JP2002114201A - ドライアイス計量袋詰装置 - Google Patents

ドライアイス計量袋詰装置

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JP2002114201A JP2000310505A JP2000310505A JP2002114201A JP 2002114201 A JP2002114201 A JP 2002114201A JP 2000310505 A JP2000310505 A JP 2000310505A JP 2000310505 A JP2000310505 A JP 2000310505A JP 2002114201 A JP2002114201 A JP 2002114201A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速かつ安全にドライアイスの切削、計量及
び袋詰めをする手段を提供する。 【解決手段】 本ドライアイス計量袋詰装置100は、
塊状のドライアイスを所定の位置に保持し、かつ、下方
向に付勢するドライアイス保持部(ドライアイス保持手
段)101と、前記塊状のドライアイスの下面側に当接
し、かつ、水平方向に復動することにより、該ドライア
イスを切削するドライアイス切削部(ドライアイス切削
手段)102と、切削されたドライアイスをため受け
て、該ドライアイスが所定量に達すれば排出するドライ
アイス計量部(ドライアイス計量手段)103と、排出
されたドライアイス毎に袋詰めをするドライアイス袋詰
部(ドライアイス袋詰手段)104とを備えてなるもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塊状のドライアイ
スを切削して一定量毎に袋詰めをするドライアイス計量
袋詰装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドライアイスは主に冷却を目的として用
いられるが、冷却する対象によっては塊状のドライアイ
スより細かく砕いたもののほうが使い勝手がよい場合も
あり、予め砕いたドライアイスを袋詰めしたものがあれ
ば便利である。また、ドライアイスは前記冷却目的以外
に、例えば、柿の渋味を取り除く目的にも用いられる。
そのような場合にも、一定の重量の塊状のドライアイス
を砕き、該砕いたドライアイスを小分けして袋詰めした
ものを用いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は前記作
業を手作業により行っていたため、作業効率が悪く、ま
た、ドライアイスにより作業者が低温火傷を負う危険性
もあった。本発明は、これらの点に鑑みてなされたもの
であり、迅速かつ安全にドライアイスの切削、計量及び
袋詰めをする手段を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
になされた本発明の請求項1に係るドライアイス計量袋
詰装置は、塊状のドライアイスを所定の位置に保持し、
かつ、下方向に付勢するドライアイス保持手段と、前記
塊状のドライアイスの下面側に当接し、かつ、該下面に
対して水平方向に復動することにより、該ドライアイス
を切削する切削刃を具備するドライアイス切削手段と、
切削されたドライアイスをため受けて、該ドライアイス
が所定量に達すれば排出するドライアイス計量手段と、
排出されたドライアイス毎に袋詰めをするドライアイス
袋詰手段とを備えてなるものである。
【0005】また、本発明(請求項2)は、請求項1に
記載のドライアイス計量袋詰装置において、前記切削刃
は、長手方向の両側縁に刃部を有するものであって、前
記切削刃の復動のうち一の方向においては、前記刃部の
うち進行方向側となる一の刃部が前記塊状のドライアイ
スに当接し、前記切削刃の復動のうち他の方向において
は、前記刃部のうち進行方向側となる他の刃部が前記塊
状のドライアイスに当接するように傾動するものであ
る。
【0006】また、本発明(請求項3)は、請求項1に
記載のドライアイス計量袋詰装置において、前記切削刃
は、刃渡り方向に対して垂直な辺を有する三角形の切欠
が連続して設けられた刃部を有するものである。
【0007】また、本発明(請求項4)は、請求項1に
記載のドライアイス計量袋詰装置において、前記切削刃
に、加温ヒータが設けられたものである。
【0008】また、本発明(請求項5)は、請求項1に
記載のドライアイス計量袋詰装置において、前記ドライ
アイス袋詰手段は、重ねられた帯状のフィルムの両側部
を貼り合わせるサイドシール手段と、前記フィルムを所
定の長さだけ引き下げるフィルム引下げ手段と、両側部
が貼り合わせられた前記フィルムの幅方向に渡り、現在
作製している袋の上側部を貼り合わすとともに、つぎに
作製すべき袋の底側部を貼り合わせる上下シール手段
と、該上下シール手段により貼り合わせられた前記上側
部と前記底側部との間の前記フィルムを切断するフィル
ム切断手段とを備えたものである。
【0009】また、本発明(請求項6)は、請求項5に
記載のドライアイス計量袋詰装置において、前記ドライ
アイス袋詰手段は、前記帯状のフィルムを貫通してガス
抜き穴を形成する針を備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき具体的に説明する。図1及び図2は、本発明の
実施の形態に係るドライアイス計量袋詰装置100の外
観を示す正面図及び側面図である。図1及び図2に示す
ように、本ドライアイス計量袋詰装置100は、塊状の
ドライアイスを所定の位置に保持し、かつ、下方向に付
勢するドライアイス保持部(ドライアイス保持手段)1
01と、前記塊状のドライアイスの下面側に当接し、か
つ、水平方向に復動することにより、該ドライアイスを
切削するドライアイス切削部(ドライアイス切削手段)
102と、切削されたドライアイスをため受けて、該ド
ライアイスが所定量に達すれば排出するドライアイス計
量部(ドライアイス計量手段)103と、排出されたド
ライアイス毎に袋詰めをするドライアイス袋詰部(ドラ
イアイス袋詰手段)104とを備えてなるものである。
【0011】ドライアイス保持部101は、図1及び図
2に示すように、本体フレーム1の上側に設けられてお
り、台座10上に、その内部が空洞であるボックス11
が載置され、該ボックス11の上側には、ボックス11
の内部に配設された押え板12と連結されたシャフト1
3と、該押え板12に下方向の押圧力を与える押えつけ
シリンダ14と、前記シャフト13の浮き上がりを防止
するロック15が設けられている。
【0012】前記押えつけシリンダ14は空圧シリンダ
であって、そのロッドがボックス11の内部に貫入して
下方向に伸縮自在となるように設けられ、該ロッドの先
端は前記押え板12に固定されている。前記シャフト1
3は、押えつけシリンダ14を挟み込むように二本設け
られており、ボックス11の内部に貫入して上下方向に
摺動自在なものであり、その下端は前記押え板12に固
定されている。前記ロック15は、部材150と浮き上
がり防止ロックシリンダ151とからなり、部材150
が浮き上がり防止ロックシリンダ151に押されて前記
シャフト13を斜め上方向から押圧することにより、該
シャフト13が上方へ浮き上がることを防止する。な
お、防止ロックシリンダ151も空圧シリンダである。
【0013】ボックス11の底側は開口となっており、
該開口と対応するように台座10にも略同形状の開口が
設けられている。これにより、ボックス11に塊状のド
ライアイスが装入された場合には、該ドライアイスは前
記開口の下方に設けられたドライアイス切削部102の
テーブル21上に載置されることとなる。なお、図示し
ないが、ボックス11には、その内部に塊状のドライア
イスを装入するための扉が設けられている。これによ
り、切削すべき塊状のドライアイスが、ボックス11に
内包されて所定の位置に保持されるとともに、押えつけ
シリンダ14により押え板12を介して下方向に付勢さ
れる。
【0014】ドライアイス切削部102は、前記台座1
0の内側で、水平方向に並列して本体フレーム1に延設
された一対のレール20と、該レール20上に滑動自在
に設けられたテーブル21と、該テーブル21に設けら
れた切削刃22と、該テーブル21から突設されたスク
リューネジ23と、該スクリューネジ23に水平方向の
駆動力を与えることにより、前記テーブル21を復動さ
せる駆動源24とを備えてなる。
【0015】図3は、ドライアイス切削部102及びそ
の周辺の主要な構成を示すものであるが、図に示すよう
に、前記テーブル21は、一対のレール20に沿って前
記台座10の内側に出入できる大きさのものであって、
その中央付近に開口210を有し、該開口210から若
干突出するように切削刃22が配設されている。開口2
10の幅は切削刃22の幅等に合わせて適宜設定すれば
よいが、前記ボックス11に保持された塊状のドライア
イス3はテーブル21上に載置された状態となるので、
該ドライアイス3の幅より小さなものとする。また、前
記駆動源24は、モータ等(図示せず)が歯車等(図示
せず)を介して前記スクリューネジ23と噛合して回転
することにより、該スクリューネジ23に駆動力を与え
るものとなっており、一定時間毎に前記モータ当の回転
方向を逆転させることにより、スクリューネジ23の駆
動方向を切り替えるものである。
【0016】図4は、前記切削刃22及びその周辺の詳
細な構成を示すものであるが、図に示すように、切削刃
22は、テーブル21に固定された軸220に回動自在
に設けられている。一方、テーブル21には、切削刃傾
動シリンダ221の基端が回動自在に固定されており、
該切削刃傾動シリンダ221の先端と前記切削刃22の
下端とが回動自在に連結されている。これにより、図4
(a)及び図4(b)に示すように、前記切削刃傾動シリンダ
221の伸縮に対応して、切削刃22が傾動するものと
なっている。該傾動により、切削刃22は前記ドライア
イス3の下面側に対して角度aをなして当接するものと
なるが、該角度aを変化させてテーブル21から切削刃
22の刃部220が突出する高さを変えれば、切削した
ドライアイスの粗さを変えることができる。したがっ
て、粗いドライアイスを作製する場合には前記角度aが
大きくなるように、細かいドライアイスを作製する場合
には前記角度aが小さくなるように、作製すべきドライ
アイスの粗さに応じて角度aを予め設定しておく。
【0017】図5は、図4のX方向から見た切削刃22
の形状の一部を示すものであるが、図に示すように、切
削刃22には、その長手方向の両側縁に刃部220が各
々延設されており、各刃部220には、刃渡り方向に対
して垂直となる辺を有する三角形の切欠が連続して設け
られている。これにより、切削刃22が前記塊状のドラ
イアイスを切削する場合に、刃部220が滑ったり、必
要以上に噛み込んだりすることなく、的確に前記ドライ
アイスの切削を行うことができる。さらに前記切削刃2
2の下面には、加温ヒータ221が設けられている。加
温ヒータ221が切削刃22を温めることにより、切削
刃22が前記ドライアイスにより冷却されて、空気中の
水分等が切削刃22に氷結することが防止される。
【0018】ドライアイス計量部103は、図2及び図
3に示すように、切削されたドライアイスをため受ける
ホッパー30と、該ホッパー30の重量を計量するロー
ドセル31とを備えてなる。ホッパー30は、その上側
に開口を有し、前記ボックス11の下方で本体フレーム
1に固定されたものであり、該開口を介して切削された
ドライアイスため受ける。ホッパー30の内部は、図3
に示すようにV字状になっており、その側面側に扉30
0が回動自在に設けられ、ホッパー開閉シリンダ301
の伸縮により開閉されるものとなっている。これによ
り、扉300が開けば、ホッパー30にため受けられた
前記ドライアイスは下方に落下する。なお、ホッパー開
閉シリンダ301も空圧シリンダである。また、ホッパ
ー30の上方であって前記台座10の下方には、切削さ
れたドライアイスをホッパー30の開口に導くための受
け口32が配設されている。
【0019】ドライアイス袋詰部104は、図1及び図
2に示すように、前記ドライアイス計量部103の下方
に設けられており、本体フレーム1の両側に設けられた
フィルムロール2Rから引き出され、送入口40の下方
で重ねられた帯状のフィルム2の両側部を溶着するサイ
ドシーラー(サイドシール手段)41と、該フィルム2
の両側部を挟持し、かつ、該フィルム2を下方に引き下
げるフィルムチャッカー(フィルム引下げ手段)42
と、該フィルム2の幅方向に渡って現在作製している袋
の上側部を溶着するとともに、次に作製すべき袋の下側
部を溶着する上下シーラー(上下シール手段)43と、
該フィルム2を貫通してガス抜き穴を形成するガス抜き
穴用針44と、前記溶着された上側部と下側部との間の
フィルム2を切断するフィルムカット刃(フィルム切断
手段)45とを備えてなる。なお、前記フィルム2に
は、一般にポリエチレン製のものが用いられるが、その
他の合成樹脂製のもの等を用いることとしてもよく、特
に素材が限定されるものではない。
【0020】送入口40は、その断面形状がV字状で、
上下側に各々開口を有するものであって、ホッパー30
の下方で本体フレーム1に固定されて、ホッパー30か
ら排出されるドライアイスを、重ねられたフィルム2の
間に送入されるように導くものである。また、前記各フ
ィルム2は、本体フレーム1の両側に配設された各フィ
ルムロールか2Rから各々引き出され、数本の軸を経
て、図1に示すように、送入口40のV字状の外側面に
沿ってフィルム抑え400に抑えられ、前記送入口40
の下方かつサイドシーラー41の上方で、本体フレーム
1に設けられた軸401により重ね合わせられている
【0021】サイドシーラー41は、フィルム2を挟み
込んで加熱することにより熱溶着するものであって、前
記送入口40の下方、かつ、重ねられたフィルム2の両
側部に対応する位置で、本体フレーム1に一対固定され
ている。
【0022】フィルムチャッカー42は、前記サイドシ
ーラー41の下方、かつ、重ねられたフィルム2の両側
部に対応する位置で、部材420に一対固定されてお
り、同様に部材420に固定されたフィルムチャックシ
リンダ421によりフィルム2を挟持するものである。
前記部材420は、その軸線が垂直方向となるように本
体フレーム1に固定されたロッド422に沿って摺動自
在に設けられたものであり、本体フレーム1に固定され
たフィルム引下げシリンダ423の先端と連結されるこ
とにより、該フィルム引下げシリンダ423の伸縮に応
じて、前記ロッド422に沿って上下動するものとなっ
ている。これにより、一対のフィルムチャッカー42
は、上下方向に平行移動されるものとなっている。
【0023】上下シーラー43は、フィルム2の溶着を
行う溶着部が上下二段に設けられたものであって、前記
フィルムチャッカー42の下方で、前記フィルム2を挟
み込むように本体フレーム1に設けられている。さら
に、上下シーラー43には、その溶着部の上方に、ガス
抜き穴用針44が設けられている。これにより、上下シ
ーラー43がフィルム2の溶着を行うと同時に、ガス抜
き用針44が該フィルム2を貫通してガス抜き穴を形成
するものとなっている。該ガス抜き穴は、ドライアイス
が昇華して生じた二酸化炭素ガスを袋から排出するため
に形成されるものである。
【0024】フィルムカット刃45は、前記上下シーラ
ー43に上下二段に設けられた溶着部の間を、該上下シ
ーラー43の動作とは独立して、水平方向にスライド移
動するように本体フレーム1に設けられている。
【0025】なお、本体フレーム1には、塊状のドライ
アイスを前記ボックス11の高さまで持ち上げるための
リフター105が設けられており、また、前記上下シー
ラー43の下方には、袋詰めされたドライアイスを搬送
するためのコンベア106が本体フレーム1に固定され
ている。
【0026】以下、本ドライアイス計量袋詰装置100
の動作について、説明する。最初に、切削すべき塊状の
ドライアイス3をリフター105により、ボックス11
の高さまで持ち上げ、該ドライアイス3をボックス11
に装入する。その後、ドライアイス計量袋詰装置100
を始動させる。これにより、図3に示すように、前記ド
ライアイス3が押えつけシリンダ14により下方向に付
勢されるとともに、駆動源24が作動してテーブル21
が復動される。これにより、前記ドライアイス3の下面
側であって、台座10及びボックス11の開口から突出
した部分を、切削刃22が切削する。
【0027】前記テーブル21が復動する際には、その
移動方向に対応して切削刃22が傾動する。すなわち、
図4(a)に示すように、テーブル21が右方向に移動す
る場合には、切削刃傾動シリンダ221が縮退した状態
となって、切削刃22の右側の刃部220が前記ドライ
アイス3と当接し、図4(b)に示すように、テーブル2
1が左方向に移動する場合には、切削刃傾動シリンダ2
21が伸長した状態となって、切削刃22の左側の刃部
220が前記ドライアイス3と当接する。このように、
テーブル21の復動に対応して切削刃22が傾動するこ
とにより、常に、テーブル21の進行方向側の切削刃2
2の刃部220が前記ドライアイス3と当接し、切削刃
22の復動のうち、いずれの方向に移動する場合にも前
記ドライアイス3が切削されることとなる。
【0028】切削されたドライアイス4はホッパー30
にため受けられ、ロードセル31の計量により該ドライ
アイス4が所定の重量に達したなら、駆動源24が停止
されるとともに、ホッパー30の扉300が開き、該ド
ライアイス4が下側に排出される。排出されたドライア
イス4は、送入口40を介して、下側部及び両側部が溶
着されたフィルム2の間に送入される。
【0029】図6は、ドライアイス袋詰部104の動作
を説明するための模式図である。サイドシーラー41
は、フィルムチャッカー42によりフィルム2が一段引
き下げられる毎に、フィルム2の両側部を挟み込んで溶
着する。したがって、サイドシーラー41が設けられて
いる位置より下側のフィルム2は、常に、その両側部が
溶着された状態となっている。また、フィルム2の下端
は、上下シーラー43により、直前に作製された袋の上
側部を溶着すると同時に溶着されており、同時に、該溶
着された部分の上方には、ガス抜き用穴が形成されてい
る。
【0030】前記ホッパー30から排出されたドライア
イス4は、送入口40を介して2枚のフィルム2の間に
送入され、その自重により、該フィルム2の下端まで落
下する。その後、フィルムチャッカー42がフィルム2
の両側部を挟持し、かつ、フィルム引下げシリンダ42
3が伸長して所定の距離(一段分)だけ下方に平行移動
する。これにより、前記ドライアイス4が送入されたフ
ィルム2が一段分引き下げられる。
【0031】前記フィルムチャッカー42が、挟持して
いるフィルム2を開放するとともに上方に平行移動した
後、上下シーラー43及びガス抜き用針44により、現
在作製している袋の上側部、及び次に作製すべき袋の下
側部が溶着されるとともに、次に作製すべき袋にガス抜
き穴が形成される。
【0032】その後、フィルムカット刃45により、前
記上側部と下側部の間のフィルム2が切断され、袋詰め
されたドライアイス5がコンベア106上に落下して、
所定の位置まで搬送される。このような動作が順次繰り
返されることにより、塊状のドライアイス3から、前記
袋詰めされたドライアイス5が連続的に作製される。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るドラ
イアイス袋詰装置によれば、塊状のドライアイスを所定
の位置に保持し、かつ、下方向に付勢するドライアイス
保持手段と、前記塊状のドライアイスの下面側に当接
し、かつ、該下面に対して水平方向に復動することによ
り、該ドライアイスを切削する切削刃を具備するドライ
アイス切削手段と、切削されたドライアイスをため受け
て、該ドライアイスが所定量に達すれば排出するドライ
アイス計量手段と、排出されたドライアイス毎に袋詰め
をするドライアイス袋詰手段とを備え、塊状のドライア
イスを切削して一定量毎に袋詰めを行うので、迅速かつ
安全にドライアイスの切削、計量及び袋詰作業をおこな
うことができる。
【0034】また、本発明によれば、前記切削刃は、長
手方向の両側縁に刃部を有するものであって、前記切削
刃の復動のうち一の方向においては、前記刃部のうち進
行方向側となる一の刃部が前記塊状のドライアイスに当
接し、前記切削刃の復動のうち他の方向においては、前
記刃部のうち進行方向側となる他の刃部が前記塊状のド
ライアイスに当接するように傾動するものとしたので、
切削刃が復動する際に、常に進行方向側の刃部が前記ド
ライアイスに当接することとなって、該ドライアイスの
切削を効率的に行うことができる。
【0035】また、本発明によれば、前記切削刃は、刃
渡り方向に対して垂直な辺を有する三角形の切欠が連続
して設けられた刃部を有するものとしたので、切削刃が
前記塊状のドライアイスを切削する場合に、刃部が滑っ
たり、必要以上に噛み込んだりすることなく、的確に前
記ドライアイスの切削を行うことができる。
【0036】また、本発明によれば、前記切削刃に加温
ヒータを設けたので、加温ヒータが切削刃を温めること
により、切削刃が前記ドライアイスにより冷却されて、
空気中の水分等が切削刃に氷結することが防止される。
【0037】また、本発明によれば、前記ドライアイス
袋詰手段は、重ねられた帯状のフィルムの両側部を貼り
合わせるサイドシール手段と、前記フィルムを所定の長
さだけ引き下げるフィルム引下げ手段と、両側部が貼り
合わせられた前記フィルムの幅方向に渡り、現在作製し
ている袋の上側部を貼り合わすとともに、つぎに作製す
べき袋の底側部を貼り合わせる上下シール手段と、該上
下シール手段により貼り合わせられた前記上側部と前記
底側部との間の前記フィルムを切断するフィルム切断手
段とを備えたものとしてので、切削されたドライアイス
の袋詰めを連続的かつ効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るドライアイス計量袋
詰装置100の外観を示す正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るドライアイス計量袋
詰装置100の外観を示す側面図である。
【図3】ドライアイス保持部101、ドライアイス切削
部102及びドライアイス計量部103の主要な構成を
示す模式図である。
【図4】切削刃22の主要な構成を示す模式図である。
【図5】切削刃22の形状を示す平面図である。
【図6】ドライアイス袋詰部104の動作を説明するた
めの模式図である。
【符号の説明】 100 ドライアイス計量袋詰装置 101 ドライアイス保持部 102 ドライアイス切削部 103 ドライアイス計量部 104 ドライアイス袋詰部 2 フィルム 22 切削刃 220 刃部 3 塊状のドライアイス 4 切削されたドライアイス 41 サイドシーラー 42 フィルムチャッカー 43 上下シーラー 44 ガス抜き穴用針 45 フィルムカット刃
フロントページの続き Fターム(参考) 3E018 AA04 AB03 BA02 BA06 BA08 BB02 CA10 DA02 DA04 EA01 EA03 3E050 AA03 AB05 AB08 BA03 CA03 CB03 DC01 DC08 DD03 DF01 FA01 FB01 FB07 GA07 GB06 GC10 3E055 AA03 BB01 CA01 CB08 DA03 DA07 EA01 EA07 FA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塊状のドライアイスを所定の位置に保持
    し、かつ、下方向に付勢するドライアイス保持手段と、 前記塊状のドライアイスの下面側に当接し、かつ、該下
    面に対して水平方向に復動することにより、該ドライア
    イスを切削する切削刃を具備するドライアイス切削手段
    と、 切削されたドライアイスをため受けて、該ドライアイス
    が所定量に達すれば排出するドライアイス計量手段と、 排出されたドライアイス毎に袋詰めをするドライアイス
    袋詰手段とを備えてなるものであることを特徴とするド
    ライアイス計量袋詰装置。
  2. 【請求項2】 前記切削刃は、長手方向の両側縁に刃部
    を有するものであって、前記切削刃の復動のうち一の方
    向においては、前記刃部のうち進行方向側となる一の刃
    部が前記塊状のドライアイスに当接し、前記切削刃の復
    動のうち他の方向においては、前記刃部のうち進行方向
    側となる他の刃部が前記塊状のドライアイスに当接する
    ように傾動するものであることを特徴とする請求項1に
    記載のドライアイス計量袋詰装置。
  3. 【請求項3】 前記切削刃は、刃渡り方向に対して垂直
    な辺を有する三角形の切欠が連続して設けられた刃部を
    有するものであることを特徴とする請求項1に記載のド
    ライアイス計量袋詰装置。
  4. 【請求項4】 前記切削刃に、加温ヒータが設けられた
    ことを特徴とする請求項1に記載のドライアイス計量袋
    詰装置。
  5. 【請求項5】 前記ドライアイス袋詰手段は、重ねられ
    た帯状のフィルムの両側部を貼り合わせるサイドシール
    手段と、前記フィルムを所定の長さだけ引き下げるフィ
    ルム引下げ手段と、両側部が貼り合わせられた前記フィ
    ルムの幅方向に渡り、現在作製している袋の上側部を貼
    り合わすとともに、つぎに作製すべき袋の底側部を貼り
    合わせる上下シール手段と、該上下シール手段により貼
    り合わせられた前記上側部と前記底側部との間の前記フ
    ィルムを切断するフィルム切断手段とを備えたものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のドライアイス計量
    袋詰装置。
  6. 【請求項6】 前記ドライアイス袋詰手段は、前記帯状
    のフィルムを貫通してガス抜き穴を形成する針を備えた
    ものであることを特徴とする請求項5に記載のドライア
    イス軽量袋詰装置。
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