JPH10332346A - 波状管測定方法 - Google Patents

波状管測定方法

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JPH10332346A
JPH10332346A JP14806497A JP14806497A JPH10332346A JP H10332346 A JPH10332346 A JP H10332346A JP 14806497 A JP14806497 A JP 14806497A JP 14806497 A JP14806497 A JP 14806497A JP H10332346 A JPH10332346 A JP H10332346A
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valley
peak
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corrugated tube
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JP14806497A
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Akito Tateishi
昭人 立石
Takashi Fujiwara
尚 藤原
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SWCC Corp
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Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】波状管の測定精度の向上を図る。 【解決手段】発光部、受光部から成る光学測定器と、光
学測定器に連動する計測部と、光学測定器および計測部
から出力される検出データおよび計測データを演算処理
するデータ処理部とを有する波状管測定装置のデータ処
理部は、波状管の一端側の隣合う山の頂点を結ぶ直線L
1を求め、他端側の山の頂点から直線に対して直交する
垂線L2を求めて直線と垂線との交点座標(X、Y)を算
出し、他端側の山の頂点の座標(xb1、yb1)および交点
座標を予め決定された算術平均を求める演算要素で演算
処理して波状管の山径φDの演算処理データである電気
信号を出力する。谷径φdも同様の演算処理で波状管の
谷径の演算処理データである電気信号を出力させる。ま
た、波の高さはこの山径および谷径の演算処理データか
ら得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は波状管測定方法に
係り、特に波状管の山径、谷径、波高さおよび波ピッチ
を測定するための波状管測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アルミニウムから成る波状管
の押出工程において、波状管の製品不良を発見するため
に、図6に示すような波状管の山径φD、谷径φd、波
高さHおよび波ピッチPを測定している。山径φDはノ
ギス、波高さHはデプスゲージ、波ピッチPは直尺でそ
れぞれ測定し、谷径φdは山径φDおよび波高さHによ
り算出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな測定方法では、各形状パラメータ(山径φD、谷径
φd、波高さH、波ピッチP )によって測定方法が異
なるので、測定に時間がかかり、また測定人員が必要で
あった。また、人的測定なので測定技量による誤差が生
じやすい。特に、波状管がスパイラル形状の場合や湾曲
している場合には、ノギスによる測定では誤差を生じや
すくなる。
【0004】さらに、測定器具による接触測定なので、
波状管に傷が付く虞があり、特にデプスゲージは接触部
は針状なので傷が付きやすい。本発明は、このような従
来の難点を解決するためになされたもので、波状管の山
径、谷径、波高さおよび波ピッチの測定精度を向上させ
ることができる波状管測定方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明の波状管測定方法は、スパイラル形状の波状管
に発光部から光を照射し、照射された光のうち波状管に
遮られることなく通過してくる当該波状管の外観形状の
一端側の山の頂点(または谷の底部)を示す一端側通過
光および当該波状管の外観形状の他端側の山の頂点(ま
たは谷の底部)を示す他端側通過光を受光部によって受
光し、受光部から出力される一端側通過光および他端側
通過光に応じた検出データと、発光部および受光部を波
状管の軸方向に移動させたときの距離を計測部で計測し
て得られた計測データとをデータ処理部で演算処理して
波状管の山径(または谷径)を測定する波状管測定方法
であって、データ処理部は、一端側通過光に応じた検出
データおよび一端側通過光の検出データに対応する計測
データより任意位置の一端側の山の頂点(または谷の底
部)の座標と、任意位置の一端側の山の頂点(または谷
の底部)の隣の一端側の山の頂点(または谷の底部)の
座標とを結ぶ直線を求め、且つ他端側通過光に応じた検
出データおよび他端側通過光の検出データに対応する計
測データより任意位置の一端側の山の頂点(または谷の
底部)の稜線(または谷線)上にある他端側の山の頂点
(または谷の底部)の座標から直線に対して直交する垂
線を求めて直線と垂線との交点座標を算出し、他端側の
山の頂点(または谷の底部)の座標および交点座標を予
め決定された算術平均を求める演算要素で演算処理して
波状管の山径(または谷径)の演算処理データである電
気信号を出力するものである。
【0006】また、本発明の波状管測定方法においてデ
ータ処理部は、波状管の山径の演算処理データから波状
管の谷径の演算処理データを減算することにより得られ
る波状管の波高さに応じた電気信号を出力するものであ
る。また、本発明の波状管測定方法においてデータ処理
部は、任意位置の山の頂点(または谷の底部)の検出デ
ータおよび検出データに対応する計測データと、任意位
置の隣の山の頂点(または谷の底部)の検出データおよ
び検出データに対応する計測データとを予め決定された
算術平均を求める演算要素で演算処理して波状管の波ピ
ッチの演算処理データである電気信号を出力するもので
ある。
【0007】このような波状管測定方法によれば、波状
管がスパイラル形状の場合や湾曲している場合において
も、任意位置の一端側の山の頂点(または谷の底部)の
座標と、任意位置の一端側の山の頂点(または谷の底
部)の隣の一端側の山の頂点(または谷の底部)の座標
とを結ぶ直線を求め、且つ任意位置の一端側の山の頂点
(または谷の底部)の稜線(または谷線)上にある他端
側の山の頂点(または谷の底部)の座標から直線に対し
て直交する垂線を求めて直線と垂線との交点座標を算出
し、他端側の山の頂点(または谷の底部)の座標および
交点座標を予め決定された算術平均を求める演算要素で
演算処理するので、検出感度や測定値の再現性が高くな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の波状管測定方法の
実施の一形態について図面を参照して説明する。本発明
の波状管測定方法が適用される波状管測定装置は図1に
示すように、波状管30の外観形状の任意位置を検出す
るための光学測定器2と、波状管30の軸方向の長さを
計測する計測部3と、光学測定器2から出力される検出
データd1および計測部3から出力される計測データd2
を演算処理するデータ処理部4とを備えている。
【0009】光学測定器2は図2に示すように、波状管
30を通過させるための凹部5が形成され、凹部5の一
方の側面5aには波状管30に対して光を照射する発光
部6が設けられ、凹部5の他方の側面5bには発光部6
から照射された光を受光する受光部7が、波状管30の
通過位置を中心に発光部6に対向して設けられている。
このような発光部6は例えばレーザ投光器が用いられ、
レーザ投光器から投光されたレーザ光を円柱レンズや回
転プリズム、回転鏡などで走査することによりスリット
光(以下、「走査ビームB」という。)にする。受光部
7は例えばフォトダイオード等の光電センサが用いら
れ、発光部6から照射された走査ビームBを受光して、
検出データd1をメモリ4に出力する。なお、発光部6
から波状管30に照射される走査ビームBは、波状管3
0の外観形状の一端である上部側の山の頂点(または谷
の底部)を示す一端側通過光である一端側走査ビームB
1と、波状管30の外観形状の他端である下部側の山の
頂点(または谷の底部)を示す他端側通過光である他端
側走査ビームB2とが、波状管30に遮られることなく
通過してくる。
【0010】計測部3は図1に示すように、波状管30
の軸方向の長さを計測するために、光学測定器2に連動
させる。即ち、光学測定器2を波状管30の軸方向に移
動させるために、この光学測定器2はモータ8を含む移
動機構9に固定される。この移動機構9には、モータ8
の回転数を検出するためのロータリーエンコーダ10が
取着されている。ロータリーエンコーダ10はモータ8
の回転数に基づき光学測定器2の移動距離を示す計測デ
ータd2を表示部11を介してデータ処理部4に出力す
る。
【0011】データ処理部4はメモリ(図示せず)を内
臓しており、測定タイミングごとに検出データd1およ
び計測データd2が順次記憶される。この記憶された検
出データd1および計測データd2は演算処理され、山径
(または谷径)の演算処理データである電気信号d3を
表示部11およびレコーダ12に出力される。具体的に
は、山径を測定する場合、波状管30の軸方向に対して
所定幅でサンプリングして波状管30の山の頂点を探し
出し、その山の頂点のサンプリングデータから図3に示
すように、任意位置の山の頂点を示す一端側走査ビーム
B1に応じた検出データd1およびこの検出データd1に
対応する計測データd2の座標(xa1、ya1)と、任意位
置の隣の山の頂点を示す一端側走査ビームB1に応じた
検出データd1およびこの検出データd1に対応する計測
データd2の座標(xa2、ya2)とを求め、これら座標(x
a1、ya1)、(xa2、ya2)を結ぶ直線L1を求める。ま
た、任意位置の山の頂点の稜線上にある他端側の山の頂
点を示す他端側走査ビームB2に応じた検出データd1お
よびこの検出データd1に対応する計測データd2の座標
(xb1、yb1)を求め、この座標(xb1、yb1)から前述の
直線L1に対して直交する垂線L2を求める。このような
直線L1と垂線L2との交点座標(X、Y)を算出する。
ここで、直線L1は、
【0012】
【数1】
【0013】垂線L2は、
【0014】
【数2】
【0015】で求まる。そして、他端側の山の頂点の座
標(xb1、yb1)および交点座標(X、Y)を予め決定され
た算術平均を求める演算要素、
【0016】
【数3】
【0017】で演算処理して波状管30の山径φDを算
出し、この山径φDの演算処理データである電気信号d
3を表示部11およびレコーダ12(図1)に出力す
る。なお、y座標がya1= ya2の場合には山径φD は、
【0018】
【数4】
【0019】でもよい。また、谷径を測定する場合には
山径を測定するときと同様に、波状管30の軸方向に対
して所定幅でサンプリングして波状管30の谷の底部を
探し出し、その谷の底部のサンプリングデータから任意
位置の谷の底部を示す一端側走査ビームB1に応じた検
出データd1およびこの検出データd1に対応する計測デ
ータd2の座標(xa′1、ya′1)と、任意位置の隣の谷
の底部を示す一端側走査ビームB1に応じた検出データ
d1およびこの検出データd1に対応する計測データd2
の座標(xa′2、ya′2)とを求め、これら座標(xa′
1、ya′1)、(xa′2、ya′2)を結ぶ直線L3を求め
る。また、任意位置の谷の底部の谷線上にある他端側の
谷の底部を示す他端側走査ビームB2に応じた検出デー
タd1およびこの検出データd1に対応する計測データd
2の座標(xb′1、yb′1)を求め、この座標(xb′1、y
b′1)から前述の直線L3に対して直交する垂線L4を求
める。このような 直線L3と垂線L4との交点座標
(X′、Y′)を算出する。ここで、直線L3は、
【0020】
【数5】
【0021】垂線L4は、
【0022】
【数6】
【0023】で求まる。そして、他端側の谷の底部の座
標(xb′1、yb′1)および交点座標(X′、Y′)を予め
決定された算術平均を求める演算要素、
【0024】
【数7】
【0025】で演算処理して波状管30の谷径φdを算
出し、この谷径φdの演算処理データである電気信号d
3を表示部11およびレコーダ12(図1)に出力す
る。なお、y座標がya′1= ya′2の場合には谷径φd
は、
【0026】
【数8】
【0027】でもよい。さらに、データ処理部4は上述
の山径φDの演算処理データおよび谷径φdの演算処理
データを、
【0028】
【数9】
【0029】で演算処理することにより、波状管30の
波高さHに応じた電気信号d3を出力することができ
る。また、データ処理部4は図1に示すように、任意位
置の山の頂点(または谷の底部)の検出データd1およ
び検出データd1に対応する計測データd2と、任意位置
の隣の山の頂点(または谷の底部)の検出データd1お
よび検出データd1に対応する計測データd2とを予め決
定された算術平均を求める演算要素で演算処理して波状
管の波ピッチの演算処理データである電気信号d3を出
力することができる。具体的には図3に示すように、例
えば波状管30の他端側の任意位置の山の頂点の検出デ
ータd1および検出データd1に対応する計測データd2
の座標(xb2、yb2)と、任意位置の隣の山の頂点の検出
データd1および検出データd1に対応する計測データd
2の座標(xb3、yb3)とをめ、これら座標(xb2、yb
2)、(xb3、yb3)を予め決定された算術平均を求める
演算要素、
【0030】
【数10】
【0031】で演算処理して波状管30の波ピッチPを
算出し、この波ピッチPの演算処理データである電気信
号d3を表示部11およびレコーダ12(図1)に出力
する。なお、波状管測定装置1は、図1に示すような昇
降リフター13上に設置されており、測定時以外は波状
管製造ラインによる波状管製造の妨げにならないよう
に、下降させることができる。
【0032】このように構成された波状管測定装置1に
よる波状管測定方法について、図4、図5のフローチャ
ートを用いて、以下説明する。まず、波状管30の山径
φDを測定するには図4に示すように、装置の山径スタ
ートボタンをオンすることによりデータ処理部4が初期
化される。(ステップ101、102)。そして光学測
定器2が測定中ならば、データ処理部4がデータ処理を
開始する(ステップ103)。データ処理部4は波状管
30をサンプリングし(ステップ104)、一端側の任
意位置の山の頂点およびこの任意位置の隣の山の頂点を
探し出す(ステップ105、106)。また、この時の
光学測定器2の移動距離を計測部3からの計測データd
2から求める(ステップ107)。これらデータから一
端側の任意位置の山の頂点の座標(xa1、ya1)と、この
任意位置の隣の山の頂点の座標(xa2、ya2)とを求める
(ステップ108)。また、データ処理部4はサンプリ
ングデータから一端側の任意位置の山の頂点の稜線上に
ある他端側の山の頂点を探し出し(ステップ109)、
この時の光学測定器2の位置を計測部3からの計測デー
タd2から求める(ステップ110)。これら他端側の
データから他端側の山の頂点の座標(xb1、yb1)を求め
る(ステップ111)。
【0033】各座標を求めると、データ処理部4は一端
側の各山の頂点の座標(xa1、ya1)、(xa2、ya2)か
ら、この各山の頂点を結ぶ直線L1を算出する(ステッ
プ112)。そして、他端側の山の頂点の座標(xb1、y
b1)から直線L1に対して直交する垂線L2を算出し(ス
テップ113)、この垂線L2および直線L1の交点座標
(X、Y)を算出する(ステップ114)。このようにし
て求められた他端側の山の頂点の座標(xb1、yb1)およ
び交点座標(X、Y)を、予め決定された算術平均を求め
る演算要素、数式(3)で演算処理して波状管30の山
径φDを算出し(ステップ115)、この山径φDの演
算処理データである電気信号d3を表示部11およびプ
リンタ12(図1)に出力する(ステップ116)。な
お、波状管30の谷径φdの測定方法は山径φDと同様
なので、説明を省略する。
【0034】また、波状間30の波高さHを測定するに
は、山径φDおよび谷径φdを測定後に波高さスタート
スイッチをオンすることにより、データ処理部4で上述
のステップ101〜116で演算処理された山径φDの
演算処理データおよび谷径φdの各演算処理データを数
式(9)により演算処理し、この波高さHに応じた電気
信号d3を表示部11およびプリンタ12(図1)に出
力する(ステップ117、118)。なお、波高さスタ
ートスイッチをオンしない場合には、データは更新さ
れ、再びステップ103の前まで戻る。また、ステップ
103において、光学測定器2が測定状態でなければデ
ータ処理部4は処理を終了する(ステップ119)。
【0035】さらに、波状間30の波ピッチPを測定す
るには図5に示すように、装置の波ピッチスタートボタ
ンをオンすることによりデータ処理部4が初期化され
る。(ステップ201、202)。そして光学測定器2
が測定中ならば、データ処理部4がデータ処理を開始す
る(ステップ203)。データ処理部4は波状管30を
サンプリングし(ステップ204)、他端側の任意位置
の山の頂点およびこの任意位置の隣の山の頂点を探し出
す(ステップ205、206)。また、この時の光学測
定器2の移動距離を計測部3からの計測データd2から
求める(ステップ207)。これらデータから他端側の
任意位置の山の頂点の座標(xb2、yb2)と、この任意位
置の隣の山の頂点の座標(xb3、yb3)とを求める(ステ
ップ208)。
【0036】このようにして求められた他端側の任意位
置の山の頂点の座標(xb2、yb2)および任意位置の隣の
山の頂点の座標(xb3、yb3)を、予め決定された算術平
均を求める演算要素、数式(10)で演算処理して波状
管30の波ピッチPを算出し(ステップ209)、この
波ピッチPの演算処理データである電気信号d3を表示
部11およびプリンタ12(図1)に出力する(ステッ
プ210)。出力後、データは更新され、再びステップ
203の前まで戻る。また、ステップ203において、
光学測定器2が測定状態でなければデータ処理部4は処
理を終了する(ステップ211)。
【0037】なお、波ピッチPの測定は、他端側の山の
頂点に限らず、一端側の山の頂点で測定してもよく、ま
た、谷の底部で測定してもよい。また、本実施の一形態
においては光学測定器の移動距離を計測していたが、こ
れに限らず、波状管を移動させて、この波状管の移動距
離を計測してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の波状管
測定方法によれば、波状管がスパイラル形状の場合や湾
曲している場合においても、検出感度や測定値の再現性
が高くなるので、測定精度を向上させることができる。
これにより、自動測定、自動記録することができるの
で、測定時間を短縮できると共に而も測定人員を削減で
き、而も人的ミスがなくなる。
【0039】また、光学測定器による非接触測定方法な
ので、測定による傷を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の波状管測定方法が適用される波状管測
定装置の実施の一形態を示す説明図。
【図2】図1の波状管測定装置に使用される光学測定器
による光の走査状態を示す説明図。
【図3】本発明の波状管測定方法の測定原理を説明する
ために使用される波状管の測定座標位置を示す説明図。
【図4】本発明の波状管測定方法による波状管の山径、
谷径および波高さ測定のフローチャート図。
【図5】本発明の波状管測定方法による波状管の波ピッ
チ測定のフローチャート図。
【図6】波状管の測定項目を示す説明図。
【符号の説明】
1…波状管測定装置 2…光学測定器 3…計測部 30…波状管 6…発光部 B…走査ビーム(光) B1…一端側走査ビーム(一端側通過光) B2…他端側走査ビーム(他端側通過光) 7…受光部 d1…検出データ d2…計測データ d3…演算処理データである電気信号 4…データ処理部 φD…山径 φd…谷径 H…波高さ P…波ピッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スパイラル形状の波状管に発光部から光を
    照射し、照射された前記光のうち前記波状管に遮られる
    ことなく通過してくる当該波状管の外観形状の一端側の
    山の頂点(または谷の底部)を示す一端側通過光および
    当該波状管の外観形状の他端側の山の頂点(または谷の
    底部)を示す他端側通過光を受光部によって受光し、前
    記受光部から出力される前記一端側通過光および前記他
    端側通過光に応じた検出データと、前記発光部および前
    記受光部を前記波状管の軸方向に移動させたときの距離
    を計測部で計測して得られた計測データとをデータ処理
    部で演算処理して前記波状管の山径(または谷径)を測
    定する波状管測定方法であって、 前記データ処理部は、前記一端側通過光に応じた前記検
    出データおよび前記一端側通過光の前記検出データに対
    応する前記計測データより任意位置の前記一端側の山の
    頂点(または谷の底部)の座標と、前記任意位置の前記
    一端側の山の頂点(または谷の底部)の隣の前記一端側
    の山の頂点(または谷の底部)の座標とを結ぶ直線を求
    め、且つ前記他端側通過光に応じた前記検出データおよ
    び前記他端側通過光の前記検出データに対応する前記計
    測データより前記任意位置の前記一端側の山の頂点(ま
    たは谷の底部)の稜線(または谷線)上にある前記他端
    側の山の頂点(または谷の底部)の座標から前記直線に
    対して直交する垂線を求めて前記直線と前記垂線との交
    点座標を算出し、前記他端側の山の頂点(または谷の底
    部)の前記座標および前記交点座標を予め決定された算
    術平均を求める演算要素で演算処理して前記波状管の前
    記山径(または前記谷径)の演算処理データである電気
    信号を出力することを特徴とする波状管測定方法。
  2. 【請求項2】前記データ処理部は、前記波状管の山径の
    前記演算処理データから前記波状管の谷径の前記演算処
    理データを減算することにより得られる前記波状管の波
    高さに応じた電気信号を出力することを特徴とする請求
    項1記載の波状管測定方法。
  3. 【請求項3】前記データ処理部は、任意位置の前記山の
    頂点(または前記谷の底部)の前記検出データおよび前
    記検出データに対応する前記計測データと、前記任意位
    置の隣の前記山の頂点(または前記谷の底部)の前記検
    出データおよび前記検出データに対応する前記計測デー
    タとを予め決定された算術平均を求める演算要素で演算
    処理して前記波状管の波ピッチの演算処理データである
    電気信号を出力することを特徴とする請求項1記載の波
    状管測定方法。
JP14806497A 1997-06-05 1997-06-05 波状管測定方法 Withdrawn JPH10332346A (ja)

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Cited By (3)

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