JPH10329712A - 鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装置 - Google Patents
鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装置Info
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- JPH10329712A JPH10329712A JP14765697A JP14765697A JPH10329712A JP H10329712 A JPH10329712 A JP H10329712A JP 14765697 A JP14765697 A JP 14765697A JP 14765697 A JP14765697 A JP 14765697A JP H10329712 A JPH10329712 A JP H10329712A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車輪を軌間変更不能に固定するロックを確実
に解除し、軌間変更をスムーズに行うことができるよう
にする鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装
置を提供する。 【解決手段】 車輪4を軌間変更不能にロックする係合
突起7,8と係合孔9との係合が、車輪4を含めた車軸
2の重量によっては解除できなくなると、ロック解除レ
ール30と係合ローラ22とが係合し、車軸2を強制的
に下方に変位させる。これにより、係合突起7,8と係
合孔9とが何らかの理由により固着した場合でも、車輪
4を軌間変更不能に固定するロックを確実に解除するこ
とができるから、軌間可変台車の軌間変更をスムーズに
行うことができる。
に解除し、軌間変更をスムーズに行うことができるよう
にする鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装
置を提供する。 【解決手段】 車輪4を軌間変更不能にロックする係合
突起7,8と係合孔9との係合が、車輪4を含めた車軸
2の重量によっては解除できなくなると、ロック解除レ
ール30と係合ローラ22とが係合し、車軸2を強制的
に下方に変位させる。これにより、係合突起7,8と係
合孔9とが何らかの理由により固着した場合でも、車輪
4を軌間変更不能に固定するロックを確実に解除するこ
とができるから、軌間可変台車の軌間変更をスムーズに
行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば新幹線と在
来線のように軌間寸法が異なるレール上を連続して走行
するために、車輪間隔を変化させることができる鉄道車
両用軌間可変台車に関し、より詳しくは車輪を軌間変更
不能に固定するロックを確実に解除し、軌間変更をスム
ーズに行うことができるようにする軌間変更ロック解除
装置に関する。
来線のように軌間寸法が異なるレール上を連続して走行
するために、車輪間隔を変化させることができる鉄道車
両用軌間可変台車に関し、より詳しくは車輪を軌間変更
不能に固定するロックを確実に解除し、軌間変更をスム
ーズに行うことができるようにする軌間変更ロック解除
装置に関する。
【0002】日本の鉄道においては、例えば新幹線等に
使用されている軌間寸法1435mmの標準軌と、在来
線等に使用されている軌間寸法1067mmの狭軌とが
併用用されているが、これらの軌間の異なる軌道上を連
続して走行し得る鉄道車両を開発すれば、乗客の利便性
や、到達時間の短縮、鉄道建設費の低減等、そのメリッ
トは極めて大きい。そこで、本願の出願人は種々の鉄道
車両用軌間可変台車を開発し先に出願している。(特開
平8−332950号公報他参照)
使用されている軌間寸法1435mmの標準軌と、在来
線等に使用されている軌間寸法1067mmの狭軌とが
併用用されているが、これらの軌間の異なる軌道上を連
続して走行し得る鉄道車両を開発すれば、乗客の利便性
や、到達時間の短縮、鉄道建設費の低減等、そのメリッ
トは極めて大きい。そこで、本願の出願人は種々の鉄道
車両用軌間可変台車を開発し先に出願している。(特開
平8−332950号公報他参照)
【0003】このような鉄道車両用軌間可変台車の構造
の概略を図6を参照して説明すると、軸箱1に対して下
方に相対変位可能に支持された車軸2には、車軸外筒3
が軸線方向にスライド自在に嵌装されている。そしてこ
の車軸外筒3には、車輪4が軸受5を介して回転自在に
支持されている。また、前記車軸外筒3の端部に固着さ
れたロッキングブロック6の上面には、一対の係合突起
7,8が車軸2の軸線方向に並ぶように突設されてい
る。一方、前記軸箱1には、前記係合突起7,8とそれ
ぞれ係合可能な係合孔9および逃げ孔10が形成されて
いる。
の概略を図6を参照して説明すると、軸箱1に対して下
方に相対変位可能に支持された車軸2には、車軸外筒3
が軸線方向にスライド自在に嵌装されている。そしてこ
の車軸外筒3には、車輪4が軸受5を介して回転自在に
支持されている。また、前記車軸外筒3の端部に固着さ
れたロッキングブロック6の上面には、一対の係合突起
7,8が車軸2の軸線方向に並ぶように突設されてい
る。一方、前記軸箱1には、前記係合突起7,8とそれ
ぞれ係合可能な係合孔9および逃げ孔10が形成されて
いる。
【0004】これにより、図6中に実線で示したよう
に、図示左側の係合突起7と図示右側の係合孔9とが係
合した状態では、ロッキングブロック6すなわち車輪4
は狭軌対応状態で軌間変更不能にロックされる。これに
対して、図6中に想像線で示したように、係合突起8が
係合孔9に係合した状態では、車輪4は標準軌対応状態
で軌間変更不能にロックされる。
に、図示左側の係合突起7と図示右側の係合孔9とが係
合した状態では、ロッキングブロック6すなわち車輪4
は狭軌対応状態で軌間変更不能にロックされる。これに
対して、図6中に想像線で示したように、係合突起8が
係合孔9に係合した状態では、車輪4は標準軌対応状態
で軌間変更不能にロックされる。
【0005】このように構成された軌間可変台車におい
て、軌間を狭軌対応状態から標準軌対応状態に変更する
際には、まず、軸箱1の下面に当接する車体支持レール
11により、軸箱1すなわち車体を支持する。次いで、
進行方向前方に向かって下り勾配が付けられた走行レー
ル12上を車輪4が転動して前進すると、車輪4は車体
支持レール11に対して徐々に下方に相対変位する。こ
れに伴い、車軸2も軸箱1に対して下方に変位し、係合
突起7と係合孔9との係合が解除される。したがって、
この状態で車軸外筒3を車軸2の端部側(図示左側)に
スライドさせ、軌間を標準軌対応状態に変更する。その
後、進行方向前方に向かって上り勾配が付けられた走行
レール12上を車輪4が転動して前進すると、車軸2が
軸箱1に対して徐々に上昇し、係合突起8と係合孔9と
がそれぞれ係合する。これにより、車輪4は標準軌対応
状態で軌間変更不能にロックされる。
て、軌間を狭軌対応状態から標準軌対応状態に変更する
際には、まず、軸箱1の下面に当接する車体支持レール
11により、軸箱1すなわち車体を支持する。次いで、
進行方向前方に向かって下り勾配が付けられた走行レー
ル12上を車輪4が転動して前進すると、車輪4は車体
支持レール11に対して徐々に下方に相対変位する。こ
れに伴い、車軸2も軸箱1に対して下方に変位し、係合
突起7と係合孔9との係合が解除される。したがって、
この状態で車軸外筒3を車軸2の端部側(図示左側)に
スライドさせ、軌間を標準軌対応状態に変更する。その
後、進行方向前方に向かって上り勾配が付けられた走行
レール12上を車輪4が転動して前進すると、車軸2が
軸箱1に対して徐々に上昇し、係合突起8と係合孔9と
がそれぞれ係合する。これにより、車輪4は標準軌対応
状態で軌間変更不能にロックされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した先
願に係る軌間可変台車においては、係合突起7,8と係
合孔9とが何らかの理由により固着し、その固着力が車
輪4を含めた車軸2の重量(約2トン)を上回ると、係
合突起7,8と係合孔9との係合を解除することができ
なくなり、軌間変更不能になるおそれがある。
願に係る軌間可変台車においては、係合突起7,8と係
合孔9とが何らかの理由により固着し、その固着力が車
輪4を含めた車軸2の重量(約2トン)を上回ると、係
合突起7,8と係合孔9との係合を解除することができ
なくなり、軌間変更不能になるおそれがある。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する問題点を解消し、車輪を軌間変更不能に固定
するロックを確実に解除し、軌間変更をスムーズに行う
ことができるようにする鉄道車両用軌間可変台車の軌間
変更ロック解除装置を提供することにある。
術が有する問題点を解消し、車輪を軌間変更不能に固定
するロックを確実に解除し、軌間変更をスムーズに行う
ことができるようにする鉄道車両用軌間可変台車の軌間
変更ロック解除装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック
解除装置は、車輪を軌間変更不能に固定するロックが車
軸を軸箱に対して下方に変位させることにより解除され
る鉄道車両用軌間可変台車のための軌間変更ロック解除
装置であって、軌間可変台車の進行方向前方に向かって
下方に傾斜して延びる係合面を有し、地上に設置された
ロック解除レールと、前記係合面と係合可能な、前記車
軸と共に上下方向に変位する係合手段とを備える。
め、本発明の鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック
解除装置は、車輪を軌間変更不能に固定するロックが車
軸を軸箱に対して下方に変位させることにより解除され
る鉄道車両用軌間可変台車のための軌間変更ロック解除
装置であって、軌間可変台車の進行方向前方に向かって
下方に傾斜して延びる係合面を有し、地上に設置された
ロック解除レールと、前記係合面と係合可能な、前記車
軸と共に上下方向に変位する係合手段とを備える。
【0009】すなわち、本発明の鉄道車両用軌間可変台
車の軌間変更ロック解除装置によれば、ロック解除レー
ルの係合面に車軸側の係合手段が係合した状態で軌間可
変台車が進行方向前方に進行すると、進行方向前方に向
かって下方に傾斜して延びる係合面の作用により、係合
手段は下方に変位させられる。これにより、車軸を軸箱
に対して強制的に下方に変位させ、車輪を軌間変更不能
に固定するロックを確実に解除させることができる。
車の軌間変更ロック解除装置によれば、ロック解除レー
ルの係合面に車軸側の係合手段が係合した状態で軌間可
変台車が進行方向前方に進行すると、進行方向前方に向
かって下方に傾斜して延びる係合面の作用により、係合
手段は下方に変位させられる。これにより、車軸を軸箱
に対して強制的に下方に変位させ、車輪を軌間変更不能
に固定するロックを確実に解除させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による鉄道車両用軌
間可変台車の軌間変更ロック解除装置の一実施形態を、
図1乃至図5を参照して詳細に説明する。ここで、図1
は本発明に係る鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロッ
ク解除装置の一実施形態をロック解除前の状態で示す要
部破断正面図、図2は図1に示した軌間変更ロック解除
装置を示す側面図、図3は図2中に示したA−A破断線
に沿った断面図、図4は車体支持レールと走行レールお
よびロック解除レールとの関係を模式的に示した側面
図、図5は図1に示した軌間変更ロック解除装置をロッ
ク解除状態で示す要部破断正面図である。
間可変台車の軌間変更ロック解除装置の一実施形態を、
図1乃至図5を参照して詳細に説明する。ここで、図1
は本発明に係る鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロッ
ク解除装置の一実施形態をロック解除前の状態で示す要
部破断正面図、図2は図1に示した軌間変更ロック解除
装置を示す側面図、図3は図2中に示したA−A破断線
に沿った断面図、図4は車体支持レールと走行レールお
よびロック解除レールとの関係を模式的に示した側面
図、図5は図1に示した軌間変更ロック解除装置をロッ
ク解除状態で示す要部破断正面図である。
【0011】まず、図1を参照し、本実施形態の軌間変
更ロック解除装置100を適用する鉄道車両用軌間可変
台車の構造を概説する。図1に示したように、軸箱1に
よって支持された車軸2は、軸箱1に対して下方に相対
変位可能とされている。また車軸2には、円筒状の車軸
外筒3が軸線方向にスライド自在に嵌装されている。前
記車軸外筒3には、車輪4が図示されない軸受を介して
回転自在に支持されている。また、車軸外筒3の端部に
固着されたロッキングブロック6の上面には、一対の係
合突起7,8が前記車軸2の軸線方向に並ぶように突設
されている。一方、前記軸箱1には係合突起7,8とそ
れぞれ係合可能な係合孔9および逃げ孔10が貫設され
ている。
更ロック解除装置100を適用する鉄道車両用軌間可変
台車の構造を概説する。図1に示したように、軸箱1に
よって支持された車軸2は、軸箱1に対して下方に相対
変位可能とされている。また車軸2には、円筒状の車軸
外筒3が軸線方向にスライド自在に嵌装されている。前
記車軸外筒3には、車輪4が図示されない軸受を介して
回転自在に支持されている。また、車軸外筒3の端部に
固着されたロッキングブロック6の上面には、一対の係
合突起7,8が前記車軸2の軸線方向に並ぶように突設
されている。一方、前記軸箱1には係合突起7,8とそ
れぞれ係合可能な係合孔9および逃げ孔10が貫設され
ている。
【0012】これにより、図1に示したように一対の係
合突起7,8が係合孔9に係合した状態では、車輪4は
標準軌対応状態で軌間変更不能にロックされる。これに
対して、車軸外筒3が図示右側にスライド変位して図示
左側の係合突起7図示右側の係合孔9と係合する状態で
は、車輪4は狭軌対応状態で軌間変更不能にロックされ
る。
合突起7,8が係合孔9に係合した状態では、車輪4は
標準軌対応状態で軌間変更不能にロックされる。これに
対して、車軸外筒3が図示右側にスライド変位して図示
左側の係合突起7図示右側の係合孔9と係合する状態で
は、車輪4は狭軌対応状態で軌間変更不能にロックされ
る。
【0013】図1乃至図3に示したように、前記車軸2
の軸端には軸端梁20が取り付けられている。この軸端
梁20には、軸箱1と係合する一対のガイドピン21,
21が設けられ、車軸2に作用する軸線方向の外力を軸
箱1に伝達するようにされている。また、前記軸端梁2
0には、車軸2と同軸に配置された係合ローラ22を回
転自在に支持する支持梁23が、複数のボルト24によ
り着脱自在に螺着されている。前記支持梁23と軸端梁
20とが互いに密着する取り付け面25,26には、そ
れぞれ図示されない水平方向のセレーションが刻設さ
れ、支持梁23と軸端梁20とが互いに上下方向にずれ
ないように係合するようにされている。さらに、前記ボ
ルト24を挿通するボルト挿通孔27は上下方向に長い
長孔とされ、前記支持梁23すなわち係合ローラ22の
車軸2に対する取り付け位置を、上下方向に位置調整自
在とされている。なお、係合ローラ22は、図1中に太
い鎖線で描いた第1縮小車両限界内に収まるように設け
られている。
の軸端には軸端梁20が取り付けられている。この軸端
梁20には、軸箱1と係合する一対のガイドピン21,
21が設けられ、車軸2に作用する軸線方向の外力を軸
箱1に伝達するようにされている。また、前記軸端梁2
0には、車軸2と同軸に配置された係合ローラ22を回
転自在に支持する支持梁23が、複数のボルト24によ
り着脱自在に螺着されている。前記支持梁23と軸端梁
20とが互いに密着する取り付け面25,26には、そ
れぞれ図示されない水平方向のセレーションが刻設さ
れ、支持梁23と軸端梁20とが互いに上下方向にずれ
ないように係合するようにされている。さらに、前記ボ
ルト24を挿通するボルト挿通孔27は上下方向に長い
長孔とされ、前記支持梁23すなわち係合ローラ22の
車軸2に対する取り付け位置を、上下方向に位置調整自
在とされている。なお、係合ローラ22は、図1中に太
い鎖線で描いた第1縮小車両限界内に収まるように設け
られている。
【0014】一方、図1に示したように地上G側には、
軌間変更時に前記係合ローラ22と係合して車軸2を下
方に強制的に変位させるロック解除レール30が設置さ
れている。このロック解除レール30は、軌間変更時に
軸箱1すなわち鉄道車両の車体を支持する車体支持レー
ル11に対して平行に延びるように設置されている。前
記ロック解除レール30は、地上G側に固定された固定
部分31と、この固定部分31から延設されて垂直に上
方に延びる垂直部分32と、この垂直部分32の上端か
ら連設されて水平に延びる係合部分33とを有してい
る。そして、前記係合部分33には、地上G側に対向し
て延びる係合面34が設けられている。前記係合面34
は、図4に示したように、軌間変更時に軌間可変台車が
進行する方向に向かって前下がりとなる部分を有してい
る。さらに、軌間変更時には、前記係合面34に係合ロ
ーラ22が係合しつつ転動するようになっている。
軌間変更時に前記係合ローラ22と係合して車軸2を下
方に強制的に変位させるロック解除レール30が設置さ
れている。このロック解除レール30は、軌間変更時に
軸箱1すなわち鉄道車両の車体を支持する車体支持レー
ル11に対して平行に延びるように設置されている。前
記ロック解除レール30は、地上G側に固定された固定
部分31と、この固定部分31から延設されて垂直に上
方に延びる垂直部分32と、この垂直部分32の上端か
ら連設されて水平に延びる係合部分33とを有してい
る。そして、前記係合部分33には、地上G側に対向し
て延びる係合面34が設けられている。前記係合面34
は、図4に示したように、軌間変更時に軌間可変台車が
進行する方向に向かって前下がりとなる部分を有してい
る。さらに、軌間変更時には、前記係合面34に係合ロ
ーラ22が係合しつつ転動するようになっている。
【0015】次に、上述のように構成された本実施形態
の軌間変更ロック解除装置100の作動について、図1
乃至図5を参照して説明する。なお、軌間可変台車の軌
間を変更する手順の詳細については、本願出願人による
先の特許出願(特開平8−332950号公報他)に詳
細に記載されているので、ここではその概略を説明す
る。
の軌間変更ロック解除装置100の作動について、図1
乃至図5を参照して説明する。なお、軌間可変台車の軌
間を変更する手順の詳細については、本願出願人による
先の特許出願(特開平8−332950号公報他)に詳
細に記載されているので、ここではその概略を説明す
る。
【0016】軌間可変台車の軌間変更は、車体支持レー
ル11と走行レール12およびロック解除レール30が
並設された軌間変更区間を、軌間可変台車が通過するこ
とによって自動的に行われる。図4に示したように、前
記車体支持レール11は前記軌間変更区間の全体におい
て水平に延びる。これに対して、走行レール12は、車
体支持レール11に対して上下方向にH1の間隔をあけ
て水平に延びる水平部分12aと、進行方向前方に向か
って前下がりに延びる傾斜部分12bと、車体支持レー
ル11に対して上下方向にH2(>H1)の間隔をあけ
て水平に延びる水平部分12cとを有している。また、
ロック解除レール30は、進行方向前方に向かって前下
がりに延びる傾斜部分30aと、車体支持レール11に
対して上下方向にH3(>H2)の間隔をあけて水平に
延びる水平部分30bを有している。
ル11と走行レール12およびロック解除レール30が
並設された軌間変更区間を、軌間可変台車が通過するこ
とによって自動的に行われる。図4に示したように、前
記車体支持レール11は前記軌間変更区間の全体におい
て水平に延びる。これに対して、走行レール12は、車
体支持レール11に対して上下方向にH1の間隔をあけ
て水平に延びる水平部分12aと、進行方向前方に向か
って前下がりに延びる傾斜部分12bと、車体支持レー
ル11に対して上下方向にH2(>H1)の間隔をあけ
て水平に延びる水平部分12cとを有している。また、
ロック解除レール30は、進行方向前方に向かって前下
がりに延びる傾斜部分30aと、車体支持レール11に
対して上下方向にH3(>H2)の間隔をあけて水平に
延びる水平部分30bを有している。
【0017】図4に(1)で示したように、軌間変更区
間の最初の部分においては、軸箱1の下端に設けられた
車体支持ローラ13が車体支持レール11上に載り、軸
箱1すなわち鉄道車両の車体は車体支持レール11によ
って支持される。次いで、この状態で軌間可変台車が軌
間変更区間をさらに前進し、その車輪4が走行レール1
2の前記傾斜部分12bに差し掛かると、通常、車輪4
は軸箱1に対して徐々に下方に相対変位する。これによ
り、ロッキングブロック6に設けられた係合突起7,8
が軸箱1に貫設された係合孔9から離脱し、図5に示し
たように車輪4を軌間変更不能に固定するロックは解除
される。
間の最初の部分においては、軸箱1の下端に設けられた
車体支持ローラ13が車体支持レール11上に載り、軸
箱1すなわち鉄道車両の車体は車体支持レール11によ
って支持される。次いで、この状態で軌間可変台車が軌
間変更区間をさらに前進し、その車輪4が走行レール1
2の前記傾斜部分12bに差し掛かると、通常、車輪4
は軸箱1に対して徐々に下方に相対変位する。これによ
り、ロッキングブロック6に設けられた係合突起7,8
が軸箱1に貫設された係合孔9から離脱し、図5に示し
たように車輪4を軌間変更不能に固定するロックは解除
される。
【0018】しかしながら、何らかの原因により、係合
突起7,8と係合孔9とが固着し、若しくは軸端梁20
に設けたガイドピン21と軸箱1とが固着し、かつその
固着力が車輪4を含めた車軸2の重量(約2トン)を上
回る異常時には、図1および図4に(2)で示したよう
に、係合突起7,8は係合孔9と係合したままの状態
で、車輪4は走行レール12から浮き上がってしまう。
このとき、車輪4が走行レール12から浮き上がった状
態で軌間可変台車がさらに前進すると、図4中に(2)
で示したように、車軸2の軸端梁20に取り付けた係合
ローラ22はロック解除レール30の係合面34に接触
する。そして、前記係合面34は軌間可変台車の進行方
向前方に向かって前下がりに傾斜しているので、軌間可
変台車が前進するにつれて係合ローラ22は下方に強制
変位させられる。
突起7,8と係合孔9とが固着し、若しくは軸端梁20
に設けたガイドピン21と軸箱1とが固着し、かつその
固着力が車輪4を含めた車軸2の重量(約2トン)を上
回る異常時には、図1および図4に(2)で示したよう
に、係合突起7,8は係合孔9と係合したままの状態
で、車輪4は走行レール12から浮き上がってしまう。
このとき、車輪4が走行レール12から浮き上がった状
態で軌間可変台車がさらに前進すると、図4中に(2)
で示したように、車軸2の軸端梁20に取り付けた係合
ローラ22はロック解除レール30の係合面34に接触
する。そして、前記係合面34は軌間可変台車の進行方
向前方に向かって前下がりに傾斜しているので、軌間可
変台車が前進するにつれて係合ローラ22は下方に強制
変位させられる。
【0019】これにより、係合突起7,8と係合孔9と
が固着した部分には、車輪4を含めた車軸2の重量に加
えて、ロック解除レール30が係合ローラ22を下方に
強制変位させる強制変位力が作用するので、係合突起
7,8と係合孔9との固着、若しくは軸端梁20に設け
たガイドピン21と軸箱1との固着が強制的に解消させ
られる。したがって、係合突起7,8が係合孔9から離
脱し、図5に示したように車輪4を軌間変更不能に固定
するロックは解除される。なお、図5および図4中に
(3)で示したように、係合突起7,8と係合孔9との
係合が解除された後、車輪4が走行レール12の水平部
分12c上を転動する際には、係合ローラ22はロック
解除レール30に接触することはない。
が固着した部分には、車輪4を含めた車軸2の重量に加
えて、ロック解除レール30が係合ローラ22を下方に
強制変位させる強制変位力が作用するので、係合突起
7,8と係合孔9との固着、若しくは軸端梁20に設け
たガイドピン21と軸箱1との固着が強制的に解消させ
られる。したがって、係合突起7,8が係合孔9から離
脱し、図5に示したように車輪4を軌間変更不能に固定
するロックは解除される。なお、図5および図4中に
(3)で示したように、係合突起7,8と係合孔9との
係合が解除された後、車輪4が走行レール12の水平部
分12c上を転動する際には、係合ローラ22はロック
解除レール30に接触することはない。
【0020】すなわち、本実施形態の軌間変更ロック解
除装置100は、車輪4を軌間変更不能にロックする係
合突起7,8と係合孔9とが固着し、若しくは軸端梁2
0に設けたガイドピン21と軸箱1とが固着し、車輪4
を含めた車軸2の重量によっては係合突起7,8と係合
孔9との係合が解除できなくなると、ロック解除レール
30と係合ローラ22とが係合して車軸2を強制的に下
方に変位させるように構成したものである。これによ
り、係合突起7,8と係合孔9とが何らかの理由により
固着した場合でも、車輪4を軌間変更不能に固定するロ
ックを確実に解除することができるから、軌間可変台車
の軌間変更をスムーズに行うことができる。
除装置100は、車輪4を軌間変更不能にロックする係
合突起7,8と係合孔9とが固着し、若しくは軸端梁2
0に設けたガイドピン21と軸箱1とが固着し、車輪4
を含めた車軸2の重量によっては係合突起7,8と係合
孔9との係合が解除できなくなると、ロック解除レール
30と係合ローラ22とが係合して車軸2を強制的に下
方に変位させるように構成したものである。これによ
り、係合突起7,8と係合孔9とが何らかの理由により
固着した場合でも、車輪4を軌間変更不能に固定するロ
ックを確実に解除することができるから、軌間可変台車
の軌間変更をスムーズに行うことができる。
【0021】また、本実施形態の軌間変更ロック解除装
置100は、軌間可変台車側には係合ローラ22を取り
付けるだけであり、その構造が極めて簡単である。これ
により、軌間可変台車のバネ下重量の増加を最小限に抑
えることができるばりでなく、保守点検も容易であり、
さらには軌間可変台車の第1縮小車両限界内にコンパク
トに納めることができる。
置100は、軌間可変台車側には係合ローラ22を取り
付けるだけであり、その構造が極めて簡単である。これ
により、軌間可変台車のバネ下重量の増加を最小限に抑
えることができるばりでなく、保守点検も容易であり、
さらには軌間可変台車の第1縮小車両限界内にコンパク
トに納めることができる。
【0022】また、本実施形態のロック軌間変更ロック
解除装置100においては、車軸2に対する係合ローラ
22の取り付け位置を上下方向に調整することができ
る。これにより、車輪4の踏面の削正によって車輪4の
直径が減少しても、ロック解除レール30に対する係合
ローラ22の上下方向位置を最適に保つことができるか
ら、ロック解除機能を確実に動作させることができる。
解除装置100においては、車軸2に対する係合ローラ
22の取り付け位置を上下方向に調整することができ
る。これにより、車輪4の踏面の削正によって車輪4の
直径が減少しても、ロック解除レール30に対する係合
ローラ22の上下方向位置を最適に保つことができるか
ら、ロック解除機能を確実に動作させることができる。
【0023】以上、本発明に係る鉄道車両用軌間可変台
車の軌間変更ロック解除装置の一実施形態について詳し
く説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定
されるものではなく、種々の変更が可能であることは言
うまでもない。例えば、上述した実施形態においては係
合ローラ22が軸端梁20に取り付けられているが、車
軸2と一体に上下方向に変位可能であるならば、係合ロ
ーラ22の取り付け位置はどこでも良い。また、係合ロ
ーラ22に代えて、ロック解除レール30の係合面34
上を摺動するそり状の係合部材を用いることもできる。
また、上述した実施形態においてはロック解除レール3
0を個別に設置しているが、例えば車体支持レール11
と一体に設けることもできる。また、ロック解除レール
側に複数の係合ローラを設けるとともに、車軸側にこれ
らの係合ローラと係合する、例えばそり状の係合部材を
設けても良い。
車の軌間変更ロック解除装置の一実施形態について詳し
く説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定
されるものではなく、種々の変更が可能であることは言
うまでもない。例えば、上述した実施形態においては係
合ローラ22が軸端梁20に取り付けられているが、車
軸2と一体に上下方向に変位可能であるならば、係合ロ
ーラ22の取り付け位置はどこでも良い。また、係合ロ
ーラ22に代えて、ロック解除レール30の係合面34
上を摺動するそり状の係合部材を用いることもできる。
また、上述した実施形態においてはロック解除レール3
0を個別に設置しているが、例えば車体支持レール11
と一体に設けることもできる。また、ロック解除レール
側に複数の係合ローラを設けるとともに、車軸側にこれ
らの係合ローラと係合する、例えばそり状の係合部材を
設けても良い。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装置
は、車軸を軸箱に対して下方に変位させると車輪を軌間
変更不能に固定するロックが解除される形式のロック機
構が、何らかの原因により固着する等して車輪を含めた
車軸の重量によってはロックを解除できなくなると、地
上側に設置したロック解除レールに、車軸と一体に上下
方向に変位する係合手段とが係合し、車軸を強制的に下
方に変位させてロックを強制的に解除するようにしたも
のである。したがって、本発明によれば、車輪を軌間変
更不能に固定するロックを確実に解除し、軌間変更をス
ムーズに行うことができるようにする鉄道車両用軌間可
変台車の軌間変更ロック解除装置を提供することができ
る。また、本発明の鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更
ロック解除装置は、車軸側には係合手段を設けるだけで
良いから、構造が極めて簡単で保守点検も容易であり、
かつバネ下重量が増加することもなく、さらには極めて
コンパクトで第1縮小車両限界の内側に容易に設けるこ
とができる。さらに、本発明の鉄道車両用軌間可変台車
の軌間変更ロック解除装置は、係合手段を車軸に対して
上下方向に位置調整可能としたので、車輪の踏面の削正
によって車輪の直径が減少しても、ロック解除レールに
対する係合手段ローラの上下方向位置を最適に保つこと
ができ、ロック解除機能を確実に動作させることができ
る。
の鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装置
は、車軸を軸箱に対して下方に変位させると車輪を軌間
変更不能に固定するロックが解除される形式のロック機
構が、何らかの原因により固着する等して車輪を含めた
車軸の重量によってはロックを解除できなくなると、地
上側に設置したロック解除レールに、車軸と一体に上下
方向に変位する係合手段とが係合し、車軸を強制的に下
方に変位させてロックを強制的に解除するようにしたも
のである。したがって、本発明によれば、車輪を軌間変
更不能に固定するロックを確実に解除し、軌間変更をス
ムーズに行うことができるようにする鉄道車両用軌間可
変台車の軌間変更ロック解除装置を提供することができ
る。また、本発明の鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更
ロック解除装置は、車軸側には係合手段を設けるだけで
良いから、構造が極めて簡単で保守点検も容易であり、
かつバネ下重量が増加することもなく、さらには極めて
コンパクトで第1縮小車両限界の内側に容易に設けるこ
とができる。さらに、本発明の鉄道車両用軌間可変台車
の軌間変更ロック解除装置は、係合手段を車軸に対して
上下方向に位置調整可能としたので、車輪の踏面の削正
によって車輪の直径が減少しても、ロック解除レールに
対する係合手段ローラの上下方向位置を最適に保つこと
ができ、ロック解除機能を確実に動作させることができ
る。
【図1】本発明に係る鉄道車両用軌間可変台車の軌間変
更ロック解除装置の一実施形態をロック解除前の状態で
示す要部破断正面図。
更ロック解除装置の一実施形態をロック解除前の状態で
示す要部破断正面図。
【図2】図1に示した軌間変更ロック解除装置を示す側
面図。
面図。
【図3】図2中に示したA−A破断線に沿った断面図。
【図4】車体支持レールと走行レールおよびロック解除
レールとの関係を模式的に示した側面図。
レールとの関係を模式的に示した側面図。
【図5】図1に示した軌間変更ロック解除装置をロック
解除状態で示す要部破断正面図。
解除状態で示す要部破断正面図。
【図6】先願に係る鉄道車両用軌間可変台車を示した要
部破断正面図。
部破断正面図。
1 軸箱 2 車軸 3 車軸外筒 4 車輪 5 軸受 6 ロッキングブロック 7,8 係合突起 9 係合孔 10 逃げ孔 11 車体支持レール 12 走行レール 13 車体支持ローラ 20 軸端梁 21 ガイドピン 22 係合ローラ 23 支持梁 24 ボルト 25,26 密着面 27 長孔 30 ロック解除レール 31 固定部分 32 垂直部分 33 係合部 34 係合面 100 本発明による鉄道車両用軌間可変台車の駆動装
置
置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 箕 輪 行 雄 東京都三鷹市大沢三丁目9番6号 株式会 社スバル研究所内 (72)発明者 渡 邉 晃 秀 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号 富士 重工業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】車輪を軌間変更不能に固定するロックが、
車軸を軸箱に対して下方に変位させることにより解除さ
れる鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装置
であって、 前記軌間可変台車の進行方向前方に向かって下方に傾斜
して延びる係合面を有し、地上側に設置されたロック解
除レールと、前記係合面と係合可能な、前記車軸と共に
上下方向に変位する係合手段とを備えることを特徴とす
る鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装置。 - 【請求項2】前記係合手段は、前記車軸に対して上下方
向に位置調整可能とされることを特徴とする請求項1に
記載の鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装
置。 - 【請求項3】前記係合手段は、前記係合面に係合して転
動可能な係合ローラとあることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロッ
ク解除装置。 - 【請求項4】前記係合手段は、前記車軸の端部に取り付
けられた軸端梁に取り付けられることを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかに記載の鉄道車両用軌間可変台車
の軌間変更ロック解除装置。 - 【請求項5】前記係合手段を前記軸端梁に取り付ける取
り付け面には、上下方向に係合するセレーションが形成
されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
載の鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14765697A JP3499401B2 (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14765697A JP3499401B2 (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10329712A true JPH10329712A (ja) | 1998-12-15 |
JP3499401B2 JP3499401B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=15435297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14765697A Expired - Fee Related JP3499401B2 (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3499401B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1065125A1 (fr) * | 1999-07-02 | 2001-01-03 | Construcciones y Auxiliar de Ferrocarriles S.A. CAF. | Bogie de roulement à écartement variable autopropulsé |
JP2001158351A (ja) * | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Railway Technical Res Inst | 鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装置 |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP14765697A patent/JP3499401B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1065125A1 (fr) * | 1999-07-02 | 2001-01-03 | Construcciones y Auxiliar de Ferrocarriles S.A. CAF. | Bogie de roulement à écartement variable autopropulsé |
JP2001158351A (ja) * | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Railway Technical Res Inst | 鉄道車両用軌間可変台車の軌間変更ロック解除装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3499401B2 (ja) | 2004-02-23 |
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