JPH10329808A - 固体食品の容器包装におけるガス置換方法及び粉末ドライアイスの定量供給方法並びにその装置 - Google Patents

固体食品の容器包装におけるガス置換方法及び粉末ドライアイスの定量供給方法並びにその装置

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JPH10329808A
JPH10329808A JP10073071A JP7307198A JPH10329808A JP H10329808 A JPH10329808 A JP H10329808A JP 10073071 A JP10073071 A JP 10073071A JP 7307198 A JP7307198 A JP 7307198A JP H10329808 A JPH10329808 A JP H10329808A
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善文 田口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス置換包装が困難な固体食品の包装におい
て、効率的かつ安価にガス置換包装ができる固体食品の
容器包装におけるガス置換方法を得る。 【解決手段】 粉末状ドライアイスを容器内に充填する
ドライアイス充填工程2、内容物を充填する内容物充填
工程3、容器を加熱して固体揮発物質を気化させ、容器
内の酸素を除去するドライアイス気化工程4、容器を密
封する密封工程5を有し、通常の内容物充填密封ライン
に適用して、連続作業で固体食品のガス置換包装ができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体揮発性物質又
は液体揮発性物質を使用した容器包装食品のガス置換方
法及び容器に固体揮発性物質である粉末ドライアイスを
定量供給する方法並びにその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】容器内の空隙部の酸素を除去する方法と
して、液状食品の場合は容器内に不活性ガスを吹き込ん
で容器内のガスと置換するガス置換方法が一般に行われ
ているが、粉末状、顆粒状、フレーク状あるいはスライ
ス状等の固体食品の場合、前記ガス置換方法では固形物
間に存在する酸素を除去することが困難なため、真空包
装方法、真空+不活性ガス(主として窒素ガス)置換方
法による脱酸素包装を行うか、あるいは脱酸素剤添付等
で行っている。このため、固体食品の脱酸素包装は、バ
ッチ式が殆どであり、生産効率が低く且つ高価な設備を
必要とする。また脱酸素剤添付の場合は、コスト高とな
る等の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実状に
鑑み創案されたものであって、ガス置換包装が困難な、
塊状、粉末状、顆粒状、フレーク状あるいはスライス状
等の固体食品の包装において、効率的かつ安価にガス置
換包装ができる固体食品の容器包装におけるガス置換方
法、及び容器に固体揮発性物質である粉末ドライアイス
をバラツキが少なく定量供給することができる方法並び
にその装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の内容物
充填後にガス置換により容器内の空気を除去する方法に
代えて、内容物充填前に容器内にドライアイス等の固体
揮発物質又は液体窒素等の液体揮発物質を充填し、固体
食品間の空隙部に残っている空気を固体揮発物質又は液
体揮発物質の気化による体積膨張により効率的に除去す
るようにしたものである。
【0005】即ち、本発明の固体食品の容器包装におけ
るガス置換方法は、固体揮発性物質又は液体揮発性物質
を容器内に充填する工程、内容物を充填する工程、容器
を加熱して固体揮発物質又は液体揮発性物質を昇華さ
せ、容器内の酸素を除去する工程、容器を密封する工程
からなる。容器内に固体揮発性物質又は液体揮発性物質
を充填する工程と内容物を充填する工程は、経時的にそ
の順序が望ましいが、必ずしもその順序に限るものでな
く、固体揮発性物質又は液体揮発性物質と内容物を同時
に又は固体揮発性物質を後に充填することも可能であ
る。なお、例えば焙煎したコーヒー豆をそのまま又は粉
状にしてまだ熱を保持した状態で容器に充填する場合
や、玄米を精米するときに生じた摩擦熱を持ったまま米
を容器内に充填する場合等、内容物自体が熱を持ってい
る場合は、容器を加熱しなくても固体揮発物質が短時間
に昇華するので、必ずしも容器を加熱する工程を設けな
くても良い。また、液体揮発性物質は、短時間に気化す
るので、容器を加熱する工程を設けなくても良い。
【0006】前記固体揮発物質としては、ドライアイス
が望ましく、より望ましくは粉末状又は米粒状(以下、
単に粉末状という)に微細化したドライアイスが良い。
粉末状ドライアイスを使用したガス置換条件として次の
〜のことがいえる。 ドライアイスの充填量は、容器に内容物を充填したと
きの容器内ガス量に依存する。ドライアイスは昇華した
とき、500倍にガス化して膨張する。従って、1gの
ドライアイスは500mlの二酸化炭素となる。これまで
の試験結果によれば、良好なガス置換条件のためには容
器内ガス量に対し約3〜5倍量のガスの導入が必要であ
る。従って、容器内ガス量に対するドライアイス充填量
は、表1に示す関係、即ち容器に内容物を充填したとき
の容器内ガス量(ml)の約0.006〜0.01倍量
(g)の範囲が望ましい。
【0007】
【表1】
【0008】粉末状ドライアイスの粒径は10〜10
0メッシュの範囲が望ましい。10メッシュ以下では粒
径が大き過ぎ、内容物充填加熱後の加熱工程において気
化しにくい。100メッシュ以上では細か過ぎ、粉末ド
ライアイス生成時のノズルが詰り易くなり生成量がばら
つく危険性がある。
【0009】前記容器の加熱は、容器底部を乾燥加熱
空気で加熱するとより簡単に効率的にしかも簡単な設備
で加熱することができる。ドライアイスの乾燥加熱空気
による加熱温度は包材の耐熱性に依存する。そのため、
低密度ポリエチレン等の耐熱性の低い包材では、100
℃前後で10秒前後が望ましく、ナイロンフィルム、ポ
リエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム等の耐熱
性のある包材では100〜250℃で10秒前後が望ま
しい。なお、気化のための熱媒体は、乾燥加熱空気の
他、熱水・超音波誘導加熱・高周波誘導加熱・マイクロ
波加熱等が利用できる。
【0010】加熱後のドライアイスの残量は、密封後
の包装外観に影響を与えるため、残留は出来るだけ避け
る必要がある。しかしながら、包装速度との兼ね合いか
ら残ってしまう場合がある。どの程度の残留が許容され
るかは、容器内の空隙量や包装材質の柔軟性または包装
形状や内容物の種類などに依存する。例えば、穀類・ピ
ーナッツ類・粉末スープ等は膨張した外観は好ましくな
いが、ポテトチップス等は内容物の保護(割れ防止)の
ため、多少膨張していた方が望ましい。膨張外観が好ま
しくない内容物の包装形態において、容器内ガス量に対
するドライアイス残量は、パウチ等変形しやすい容器の
場合は表2、金属缶等容器膨張や容器に剛性があり変形
しにくい容器の場合は表3に示す範囲以下が望ましい。
これらの表から加熱後のドライアイスの残存量は、変形
しやすい容器の場合が容器内ガス量(ml)の約0.0
0075〜0.001倍量(g)以内であり、変形しに
くい容器の場合が容器内ガス量(ml)の約0.001
5〜0.002倍量(g)以内であることが望ましいこ
とが分かる。
【0011】
【表2】
【0012】
【表3】
【0013】また、上記ガス置換のための固体揮発性物
質としての粉末ドライアイスを容器に定量供給するため
の、本発明の粉末ドライアイス定量充填方法は、二酸化
炭素ボンベから液化二酸化炭素を気液分離槽に供給し、
該気液分離槽で液面制御及び圧力制御しながら、粉末ド
ライアイス生成ノズルに液化二酸化炭素を供給すること
により、液化二酸化炭素から直接粉末ドライアイスを生
成して容器に供給することを特徴とするものである。
【0014】そして、上記方法を実施するための本発明
の粉末ドライアイス定量充填装置は、気液分離槽、該気
液分離槽への液化二酸化炭素供給管路に設けられた電磁
弁、前記気液分離槽の圧力を検出して電気信号に変換す
る圧力変換器、前記気液分離槽の液位を検出する液面
計、前記気液分離槽からの排ガス管路に設けられた電磁
弁、前記圧力変換器及び前記液面計からの信号に基づい
て前記各電磁弁を制御する制御装置、前記気液分離槽に
連通した液化二酸化炭素流下管路の下端部に設けられた
粉末ドライアイス生成ノズルを備えてなることを特徴と
する技術的構成からなる。前記液化二酸化炭素流下管路
に流量を制御する流量計を設けることによって、常に流
量を監視して所定流量に制御でき望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、固体食品の容器包装にお
けるガス置換方法の一実施形態を示す工程ブロック線図
である。本実施形態の固体食品の容器包装におけるガス
置換方法は、装置に容器を供給する容器供給工程1、供
給された容器に定量の粉末ドライアイスを充填するドラ
イアイス充填工程2、内容物充填位置に移動して内容物
を充填する内容物充填工程3、内容物充填から次工程の
密封位置まで移動する間にドライアイスを気化させるド
ライアイス気化工程4、容器を完全に密封する密封工程
5、密封された容器を装置から排出する排出工程6とか
らなる。
【0016】図2に前記ドライアイス充填工程における
ドライアイス定量充填装置の一例を示す。ドライアイス
は、容器充填後の気化時間を短縮(即ち、容器密封まで
の時間の短縮)するためには粉末状が良く、本実施形態
では、ペレット状に固化したドライアイスを粉末状にし
てから容器に充填するようにしてある。ペレット状にす
るのは、後述するように計量孔にドライアイスを充填す
るに際して、ペレット状に形を均一化することによって
定量化を図るためであるが、直接粉末状にして容器内に
供給するようにしても良い。
【0017】図中、10は液化二酸化炭素が収納されて
いる超低温容器であり、11は該超低温容器から液化二
酸化炭素を大気圧雰囲気に解放してペレット状に固化さ
せるペレタイザーである。12は回転盤13に設けられ
て計量孔14にペレットを供給するためのホッパーであ
り、ペレタイザーから自動的にペレット状ドライアイス
が供給され、常に所定量のドライアイスが貯留されるよ
うに、レベルセンサ15を設けてホッパーへのドライア
イスの供給を制御している。回転盤13は、外周部近傍
の円周上に定ピッチで計量孔14が設けられ、モータ1
6により間欠的に回転駆動される。計量孔14は回転盤
を貫通して形成され、その下端には図示しないシャッタ
ー板が設けられ、常時は計量孔の下端を閉塞して計量孔
に充填されるドライアイスを受入れ、容器への充填位置
に到達すると解放して、計量孔内のドライアイスを落下
させて容器内に充填する。
【0018】回転盤13が回転して計量孔が通過する上
方には、前記ホッパーと容器への充填位置との間にクラ
ッシャー杆17が設けられ、且つ容器への充填位置上方
には押出し杆18が設けられている。
【0019】本実施形態のドライアイス充填装置は、以
上のように構成され、ホッパー12の排出口の下端に回
転盤13の計量孔14が位置すると、ペレット状のドラ
イアイスが計量孔一杯に供給されることによって計量孔
に定量、例えば1gのドライアイスが供給される。回転
盤が回転してクラッシャー杆17の下方位置に到達する
と、クラッシャー杆がシリンダ装置等のアクチュエータ
で下降運動して、計量孔内のペレット状ドライアイスを
10〜30メッシュの粉末状に砕く。なお、粉末状ドラ
イアイスは30メッシュ以上の粉末に砕くことも可能で
あるが、この実施形態の装置において、30メッシュ以
上に細かくするとノズルがつまり易くなるので、本実施
形態では上記範囲の粉末状に砕くことにした。
【0020】上記ドライアイス充填装置を例えば従来の
ロータリ式充填装置に適用する場合、ロータリ式充填装
置にドライアイス充填ステージを設け、該ドライアイス
充填ステージにドライアイス充填装置の充填位置が位置
するように配置する。ロータリ式充填装置に供給された
容器は、充填ノズル19に装着された状態で、ドライア
イス充填ステージに搬送され、該ステージに到達した計
量孔14のシャッターが開くと共に、押出し杆18が下
降して計量孔内の粉末状ドライアイスを容器内に押し出
して充填する。
【0021】ドライアイス21が充填された容器20
は、内容物充填ステージに搬送されて、所定量の内容物
22が充填される。該充填ステージから次工程の密封ス
テージまで搬送される間、あるいは少なくとも容器が密
封されるまでに、容器の底部を加熱してドライアイスの
気化を促進させる。本実施形態では、図3に示すよう
に、ドライアイス充填ステージから内容物充填ステージ
までの容器が通過する通路下方に100〜200℃の乾
燥加熱空気を吹き出す樋状の加熱装置25を配置し、容
器の底部が該加熱装置25を通過することによって、容
器底部を加熱するようにしてある。
【0022】容器の底部を加熱することによって、内部
に充填されたドライアイスの昇華が促進され、図3
(b)に示すように内容物充填後も二酸化炭素が容器下
部より層状となって内容物間の隙間に存在する空気を押
出し、容器内から効果的に空気を除去することができ
る。しかも、容器を加熱するので、ドライアイスは短時
間に昇華してガス置換が短時間にでき、内容物充填から
容器密封までの時間の短縮を図ることができる。
【0023】なお、上記実施形態では、容器内の脱酸素
を専ら容器内に充填されるドライアイスのみによって行
なう場合を示したが、必要により従来の不活性ガスのフ
ラッシュと組み合わせても良い。その場合、例えば粉末
ドライアイスが充填される前に容器内に二酸化炭素又は
窒素ガスをフローして予備ガス置換を行なう。また、内
容物充填後容器が密封ステーションに移動する間に、容
器の底部を加熱すると共に、容器開口部に向けて二酸化
炭素又は窒素ガスをフラッシュする。そのようにするこ
とによって、容器内の酸素置換効率を高めることができ
るとともに、移動中に外部から容器内に空気が侵入する
ことを防ぐことができる。
【0024】また、上記実施形態では、固体揮発性物質
として粉末状ドライアイスを使用した場合について説明
したが、上記課題は液体窒素等の液体揮発物質を使用し
ても同様に達成できる。この場合も固体揮発物質を使用
する場合と同様な工程を採用することができる。但し、
液体揮発性物質は、固体揮発性物質に比べて短時間に気
化するので、容器を加熱する工程は省いても良い。
【0025】なお、本発明の固体食品の容器包装におけ
るガス置換方法は、ロータリ式充填包装装置に限らず、
直線式充填包装装置、ロール供給・背張りシール包装等
その他の形式の充填包装装置にも適宜適用できることは
云うまでもない。また、適用する容器もパウチに限ら
ず、金属缶、カップその他の成形容器等種々の容器包装
に適用できる。さらに、内容物として、コーヒー豆、コ
ーヒー粉末、酒のつまみ類乾き物、スナック食品、穀
類、レトルト物等、種々の固体食品の脱酸素包装に適用
できる。
【0026】図4は、前記ドライアイス充填工程におけ
る粉末ドライアイス定量充填装置の他の実施形態を示
す。本実施形態の粉末ドライアイス定量充填装置は、液
化二酸化炭素を気液分離槽に供給して液面制御及び圧力
制御しながら流量計を介してノズルより直接粉末ドライ
アイスを生成して容器に供給するものであり、前記実施
形態のものより、ドライアイス生成時のノズルの詰りが
少なくなり、100メッシュ程度の細かいドライアイス
の生成が可能であり、それだけ粉末ドライアイスの充填
量のバラツキが少なく、定量充填性がより向上した。以
下、本実施形態の装置を図4に基づき詳細に説明する。
【0027】本実施形態の粉末ドライアイス定量充填装
置30は、気液分離槽31、流量計32、粉末ドライア
イス生成ノズル33、充填ノズル34を備え、気液分離
槽31に超低温容器である液化炭素ガスボンベ35から
液化二酸化炭素が供給配管36を介して液化二酸化炭素
が供給されるようになっている。液化二酸化炭素供給配
管36は、液化二酸化炭素ボンベ35の液吐出管37と
連結管38を介して連結され、途中に本体入口側のバル
ブ39、フィルター40、電磁弁41が設けられ、該電
磁弁の開閉を制御することにより、気液分離槽への液化
二酸化炭素の供給を自動的に制御することができる。な
お、42は液化炭素ガスボンベ35の気相部に連結され
た戻し管路であり、前記液化二酸化炭素供給管36の電
磁弁41の下流側に連結された排ガス供給管43に、ボ
ンベ側のバルブ44、接続管45、本体側のバルブ46
を介して接続され、気液分離槽31の圧力が異常に高く
なったとき、気液分離槽の液化二酸化炭素を液化二酸化
炭素ボンベ35に戻すために設けられている。
【0028】気液分離槽31には、シーケンサ等の制御
装置49に連結された液面計50及び圧力計51が設け
られ、制御装置49に予め設定された所定の液位及び圧
力となるように、常に液面制御及び圧力制御しながら粉
末ドライアイス生成ノズルに液化二酸化炭素を供給する
ようになっている。図中、52は気液分離槽31の内圧
を電気信号に変換して制御装置に供給する圧力変換器、
53は気液分離槽の圧力が異常となった場合に警報を発
する警報器であり、警報をランプ及び又は音声によって
表示すると共に制御装置49に異常信号を送出する。
【0029】55は気液分離槽31の気相部分に連結さ
れた排ガス管路であり、途中に電磁弁が設けられ、該電
磁弁を前記制御装置49の制御信号に基づき制御して、
ガスを外部に流出させて気液分離槽内を所定圧に保つよ
うに調整する。本実施形態では、該排ガス管路55の途
中にバイパス管路56を並設して、それぞれに容量の異
なる電磁弁57、58を設け、例えば運転開始時に気液
分離槽に液化二酸化炭素を溜めるときには、排ガス量が
多く且つ不安定であるので容量の大きい電磁弁57を用
いて短時間に排ガス量を制御し、通常運転時の排ガス量
が一定した状態では、バイパス管路に配置した容量の小
さい電磁弁58を用いて制御するようにして、微細な安
定した圧力制御ができるようになっている。しかしなが
ら、バイパス管路を設けなくて、1個の電磁弁のみで排
ガス量を制御するようにしても良い。なお、59は運転
終了時等に気液分離槽内の排ガスを外部に逃がすための
バルブ、60は安全弁である。また、61は電磁弁の上
流側に設けられたフィルター、62、63は電磁弁の下
流側に設けられたオリフィスであり、これらは必要に応
じて設ければ良い。
【0030】流量計32は、本実施形態ではマイクロモ
ーション流量計を採用し、極超低温の液体の流量を微細
に検出できると共に、流量制御弁47を取り付けること
により、流量を任意に調整することができるようにし
た。また、粉末ドライアイス生成ノズル群33の各粉末
ドライアイス生成ノズル33’は、電磁弁65の下流端
に形成され、本実施形態ではそれぞれノズル径の異なる
4個のノズルを採用して、供給量に応じて適宜選択でき
るようにしている。しかしながら、その個数は任意に選
択でき、1個でも良く、あるいはノズル径が小さくて等
しいノズルを複数個採用して、微細なドライアイスを短
時間に生成するようにして、そのノズル個数を選択する
ことにより充填量を制御するようにしても良い。充填ノ
ズル群34の各充填ノズル34’は、前記各粉末ドライ
アイス生成ノズル33に対応して設けられ、容器の開口
部に向けて生成された粉末ドライアイスを雪状に降らせ
る機能を果たす。なお、48は流量制御弁47の下流側
に設けられたフィルターである。
【0031】本実施形態の粉末ドライアイス定量充填装
置は以上のように構成され、液化二酸化炭素供給管路3
6を開くことによって、液化二酸化炭素が液化二酸化炭
素ボンベ35から気液分離槽31に供給され、液面計5
0が液位を検出して予め制御装置に設定してある液位に
達すると制御装置49から電磁弁41に制御信号が送出
されて電磁弁が閉じる。運転中常時液位を検出して、電
磁弁の開閉を制御することにより、気液分離槽の液位を
常に一定に保つ。一方、気液分離槽の気相部の圧力も常
に検出されて、圧力計51で表示すると共に、圧力変換
器53によって内圧に比例して電気信号が制御装置に送
られて、設定値と比較される。内圧が設定値よりも高い
と、電磁弁58を開いて気液分離槽31の排ガスを外部
に排気することにより、内圧を調整して気液分離槽の内
圧を常に一定値に保つように制御する。
【0032】このようにして、気液分離槽を常に一定圧
力及び一定液面となるように制御して気液分離を行い、
各粉末ドライアイス生成ノズル33’の選択された所定
の電磁弁65を開くことによって、各粉末ドライアイス
生成ノズルの多数のノズル孔から所定圧力・所定流量の
液化二酸化炭素を噴出する。液化二酸化炭素は、微細な
ノズル孔から大気中に噴出することによって、粉末状の
ドライアイスとなって充填ノズル内に拡がって該充填ノ
ズルに案内されて雪状に容器内に降り注いで充填され
る。このようにして、本実施形態によれば、所定時間に
所定量の粉末ドライアイスを所定の容器に充填すること
ができ、充填量のバラツキが少なく定量充填が安定して
できる。そして、常に一定圧力一定流量で粉末ドライア
イス生成ノズルに供給されるので、脈流がなくてノズル
つまりがなく、ノズル孔を小さくすることができ、10
0メッシュ程度の細かいドライアイスの生成が可能であ
る。
【0033】以上のように構成された本実施形態の粉末
ドライアイス定量充填装置において、前記4個の粉末ド
ライアイス生成ノズルのノズル径を、0.41mm、0.
51mm、0.58mm、0.70mmとし、何れのノズルか
らも1gの粉末ドライアイスを供給することを目標とし
て各ノズルに付き、20回づつ粉末ドライアイス生成実
験を行った。その結果、図5に示すように、そのバラツ
キは、1g±0.25gの範囲にあった。このことか
ら、本実施形態によれば、非常にバラツキが少なく、高
精度で容器に粉末状ドライアイスを充填するのに有効で
あることが分かる。そして、本実施形態の粉末ドライア
イス定量充填装置によれば、より細かい粉末ドライアイ
スを定量充填でき、容器に充填後の昇華も早いので、上
記ガス置換方法において固体揮発物質を気化させるため
の容器加熱時間を短くすること、あるいは加熱工程を省
くことが可能である。
【0034】
【実施例】
実施例1,2 充填条件: 包装容器:スタンディングパウチ 内容物 :17〜18メッシュの粉末状食品150グラ
ム ガス置換条件:粉末ドライアイス1gをスタンディング
パウチに充填し、その後上記包装条件で内容物を充填
し、約200℃の乾燥空気で10秒加熱後容器を密封し
た(実施例1)。また、同様な条件で加熱時間を15秒
にした(実施例2)。夫々の実施例において、容器内酸
素濃度及びガス置換率を測定した結果を表4に示す。な
お、ガス置換率は次のようにして求めた。 ガス置換率(%)={(20.9−容器内酸素濃度)/
20.9}×100
【0035】
【表4】
【0036】また、比較例として前記実施例1、2と同
じ充填条件で同じ内容物を充填し、ガス置換は従来法で
ある窒素ガスを表5の条件でフラッシュして行なった。
密封後のそれぞれについて実施例と同様な方法で、容器
内酸素濃度とガス置換率を測定した。その結果を表5に
示す。
【0037】
【表5】
【0038】表5から明らかなように、比較例(従来
例)の場合は、窒素ガスフラッシュの何れの条件におい
ても容器内酸素濃度は高く、適正な酸素濃度である2%
を大きく上回る結果を示し、ガス置換状態は不良であっ
た。それは、フラッシュするガスが内容物に遮断され容
器の底部まで到達しないことに起因する。これに対し、
前記実施例1,2は、何れの場合も容器内酸素濃度が1
%以下、ガス置換率95%以上を達成でき、本発明の方
法で固形物でも連続作業によって満足のいくガス置換包
装が達成できることが確認された。
【0039】本発明によるガス置換方法は、上記従来の
ガス置換法と異なり、容器内に充填したドライアイスの
昇華により容器底部から上部に向かってガスが移動する
ため、粉末・顆粒食品等従来ガスフラッシュにより置換
できなかった固体食品包装における容器内酸素を除去す
ることができるものである。しかしながら、ドライアイ
スは大気圧常温下では昇華するのに時間を要するため、
ガス置換包装の生産能率を高めるためには、ドライアイ
スをできるだけ早くガス化させる必要がある。そのた
め、本発明ではドライアイスを容器に充填後容器底部を
加熱して、ガス置換包装の高速化を図った。この点に関
する本発明の効果を確認するために、容器を加熱する場
合と、無加熱の場合との粉末ドライアイスの重量が経時
的にどのように変化するかを次のような実験を行なって
調べた。
【0040】実験は、上記実施例の場合と同様にパウチ
に粉末ドライアイス1gを充填して、直ちに粉末食品1
50gを充填し、該パウチ底部を約200℃の乾燥空気
で加熱した場合と無加熱の場合の場合について5秒おき
に容器の重量を測定することにより、ドライアイス残量
を計算した。その結果を図6に示す。
【0041】図6から明らかなように、加熱により約1
5秒でドライアイスはほぼ昇華するが、無加熱の場合は
30秒経過後も0.5g残った。このことは、無加熱の
場合、ドライアイスは密封工程で固体のまま残り易く、
その後容器内で気化し、容器が膨張したり場合によって
は破袋する可能性がある。これに対して、本実施例の場
合、袋にドライアイスを充填後15秒で気化するので、
内容物充填時間を含めて最大でも15秒でガス置換を行
なうことができ、固形物の脱酸素包装における従来のバ
ッチ方式による場合と比べて飛躍的に短時間に脱酸素包
装を行なうことができる。
【0042】
【発明の効果】従来、充填密封ラインでの連続的なガス
置換包装が困難なため、バッチ式で行なっていた固体食
品の脱酸素包装を、本発明のガス置換方法によれば、充
填密封ラインにおいて連続的にガス置換包装ができ、従
来と比較して生産効率を飛躍的に向上させることができ
る。しかも従来と比し高いガス置換率で包装することが
できるので、固形内容物の酸化劣化防止に非常に有効な
包装ができる。また、生産設備も簡単であり、また脱酸
素剤等も不要であるので生産コストを低減することがで
きる。
【0043】固体揮発性物質又は液体揮発性物質を充填
後、容器を加熱することにより、固体揮発性物質が短時
間に気化して、容器底部から上部に向かってガスが移動
して効率的に容器内の酸素を除去するから短時間でガス
置換ができ、容器に揮発性物質充填から内容物を充填し
て密封するまで時間を飛躍的に短縮することができる。
【0044】また、本発明の粉末ドライアイス定量充填
方法又は装置によれば、液化二酸化炭素が常に一定圧力
一定流量で粉末ドライアイス生成ノズルに供給されるの
で、脈流がなくてノズルつまりがなくなりノズル孔を小
さくすることができ、100メッシュ程度の細かいドラ
イアイスの生成が可能である。そして、より細かい粉末
ドライアイスを定量充填できる結果、容器に充填後の昇
華も早くなるので、上記ガス置換方法に適用することに
よって固体揮発物質を気化させるための容器加熱時間を
短くすること、あるいは加熱工程を省くことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体食品の容器包装におけるガス
置換方法の実施形態に係る工程ブロック線図である。
【図2】粉末状ドライアイスを容器内に充填するドライ
アイス充填装置の模式図である。
【図3】容器を加熱する加熱装置の模式図であり、
(a)は粉末状ドライアイス充填ステーションにおける
断面模式図、(b)は容器密封ステーションにおける断
面模式図である。
【図4】本発明に係る粉末ドライアイス定量充填装置の
実施形態の概略図である。
【図5】図4に示す実施形態における粉末ドライアイス
生成ノズルのノズル径をパラメータとする粉末ドライア
イス生成量のバラツキを示すグラフである。
【図6】容器内での粉末ドライアイスの重量変化を示す
グラフである。
【符号の説明】
10 超低温容器 11 ペレタイザ
ー 12 ホッパー 13 回転盤 14 計量孔 17 クラッシャ
ー杆 18 押出し杆 19 充填ノズル 20 容器 25 加熱装置 30 粉末ドライアイス定量充填装置 31 気液分離槽 32 流量計 33 粉末ドライアイス生成ノズル群 34 充填ノズル群 35 液化炭酸ガ
スボンベ 36 液化炭酸ガス供給配管 41、57、58、65 電磁弁 49 制御装置 50 液面計 51 圧力計 52 圧力変換器 53 警報器 55 排ガス管路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体揮発性物質を容器内に充填する工
    程、内容物を充填する工程、固体揮発物質を気化させて
    容器内の酸素を除去する工程、容器を密封する工程から
    なることを特徴とする固体食品の容器包装におけるガス
    置換方法。
  2. 【請求項2】 前記固体揮発物質の気化は、容器を加熱
    することにより行う請求項1記載のガス置換方法。
  3. 【請求項3】 前記固体揮発性物質が粒径100〜10
    メッシュのドライアイスである請求項1又は2記載のガ
    ス置換方法。
  4. 【請求項4】 前記ドライアイスの充填量は、容器に内
    容物を充填したときの容器内ガス量(ml)の約0.0
    06〜0.01倍量(g)である請求項3記載のガス置
    換方法。
  5. 【請求項5】 加熱後のドライアイスの残存量は、変形
    しやすい容器の場合が容器内ガス量(ml)の約0.0
    0075〜0.001倍量(g)以内であり、変形しに
    くい容器の場合が容器内ガス量(ml)の約0.001
    5〜0.002倍量(g)以内である請求項3または4
    記載のガス置換方法。
  6. 【請求項6】 前記容器の加熱は、容器底部を乾燥加熱
    空気で加熱するようにした請求項2〜5何れか記載のガ
    ス置換方法。
  7. 【請求項7】 二酸化炭素ボンベから液化二酸化炭素を
    気液分離槽に供給し、該気液分離槽で液面制御及び圧力
    制御しながら、粉末ドライアイス生成ノズルに液化二酸
    化炭素を供給することにより、液化二酸化炭素から直接
    粉末ドライアイスを生成して容器に供給することを特徴
    とする粉末ドライアイス定量充填方法。
  8. 【請求項8】 気液分離槽、該気液分離槽への液化二酸
    化炭素供給管路に設けられた電磁弁、前記気液分離槽の
    圧力を検出して電気信号に変換する圧力変換器、前記気
    液分離槽の液位を検出する液面計、前記気液分離槽から
    の排ガス管路に設けられた電磁弁、前記圧力変換器及び
    前記液面計からの信号に基づいて前記各電磁弁を制御す
    る制御装置、前記気液分離槽に連通した液化二酸化炭素
    流下管路の下端部に設けられた粉末ドライアイス生成ノ
    ズルを備えてなることを特徴とする粉末ドライアイス定
    量充填装置。
  9. 【請求項9】 前記液化二酸化炭素流下管路に流量を制
    御する流量計を設けた請求項8記載の粉末ドライアイス
    定量充填装置。
  10. 【請求項10】 液体揮発性物質を容器内に充填する工
    程、内容物を充填する工程、液体揮発物質を気化させ容
    器内の酸素を除去する工程、容器を密封する工程からな
    ることを特徴とする固体食品の容器包装におけるガス置
    換方法。
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