JPH10332172A - 天井パネルまたは吸込グリルの昇降装置 - Google Patents

天井パネルまたは吸込グリルの昇降装置

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JPH10332172A
JPH10332172A JP9144005A JP14400597A JPH10332172A JP H10332172 A JPH10332172 A JP H10332172A JP 9144005 A JP9144005 A JP 9144005A JP 14400597 A JP14400597 A JP 14400597A JP H10332172 A JPH10332172 A JP H10332172A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸込グリルの昇降装置による吸込グリルの収
納性をよくする。 【解決手段】 吸込グリルの両端を吊り下げるワイヤに
テンショナーによって個別に張力を付加する。テンショ
ナー16には移動ローラ28と固定ローラ30とを設
け、移動ローラ28をバネ29によって反固定ローラ3
0側に付勢しておく。バネ29のバネ力は、バネ29に
掛かる吸込グリル14の荷重の分力より大きく、且つ、
バネ29に掛かるバネ装置による引き上げ力の分力より
も小さく設定しておく。こうして、バネ装置による両ワ
イヤの巻き取り方にアンバランスが生じて吸込グリルの
ワイヤ12側が天井パネル内に完全に収納されない場合
には、移動ローラ28と固定ローラ30とに掛け回され
ているワイヤ12が、バネ29の伸長によって更に引き
上げられる。その結果、吸込グリル全体が天井パネル内
に完全に収納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、手動によって天
井パネルまたは吸込グリルを昇降させる天井パネルまた
は吸込グリルの昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、天井埋め込み型の空気調和機
において、フィルタ交換等のメンテナンス時に吸込グリ
ルを手動によって昇降させるものがある。このような手
動型の昇降装置では、図5に示すように、バネ装置1に
よって巻き上げられる2本のワイヤ2,3によって吸込
グリル4の両端部を吊り上げて、吸込グリル4を天井パ
ネル5内に収納している。そして、上記吸込グリル4を
下降させる場合には、棒(図示せず)の先端の鉤を吸込グ
リル4の中央部に引っかけて強制的に引き降ろすのであ
る。
【0003】上記バネ装置1は、図6に示すような構造
を有している。上記ワイヤ2,3が巻き取られるドラム
6,7は、定荷重バネ8,9のバネ力によって一方向に回
転される軸に固定されている。こうして、定荷重バネ
8,9のバネ力によって同時に2本のワイヤ2,3を巻き
上げて吸込グリル4を天井パネル5内に収納するのであ
る。ここで、定荷重バネ8,9のバネ力の合計値は吸込
グリル4の荷重よりやや大きくなっており、吸込グリル
4は自動的に天井パネル5の位置まで上昇し、上記棒で
引き降ろす場合には軽い力で引き降ろせるようにしてい
る。また、上記吸込グリル4の下降時には、クラッチ1
0の動作によって、引き降ろされた吸込グリル4をその
位置に保持する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、従来の手動型の昇降装置においては、1組の定
荷重バネ8.9によって同時に巻き取られる2本のワイ
ヤ2,3で吸込グリルを吊り上げている。したがって、
ドラム6,7によるワイヤ2,3の巻き取り方にアンバラ
ンスが生じた場合には、吸込グリル4の上昇時に、図7
に示すように、例えば、吸込グリル4における一方のワ
イヤ3によって吊り上げられている端部4a側が天井パ
ネル5内に収まった時点で、他方のワイヤ2によって吊
り上げられている端部4b側は天井パネル5に収まって
おらず、天井パネル5の面より外側に垂れ下がって見苦
しいという問題がある。この問題は、手動型の天井パネ
ル昇降装置においても同様に起き得る。
【0005】そこで、この発明の目的は、収納性の良い
手動型の天井パネルまたは吸込グリルの昇降装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、定荷重バネのバネ力で回転
されるドラムに巻き取られる少なくとも2本の吊り部材
によって天井パネルまたは吸込グリルを上昇させる一
方,上昇された上記天井パネルまたは吸込グリルを手動
で下降させる天井パネルまたは吸込グリルの昇降装置に
おいて、上記夫々の吊り部材に張力付加バネによって張
力を付加するテンショナーを備えて、上記張力付加バネ
のバネ力は、この張力付加バネに掛かる上記定荷重バネ
による上記吊り部材の巻き上げ力の分力よりも小さく、
且つ、上記張力付加バネに掛かる上記天井パネルまたは
吸込グリルの荷重の分力よりも大きく設定されているこ
とを特徴としている。
【0007】上記構成によれば、上記定荷重バネによる
上記天井パネルまたは吸込グリルの上昇終了時点におい
て、上記天井パネルまたは吸込グリルにおける未収納箇
所を吊り上げている吊り部材には、上記天井パネルまた
は吸込グリルの荷重のみが作用している。ここで、上記
吊り部材に張力を付加しているテンショナーの張力付加
バネのバネ力は、この張力付加バネに掛かる上記天井パ
ネルまたは吸込グリルの荷重の分力よりも大きい。した
がって、上記張力付加バネは上記天井パネルまたは吸込
グリルの荷重に打ち勝って伸長し、その分だけ天井パネ
ルまたは吸込グリルが更に引き上げられる。こうして、
上記定荷重バネによる複数の吊り部材の巻き上げ方にア
ンバランスが生じても、天井パネルまたは吸込グリルは
完全に収納される。
【0008】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明の天井パネルまたは吸込グリルの昇降装置にお
いて、上記張力付加バネの伸縮方向は水平方向であるこ
とを特徴としている。
【0009】上記構成によれば、上記テンショナーは、
その張力付加バネの伸縮方向が水平方向になるように天
井または天井パネルに取り付けられている。したがっ
て、上記テンショナーを取り付けるために、上記天井裏
および天井パネル内に大きな空間を必要とはしない。
【0010】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
係る発明の天井パネルまたは吸込グリルの昇降装置にお
いて、上記テンショナーは、上記吊り部材が所定の通過
位置から外れないようにする外れ止めを有していること
を特徴としている。
【0011】上記構成によれば、上記外れ止めの動作に
よって上記吊り部材が所定の通過位置から外れないよう
に保持される。したがって、上記天井パネルおよび吸込
グリルの昇降を繰り返すうちに上記吊り部材が所定の通
過位置から外れて、上記張力付加バネのバネ力が上記吊
り部材に付加されなくなることはない。
【0012】尚、上記吊り部材とは、ワイヤ,ロープお
よびベルトを含む概念である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。図1は、本実施の形態の吸込
グリルの昇降装置における部分外観図である。図1にお
いて、バネ装置11は図6に示す従来のバネ装置と同じ
構造を有しており、1組の定荷重バネ(図示せず)の合計
のバネ力によって2本のワイヤ12,13の先端に取り
付けられた吸込グリル14を吊り上げて天井パネル15
内に収納する。
【0014】本実施の形態においては、上記各ワイヤ1
2,13にテンショナー16,17によって個別に張力を
付加している。したがって、バネ装置11によるワイヤ
12,13の巻き取り方にアンバランスが生じた為に、
吸込グリル14の上昇時に、例えば、ワイヤ12によっ
て吊り上げられている側の吸込グリル14が天井パネル
15内に収まらない場合には、テンショナー16によっ
て付加される張力でワイヤ12がさらに引き上げられ
て、吸込グリル14は天井パネル15内に完全に収まる
ことができるのである。
【0015】以下、上記テンショナー16,17の構造
について説明する。尚、両テンショナー16,17は基
本的に同じ構造であるから、一方のみについて説明す
る。図2は、上記テンショナー16の平面図(図2(b)),
側面図(図2(a))および正面図(図2(c))である。テンシ
ョナー16は、両端部21a,21bが互いに反対方向に
直角に折り曲げられた板で構成された本体21を有して
いる。本体21の一端部21a側には、他端部21bに対
向して板部材22が取り付けられており、板部材22と
本体21の他端部21bとの間には棒状のガイド部材2
3が配設されている。
【0016】上記本体21の両端部21a,21bの間の
基部21cには、ガイド部材23の配設方向に沿って矩
形の穴24が形成されている。そして、この穴24内に
は、両端が互いに対向するように直角に折り曲げられた
移動部材25が、上記折曲部25a,25bに設けられた
孔にガイド部材23が挿通されて、このガイド部材23
に沿ってガイド26,27に導かれて移動可能に収納さ
れている。また、この移動部材25の両折曲部25a,2
5bの間の中間部25cにおけるガイド部材23の反対側
には、回転自在にガイドローラ28が設けられている。
そして、本体21の板部材22と移動部材25の折曲部
25aとの間には、上記張力付加バネとしてのバネ29
が装着されている。
【0017】上記本体21の基部21cにおけるガイド
部材23の反対側には、バネ29の横の位置にガイドロ
ーラ30を回転自在に取り付けている。以下、このガイ
ドローラ30を固定ローラと言い、移動部材25に設け
られたガイドローラ28を移動ローラと言う。本体21
の基部21cにおける固定ローラ30と同じ側には、円
筒状のワイヤガイド31を回転自在に基部21cの面に
対して垂直に取り付けている。
【0018】上記テンショナー16は、図1に示すよう
に、移動ローラ28の移動方向が水平方向になるように
天井パネル15に取り付けられる。そして、固定ローラ
30,移動ローラ28およびワイヤガイド31には、ワ
イヤ12が掛け回される。その場合に、掛け回されたワ
イヤ12が外れないように、固定ローラ30および移動
ローラ28におけるワイヤ12が接触する位置における
本体21の基部21cには、図2に示すような板状の外
れ止め32,33が取り付けられている。
【0019】ここで、上記バネ29のバネ力は、バネ2
9に掛かる吸込グリル14の荷重の分力より大きく、バ
ネ29に掛かるバネ装置11の定荷重バネ(図示せず)に
よる引き上げ力の分力よりも小さくなるように設定して
おく。
【0020】上記構成のテンショナー16は、次のよう
に動作する。すなわち、上記吸込グリル14の上昇時に
おいて、バネ装置11の上記定荷重バネによってワイヤ
12に引き上げ力が掛けられる。そうすると、テンショ
ナー16のバネ29には、移動ローラ28を介して上記
引き上げ力の分力が掛かる。その場合、バネ29のバネ
力は上記引き上げ力の分力より小さいので、図3に示す
ように、バネ29は圧縮されて移動部材25および移動
ローラ28は固定ローラ30側に移動する。そして、移
動部材25が穴24の縁に当接して移動不可能になる
と、バネ装置11による上記引き上げ力がワイヤ12を
介して吸込グリル14に掛かるようになり、吸込グリル
14のワイヤ12側が上昇する。ここで、上述と同じこ
とがテンショナー17とワイヤ13との間で行われて、
吸込グリル14のワイヤ13側が上昇する。
【0021】こうして上記吸込グリル14が上昇し、上
記定荷重バネによるワイヤ12,13の巻き取り方にア
ンバランスが生じているために、吸込グリル14のワイ
ヤ13側が先に天井パネル15に当接したとする。そう
すると、バネ装置11の上記定荷重バネにはバネ引き上
げ力より大きな力が掛かり、バネ装置11の吸込グリル
14引き上げ動作は停止する。このとき、吸込グリル1
4のワイヤ12側は未だ天井パネル15に当接せずに垂
れ下がっている。
【0022】このとき、上記定荷重バネによる引き上げ
力の分力より小さく且つ吸込グリル14の荷重の分力よ
り大きいバネ力を有するバネ29には、吸込グリル14
の荷重の分力のみが掛かっている。したがって、図4に
示すように、バネ29は吸込グリル14の荷重に打ち勝
って伸長し、移動部材25および移動ローラ28は反固
定ローラ30側に移動する。その場合、ワイヤ12のバ
ネ装置11側の端は固定されているので、吸込グリル1
4のワイヤ12側が移動ローラ28の移動量だけ引き上
げられる。したがって、吸込グリル14のワイヤ12側
の上記垂れ下がり量が移動ローラ28の移動量よりも小
さければ、吸込グリル14のワイヤ12側も天井パネル
15に当接し、吸込グリル14は天井パネル15内に完
全に収納されるのである。
【0023】ここで、上記テンショナー16は、その移
動ローラ28の移動方向が水平方向になるように天井パ
ネル15に設置される。したがって、テンショナー16
を設置するために天井パネル15の厚みを厚くする必要
はない。また、固定ローラ30および移動ローラ28に
おけるワイヤ12が接触する位置には外れ止め32,3
3が取り付けられている。したがって、固定ローラ30
および移動ローラ28に掛け回されたワイヤ12が、固
定ローラ30および移動ローラ28から外れることがな
い。
【0024】このように、上記実施の形態においては、
手動型の吸込グリルの昇降装置において、吸込グリル1
4を吊り下げるワイヤ12,13にテンショナー16,1
7によって個別に張力を付加する。上記テンショナー1
6には移動ローラ28と固定ローラ30とを設け、移動
ローラ28はバネ29によって反固定ローラ30側に付
勢されている。そして、バネ29のバネ力は、バネ29
に掛かる吸込グリル14の荷重の分力より大きく、且
つ、バネ29に掛かるバネ装置11による引き上げ力の
分力よりも小さく設定しておく。
【0025】したがって、上記バネ装置11によるワイ
ヤ12,13の巻き取り方にアンバランスが生じて、吸
込グリル14の上昇時に、例えば吸込グリル14のワイ
ヤ12側が天井パネル内に完全に収納されない場合に
は、移動ローラ28と固定ローラ30とに掛け回されて
いるワイヤ12が、バネ29の伸長に伴う移動ローラ2
8の移動によって更に引き上げられる。その結果、吸込
グリル14の全体が天井パネル15内に完全に収まるこ
とができるのである。
【0026】尚、上記テンショナー16,17における
固定ローラ30と移動ローラ28との位置関係、およ
び、移動ローラ28の移動方向は、図2に示す位置関係
や方向に限定されるものではない。要は、移動ローラ2
8に掛け回されたワイヤの張力変動によって移動ローラ
28がバネ29を圧縮伸長して移動可能であれば差し支
えないのである。また、上記バネ29は、上記実施の形
態のようなコイルバネに限定されるものではない。
【0027】また、上記実施の形態においては2本のワ
イヤ12,13で吸込グリル14を吊り上げているが、
両端側を夫々2本ずつ計4本のワイヤで吊り上げても構
わない。要は、1つの定荷重バネで2本以上のワイヤを
同時に巻き上げるタイプの昇降装置であればよいのであ
る。また、上記実施の形態においては手動型の吸込グリ
ルの昇降装置を例に説明しているが、手動型の天井パネ
ルの昇降装置にも適用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明の天井パネルまたは吸込グリルの昇降装置では、
テンショナーの張力付加バネによって吊り部材に張力が
付加され、上記張力付加バネのバネ力は、この張力付加
バネに掛かる定荷重バネによる上記吊り部材の巻き上げ
力の分力よりも小さく、且つ、上記張力付加バネに掛か
る上記天井パネルまたは吸込グリルの荷重の分力よりも
大きくなっているので、上記定荷重バネによる上記天井
パネルまたは吸込グリルの上昇が終了した時点で上記天
井パネルまたは吸込グリルの未収納箇所を吊り上げてい
る吊り部材には、テンショナーの張力付加バネによっ
て、この張力付加バネに掛かる上記天井パネルまたは吸
込グリルの荷重の分力よりも大きな張力が付加される。
したがって、上記天井パネルまたは吸込グリルの未収納
箇所を吊り上げている吊り部材が更に引き上げられて、
上記天井パネルまたは吸込グリルの未収納箇所が完全に
収納される。すなわち、この発明によれば、上記定荷重
バネによる複数の吊り部材の巻き上げ方にアンバランス
が生じた場合の上記天井パネルまたは吸込グリルの収納
性を向上できる。
【0029】また、請求項2に係る発明の天井パネルま
たは吸込グリルの昇降装置における上記張力付加バネの
伸縮方向は水平方向であるので、天井裏または上記天井
パネル内に、上記テンショナーを取り付けるための大き
な空間を必要とはしない。したがって、上記天井パネル
の大型化を抑えることができる。
【0030】また、請求項3に係る発明の天井パネルま
たは吸込グリルの昇降装置における上記テンショナー
は、上記吊り部材が所定の通過位置から外れないように
する外れ止めを有するので、上記天井パネルおよび吸込
グリルの昇降を繰り返すうちに上記吊り部材が所定の通
過位置から外れることを防止できる。したがって、上記
張力付加バネのバネ力が、上記吊り部材に常時確実に付
加される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の天井パネルまたは吸込グリルの昇降
装置の一例としての吸込グリルの昇降装置における部分
外観図である。
【図2】図1におけるテンショナーの平面図,側面図お
よび正面図である。
【図3】図1におけるテンショナーの吸込グリル上昇時
の状態を示す図である。
【図4】不完全に収納された側のワイヤをテンショナー
が更に引き上げている状態を示す図である。
【図5】従来の手動型の吸込グリルの昇降装置の部分外
観図である。
【図6】図5におけるバネ装置の平面図,側面図および
正面図である。
【図7】図5におけるワイヤ2,3の巻き取り方のアン
バランスによって生ずる吸込グリルの垂れ下がり状態を
示す図である。
【符号の説明】
11…バネ装置、 12,13…ワイ
ヤ、14…吸込グリル、 15…天井パ
ネル、16,17…テンショナー、 21…本
体、23…ガイド部材、 24…穴、2
5…移動部材、 28…移動ローラ、
29…バネ、 30…固定ロー
ラ、32,33…外れ止め。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定荷重バネのバネ力で回転されるドラム
    に巻き取られる少なくとも2本の吊り部材(12,13)
    によって天井パネル(15)または吸込グリル(14)を
    上昇させる一方、上昇された上記天井パネル(15)また
    は吸込グリル(14)を手動で下降させる天井パネルま
    たは吸込グリルの昇降装置において、 上記夫々の吊り部材(12,13)に張力付加バネ(29)
    によって張力を付加するテンショナー(16,17)を備
    えて、 上記張力付加バネ(29)のバネ力は、この張力付加バネ
    (29)に掛かる上記定荷重バネによる上記吊り部材(1
    2)の巻き上げ力の分力よりも小さく、且つ、上記張力
    付加バネ(29)に掛かる上記天井パネル(15)または吸
    込グリル(14)の荷重の分力よりも大きく設定されてい
    ることを特徴とする天井パネルまたは吸込グリルの昇降
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の天井パネルまたは吸込
    グリルの昇降装置において、 上記張力付加バネ(29)の伸縮方向は水平方向であるこ
    とを特徴とする天井パネルまたは吸込グリルの昇降装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の天井パネルまたは吸込
    グリルの昇降装置において、 上記テンショナー(16,17)は、上記吊り部材(12,
    13)が所定の通過位置から外れないようにする外れ止
    め(32,33)を有していることを特徴とする天井パネ
    ルまたは吸込グリルの昇降装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001032763A (ja) * 1999-07-20 2001-02-06 Kaizo Maeda 整合弾性体装置
WO2018141160A1 (zh) * 2017-02-04 2018-08-09 珠海格力电器股份有限公司 天井机面板和空调装置

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JP2001032763A (ja) * 1999-07-20 2001-02-06 Kaizo Maeda 整合弾性体装置
WO2018141160A1 (zh) * 2017-02-04 2018-08-09 珠海格力电器股份有限公司 天井机面板和空调装置

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