JPH10331307A - 軽量気泡コンクリート床の施工方法 - Google Patents

軽量気泡コンクリート床の施工方法

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JPH10331307A
JPH10331307A JP14646297A JP14646297A JPH10331307A JP H10331307 A JPH10331307 A JP H10331307A JP 14646297 A JP14646297 A JP 14646297A JP 14646297 A JP14646297 A JP 14646297A JP H10331307 A JPH10331307 A JP H10331307A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、互いに隣接された軽量気泡コンクリート
パネルに跨がって穴を穿設すると共にこの穴を利用して
コッターを設ける技術は、いずれの方法もモルタルを使
用して穴に充填していたので、モルタルの混練や運搬が
必要であり、モルタルの養生が必要であり、充填不良に
よる内部空洞の発生等が生じ、いずれも軽量気泡コンク
リートパネル床の目地ずれ防止効果の信頼性に欠けると
いった点で問題があった。 【解決手段】複数の軽量気泡コンクリートパネル2を互
いに隣接して配設した軽量気泡コンクリートパネル床3
の施工方法に関するものである。前述のように隣接して
配設された軽量気泡コンクリートパネルの隣接部に跨が
って穿削穴5を穿削し、この穿削穴5に打ち込み嵌合で
きる形状を有する円筒状固定具6を該穿削穴5に打ち込
み嵌合して施工する軽量気泡コンクリート床の施工方法
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軽量気泡コンクリー
トパネルを用いた床の施工方法に係り、特に互いに隣接
して配設された軽量気泡コンクリートパネルの相互の目
地のずれを防止可能とした床の施工方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】複数の軽量気泡コンクリートパネルを敷
設して構成された床スラブの水平剛性を高める手法とし
ては、例えば特開平7ー207797号公報或いは図8
に示す技術が知られている。即ち、この技術は横架材5
1上に互いに隣接して配設された軽量気泡コンクリート
パネル52の隣接部に跨がって円柱状の切削穴53を穿
削し、この切削穴53にモルタル54を充填してコッタ
ー55を設け、このコッター55の作用によって目地ず
れを防止する施工方法に関する技術である。
【0003】また、実公平5ー9368号公報或いは図
9(A),(B)に示す如く、互いに隣接して配設され
た軽量気泡コンクリートパネル61の長辺または短辺の
連結目地62に、隣接部に跨がって穿削された円筒状の
溝63に鋼製リング64を嵌入した後、この鋼製リング
64の周囲の隙間にモルタル65を充填することによっ
て、床スラブの水平剛性を高めると共に、目地ずれを防
止する施工方法も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前述の図8に
示す如く、軽量気泡コンクリートパネル52の隣接部に
跨がって穿削された切削穴53にモルタル54を充填し
てコッター55を設ける技術は、次に説明するような多
くの問題点を有していた。
【0005】即ち、モルタル54を使用するので、モ
ルタルの混練、モルタルの階間運搬、充填現場位置まで
の運搬に手間がかかる。モルタルで施工現場を汚しや
すい。施工したモルタルが硬化するまでの養生期間中
は、次工程の作業が手待ちとなるので工期がかかる。
【0006】モルタルの配合、水分量のばらつきによ
る強度のばらつき、充填不良による内部空洞の発生等に
よって、モルタル施工品質にばらつきが生じ易い。モ
ルタルの乾燥硬化収縮により、モルタルの外径が縮み、
モルタル54とコッター55の切削穴53の周壁との間
に隙間が生じ、軽量気泡コンクリート床の目地ずれ防止
効果が落ちる危険性がある。
【0007】更に図9(A),(B)に示す如く、隣接
部に跨がって穿削された円筒状の溝63に鋼製リング6
4を嵌入した後で、その鋼製リング64の周囲の隙間に
モルタル65を充填する技術よりも、モルタル65が使
用されるので、前述の図8の技術と全く同様な多くの問
題点を有していた。
【0008】本発明に係る軽量気泡コンクリート床の施
工方法は、前述の従来の多くの問題点に鑑み開発された
全く新しい技術であって、特に隣接して配設された軽量
気泡コンクリートパネルの隣接部に跨がって穴を穿削
し、該穴に打ち込み嵌合できる円形、円筒等の形状を有
する固定具を該穴に打ち込み嵌合して施工することによ
って、モルタルを全く使用せずに、隣接して配設された
軽量気泡コンクリートパネルの相互の目地のずれを防止
し、かつ床スラブの水平剛性を高めることが出来るよう
にした全く新しい施工方法の技術を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る軽量気泡コ
ンクリート床の施工方法は、前述の従来のモルタルを用
いた目地ずれを防止する施工方法による問題点を根本的
に解決する発明であって、その第1発明の要旨は、複数
の軽量気泡コンクリートパネルを互いに隣接して配設す
る軽量気泡コンクリートパネル床の施工方法において、
その配設された軽量気泡コンクリートパネルの隣接部に
跨がって穴を穿削し、該穴に打ち込み嵌合できる円柱、
円筒等の形状を有する固定具を該穴に打ち込み嵌合して
施工することを特徴とする軽量気泡コンクリート床の施
工方法である。
【0010】前記発明の構成によれば、軽量気泡コンク
リートパネルの隣接部に跨がって穴を穿設し、この該穴
に打ち込み嵌合できる円柱、円筒等の形状を有する固定
具を該穴に嵌入して施工するので、固定具と軽量気泡コ
ンクリートパネルとをモルタルを全く使用せずに相互に
密着させることが出来る。従って、これによってモルタ
ルを使用しない完全乾式方法で軽量気泡コンクリートパ
ネルの水平方向の剪断ずれを防止することが出来る。
【0011】本発明に係る第2発明の軽量気泡コンクリ
ート床の施工方法は、前記軽量気泡コンクリートパネル
の隣接部に穿削された穴が該軽量気泡コンクリートパネ
ルを貫通する穴である軽量気泡コンクリート床の施工方
法である。
【0012】前記第2発明の施工方法を実施した場合に
は、軽量気泡コンクリートパネルの隣接部に跨がって穿
削された穴が貫通穴であり、かつこの穴に円筒形状の固
定具を打ち込み嵌合することで、軽量気泡コンクリート
パネルの表裏に貫通する通気口を自動的に形成すること
が出来る。かつこの表裏に貫通した穴は換気口として使
用したり、或いは吊り天井の取付用穴として利用するこ
とも出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る軽量気泡コ
ンクリート床の施工方法の一実施例を具体的に説明する
と、図1は本発明に係る軽量気泡コンクリート床の施工
方法の第1実施例の施工例を示す斜視説明図、図2
(A),(B)は第1実施例の途中の工程を示す要部の
拡大説明図、図3は第1実施例の施工完了後の要部の平
面図、図4(A),(B),(C),(D)は夫々固定
具の実施例を示す斜視説明図である。
【0014】また、図5は本発明に係る軽量気泡コンク
リート床の施工方法の第2実施例の施工例を示す斜視
図、図6(A),(B)は第3実施例の施工例を示す縦
断面説明図、図7は穿削穴の内径と固定具の外径の関係
を剪断試験により検証した結果得られたσδ曲線であ
る。
【0015】図1乃至図3に於いて、本発明の軽量気泡
コンクリート床の施工方法の第1実施例を説明すると、
次の通りである。図1に示すように横架材1上に複数の
軽量気泡コンクリートパネル2が互いに隣接して配設さ
れて軽量気泡コンクリートパネル床3を形成している。
4は軽量気泡コンクリートパネル2の隣接部に形成され
る目地である。
【0016】隣接して配設された軽量気泡コンクリート
パネル2の隣接部には、前記目地4を中心にしてその両
側の軽量気泡コンクリートパネル2に跨がって、軽量気
泡コンクリートパネル2の表面側からその途中迄所定の
深さを有する穿削穴5が穿削されている。6はこの穿削
穴5内に嵌入される円筒状の固定具(コッター材)であ
る。図2(A)に示すように、この固定具6の外径寸法
Bは、穿削穴5の内径寸法Aよりもやや大きな寸法を持
って形成されている。また、図2(B)に示すように逆
円錐台状の穿削穴5aを設けた場合、固定具6の外径寸
法Bは穿削穴5aの下端部の内径寸法Aよりもやや大き
く、上端部の内径寸法Cよりもやや小さな寸法をもって
形成され、固定具6を穿削穴5aの中にスムーズに嵌入
させることが出来る。
【0017】本発明に係る施工方法を実施するに当たっ
ては、図1乃至図3に示す如く、固定具6の下端を穿削
穴5の入口に当接し、この状態で固定具6を金槌で強く
たたくことによって、固定具6の上端面が軽量気泡コン
クリートパネル2の表面と面一に揃う位置、或いは固定
具6の上端面が軽量気泡コンクリートパネル2の表面よ
り下方に位置するところまで強制的に打ち込むことによ
って施工することが出来る。
【0018】前記固定具6の形状は例えば図4(A)に
示す如く、平面形状を真円とした円筒状固定具7、同図
(B)に示す如く、上端縁に鍔8を付けた固定具9、同
図(C)に示す如く、複数の突条10を円筒の周りに放
射状に突設した固定具11、同図(D)に示す如く、円
筒の下端部外周に面取り加工を施して逆テーパー12を
設けた固定具13等が有効である。
【0019】この固定具は、真円の円柱状のものの外
に、特に図示しない楕円筒状固定具、楕円柱状固定具、
角部にアールを設けた断面が多角形の固定具、辺の数を
多くした多角形の筒状又は棒状固定具、及びそれらの外
側面に複数のひだを設けた固定具等も含むものである。
固定具の平面形状は真円が最も好ましいが、軽量気泡コ
ンクリートパネル2に応力集中を発生させにくい形状で
あればよい。
【0020】更に前述のように外側面に複数の突条10
を設けた固定具11や、ひだ或いは縦溝等の凹凸を設け
た固定具は、水平剪断応力に対し、固定具が回転し、剛
性を低下させることを防止する。上端縁に鍔8を付けた
固定具9は固定具が穿削穴5より抜け落ちることを防止
出来る。また、前述の固定具13のように下端部外周に
面取り加工を施して逆テーパー12を設け、この部分を
外径寸法を穿削穴5の内径寸法と同じか、或いは若干小
さくしておくと、固定具を穿削穴5の中にスムーズに嵌
入させることが出来る。
【0021】前述の固定具の材質は、軽量気泡コンクリ
ートパネル2で形成される軽量気泡コンクリート床3の
水平方向の剪断力に対し、固定具周囲の軽量気泡コンク
リートパネル2が支圧破壊を生じたとき、大きな変形を
生じていない材質であれば良く、金属、プラスチック、
硬質ゴム、木、コンクリート等が有効に使用することが
出来る。
【0022】この固定具を打ち込む穿削穴5の深さは、
軽量気泡コンクリートパネル2の目地4に於ける剪断抵
抗を高めるために、軽量気泡コンクリートパネル2の表
裏面の厚さの半分以上が望ましく、後述のように軽量気
泡コンクリートパネル2の表裏面に貫通する貫通穴であ
っても良い。また、図2(B)に示すような逆円錐台状
の穴5aの深さは固定具6が適切に嵌合できるように決
めれば良い。
【0023】前述のように、軽量気泡コンクリートパネ
ル2の隣接部に跨がって設けられた穿削穴5に固定具6
を打ち込む際には、固定具6の外周面に接着剤を塗布す
るか、或いは予め穿削穴5に接着剤を充填しておくこと
によって、固定具6と軽量気泡コンリートパネル2との
固着度を高めることが出来、軽量気泡コンクリートパネ
ル床3の目地4の剪断抵抗を増加させることが出来る。
【0024】前述の第1実施例の具体例を説明すると、
厚さ75mm、長さ1820mm、巾600mmの軽量
気泡コンクリートパネル2を複数枚横架材1の上に敷設
し、軽量気泡コンクリートパネル床3を形成する。次に
該軽量気泡コンクリートパネル床3の長辺方向の目地4
に跨がって直径が33mmのドリルを用いて、軽量気泡
コンクリートパネル2の隣接部に軽量気泡コンクリート
パネル2の表面から内径が33mmで深さが45mm程
度の穿削穴5を穿削する。
【0025】該穿削穴5を設ける位置は、軽量気泡コン
クリートパネル床3の長辺方向両端部より夫々300m
mと、中央部との合計3ケ所に設けた。その後で直径3
4mm、厚さ3.2mmの電気亜鉛メッキされた円筒状
固定具6を金槌で穿削穴5に強制的に打ち込み、固定具
6の上端面と軽量気泡コンクリートパネル床3の表面が
揃うか、或いは固定具6の上端面が軽量気泡コンクリー
トパネル床3の表面より若干下に位置するところまで打
ち込み、施工を完了する。
【0026】図5により、本発明に係る軽量気泡コンク
リート床の施工方法の第2実施例の施工例を説明すると
次の通りである。即ち、第2実施例に於いては、軽量気
泡コンクリートパネル床3の目地4に跨がって軽量気泡
コンクリートパネル2の隣接部にその軽量気泡コンクリ
ートパネル2の表裏面に貫通する穿削孔5bを穿削す
る。次に軽量気泡コンクリートパネル2の表裏面の距離
間と等しいか、それより、若干小さな寸法を有する円筒
状固定具6aを該穿削孔5b内に打ち込み施工する。
【0027】この第2実施例のように、目地4に跨がっ
て軽量気泡コンクリートパネル2の表裏面に貫通する穿
削孔5bを穿削し、かつこの穿削孔5bの中に円筒状固
定具6aを嵌入した場合には、軽量気泡コンクリートパ
ネル2の表裏に貫通する通気口を自動的に形成すること
が出来、このように形成された通気口は換気口として、
或いは吊り天井の取付穴、配管、配線の挿通穴として夫
々利用することが出来る。
【0028】前記実施例に於いて、円筒状固定具6aの
代わりに、図4(B)に示すような上端縁に鍔8を突設
した固定具9を使用した場合には、固定具9が穿削孔5
aより抜け出して下階に脱落することもなく安全であ
る。
【0029】また、図6(A),(B)に示す第3実施
例のように、上縁に鍔8を設けかつ下端面にブラケット
14を吊り下げた固定具15を使用した場合には、この
ブラケット14を吊り天井の固定具等に使用することが
出来る。
【0030】本発明に係る軽量気泡コンクリート床の施
工方法を実施するに当たっては、前述のような穿削穴
5,5a,5bと図1、図4(A),(B),(C),
(D)図5及び図6に示すような固定具6、6a、7、
9、11、13、15等を組み合わせることによって、
種々の効果を有する軽量気泡コンクリートパネル床3を
施工することが出来る。本発明の施工方法を実施した場
合には、モルタルを一切使用することなく、穿削穴5,
5a,5bに固定具を嵌入して密着させることが出来、
これによって完全乾式で軽量気泡コンクリートパネル2
の水平方向の剪断ずれを防止することが出来る。
【0031】本発明者は、長さ200mm、幅100m
m、厚さ75mmの軽量気泡コンクリートブロック2個
の小口を突き合わせて形成された目地部に外径34m
m、厚さ3.2mm,長さ40mmの金属製パイプによ
る本発明の固定具(コッター)を1個設け、剪断試験を
実施した。穿削穴の内径Aとパイプの外径Bの関係(D
=B−A)を図7に示すσδ曲線により比較すると、初
期剛性の優劣より、所定の性能を得るためには、前述の
固定具6、6a、7、9、11、13、15等の外径の
太さは穿削穴5、5a,5bの内径より0〜4mm大き
いことが必要であり、特に0.5〜2mm大きいことが
好ましいことが明らかとなった。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る軽量気泡コンクリート床の
施工方法は、前述の構成と作用とを有するので、次のよ
うな多大な効果を有している。
【0033】軽量気泡コンクリートパネルを用いた床ス
ラブ施工の作業を極めて簡単にすると共に、施工の歩掛
かりを向上させることが出来る。
【0034】軽量気泡コンクリートパネルの隣接部に跨
がって穿設された穿削穴の中に、該穴に打ち込み嵌合で
きる円柱、円筒等の形状を有する固定具が打ち込み嵌合
されているので、固定具と軽量気泡コンクリートパネル
とが密着して軽量気泡コンクリートパネルの水平方向の
剪断ずれを効果的に防止出来る。
【0035】従って、モルタルを一切使用することな
く、完全乾式で施工することが出来るので、前述のモル
タルを使用する従来例のような多くの問題点を根本的に
全て解決することが出来る。
【0036】尚、穿削穴の内径より大きな外径を持った
固定具を用いた場合は、固定具が強制的に嵌着されるの
で、特に固定具と穿削穴との密着度を更に高めることが
出来、かつ軽量気泡コンクリートパネルの水平方向の剪
断ずれを更に有効に防止出来る。
【0037】隣接部に穿設された穴が軽量気泡コンクリ
ートパネルを貫通する穴であり、かつ固定具が円筒状で
ある場合には、軽量気泡コンクリートパネルの表裏面を
貫通する貫通穴を自動的に形成することが出来、この貫
通穴は通気口や吊り天井の取付、配管、配線の挿通孔と
して利用することが出来る。同様にブラケットを吊り下
げた固定具を使用した場合にも、該ブラケットを吊り天
井の固定具等に使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る軽量気泡コンクリート床の施工方
法の第1実施例の施工例を示す斜視説明図である。
【図2】図2(A)は第1実施例の工程を示す要部の拡
大説明図であり、図2(B)はその変形例を示す拡大説
明図である。
【図3】第1実施例の施工完了後の要部の平面図であ
る。
【図4】図4(A),(B),(C),(D)は夫々固
定具の実施例を示す斜視説明図である。
【図5】本発明に係る軽量気泡コンクリート床の施工方
法の第2実施例の施工例を示す斜視図である。
【図6】図6(A),(B)は第3実施例の施工例を示
す縦断面説明図である。
【図7】穿削穴の内径と固定具の外径の関係を剪断試験
により検証した結果得られたσδ曲線である。
【図8】第1従来例を示す斜視説明図である。
【図9】図8(A),(B)は第2従来例を示す平面或
いは断面図である。
【符号の説明】
1,51 横架材 2,52,61 軽量気泡コンクリートパネル 3 軽量気泡コンクリートパネル床 4,62 目地 5,5a,5b 穿削穴 6,6a,7 固定具 8 鍔 9,11,13,15 固定具 10 突条 12 逆テーパー 14 ブラケット 16 D=2mm(=B−A)の場合の曲線 17 D=1mm(=B−A)の場合の曲線 18 D=0.5mm(=B−A)の場合の曲線 19 D=−1mm(=B−A)の場合の曲線 53 切削穴 54,65 モルタル 55 コッター 63 円筒状の溝 64 鋼製リング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の軽量気泡コンクリートパネルを互い
    に隣接して配設する軽量気泡コンクリートパネル床の施
    工方法において、その配設された軽量気泡コンクリート
    パネルの隣接部に跨がって穴を穿削し、該穴に打ち込み
    嵌合できる円柱、円筒等の形状を有する固定具を該穴に
    打ち込み嵌合して施工することを特徴とする軽量気泡コ
    ンクリート床の施工方法。
  2. 【請求項2】前記軽量気泡コンクリートパネルの隣接部
    に穿削された穴が該軽量気泡コンクリートパネルを貫通
    する穴であることを特徴とする請求項1の軽量気泡コン
    クリート床の施工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013194432A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Asahi Kasei Homes Co 木造軸組み床構造
JP2016027246A (ja) * 2015-11-18 2016-02-18 旭化成ホームズ株式会社 木造軸組み床構造

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JP2013194432A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Asahi Kasei Homes Co 木造軸組み床構造
JP2016027246A (ja) * 2015-11-18 2016-02-18 旭化成ホームズ株式会社 木造軸組み床構造

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