JPH1033110A - 胸肉分離方法とその装置 - Google Patents
胸肉分離方法とその装置Info
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- JPH1033110A JPH1033110A JP21314696A JP21314696A JPH1033110A JP H1033110 A JPH1033110 A JP H1033110A JP 21314696 A JP21314696 A JP 21314696A JP 21314696 A JP21314696 A JP 21314696A JP H1033110 A JPH1033110 A JP H1033110A
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Abstract
を入れるだけで分離可能とし、複数の靱帯、筋、、腱や
膜の錯綜した肩関節部位に対しては、適当な分離手段に
より、肩甲骨関節窩より上腕骨頭の分離を前提として、
胸肉及びササミに傷を与える事無く処理できる胸肉分離
方法を提供する。 【解決手段】 カブト10に固定用のコーン20を挿入
し、肩関節11の位地決めをする。ついで、カブト10
と上腕骨12bとの間に離反力を作用させつつ、肩関節
11を形成する上腕骨頭12aと肩甲骨の関節窩11b
との間の靱帯、腱、膜及び筋等の関節周辺の生体組織を
切断して、手羽とともに胸肉10aを歩留まり良く剥が
すことを可能にした。
Description
半身(以下カブトという)において、肩部関節付近の筋
を切り離すことにより、前記カブトより手羽とともに胸
肉を剥がすとともに、脇下の肉が取れささ身が取れる胸
肉分離方法とその装置に関する。
び屠体の処理は大規模となり、各種の自動化が行なわれ
ている。最近は、食用鳥獣の屠体よりの腿肉の切り離し
は手作業で行い、分離した腿肉の脱骨については好適な
脱骨方法並びに脱骨装置が先に本発明者等により提案さ
れている。
の前記腿肉を切り離したあとの上半身であるカブトより
の胸肉の剥ぎ取りも従来手作業により行なっていたが、
切り離した胸肉や鎖骨の間に残存するささ身に前記剥ぎ
取り作業中に傷が入り易く商品価値を落とす問題があ
る。また、作業員が直接食肉に手指を触れながら行なう
必要があり、歩留まり及び食品衛生面での管理コストも
割高になる問題点あった。ところで、胸肉10aは図
8、図9に示す斜視図に見るように肩関節11を中心に
とぐろ状に形成された理想カット面35(すじ入れ)が
存在し、ささ身10bの筋は上腕骨12bに繋がり、一
方前記胸肉10aは胸筋を介し、また手羽12も上腕筋
を介して、それぞれ肩関節11に繋がれ、胸肉10aは
肩甲骨11a、鳥口骨13の上部と鎖骨14の間に形成
されている。また、上記肩関節11は図9に見るよう
に、鎖骨14、鳥口骨13を持つ肩甲骨11aの関節窩
11bに嵌合する図示してない上腕骨頭12aとの間を
靱帯、腱、筋、関節膜等により一体化されている。
果、肩関節周辺部位を除く筋入れ部にはカット面を入れ
るだけで分離可能とし、複数の靱帯、筋、腱や膜の錯綜
した肩関節部位に対しては、適当な分離手段により、肩
甲骨関節窩より図示してない上腕骨頭の分離を前提とし
て、胸肉及びササミに傷を与える事無く処理できる胸肉
分離を目的としたものである。そこで、本発明の請求項
1記載の発明は、肩関節に集中している靱帯、筋、腱、
膜等の切断を肩甲骨の関節窩と上腕骨頭の分離を前提と
して行なうようにした胸肉分離方法の提供を目的とした
ものである。
請求項1記載の発明の目的に加え、カブトと上腕骨との
間に作用させる離反力の作用点を特定した胸肉分離方法
の提供を目的としたものである。
請求項2、請求項3記載の発明の目的に加え、カブトと
上腕骨との間に作用させる離反力の大きさを特定すると
ともに、切断すべき部分を露出させ且つ歩留まり向上の
為に脇下肉を保護するようにした胸肉分離方法の提供を
目的としたものである。
載の発明の目的に加え、分離方法実施の態様を特定した
胸肉分離方法の提供を目的としたものである。
中している靱帯、筋、腱、膜等の切断を肩甲骨の関節窩
と上腕骨頭の分離を前提として行なう肩関節部位の筋入
れと、肩関節部位以外の部位における筋入れとにより、
歩留まりの向上を図った胸肉分離方法の提供を目的とし
たものである。
胸肉分離方法実施のための胸肉分離装置の提供を目的と
したものである。
載の胸肉分離方法実施のための胸肉分離装置の提供を目
的としたものである。
請求項8記載の発明の目的に加え、嵌挿コーンの構成を
特定した胸肉分離装置の提供を目的としたものである。
は、請求項7、請求項8記載の発明の目的に加え、上腕
骨頭の押圧用セパレータの構成を特定した胸肉分離装置
の提供を目的としたものである。
は、請求項7、請求項8記載の発明の目的に加え、カッ
タの切り込み構成を特定した胸肉分離装置の提供を目的
としたものである。
7、請求項8記載の発明の目的に加え、セパレータの押
圧とカッタの切り込み制御の態様を特定した胸肉分離装
置の提供を目的としたものである。
記載の発明の目的に加え、筋入れ手段を特定した胸肉分
離装置の提供を目的としたものである。
鶏肉屠体上半身より手羽とともに胸肉を剥がす方法であ
って、屠体上半身と上腕骨との間に離反力を作用させつ
つ、肩関節を形成する上腕骨頭と肩甲骨の関節窩との間
の靱帯、腱、膜、筋等の関節周辺の生体組織を切断し
て、手羽とともに胸肉を剥がすことを可能にしたことを
特徴としたものである。
載の離反力が、屠体上半身に対し上腕骨に直接引っ張り
力を作用させるようにしたことを特徴としたものであ
る。
載の離反力が、上腕骨頭に作用させるようにしたことを
特徴としたものである。
載の離反力が、肩甲骨の関節窩とそれに嵌合する上腕骨
頭との間に脱臼を生じさせるようにしたことを特徴とし
たものである。
載の離反力の作用と生体組織の切断が、複数回行なうよ
うにしたことを特徴としたものである。
半身より手羽とともに胸肉を剥がす方法であって、屠体
上半身と上腕骨との間に離反力を作用させつつ行なう、
肩関節の上腕骨頭と肩甲骨の関節窩との間の靱帯、腱、
膜、筋等の関節周辺の生体組織を切断する肩関節部位の
筋入れと、鎖骨上面部位の筋入れと、により可能にした
ことを特徴としたものである。
半身より手羽とともに胸肉を剥がす装置において、上腕
骨頭と肩甲骨の関節窩とよりなる肩関節の位置決め用の
屠体上半身嵌挿コーンと、肩甲骨の関節部位に嵌合し上
腕骨頭を押圧可能にしたセパレータと、生体組織切断用
カッタと、引き剥がし機構とより構成したことを特徴と
したものである。
半身より手羽とともに胸肉を剥がす装置において、上腕
骨頭と肩甲骨の関節窩とよりなる肩関節の位置決め用の
屠体上半身嵌挿コーンと、肩甲骨の関節部位に嵌合し上
腕骨頭を押圧可能にしたセパレータと、生体組織切断用
カッタと、引き剥がし機構とを設け、更に肩関節周辺を
除き胸及び背側の双方または一方に筋入れ手段を設けた
ことを特徴としたものである。
請求項8記載の嵌挿コーンが、円錐台状に形成したこと
を特徴としたものである。
7、請求項8記載のセパレータが、肩甲骨の関節部位に
嵌合する略八の字状切り欠きを持つ板状部材で形成され
先端の裏面に押圧時食い込み用エッジを設けたことを特
徴としたものである。
7、請求項8記載のセパレータが、裏面に複数のスパイ
ク状突起を持つようにしたことを特徴としたものであ
る。
7、請求項8記載のセパレータが、任意方向加圧可能の
首振り機構を持つようにしたことを特徴としたものであ
る。
7、請求項8記載のセパレータが、バイブレータ機構を
備えたことを特徴としたものである。
7、請求項8記載のセパレータが、嵌合する肩甲骨の関
節部位を検出嵌合する自動調心位置出し機構を設けたこ
とを特徴としたものである。
7、請求項8記載のカッタが、水平方向切り込み可能と
したことを特徴としたものである。
7、請求項8記載のカッタが、任意方向の切り込みを可
能としたことを特徴としたものである。
7、請求項8記載のカッタが、セパレータをガイドとし
切断すべき部位を露出させ且つ歩留まり向上の為に脇下
肉を保護するようにしたことを特徴としたものである。
7、請求項8記載のセパレータの押圧とそれに連動する
カッタ切り込みは適宜所要回数の選択繰り返し機構を設
けたことを特徴としたものである。
記載の筋入れ手段が、鎖骨上面の筋入れを可能にしたこ
とを特徴としたものである。
図示例と共に説明する。ただし、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、形状、その相対的位置等は特に
特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれに
限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。図1
は本発明の胸肉分離方法の概要を示すカブトを胸側正面
から見た骨格図で、図2は図1のA―A視図で、図3は
図1に示す胸肉分離方法により筋切断後手羽を含む胸肉
分離の状況を示す図である。図4は鎖骨部位の筋入れを
示す図で、同図(A)は胸側正面より見た斜視図で、同
図(B)は側面より見た斜視図である。図5は本発明の
胸肉分離装置の概略の構成の一例を示すブロック図で、
図6は図5の位置決め押圧機構の概略の構成を示すブロ
ック図で、図7は図6のミートセパレータの概略の構成
を示す斜視図で、(A)は肩甲骨の関節に上部より嵌合
位置決めするミートセパレータの構成を示す図で、
(B)は肩甲骨の関節に嵌合位置決めされたミートセパ
レータが上腕骨頭を押圧する状況を示す図である。
すように、下記の工程により行なうようにしてある。即
ち、 1、鶏肉の上半身であるカブト10の空洞部位10cに
固定用の円錐台状のコーン20を挿入し、特に鎖骨14
と鳥口骨13とを上部に持つ肩甲骨11aの関節窩11
bと該関節窩に嵌合する上腕骨頭12aとよりなる、肩
関節11の位置決めをする。
をコーン20側へ引っ張り、肩関節11の上部に位置す
る肩甲骨11aの関節窩11bより上腕骨頭12aを離
反させる。なお、上記離反力の作用は、それにより上記
肩甲骨11aの関節窩11bと上腕骨頭12aとの間の
間隔をあけ、両者を結ぶ靱帯、膜の切断及び肩甲骨の関
節部位に繋がる胸肉部位の筋や腱等の切断をし易くする
ためで、その作用点は肩甲骨11aの関節窩11bであ
ることは勿論であるが、作用方向は一方向に限定される
べきでなく切断する対象である膜、靱帯、腱等の生体組
織及び手順に従って適宜変更するようにしてある。ま
た、上記離反力は直接上腕骨頭12aに作用させてもよ
く、または上腕骨12bないし尺骨12cを介して行な
っても良い。
ートセパレータ15を上記離反力の作用により幾分その
位地をaより下方cに向け下げ、上腕骨頭12aの上部
に当接させ下方に押圧し、肩甲骨11aの関節11cを
上方へ浮き上がらせる。なお、この際ミートセパレータ
15により鎖骨14を押し付けて骨折を起こさないよう
にする。 4、ついで、浮き上がった肩甲骨11aの関節11cの
全周にわたり骨に達する切り込みをカッタブレード16
により行い、関節皮膜を切断して前記関節11cを露出
させる。[図3(A)参照] なおミートセパレータ15は図のaに位置させ、カッタ
ブレード16は肩甲骨11aの関節11cの周囲を回動
しながら前記切断を行なうようにしてある。
11cを押し付けないように上腕骨頭12aをミートセ
パレータ15で下方へ押し下げ前記関節11cの関節窩
11bと上腕骨頭12aとの間を大きく広げる。[図3
(B)参照] 6、ついで、押し広げられた肩甲骨11aの関節11c
と上腕骨頭12aとの間にカッタブレード16を挿入し
て靱帯等の生体組織を切断する。[図3(B)参照] なお、この際押し下げたミートセパレータ15より肉を
はみ出させ、その結果肉部に切り込みを入れることにな
り、傷を付けることになるが、ミートセパレータ15は
このようなことがない構造にしてある。
返し行い、ミートセパレータ15を図1のaからcの位
置まで上腕骨頭12aを押し下げ、肩甲骨11aの関節
11cと上腕骨頭の間のすべての筋を切断する。[図
1、図3(C)参照] 8、ついで、上腕骨12b及び尺骨12cをコーン20
側へ引っ張り上半身であるカブトより胸肉10aを引き
剥がし分離する。なお、この際、図4に示すように肩関
節11の周辺部を除く他の部位である鎖骨14の上面の
斜線部位14aの筋入れを行なえば、上記引き剥がしは
より円滑に行なうことができる。上記鎖骨上面部位14
aの筋入れは、同図(A)の正面斜視図及び同図(B)
の側面斜視図に見るように、回転ないし固定する丸刃カ
ッタ36を略V字状の左右の鎖骨14に同時に当接させ
るように押しつけ、同図(B)に見るように鎖骨の14
の肩の付け根から左右の鎖骨の合わされる部分まで、当
該丸刃が鎖骨の表面を削ぐように矢印方向Dに移動させ
て、幅Cにわたり筋入れを行なうようにしてある。この
場合、胸肉の引き剥がしである胸肉脱骨時に、鎖骨部の
残肉を減少させ歩留まりの向上を図ることができる。
構成を示すブロック図の一例で、位置決め押圧機構21
と繰り返し制御回路22とより構成し、繰り返し制御回
路22は押圧作動回路27とカッタ作動回路28と繰り
返しタイマ回路29とより構成する。即ち、位置決め押
圧機構21でミートセパレータ15の押圧位置を検出し
て位置決めを行い、爾後位置決めされたミートセパレー
タ15を押圧し、押圧後カッタ16を作動させるように
し、更に繰り返し制御回路22により押圧とカッタ作動
とを繰り返し行なうようにしてある。上記位置決め押圧
機構21は、センサ付きX―Yテーブル23と、押圧ア
クチュエータ24と、バイブレータ25と、首振り機構
26付きミートセパレータ15とよりなり、センサ付き
X―Yテーブル23で前記首振り機構26付きミートセ
パレータ15が肩関節11である肩甲骨11aの関節1
1cに嵌合可能の位置を検出し、位置決め後は押圧アク
チュエータ24により上腕骨頭12aを押圧できるよう
にしてある。なお、前記ミートセパレータ15は、図6
に示すように首振り揺動型として基部に首振り機構26
を持ち、傾斜面にも適宜対応押圧できるようにしてあ
る。且つ、バイブレータ25によりミートセパレータ1
5に適当周波数による振動を与え、後記するセパレータ
裏面に設けた複数のスパイク30や先端エッジ31が押
圧面である上腕骨頭に食い込むようにしてある。
図7(A)に示すように略八の字状切り欠き32を持つ
状板材で、該切り欠き部32の側面33はテーパ状とし
同図(B)に示すように肩甲骨の関節11cへの嵌合を
確実にし、位置検出をし易くしてある。また、同図
(A)に見るように、先端裏面にはエッジ31、スパイ
ク30を複数個設け上腕骨頭12aを確実に押圧できる
ようにしてある。
廻転刃よりなり、前記ミートセパレータ15をガイドと
し、適宜摺動し、何れの方向からの切り込みを可能と
し、肩関節周辺の靱帯、腱、筋肉、膜、皮等の生体組織
を切断できるようにしてある。
肉部を傷付けることなく、容易に胸肉を剥がすことがで
き、歩留まり向上を図ることができる。
側正面から見た骨格図である。
分離の状況を示す図である。
筋入れを行なう情況を示す図で、同図(A)は胸側正面
より見た斜視図で、同図(B)は側面より見た斜視図で
ある。
すブロック図である。
ロック図である。
(A)は肩甲骨の関節に上部より嵌合位置決めするミー
トセパレータの構成を示す図で、(B)は肩甲骨の関節
に嵌合位置決めされたミートセパレータが、上腕骨頭を
押圧する状況を示す図である。
あとの骨格の状況を示す斜視図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 鶏肉屠体上半身より手羽とともに胸肉を
剥がす方法であって、 屠体上半身と上腕骨との間に離反力を作用させつつ、肩
関節を形成する上腕骨頭と肩甲骨の関節窩との間の靱
帯、腱、膜、筋等の関節周辺の生体組織を切断して、手
羽とともに胸肉を剥がすことを特徴とする胸肉分離方
法。 - 【請求項2】 前記離反力が、屠体上半身に対し上腕骨
に直接引っ張り力を作用させるようにしたものである請
求項1記載の胸肉分離方法。 - 【請求項3】 前記離反力が、上腕骨頭に作用させるよ
うにしたものである請求項1記載の胸肉分離方法。 - 【請求項4】 前記離反力が、肩甲骨の関節窩とそれに
嵌合する上腕骨頭との間に脱臼を生じさせるようにした
ものである請求項1記載の胸肉分離方法。 - 【請求項5】 前記離反力の作用と生体組織の切断は複
数回行なうようにした請求項1記載の胸肉分離方法。 - 【請求項6】 鶏肉屠体上半身より手羽とともに胸肉を
剥がす方法であって、 屠体上半身と上腕骨との間に離反力を作用させつつ行な
う、肩関節の上腕骨頭と肩甲骨の関節窩との間の靱帯、
腱、膜、筋等の関節周辺の生体組織を切断する肩関節部
位の筋入れと、 鎖骨上面部位の筋入れと、により可能にした手羽ととも
に胸肉を剥がすことを特徴とする胸肉分離方法。 - 【請求項7】 鶏肉屠体上半身より手羽とともに胸肉を
剥がす装置において、 上腕骨頭と肩甲骨の関節窩とよりなる肩関節の位置決め
用の屠体上半身嵌挿コーンと、肩甲骨の関節部位に嵌合
し上腕骨頭を押圧可能にしたセパレータと、生体組織切
断用カッタと、引き剥がし機構とより構成したことを特
徴とした胸肉分離装置。 - 【請求項8】 鶏肉屠体上半身より手羽とともに胸肉を
剥がす装置において、 上腕骨頭と肩甲骨の関節窩とよりなる肩関節の位置決め
用の屠体上半身嵌挿コーンと、肩甲骨の関節部位に嵌合
し上腕骨頭を押圧可能にしたセパレータと、生体組織切
断用カッタと、引き剥がし機構とを設け、更に肩関節周
辺を除き胸及び背側の双方または一方に筋入れ手段を設
けたことを特徴とした胸肉分離装置。 - 【請求項9】 前記嵌挿コーンが、円錐台状に形成した
ものである請求項7、請求項8記載の胸肉分離装置。 - 【請求項10】 前記セパレータが、肩甲骨の関節部位
に嵌合する略八の字状切り欠きを持つ板状部材で形成さ
れ先端の裏面に押圧時食い込み用エッジを設けた、請求
項7、請求項8記載の胸肉分離装置。 - 【請求項11】 前記セパレータが、裏面に複数のスパ
イク状突起を持つようにしたものである請求項7、請求
項8記載の胸肉分離装置。 - 【請求項12】 前記セパレータが、任意方向加圧可能
の首振り機構を持つようにしたものである請求項7、請
求項8記載の胸肉分離装置。 - 【請求項13】 前記セパレータが、バイブレータ機構
を備えた、請求項7、請求項8記載の胸肉分離装置。 - 【請求項14】 前記セパレータが、嵌合する肩甲骨の
関節部位を検出嵌合する自動調心位置出し機構を設け
た、請求項7、請求項8記載の胸肉分離装置。 - 【請求項15】 前記カッタが、水平方向切り込み可能
としたものである請求項7、請求項8記載の胸肉分離装
置。 - 【請求項16】 前記カッタが、任意方向の切り込みを
可能としたものである請求項7、請求項8記載の胸肉分
離装置。 - 【請求項17】 前記カッタが、セパレータをガイドと
したものである請求項7、請求項8記載の胸肉分離装
置。 - 【請求項18】 前記セパレータの押圧とそれに連動す
るカッタ切り込みは適宜所要回数の選択繰り返し機構を
設けた、請求項7、請求項8記載の胸肉分離装置。 - 【請求項19】 前記筋入れ手段が、鎖骨上面の筋入れ
を可能にしたものである請求項8記載の胸肉分離装置。
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