出力信号検査モジュール105に伝達す
る信号線、143aは回路142中の他の検査モジュー
ルへクロック信号伝達する信号線、143bは回路14
2中の他の検査モジュールへリセット信号を伝達する信
号線である。なお、ここで制御データとは、制御に必要
な制御命令を含めて制御データといっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】測定値をサンプリングできる状態になった
ときは、デジタルの測定値は測定ノード112からクロ
ック信号と同期させて検査回路103に出力させ、アナ
ログの測定値はアナログスイッチ109を介して検査回
路103に入力させる(ステップST13)。最後に、
双方向デジタル検査ピン130若しくはアナログ検査ピ
ン131又はその双方から測定値を出力し、図示しない
検査装置を用いた検査に供する(ステップST14)。
これにより、検査は終了する(ステップST15)。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】また、デジタル信号を用いて検査を行う場
合にはデジタル信号を切り換える必要があるが、この実
施の形態1においてはこの切り換えのためにデジタルス
イッチ106を用いている。図4はこのデジタルスイッ
チ106の具体的構成を示す回路図(図4の(1))及
びその真理値表(図4の(2))であり、図において、
401はスイッチ106を構成する論理セル、In0,
In1は切り換えを行う入力信号の入力端子、Outは
出力端子、Controlは切り換え制御信号の入力端
子である。図4の(2)の真理値表に示すように、論理
セル401は入力端子ControlにLレベルの信号
(論理値”0”)が入力されたときに入力端子In0に
入力されている信号の信号レベルと同一の信号レベルを
出力端子Outに出力し、入力端子ControlにH
レベルの信号(論理値”1”)が入力されたときに入力
端子In1に入力されている信号の信号レベルと同一の
信号レベルを出力端子Outに出力する。すなわち、L
レベルの制御信号で入力端子In0の入力を選択し、H
レベルの制御信号で入力端子In1の入力を選択する。
なお、真理値表中”DC”はその欄の入力が論理値”
0”を取ろうと”1”を取ろうと出力値に影響を及ぼさ
ないという意味である。また、実施の形態1では、デジ
タル出力スイッチは必要ない。何故なら、測定ノード1
12は結線部108を介して信号線119に直接接続さ
れており、レジスタ137aから適宜サンプリングでき
る。さらに、アナログ出力スイッチ109も、アナログ
測定ノード113以外に他にアナログ測定ノードがない
場合には、結線部108と同様に結線部とすることもで
きる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】実施の形態1の集積回路装置101は、双
方向デジタル検査ピン130若しくはアナログ検査ピン
131を用いて、検査装置からの制御信号に基づいて検
査を行う。検査装置からのデジタル検査信号は双方向デ
ジタル検査ピン130から集積回路装置101に入力さ
れ、バッファ回路134,信号線135を介して検査制
御回路133に入力される。検査制御回路133は、入
力された2進数検査命令コードに基づいて検査回路10
3及び主回路102間の制御信号及びデータを処理
る。主回路102が通常の動作を行い、検査回路103
が動作を停止しているときには、双方向デジタル検査ピ
ン130は常時入力ピンとして機能する。検査装置は、
双方向デジタル検査ピン130から、検査回路103を
待機状態にして、デジタルスイッチ106、アナログス
イッチ107及びアナログスイッチ109が通常動作側
に切り換えられているときに主回路102の通常の動作
に検査回路103が干渉しない状態にあることを検査回
路103に指令する第1の論理値(”0”又は”1”)
を入力させる。また、第2の論理値(第1の論理値の反
対の論理値)で始まる所定のビット数の命令を双方向デ
ジタル検査ピン130に印加して、以下に述べるような
検査の基本動作を実行させる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】実行する検査によって内容が異なるが、基
本動作は通常次の全部又は一部を行う。すなわち、デジ
タルスイッチ106及びアナログスイッチ107,10
9の状態の変更、デジタル制御データの入力、デジタル
測定データの出力、所定数のクロックサイクルだけ待
機、検査モジュール105のセット又はリセット、検査
モジュール105のクロック信号の停止及び開始の動作
を行う。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】検査命令を明確に識別するために必要な2
進コードのビット数は、検査命令数の2を底とする対数
を切り上げた値である。上述したように、検査制御回路
133がいつから双方向デジタル検査ピン130への入
力信号を検査命令コードとして取り扱うべきかが明瞭に
なるように、第2の論理値が命令コードに付加されてい
る。検査制御回路133は、上記第2の論理値の直後の
検査命令コードが入力されると、この命令コードに応じ
た次の基本動作を実行する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】図5は検査回路103の具体的構成を示す
ブロック図である。図5において、502は検査制御回
路133の各動作状態や待機状態等の状態を示すコード
を格納する状態レジスタ、503は検査のための命令コ
ードを格納する命令レジスタ、504はスイッチ10
6,107,109の動作を制御するための制御信号
を格納するスイッチ設定レジスタ、505は検査のた
めの命令コードの長さ等を計数し、必要なデータを格納
するためのカウンタで、それぞれエッジ・トリガ・フリ
ップフロップで実現されるメモリを有している。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】519はバッファ回路514aから入力さ
れるデジタル信号を伝達する信号線、520はバッファ
回路514bに出力するデジタル信号を選択するマルチ
プレクサ、521はマルチプレクサ520の選択動作を
制御する制御信号を伝達する信号線、522はバッファ
回路514bの動作を制御する制御信号を伝達する信号
線、523はレジスタ137a,137bの動作を制御
する制御信号を伝達する信号線、524はクロック信号
をレジスタ137a,137bに伝達する信号線、52
5はレジスタ136a,136bの動作を駆動するクロ
ック信号を伝達する信号線である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】状態レジスタ502は、状態遷移回路51
0により更新され、少なくとも次の状態を取る。すなわ
ち、検査制御回路133が双方向デジタル検査ピン13
0からの検査命令コードを待機しているときの待機状
態、検査命令コードを読み取るための検査命令受信状
態、検査にデジタル制御データが必要な場合にデジタル
制御データを入力するための状態、検査にデジタル測定
データが必要な場合にデジタル測定データを出力するた
めの状態、スイッチ類を設定するための状態、検査モジ
ュール105をセット又はリセットすることが必要なと
きにそれらを為すための状態、クロック信号を必要とす
る検査モジュール105にクロック信号をオン又はオフ
するための状態を取る。状態レジスタ502は、また、
検査制御回路133が間欠的に実行される基本動作を実
行しない間、所定数のクロックサイクルだけ待機するよ
うにすることができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】命令レジスタ503は検査命令を全て保持
するのに十分な数のメモリ素子が必要である。すなわ
ち、命令コードを識別するために命令レジスタ中に必要
なビット数は、検査命令数の2を底とする対数値を切り
上げた値である。命令デコーダ及び更新回路511は、
状態レジスタ502が検査命令受信状態にあるときに信
号線519上のデータを命令レジスタ503に転送す
る。命令デコーダ及び更新回路511にはデコーダも含
まれ、このデコーダが、どの検査命令が命令レジスタ5
03に入力されたかを識別し、状態遷移回路510に指
示する。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】制御信号回路507は、信号線521を介
してマルチプレクサ520の制御信号を送信する。ま
た、信号線522を介してバッファ回路514bの切り
換えを指示し、信号線140,141上にそれぞれリセ
ット又はセット信号,クロック停止信号を出力し、走査
型のDフリップフロップ513a,513bに信号線5
23を介して制御信号を送信する。制御信号回路507
は組み合わせ回路と記憶素子とで実現され、状態レジス
タ502のデータが入力される。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】図9は回路構成例の動作のうちAD変換器
の検査動作に関係する信号のタイミングチャートであ
る。図において、901は検査制御回路614を待機状
態にし、主回路601をリセットする非同期のリセット
信号である。期間902中検査制御回路614は待機状
態にある。時刻903における信号線626上のクロッ
ク信号の立ち上がりで、検査制御回路614は双方向デ
ジタル検査ピン604から論理値”0”の信号を読み込
み、検査命令コードの読み込み状態となり、次の3クロ
ックサイクルの間その状態を保つ。すなわち、期間90
4中の4クロックサイクルで検査制御回路614は検査
命令コードを識別する。期間904の間に双方向デジタ
ル検査ピン604から論理値列”0100”が入力され
る。この論理値列”0100”は主回路のリセット信号
として識別され、信号線625上に出力するリセット信
号905により非同期に主回路601のリセットを実行
する。勿論同期方式でリセットさせることも可能であ
る。この基本動作を終了すると、検査制御回路614は
待機状態に戻り、次の期間906中双方向デジタル検査
ピン604はHレベルとなる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】次に動作について説明する。検査ピン10
09をアナログ検査ピンとして使用するときには、この
バッファ部は次のように動作する。まず第1に、検査制
御回路は待機状態にあり、バッファ部はデジタル入力モ
ードとして機能し、アナログスイッチ1007,100
8は”a”接点側にある。これにより、アナログ検査信
号ポート1006は検査ピン1009から切り離され、
デジタル双方向バッファ回路1010が検査ピン100
9に接続されている。検査ピン1009,アナログスイ
ッチ1007,バッファ回路1012,デジタルデータ
入力ポート1002を介してアナログ信号を入出力する
検査命令コードが検査モジュールに入力された後、アナ
ログスイッチ1007,1008は”b”接点側に切り
換えられ、デジタル双方向バッファ回路1010が検査
ピン1009から切り離され、アナログ検査信号ポート
1006がアナログスイッチ1008を介して検査ピン
1009に接続される。これにより、アナログ制御デー
タを検査モジュールに入力することができ、また、アナ
ログ測定データを検査モジュールから出力することがで
きる。検査装置がアナログ信号を処理するのに必要な所
定の時間を検査制御回路中のカウンタが計時した後、ア
ナログスイッチ1007,1008は再び”a”接点側
に復帰し、デジタル回路部の検査が可能となる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0077
【補正方法】変更
【補正内容】
【0077】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、デジタ回路部の検査用の双方向ジタル検査ピン
を1本のみ設けるように構成したので、検査用ピン数を
最小限にできる効果がある。
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号処理を行うデジタル回路部
    を有する主回路と、該主回路に前記デジタル回路部の性
    能検査のための制御データを送信すると共に前記主回路
    からの該制御データに基づく測定データを出力する検査
    回路とを備えた集積回路装置において、 前記制御データと前記測定データとを外部の検査装置と
    の間でやり取りする双方向デジタル検査ピンを1本のみ
    設けて成ることを特徴とする集積回路装置。
  2. 【請求項2】 主回路はアナログ信号処理を行うアナロ
    グ回路部を更に有し、検査回路は前記アナログ回路部の
    性能検査のための制御データをも前記主回路に送信し、
    デジタル回路部の制御データと該デジタル回路部の測定
    データとを検査装置との間でやり取りする1本の双方向
    デジタル検査ピンと前記アナログ回路部の制御データと
    該アナログ回路部の測定データとを前記検査装置との間
    でやり取りするアナログ検査ピンとを設けて成ることを
    特徴とする請求項1記載の集積回路装置。
  3. 【請求項3】 デジタル信号処理を行うデジタル回路部
    及びアナログ信号処理を行うアナログ回路部を有する主
    回路と、該主回路に前記デジタル回路部及びアナログ回
    路部の性能検査のための制御データを送信すると共に前
    記主回路からの測定データを出力する検査回路とを備え
    た集積回路装置において、 前記制御データと前記測定データとを外部の検査装置と
    の間でやり取りする検査ピンを1本のみ設けて成ること
    を特徴とする集積回路装置。
  4. 【請求項4】 少なくともデジタル信号処理を行うデジ
    タル回路部及び該デジタル回路部を性能検査のための状
    態に切り換えるスイッチを有する主回路と、該主回路に
    前記デジタル回路部の性能検査のための制御データを送
    信すると共に前記主回路からの該制御データに基づく測
    定データを出力する検査回路とを備えた集積回路装置の
    検査方法において、 前記スイッチを前記性能検査の状態に切り換えるステッ
    プと、 前記検査回路に前記制御データを1本の検査ピンから順
    次送信するステップと、 前記検査回路から前記検査ピンを介して前記測定データ
    を外部の検査装置に出力するステップとを備えたことを
    特徴とする集積回路装置の検査方法。
  5. 【請求項5】 アナログ信号処理を行うアナログ回路部
    及び該アナログ回路部を性能検査のための状態に切り換
    えるスイッチを有する主回路と、該主回路に前記アナロ
    グ回路部の性能検査のための制御データを送信すると共
    に前記主回路からの該制御データに基づく測定データを
    出力する検査回路とを備えた集積回路装置の検査方法に
    おいて、 前記スイッチを前記性能検査の状態に切り換えるステッ
    プと、 前記検査回路に前記制御データをアナログ検査ピンから
    順次送信するステップと、 前記検査回路から前記アナログ検査ピンを介して前記測
    定データを外部の検査装置に出力するステップとを備え
    たことを特徴とする集積回路装置の検査方法。
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