JPH10330212A - 真皮コラーゲン線維束正常化剤 - Google Patents

真皮コラーゲン線維束正常化剤

Info

Publication number
JPH10330212A
JPH10330212A JP15921697A JP15921697A JPH10330212A JP H10330212 A JPH10330212 A JP H10330212A JP 15921697 A JP15921697 A JP 15921697A JP 15921697 A JP15921697 A JP 15921697A JP H10330212 A JPH10330212 A JP H10330212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glycoside
phytosterin
collagen fiber
dermal collagen
acetylated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15921697A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kitada
好男 北田
Katsuo Matsumoto
克夫 松本
Yasutomo Nishimori
康友 西森
Mitsuo Kawai
充夫 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pola Chemical Industries Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pola Chemical Industries Inc filed Critical Pola Chemical Industries Inc
Priority to JP15921697A priority Critical patent/JPH10330212A/ja
Publication of JPH10330212A publication Critical patent/JPH10330212A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本発明は、シワ、フィブローシス、ケロイド
等の形成によって生じた真皮コラーゲン線維束の異常を
正常化する手段を提供することを課題とする。 【解決手段】 ステリン、ステリン配糖体又はそれらの
誘導体からなる真皮コラーゲン線維束正常化剤を化粧料
に含有させる。本発明によれば、シワ、フィブローシ
ス、ケロイド等の形成によって生じた真皮コラーゲン線
維束の異常を正常化する手段を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステリン、ステリ
ン配糖体又はそれらの誘導体からなる真皮コラーゲン線
維束改善剤及び当該真皮コラーゲン線維束正常化剤を有
効成分として含有する皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】シワは人類にとって、老いの象徴とも言
うべき老化現象であって、容貌に及ぼす影響が多いこと
から、化粧料や皮膚外用医薬の解決すべき課題として長
年取り上げられてきた。しかしながら、どの様なメカニ
ズムでシワが形成されるかについては諸説が乱立してお
り、未だに明らかにされていないのが現状である。従っ
て、シワの形成を抑制したり、形成されたシワをもとの
シワの少ない状態に戻す方法はまだ得られていない。シ
ワと同様にフィブローシスや傷跡や火傷跡に形成される
ケロイドについてもその形成メカニズムは知られておら
ず、これらの形成を抑制したり、形成されたこれらの異
常を治療したりする方法もまだ知られていなかった。
【0003】シワ、フィブローシス、ケロイドの形成と
真皮コラーゲン線維束の状態との関係について、何等検
討されていなかった。又、これらの間に何らかの関係が
存在することも全く示唆されていなかった。
【0004】フィトステリン、フィトステリン配糖体、
アセチル化フィトステリン配糖体等のステリン、ステリ
ン配糖体又はそれらの誘導体が、シワ、フィブローシ
ス、ケロイド等の形成によって生じた真皮コラーゲン線
維束の異常を正常化する作用を有していることも全く知
られていなかった。従って、これらエッセンスを化粧料
や皮膚外用医薬に含有させて真皮コラーゲン線維束の構
造を改善させることも全く行われていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な状況
下なされたものであり、シワ、フィブローシス、ケロイ
ド等の形成によって生じた真皮コラーゲン線維束の異常
を正常化する手段を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この様な状況に鑑みて、
本発明者等はシワ、フィブローシス、ケロイドの形成メ
カニズムを求めて鋭意研究を重ねた結果、シワのうち光
照射によって生じたシワが、真皮コラーゲン線維束の異
常をメカニズムにしていることを見いだした。更に検討
を重ねた結果、フィブローシスや火傷や傷の治癒時に生
じるケロイド形成時にも真皮コラーゲン線維束の異常を
メカニズムとしていることを見いだした。この真皮コラ
ーゲン線維束の異常を正常化させる薬剤を求めて更に研
究を重ねた結果、フィトステリン、フィトステリン配糖
体、アセチル化フィトステリン配糖体にその様な作用を
見いだし発明を完成させるに至った。以下、本発明につ
いて実施の形態を中心に詳細に説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】
(1)シワの形成と真皮コラーゲン線維束の構造との関
係 シワの形成と真皮コラーゲン線維束の構造との関係を、
マウス光照射モデルを用いて説明する。この実験例から
真皮コラーゲン線維束の構造の乱れが光照射によるシワ
の形成のメカニズムであることが判る。又、これと同様
にフィブローシスやケロイドにも真皮コラーゲン線維束
の構造の乱れが認められており、これがメカニズムであ
ることが示唆されている。
【0008】<実験例> 光老化モデルでの皮膚の状態の変化の検討 ヘアレスマウス(Skh:HR−1、雌性、8週齢)に
紫外線B(東芝SEランプ、60mJ/cm2)を連日
照射し、照射開始後2、5、10週間に皮膚及び皮膚表
面形態レプリカを採取した。採取皮膚はNaOH法によ
りコラーゲン線維束構造を走査電子顕微鏡により観察し
た。図1に倍率50倍での皮膚表面形態(A:非照射コ
ントロール、B:照射2週間、C:照射5週間、D:照
射10週間)、図2に倍率50倍での真皮表面形態
(E:非照射コントロール、F:照射2週間、G:照射
5週間、H:照射10週間)、図3に倍率500倍での
真皮コラーゲンの線維束の構造(I:非照射コントロー
ル、J:照射2週間、K:照射5週間、L:照射10週
間)、図4に倍率2500倍での真皮コラーゲンの線維
束の構造(M:非照射コントロール、N:照射2週間、
O:照射5週間、P:照射10週間)を示す。これらの
図より、しわが形成される際、それに対応するように真
皮の表面にも溝が形成されており、皮膚表面の形態の変
化は真皮の表面の形態の変化対応していること、更に真
皮表面の変化は真皮に於けるコラーゲン線維束の構造の
変化、即ち、線維束が明確でなくなる等の線維束の秩序
の低下を反映していることが判る。ここで、図4の顕微
鏡像を次の判定基準でスコアーを付した。即ち、スコア
ー0:観察領域全域で線維束構造が認められない、スコ
アー1:過半領域で線維束構造の崩壊又は異常構造への
変移が認められる、スコアー2:一部に線維束構造の崩
壊又は変性が認められるが、全体的にはほぼ正常な構造
が認められる、スコアー3:全面に亘り正常な線維束構
造が認められ、崩壊・変性はほぼ認められないの基準で
ある。この結果を図5に示す。又、皮膚表面の構造につ
いて、レプリカへの入射角20度でのキセノンランプに
よる光照射を行い出来たシワの陰影を画像解析により定
量し、シワの生成量とした。この測定結果を図6に示
す。このシワ量とスコアー値の平均との相関係数を算出
したところ、0.91であり、シワの形成と真皮コラー
ゲン線維束の乱れ(秩序)の間に強い関係があり、真皮
コラーゲン線維束の乱れがシワ形成のメカニズムである
ことがわかる。
【0009】(2)本発明の真皮コラーゲン線維束正常
化剤 本発明の真皮コラーゲン線維束正常化剤はステリン、ス
テリン配糖体又はそれらの誘導体からなる。ここでステ
リンとは、動植物界に広く分布するステロイドアルコー
ルの総称で、コレスタトリエノール、デヒドロコレステ
リン、コレステリン、コレスタノール、コプロスタノー
ル、ネオスポンゴステリン、シムノール等のズーステリ
ン(動物ステリン)やシトステリン、スチグマステリ
ン、カンペステリン、ジヒドロシトステリン等のフィト
ステリン(植物ステリン)、エルゴステリン、チモステ
リン、ジヒドロエルゴステリン、デヒドロエルゴステリ
ン等のミコステリン(菌類ステリン)等が具体的な化合
物として挙げられる。又、配糖体はこれらステリンの水
酸基に糖鎖が結合したもので、グルコシド、アラビノシ
ド、マンノシド、ラムノシド等が挙げられる。誘導体と
しては、水酸基をベンゾイル、アセチル、フェラロイ
ル、コフィオイル、ステアロイル、パルミトイル、オレ
オイル、ラウロイル、ミリストイル等でアシル化したア
シル化物、メチル、エチル、ベンジル等でエーテル化し
たエーテル化物が挙げられる。これらは何れも既知の化
合物であって、その多くは市販されており、入手はたや
すい。又、市販されていないものであっても市販品より
定法に従って容易に製造できる。本発明の真皮コラーゲ
ン線維改善剤としては、純粋な化学物質を用いることも
可能であるし、動植物の抽出物より、これらステリン、
ステリン配糖体又はそれらの誘導体が数種類混在して含
まれるフラクションを取りだし用いることも可能であ
る。これらの内より好ましいものは、シトステリン、ス
チグマステリン、カンペステリン等のフィトステリン、
シトステリン配糖体、スチグマステリン配糖体等のフィ
トステリン配糖体、カンペステリン配糖体又はこれらフ
ィトステリン配糖体のアセチル化物である、アセチル化
フィトステリン配糖体である。これらの内ではフィトス
テリン配糖体が特に好ましい。
【0010】(3)本発明の皮膚外用剤 本発明の皮膚外用剤は上記真皮コラーゲン線維束正常化
剤から選ばれる1種乃至は2種以上を含有することを特
徴とする。本発明の皮膚外用剤における真皮コラーゲン
線維束正常化剤の好ましい含有量は、0.01〜10重
量%であり、より好ましくは0.05〜5重量%であ
り、更に好ましくは0.1〜5重量%である。本発明の
皮膚外用剤にはこれら真皮コラーゲン線維束正常化剤以
外に、通常皮膚外用剤で用いられる任意成分を含有する
ことが出来る。この様な任意成分としては、例えば、ワ
セリンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化
水素類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル類、牛脂、オ
リーブ油等のトリグリセライド類、セタノール、オレイ
ルアルコール等の高級アルコール類、ステアリン酸、オ
レイン酸等の脂肪酸、グリセリンや1,3−ブタンジオ
ール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、アニ
オン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性
剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫
外線吸収剤、抗酸化剤、色素、粉体類等が例示できる。
本発明の皮膚外用剤は真皮コラーゲン線維束の異常を伴
う疾患に対して好適に適用されることを特徴とする。真
皮コラーゲン線維束の異常を伴う疾患としては、例え
ば、シワの異常形成、フィブローシス、火傷や創傷治癒
時のケロイド形成等が好ましく挙げられ、中でもシワの
異常形成への適用が好ましく、シワの異常形成の中では
光の長期照射に起因するシワの異常形成への適用が特に
好ましい。本発明の皮膚外用剤は、そのコラーゲン線維
束の正常化作用の程度に応じて、医薬品としても化粧料
としても使用することが出来る。作用を少なくするには
含有させる真皮コラーゲン線維束改善剤の含有量を下げ
れば良く、化粧料に好ましい本発明の真皮コラーゲン線
維束改善剤の含有量は0.001〜5重量%であり、更
に好ましくは0.003〜3重量%である。特にシワの
異常形成に対して投与する場合は、作用の少ない化粧料
として長期間投与するのが好ましい。本発明の皮膚外用
剤は既に生じた真皮コラーゲン線維束の異常を正常化す
る治療作用のみならず、真皮コラーゲン線維束が異常化
をすることを妨げる予防作用、真皮コラーゲン線維束の
異常が更に悪化するのを防ぐ治療的予防作用を有する。
本発明の皮膚外用剤の取りうる剤形としては、ローショ
ン剤、ゲル製剤、乳液、クリーム、軟膏等通常皮膚外用
剤で使用されている剤形であれば特段の限定無く適用で
きる。これらは通常知られている方法に従って製造でき
る。
【0011】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明について詳細に
説明するが、本発明がこれら実施例にのみ限定を受ける
ものではないことは言うまでもない。
【0012】<実施例1>小麦胚芽1Kgにメタノール
10lを加え、3時間加熱環流し、濾過により不溶物を
取り除き、濾液を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶出溶媒;クロロホルム:メタノール:
水=100:0:0→0:100:0→0:50:5
0)で精製し、フィトステリン配糖体分画を得、これを
減圧溜去しフィトステリン配糖体9.6gを得た。
【0013】<実施例2>実施例1のフィトステリン配
糖体5gをジメチルホルムアミド100mlとトリエチ
ルアミン100mlの混液にとかし冷却し、これに塩化
アセチル10gをジメチルホルムアミド30mlに溶か
し、滴下し、室温に戻し48時間攪拌した後メタノール
を加え反応を止め、減圧濃縮し、これをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶出溶媒;ノルマルヘキサン:
ジイソプロピルエーテル=90:10→0:100)で
精製し、アセチル化フィトステリン配糖体12.4gを
得た。
【0014】<実施例3〜8>表1に示す処方に従って
ローション剤1〜6を作成した。即ち、処方成分を室温
で攪拌可溶化しローション剤1〜6を得た。尚、数値は
重量部を表す。
【0015】
【表1】
【0016】<実施例9>上記の動物モデル例を用い、
光照射により生じたシワ等の皮膚の悪化状態の変化が本
発明の皮膚外用剤であるローション1〜6によりどの様
に変化するかを調べた。上記の光照射ヘアレスマウス
(Skh:HR−1、雌性、8週齢)を用い、第1〜6
群はローション剤1〜6を、第7群は対照群としエタノ
ールのみをそれぞれ0.05mlづつ8週間連日投与し
た。この動物の皮膚を上記と同様に処理し、コラーゲン
線維束構造を観察した。これよりコラーゲン線維束スコ
アー値を算出し、対照群のスコアー値で除し、皮膚状態
の改善値を算出した。コラーゲン線維束スコアー値と皮
膚状態の改善値を表2に示す。この表より本発明の皮膚
外用剤であるローション剤1〜6が真皮コラーゲン線維
束構造を著しく改善していることが判る。
【0017】
【表2】
【0018】<実施例10〜12>下記の表3に示す処
方に従ってクリームを作成した。即ち、ロを混練りし、
イで希釈した後、80℃に温調し、これに予め80℃に
温調したハを徐々に加え乳化し、攪拌冷却しクリームを
得た。これを上記の光老化スクリーニング法に従って評
価したところ、真皮コラーゲン線維束構造の改善値は表
3に示す値となった。これらのクリームをシワに悩むパ
ネラー1群20名に2ヶ月間使用し、シワの状況をアン
ケートで調査した。これらの結果も表3に併せて記す。
この結果より本発明の皮膚外用剤はコラーゲン線維束を
正常化する作用に優れることが判る。尚、処方の数値は
重量部を表す。
【0019】
【表3】
【0020】<実施例13〜17>下記表4の処方に従
って軟膏を作成した。即ち処方成分をニーダーで混練り
し軟膏を得た。これらは全て電子顕微鏡観察で上記光照
射ヘアレスマウスモデルにおいて真皮コラーゲン線維束
の正常化作用を認めた。
【0021】
【表4】
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、シワ、フィブローシ
ス、ケロイド等の形成によって生じた真皮コラーゲン線
維束の異常を正常化する手段を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光老化モデルでの皮膚表面形態の変化を表す
図である。
【図2】 光老化モデルでの真皮表面形態の変化を表す
図である。
【図3】 光老化モデルでのコラーゲン線維束構造を示
す図である。(500倍)
【図4】 光老化モデルでのコラーゲン線維束構造を示
す図である。(2500倍)
【図5】 光照射によるシワ量を表す図である。
【図6】 光照射による線維束構造スコアーを示す図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 充夫 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560 ポーラ 化成工業株式会社戸塚研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステリン、ステリン配糖体又はそれらの
    誘導体からなる真皮コラーゲン線維束正常化剤。
  2. 【請求項2】 ステリン、ステリン配糖体又はそれらの
    誘導体がフィトステリン、フィトステリン配糖体又はア
    セチル化フィトステリン配糖体である、請求項1に記載
    の真皮コラーゲン線維束正常化剤。
  3. 【請求項3】 フィトステリン、フィトステリン配糖体
    又はアセチル化フィトステリン配糖体が、シトステリ
    ン、スチグマステリン、カンペステリン、シトステリン
    配糖体、スチグマステリン配糖体、カンペステリン配糖
    体、アセチル化シトステリン配糖体、アセチル化カンペ
    スリン配糖体又はアセチル化スチグマステリン配糖体で
    ある事を特徴とする、請求項1又は2に記載の真皮コラ
    ーゲン線維束正常化剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3何れか一項に記載の真皮コ
    ラーゲン線維束正常化剤から選ばれる1種乃至は2種以
    上を有効成分として含有する、真皮コーラゲン線維束異
    常を伴う疾病用の皮膚外用剤。
  5. 【請求項5】 真皮コラーゲン線維束異常を伴う疾病
    が、光によるシワの異常形成、フィブローシス又はケロ
    イドである、請求項4に記載の皮膚外用剤。
  6. 【請求項6】 化粧料であることを特徴とする、請求項
    4又は5に記載の皮膚外用剤。
  7. 【請求項7】 ステリン、ステリン配糖体又はそれらの
    誘導体から選ばれる1種乃至は2種以上を含有すること
    を特徴とする、真皮コラーゲン線維束改善用の化粧料。
  8. 【請求項8】 ステリン、ステリン配糖体又はそれらの
    誘導体がフィトステリン、フィトステリン配糖体又はア
    セチル化フィトステリン配糖体である、請求項7に記載
    の真皮コラーゲン線維束改善用の化粧料。
  9. 【請求項9】 フィトステリン、フィトステリン配糖体
    又はアセチル化フィトステリン配糖体が、シトステリ
    ン、スチグマステリン、カンペステリン、シトステリン
    配糖体、スチグマステリン配糖体、カンペステリン配糖
    体、アセチル化シトステリン配糖体、アセチル化カンペ
    ステリン配糖体又はアセチル化スチグマステリン配糖体
    であることを特徴とする、請求項7又は8に記載の真皮
    コラーゲン線維束改善用の化粧料。
JP15921697A 1997-06-02 1997-06-02 真皮コラーゲン線維束正常化剤 Pending JPH10330212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15921697A JPH10330212A (ja) 1997-06-02 1997-06-02 真皮コラーゲン線維束正常化剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15921697A JPH10330212A (ja) 1997-06-02 1997-06-02 真皮コラーゲン線維束正常化剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10330212A true JPH10330212A (ja) 1998-12-15

Family

ID=15688876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15921697A Pending JPH10330212A (ja) 1997-06-02 1997-06-02 真皮コラーゲン線維束正常化剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10330212A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000256120A (ja) * 1999-03-05 2000-09-19 Shiseido Co Ltd 皮膚外用剤
WO2003082224A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Kose Corporation Preparation cosmetique
JP2005220100A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Maruzen Pharmaceut Co Ltd 抗老化剤、血小板凝集抑制剤、抗酸化剤、抗アレルギー剤、皮膚化粧料及び飲食品
JP2007254412A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Kuraray Co Ltd シワの予防及び/又は改善のための皮膚外用剤
KR101038022B1 (ko) 2007-07-25 2011-05-30 주식회사 알엔에이 신규 당 화합물
JP2011157343A (ja) * 2010-01-05 2011-08-18 Fancl Corp 抗老化経口剤

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000256120A (ja) * 1999-03-05 2000-09-19 Shiseido Co Ltd 皮膚外用剤
WO2003082224A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Kose Corporation Preparation cosmetique
CN100352414C (zh) * 2002-03-29 2007-12-05 株式会社高丝 化妆品制剂
JP2005220100A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Maruzen Pharmaceut Co Ltd 抗老化剤、血小板凝集抑制剤、抗酸化剤、抗アレルギー剤、皮膚化粧料及び飲食品
JP4672269B2 (ja) * 2004-02-06 2011-04-20 丸善製薬株式会社 抗老化剤、血小板凝集抑制剤、抗酸化剤、抗アレルギー剤、皮膚化粧料及び飲食品
JP2007254412A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Kuraray Co Ltd シワの予防及び/又は改善のための皮膚外用剤
KR101038022B1 (ko) 2007-07-25 2011-05-30 주식회사 알엔에이 신규 당 화합물
JP2011157343A (ja) * 2010-01-05 2011-08-18 Fancl Corp 抗老化経口剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3616708B2 (ja) 皮膚改善化粧料
JP2648462B2 (ja) サリチル酸誘導体の可溶化方法及びその誘導体を含む美容及び/または薬科学的組成物
JP3938613B2 (ja) 真皮コラーゲン線維束正常化剤
DE69724629T2 (de) Zusammensetzungen und deren verwendungen
DE10324256B4 (de) Lipid-Tranferprotein-Systeme und deren kosmetische/dermatologische Anwendung
JP4398641B2 (ja) 低アレルギー性及び非刺激性のスキンケア調製物
JPH10330221A (ja) 真皮コラーゲン線維束正常化剤
JP2005082600A (ja) 皮膚症状の治療方法
JPH115727A (ja) 美肌用の化粧料
JP4789334B2 (ja) シワ改善及び予防対応用皮膚外用剤
JP2008088075A (ja) プロフィラグリン/フィラグリン産生促進剤、表皮角化細胞増殖促進剤、表皮/角層正常化用皮膚外用剤、プロフィラグリン及び/又はフィラグリン産生促進方法、及び表皮角化細胞増殖促進方法
JPH10330212A (ja) 真皮コラーゲン線維束正常化剤
DE10039063A1 (de) Kosmetische und dermatologische Zubereitung mit einem Gehalt an Cyclodextrinen zur Beseitigung von Sebum
EP1396261B1 (de) Coffein enthaltende Zusammensetzung als Hauptflegemittel
RU2657777C1 (ru) Косметический крем по уходу за чувствительной кожей детей с успокаивающим эффектом
JPH0748242A (ja) 化粧品及び医薬品の分野、特に、外用剤における皮膚の色素沈着を調整する大風子油の利用
EP1667641A1 (de) Kosmetische oder dermatologische zubereitungen mit einem gehalt an isoflavonen und licochalcon a
JP3974003B2 (ja) 育毛素材及びそれを含有する皮膚外用剤
JP3751705B2 (ja) 真皮コラーゲン線維束正常化剤
KR101322850B1 (ko) 박하잎 추출물, 밀싹 추출물 및 길경 추출물을 유효성분으로 포함하는 모공 축소 또는 피지분비 억제용 화장료 조성물
JP3822517B2 (ja) 皮膚外用剤
JPH11302147A (ja) 化粧料
JP3382146B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2000109420A (ja) 老化用の化粧料
JP5144048B2 (ja) ラジカル消去剤、抗酸化用皮膚外用剤、及びラジカルの消去方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040120

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02