JPH10329751A - 自動車のサイドドアのストライカ取付け構造 - Google Patents
自動車のサイドドアのストライカ取付け構造Info
- Publication number
- JPH10329751A JPH10329751A JP16185797A JP16185797A JPH10329751A JP H10329751 A JPH10329751 A JP H10329751A JP 16185797 A JP16185797 A JP 16185797A JP 16185797 A JP16185797 A JP 16185797A JP H10329751 A JPH10329751 A JP H10329751A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door opening
- wheel house
- panel
- welded
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リインフォースパネルの強度を、簡単な取付
け構造で向上させ得る自動車のサイドドアのストライカ
取付け構造を提供する。 【解決手段】 サイドドア用ドア開口部２の後部が、ク
ォータパネル３を車室外方向へ曲げてドア開口周面２ａ
を形成し、さらに車両前方に曲げて空間部５を置いて車
室外側のホイールハウスアウタ４と共に車両前方へ延長
してドア開口縁部２ｂを形成する。ドア開口周面２ａに
スポット溶接され、かつ空間部５に侵入するように曲げ
られた先端部がクォータパネル３及びホイールハウスア
ウタ４の先端フランジ部間に挟持されてスポット溶接さ
れたリインフォースパネル１０に、ストライカ８を取付
ける。ドア開口周面ａにスポット溶接されたリインフォ
ースパネル１０を車室内側に延長してホイールハウスア
ウタ４に当接する当接面１１を形成すると共に、この当
接面をホイールハウスアウタ４にプラグ溶接する。
け構造で向上させ得る自動車のサイドドアのストライカ
取付け構造を提供する。 【解決手段】 サイドドア用ドア開口部２の後部が、ク
ォータパネル３を車室外方向へ曲げてドア開口周面２ａ
を形成し、さらに車両前方に曲げて空間部５を置いて車
室外側のホイールハウスアウタ４と共に車両前方へ延長
してドア開口縁部２ｂを形成する。ドア開口周面２ａに
スポット溶接され、かつ空間部５に侵入するように曲げ
られた先端部がクォータパネル３及びホイールハウスア
ウタ４の先端フランジ部間に挟持されてスポット溶接さ
れたリインフォースパネル１０に、ストライカ８を取付
ける。ドア開口周面ａにスポット溶接されたリインフォ
ースパネル１０を車室内側に延長してホイールハウスア
ウタ４に当接する当接面１１を形成すると共に、この当
接面をホイールハウスアウタ４にプラグ溶接する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイドドア用ドア
開口部の後部のドア開口周面に接合され、かつクォータ
パネル及びホイールハウスアウタで空間部を有するよう
に形成されたドア開口縁部内へ曲げられて接合されたリ
インフォースパネルに、サイドドア側のラッチに係合す
るストライカを取付けるための自動車のサイドドアのス
トライカ取付け構造に関するものである。
開口部の後部のドア開口周面に接合され、かつクォータ
パネル及びホイールハウスアウタで空間部を有するよう
に形成されたドア開口縁部内へ曲げられて接合されたリ
インフォースパネルに、サイドドア側のラッチに係合す
るストライカを取付けるための自動車のサイドドアのス
トライカ取付け構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の自動車のサイドドアのストライ
カ取付け構造は、図３に図１のリインフォースパネルを
従来のものに置換した部分のみを示すように、クォータ
パネル３を車室外方向へ曲げて形成されたドア開口周面
２ａにスポット溶接され、かつホイールハウスアウタと
４とで空間部５を形成して骨として面剛性を向上させら
れたドア開口縁部２ｂに侵入するように曲げられて先端
部を双方の先端フランジ部３ｃ、４ａ間に挟持させてス
ポット溶接されたリインフォースパネル９に、ストライ
カ８を取付けるようになっている。このリインフォース
パネルはＬ字形に曲げられてその先端部を固定すること
により補強作用が得られるが、コーナ部分が空間部５で
浮いているためにサイドドアが矢印Ａ方向へ閉鎖される
際に点線で示すように変形することにより、ドア閉り音
或はロックがストライカ８から外れる解除音を大きくす
る問題があった。
カ取付け構造は、図３に図１のリインフォースパネルを
従来のものに置換した部分のみを示すように、クォータ
パネル３を車室外方向へ曲げて形成されたドア開口周面
２ａにスポット溶接され、かつホイールハウスアウタと
４とで空間部５を形成して骨として面剛性を向上させら
れたドア開口縁部２ｂに侵入するように曲げられて先端
部を双方の先端フランジ部３ｃ、４ａ間に挟持させてス
ポット溶接されたリインフォースパネル９に、ストライ
カ８を取付けるようになっている。このリインフォース
パネルはＬ字形に曲げられてその先端部を固定すること
により補強作用が得られるが、コーナ部分が空間部５で
浮いているためにサイドドアが矢印Ａ方向へ閉鎖される
際に点線で示すように変形することにより、ドア閉り音
或はロックがストライカ８から外れる解除音を大きくす
る問題があった。
【０００３】一方、実開昭６３−１６８１６５号公報に
よれば、ドア開口縁部２ｂに同様な形状のリインフォー
スパネルの曲部を侵入させると共に、その先端部を先端
フランジ部３ｃ、４ａ間に挟持接合するのに代えて、ド
ア開口縁部２ｂを形成するインナ及びアウタパネルの少
なくとも一方を互いに接近するように曲げて挟持溶接し
たのが周知である。
よれば、ドア開口縁部２ｂに同様な形状のリインフォー
スパネルの曲部を侵入させると共に、その先端部を先端
フランジ部３ｃ、４ａ間に挟持接合するのに代えて、ド
ア開口縁部２ｂを形成するインナ及びアウタパネルの少
なくとも一方を互いに接近するように曲げて挟持溶接し
たのが周知である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この場合、パネルを変
形加工する必要があり、製造コスト上好ましくなく、ま
たスポット打刻が見えて見栄えが良くない。
形加工する必要があり、製造コスト上好ましくなく、ま
たスポット打刻が見えて見栄えが良くない。
【０００５】本発明は、このような点に鑑みて、冒頭に
述べた類のリインフォースパネルの強度を、簡単な取付
け構造で向上させ得る自動車のサイドドアのストライカ
取付け構造を提供することを目的とする。
述べた類のリインフォースパネルの強度を、簡単な取付
け構造で向上させ得る自動車のサイドドアのストライカ
取付け構造を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項１により、サイドドア用ドア開口
部の後部が、クォータパネルを車室外方向へ曲げてドア
開口周面を形成し、さらに車両前方に曲げて空間部を置
いて車室外側のホイールハウスアウタと共に車両前方へ
延長してドア開口縁部を形成するように構成されると共
に、ドア開口周面にスポット溶接され、かつ空間部に侵
入するように曲げられた先端部がクォータパネル及びホ
イールハウスアウタの先端フランジ部間に挟持されてス
ポット溶接されたリインフォースパネルに、サイドドア
側のラッチに係合するストライカを取付けるための自動
車のサイドドアのストライカ取付け構造において、ドア
開口周面にスポット溶接されたリインフォースパネルを
車室内側に延長してホイールハウスアウタに当接する当
接面を形成すると共に、この当接面をホイールハウスア
ウタにプラグ溶接したことを特徴とする。
成するために、請求項１により、サイドドア用ドア開口
部の後部が、クォータパネルを車室外方向へ曲げてドア
開口周面を形成し、さらに車両前方に曲げて空間部を置
いて車室外側のホイールハウスアウタと共に車両前方へ
延長してドア開口縁部を形成するように構成されると共
に、ドア開口周面にスポット溶接され、かつ空間部に侵
入するように曲げられた先端部がクォータパネル及びホ
イールハウスアウタの先端フランジ部間に挟持されてス
ポット溶接されたリインフォースパネルに、サイドドア
側のラッチに係合するストライカを取付けるための自動
車のサイドドアのストライカ取付け構造において、ドア
開口周面にスポット溶接されたリインフォースパネルを
車室内側に延長してホイールハウスアウタに当接する当
接面を形成すると共に、この当接面をホイールハウスア
ウタにプラグ溶接したことを特徴とする。
【０００７】リインフォースパネルは、その当接面がホ
イールハウスアウタで支持されることによりドア閉鎖時
にドア開口周面と共にドア閉鎖方向へ変位するのが拘束
され、さらに先端部もドア開口縁部に固定されているこ
とにより、空間部の閉じ断面を形成して当接面の剛性を
向上させる。
イールハウスアウタで支持されることによりドア閉鎖時
にドア開口周面と共にドア閉鎖方向へ変位するのが拘束
され、さらに先端部もドア開口縁部に固定されているこ
とにより、空間部の閉じ断面を形成して当接面の剛性を
向上させる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１及び図２を基に本発明の実施
の形態の一例による自動車のサイドドアのストライカ取
付け構造を説明する。サイドドア１のドア開口部２の後
部は、クォータパネル３を車室外方向へ曲げられて車両
前方を向いた曲部３ａでドア開口周面２ａを形成し、さ
らに車両前方に直交方向へ曲げられて車両前後方向に沿
った曲部３ｂが空間部５を置いて車室内側のインナパネ
ルとなるホイールハウスアウタ４と共に車両前方へ延長
されて、ドア開口縁部２ｂを形成するよう構成されてい
る。
の形態の一例による自動車のサイドドアのストライカ取
付け構造を説明する。サイドドア１のドア開口部２の後
部は、クォータパネル３を車室外方向へ曲げられて車両
前方を向いた曲部３ａでドア開口周面２ａを形成し、さ
らに車両前方に直交方向へ曲げられて車両前後方向に沿
った曲部３ｂが空間部５を置いて車室内側のインナパネ
ルとなるホイールハウスアウタ４と共に車両前方へ延長
されて、ドア開口縁部２ｂを形成するよう構成されてい
る。
【０００９】１０はサイドドア側のラッチ７に係合する
ストライカ８を取付けるためのリインフォースパネルで
あり、Ｌ字形に形成されると共に、コーナ部分にはドア
開口周面２ａに接合される部分が車室内側に延長されて
ホイールハウスアウタ４に当接する凹状の当接面１１が
形成されている。リインフォースパネル１０はドア開口
周面２ａにスポット溶接されると共に、ボルト穴１５を
通してストライカ８の座部をボルト止めさせる。空間部
５へ曲げられた部分の先端部１２は、クォータパネル３
及びホイールハウスアウタ４の互いに接近するように曲
げられた先端フランジ部３ｃ、４ａ間に挟持されてスポ
ット溶接される。次いで、当接面１１はホイールハウス
アウタ４の溶接穴４ｂからプラグ溶接される。
ストライカ８を取付けるためのリインフォースパネルで
あり、Ｌ字形に形成されると共に、コーナ部分にはドア
開口周面２ａに接合される部分が車室内側に延長されて
ホイールハウスアウタ４に当接する凹状の当接面１１が
形成されている。リインフォースパネル１０はドア開口
周面２ａにスポット溶接されると共に、ボルト穴１５を
通してストライカ８の座部をボルト止めさせる。空間部
５へ曲げられた部分の先端部１２は、クォータパネル３
及びホイールハウスアウタ４の互いに接近するように曲
げられた先端フランジ部３ｃ、４ａ間に挟持されてスポ
ット溶接される。次いで、当接面１１はホイールハウス
アウタ４の溶接穴４ｂからプラグ溶接される。
【００１０】これにより、リインフォースパネル１０
は、Ｌ字形の両端部分が溶接固定されることにより、ド
ア開口周面２ａの車幅方向及び車両前後方向の剛性が向
上し、さらにコーナ部分が開口周面２ａに沿ってそのま
ま延長されてホイールハウスアウタ４に溶接固定される
ことにより、車幅方向に対する剛性が向上する。したが
って、ドア閉鎖方向の剛性が一層向上し、ドア閉り音及
び解除音の発生が抑制される。
は、Ｌ字形の両端部分が溶接固定されることにより、ド
ア開口周面２ａの車幅方向及び車両前後方向の剛性が向
上し、さらにコーナ部分が開口周面２ａに沿ってそのま
ま延長されてホイールハウスアウタ４に溶接固定される
ことにより、車幅方向に対する剛性が向上する。したが
って、ドア閉鎖方向の剛性が一層向上し、ドア閉り音及
び解除音の発生が抑制される。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、リインフォースパネル
のサイドドアの閉鎖方向の剛性をその変形のみで向上さ
せることができ、ドア閉り音及び解除音を抑制すること
が可能となる。
のサイドドアの閉鎖方向の剛性をその変形のみで向上さ
せることができ、ドア閉り音及び解除音を抑制すること
が可能となる。
【図１】本発明のサイドドアのドア開口部の後部の断面
図である。
図である。
【図２】同開口部のドア開口周面に溶接されるリインフ
ォースパネルの斜視図である。
ォースパネルの斜視図である。
【図３】従来のサイドドアのドア開口部の後部の断面図
である。
である。
２ ドア開口部 ２ａ ドア開口周面 ２ｂ ドア開口縁部 ３ クォータパネル ３ｃ、４ａ 先端フランジ部 ４ ホイールハウスアウタ ８ ストライカ １０ リインフォースパネル １１ 当接面
Claims (1)
- 【請求項１】 サイドドア用ドア開口部の後部が、クォ
ータパネルを車室外方向へ曲げてドア開口周面を形成
し、さらに車両前方に曲げて空間部を置いて車室外側の
ホイールハウスアウタと共に車両前方へ延長してドア開
口縁部を形成するように構成されると共に、ドア開口周
面にスポット溶接され、かつ空間部に侵入するように曲
げられた先端部がクォータパネル及びホイールハウスア
ウタの先端フランジ部間に挟持されてスポット溶接され
たリインフォースパネルに、サイドドア側のラッチに係
合するストライカを取付けるための自動車のサイドドア
のストライカ取付け構造において、 ドア開口周面にスポット溶接されたリインフォースパネ
ルを車室内側に延長してホイールハウスアウタに当接す
る当接面を形成すると共に、この当接面を前記ホイール
ハウスアウタにプラグ溶接したことを特徴とする自動車
のサイドドアのストライカ取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16185797A JPH10329751A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 自動車のサイドドアのストライカ取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16185797A JPH10329751A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 自動車のサイドドアのストライカ取付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10329751A true JPH10329751A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15743283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16185797A Pending JPH10329751A (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | 自動車のサイドドアのストライカ取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10329751A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7559599B2 (en) | 2007-01-30 | 2009-07-14 | Faurecia Interior Systems U.S.A. Inc. | Panel side door structure for a motor vehicle |
| US8226157B2 (en) | 2009-12-01 | 2012-07-24 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Pillar for vehicle body structure |
| JP2012158199A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-23 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両の車体側部構造 |
-
1997
- 1997-06-04 JP JP16185797A patent/JPH10329751A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7559599B2 (en) | 2007-01-30 | 2009-07-14 | Faurecia Interior Systems U.S.A. Inc. | Panel side door structure for a motor vehicle |
| US8226157B2 (en) | 2009-12-01 | 2012-07-24 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Pillar for vehicle body structure |
| JP2012158199A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-23 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両の車体側部構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040622 |