JPH10332656A - クロロベンゼン類の分析装置 - Google Patents
クロロベンゼン類の分析装置Info
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- JPH10332656A JPH10332656A JP9141404A JP14140497A JPH10332656A JP H10332656 A JPH10332656 A JP H10332656A JP 9141404 A JP9141404 A JP 9141404A JP 14140497 A JP14140497 A JP 14140497A JP H10332656 A JPH10332656 A JP H10332656A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concentrator
- chlorobenzenes
- gas
- injector
- helium
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- Pending
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- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ごみ焼却炉排ガスのように種々の化合物が含
まれている場合であっても、凝縮物の除去等のメンテナ
ンス作業を必要とせず、正確度および精度の高い分析値
を得ることのできるクロロベンゼン類の自動分析装置を
提供する。 【解決手段】 ダストを取り除くための除塵器1と、吸
着剤を用いる濃縮器3と、再濃縮のためのコールドトラ
ップインジェクタ4と、ガスクロマトグラフ装置5とを
備えており、除塵器1の中に炭酸カルシウムの層を形成
してあるクロロベンゼン類の分析装置。
まれている場合であっても、凝縮物の除去等のメンテナ
ンス作業を必要とせず、正確度および精度の高い分析値
を得ることのできるクロロベンゼン類の自動分析装置を
提供する。 【解決手段】 ダストを取り除くための除塵器1と、吸
着剤を用いる濃縮器3と、再濃縮のためのコールドトラ
ップインジェクタ4と、ガスクロマトグラフ装置5とを
備えており、除塵器1の中に炭酸カルシウムの層を形成
してあるクロロベンゼン類の分析装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般廃棄物および
産業廃棄物を焼却した際に発生する燃焼排ガス、あるい
は金属精錬プロセスから排出されるガスなどに含まれる
有機化合物を分析する装置に関するものである。
産業廃棄物を焼却した際に発生する燃焼排ガス、あるい
は金属精錬プロセスから排出されるガスなどに含まれる
有機化合物を分析する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種の廃棄物を焼却する際に焼
却炉から極めて猛毒のダイオキシン類が発生することが
ある。これら排ガス中に含まれるダイオキシン類の濃度
は、ダイオキシンおよびその同族体、ならびにジベンゾ
フランおよびその同族体をすべて合わせても、1ng/
Nm3 (毒性換算値)程度以下であるため、現在の技術
では直接測定することは不可能である。
却炉から極めて猛毒のダイオキシン類が発生することが
ある。これら排ガス中に含まれるダイオキシン類の濃度
は、ダイオキシンおよびその同族体、ならびにジベンゾ
フランおよびその同族体をすべて合わせても、1ng/
Nm3 (毒性換算値)程度以下であるため、現在の技術
では直接測定することは不可能である。
【0003】そこで、大気汚染学会誌第28巻第5号2
74頁(1993年)に記載されているように、クロロ
ベンゼン類はダイオキシン類と高度の相関があるため、
クロロベンゼン類を測定し、相関関係のあるダイオキシ
ン類の濃度を計算して求めるという方法がある。したが
って、排ガス中のクロロベンゼン類あるいはクロロフェ
ノール類を正確に求めることは極めて重要である。
74頁(1993年)に記載されているように、クロロ
ベンゼン類はダイオキシン類と高度の相関があるため、
クロロベンゼン類を測定し、相関関係のあるダイオキシ
ン類の濃度を計算して求めるという方法がある。したが
って、排ガス中のクロロベンゼン類あるいはクロロフェ
ノール類を正確に求めることは極めて重要である。
【0004】排ガス中のクロロベンゼン類・クロロフェ
ノール類(以下クロロベンゼン類と総称する)の自動分
析技術としては、横浜国大環境研紀要第18巻1〜8頁
(1992年)、特開平5−312796号公報に記載
されているものがある。これらのダイオキシン類の代替
指標としてのクロロベンゼン類の自動分析技術は、排ガ
ス中に含まれている水蒸気を除去するためのガラス製の
トラップ、樹脂吸着剤を充填した濃縮管とこれを加熱で
きるヒータ、およびガスクロマトグラフ装置を基本とす
るものである。
ノール類(以下クロロベンゼン類と総称する)の自動分
析技術としては、横浜国大環境研紀要第18巻1〜8頁
(1992年)、特開平5−312796号公報に記載
されているものがある。これらのダイオキシン類の代替
指標としてのクロロベンゼン類の自動分析技術は、排ガ
ス中に含まれている水蒸気を除去するためのガラス製の
トラップ、樹脂吸着剤を充填した濃縮管とこれを加熱で
きるヒータ、およびガスクロマトグラフ装置を基本とす
るものである。
【0005】まず、排ガスは濃縮管の下流にあるポンプ
で引かれてガラス製トラップによって水蒸気を取り除か
れ、濃縮管を通過する。このとき、濃縮管はとくに昇温
していないので、排ガス中のクロロベンゼン類は樹脂吸
着剤に吸着する。
で引かれてガラス製トラップによって水蒸気を取り除か
れ、濃縮管を通過する。このとき、濃縮管はとくに昇温
していないので、排ガス中のクロロベンゼン類は樹脂吸
着剤に吸着する。
【0006】次に、濃縮管を270℃に昇温すると同時
にラインを切り替えて、ガスクロマトグラフ装置のキャ
リアガスを濃縮管に通すようにしてガスクロマトグラフ
装置に送り込むようにする。これにより、吸着したクロ
ロベンゼン類は脱着して、ガスクロマトグラフ装置によ
って定量される。
にラインを切り替えて、ガスクロマトグラフ装置のキャ
リアガスを濃縮管に通すようにしてガスクロマトグラフ
装置に送り込むようにする。これにより、吸着したクロ
ロベンゼン類は脱着して、ガスクロマトグラフ装置によ
って定量される。
【0007】ちなみに、このときの排ガス中のクロロベ
ンゼン類の濃度は、クロロベンゼン(モノクロロベンゼ
ン)で4〜34μg/Nm3 、1,4−ジクロロベンゼ
ンで4〜65μg/Nm3 、ヘキサクロロベンゼンで3
〜10μg/Nm3 、2,4−ジクロロフェノールで2
7〜186μg/Nm3 、2,3,4,6−テトラクロ
ロフェノールで4〜45μg/Nm3 であり、排ガスの
濃縮量は3.2リットルであると報告されている。
ンゼン類の濃度は、クロロベンゼン(モノクロロベンゼ
ン)で4〜34μg/Nm3 、1,4−ジクロロベンゼ
ンで4〜65μg/Nm3 、ヘキサクロロベンゼンで3
〜10μg/Nm3 、2,4−ジクロロフェノールで2
7〜186μg/Nm3 、2,3,4,6−テトラクロ
ロフェノールで4〜45μg/Nm3 であり、排ガスの
濃縮量は3.2リットルであると報告されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ごみ焼却炉の排ガス中
には、クロロベンゼン類の他に、主として水分、窒素、
酸素、塩化水素、塩素、硫黄酸化物、窒素酸化物ならび
に種々の有機化合物が含まれており、これらの物質(化
合物)が凝縮して配管系に付着する場合がある。一旦こ
のような凝縮物が生成すると、簡単には除去できなくな
る。そのまま分析を続けると、この凝縮物に高沸点のク
ロロベンゼン類が取り込まれるようになる。その結果、
クロロベンゼン類の正確な分析値が得られなくなるとい
う問題があった。
には、クロロベンゼン類の他に、主として水分、窒素、
酸素、塩化水素、塩素、硫黄酸化物、窒素酸化物ならび
に種々の有機化合物が含まれており、これらの物質(化
合物)が凝縮して配管系に付着する場合がある。一旦こ
のような凝縮物が生成すると、簡単には除去できなくな
る。そのまま分析を続けると、この凝縮物に高沸点のク
ロロベンゼン類が取り込まれるようになる。その結果、
クロロベンゼン類の正確な分析値が得られなくなるとい
う問題があった。
【0009】とくに、最近の新鋭のごみ焼却炉、いわゆ
るダイオキシン対策炉の排ガスについては、全体的には
クロロベンゼン類の含有量が、従来の1/100程度と
少なくなってきている。そのため、配管系内で凝縮物に
よるクロロベンゼン類の取り込みが起きると、正確な分
析値を得ることができなくなるのみならず、ガスクロマ
トグラフ装置に導入されるクロロベンゼン類の絶対量が
不足して、検出できなくなるという問題があった。
るダイオキシン対策炉の排ガスについては、全体的には
クロロベンゼン類の含有量が、従来の1/100程度と
少なくなってきている。そのため、配管系内で凝縮物に
よるクロロベンゼン類の取り込みが起きると、正確な分
析値を得ることができなくなるのみならず、ガスクロマ
トグラフ装置に導入されるクロロベンゼン類の絶対量が
不足して、検出できなくなるという問題があった。
【0010】そこで、これらの凝縮物を除去する必要が
あるが、それには、多数の複雑な配管を1本ずつ水蒸気
あるいは溶剤等で、洗浄して乾燥しなければならない。
これは、大変手間の掛かる作業(メンテナンス作業)で
ある。
あるが、それには、多数の複雑な配管を1本ずつ水蒸気
あるいは溶剤等で、洗浄して乾燥しなければならない。
これは、大変手間の掛かる作業(メンテナンス作業)で
ある。
【0011】本発明は、これらの問題点を解決するため
になされたもので、ごみ焼却炉排ガスのように種々の化
合物が含まれている場合であっても、凝縮物の除去等の
メンテナンス作業を必要とせず、正確度および精度の高
い分析値を得ることのできるクロロベンゼン類の自動分
析装置を提供することを目的とする。
になされたもので、ごみ焼却炉排ガスのように種々の化
合物が含まれている場合であっても、凝縮物の除去等の
メンテナンス作業を必要とせず、正確度および精度の高
い分析値を得ることのできるクロロベンゼン類の自動分
析装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、ダストを取
り除くための除塵器と、吸着剤を用いる濃縮器と、再濃
縮のためのコールドトラップインジェクタと、ガスクロ
マトグラフ装置とを備えており、前記除塵器の中に炭酸
カルシウムの層を形成してあるクロロベンゼン類の分析
装置である。
り除くための除塵器と、吸着剤を用いる濃縮器と、再濃
縮のためのコールドトラップインジェクタと、ガスクロ
マトグラフ装置とを備えており、前記除塵器の中に炭酸
カルシウムの層を形成してあるクロロベンゼン類の分析
装置である。
【0013】この発明は、配管系に付着する凝縮物の生
成について、鋭意検討することによりなされたものであ
る。その過程で、水分と塩化水素などの酸性物質によ
り、配管系が腐食すると、そこにクロロベンゼン類に対
して活性な点(部位)ができることがあり、この部位に
クロロベンゼン類が付着することを見いだした。
成について、鋭意検討することによりなされたものであ
る。その過程で、水分と塩化水素などの酸性物質によ
り、配管系が腐食すると、そこにクロロベンゼン類に対
して活性な点(部位)ができることがあり、この部位に
クロロベンゼン類が付着することを見いだした。
【0014】さらに検討を進めた結果、凝縮物の大部分
は塩化水素と水分が一緒に凝縮した物質(塩酸)である
ことがわかった。また、水分と酸による腐食の結果生成
するクロロベンゼン類に対しての活性点であることを見
いだした。そこで、特に多量にある塩化水素を、凝縮す
る以前に除去する方法について検討したところ、試料ガ
スに炭酸カルシウムを接触させることにより、塩化水素
を除去することができることがわかった。
は塩化水素と水分が一緒に凝縮した物質(塩酸)である
ことがわかった。また、水分と酸による腐食の結果生成
するクロロベンゼン類に対しての活性点であることを見
いだした。そこで、特に多量にある塩化水素を、凝縮す
る以前に除去する方法について検討したところ、試料ガ
スに炭酸カルシウムを接触させることにより、塩化水素
を除去することができることがわかった。
【0015】塩化水素の除去を行う位置については、水
分を凝縮させる除湿器より前で行う必要がある。従っ
て、除塵器あるいはその前後に、試料ガスを炭酸カルシ
ウムと接触させるための装置を設置する。種々検討した
結果、除塵器に炭酸カルシウムが充填された層を形成す
ることにより、装置を別途設けることなく目的が達成で
きることがわかった。
分を凝縮させる除湿器より前で行う必要がある。従っ
て、除塵器あるいはその前後に、試料ガスを炭酸カルシ
ウムと接触させるための装置を設置する。種々検討した
結果、除塵器に炭酸カルシウムが充填された層を形成す
ることにより、装置を別途設けることなく目的が達成で
きることがわかった。
【0016】このように、塩化水素の除去は、除塵器に
形成された炭酸カルシウムの層に試料ガスを通過させる
だけでよい。従って、使用中は、配管の切替え等の作業
は不要であり、通常の除塵器と同様に運転できる。ま
た、メンテナンス作業については、配管への塩化水素の
凝縮が起こらないので、配管の凝縮物除去の作業、ある
いは研摩などによる腐食の除去作業が不要となり、大幅
に簡略化される。新たに増える作業は、炭酸カルシウム
の交換作業のみであり、これも炭酸カルシウムが劣化す
る前に交換するだけでよい。このようにして、前述の課
題が解決される。
形成された炭酸カルシウムの層に試料ガスを通過させる
だけでよい。従って、使用中は、配管の切替え等の作業
は不要であり、通常の除塵器と同様に運転できる。ま
た、メンテナンス作業については、配管への塩化水素の
凝縮が起こらないので、配管の凝縮物除去の作業、ある
いは研摩などによる腐食の除去作業が不要となり、大幅
に簡略化される。新たに増える作業は、炭酸カルシウム
の交換作業のみであり、これも炭酸カルシウムが劣化す
る前に交換するだけでよい。このようにして、前述の課
題が解決される。
【0017】濃縮器は、測定対象のガスから、クロロベ
ンゼン類を吸着剤により吸着させる装置であり、通常の
樹脂吸着剤あるいは炭素質吸着剤などの吸着剤を用いる
形式のものでよい。
ンゼン類を吸着剤により吸着させる装置であり、通常の
樹脂吸着剤あるいは炭素質吸着剤などの吸着剤を用いる
形式のものでよい。
【0018】コールドトラップインジェクタは、キャピ
ラリ管を有する形式の装置であり、管の内部の測定対象
を管の外面から冷却媒体により冷却して凝縮させ、その
内面に付着させることができる。また、ヒータにより急
速に加熱することで、クロロベンゼン類を速やかに脱着
させて、ガスクロマトグラフ装置に導入する。
ラリ管を有する形式の装置であり、管の内部の測定対象
を管の外面から冷却媒体により冷却して凝縮させ、その
内面に付着させることができる。また、ヒータにより急
速に加熱することで、クロロベンゼン類を速やかに脱着
させて、ガスクロマトグラフ装置に導入する。
【0019】ガスクロマトグラフ装置は、通常のキャピ
ラリカラムを装着でき、300℃程度までの昇温機能が
付いていればよい。また、検出器には、質量分析計等種
々の検出器を用いることができる。
ラリカラムを装着でき、300℃程度までの昇温機能が
付いていればよい。また、検出器には、質量分析計等種
々の検出器を用いることができる。
【0020】その他、必要に応じて、データ処理装置を
設置して、検出器から出力された信号を、クロロベンゼ
ン類の量に変換する。クロロベンゼン類とダイオキシン
類の相関関係を予め求めてあれば、さらに、ダイオキシ
ン類の量に変換することもできる。
設置して、検出器から出力された信号を、クロロベンゼ
ン類の量に変換する。クロロベンゼン類とダイオキシン
類の相関関係を予め求めてあれば、さらに、ダイオキシ
ン類の量に変換することもできる。
【0021】
【発明の実施の形態】まず、排ガス中にダストやミスト
が含まれていると測定阻害を惹き起こしたり測定装置を
汚したりするので、除塵器を設けて測定装置に供給する
排ガスからダストやミストを除去する。この除塵器に
は、一般的な除塵フィルタを用いればよいが、クロロベ
ンゼン類が吸着しないように温度管理する必要がある。
つまり、除塵器全体を恒温槽に入れる、あるいはヒータ
を巻くなどして100〜300℃、好ましくは120〜
160℃になるようにする。
が含まれていると測定阻害を惹き起こしたり測定装置を
汚したりするので、除塵器を設けて測定装置に供給する
排ガスからダストやミストを除去する。この除塵器に
は、一般的な除塵フィルタを用いればよいが、クロロベ
ンゼン類が吸着しないように温度管理する必要がある。
つまり、除塵器全体を恒温槽に入れる、あるいはヒータ
を巻くなどして100〜300℃、好ましくは120〜
160℃になるようにする。
【0022】除塵器の中に設ける炭酸カルシウム層は、
繊維フィルタとは別に形成することが望ましい。これに
より、炭酸カルシウム層を除塵器本体から容易に取り出
すことができるので、炭酸カルシウムの交換を容易にす
ることができる。
繊維フィルタとは別に形成することが望ましい。これに
より、炭酸カルシウム層を除塵器本体から容易に取り出
すことができるので、炭酸カルシウムの交換を容易にす
ることができる。
【0023】除塵器内の炭酸カルシウム層を排ガスが通
過すると、含有されている塩化水素が炭酸カルシウムと
反応して、塩化カルシウムとなる。この反応により、排
ガスは塩化水素を含まない状態となる。
過すると、含有されている塩化水素が炭酸カルシウムと
反応して、塩化カルシウムとなる。この反応により、排
ガスは塩化水素を含まない状態となる。
【0024】除湿器(本体)は、ガラス製容器(トラッ
プ)、セラミック製容器、金属製容器、あるいは炭素・
グラファイト製容器など、排ガス中の成分により損傷を
受けるものでなければ、いずれの材質の物を用いても構
わない。また、温度制御、すなわち冷却を行うと一層除
湿効率が向上し、安定した除湿が図れる。なお、排ガス
中の水分が非常に少ないとき、あるいは排ガスの濃縮量
が極めて少ないときなど、ガスクロマトグラフ装置に導
入される水分が非常に少なくて、分離カラムを損傷する
おそれがない場合は、除湿器を省くことができる。
プ)、セラミック製容器、金属製容器、あるいは炭素・
グラファイト製容器など、排ガス中の成分により損傷を
受けるものでなければ、いずれの材質の物を用いても構
わない。また、温度制御、すなわち冷却を行うと一層除
湿効率が向上し、安定した除湿が図れる。なお、排ガス
中の水分が非常に少ないとき、あるいは排ガスの濃縮量
が極めて少ないときなど、ガスクロマトグラフ装置に導
入される水分が非常に少なくて、分離カラムを損傷する
おそれがない場合は、除湿器を省くことができる。
【0025】濃縮器は、樹脂吸着剤あるいは炭素質吸着
剤などの吸着剤を充填したガラス製または金属製の管
(濃縮管)、そしてヒータなどで濃縮管を300℃程度
まで昇温可能な装置を備えている。また、濃縮管に低温
空気、炭酸ガスなどを吹き付ける機構も保持させ、排ガ
ス中成分(クロロベンゼン類)の吸着操作のとき温度制
御できる機能を有しているとさらに好ましい。
剤などの吸着剤を充填したガラス製または金属製の管
(濃縮管)、そしてヒータなどで濃縮管を300℃程度
まで昇温可能な装置を備えている。また、濃縮管に低温
空気、炭酸ガスなどを吹き付ける機構も保持させ、排ガ
ス中成分(クロロベンゼン類)の吸着操作のとき温度制
御できる機能を有しているとさらに好ましい。
【0026】その他、上述の除塵器を通して排ガスを吸
引できるポンプとガス流量計、ならびにガスクロマトグ
ラフ装置用のキャリアガスを、濃縮管を通過させてガス
クロマトグラフ装置に送り込める機構を有していればよ
い。
引できるポンプとガス流量計、ならびにガスクロマトグ
ラフ装置用のキャリアガスを、濃縮管を通過させてガス
クロマトグラフ装置に送り込める機構を有していればよ
い。
【0027】濃縮器とガスクロマトグラフ装置の間に設
けるコールドトラップインジェクタは、0.5mm程度
の径のキャピラリ管を有し、冷却機構と、大容量ヒータ
などによる300℃程度までの急速加熱機構とを有する
ものである。キャピラリ管の材質は、単なるガラス製で
も良いが、ガスクロマトグラフ装置で使用されているシ
リカキャピラリカラムと同等の物、即ち溶融シリカ製の
キャピラリ管の内面を、液相の状態のポリシロキサンで
処理したものが望ましい。
けるコールドトラップインジェクタは、0.5mm程度
の径のキャピラリ管を有し、冷却機構と、大容量ヒータ
などによる300℃程度までの急速加熱機構とを有する
ものである。キャピラリ管の材質は、単なるガラス製で
も良いが、ガスクロマトグラフ装置で使用されているシ
リカキャピラリカラムと同等の物、即ち溶融シリカ製の
キャピラリ管の内面を、液相の状態のポリシロキサンで
処理したものが望ましい。
【0028】ポリシロキサンとしては、例えば、100
%ジメチル−ポリシロキサン、5%フェニル−95%メ
チル−ポリシロキサン、7%シアノプロピル−7%フェ
ニル−86%ジメチル−ポリシロキサンなどをコーティ
ングする。また、このキャピラリ管の外面には、キャピ
ラリ管の強度向上の観点から、ポリイミドをコーティン
グすることが望ましい。
%ジメチル−ポリシロキサン、5%フェニル−95%メ
チル−ポリシロキサン、7%シアノプロピル−7%フェ
ニル−86%ジメチル−ポリシロキサンなどをコーティ
ングする。また、このキャピラリ管の外面には、キャピ
ラリ管の強度向上の観点から、ポリイミドをコーティン
グすることが望ましい。
【0029】ガスクロマトグラフ装置は、通常のキャピ
ラリカラムを装着でき、300℃程度迄の昇温機能が付
いていればよい。また、検出器には、質量分析計の他、
電子捕獲型検出器、水素炎イオン化検出器などを用いる
ことができる。とくに、電子捕獲型検出器などを用いる
と、クロロベンゼン類の塩素に対して高感度な検出が可
能となる。
ラリカラムを装着でき、300℃程度迄の昇温機能が付
いていればよい。また、検出器には、質量分析計の他、
電子捕獲型検出器、水素炎イオン化検出器などを用いる
ことができる。とくに、電子捕獲型検出器などを用いる
と、クロロベンゼン類の塩素に対して高感度な検出が可
能となる。
【0030】データ処理装置は、検出器の出力をクロロ
ベンゼン類の量に変換できれば、特に方式は問わない。
この自動分析の主な目的からは、クロロベンゼン類とダ
イオキシン類の相関関係を予め求めておき、ダイオキシ
ン類の量に変換できることが望ましい。この排ガス自動
分析装置全体の制御は、シーケンサによっても可能であ
るが、このデータ処理装置によって行うこともできる。
ベンゼン類の量に変換できれば、特に方式は問わない。
この自動分析の主な目的からは、クロロベンゼン類とダ
イオキシン類の相関関係を予め求めておき、ダイオキシ
ン類の量に変換できることが望ましい。この排ガス自動
分析装置全体の制御は、シーケンサによっても可能であ
るが、このデータ処理装置によって行うこともできる。
【0031】
【実施例】図1は、排ガス中のクロロベンゼン類を自動
的に分析するための排ガス分析装置の一実施例を示す構
成図である。この分析装置は、炭酸カルシウム(CaC
O 3 )の層およびフィルタを内蔵する除塵器1、電子冷
却式の除湿器2、樹脂吸着剤を充填したガラス管を冷却
・加熱できるようにした濃縮器3、コールドトラップイ
ンジェクタ4、ガスクロマトグラフ装置5、質量分析計
6、分析システム全体を制御するシーケンサ7、および
測定されたクロマトグラムからクロロベンゼン類を計算
するためのデータ処理装置8を主な構成要素としてい
る。
的に分析するための排ガス分析装置の一実施例を示す構
成図である。この分析装置は、炭酸カルシウム(CaC
O 3 )の層およびフィルタを内蔵する除塵器1、電子冷
却式の除湿器2、樹脂吸着剤を充填したガラス管を冷却
・加熱できるようにした濃縮器3、コールドトラップイ
ンジェクタ4、ガスクロマトグラフ装置5、質量分析計
6、分析システム全体を制御するシーケンサ7、および
測定されたクロマトグラムからクロロベンゼン類を計算
するためのデータ処理装置8を主な構成要素としてい
る。
【0032】除塵器1は、図2に示したような炭酸カル
シウム層203と繊維フィルタ202を用い、除塵器の
本体201の全体を恒温槽に入れて150℃に保持し
た。炭酸カルシウム層203は、繊維フィルタ202と
は別に形成されているため、本体201から容易に取り
出すことができるので、容易に交換することが可能であ
る。
シウム層203と繊維フィルタ202を用い、除塵器の
本体201の全体を恒温槽に入れて150℃に保持し
た。炭酸カルシウム層203は、繊維フィルタ202と
は別に形成されているため、本体201から容易に取り
出すことができるので、容易に交換することが可能であ
る。
【0033】除湿器2には、コマツエレクトロニクス
(株)製の電子冷却式除湿器DH−109型を用いてい
る。
(株)製の電子冷却式除湿器DH−109型を用いてい
る。
【0034】濃縮器3としては、3mm径のSUS製の
管に2,6−ジフェニル−p−フェニレンオキシド樹脂
吸着剤を詰め、ヒータを巻くとともに、炭酸ガスボンベ
80から液化炭酸ガスを吹き付けられるようにして、0
〜300℃に温度コントロ−ルできるようなものを試作
した。
管に2,6−ジフェニル−p−フェニレンオキシド樹脂
吸着剤を詰め、ヒータを巻くとともに、炭酸ガスボンベ
80から液化炭酸ガスを吹き付けられるようにして、0
〜300℃に温度コントロ−ルできるようなものを試作
した。
【0035】コールドトラップインジェクタ4も、同様
に0.5mm径で内面が5%フェニル−95%メチル−
ポリシロキサンで処理された溶融シリカキャピラリ管
を、ヒータ、および液化炭酸ガス吹き付けにより−70
〜300℃にできるものを試作して用いた。またヘリウ
ムガスボンベ60からのヘリウムガス、すなわちガスク
ロマトグラフ装置のキャリアガスをキャピラリ管を通過
してガスクロマトグラフ装置5に送り込めるようにし
た。
に0.5mm径で内面が5%フェニル−95%メチル−
ポリシロキサンで処理された溶融シリカキャピラリ管
を、ヒータ、および液化炭酸ガス吹き付けにより−70
〜300℃にできるものを試作して用いた。またヘリウ
ムガスボンベ60からのヘリウムガス、すなわちガスク
ロマトグラフ装置のキャリアガスをキャピラリ管を通過
してガスクロマトグラフ装置5に送り込めるようにし
た。
【0036】ガスクロマトグラフ装置5はHP5890
型、質量分析計6はHP5970型を用い、カラムはジ
−エルサイエンス(株)製の微極性カラムを用いた。デ
ータ処理装置8は横河ヒューレットパッカード(株)製
のガスクロマトグラフ装置−質量分析計専用のものを用
いた。
型、質量分析計6はHP5970型を用い、カラムはジ
−エルサイエンス(株)製の微極性カラムを用いた。デ
ータ処理装置8は横河ヒューレットパッカード(株)製
のガスクロマトグラフ装置−質量分析計専用のものを用
いた。
【0037】シーケンサ7は試作したものを、濃縮器3
を通して排ガスを吸引するためのポンプ10としてはロ
ータリー式ポンプを、排ガス流量を計測するための流量
計11としては積算式のものを用いている。さらに、と
くに細かく表してはいないが各機器類を連結する配管に
適宜バルブを取り付け(通常のバルブ、三方バルブ、六
方バルブ)、以下の操作ができるようにしてある。
を通して排ガスを吸引するためのポンプ10としてはロ
ータリー式ポンプを、排ガス流量を計測するための流量
計11としては積算式のものを用いている。さらに、と
くに細かく表してはいないが各機器類を連結する配管に
適宜バルブを取り付け(通常のバルブ、三方バルブ、六
方バルブ)、以下の操作ができるようにしてある。
【0038】自動分析は次の手順・操作によって行う。
ガスクロマトグラフ装置5および質量分析計6は、ヘリ
ウムボンベ60からライン63、コールドトラップイン
ジェクタ4を通してキャリアガスのヘリウムを供給して
スタンバイ状態とする。ごみ焼却炉の排ガス21を、除
塵器1、ライン31、除湿器2、ライン32を通して、
濃縮器3に10リットル吸引する。吸引は、ライン33
を通してポンプ10により行った。このとき、電子冷却
式の除湿器2は0℃に、濃縮器3は室温以下に保つ。
ガスクロマトグラフ装置5および質量分析計6は、ヘリ
ウムボンベ60からライン63、コールドトラップイン
ジェクタ4を通してキャリアガスのヘリウムを供給して
スタンバイ状態とする。ごみ焼却炉の排ガス21を、除
塵器1、ライン31、除湿器2、ライン32を通して、
濃縮器3に10リットル吸引する。吸引は、ライン33
を通してポンプ10により行った。このとき、電子冷却
式の除湿器2は0℃に、濃縮器3は室温以下に保つ。
【0039】次いで、コールドトラップインジェクタ4
を、炭酸ガスボンベ80からライン82を通しての炭酸
ガスの吹き付けにより、−40℃に制御する。これと同
時に、ヘリウムボンベ60からライン62を通して濃縮
器3にヘリウムを送ると、濃縮器3の出側はライン3
5、コールドトラップインジェクタ4が接続されてお
り、その後はガスクロマトグラフ装置5に入る。
を、炭酸ガスボンベ80からライン82を通しての炭酸
ガスの吹き付けにより、−40℃に制御する。これと同
時に、ヘリウムボンベ60からライン62を通して濃縮
器3にヘリウムを送ると、濃縮器3の出側はライン3
5、コールドトラップインジェクタ4が接続されてお
り、その後はガスクロマトグラフ装置5に入る。
【0040】濃縮器3をヒータにより昇温し始めると、
吸着しているクロロベンゼン類が脱着して、ライン35
を通りコールドトラップインジェクタ4へ行くと、凝縮
・再濃縮する。このとき、ヘリウムガスのみがガスクロ
マトグラフ装置5に入り、キャリアガスとして働く。
吸着しているクロロベンゼン類が脱着して、ライン35
を通りコールドトラップインジェクタ4へ行くと、凝縮
・再濃縮する。このとき、ヘリウムガスのみがガスクロ
マトグラフ装置5に入り、キャリアガスとして働く。
【0041】濃縮器3が280℃となった時点で、ライ
ン63を通してヘリウムをコールドトラップインジェク
タ4に送るのと同時に、ライン62のヘリウムの供給停
止、およびコールドトラップインジェクタ4の昇温を行
う。この昇温は280℃まで行い、これによりコールド
トラップインジェクタ4からクロロベンゼン類がガスク
ロマトグラフ装置5・質量分析計6に送られる結果、自
動的に分析値がデータ処理装置8から出力される。な
お、質量分析計6の検出方法は、選択イオン検出法( S
elected Ion Monitor 法)を採用した。
ン63を通してヘリウムをコールドトラップインジェク
タ4に送るのと同時に、ライン62のヘリウムの供給停
止、およびコールドトラップインジェクタ4の昇温を行
う。この昇温は280℃まで行い、これによりコールド
トラップインジェクタ4からクロロベンゼン類がガスク
ロマトグラフ装置5・質量分析計6に送られる結果、自
動的に分析値がデータ処理装置8から出力される。な
お、質量分析計6の検出方法は、選択イオン検出法( S
elected Ion Monitor 法)を採用した。
【0042】図3に、ガスクロマトグラフ装置により測
定されたクロロベンゼン類の分析結果を示す。クロロベ
ンゼン類のピークP1〜P4のあるガスクロマトグラム
が得られている。この図より、極めて良好なガスクロマ
トグラムが得られ、クロロベンゼン類の量を容易に求め
られることがわかる。
定されたクロロベンゼン類の分析結果を示す。クロロベ
ンゼン類のピークP1〜P4のあるガスクロマトグラム
が得られている。この図より、極めて良好なガスクロマ
トグラムが得られ、クロロベンゼン類の量を容易に求め
られることがわかる。
【0043】
【発明の効果】この発明では、除塵器の中に炭酸カルシ
ウムの層を形成しているので、排ガス中に含まれる塩化
水素を取り除くことができ、後段の配管・バルブ類に水
と一緒に凝縮・付着することがない。また、腐食部位を
形成することもない。従って、クロロベンゼン類が配管
系の凝縮・付着物に取り込まれる、あるいは前記部位に
付着することがなくなり、正確度・精度の高い分析値が
得られるという効果がある。また、炭酸カルシウムの層
は容易に交換できるので、メンテナンスの時間はあまり
負担とならず、配管系が塩化水素と水分に晒されないの
で分析装置全体の腐食防止に対しても有効であるという
効果がある。
ウムの層を形成しているので、排ガス中に含まれる塩化
水素を取り除くことができ、後段の配管・バルブ類に水
と一緒に凝縮・付着することがない。また、腐食部位を
形成することもない。従って、クロロベンゼン類が配管
系の凝縮・付着物に取り込まれる、あるいは前記部位に
付着することがなくなり、正確度・精度の高い分析値が
得られるという効果がある。また、炭酸カルシウムの層
は容易に交換できるので、メンテナンスの時間はあまり
負担とならず、配管系が塩化水素と水分に晒されないの
で分析装置全体の腐食防止に対しても有効であるという
効果がある。
【図1】発明の分析装置の一実施例を示す構成図であ
る。
る。
【図2】除塵器の中に形成してある炭酸カルシウムの層
を示す図である。
を示す図である。
【図3】実施例の装置により測定されたクロロベンゼン
類の分析結果を示す図である。
類の分析結果を示す図である。
1 除塵器 2 除湿器 3 濃縮器 4 コールドトラップインジェクタ 5 ガスクロマトグラフ装置 6 検出器(質量分析計) 7 シーケンサ 8 データ処理装置 10 ポンプ 11 流量計 21 ガス(分析用) 22 ガス(排気) 31〜35 配管(分析ガス用) 60 ボンベ(ヘリウム) 62〜63 配管(ヘリウム用) 80 ボンベ(液化炭酸ガス) 81〜82 配管(液化炭酸ガス用) 201 除塵器本体 202 繊維フィルタ 203 炭酸カルシウム層 P1 クロロベンゼン P2 クロロフェノール P3 ジクロロベンゼン P4 トリクロロベンゼン
Claims (1)
- 【請求項1】 ダストを取り除くための除塵器と、吸着
剤を用いる濃縮器と、再濃縮のためのコールドトラップ
インジェクタと、ガスクロマトグラフ装置とを備えてお
り、前記除塵器の中に炭酸カルシウムの層を形成してあ
るクロロベンゼン類の分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9141404A JPH10332656A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | クロロベンゼン類の分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9141404A JPH10332656A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | クロロベンゼン類の分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10332656A true JPH10332656A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15291223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9141404A Pending JPH10332656A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | クロロベンゼン類の分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10332656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU200518U1 (ru) * | 2017-07-13 | 2020-10-28 | ФОСС Аналитикал А/С | Оптический анализатор с осушителем |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP9141404A patent/JPH10332656A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU200518U1 (ru) * | 2017-07-13 | 2020-10-28 | ФОСС Аналитикал А/С | Оптический анализатор с осушителем |
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