JP3003326U - 粒状ドライアイスの自動充填装置 - Google Patents

粒状ドライアイスの自動充填装置

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JP3003326U JP1994004115U JP411594U JP3003326U JP 3003326 U JP3003326 U JP 3003326U JP 1994004115 U JP1994004115 U JP 1994004115U JP 411594 U JP411594 U JP 411594U JP 3003326 U JP3003326 U JP 3003326U
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dry ice
hopper
granular
screw conveyor
granular dry
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JP1994004115U
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峯男 吹春
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Iwatani Corp
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Iwatani Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホッパー内での粒状ドライアイスの塊状化を
防止して、長時間安定した自動計量充填をおこなうこと
のできる装置を提供する。 【構成】 粒状ドライアイスを収容したホッパー(1)の
底部から気密構造に形成したドライアイス搬送手段(3)
を気密導出する。このドライアイス搬送手段(3)の搬送
出口(4)をホッパー(1)の上端縁よりも高く位置させ
る。ドライアイス搬送手段(3)の搬送出口(4)に対応さ
せて充填容器(5)を配置する。この充填容器(5)の重量
を計量装置(6)で検出し、計量装置(6)での検出重量に
基づきドライアイス搬送手段(3)を運転制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、粒状に形成されたドライアイスを一定量に小分けして充填する装置 に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、ドライアイスは25cm角の立方体として製造され、これを所定の寸法に 切断した状態でユーザに供給されていた。そして、ユーザでは、これをハンマー 等で割って使用している。ところがドライアイスを割って使用する場合、破砕片 の大きさがバラつくことから、正確な分量を得ることができない。また、ハンマ ーでの破砕時に低温のドライアイスブロックが直接肌に触れないようにしなけれ ばならず、取り扱いが面倒であるという問題がある。そこで、近年、充填量の設 定を容易にするために、ドライアイスを短柱状(粒状)に形成したものが提供され ている。
【0003】 一方、粉状物や粒状物を計量して、一定量づつ自動充填する装置は提供されて いる。この従来の自動充填装置としては、ホッパーの底部にスクリューコンベア 等の搬送手段を水平ないし、搬送方向に下り傾斜を持たせて配置し、その搬送終 端寄り部に形成した排出口に対応させて、振動フィダーを配置し、この振動フィ ダーの振動で粉粒体を微量移動させて、振動フィダーの終端部に配置した計量充 填装置に供給させるようにしたり、ホッパーの底部排出口にダンパーやロータリ ーバルブを配置し、このダンパーやロータリーバルブを駆動して定量供給するよ うにしたりしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の自動充填装置を粒状ドライアイスの自動計量充填に使用 した場合、短時間のうちにドライアイスが塊状化し、充填重量にバラつきが生じ た。これは、ドライアイスは約−79℃で昇華する性質を有しており、ホッパー の上部で発生した昇華ガスは分子量が大きく低温であることから周囲の空気に比 べて圧倒的に重いため、粒状ドライアイスの排出時にホッパー底部から流出して しまう。このため粒状ドライアイスが溜められているホッパー内には昇華ガスの 抜け出た後、周囲の常温空気が流入し、この常温の空気が約−79℃の粒状ドラ イアイスに接触して冷却されるため、粒状ドライアイスの粒間に空気中の水分が 蓄積氷化して粒状ドライアイスを大きな塊状ドライアイスに変化させてしまうた めである。このため長時間安定した自動計量充填の操作ができなくなるという問 題があった。 本考案はこのような点に着目してなされたもので、ホッパー内での粒状ドライ アイスの塊状化を防止して、長時間安定した自動計量充填をおこなうことのでき る装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本考案は、粒状ドライアイスを収容したホッパー の底部から斜め上向きのスクリューコンベアやスクリューコンベアとバケットエ レベータとの組み合わせからなる気密構造のドライアイス搬送手段を導出し、こ のドライアイス搬送手段の搬送出口をホッパーの上端縁よりも高く位置させ、ド ライアイス搬送手段の搬送出口に対応させて充填容器を配置するとともに、この 充填容器の重量を計量装置で検出し、計量装置での検出に基づきドライアイス搬 送手段を運転制御するように構成したことを特徴としている。
【0006】
【作用】
本考案ではホッパーの底部から導出した気密構造のドライアイス搬送手段の搬 送出口をホッパーの上端縁よりも高く位置させてあるので、ホッパー内で昇華し た炭酸ガスは搬送手段の搬送出口高さまでホールドされることになり、ホッパー 内は昇華炭酸ガスで充満されことから、外部から大気がホッパー内に流入するこ とがなくなる。そして、昇華炭酸ガスは低温で、かつ殆ど水分を含んでいない。 なお、当初ドライアイス充填前に存在している大気は、ホッパーにドライアイス が充填されると比重が圧倒的に重い昇華炭酸ガスで置換されることから、大気の 含んでいる水分で粒状ドライアイスが塊状化することはない。
【0007】
【実施例】
図は本考案の実施例を示す概略構成図であり、図1は第1実施例の概略構成図 である。 この粒状ドライアイス自動充填装置は、粒状ドライアイスを収容するホッパー (1)と、このホッパー(1)の底部開口部(2)に気密状に接続した搬送手段(3)と 、この搬送手段(3)の搬送出口(4)の下方に配置した充填容器(5)と、この充填 容器(5)を載置している計量装置(6)とで構成してある。
【0008】 搬送手段(3)は斜め上向きに配置したスクリューコンベア(7)で構成してあり 、このスクリューコンベア(7)の搬送出口(4)はホッパー(1)の上端縁(8)と同 レベルないし、それより高く位置させてある。また、スクリューコンベア(7)の 螺旋羽根は電動モータ(9)で回転駆動され、この電動モータ(9)は計量装置(6) での重量検出信号に基づき制御装置(10)からの指令で回転制御されるようになっ ている。なお、このスクリューコンベア(7)は密閉した円筒内で螺旋羽根が回転 する形式の気密構造のスクリューコンベアで構成してある。
【0009】 図2は本考案の別実施例を示し、これは搬送手段(3)をホッパーの底壁部分に 水平配置したスクリューコンベア(7)とこのスクリューコンベア(7)の搬送終端 部に連続する状態で配置したバケットエレベータ(11)とで構成し、バケットエレ ベータ(11)の搬送出口(4)をホッパー(1)の上端縁よりも高い位置に開口させた ものである。この場合、スクリューコンベア(7)とバケットエレベータ(11)の駆 動モータを連動作動可能に構成し、各駆動モータを計量装置(6)での重量検出信 号に基づき制御装置(10)からの指令で運転制御するようにしておくことが望まし い。
【0010】 図示は省略したが搬送手段(2)をコンチニアスフローコンベアで構成するよう にしてもよい。この場合にも、搬送出口(4)はホッパー(1)の上端縁よりも高く 位置させておく。
【0011】 以上述べたように本考案では、粒状ドライアイスを収容しているホッパー(1) の底壁から導出した搬送手段(2)の搬送出口(4)をホッパー(1)の上端縁よりも 高い位置に開口させてあるので、ホッパー(1)内には昇華ガスが充満することに なるから、ホッパー内への周辺大気の流入がなくなり、大気中の水分で粒間で凝 縮固結することがなくなり、ドライアイスが塊状になることを抑制する。
【0012】 ちなみに、ホッパーの底壁から粒状ドライアイスを流出させて小袋に袋詰めす る従来の方式では、200〜300リットルのホッパーに粒状ドライアイスを収 容して運転を開始しても、10〜15分後にはホッパーからの流出ドライアイス が塊状になり、計量装置で設定重量を350gにしておいても、袋詰したドライ アイスは340〜370gとバラつき、また、ホッパーの内周壁にかなりのドラ イアイスがへばり付いてのこったが、搬送手段の出口をホッパーの上端縁よりも 高く設定しておくと、ドライアイスをほぼ完全に排出することができるとともに 、袋詰めしたドライアイスは350〜355gでバラツきのない計量充填が行え た。
【0013】
【考案の効果】
本考案ではホッパーの底部から導出した気密構造のドライアイス搬送手段の搬 送出口をホッパーの上端縁よりも高く位置させてあるので、ホッパー内で昇華し た炭酸ガスは搬送手段の搬送出口高さまでホールドされることになり、ホッパー 内は殆ど水分を含んでいない低温の昇華炭酸ガスで充満されることから、外部か ら大気がホッパー内に流入することがなくなり、粒状ドライアイスが塊状化する ことがなくなる。これにより、正確な重量を測定して袋詰めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す概略構成図である。
【図2】本考案の第2実施例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1…ホッパー、3…ドライアイス搬送手段、4…搬送手
段の搬送出口、5…充填容器、6…計量装置、7…スク
リューコンベア、11…バケットエレベータ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒状ドライアイスを収容したホッパー
    (1)の底部から気密構造に形成したドライアイス搬送手
    段(3)を気密導出し、このドライアイス搬送手段(3)の
    搬送出口(4)をホッパー(1)の上端縁よりも高く位置さ
    せ、ドライアイス搬送手段(3)の搬送出口(4)に対応さ
    せて充填容器(5)を配置するとともに、この充填容器
    (5)の重量を計量装置(6)で検出し、計量装置(6)での
    検出に基づきドライアイス搬送手段(3)を運転制御する
    ように構成した粒状ドライアイスの自動充填装置。
  2. 【請求項2】 ドライアイス搬送手段(3)がホッパー
    (1)の底部から斜め上向きに配置したスクリューコンベ
    ア(7)である請求項1に記載した粒状ドライアイスの自
    動充填装置。
  3. 【請求項3】 ドライアイス搬送手段(3)がホッパー
    (1)の底部から水平に導出したスクリューコンベア(7)
    とそのスクリューコンベア(7)の搬送口に連通接続した
    バケットエレベータ(11)との組み合わせである請求項1
    に記載した粒状ドライアイスの自動充填装置。
JP1994004115U 1994-04-19 1994-04-19 粒状ドライアイスの自動充填装置 Expired - Lifetime JP3003326U (ja)

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JP1994004115U JP3003326U (ja) 1994-04-19 1994-04-19 粒状ドライアイスの自動充填装置
CN95103822A CN1055445C (zh) 1994-04-19 1995-04-14 用于自动地装填粒状干冰的装置

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