JPH1032965A - コイル成形装置、モータコイルの巻型及びコイル成形方法 - Google Patents

コイル成形装置、モータコイルの巻型及びコイル成形方法

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JPH1032965A
JPH1032965A JP18618096A JP18618096A JPH1032965A JP H1032965 A JPH1032965 A JP H1032965A JP 18618096 A JP18618096 A JP 18618096A JP 18618096 A JP18618096 A JP 18618096A JP H1032965 A JPH1032965 A JP H1032965A
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JP
Japan
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coil
forming
wire
motor
winding
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JP18618096A
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Inventor
Hirotoshi Inoue
浩利 井上
Takashi Koda
隆 幸田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイル素線から形状精度が高いモータコイル
を効率よく成形する。 【解決手段】 コイル成形装置は、互いに平行な上側、
下側直線部1a、1bと、ノーズ部1dを有する曲線部
1cとを備えたコイル1をコイル素線1fから成形する
ものであって、コイル素線1fを供給するコイル供給装
置30と、3次元空間で巻型2を移動させ第1の位置に
巻型2を位置決めする3次元移動手段37と、第1の位
置にコイル素線1fが位置決めされたとき、巻型2をz
軸中心で回転させ、巻型2に沿ってコイル素線1fを上
側、下側直線部1a、1b端で曲げ加工し、上側、下側
直線部1a、1bを成形する第1の回転手段38と、3
次元移動手段37及び第1の回転手段38で巻型2が第
2の位置にセッティングされたとき、y軸中心で巻型2
を反転させ、巻型2に沿ってコイル素線1fを折り返し
加工し、ノーズ部1dを成形する第2の回転手段39と
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電動機の
静止部及び回転子に装着されるモータコイルのコイル成
形装置及びコイル成形方法、並びにモータコイルの成形
に使用するモータコイルの巻型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特開平5−244755
号公報に示された従来のコイル成形装置を示す平面図で
ある。図12は図11のXII−XII線断面図である。図1
3は亀甲形に成形される前のコイル(1本を2重に巻い
てある)の斜視図である。図14は亀甲形に成形された
コイル(2本を2重に巻いてある)の斜視図であり、図
15は図14におけるXV−XV線断面図である。図11〜
図15において、1は亀甲形に成形中又は成形後のコイ
ル、1Aは亀甲形に成形する前のコイルである。78は
架台78aを有するベース、81はコイル1の上側直線
部1aを握持する第1のクランパー、82は第1のクラ
ンパー81を支持する第1の支持成形ブロックで、その
前面両側に弧状のガイド82a(図12)を設け、これ
に第1のクランパー81の後部両側の突条81a(図1
2)を嵌合させ、コイル1のクランプ位置を中心として
第1のクランパー81をガイド82aに沿って円周方向
にスライド自由に支持している。84は前面にガイドレ
ール85を有するフレーム、87はコイル1の下側直線
部1bを握持する第2のクランパー、88は第2のクラ
ンパー87を支持する第2の支持成形ブロックで、その
上面両側に弧状のガイド88a(図12)を設け、これ
に第2のクランパー87の後部両側の突条87a(図1
2)を嵌合させ、コイル1のクランプ位置を中心として
第2のクランパー87をガイド88aに沿って円周方向
にスライド自由に支持している。90は摺動片88bと
スライド自在に嵌合するガイドレール、93は取付プレ
ートに取り付けられたガイドレールである。
【0003】つぎに動作について説明する。シリンダロ
ッド91のロッドを引き込み動作させて、第2の支持成
形ブロック88を後退させ第1のクランパー81と第2
のクランパー87の当金72a、72bが重なり合う状
態にし、第1及び第2クランパー81、87を開放して
コイル1Aをセットしコイル1Aの上下直線部を握持す
る。ついで、左右の支持金具92をコイル1Aの両側ノ
ーズ部(半円部)に取り付けて支持する。そして、シリ
ンダ91のロッドを送出動作させ、第2の支持成形ブロ
ック88を前進させてコイル1Aを開くと同時に、シリ
ンダ83、89を作動して第1のクランパー81を図1
2に示す矢印Fの方向へ、また、第2のクランパー87
を矢印Gの方向へスライドさせてコイル1の直線部1
a、1bを捩る。このとき、左右の両側の支持金具92
はコイル1の開き動作に追従して所定の位置へ移動す
る。次ぎに、シリンダ86を作動して、第1の支持成形
ブロック82を第1のクランパー81とともに下降さ
せ、コイル1の上側直線部1aを下げて、コイル1の直
線部1a、1bの高さの差を修正して成形を完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のコイル成形装置
は以上のように構成されているので、コイル1の成形前
に図13に示すように巻線処理をしコイル1Aを成形し
なければならなかった。そして、コイル1Aを図11、
12に示すコイル成形装置でコイル1に成形していた。
したがって、コイル素線からコイル1Aを成形した後コ
イル1を成形しなければならないので、コイル素線のセ
ッティング及びコイル1Aのセッティングが必要となっ
て作業効率が悪いという問題があった。また、数本を数
重に巻いたコイル1Aをまとめて成形するとき、コイル
1の内側と外側とで曲げ半径の違い及び成形されたコイ
ル1の長さの違いが生じるので、コイルの崩れ及びふく
らみ等が発生するという問題があった。ここで、曲げ半
径とは、当て金72a、72b端部のコイル1の曲げ部
分の曲げ半径と、第1、第2のクランパー81、87を
移動させ成形する図15に示す曲げ半径Rとの両方を意
味する。そして、特に、数本をまとめて成形するときに
は、図15に示す曲げ半径Rに起因するコイル1の内側
と外側とで曲げ半径及びノーズ部の曲げ半径の違いの影
響が大きい。また、特に、数重に巻かれたコイル1を成
形するときには、当て金72a、72b端部のコイル1
の曲げ部分及びノーズ部の曲げ半径の違いの影響が大き
い。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、コイル素線からモータコイルを
成形する作業効率がよいとともに、形状精度が高いモー
タコイルを成形することができるコイル成形装置、モー
タコイルの巻型及びコイル成形方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコイル成
形装置は、通電時に電磁誘導の要部を成す互いに並行な
直線部と、コイル素線を折り返して成形されたノーズ部
を有する曲線部とを備えたモータコイルを上記コイル素
線から成形するコイル成形装置であって、直線状の上記
コイル素線を供給するコイル供給装置と、上記コイル素
線が巻回され上記モータコイルの直線部及び曲線部の形
状を成形できるように形成された巻型と、上記巻型及び
上記コイル供給装置を相対的に少なくとも上記コイル素
線の供給方向を含む2次元平面で移動させ、上記コイル
供給装置に対し相対的に上記巻型を第1の位置にセッテ
ィングする2次元移動手段と、上記コイル素線の供給方
向に直交しその回転軸で上記巻型及び上記コイル供給装
置を相対的に回転させるとともに、上記2次元移動手段
により上記巻型が上記第1の位置にセッティングされた
とき、上記巻型及び上記コイル供給装置を相対的に回転
させ、上記巻型に沿って上記コイル素線を上記モータコ
イルの直線部端で曲げ加工し上記モータコイルの直線部
を成形する第1の回転手段と、上記2次元移動手段及び
上記第1の回転手段により上記巻型が第2の位置にセッ
ティングされたとき、上記第1の回転手段の回転軸と上
記コイル素線供給方向とが作る面に交差するその回転軸
で上記巻型及び上記コイル供給装置を相対的に180度
回転させ、上記巻型に沿って上記コイル素線を折り返し
加工し上記モータコイルのノーズ部を成形する第2の回
転手段とを備えたものである。
【0007】また、通電時に電磁誘導の要部を成す互い
に並行な直線部と、コイル素線を折り返して成形された
ノーズ部を有するとともに上記直線部を延長する方向か
ら見て上記ノーズ部及び上記直線部の間が円弧形状に成
形された曲線部とを備えたモータコイルを上記コイル素
線から成形するコイル成形装置であって、直線状の上記
コイル素線を供給するコイル供給装置と、上記コイル素
線が巻回され上記モータコイルの直線部及び曲線部の形
状を成形できるように形成された巻型と、上記巻型及び
上記コイル供給装置を相対的に3次元空間で移動させ、
上記コイル供給装置に対し相対的に上記巻型を第1の位
置にセッティングするとともに上記ノーズ部及び上記直
線部の間を円弧形状に成形する3次元移動手段と、上記
コイル素線の供給方向に直交しその回転軸で上記巻型及
び上記コイル供給装置を相対的に回転させるるととも
に、上記3次元移動手段により上記巻型が上記第1の位
置にセッティングされたとき、上記巻型及び上記コイル
供給装置を相対的に回転させ、上記巻型に沿って上記コ
イル素線を上記モータコイルの直線部端で曲げ加工し上
記モータコイルの直線部を成形する第1の回転手段と、
上記3次元移動手段及び上記第1の回転手段により上記
巻型が第2の位置にセッティングされたとき、上記第1
の回転手段の回転軸と上記コイル素線供給方向とが作る
面に交差するその回転軸で上記巻型及び上記コイル供給
装置を相対的に180度回転させ、上記巻型に沿って上
記コイル素線を折り返し加工し上記モータコイルのノー
ズ部を成形する第2の回転手段とを備えたものである。
【0008】また、2次元又は3次元移動手段とは別
に、巻型及びコイル供給装置を相対的にコイル素線の供
給方向に移動させる1次元移動手段を備えたものであ
る。また、2次元又は3次元移動手段は巻型を2次元平
面又は3次元空間で移動させるものである。また、コイ
ル供給手段を第1の回転手段の回転軸方向に移動させる
コイル供給手段移動手段を備えたものである。
【0009】また、通電時に電磁誘導の要部を成す互い
に並行な直線部と、コイル素線を折り返して成形された
ノーズ部を有する曲線部とを備えたモータコイルを上記
コイル素線から成形するコイル成形装置であって、直線
状の上記コイル素線を供給するコイル供給装置と、上記
コイル素線を固定する固定ピン及び上記モータコイルの
外周形状に形成された当て板を有する巻型と、上記当て
板とで上記コイル素線を挟み込む成形ブロックと、回転
面が上記コイル素線の供給方向に平行なその軸で上記巻
型及び上記コイル供給装置を相対的に180度回転さ
せ、上記巻型に沿って上記コイル素線を折り返し加工し
上記モータコイルのノーズ部を成形する回転手段と、上
記巻型及び上記成形ブロックを相対的に、上記コイル素
線の供給方向及び上記回転手段の回転軸方向に直交する
方向に移動させる第1の移動手段と、上記巻型及び上記
成形ブロックを相対的に、上記回転手段の回転軸方向に
移動させる第2の移動手段とを備え、上記コイル供給装
置から供給される上記コイル素線を上記固定ピンで固定
し、上記第2の移動手段で上記成形ブロックを上記コイ
ル素線が上記当て板に当接するまで相対的に移動させ、
上記モータコイルを成形するように構成したものであ
る。また、モータコイルの成形中に、上記モータコイル
を巻型に押えつける押え手段を設けたものである。
【0010】また、この発明に係るモータコイルの巻型
は、板状の巻型本体部と、この巻型本体部の上面に配設
された2個の上面ピンと、2個の上記上面ピンを結ぶ直
線と並行になるように上記巻型本体部の下面に配設され
た2個の下面ピンとを備え、上記上面ピン及び上記下面
ピンに沿ってコイル素線を巻くとともに、上記巻型本体
部に沿って上記コイル素線を折り返してモータコイルが
成形されるものである。
【0011】また、この発明に係るコイル成形方法は、
コイル素線を巻型に沿って巻くことにより、通電時に電
磁誘導の要部を成す互いに並行な直線部と、上記コイル
素線が折り返して成形されたノーズ部を有する曲線部と
を備えたモータコイルを成形するコイル成形方法であっ
て、コイル供給手段から供給される直線状の上記コイル
素線を上述のモータコイルの巻型に沿って巻くことによ
り上記モータコイルを成形するものである。さらにま
た、成形中にコイル素線の供給方向の引張力のみがコイ
ル素線に与えられるように巻型又はコイル供給手段を移
動させるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下この発明の実施の形態1について説
明する。図1はこの発明の実施の形態1に係るコイル成
形装置のコイル成形途中(図5の(k)に対応)の状態
を一部(巻型)断面により示す斜視図である。図2は図
1の巻型に1本のコイルを3重に巻いたときの拡大図で
あり、(a)は巻型の平面図、(b)は巻型の正面図で
ある。図3〜図6は図1のコイル成形装置によりモータ
コイルの成形過程を説明する説明図であり、各過程にお
けるモータコイルの平面スケルトン図及び正面スケルト
ン図を示す。なお、説明を分かりやすくするために、図
1、図3〜図6において説明するモータコイルは、図1
5に示すコイル同様ノーズ部が直線部1a、1bが形成
する平面にほぼ直交する構成のものについて説明してい
る。しかしながら、実際には、モータコイルの直線部方
向の長さの短縮及びモータコイル自体の長さの短縮の観
点から、図2に示すように、ノーズ部が直線部1a、1
bが形成する平面に25度前後で交差する構成が望まし
い。
【0013】図1、図2において、1は通電時に電磁誘
導の要部を成す互いにほぼ平行な直線部1a、1bと、
コイル素線1fを折り返して成形されたノーズ部1dを
有する曲線部1cとを備えたモータコイル(以下単にコ
イルと称す)である。そして、電動機の静止部及び回転
子に装着されるコイル1(コイル素線1e、1f)は、
銅等の電気的良導体の外部に例えば絶縁テープの巻回に
よる絶縁被膜を施したものである。そして、その断面は
俵形、長円形、矩形、円形のもの好ましくは俵形、矩形
のものが使用される。2はコイル素線1fがピン2a、
2b、2c、2d、ノーズブロック2f及び巻型本体部
2g表面に沿って巻かれる巻型であり、鉄やステンレス
合金等の高剛性材により形成される。そして、巻型2
は、湾曲板状の巻型本体部2gと、巻型本体部2gの上
面に配設された2個の上面ピン2a、2bと、2個の上
記上面ピン2a、2bを結ぶ直線とほぼ平行になるよう
に巻型本体部2gの下面に配設された2個の下面ピン2
c、2dと、巻型本体部2gの両端に配設され上面、下
面側固定部2f1及び折り返しガイド部2f2を有する
ノーズブロックとにより構成されている。なお、図2に
示すように、断面矩形のコイル素線1fは、1巻目にお
いてはその一つの面が全周において巻型2と接するよう
に、2巻目においてはその一つの面が全周において1巻
目のコイル1(コイル素線1f)と接するように、3巻
目においてはその一つの面が全周において2巻目のコイ
ル1(コイル素線1f)と接するように巻かれている。
【0014】3は巻型2を固定するテーブルであり、テ
ーブル3は湾曲板状の巻型本体部2gの下面(固定ピン
2c、2dが配設された面)で巻型2を固定している
(図7に示すものとほぼ同様に固定している)。7はガ
イド4(図1の状態ではx軸とほぼ平行)とねじ5とモ
ータ6とを有する回転板であり、モータ6の駆動により
ねじ5を介して駆動力がテーブル3に伝達され、テーブ
ル3はガイド4に沿って移動する。8は回転板7を昇降
テーブル10に回転自在に支持する軸受、9は回転板7
に駆動力を与え回転板7を回転(図1の状態ではy軸と
ほぼ平行な回転軸で回転)させるモータである。ここ
で、以下説明するコイル1の成形動作において、回転板
7の回転は図1に示す状態からほぼ180度の整数倍回
転のみであり、ガイド4はx軸とほぼ平行である。そし
て、テーブル3、ガイド4、ねじ5及びモータ6によ
り、コイル素線1fの供給方向(図1中矢印A、x軸の
方向)に巻型2を移動させる1次元移動手段29が構成
される。
【0015】14はガイド11(図1の状態ではz軸と
ほぼ平行)とねじ12とモータ13とを有する揺動フレ
ームであり、モータ13の駆動によりねじ12を介して
駆動力が昇降テーブル10に伝達されたとき、昇降テー
ブル10はガイド11に沿って移動する。15は揺動フ
レーム14をL形フレーム17に回転自在に支持する軸
受、16は揺動フレーム14に駆動力を与え揺動フレー
ム14をx軸とほぼ平行な回転軸で回転させるモータで
ある。21はx軸とほぼ平行なガイド18とねじ19と
モータ20とを有するテーブルであり、モータ20の駆
動によりねじ19を介して駆動力がL形フレーム17に
伝達されたとき、L形フレーム17はガイド18に沿っ
てx軸方向に移動する。25はy軸とほぼ平行なガイド
22とねじ23とモータ24とを有する回転テーブルで
あり、モータ24の駆動によりねじ23を介して駆動力
がテーブル21に伝達されたとき、テーブル21はガイ
ド22に沿ってy軸方向に移動する。28は軸受26と
回転軸がz軸にほぼ平行なモータ27とを有する架台で
あり、モータ27の駆動により回転テーブル25をz軸
とほぼ平行な回転軸で回転させる。
【0016】30は直線状のコイル素線1fをA方向
(x軸方向)に供給するコイル供給手段であり、コイル
素線が巻回されたドラム32及びコイル素線1eに一定
のテンションをかけるパウダブレーキ33を有するアン
コイラ31と、ローラ36間にコイル素線1eを通過さ
せ、コイル素線1eの歪みを取り除き直線状のコイル素
線1fを供給するレベラ35とにより構成される。な
お、図1において、レベラ35を1つ設け一軸方向の歪
みを取り除く場合について説明しているが、必要に応じ
てレベラ35と直交する方向の歪みを取り除くレベラを
配置しても良い。
【0017】ここで、図1に示すコイル成形装置では、
L形フレーム17、ガイド18、ねじ19及びモータ2
0と、テーブル21、ガイド22、ねじ23及びモータ
24と、揺動フレーム14、軸受15及びモータ16と
により、巻型2を3次元空間で移動させ巻型2を第1の
位置にセッティングするとともに、揺動フレーム14、
軸受15及びモータ16で揺動フレーム14を揺動させ
ることにより、ノーズ部1d及び直線部1a、1bの間
を円弧形状に成形する3次元移動手段37を構成する。
また、テーブル25、軸受26、モータ27及び架台2
8により、コイル素線1fの供給方向(x軸)にほぼ直
交しその回転軸(図1の場合z軸)で巻型2を回転させ
るるとともに、巻型2が第1の位置にセッティングされ
たとき、巻型2をその回転軸で回転させ巻型2に沿って
コイル素線1fをコイル1の直線部1a、1b端(固定
ピン2a、b、c、d)で曲げ加工しコイル1の直線部
1a、1bを成形する第1の回転手段38を構成する。
また、回転板7、軸受8及びモータ9により、3次元移
動手段37及び第1の回転手段38により巻型2が第2
の位置にセッティングされたとき、第1の回転手段38
の回転軸(z軸)とコイル素線供給方向(x軸)とが作
る面に交差するその回転軸(図1のときにはほぼ直交す
るy軸)で巻型2をほぼ180度回転させ、巻型2のノ
ーズブロック2fに沿ってコイル素線1fを折り返し加
工しモータコイル1のノーズ部1dを成形する第2の回
転手段39を構成する。なお、図1において、第1の回
転手段38の回転軸は、z軸方向(鉛直方向)である。
3次元移動手段37を構成するL形フレーム17の移動
方向はy軸方向であり、テーブル21の移動方向はx軸
方向である。そして、xy平面は水平面となっている。
【0018】つぎに動作について説明する。図1に示す
コイル成形装置は、図5(k)に対応するコイル成形途
中の状態を示す図である。以下、巻型2にコイル素線1
fが巻かれていない状態から説明する。ここで、コイル
素線1fは巻型2のどの位置から巻始めてもコイル1を
成形できるが、図1と対応するように、固定ピン2dか
らコイル素線1fを巻始める例について説明する。 [コイル素線のセッティング]まず、巻型2を図3
(a)の状態にし、コイル素線1fを巻型2にセッティ
ングする。ここで、図1に示す巻型2の状態(図5
(k)の状態)から図3(a)の状態にするには、モー
タ9を駆動して、回転板7を図1に示す状態からほぼ1
80度回転させる。ついで、揺動フレーム14の揺動中
心(中心軸)と巻型2のピン2c、2dとの各距離が、
コイル1のほぼ円弧部半径Rbになるように昇降テーブ
ル10を下降させる。ついで、下側直線部1bと面する
巻型2の面がほぼ水平になるように、揺動フレーム14
を揺動する。さらに、3次元移動手段37を構成するモ
ータ20及びモータ24を駆動し、巻型2を第1の位置
にセッティングする。即ち、テーブル25の回転中心と
ピン2cの中心を一致させる。この状態で巻型2にコイ
ル素線1fをピン2dの位置にセッティングする。な
お、コイル素線1fの巻型2への固定は、例えば、コイ
ル素線1fを巻型2にクランプすることにより実現でき
る。
【0019】[コイルの成形] (a)1巻目下側直線部1bの成形 この状態即ち巻型2が第1の位置にセッティングされた
状態で、回転テーブル25を矢印1aの方向に回転させ
図3(b)の状態にする。このとき、コイル素線1f
は、ピン2c(コイル1の直線部1b端)で曲げ加工さ
れ、コイル1の下側直線部1bが成形される。ここで、
第1の位置は上述の他に、ピン2a、2b、2dの中心
と回転テーブル25の回転中心とが一致する位置も該当
する。 (b)ピン2c及びノーズブッロク2f間の成形 ついで、揺動フレーム14を矢印1bの方向に図3
(c)の状態まで回転させる。この動作により、ピン2
c及びノーズブッロク2f間の円弧部が成形される。
【0020】(c)ノーズ部1dの曲げ加工 ついで、テーブル21(又はテーブル3)とテーブル2
5を移動させ、回転テーブル25の回転中心と下面側固
定部2f1の中心とを一致させる。即ち、コイル素線1
fの供給方向Aと巻型2のノーズブロック2f間を結ぶ
直線とがほぼ一直線上になる位置に巻型2をセッティン
グする。この状態で、回転テーブル25を矢印1cの方
向に回転させて図3(d)の状態にする。この動作によ
り、ノーズ部1dの曲げ加工がなされる。 (d)ノーズ部1dの折り返し加工 ついで、昇降テーブル10をガイド11に沿ってz軸方
向に移動させる。即ち、コイル素線1fにコイル素線1
fの供給方向A以外の応力が極力作用しないようにする
ために、回転板7の回転中心(中心軸)とコイル供給装
置30のコイル素線1fの供給端のz軸方向高さとを一
致させる。ついで、テーブル3を移動させ、回転板7の
回転中心(中心軸)とノーズ部1d(コイル1の端の半
円部)中心とがyz平面内に入る位置まで移動させ、第
2の位置に巻型2をセッティングする。ここで、第2の
位置は、コイル素線1fの供給方向Aと巻型2のノーズ
ブロック2f間を結ぶ直線とがほぼ一直線上になり、か
つ、回転板7の回転中心とノーズ部1d中心とがyz平
面内に入る位置である。この状態で、回転板7を矢印1
dの方向にほぼ180度回転させ、図4(e)の状態に
する。この動作により、コイル素線1fは折り返しガイ
ド部2f2に沿って、折り返し加工されノーズ部1dが
成形される。
【0021】(e)ノーズ部1dの曲げ加工 ついで、揺動フレーム14の揺動中心(中心軸)と巻型
2のピン2a、2bとの距離が、コイル1のほぼ円弧部
半径Raになるように昇降テーブル10を上昇させる。
ついで、テーブル21(又はテーブル3)とテーブル2
5を移動して、回転テーブル25の回転中心と上面側固
定部2f1の中心とを一致させる。この状態で、回転テ
ーブル25を矢印1gの方向に回転させて図4(f)の
状態にする。 (f)ピン2a及びノーズブッロク2f間の成形 ついで、揺動フレーム14を矢印1fの方向に図4
(g)の状態まで回転させる。つまり、上側直線部1a
と面する巻型2の面がほぼ水平になるように、揺動フレ
ーム14を揺動する。この動作により、ピン2a及びノ
ーズブッロク2f間の円弧部が成形される。
【0022】(g)1巻目上側直線部1aの成形 ついで、3次元移動手段を構成するモータ20及びモー
タ24を駆動し、巻型2を第1の位置にセッティングす
る。即ち、テーブル25の回転中心とピン2aの中心と
を一致させる。この状態で、回転テーブル25を矢印1
gの方向に回転させ図4(h)の状態にする。このと
き、コイル素線1fは、ピン2a(コイル1の上側直線
部1a端)で曲げ加工される。 (h)1巻目上側直線部1aの成形 ついで、3次元移動手段37を構成するモータ20を駆
動し、巻型2を第1の位置にセッティングする。即ち、
テーブル25の回転中心とピン2bの中心とを一致させ
る。この状態で、回転テーブル25を矢印1hの方向に
回転させ図5(i)の状態にする。このとき、コイル素
線1fは、ピン2b(コイル1の上側直線部1a端)で
曲げ加工され、コイル1の直線部1aが成形される。
【0023】以後、上述と同様にして、図5(i)の状
態から図6(o)の状態の順に、順次巻型2を位置決め
しながら成形を行う。巻型2に関し、図6(o)の状態
は図3(a)の状態と同じである。そして、再び図3
(a)の状態から上述と同様にして、2巻目の成形を開
始し、任意の回数分コイル素線1fを巻型2に沿って重
ねて成形する。このとき、例えば、1巻目においてはコ
イル1の一つの面が全周において巻型2と接するよう
に、2巻目においてはコイル1の一つの面が全周におい
て1巻目のコイル1と接するように、3巻目においては
コイル1の一つの面が全周において2巻目のコイル1と
接するように巻かれる。
【0024】また、上述の説明では、1本のコイル素線
1fを巻型2に沿って巻いている例について説明した
が、数本のコイル素線1fを同時に巻型2に沿って巻い
ていくことも考えられる。このときには、各軸の移動量
及び回転角度を調整し、図1、2に示すコイル1の外側
にコイル素線1fを、内側コイル素線1fと同時に巻く
ことになる。例えば、2本のコイル素線1fを巻型2に
沿って巻くときには、内側のコイル素線1fは上述と同
様にして成形する。一方、外側のコイル素線1fは、1
巻目においてはコイル1の一つの面が全周において巻型
2と接するように巻くことになる。但し、外側のコイル
素線1fは、内側のコイル素線1fが介在するのでピン
2a、2b、2c、2dとは接することはない。
【0025】以上のように構成したので、コイル素線1
をコイル成形装置に一度セッティングし、コイル素線1
fからモータコイル1を成形することができる。したが
って、コイル1成形の作業効率がよい。また、各巻目毎
に巻型2に沿って又は前回の巻目に沿って曲げ加工及び
折り返し加工をしてコイル1を成形するので、所望のコ
イル1の形状が得られる。これは、特に、コイル素線1
fを数重に重ねて巻くとき、数本まとめて巻くとき顕著
である。
【0026】なお、L形フレーム17のガイド18に沿
った移動と、テーブル3のガイド4に沿った移動とは同
じ方向である。そして、図4(f)の状態で、コイル素
線1fが回転板7又は軸受8に干渉する場合には、テー
ブル3の移動を使用する。つまり、テーブル3を矢印A
の反対方向に移動させることにより、コイル素線1fが
回転板7又は軸受8に干渉することを回避できる。その
後、L形フレーム17を移動させ、図4(g)の状態の
成形を行う。また、テーブル21のガイド22に沿った
移動は、(a)の状態から(o)の状態における成形中
に、コイル素線1fの供給方向が水平方向で変化するの
を押えるように動作し、コイル素線1の巻点を定位置に
するためのものである。
【0027】また、3次元移動手段37は、巻型2を3
次元空間で移動させ巻型2を第1の位置にセッティング
するとともに、ノーズ部1d及び直線部1a、1bの間
を円弧形状に成形できればよいので、揺動フレーム1
4、軸受15及びモータ16に代えて、テーブル、ねじ
及びモータにより構成されz軸方向にテーブルが移動す
るように構成しても良い。そして、3次元移動手段37
をxyz軸方向で同時に制御することにより、ノーズ部
1d及び直線部1a、1bの間即ち円弧部でも、コイル
素線1fを巻型2に直接沿って巻くことができる。した
がって、成形されたコイル1の精度がさらに向上する。
【0028】実施の形態2.以下この発明の実施の形態
2について説明する。実施の形態1では、巻型2の巻型
本体部2gが湾曲板状の場合について説明した。しかし
ながら、コイル1の形状は、ノーズ部1d及び直線部1
a、1bの間が円弧形状でなく直線形状のものが要求さ
れるときもある。このときには、巻型2の巻型本体部2
gが直線板状である。そして、ノーズ部1d及び直線部
1a、1bの間の円弧形状が不要となるので、実施の形
態1で説明した揺動フレーム14の移動による加工は不
要となる。このときには、3次元移動手段37に代え
て、巻型2を少なくともコイル素線1fの供給方向Aを
含む2次元平面で移動させ、コイル供給装置30に対し
巻型2を第1の位置にセッティングする2次元移動手段
を設ければよい。そして、この2次元移動手段は、L形
フレーム17、ガイド18、ねじ19及びモータ20
と、テーブル21、ガイド22、ねじ23及びモータ2
4とにより構成できる。したがって、図3(b)、図4
(e)、図5(j)及び図6(m)の動作は不要とな
る。その他の構成及び作用効果については実施の形態1
と同様であるのでその説明を省略する。
【0029】実施の形態3.以下この発明の実施の形態
3について説明する。実施の形態1では、コイル供給装
置30を固定している例を示した。しかしながら、コイ
ル供給装置30を鉛直(z軸)方向に移動するテーブル
(図示せず)を設けてもよい。そして、図1の昇降テー
ブル10の動きに合わせて、コイル供給装置30を昇降
する構成とすれば、コイル成形時のコイル素線1fの供
給位置とコイル素線1fの巻点位置とのz軸方向のずれ
をなくすことができる。このようにしたので、コイル素
線1fの形状及び張力等を一定に保つことができる。こ
のとき、コイル素線1fには、コイル素線1fの供給方
向Aの引っ張り張力のみがかかる。したがって、コイル
供給装置30と巻型2との間でのコイル素線1fの加工
硬化を防止することができ、コイル形状の精度を高くで
きる。その他の構成については実施の形態1と同様であ
るのでその説明を省略する。
【0030】なお、上述の実施の形態1〜3では、駆動
源としてモータを使用した例を示したが、油空圧シリン
ダ等を使用した場合でも同様の効果が得られる。また、
コイル供給装置30を固定し、巻型2を移動、回転させ
る構成について説明した。しかしながら、巻型2を固定
し、コイル供給装置30を移動、回転させる構成であっ
ても良い。但し、前者の方が、一般的にコイル成形装置
全体が小さくできる。また、第2の回転手段の上にテー
ブル21及びテーブル25を載置する例について説明し
ているが、テーブル21及びテーブル25の上に第2の
回転手段を載置する構成であっても良く、このときの方
が第2の回転手段を小型化できる。
【0031】実施の形態4.以下この発明の実施の形態
4について説明する。図7はこの発明の実施の形態4に
係るコイル成形装置の正面図である。図8はこの発明の
実施の形態4に係る巻型の平面図である。図7、8にお
いて、2Aはコイル素線1fを固定する固定ピン2m、
2nと、モータコイル1fの外周形状に形成された当て
板54(図8では下側直線部1b用の当て板54は図示
していない)とを有する巻型、40はテーブル41に固
定され、当て板54とでコイル素線1fを挟み込む成形
ブロック、41はガイド42とねじ43とモータ44と
を有するテーブルあり、モータ44の駆動によりねじ4
3を介して駆動力がテーブル41に伝達されたとき、テ
ーブル41はガイド42に沿ってy軸方向に移動する。
45はガイド46に沿って門形フレーム52にz軸方向
に昇降自在に支持されている昇降フレームである。その
駆動は、モータ51の作動によりギヤボックス50を介
してシャフト49を回転させ門形フレーム52の両端の
ギヤボックス48によって、ねじ47の回転に変換して
行う。53は軸受8を取り付ける取付フレームである。
【0032】また、回転板7、軸受8及びモータ9によ
り構成され、回転軸がy軸方向であり、回転板7を回転
させる回転手段55が構成される。また、昇降フレーム
45、ガイド46、ねじ47、ギヤボックス48、シャ
フト49、ギヤボックス50及びモータ51により、成
形ブロック40をコイル素線1fの供給(x軸)方向及
び回転手段55の回転軸(y軸)方向にほぼ直交する方
向(z軸方向)に移動させる第1の移動手段56を構成
する。また、テーブル41、ねじ43、ガイド42及び
モータ44により、成形ブロック40を回転手段39の
回転軸(y軸)方向に移動させる第2の移動手段57を
構成する。なお、図示しないが、コイル供給手段30は
実施の形態1と同様である。また、その他の構成は実施
の形態1と同様であるのでその説明を省略する。
【0033】つぎに動作について説明する。図8に示す
ように、下側直線部1bが形成されていて、破線で示す
コイル素線1f1から上側直線部1aを成形する例を説
明する。テーブル3とテーブル41とを移動させ、図7
の状態から図8の状態に成形ブロック40を位置決めす
る。即ち、テーブル3をx軸方向に移動させ、テーブル
41を図7の状態からy軸負の方向に移動させる。つい
で、昇降フレーム45を下降させ、成形ブロック40を
コイル素線1fの下側直線部1b側面に当てる。つい
で、成形ブロック40を矢印Bの方向へコイル素線1f
1とともに当て板54に当接するまで移動させ、成形ブ
ロック40と当て板54との間にコイル素線1f1をは
さみ込んで成形する。ついで、回転板7の回転と干渉し
ない位置まで昇降フレーム45を上昇させる。ついで、
テーブル3を移動させる、即ち回転板7の回転中心(中
心軸)とノーズ部1d(コイル1の端の半円部)中心と
がyz平面内に入る位置まで移動させる。この状態で、
回転板7をほぼ180度回転する。以後、上述と同様に
成形ブロック40を移動して、コイル1の成形を行う。
但し、図7の状態から回転板7をほぼ180度回転させ
たときの成形ブロック40の移動方向は矢印Bと逆方向
になる。
【0034】以上のように構成したので、コイル素線1
をコイル成形装置に一度セッティングし、コイル素線1
fからモータコイル1を成形することができる。したが
って、コイル1成形の作業効率がよい。また、巻型2A
の当て板54と成形ブロック40との間にコイル素線1
f1を挟み込んでコイル1を成形するので、所望のコイ
ル1の形状が得られる。これは、特に、コイル素線1f
を数重に重ねて巻くとき顕著である。
【0035】実施の形態5.以下この発明の実施の形態
5について説明する。図9はこの発明の実施の形態5に
係るコイル成形装置の押えローラを示す正面図である。
図10はこの発明の実施の形態5に係るコイル成形装置
の押え部材を示す正面図である。図9、10において、
60はモータコイル1を巻型2に押えつける押え手段で
ある押えローラ、61はガイド、62はバネ、63は昇
降ブロック、64はテフロン部材の先端をR形状とした
押え手段である押え部材である。そして、押えローラ6
0は、ガイド61に回転自在に支持されている。ガイド
61は昇降ブロック63にスライド自在に支持され、ば
ね62をはさみ込む構成である。そして、押えローラ6
0によってコイル1を押えたとき、常に一定の加圧力を
保持することができる。昇降ブロック63は、図示しな
いシリンダ等によって矢印Dの方向に移動させ、巻型2
の回転等によって干渉しないよう退避できるように構成
しておく。その他の構成は実施の形態1と同様であるの
でその説明を省略する。
【0036】つぎに動作について説明する。矢印Eは、
図1の揺動フレーム14の回転動作を示すものであり、
昇降ブロック63を下降させ、押えローラ60でコイル
1を加圧した状態で、揺動フレーム14を矢印Eの方向
に揺動することで、コイル素線1fを円弧(Ra、R
b)部形状に密着させて成形することができる。但し、
押えローラ60を加圧する前に、昇降テーブル10を移
動し、揺動フレーム14の揺動中心と、コイル1の成形
部分との距離をコイル1の円弧部半径と一致させておく
必要がある。また、コイル1の上側直線部1aもz軸方
向から押えローラ60で押えつける構成としても良い。
【0037】以上のように構成したので、コイル1の浮
きを押させることができ、コイル1の形状をさらに高精
度にできる。なお、コイル1の浮きを押させるために押
えローラ60を用いて加圧する例を説明したが、加圧す
る部材はローラ以外でも良い。即ち、コイル1へ傷をつ
けず、巻型2又は既に成形したコイル1の上にコイル素
線1fを密着できる部材例えば図10に示すようなテフ
ロン部材であってもよい。また、コイル1の上側をz軸
方向から押えローラ60で押えつける場合について説明
しているが、コイル1の下側をz軸方向から押えローラ
60で押えつける構成にすることが望ましい。また、コ
イル1の横側(y軸側)からピン2a、2b、2c、2
dに向けてコイル1を押えつける構成とすれば、さらに
コイル1の形状を高精度にできる。さらにまた、コイル
1を介して巻型2をz軸方向から押えつける構成につい
て説明しているが、図7、8に示すコイル成形装置にお
いて、コイル1を介して巻型2Aをz軸方向から押えつ
ける構成ににしても同様の効果がある。
【0038】
【発明の効果】この発明に係るコイル成形装置は、通電
時に電磁誘導の要部を成す互いに並行な直線部と、コイ
ル素線を折り返して成形されたノーズ部を有する曲線部
とを備えたモータコイルを上記コイル素線から成形する
コイル成形装置であって、直線状の上記コイル素線を供
給するコイル供給装置と、上記コイル素線が巻回され上
記モータコイルの直線部及び曲線部の形状を成形できる
ように形成された巻型と、上記巻型及び上記コイル供給
装置を相対的に少なくとも上記コイル素線の供給方向を
含む2次元平面で移動させ、上記コイル供給装置に対し
相対的に上記巻型を第1の位置にセッティングする2次
元移動手段と、上記コイル素線の供給方向に直交しその
回転軸で上記巻型及び上記コイル供給装置を相対的に回
転させるとともに、上記2次元移動手段により上記巻型
が上記第1の位置にセッティングされたとき、上記巻型
及び上記コイル供給装置を相対的に回転させ、上記巻型
に沿って上記コイル素線を上記モータコイルの直線部端
で曲げ加工し上記モータコイルの直線部を成形する第1
の回転手段と、上記2次元移動手段及び上記第1の回転
手段により上記巻型が第2の位置にセッティングされた
とき、上記第1の回転手段の回転軸と上記コイル素線供
給方向とが作る面に交差するその回転軸で上記巻型及び
上記コイル供給装置を相対的に180度回転させ、上記
巻型に沿って上記コイル素線を折り返し加工し上記モー
タコイルのノーズ部を成形する第2の回転手段とを備え
たので、コイル素線からモータコイルを成形する作業効
率がよいとともに、形状精度が高いモータコイルを成形
することができる。
【0039】また、通電時に電磁誘導の要部を成す互い
に並行な直線部と、コイル素線を折り返して成形された
ノーズ部を有するとともに上記直線部を延長する方向か
ら見て上記ノーズ部及び上記直線部の間が円弧形状に成
形された曲線部とを備えたモータコイルを上記コイル素
線から成形するコイル成形装置であって、直線状の上記
コイル素線を供給するコイル供給装置と、上記コイル素
線が巻回され上記モータコイルの直線部及び曲線部の形
状を成形できるように形成された巻型と、上記巻型及び
上記コイル供給装置を相対的に3次元空間で移動させ、
上記コイル供給装置に対し相対的に上記巻型を第1の位
置にセッティングするとともに上記ノーズ部及び上記直
線部の間を円弧形状に成形する3次元移動手段と、上記
コイル素線の供給方向に直交しその回転軸で上記巻型及
び上記コイル供給装置を相対的に回転させるるととも
に、上記3次元移動手段により上記巻型が上記第1の位
置にセッティングされたとき、上記巻型及び上記コイル
供給装置を相対的に回転させ、上記巻型に沿って上記コ
イル素線を上記モータコイルの直線部端で曲げ加工し上
記モータコイルの直線部を成形する第1の回転手段と、
上記3次元移動手段及び上記第1の回転手段により上記
巻型が第2の位置にセッティングされたとき、上記第1
の回転手段の回転軸と上記コイル素線供給方向とが作る
面に交差するその回転軸で上記巻型及び上記コイル供給
装置を相対的に180度回転させ、上記巻型に沿って上
記コイル素線を折り返し加工し上記モータコイルのノー
ズ部を成形する第2の回転手段とを備えたので、コイル
素線からモータコイルを成形する作業効率がよいととも
に、形状精度が高いモータコイルを成形することができ
る。
【0040】また、2次元又は3次元移動手段とは別
に、巻型及びコイル供給装置を相対的にコイル素線の供
給方向に移動させる1次元移動手段を備えたので、コイ
ル供給手段から供給されるコイル素線と第2の回転手段
との干渉を回避することができる。
【0041】また、2次元又は3次元移動手段は巻型を
2次元平面又は3次元空間で移動させるので、コイル成
形装置を小型化できる。
【0042】また、コイル供給手段を第1の回転手段の
回転軸方向に移動させるコイル供給手段移動手段を備え
たので、コイル供給手段から供給されるコイル素線の形
状及び張力等を一定に保つことができ、さらに形状精度
が高いモータコイルを成形することができる。
【0043】また、通電時に電磁誘導の要部を成す互い
に並行な直線部と、コイル素線を折り返して成形された
ノーズ部を有する曲線部とを備えたモータコイルを上記
コイル素線から成形するコイル成形装置であって、直線
状の上記コイル素線を供給するコイル供給装置と、上記
コイル素線を固定する固定ピン及び上記モータコイルの
外周形状に形成された当て板を有する巻型と、上記当て
板とで上記コイル素線を挟み込む成形ブロックと、回転
面が上記コイル素線の供給方向に平行なその軸で上記巻
型及び上記コイル供給装置を相対的に180度回転さ
せ、上記巻型に沿って上記コイル素線を折り返し加工し
上記モータコイルのノーズ部を成形する回転手段と、上
記巻型及び上記成形ブロックを相対的に、上記コイル素
線の供給方向及び上記回転手段の回転軸方向に直交する
方向に移動させる第1の移動手段と、上記巻型及び上記
成形ブロックを相対的に、上記回転手段の回転軸方向に
移動させる第2の移動手段とを備え、上記コイル供給装
置から供給される上記コイル素線を上記固定ピンで固定
し、上記第2の移動手段で上記成形ブロックを上記コイ
ル素線が上記当て板に当接するまで相対的に移動させ、
上記モータコイルを成形するように構成したので、コイ
ル素線からモータコイルを成形する作業効率がよいとと
もに、形状精度が高いモータコイルを成形することがで
きる。
【0044】また、モータコイルの成形中に、上記モー
タコイルを巻型に押えつける押え手段を設けたので、さ
らに形状精度が高いモータコイルを成形することができ
る。
【0045】また、この発明に係るモータコイルの巻型
は、板状の巻型本体部と、この巻型本体部の上面に配設
された2個の上面ピンと、2個の上記上面ピンを結ぶ直
線と並行になるように上記巻型本体部の下面に配設され
た2個の下面ピンとを備え、上記上面ピン及び上記下面
ピンに沿ってコイル素線を巻くとともに、上記巻型本体
部に沿って上記コイル素線を折り返してモータコイルが
成形するので、形状精度が高いモータコイルを成形する
ことができるとともに巻型を容易に製作することができ
る。
【0046】また、この発明に係るコイル成形方法は、
コイル素線を巻型に沿って巻くことにより、通電時に電
磁誘導の要部を成す互いに並行な直線部と、上記コイル
素線が折り返して成形されたノーズ部を有する曲線部と
を備えたモータコイルを成形するコイル成形方法であっ
て、コイル供給手段から供給される直線状の上記コイル
素線を上述のモータコイルの巻型に沿って巻くことによ
り上記モータコイルを成形するので、コイル素線からモ
ータコイルを成形する作業効率がよいとともに、形状精
度が高いモータコイルを成形することができる。
【0047】さらにまた、成形中にコイル素線の供給方
向の引張力のみがコイル素線に与えられるように巻型又
はコイル供給手段を移動させるので、さらに形状精度が
高いモータコイルを成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るコイル成形装
置のコイル成形途中の状態を一部断面により示す斜視図
である。
【図2】 図1の巻型に1本のコイルを3重に巻いたと
きの拡大図である。
【図3】 図1のコイル成形装置によりモータコイルの
成形過程を説明する説明図である。
【図4】 図1のコイル成形装置によりモータコイルの
成形過程を説明する説明図である。
【図5】 図1のコイル成形装置によりモータコイルの
成形過程を説明する説明図である。
【図6】 図1のコイル成形装置によりモータコイルの
成形過程を説明する説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態4に係るコイル成形装
置の正面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係る巻型の平面図
である。
【図9】 この発明の実施の形態5に係るコイル成形装
置の押えローラを示す正面図である。
【図10】 図10はこの発明の実施の形態5に係るコ
イル成形装置の押え部材を示す正面図である。
【図11】 従来のコイル成形装置を示す平面図であ
る。
【図12】 図11のXII−XII線断面図である。
【図13】 亀甲形に成形される前のコイルの斜視図で
ある。
【図14】 亀甲形に成形されたコイルの斜視図であ
る。
【図15】 図14におけるXV−XV線線断面である。
【符号の説明】
1 コイル 1a 上側直線部 1b 下側直線部 1c 曲線部 1d ノーズ部 1f コイル素線 2 巻型 2A 巻型 2a ピン 2b ピン 2c ピン 2d ピン 2f ノーズブロック 2g 巻型本体部 2m 固定ピン 2n 固定ピン 3 テーブル 4 ガイド 5 ねじ 6 モータ 7 回転板 8 軸受 9 モータ 10 昇降テーブル 11 ガイド 12 ねじ 13 モータ 14 揺動フレーム 15 軸受 16 モータ 17 L形フレーム 18 ガイド 19 ねじ 20 モータ 21 テーブル 22 ガイド 23 ねじ 24 モータ 25 回転テーブル 26 軸受 27 モータ 28 架台 29 1次元移動手段 30 コイル供給手段 31 アンコイラ 35 レベラ 37 3次元移動手段 38 第1の回転手段 39 第2の回転手段 40 成形ブロック 41 テーブル 42 ガイド 43 ねじ 44 モータ 45 昇降フレーム 46 ガイド 47 ねじ 48 ギヤボックス 49 シャフト 50 ギヤボックス 51 モータ 52 門形フレーム 53 取付フレーム 54 当て板 55 回転手段 56 第1の移動手段 57 第2の移動手段 60 押えローラ 61 ガイド 62 バネ 63 昇降ブロック 64 押え部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電時に電磁誘導の要部を成す互いに並
    行な直線部と、コイル素線を折り返して成形されたノー
    ズ部を有する曲線部とを備えたモータコイルを上記コイ
    ル素線から成形するコイル成形装置であって、直線状の
    上記コイル素線を供給するコイル供給装置と、上記コイ
    ル素線が巻回され上記モータコイルの直線部及び曲線部
    の形状を成形できるように形成された巻型と、上記巻型
    及び上記コイル供給装置を相対的に少なくとも上記コイ
    ル素線の供給方向を含む2次元平面で移動させ、上記コ
    イル供給装置に対し相対的に上記巻型を第1の位置にセ
    ッティングする2次元移動手段と、上記コイル素線の供
    給方向に直交しその回転軸で上記巻型及び上記コイル供
    給装置を相対的に回転させるとともに、上記2次元移動
    手段により上記巻型が上記第1の位置にセッティングさ
    れたとき、上記巻型及び上記コイル供給装置を相対的に
    回転させ、上記巻型に沿って上記コイル素線を上記モー
    タコイルの直線部端で曲げ加工し上記モータコイルの直
    線部を成形する第1の回転手段と、上記2次元移動手段
    及び上記第1の回転手段により上記巻型が第2の位置に
    セッティングされたとき、上記第1の回転手段の回転軸
    と上記コイル素線供給方向とが作る面に交差するその回
    転軸で上記巻型及び上記コイル供給装置を相対的に18
    0度回転させ、上記巻型に沿って上記コイル素線を折り
    返し加工し上記モータコイルのノーズ部を成形する第2
    の回転手段とを備えたことを特徴とするコイル成形装
    置。
  2. 【請求項2】 通電時に電磁誘導の要部を成す互いに並
    行な直線部と、コイル素線を折り返して成形されたノー
    ズ部を有するとともに上記直線部を延長する方向から見
    て上記ノーズ部及び上記直線部の間が円弧形状に成形さ
    れた曲線部とを備えたモータコイルを上記コイル素線か
    ら成形するコイル成形装置であって、直線状の上記コイ
    ル素線を供給するコイル供給装置と、上記コイル素線が
    巻回され上記モータコイルの直線部及び曲線部の形状を
    成形できるように形成された巻型と、上記巻型及び上記
    コイル供給装置を相対的に3次元空間で移動させ、上記
    コイル供給装置に対し相対的に上記巻型を第1の位置に
    セッティングするとともに上記ノーズ部及び上記直線部
    の間を円弧形状に成形する3次元移動手段と、上記コイ
    ル素線の供給方向に直交しその回転軸で上記巻型及び上
    記コイル供給装置を相対的に回転させるるとともに、上
    記3次元移動手段により上記巻型が上記第1の位置にセ
    ッティングされたとき、上記巻型及び上記コイル供給装
    置を相対的に回転させ、上記巻型に沿って上記コイル素
    線を上記モータコイルの直線部端で曲げ加工し上記モー
    タコイルの直線部を成形する第1の回転手段と、上記3
    次元移動手段及び上記第1の回転手段により上記巻型が
    第2の位置にセッティングされたとき、上記第1の回転
    手段の回転軸と上記コイル素線供給方向とが作る面に交
    差するその回転軸で上記巻型及び上記コイル供給装置を
    相対的に180度回転させ、上記巻型に沿って上記コイ
    ル素線を折り返し加工し上記モータコイルのノーズ部を
    成形する第2の回転手段とを備えたことを特徴とするコ
    イル成形装置。
  3. 【請求項3】 2次元又は3次元移動手段とは別に、巻
    型及びコイル供給装置を相対的にコイル素線の供給方向
    に移動させる1次元移動手段を備えたことを特徴とする
    請求項1又は2記載のコイル成形装置。
  4. 【請求項4】 2次元又は3次元移動手段は巻型を2次
    元平面又は3次元空間で移動させることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか一項記載のコイル成形装置。
  5. 【請求項5】 コイル供給手段を第1の回転手段の回転
    軸方向に移動させるコイル供給手段移動手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項4記載のコイル成形装置。
  6. 【請求項6】 通電時に電磁誘導の要部を成す互いに並
    行な直線部と、コイル素線を折り返して成形されたノー
    ズ部を有する曲線部とを備えたモータコイルを上記コイ
    ル素線から成形するコイル成形装置であって、直線状の
    上記コイル素線を供給するコイル供給装置と、上記コイ
    ル素線を固定する固定ピン及び上記モータコイルの外周
    形状に形成された当て板を有する巻型と、上記当て板と
    で上記コイル素線を挟み込む成形ブロックと、回転面が
    上記コイル素線の供給方向に平行なその軸で上記巻型及
    び上記コイル供給装置を相対的に180度回転させ、上
    記巻型に沿って上記コイル素線を折り返し加工し上記モ
    ータコイルのノーズ部を成形する回転手段と、上記巻型
    及び上記成形ブロックを相対的に、上記コイル素線の供
    給方向及び上記回転手段の回転軸方向に直交する方向に
    移動させる第1の移動手段と、上記巻型及び上記成形ブ
    ロックを相対的に、上記回転手段の回転軸方向に移動さ
    せる第2の移動手段とを備え、上記コイル供給装置から
    供給される上記コイル素線を上記固定ピンで固定し、上
    記第2の移動手段で上記成形ブロックを上記コイル素線
    が上記当て板に当接するまで相対的に移動させ、上記モ
    ータコイルを成形するように構成したことを特徴とする
    コイル成形装置。
  7. 【請求項7】 モータコイルの成形中に、上記モータコ
    イルを巻型に押えつける押え手段を設けたことを特徴と
    する請求項1〜6のいずれか一項記載のコイル成形装
    置。
  8. 【請求項8】 板状の巻型本体部と、この巻型本体部の
    上面に配設された2個の上面ピンと、2個の上記上面ピ
    ンを結ぶ直線と並行になるように上記巻型本体部の下面
    に配設された2個の下面ピンとを備え、上記上面ピン及
    び上記下面ピンに沿ってコイル素線を巻くとともに、上
    記巻型本体部に沿って上記コイル素線を折り返してモー
    タコイルが成形されることを特徴とするモータコイルの
    巻型。
  9. 【請求項9】 コイル素線を巻型に沿って巻くことによ
    り、通電時に電磁誘導の要部を成す互いに並行な直線部
    と、上記コイル素線が折り返して成形されたノーズ部を
    有する曲線部とを備えたモータコイルを成形するコイル
    成形方法であって、コイル供給手段から供給される直線
    状の上記コイル素線を請求項8記載の巻型に沿って巻く
    ことにより上記モータコイルを成形することを特徴とす
    るコイル成形方法。
  10. 【請求項10】 成形中にコイル素線の供給方向の引張
    力のみがコイル素線に与えられるように巻型又はコイル
    供給手段を移動させることを特徴とする請求項9記載の
    コイル成形方法。
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