JPH10331497A - 自動車の遠隔ドアロック解錠装置 - Google Patents
自動車の遠隔ドアロック解錠装置Info
- Publication number
- JPH10331497A JPH10331497A JP14385097A JP14385097A JPH10331497A JP H10331497 A JPH10331497 A JP H10331497A JP 14385097 A JP14385097 A JP 14385097A JP 14385097 A JP14385097 A JP 14385097A JP H10331497 A JPH10331497 A JP H10331497A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- door lock
- general
- section
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 専用送信機を持ち合わせていない場合でも、
ドアロックの解錠を可能にする。 【解決手段】 赤外線受信回路16の受光部21は、リ
モートコントローラ31から赤外線を用いて送信される
符号化された信号を受信する。増幅部22は受光部21
で受信した信号を増幅し、復号化部23は増幅された受
信信号を復号化する。記憶部24はドアロック解錠信号
などの予め設定登録されたIDデータを格納する。判別
部25は記憶部24に格納されているデータと復号化さ
れた受信信号とを照合し、その信号内容を判別して、判
別結果を制御部17に送出する。制御部17は、判別部
25において受信信号がドアロック解錠信号であると判
別されたときは、ドアロックモータ12を駆動してドア
ロックを解錠する。
ドアロックの解錠を可能にする。 【解決手段】 赤外線受信回路16の受光部21は、リ
モートコントローラ31から赤外線を用いて送信される
符号化された信号を受信する。増幅部22は受光部21
で受信した信号を増幅し、復号化部23は増幅された受
信信号を復号化する。記憶部24はドアロック解錠信号
などの予め設定登録されたIDデータを格納する。判別
部25は記憶部24に格納されているデータと復号化さ
れた受信信号とを照合し、その信号内容を判別して、判
別結果を制御部17に送出する。制御部17は、判別部
25において受信信号がドアロック解錠信号であると判
別されたときは、ドアロックモータ12を駆動してドア
ロックを解錠する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンキーを用
いることなくドアロックを解錠する自動車の遠隔ドアロ
ック解錠装置に関するものである。
いることなくドアロックを解錠する自動車の遠隔ドアロ
ック解錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は自動車の遠隔ドアロック解錠装置
の従来構成の一例を示すブロック図である。自動車の遠
隔ドアロック解錠装置は、一般に、ドアロック解錠信号
を送信する無線送信手段として専用送信機101を用い
ており、自動車側に、この専用送信機101から送信さ
れる信号を受信して信号内容を判別する専用受信回路1
02を備えている。
の従来構成の一例を示すブロック図である。自動車の遠
隔ドアロック解錠装置は、一般に、ドアロック解錠信号
を送信する無線送信手段として専用送信機101を用い
ており、自動車側に、この専用送信機101から送信さ
れる信号を受信して信号内容を判別する専用受信回路1
02を備えている。
【0003】そして、例えば、専用受信回路102にお
いて受信信号がドアロック解錠信号であると判別すると
制御部103によってドアロックモータ104を駆動し
てドアロックを解錠し、受信信号がトランクルーム開放
信号であると判別すると制御部103によってトランク
カバーロックソレノイド105を駆動してトランクルー
ムのカバーのロックを解除する等の制御を行っていた。
いて受信信号がドアロック解錠信号であると判別すると
制御部103によってドアロックモータ104を駆動し
てドアロックを解錠し、受信信号がトランクルーム開放
信号であると判別すると制御部103によってトランク
カバーロックソレノイド105を駆動してトランクルー
ムのカバーのロックを解除する等の制御を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
自動車の遠隔ドアロック解錠装置では、エンジンキー及
び専用送信機を両方共紛失したり車内に閉じ込めてしま
った場合には、予備のエンジンキーや予備の送信機を持
ち合わせていないとドアロックの解錠ができなくなる。
特に、専用送信機がエンジンキーに一体的に組み込まれ
て構成されている場合には、エンジンキーを車内に閉じ
込めてしまうと予備のエンジンキーが無い限りドアロッ
クの解錠が不可能になる。
自動車の遠隔ドアロック解錠装置では、エンジンキー及
び専用送信機を両方共紛失したり車内に閉じ込めてしま
った場合には、予備のエンジンキーや予備の送信機を持
ち合わせていないとドアロックの解錠ができなくなる。
特に、専用送信機がエンジンキーに一体的に組み込まれ
て構成されている場合には、エンジンキーを車内に閉じ
込めてしまうと予備のエンジンキーが無い限りドアロッ
クの解錠が不可能になる。
【0005】本発明は、上記問題を解決するもので、専
用送信機を持ち合わせていない場合でも、ドアロックの
解錠を可能にする自動車の遠隔ドアロック解錠装置を提
供することを目的とする。
用送信機を持ち合わせていない場合でも、ドアロックの
解錠を可能にする自動車の遠隔ドアロック解錠装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、専用の無線送
信機から送信されるドアロック解錠信号を受信するとド
アロックを解錠する自動車の遠隔ドアロック解錠装置に
おいて、汎用の無線送信機から送信される信号を受信し
て復号化する汎用信号受信回路と、この汎用信号受信回
路による受信信号が予め設定登録されたドアロック解錠
信号かどうかを判別する判別手段と、上記受信信号が上
記ドアロック解錠信号であると判別されるとドアロック
を解錠するドアロック解錠制御手段とを備えたものであ
る(請求項1)。
信機から送信されるドアロック解錠信号を受信するとド
アロックを解錠する自動車の遠隔ドアロック解錠装置に
おいて、汎用の無線送信機から送信される信号を受信し
て復号化する汎用信号受信回路と、この汎用信号受信回
路による受信信号が予め設定登録されたドアロック解錠
信号かどうかを判別する判別手段と、上記受信信号が上
記ドアロック解錠信号であると判別されるとドアロック
を解錠するドアロック解錠制御手段とを備えたものであ
る(請求項1)。
【0007】この構成によれば、汎用の無線送信機から
送信される信号が受信されて復号化され、この受信信号
が予め設定登録されたドアロック解錠信号かどうかが判
別されて、ドアロック解錠信号であると判別されると、
ドアロックが解錠されることにより、エンジンキーや専
用の無線送信機が無い場合でも、汎用の無線送信機を用
いてドアロックの解錠が可能になる。
送信される信号が受信されて復号化され、この受信信号
が予め設定登録されたドアロック解錠信号かどうかが判
別されて、ドアロック解錠信号であると判別されると、
ドアロックが解錠されることにより、エンジンキーや専
用の無線送信機が無い場合でも、汎用の無線送信機を用
いてドアロックの解錠が可能になる。
【0008】また、請求項1記載の自動車の遠隔ドアロ
ック解錠装置において、上記汎用信号受信回路は、上記
汎用の無線送信機から赤外線を用いて送信される信号を
受信して復号化するものである(請求項2)。
ック解錠装置において、上記汎用信号受信回路は、上記
汎用の無線送信機から赤外線を用いて送信される信号を
受信して復号化するものである(請求項2)。
【0009】この構成によれば、汎用の無線送信機から
赤外線を用いて送信される信号が受信されて復号化さ
れ、この受信信号が予め設定登録されたドアロック解錠
信号かどうかが判別されて、ドアロック解錠信号である
と判別されると、ドアロックが解錠されることにより、
エンジンキーや専用の無線送信機が無い場合でも、赤外
線を用いて信号の送信を行う家庭電化製品のリモートコ
ントローラなどの汎用の無線送信機を用いて、ドアロッ
クの解錠が可能になる。
赤外線を用いて送信される信号が受信されて復号化さ
れ、この受信信号が予め設定登録されたドアロック解錠
信号かどうかが判別されて、ドアロック解錠信号である
と判別されると、ドアロックが解錠されることにより、
エンジンキーや専用の無線送信機が無い場合でも、赤外
線を用いて信号の送信を行う家庭電化製品のリモートコ
ントローラなどの汎用の無線送信機を用いて、ドアロッ
クの解錠が可能になる。
【0010】また、請求項1記載の自動車の遠隔ドアロ
ック解錠装置において、上記汎用信号受信回路は、上記
汎用の無線送信機から送信されるDTMF信号方式の信
号を受信して復号化するものである(請求項3)。
ック解錠装置において、上記汎用信号受信回路は、上記
汎用の無線送信機から送信されるDTMF信号方式の信
号を受信して復号化するものである(請求項3)。
【0011】この構成によれば、汎用の無線送信機から
送信されるDTMF(Dual Tone MultiFrequency)信号方
式の信号が受信されて復号化され、この受信信号が予め
設定登録されたドアロック解錠信号かどうかが判別され
て、ドアロック解錠信号であると判別されると、ドアロ
ックが解錠されることにより、エンジンキーや専用の無
線送信機が無い場合でも、携帯電話機やダイアル機能付
き電卓などの汎用の無線送信機を用いて、ドアロックの
解錠が可能になる。
送信されるDTMF(Dual Tone MultiFrequency)信号方
式の信号が受信されて復号化され、この受信信号が予め
設定登録されたドアロック解錠信号かどうかが判別され
て、ドアロック解錠信号であると判別されると、ドアロ
ックが解錠されることにより、エンジンキーや専用の無
線送信機が無い場合でも、携帯電話機やダイアル機能付
き電卓などの汎用の無線送信機を用いて、ドアロックの
解錠が可能になる。
【0012】上記請求項1〜3のいずれかの構成におい
て、更に、ドアロック解錠信号を設定登録する設定登録
モードに移行させるモード制御手段を備え、上記汎用信
号受信回路は、上記設定登録モード中に上記汎用の無線
送信機から送信された信号をドアロック解錠信号として
記憶するものであることを特徴とする自動車の遠隔ドア
ロック解錠装置としてもよい。
て、更に、ドアロック解錠信号を設定登録する設定登録
モードに移行させるモード制御手段を備え、上記汎用信
号受信回路は、上記設定登録モード中に上記汎用の無線
送信機から送信された信号をドアロック解錠信号として
記憶するものであることを特徴とする自動車の遠隔ドア
ロック解錠装置としてもよい。
【0013】この構成によれば、ドアロック解錠信号を
設定登録する設定登録モードに移行し、汎用の無線送信
機から送信された信号をドアロック解錠信号として記憶
することにより、任意の信号により構成されたドアロッ
ク解錠信号の設定登録が可能となる。
設定登録する設定登録モードに移行し、汎用の無線送信
機から送信された信号をドアロック解錠信号として記憶
することにより、任意の信号により構成されたドアロッ
ク解錠信号の設定登録が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る自動車の遠隔
ドアロック解錠装置の一実施形態の構成を示すブロック
図である。この実施形態は、専用受信回路11と、ドア
ロックモータ12と、トランクカバーロックソレノイド
13と、保安装置14と、操作部15と、赤外線受信回
路16と、制御部17とを備え、いわゆるキーレスエン
トリーシステムを構成している。
ドアロック解錠装置の一実施形態の構成を示すブロック
図である。この実施形態は、専用受信回路11と、ドア
ロックモータ12と、トランクカバーロックソレノイド
13と、保安装置14と、操作部15と、赤外線受信回
路16と、制御部17とを備え、いわゆるキーレスエン
トリーシステムを構成している。
【0015】専用受信回路11は、専用送信機18から
送信される符号化された信号を受信して復号化するとと
もに、復号化した信号が予め設定されたコード信号、例
えばドアロック解錠信号やトランクルーム開放信号等で
あるか否かを判別するものである。
送信される符号化された信号を受信して復号化するとと
もに、復号化した信号が予め設定されたコード信号、例
えばドアロック解錠信号やトランクルーム開放信号等で
あるか否かを判別するものである。
【0016】ドアロックモータ12は、正転・反転する
ことによりドアロックを施錠・解錠するものである。ト
ランクカバーロックソレノイド13は、通電によりプラ
ンジャが駆動してトランクルームのカバーのロックを解
除するものである。保安装置14は、ブザーやランプ等
の警報装置からなるものである。操作部15は、運転者
等が操作するスイッチ群からなり、例えばオーディオ装
置における複数の選局スイッチ等を備えている。
ことによりドアロックを施錠・解錠するものである。ト
ランクカバーロックソレノイド13は、通電によりプラ
ンジャが駆動してトランクルームのカバーのロックを解
除するものである。保安装置14は、ブザーやランプ等
の警報装置からなるものである。操作部15は、運転者
等が操作するスイッチ群からなり、例えばオーディオ装
置における複数の選局スイッチ等を備えている。
【0017】赤外線受信回路16は、受光部21と、増
幅部22と、復号化部23と、記憶部24と、判別部2
5とを備えている。
幅部22と、復号化部23と、記憶部24と、判別部2
5とを備えている。
【0018】受光部21は、CdSやフォトダイオード等
の受光素子からなり、一般家庭電化製品(本実施形態で
はテレビ)のリモートコントローラ31から赤外線を用
いて送信される符号化された信号を受信するものであ
る。増幅部22は、受光部21で受信した信号を増幅す
るものである。復号化部23は、増幅された受信信号を
復号化するものである。
の受光素子からなり、一般家庭電化製品(本実施形態で
はテレビ)のリモートコントローラ31から赤外線を用
いて送信される符号化された信号を受信するものであ
る。増幅部22は、受光部21で受信した信号を増幅す
るものである。復号化部23は、増幅された受信信号を
復号化するものである。
【0019】記憶部24は、例えばEEPROMやRA
Mなどの書換え可能なメモリからなり、ドアロック解錠
信号やトランクルーム開放信号などの予め設定登録され
たIDデータを格納するものである。このIDデータ
は、本実施形態では、テレビチャネルに対応する数字4
桁の組合せによって構成されている。
Mなどの書換え可能なメモリからなり、ドアロック解錠
信号やトランクルーム開放信号などの予め設定登録され
たIDデータを格納するものである。このIDデータ
は、本実施形態では、テレビチャネルに対応する数字4
桁の組合せによって構成されている。
【0020】判別部25は、記憶部24に格納されてい
るデータと復号化された受信信号とを照合し、その信号
内容を判別して、判別結果を制御部17に送出するもの
である。
るデータと復号化された受信信号とを照合し、その信号
内容を判別して、判別結果を制御部17に送出するもの
である。
【0021】制御部17は、CPU、メモリや駆動回路
等からなり、赤外線受信回路16における受信信号の判
別結果に応じて各部の動作を制御するもので、以下〜
の機能を有する。 判別部25において、受信信号がドアロック解錠信号
であると判別されたときは、ドアロックモータ12を駆
動してドアロックを解錠する。
等からなり、赤外線受信回路16における受信信号の判
別結果に応じて各部の動作を制御するもので、以下〜
の機能を有する。 判別部25において、受信信号がドアロック解錠信号
であると判別されたときは、ドアロックモータ12を駆
動してドアロックを解錠する。
【0022】判別部25において、受信信号がトラン
クルーム開放信号であると判別されたときは、トランク
カバーロックソレノイド13に通電してトランクルーム
のカバーのロックを解除する。 判別部25において、受信信号が予め設定登録された
データ以外の信号であると判別され、その信号が一定回
数連続して受信されたときは、保安装置14を動作させ
る。 操作部15の所定のスイッチ操作によってIDデータ
の設定登録モードに移行し、設定登録モードにおいてリ
モートコントローラ31から送信された信号をIDデー
タとして記憶部24に格納する。
クルーム開放信号であると判別されたときは、トランク
カバーロックソレノイド13に通電してトランクルーム
のカバーのロックを解除する。 判別部25において、受信信号が予め設定登録された
データ以外の信号であると判別され、その信号が一定回
数連続して受信されたときは、保安装置14を動作させ
る。 操作部15の所定のスイッチ操作によってIDデータ
の設定登録モードに移行し、設定登録モードにおいてリ
モートコントローラ31から送信された信号をIDデー
タとして記憶部24に格納する。
【0023】ここで、設定登録モードの動作例について
説明する。操作部15のオーディオ装置の予め設定され
た2個の選局スイッチが同時にオンにされると、設定登
録モードに移行する。
説明する。操作部15のオーディオ装置の予め設定され
た2個の選局スイッチが同時にオンにされると、設定登
録モードに移行する。
【0024】例えば、第1及び第2選局スイッチが同時
にオンされると、ドアロック解錠信号の設定登録モード
に移行し、同モード中にリモートコントローラ31から
送信された4桁の数字をドアロック解錠信号として記憶
部24に格納し、再度第1及び第2選局スイッチが同時
にオンされると同モードを終了する。
にオンされると、ドアロック解錠信号の設定登録モード
に移行し、同モード中にリモートコントローラ31から
送信された4桁の数字をドアロック解錠信号として記憶
部24に格納し、再度第1及び第2選局スイッチが同時
にオンされると同モードを終了する。
【0025】また、第1及び第3選局スイッチが同時オ
ンにオンされると、トランクルーム開放信号の設定登録
モードに移行し、同モード中にリモートコントローラ3
1から送信された4桁の数字をトランクルーム開放信号
として記憶部24に格納し、再度第1及び第3選局スイ
ッチが同時にオンされると同モードを終了する。
ンにオンされると、トランクルーム開放信号の設定登録
モードに移行し、同モード中にリモートコントローラ3
1から送信された4桁の数字をトランクルーム開放信号
として記憶部24に格納し、再度第1及び第3選局スイ
ッチが同時にオンされると同モードを終了する。
【0026】このように、操作部15の予め設定された
スイッチの操作によって、複数のIDデータを設定登録
することができる。
スイッチの操作によって、複数のIDデータを設定登録
することができる。
【0027】このように、本実施形態によれば、一般家
庭電化製品のリモートコントローラ31を用いてドアロ
ックを解錠することができ、これによって、専用送信機
18及びエンジンキーを紛失したり、車内に放置した状
態でドアロックを施錠してしまった場合や、エンジンを
かけた状態でドアロックを施錠した場合でも直ぐに車両
のドアを開くことができる。
庭電化製品のリモートコントローラ31を用いてドアロ
ックを解錠することができ、これによって、専用送信機
18及びエンジンキーを紛失したり、車内に放置した状
態でドアロックを施錠してしまった場合や、エンジンを
かけた状態でドアロックを施錠した場合でも直ぐに車両
のドアを開くことができる。
【0028】なお、本発明は、上記実施形態に限られ
ず、以下の変形形態(1)〜(6)を採用することができ
る。 (1)上記実施形態では、リモートコントローラ31はテ
レビとしているが、これに限られず、ステレオその他の
一般の家庭電化製品のものを用いるようにしてもよい。
ず、以下の変形形態(1)〜(6)を採用することができ
る。 (1)上記実施形態では、リモートコントローラ31はテ
レビとしているが、これに限られず、ステレオその他の
一般の家庭電化製品のものを用いるようにしてもよい。
【0029】(2)リモートコントローラ31が、赤外線
ではなくて電波を用いて信号を送信するものである場合
には、受光部21に代えて、電波用のアンテナを備える
ようにすればよい。この場合には、自動車のオーディオ
装置用のアンテナを共用するようにしてもよい。
ではなくて電波を用いて信号を送信するものである場合
には、受光部21に代えて、電波用のアンテナを備える
ようにすればよい。この場合には、自動車のオーディオ
装置用のアンテナを共用するようにしてもよい。
【0030】(3)上記実施形態では、IDデータを4桁
の数字としているが、これに限られず、任意の桁数を設
定登録するようにしてもよい。また、例えば4桁のチャ
ネル数字を共通のIDコードとし、このIDコードに加
えてチャネル数字や音量操作スイッチその他のスイッチ
信号を組み合わせてドアロック解錠信号などを構成する
ようにしてもよい。これによって、保安性を高めること
ができる。
の数字としているが、これに限られず、任意の桁数を設
定登録するようにしてもよい。また、例えば4桁のチャ
ネル数字を共通のIDコードとし、このIDコードに加
えてチャネル数字や音量操作スイッチその他のスイッチ
信号を組み合わせてドアロック解錠信号などを構成する
ようにしてもよい。これによって、保安性を高めること
ができる。
【0031】(4)図2に示すように、赤外線受信回路1
6に代えてDTMF(Dual Tone MultiFrequency)信号
受信回路40を備えるようにしてもよい。図2は上記実
施形態の変形形態の構成を示すブロック図である。
6に代えてDTMF(Dual Tone MultiFrequency)信号
受信回路40を備えるようにしてもよい。図2は上記実
施形態の変形形態の構成を示すブロック図である。
【0032】DTMF信号は、2階調多周波信号方式に
よる信号を意味する。この信号方式は、一方は低周波
数、他方は高周波数のグループの2つのトーンを同時に
送る音声帯域信号方式で、各グループは、どの2つも調
音の関係にない4つの音声帯域周波数のトーンから構成
されている。そして、全トーンの組合せ4×4=16組
の内で、12組のみが0〜9の数字及びその他の記号を
表す信号として用いられている。
よる信号を意味する。この信号方式は、一方は低周波
数、他方は高周波数のグループの2つのトーンを同時に
送る音声帯域信号方式で、各グループは、どの2つも調
音の関係にない4つの音声帯域周波数のトーンから構成
されている。そして、全トーンの組合せ4×4=16組
の内で、12組のみが0〜9の数字及びその他の記号を
表す信号として用いられている。
【0033】このDTMF信号は、一般には、プッシュ
ホンのトーン信号として知られており、携帯電話機やダ
イアル機能付き電卓等で発生させることができる。
ホンのトーン信号として知られており、携帯電話機やダ
イアル機能付き電卓等で発生させることができる。
【0034】DTMF信号受信回路40は、電波用アン
テナ41、増幅部42、復号化部43、記憶部44及び
判別部45を備え、DTMF信号送信機50としての携
帯電話機51から送信される電波信号を受信するもので
ある。
テナ41、増幅部42、復号化部43、記憶部44及び
判別部45を備え、DTMF信号送信機50としての携
帯電話機51から送信される電波信号を受信するもので
ある。
【0035】増幅部42は、電波用アンテナ41で受信
したDTMF信号を増幅するものである。復号化部43
は、増幅したDTMF信号を復号化するものである。記
憶部44及び判別部45は、上記記憶部24及び判別部
25と同様の機能を有するものである。
したDTMF信号を増幅するものである。復号化部43
は、増幅したDTMF信号を復号化するものである。記
憶部44及び判別部45は、上記記憶部24及び判別部
25と同様の機能を有するものである。
【0036】この変形形態によれば、専用送信機18が
無い場合でも、携帯電話機51を用いてドアロックを解
錠することができる。
無い場合でも、携帯電話機51を用いてドアロックを解
錠することができる。
【0037】(5)上記変形形態(4)において、図2に示
すように、電波用アンテナ41に代えて、若しくは電波
用アンテナ41に加えて、マイクロフォン46を備える
ようにしてもよい。そして、増幅部42は、受信した音
声信号を電気信号に変換する機能を有するものとする。
すように、電波用アンテナ41に代えて、若しくは電波
用アンテナ41に加えて、マイクロフォン46を備える
ようにしてもよい。そして、増幅部42は、受信した音
声信号を電気信号に変換する機能を有するものとする。
【0038】この場合には、DTMF信号送信機50と
して、ダイアル機能付き電卓52や携帯電話機等のDT
MF信号音が発生可能な機器を用いることができる。
して、ダイアル機能付き電卓52や携帯電話機等のDT
MF信号音が発生可能な機器を用いることができる。
【0039】(6)制御部17は、判別部25(図1)又は
判別部45(図2)において、予め設定登録されたデータ
以外の信号を受信したと判別したときに、経過時間及び
その受信回数のカウントを開始し、一定時間内に一定回
数受信すると、受信信号に基づく動作を禁止するように
してもよい。この場合には、エンジンキーを用いてドア
ロックが解錠されたときに、禁止を解除するようにすれ
ばよい。
判別部45(図2)において、予め設定登録されたデータ
以外の信号を受信したと判別したときに、経過時間及び
その受信回数のカウントを開始し、一定時間内に一定回
数受信すると、受信信号に基づく動作を禁止するように
してもよい。この場合には、エンジンキーを用いてドア
ロックが解錠されたときに、禁止を解除するようにすれ
ばよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
汎用の無線送信機から送信される信号を受信して復号化
し、この受信信号が予め設定登録されたドアロック解錠
信号かどうかを判別して、ドアロック解錠信号であると
判別するとドアロックを解錠するようにしたので、エン
ジンキーや専用の無線送信機が無い場合でも、汎用の無
線送信機を用いてドアロックを解錠することができる。
これによって、エンジンキー及び専用の無線送信機を紛
失したり、車内に放置した状態でドアロックを施錠して
しまった場合や、エンジンをかけた状態でドアロックを
施錠した場合でも直ぐに車両のドアを開くことができ
る。
汎用の無線送信機から送信される信号を受信して復号化
し、この受信信号が予め設定登録されたドアロック解錠
信号かどうかを判別して、ドアロック解錠信号であると
判別するとドアロックを解錠するようにしたので、エン
ジンキーや専用の無線送信機が無い場合でも、汎用の無
線送信機を用いてドアロックを解錠することができる。
これによって、エンジンキー及び専用の無線送信機を紛
失したり、車内に放置した状態でドアロックを施錠して
しまった場合や、エンジンをかけた状態でドアロックを
施錠した場合でも直ぐに車両のドアを開くことができ
る。
【0041】また、汎用の無線送信機から赤外線を用い
て送信される信号を受信して復号化し、この受信信号が
予め設定登録されたドアロック解錠信号かどうかを判別
して、ドアロック解錠信号であると判別するとドアロッ
クを解錠することにより、エンジンキーや専用の無線送
信機が無い場合でも、赤外線を用いて信号の送信を行う
家庭電化製品のリモートコントローラなどの汎用の無線
送信機を用いてドアロックを解錠することができる。
て送信される信号を受信して復号化し、この受信信号が
予め設定登録されたドアロック解錠信号かどうかを判別
して、ドアロック解錠信号であると判別するとドアロッ
クを解錠することにより、エンジンキーや専用の無線送
信機が無い場合でも、赤外線を用いて信号の送信を行う
家庭電化製品のリモートコントローラなどの汎用の無線
送信機を用いてドアロックを解錠することができる。
【0042】また、汎用の無線送信機から送信されるD
TMF信号方式の信号を受信して復号化し、この受信信
号が予め設定登録されたドアロック解錠信号かどうかを
判別して、ドアロック解錠信号であると判別するとドア
ロックを解錠することにより、エンジンキーや専用の無
線送信機が無い場合でも、携帯電話機やダイアル機能付
き電卓などの汎用の無線送信機を用いてドアロックを解
錠することができる。
TMF信号方式の信号を受信して復号化し、この受信信
号が予め設定登録されたドアロック解錠信号かどうかを
判別して、ドアロック解錠信号であると判別するとドア
ロックを解錠することにより、エンジンキーや専用の無
線送信機が無い場合でも、携帯電話機やダイアル機能付
き電卓などの汎用の無線送信機を用いてドアロックを解
錠することができる。
【図1】本発明に係る遠隔ドアロック解錠装置の一実施
形態の構成を示すブロック図である。
形態の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態の変形形態の構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】自動車の遠隔ドアロック解錠装置の従来構成の
一例を示すブロック図である。
一例を示すブロック図である。
11 専用受信回路 12 ドアロックモータ 13 トランクカバーロックソレノイド 14 保安装置 15 操作部 16 赤外線受信回路(汎用信号受信回路、判別手段) 17 制御部(ドアロック解錠制御手段) 21 受光部 22,42 増幅部 23,43 復号化部 24,44 記憶部 25,45 判別部(判別手段) 31 リモートコントローラ 40 DTMF信号受信回路(汎用信号受信回路、判別
手段) 41 電波用アンテナ 46 マイクロフォン 50 DTMF信号送信機 51 携帯電話機 52 ダイアル機能付き電卓
手段) 41 電波用アンテナ 46 マイクロフォン 50 DTMF信号送信機 51 携帯電話機 52 ダイアル機能付き電卓
Claims (3)
- 【請求項1】 専用の無線送信機から送信されるドアロ
ック解錠信号を受信するとドアロックを解錠する自動車
の遠隔ドアロック解錠装置において、汎用の無線送信機
から送信される信号を受信して復号化する汎用信号受信
回路と、この汎用信号受信回路による受信信号が予め設
定登録されたドアロック解錠信号かどうかを判別する判
別手段と、上記受信信号が上記ドアロック解錠信号であ
ると判別されるとドアロックを解錠するドアロック解錠
制御手段とを備えたことを特徴とする自動車の遠隔ドア
ロック解錠装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動車の遠隔ドアロック
解錠装置において、上記汎用信号受信回路は、上記汎用
の無線送信機から赤外線を用いて送信される信号を受信
して復号化するものであることを特徴とする自動車の遠
隔ドアロック解錠装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の自動車の遠隔ドアロック
解錠装置において、上記汎用信号受信回路は、上記汎用
の無線送信機から送信されるDTMF信号方式の信号を
受信して復号化するものであることを特徴とする自動車
の遠隔ドアロック解錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14385097A JPH10331497A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 自動車の遠隔ドアロック解錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14385097A JPH10331497A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 自動車の遠隔ドアロック解錠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10331497A true JPH10331497A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15348421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14385097A Withdrawn JPH10331497A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 自動車の遠隔ドアロック解錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10331497A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100406030B1 (ko) * | 2001-05-04 | 2003-11-17 | 주식회사 케이코하이텍 | 무선의 원격제어기를 구비한 잠금 시스템 |
KR100516130B1 (ko) * | 2001-07-05 | 2005-09-21 | 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 | 차량용 원격 제어 잠금 작동시스템 |
CN102733678A (zh) * | 2012-07-12 | 2012-10-17 | 方荣光 | 单光头光控密码锁 |
JP2013505420A (ja) * | 2009-09-16 | 2013-02-14 | マス ゼングレインジ(エヌゼット)リミテッド | 遠隔始動破壊システム |
WO2018047671A1 (ja) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | 株式会社 豊田自動織機 | 産業車両用遠隔操作システム、通信装置、産業車両及び産業車両用遠隔操作プログラムを格納するコンピュータ読取可能媒体 |
-
1997
- 1997-06-02 JP JP14385097A patent/JPH10331497A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100406030B1 (ko) * | 2001-05-04 | 2003-11-17 | 주식회사 케이코하이텍 | 무선의 원격제어기를 구비한 잠금 시스템 |
KR100516130B1 (ko) * | 2001-07-05 | 2005-09-21 | 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 | 차량용 원격 제어 잠금 작동시스템 |
JP2013505420A (ja) * | 2009-09-16 | 2013-02-14 | マス ゼングレインジ(エヌゼット)リミテッド | 遠隔始動破壊システム |
CN102733678A (zh) * | 2012-07-12 | 2012-10-17 | 方荣光 | 单光头光控密码锁 |
WO2018047671A1 (ja) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | 株式会社 豊田自動織機 | 産業車両用遠隔操作システム、通信装置、産業車両及び産業車両用遠隔操作プログラムを格納するコンピュータ読取可能媒体 |
JP2018039602A (ja) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | 株式会社豊田自動織機 | 産業車両用遠隔操作システム、通信装置、及び産業車両用遠隔操作プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6873824B2 (en) | Remote control system using a cellular telephone and associated methods | |
US5055701A (en) | Operator responsive keyless entry system with variable random codes | |
US7109843B2 (en) | Remote control system for controlling a vehicle with priority of control access being assigned to the most recent user of the vehicle | |
US6101428A (en) | Auto remote control with signal strength discrimination | |
JPS63574A (ja) | 解錠制御装置 | |
JPH1061278A (ja) | 遠隔制御できる錠前装置 | |
JPH09317288A (ja) | 車両用ワイヤレスドアロック解除システム | |
US6587052B1 (en) | Vehicle remote control and voice message recording device with remote control system and related methods | |
JPH10331497A (ja) | 自動車の遠隔ドアロック解錠装置 | |
JPS6037380A (ja) | 車両用キーレスエントリ装置 | |
JP3737244B2 (ja) | 車載キーレスエントリ装置 | |
EP0395596A2 (en) | An improved anti-theft system, particularly for motor vehicles | |
US6683527B1 (en) | Security system | |
JP3905679B2 (ja) | ドア錠の遠隔操作装置 | |
JPH09279917A (ja) | キーレスエントリ装置 | |
JP4105500B2 (ja) | 施解錠制御装置 | |
JP3693823B2 (ja) | 車載電話のダイヤルロック解除システム及びキーレスユニット | |
JPH08150902A (ja) | エンジン始動装置 | |
JP3253101B2 (ja) | 車両用リモートコントロール装置 | |
JP4952274B2 (ja) | キーレスエントリシステム | |
JP3071095B2 (ja) | 車両用負荷の遠隔操作装置 | |
US20040178891A1 (en) | Vehicle security system having remote status indication | |
JP3918451B2 (ja) | 遠隔制御装置 | |
CN1796711A (zh) | 一种安全防盗汽车无线遥控钥匙 | |
JPH0368992B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |