JPH10329725A - ステアリングホイールのパッド - Google Patents

ステアリングホイールのパッド

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Publication number
JPH10329725A
JPH10329725A JP9163335A JP16333597A JPH10329725A JP H10329725 A JPH10329725 A JP H10329725A JP 9163335 A JP9163335 A JP 9163335A JP 16333597 A JP16333597 A JP 16333597A JP H10329725 A JPH10329725 A JP H10329725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
rib
thin film
steering wheel
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9163335A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Takagi
岩雄 高木
Mutsumasa Koujiya
睦雅 糀谷
Makoto Ozaki
真 尾崎
Masayasu Teraoka
正康 寺岡
Katsuhiko Ariga
勝彦 有賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バッグの押圧力によって接点間がオン状態にな
ることを防止すること。 【解決手段】上面部80bにホーンスイッチ70が配置され,
バッグ20が収納された収納体80がパッド10内に収納され
ている。パッド下面10bには,スイッチ70のスペーサの位
置に対応した第1リブ101と,第1リブ101より高さが低く,
接点の位置に対応し,第1リブ101に囲まれた第2リブ102
とが設けられている。バッグ20から押圧力が作用すると
収納体80は中央部での変位が大きく, 周辺部での変位が
小さいので上方に凸状に湾曲する。このとき,第1リブ10
1はスイッチ70のスペーサ703の位置に対応して設けられ
ているので, バッグ20から作用する押圧力は第1リブ101
によって支持される。これによりスイッチ70及びパッド
10は一様に変形し, スイッチ70と第2リブ102とが当接し
ないので,接点704,705間がオン状態となることが防止さ
れ,オフ状態が維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗員保護に用いら
れるバッグを備え、パッドへの押圧力の作用により接点
間の電気的接触が得られるステアリングホイールのパッ
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアバッグ装置を内部に備えたス
テアリングホイールのパッドとしては、例えば図11に
示される装置がある(特開平8−301125号公
報)。図11において、(a)図はホーンパッド1の平
面構成を示し、(b)図はその部分断面の拡大図を示し
ている。ホーンパッド1は、ステアリングホイールWの
中央のボス部(図略)上に配置されている。このホーン
パッド1は、パッド本体2と、ホーンボタン9の下側に
対面して配置された薄膜スイッチ3と、第1支持プレー
ト4と、その下側の第2支持プレート5とを備え、ホー
ンボタン9の下側には多数の押圧凸部7が形成されてい
る。第1支持プレート4及び第2支持プレート5は、エ
アバッグ(図略)により上方へ付勢される。第2支持プ
レート5とホーンボタン9の下面の間には、誤作動防止
突起6が薄膜スイッチ3及び第1支持プレート4を貫通
して形成されている。そして、誤作動防止突起6と第2
支持プレート5との間隔bより押圧凸部7と薄膜スイッ
チ3との間隔aを大きくとり、ホーンボタン9の無負荷
時における押圧凸部7と薄膜スイッチ3との間の非圧接
状態を維持可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、エアバッグによる上方への付勢によってパ
ッド本体2の下面が曲面状に形成されると、押圧凸部7
が誤作動防止突起6に囲まれて設けられていないのでパ
ッド周辺部における押圧凸部7と薄膜スイッチ3との間
隔aを十分に保持できず、ホーンボタン9の無負荷時に
おいて薄膜スイッチ3の接点間がオン状態になるという
問題がある。又、上記構成では、誤作動防止突起6及び
押圧凸部7がほぼ等分布に設けられているのでホーンボ
タン9の作動荷重がほぼ均一になり、ホーンボタン9の
全面にわたってほぼ等しい感度(=1/作動荷重)に設
定されている。通常、ホーンボタン9の中央部では手で
叩いてホーン操作を行い、ホーンボタン9の周辺部では
指で押してホーン操作を行っているので、ホーンボタン
9の中央部と周辺部とで感度が均一であると操作性が良
くないという問題がある。
【0004】従って、本発明の目的は、上記課題に鑑
み、パッドの下面が曲面状に形成されたとき、ホーンボ
タンの無負荷時に薄膜スイッチがオン状態になることを
防止し、ホーンボタンの負荷時にのみオン状態を得るよ
うにすることであり、合わせてパッドの位置に応じて作
動荷重を設定し、操作性を向上させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の手段によれば、乗員保護に用い
られるバッグを収納し、パッドを押圧することにより接
点間の電気的接触を得るようにしたステアリングホイー
ルのパッドにおいて、薄膜間にスペーサが配置されるこ
とにより接点間が所定間隔に保持されると共にパッドか
らの押圧力によって接点間が導通状態となる薄膜スイッ
チが設けられている。パッドと薄膜スイッチとの間に
は、スペーサの位置に対応して支持部材が設けられ、パ
ッドと薄膜スイッチとの間隔が所定間隔に保持されてい
る。又、パッドと薄膜スイッチとの間には、接点の位置
に対応して支持部材に囲まれて押圧部材が設けられてい
る。これにより、バッグの拡張力による押圧力が薄膜ス
イッチに作用しても、支持部材が薄膜スイッチのスペー
サと当接しているので押圧力は支持部材を介してパッド
に伝達される。このとき、薄膜スイッチの接点間に局所
的な外力が作用せず、押圧部材が支持部材に囲まれてい
るので、バッグの押圧力によってパッドが曲面状に変形
した場合であっても、パッド周辺部における接点間隔を
十分に確保できる。よって、バッグの拡張力が薄膜スイ
ッチに作用しても、接点がオン状態となることが防止さ
れる。又、パッドに対して外部から押圧力が作用する
と、パッドの変形に伴って押圧部材が薄膜スイッチ側に
変位し、接点間が接触し、オン状態となる。このように
パッドに対して外部から押圧力が作用したときのみ接点
のオン状態を得ることができる。この接点間のオン状態
は、例えば警報音の出力などに用いられる。
【0006】請求項2に記載の手段によれば、バッグが
収納体に収納され、パッドと収納体との間に薄膜スイッ
チが配置されることにより、薄膜スイッチを安定した面
上に配置できるので、組付けを容易に行うことができ
る。
【0007】バッグからの押圧力によって、薄膜スイッ
チはパッド中央部ほど変位が大きく、パッド周辺部の変
位は小さいので、パッド周辺部では薄膜スイッチが大き
く湾曲し、接点間がオン状態になりやすい。よって、請
求項3に記載の手段の如く、少なくともパッドの周辺部
において、押圧部材の高さが、支持部材の高さより低く
されることにより、バッグの拡張力による押圧力が薄膜
スイッチに作用しても押圧部材からの反力が作用しない
ので、接点間がオン状態になることをより効果的に防止
できる。
【0008】請求項4に記載の手段によれば、パッドの
周辺部におけるスペーサの高さを、パッドの中央部にお
ける高さより高くすることにより、周辺部では接点間の
間隔を大きくとることができる。よって、パッドの周辺
部ではバッグからの押圧力によって収納体の変形の程度
が大きいが、押圧部材が薄膜に当接してから接点間がオ
ン状態になるまで中央部に比べて大きな変位量を必要と
するので、接点間がオン状態になることを効果的により
防止できる。
【0009】請求項5に記載の手段によれば、支持部
材、押圧部材、薄膜スイッチ及びパッドのうち1つ以上
の形状又は材質を作用位置に応じて変化させることによ
り、接点間の電気的接続が得られるための作動荷重が、
その作用位置に応じて設定される。これにより、支持部
材、押圧部材、薄膜スイッチ及びパッドの形状又は材質
を変化させることで、作動荷重がその作用位置に応じて
任意に設定できるので、操作性を向上できる。又、ホー
ンスイッチと、他の機能のスイッチとを併設する場合に
は、スイッチ毎に異なる作動荷重に設定することができ
るので、この場合にも操作性を向上できる。
【0010】請求項6に記載の手段によれば、パッドの
中央部では、周辺部に比べて作動荷重が小さく設定され
ることにより、パッド中央部では感度が高く、パッド周
辺部では感度が低くなるので、操作性をより向上でき
る。
【0011】請求項7に記載の手段によれば、支持部材
の材質又は断面積を作用位置に応じて変化させることに
より作動荷重の分布を所望の分布に容易に設定できる。
例えば、周辺部の支持部材に硬質材を用いれば押圧力に
対する支持部材の変位量が小さくなるので作動荷重を大
きく設定でき、中央部の支持部材に軟質材を用いれば支
持部材の押圧力に対する変位量が大きくなるので作動荷
重を小さく設定できる。又、支持部材の断面積を大きく
することによって押圧力に対するパッドの変位量が小さ
くなるので、作動荷重を大きく設定できる。支持部材の
断面積を小さくすることによって押圧力に対するパッド
の変位量が大きくなるので、作動荷重を小さく設定でき
る。
【0012】請求項8に記載の手段によれば、支持部材
の形成密度を作用位置に応じて変化させることにより請
求項7に記載の手段と同様に作動荷重の分布を所望の分
布に容易に設定できる。例えば、周辺部の支持部材の密
度を大きくすることによって押圧力に対するパッドの変
位量が小さくなるので、作動荷重を大きく設定できる。
又、中央部の支持部材の密度を小さくすることによって
パッドの押圧力に対する変位量が大きくなるので、作動
荷重を小さく設定できる。
【0013】請求項9に記載の手段によれば、押圧部材
と薄膜スイッチとの間隔を作用位置に応じて変化させる
ことにより、請求項7に記載の手段と同様に作動荷重の
分布を所望の分布に容易に設定できる。例えば、周辺部
の押圧部材と薄膜スイッチとの間隔を大きくすることに
よって、薄膜スイッチに当接するために押圧部材は大変
位量を必要とするので作動荷重を大きく設定できる。
又、中央部の押圧部材と薄膜スイッチとの間隔を小さく
することによって、薄膜スイッチに当接するために押圧
部材は小変位量で十分であるので作動荷重を小さく設定
できる。
【0014】請求項10に記載の手段によれば、薄膜ス
イッチにおいて、対向した接点間の間隔を作用位置に応
じて変化させることにより、請求項7に記載の手段と同
様に作動荷重の分布を所望の分布に容易に設定できる。
例えば、周辺部の対向した接点間の間隔を大きくするこ
とによって、押圧部材は薄膜と当接した後に接点間の接
触を得るために大変位量を必要とするので周辺部の作動
荷重を大きく設定できる。又、中央部の接点間の間隔を
小さくすることによって押圧部材は薄膜と当接した後に
小変位量で接点間の接触を得ることができるので、中央
部の作動荷重を小さく設定できる。
【0015】請求項11に記載の手段によれば、薄膜ス
イッチにおいて、スペーサ間の間隔を作用位置に応じて
変化させることにより、請求項7に記載の手段と同様に
作動荷重の分布を所望の分布に容易に設定できる。例え
ば、周辺部のスペーサ間の間隔を大きくすることによっ
て薄膜の剛性が小さくなるので、周辺部の作動荷重を小
さく設定でき、中央部のスペーサ間の間隔を小さくする
ことによって薄膜の剛性が大きくなるので、中央部の作
動荷重を大きく設定できる。
【0016】請求項12に記載の手段によれば、薄膜ス
イッチにおいて、薄膜の材質又は肉厚を作用位置に応じ
て変化させることにより、請求項7に記載の手段と同様
に作動荷重の分布を所望の分布に容易に設定できる。例
えば、周辺部の薄膜に硬質材を用いれば押圧力に対する
薄膜の変位量が小さくなるので、周辺部の作動荷重を大
きく設定でき、中央部の薄膜に軟質材を用いれば押圧力
に対する薄膜の変位量が大きくなるので、中央部の作動
荷重を小さく設定できる。又、周辺部の薄膜の肉厚を厚
くすれば押圧力に対する薄膜の変位量が小さくなるの
で、周辺部の作動荷重を大きく設定でき、中央部の薄膜
の肉厚を薄くすれば押圧力に対する薄膜の変位量が大き
くなるので、中央部の作動荷重を小さく設定できる。
【0017】請求項13に記載の手段によれば、パッド
の材質又は肉厚を作用位置に応じて変化させることによ
り、請求項7に記載の手段と同様に作動荷重の分布を所
望の分布に容易に設定できる。例えば、パッドの周辺部
に硬質材を用いることによって、押圧力に対するパッド
の変位量が小さくなるので周辺部の作動荷重を大きく設
定でき、パッドの中央部に軟質材を用いることによっ
て、押圧力に対するパッドの変位量が大きくなるので中
央部の作動荷重を小さく設定できる。又、パッドの周辺
部の肉厚を厚くすることによって、押圧力に対するパッ
ドの変位量が小さくなるので周辺部の作動荷重を大きく
設定でき、パッドの中央部の肉厚を薄くすることによっ
て、押圧力に対するパッドの変位量が大きくなるので中
央部の作動荷重を小さく設定できる。
【0018】請求項14に記載の手段によれば、パッド
の下面に支持部材又は押圧部材が一体的に設けられるこ
とにより、部品点数が低減され、装置構成がより簡易に
なる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施例に
基づいて説明する。 (第1実施例)図1は、本発明に係わるエアバッグ装置
100を収納したパッド10の断面構成を示した模式図
である。図1に示されるようにエアバッグ装置100
は、衝突時にガスを発生する円筒形状のインフレータ3
0と、折り畳まれて収納され、インフレータ30から発
生するガスにより膨張展開するバッグ20と、バッグ2
0を固定するリング状のリテーナ40と、それらを固定
する板状のケース50などから構成されている。このエ
アバッグ装置100は収納体80内に収納される。エア
バッグ装置100が収納された収納体80は、その上面
部80bにホーンスイッチ(薄膜スイッチ)70を配置
してパッド10に収納される。
【0020】インフレータ30は、ガスを噴射するため
の噴射孔32が複数個設けられた頭部31と、フランジ
部33とを備え、フランジ部33にはリテーナ40のボ
ルト部41に対応したボルト穴34が設けられている。
このインフレータ30の内部には、ガスを発生するガス
発生剤(図略)と、点火信号に応答してガス発生剤に点
火するスクイブ(図略)とが備えられている。バッグ2
0は、開口部21を有し、開口部21の縁部にはリテー
ナ40のボルト部41に対応してボルト穴22が設けら
れている。リテーナ40には、インフレータ30を配置
するための通し穴44と、取り付け面に立設された複数
個のボルト部41とが設けられている。ケース50に
は、インフレータ30を配置するための通し穴51と、
リテーナ40のボルト部41に対応したボルト穴52
と、リベット11に対応したリベット穴54とが形成さ
れている。収納体80には、側面部80aにリベット1
1に対応したリベット穴82が形成されている。
【0021】ホーンスイッチ70には、図3に示される
ように絶縁性の薄膜701、702間の対向した所定位
置にそれぞれ接点704、705が設けられている。薄
膜701、702間にはスペーサ703が設けられ、接
点704、705間を所定間隔に保持している。外部か
ら押圧力が作用し、接点704、705間が接触し、導
通状態になると、図略のホーンから警報音が出力され
る。パッド10の側部10aには、リベット11に対応
したリベット穴12が形成されている。又、パッド10
の下面10bには、ホーンスイッチ70のスペーサ70
3の位置に対応した第1リブ(支持部材)101と、接
点704、705の位置に対応した第2リブ(押圧部
材)102とが設けられている。下面10bを基準とし
た第2リブ102の高さは、第1リブ101の高さより
低く設定されている。第1リブ101及び第2リブ10
2の平面配置は、第2リブ102を取り囲むように第1
リブ101が設けられている。例えば図2(a)に示さ
れるように第2リブ102を取り囲む四辺形の四隅に第
1リブ101を設けてもよく、或いは図2(b)に示さ
れるように第2リブ102を取り囲む三角形の頂点に第
1リブ101を設けてもよい。
【0022】このエアバッグ装置100の組付け方法に
ついて以下に説明する。まず、リテーナ40のボルト部
41をそれぞれバッグ20の内側より通し穴22に挿入
し、ボルト部41をバッグ20の外側に突出させる。次
に、この状態でリテーナ40のボルト部41をケース5
0のボルト穴52に挿入し、リテーナ40の通し穴44
とケース50の通し穴51とを位置合わせする。続い
て、この状態のものを収納体80内に収納し、収納体8
0の上面部80bに、パッド10の図示しないリブにて
熱かしめ等の手段によりパッド10に固定されたホーン
スイッチ70を配置する。そして、リベット穴54、8
2及び12を位置合わせして、ケース50と収納体80
とパッド10の側部10aとをリベット11を用いて固
定する。この後、インフレータ30の頭部31を通し穴
51、21及び44に配置し、ボルト穴34にリテーナ
40のボルト部41を挿入し、ボルト部41とナット6
0とを螺合させる。これにより、リテーナ40、バッグ
20及びインフレータ30がケース50に固定される。
【0023】図3は、図1のA部の断面構成を示した模
式図である。バッグ20の拡張力による押圧力Fが収納
体80に作用することにより、収納体80の中央部では
変位が大きく、周辺部では変位が小さいので収納体80
は上方に凸状に湾曲している。この収納体80の変形に
より、その上面部80bに配置されたホーンスイッチ7
0も一様に湾曲し、局所的な変形は生じない。パッド1
0は、ホーンスイッチ70と第1リブ101を介して接
触しているので、ホーンスイッチ70の変形に伴ってパ
ッド10も湾曲する。第1リブ101は、ホーンスイッ
チ70のスペーサ703の位置に対応して設けられてい
るので、押圧力Fは第1リブ101によって支持され
る。この第1リブ101によって第2リブ102が囲ま
れているので、ホーンスイッチ70と第2リブ102と
の間隔が十分に確保されるので、接点704、705間
がオン状態となることが防止され、オフ状態が維持され
る。
【0024】又、パッド10の下面10bを基準とする
第2リブ102の高さを、第1リブ101より低くする
ことによって、押圧力Fによる接点704、705間の
オン状態をより確実に防止できる。ここで、図3におけ
るB部の拡大図を図4に示すが、パッド10の周辺部で
は、中央部に比べて押圧力Fによる収納体80の変位が
小さく曲率が大きくなるので、第2リブ102とホーン
スイッチ70との間隔が狭くなる。図4において、実線
で示した部分が押圧力Fによる変形後の状態を示し、一
点鎖線で示した部分が変形前の状態を示している。この
図に見られるように、変形前では第2リブ102と薄膜
701とのギャップがhであったのが、押圧力Fによる
変形後では、ギャップがh’(<h)になっている。こ
のように、パッド10の周辺部においては、バッグ20
からの押圧力Fの作用によって第2リブ102とホーン
スイッチ70間のギャップが減少するので、本実施例の
ように第2リブ102の高さを第1リブ101の高さよ
り低くすることで、より確実に接点704、705間が
オン状態となることを防止できる。
【0025】図5は、A部においてパッド10に対して
押圧力F’が作用したときの断面構成を示した模式図で
ある。押圧力F’の作用によって第2リブ102が下方
に変位して薄膜701を押下し、薄膜701の下方変位
に伴って接点704、705間が接触する。又、この状
態から押圧力F’を除去すると、パッド10が元の状態
に戻り、それに伴って第2リブ102が上方に変位す
る。よって、薄膜701を押下する力がなくなるので、
薄膜701が上方に変位し、接点704、705間がオ
フ状態になる。このように、運転者によるパッド10へ
の押圧力F’が作用すると、接点704、705間の導
通を得ることができ、押圧力F’を作用させなければ接
点704、705間をオフ状態に維持できる。
【0026】尚、上記実施例では、パッド10の下面1
0bを基準とする第2リブ102の高さを第1リブ10
1の高さより低くしたが、第1リブ101と第2リブ1
02を同じ高さにしてもよい。第1リブ101と第2リ
ブ102が同じ高さであっても、スペーサ703上に第
1リブ101が配置されているので、接点704、70
5間をオフ状態に維持できる。又、少なくともパッド1
0の周辺部において、第2リブ102の高さを第1リブ
101の高さより低くすることで、効果的に接点70
4、705間をオフ状態に維持できる。又、パッド10
の中央部などでは第2リブ102の高さを第1リブ10
1の高さと同程度にしてもよい。又、パッド10の周辺
部におけるスペーサ703の高さを、パッド10の中央
部におけるスペーサ703の高さより高く設定してもよ
い。これにより、周辺部における接点704、705間
の間隔が、中央部における間隔より大きくなる。よっ
て、パッグ20からの押圧力Fによって周辺部における
第2リブ102と薄膜701とのギャップが縮小する
が、接点704、705間の間隔が中央部より大きいの
で、押圧力Fによって接点704、705間がオン状態
になることをより効果的に防止できる。このように、接
点704、705間の間隔を周辺部において大きくすれ
ば、第2リブ102の高さが第1リブ101の高さと同
じでも効果がある。又、第1リブ101は第2リブ10
2を取り囲むように設けられていればよく、上記の平面
配置に限定されない。例えば、第2リブ102を取り囲
む五角形以上の多角形の各頂点に第1リブ101を設け
てもよい。
【0027】(第2実施例)本実施例の構成は第1実施
例と同様であり、本実施例の特徴は、ホーンスイッチ7
0の形状又は材質の変化によってパッド10の感度を調
整可能とした点である。図6は、ホーンスイッチ70及
びパッド10の断面構成を示した模式図である。ホーン
スイッチ70の薄膜701、702間にはスペーサ70
3がL2の間隔で設けられ、接点704、705間を所定
間隔h2に保持している。図7は、ホーンスイッチ70の
平面構成を示した模式図であるが、ホーンスイッチ70
は中央部においてスペーサ間隔L2が大きく、周辺部では
スペーサ間隔L2が小さく設けられている。
【0028】パッド10は、一定の肉厚h3を有し、その
下面10bには、ホーンスイッチ70のスペーサ703
の位置に対応した第1リブ101と、接点704、70
5の位置に対応した第2リブ102とが設けられてい
る。第1リブ101、第2リブ102は共に円筒形状を
成し、それぞれφ1 、φ2 の径を有している。パッド1
0の下面10bを基準とした第2リブ102の高さは、
第1リブ101の高さよりh1だけ低く設定されている。
又、第1リブ101は、L1の間隔に設けられている。
【0029】パッド10に対して外部より押圧力が作用
すると、第2リブ102が下方に変位し、その変位量が
薄膜701との間隔h1を超えると第2リブ102は薄膜
701と当接する。さらに、押圧力の作用により第2リ
ブ102が下方に変位し、その変位量が接点704、7
05間の間隔h2を超えると接点704、705間が接触
し、導通状態となる。接点704、705間が導通状態
になると、ホーン(図略)から警報音が出力される。
【0030】本実施例では、図7に示されるようにホー
ンスイッチ70の中央部におけるスペーサ間隔L2を大き
くし、周辺部におけるスペーサ間隔L2を小さく設定して
いる。スペーサ間隔L2が大きいとホーンスイッチ70の
剛性が小さくなるので押圧力に対する変位量が大きくな
る、即ち作動荷重が小さくなり、感度が大きくなる。
又、スペーサ間隔L2が小さいとホーンスイッチ70の剛
性が大きくなるので押圧力に対する変位量が小さくな
る、即ち押圧力に対する感度が小さくなる。よって、図
7のB−B断面における感度分布を模式的に示せば、図
8のようになる。図8より、ホーンスイッチ70の中央
部では高い感度(s2)に、周辺部では低い感度(s1)に設定
できる。よって、パッド10の中央部では感度を高く設
定でき、周辺部では感度を低く設定できるので、ホーン
スイッチ70の操作性を向上できる。
【0031】尚、本実施例では、ホーンスイッチ70の
スペーサ間隔L2を中央部と周辺部とで変化させて所望の
感度に設定する構成としたが、他の手段を用いて同等の
効果を得ることができる。例えば、ホーンスイッチ70
の接点704、705間の間隔h2を変化させることによ
って所望の感度に設定してもよい。即ち、スペーサ70
3の厚さを厚くして接点704、705間の間隔h2を大
きくすることによって、接点704、705間の導通状
態を得るために必要とされる第2リブ102の変位量が
大きくなるので感度が低くなり、スペーサ703の厚さ
を薄くして間隔h2を小さくすることによって、接点70
4、705間の導通状態を得るために必要とされる第2
リブ102の変位量が小さくなるので感度が高くなる。
よって、ホーンスイッチ70において、中央部では間隔
h2を小さくし、周辺部では間隔h2を大きくすることによ
って、上記実施例と同等の効果が得られる。
【0032】又、薄膜701の材質を変化させることに
よって所望の感度に設定してもよい。薄膜701に硬質
材を用いれば押圧力に対する薄膜701の変位量が小さ
くなるので感度が低くなり、薄膜701に軟質材を用い
れば押圧力に対する薄膜701の変位量が大きくなるの
で感度が高くなる。よって、ホーンスイッチ70におい
て、中央部では薄膜701に軟質材を用い、周辺部では
薄膜701に硬質材を用いて、中央部と周辺部とで薄膜
701を別体で構成することによって、上記実施例と同
等の効果が得られる。又、薄膜701の肉厚を位置に応
じて変化させることによって所望の感度に設定してもよ
い。薄膜701の肉厚を厚くすることによって押圧力に
対する薄膜701の変位量が小さくなるので感度が低く
なり、薄膜701の肉厚を薄くすることによって押圧力
に対する薄膜701の変位量が大きくなるので感度が高
くなる。よって、ホーンスイッチ70において、中央部
では薄膜701の肉厚を薄くし、周辺部では薄膜701
の肉厚を厚くすることによって、上記実施例と同等の効
果が得られる。
【0033】(第3実施例)上記第2実施例では、ホー
ンスイッチ70の形状又は材質の変化によってパッド1
0の感度を調整する構成としたが、本実施例ではパッド
10の形状又は材質の変化によって感度を調整するもの
である。本実施例におけるホーンスイッチ70の平面構
成を図9に示すが、中央部と周辺部とにおいてスペーサ
間隔L2は同一である。又、接点704、705はほぼ等
密度に設けられている。図10は、中央部及び周辺部に
おけるパッド10とホーンスイッチ70の断面構成を示
した模式図である。中央部における第2リブ102と薄
膜701との間隔h1が、周辺部における第2リブ102
と薄膜701との間隔h1' より小さく設定されており、
他の構成は第1実施例と同様である。
【0034】第2リブ102と薄膜701との間隔h1'
、h1を、図10に示すように中央部と周辺部とで変化
させることにより、感度を調整することができる。即
ち、中央部において第2リブ102と薄膜701との間
隔h1を小さくすることによって、接点704、705間
の導通状態を得るために必要とされる第2リブ102の
変位量が小さくなるので感度が高くなる。又、周辺部に
おいて、第2リブ102と薄膜701との間隔h1' を大
きくすることによって、接点704、705間の導通状
態を得るために必要とされる第2リブ102の変位量が
大きくなるので感度が低くなる。よって、中央部では第
2リブ102と薄膜701との間隔h1を小さくし、周辺
部ではその間隔h1' を大きくすることによって、上記実
施例と同等の効果を得ることができる。
【0035】本実施例では、第2リブ102と薄膜70
1との間隔h1' 、h1を、図10に示すように中央部と周
辺部とで変化させて所望の感度に設定する構成とした
が、他の手段を用いて同等の効果を得ることができる。
例えば、第1リブ101の断面積、即ち径φ1 を位置に
応じて変化させることによって所望の感度に設定しても
よい。第1リブ101の断面積が大きいと、押圧力に対
するパッド10の変位量が小さくなり、感度を低く設定
できる。第1リブ101の断面積が小さいと、押圧力に
対するパッド10の変位量が大きくなり、感度を高く設
定できる。よって、中央部では第1リブ101の断面積
を小さくし、周辺部では第1リブ101の断面積を大き
くすることによって、上記と同等の効果が得られる。
【0036】又、第1リブ101の材質を位置に応じて
変化させることによって、所望の感度に設定してもよ
い。第1リブ101に硬質材を用いれば押圧力に対する
パッド10の変位量が小さくなり、感度が低くなる。第
1リブ101に軟質材を用いれば押圧力に対するパッド
10の変位量が大きくなり、感度が高くなる。よって、
中央部において第1リブ101に軟質材を用い、周辺部
において第1リブ101に硬質材を用いることによっ
て、上記と同等の効果が得られる。又、第1リブ101
の形成密度を位置に応じて変化させることによって、所
望の感度に設定してもよい。第1リブ101の形成密度
が大きいと押圧力に対するパッド10の変位量が小さく
なり、感度が低くなる。第1リブ101の形成密度が小
さいと押圧力に対するパッド10の変位量が大きくな
り、感度が高くなる。よって、中央部では第1リブ10
1の形成密度を小さくし、周辺部では第1リブ101の
形成密度を大きくすることによって、上記と同等の効果
が得られる。尚、ここでいう形成密度とは、単位面積当
たりの第1リブ101の断面積の和、又は単位面積当た
りの第1リブ101の形成個数である。
【0037】又、パッド10の肉厚h3を位置に応じて変
化させることによって、所望の感度に設定してもよい。
パッド10の肉厚h3が厚いと押圧力に対するパッド10
の変位量が小さくなり、感度が低くなる。パッド10の
肉厚h3が薄いと押圧力に対するパッド10の変位量が大
きくなり、感度が高くなる。よって、中央部ではパッド
10の肉厚h3を薄くし、周辺部ではパッド10の肉厚h3
を厚くすることによって上記と同等の効果が得られる。
又、パッド10の材質を位置に応じて変化させることに
よって、所望の感度に設定してもよい。パッド10に硬
質材を用いれば押圧力に対するパッド10の変位量が小
さくなり、感度が低くなる。パッド10に軟質材を用い
れば押圧力に対するパッド10の変位量が大きくなり、
感度が高くなる。よって、周辺部に硬質材を配置してパ
ッド10を樹脂成形することにより、押圧力に対するパ
ッド10の変位量は中央部では大きく、周辺部では小さ
くなり上記と同等の効果が得られる。
【0038】上記の第2及び第3実施例では、スペーサ
間隔、接点704、705間の間隔、薄膜701の肉厚
又は材質、第2リブ102と薄膜701との間隔、第1
リブ101の断面積又は材質、パッド10の材質又は肉
厚のいずれか1つを変化させることによって、感度を設
定する構成としたが、それらを2つ以上組み合わせて感
度を設定してもよい。又、上記各実施例では、第1リブ
101及び第2リブ102をパッド10の下面10bに
一体的に設けた構成としたが、第1リブ101又は第2
リブ102をパッド10と別体に設けてもよい。又、上
記各実施例では、薄膜スイッチとしてホーンスイッチ7
0を設けたが、他の機能のスイッチを設けてもよい。そ
の場合には、良好な操作性が得られるために、第2及び
第3実施例に示されれた手段を用いてホーンスイッチ7
0と他の機能のスイッチとを異なる感度に設定すればよ
い。又、上記各実施例では、バッグ20を収納体80に
収納し、収納体80の上面部80b上にホーンスイッチ
70を配置したが、収納体80を設けず、バッグ20上
にホーンスイッチ70を配置する構成としてもよい。
【0039】上記に示されるように、本発明によれば、
パッドと薄膜スイッチとの間に薄膜スイッチのスペーサ
の位置に対応した支持部材と、薄膜スイッチの接点の位
置に対応し、支持部材に囲まれた押圧部材とを設けるこ
とにより、バッグからの押圧力によって接点間がオン状
態となることが防止される。又、パッドの周辺部におい
て、押圧部材の高さを支持部材の高さより低くすること
によって、バッグの押圧力によって接点間がオン状態と
なることが確実に防止できる。又、支持部材、押圧部
材、薄膜スイッチ及びパッドのうち1つ以上の形状又は
材質を作用位置に応じて変化させることにより、接点間
の電気的接触が得られる作動荷重を、その作用位置に応
じて設定できるので、良好な操作性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な実施例に係わるステアリング
ホイールのパッドの構成を示した模式的断面図。
【図2】本発明の第1実施例における第1リブ及び第2
リブの平面配置構成を示した模式図。
【図3】本発明の第1実施例において、図1におけるA
部の構成を示した拡大図。
【図4】本発明の第1実施例において、図2におけるB
部の構成を示した拡大図。
【図5】本発明の第1実施例において、外部からパッド
に対して押圧力が作用したときのA部の変形状態を示し
た拡大図。
【図6】本発明の第2実施例において、図1におけるA
部の構成を示した拡大図。
【図7】本発明の第2実施例におけるホーンスイッチの
平面構成を示した模式図。
【図8】図7のB−B断面における感度を示した模式
図。
【図9】本発明の第3実施例におけるホーンスイッチの
平面構成を示した模式図。
【図10】本発明の第3実施例において、ホーンスイッ
チ、第1リブ及び第2リブの断面構成を示した模式図。
【図11】従来のステアリングホイールのパッドの構成
を示した模式図。
【符号の説明】
10 パッド 101 第1リブ 102 第2リブ 20 バッグ 30 インフレータ 40 リテーナ 50 ケース 70 ホーンスイッチ 701、702 薄膜 703 スペーサ 704、705 接点 80 収納体 100 エアバッグ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺岡 正康 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 有賀 勝彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員保護に用いられるバッグを収納し、
    パッドを押圧することにより接点間の電気的接触を得る
    ようにしたステアリングホイールのパッドにおいて、 薄膜間にスペーサが配置されることにより接点間が所定
    間隔に保持されると共に、前記パッドからの押圧力によ
    り該接点間が導通する薄膜スイッチと、 前記パッドと前記薄膜スイッチとの間隔を所定間隔に保
    持し、前記スペーサの位置に対応して設けられた支持部
    材と、 前記パッドと前記薄膜スイッチとの間に、前記接点の位
    置に対応して前記支持部材に囲まれて設けられた押圧部
    材とを備えたことを特徴とするステアリングホイールの
    パッド。
  2. 【請求項2】 前記バッグを収納する収納体を備え、前
    記薄膜スイッチが前記パッドと前記収納体との間に配置
    されたことを特徴とする請求項1に記載のステアリング
    ホイールのパッド。
  3. 【請求項3】 前記押圧部材の高さは、少なくとも前記
    パッドの周辺部において、前記支持部材の高さより低い
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング
    ホイールのパッド。
  4. 【請求項4】 前記パッドの周辺部における前記スペー
    サの高さは、前記パッドの中央部における前記スペーサ
    の高さより高いことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項に記載のステアリングホイールのパッド。
  5. 【請求項5】 前記支持部材、前記押圧部材、前記薄膜
    スイッチ及び前記パッドのうち1つ以上の形状又は材質
    を作用位置に応じて変化させることにより、前記接点間
    の電気的接触が得られるための作動荷重が、その作用位
    置に応じて設定されたことを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1項に記載のステアリングホイールのパッ
    ド。
  6. 【請求項6】 前記作動荷重は、前記パッドの周辺部に
    比べて中央部において小さく設定されたことを特徴とす
    る請求項5に記載のステアリングホイールのパッド。
  7. 【請求項7】 前記支持部材の材質又は断面積を作用位
    置に応じて変化させることを特徴とする請求項5又は6
    に記載のステアリングホイールのパッド。
  8. 【請求項8】 前記支持部材の形成密度を作用位置に応
    じて変化させることを特徴とする請求項5又は6に記載
    のステアリングホイールのパッド。
  9. 【請求項9】 前記押圧部材と前記薄膜スイッチとの間
    隔を作用位置に応じて変化させることを特徴とする請求
    項5又は6に記載のステアリングホイールのパッド。
  10. 【請求項10】 前記薄膜スイッチにおいて、対向した
    前記接点間の間隔を作用位置に応じて変化させることを
    特徴とする請求項5又は6に記載のステアリングホイー
    ルのパッド。
  11. 【請求項11】 前記薄膜スイッチにおいて、前記スペ
    ーサ間の間隔を作用位置に応じて変化させることを特徴
    とする請求項5又は6に記載のステアリングホイールの
    パッド。
  12. 【請求項12】 前記薄膜スイッチにおいて、前記薄膜
    の材質又は肉厚を作用位置に応じて変化させることを特
    徴とする請求項5又は6に記載のステアリングホイール
    のパッド。
  13. 【請求項13】 前記パッドの材質又は肉厚を作用位置
    に応じて変化させることを特徴とする請求項5又は6に
    記載のステアリングホイールのパッド。
  14. 【請求項14】 前記支持部材又は前記押圧部材は、前
    記パッドの下面に一体的に設けられたことを特徴とする
    請求項1乃至13のいずれか1項に記載のステアリング
    ホイールのパッド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010129401A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Mitsuboshi Belting Ltd 接触検知スイッチ

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JP2010129401A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Mitsuboshi Belting Ltd 接触検知スイッチ

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