JPH10329649A - 盗難防止装置 - Google Patents
盗難防止装置Info
- Publication number
- JPH10329649A JPH10329649A JP14416097A JP14416097A JPH10329649A JP H10329649 A JPH10329649 A JP H10329649A JP 14416097 A JP14416097 A JP 14416097A JP 14416097 A JP14416097 A JP 14416097A JP H10329649 A JPH10329649 A JP H10329649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- key
- returns
- unlocking
- theft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車両の盗難防止装置の盗難防止性能を向上させ
る。 【解決手段】警戒モードと非警戒モードのどちらかの状
態となり、警戒モードにおける車両の特定操作を検出し
て警戒動作を行う盗難防止装置であって、車両のドアの
鍵を遠隔操作する遠隔操作器からの鍵を解錠するための
解錠信号を受信すると、解錠信号受信からの経過時間を
計測するタイマ手段と、タイマ手段により計測された経
過時間が予め設定された指定時間を越えるまでに、所定
操作がなされた場合には警戒モードを解除して非警戒モ
ードとする警戒モード解除手段とからなることを特徴と
する。
る。 【解決手段】警戒モードと非警戒モードのどちらかの状
態となり、警戒モードにおける車両の特定操作を検出し
て警戒動作を行う盗難防止装置であって、車両のドアの
鍵を遠隔操作する遠隔操作器からの鍵を解錠するための
解錠信号を受信すると、解錠信号受信からの経過時間を
計測するタイマ手段と、タイマ手段により計測された経
過時間が予め設定された指定時間を越えるまでに、所定
操作がなされた場合には警戒モードを解除して非警戒モ
ードとする警戒モード解除手段とからなることを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の盗難防
止装置に関し、詳細には電波、赤外線等を用いた遠隔操
作器により車両から離れた位置からドアの鍵の施錠、解
錠制御を行うキーレスエントリーシステムと協働する盗
難防止装置に関する。
止装置に関し、詳細には電波、赤外線等を用いた遠隔操
作器により車両から離れた位置からドアの鍵の施錠、解
錠制御を行うキーレスエントリーシステムと協働する盗
難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等においてはドアの施錠、
解錠をエンジンキーを用いず遠隔操作により行うキーレ
スエントリーシステムが採用され、ドアの開閉の都度ド
アキーシリンダにキーを挿入し回転する煩わしさを無く
している。これは、キーに内蔵された送信回路より自動
車内部に装着されている受信回路に施錠信号または解錠
信号を電波等で送信し、これを受信した自動車側装置で
は、受信した信号および受信時の鍵の状態によりドアの
鍵を施錠あるいは解錠する。そして、他車のシステムに
おける施錠および解錠信号を識別するため、施錠、解錠
信号には自車に対応する特定の識別コードが付与されて
いる。
解錠をエンジンキーを用いず遠隔操作により行うキーレ
スエントリーシステムが採用され、ドアの開閉の都度ド
アキーシリンダにキーを挿入し回転する煩わしさを無く
している。これは、キーに内蔵された送信回路より自動
車内部に装着されている受信回路に施錠信号または解錠
信号を電波等で送信し、これを受信した自動車側装置で
は、受信した信号および受信時の鍵の状態によりドアの
鍵を施錠あるいは解錠する。そして、他車のシステムに
おける施錠および解錠信号を識別するため、施錠、解錠
信号には自車に対応する特定の識別コードが付与されて
いる。
【0003】次に、従来の盗難防止装置の車両側制御装
置が行う処理の一例を、図3に示すフローチャートによ
り説明する。この処理動作は常時行われる。ステップS
1では、盗難防止装置(システム)が警戒モードかどう
かを判断し、警戒モードであればステップS2に移り、
警戒モードでなければステップS1に戻り、盗難防止シ
ステムが警戒モードになったかどうかを引き続き監視す
る。ここに示した盗難防止システムでは、キーレスエン
トリーシステムによりドアの鍵が施錠された時に警戒モ
ードとなるので、その状態を監視することによりこの判
断を行うことができる。なお、警戒モードにする条件
は、各種システムにより異なっているため、警戒モード
であるか否かの判断は、その条件が成立しているか否か
により各種システムで判断できる。ステップS2では、
キーレスエントリーシステムによりドアが解錠されたか
どうかを判断し、解錠されていればステップS3に移
り、解錠されていなければステップS4に移る。
置が行う処理の一例を、図3に示すフローチャートによ
り説明する。この処理動作は常時行われる。ステップS
1では、盗難防止装置(システム)が警戒モードかどう
かを判断し、警戒モードであればステップS2に移り、
警戒モードでなければステップS1に戻り、盗難防止シ
ステムが警戒モードになったかどうかを引き続き監視す
る。ここに示した盗難防止システムでは、キーレスエン
トリーシステムによりドアの鍵が施錠された時に警戒モ
ードとなるので、その状態を監視することによりこの判
断を行うことができる。なお、警戒モードにする条件
は、各種システムにより異なっているため、警戒モード
であるか否かの判断は、その条件が成立しているか否か
により各種システムで判断できる。ステップS2では、
キーレスエントリーシステムによりドアが解錠されたか
どうかを判断し、解錠されていればステップS3に移
り、解錠されていなければステップS4に移る。
【0004】ステップS3では、盗難防止システムを非
警戒モードとし、ステップS1に戻って本処理を繰り返
す。ステップS4では、ドアが開かれたかどうかを判断
し、開かれていればステップS5に移り、開かれていな
ければステップS2に戻る。ステップS5では、所定時
間ホーンを鳴らして警報を出し、ステップS1に戻る。
つまり、キーレスエントリーシステムによりドアが解錠
されれば直ちに盗難防止システムは非警戒モードとな
り、キーレスエントリーシステム以外の方法でドアが開
けられれば盗難者の侵入と判断して警報が出される。
警戒モードとし、ステップS1に戻って本処理を繰り返
す。ステップS4では、ドアが開かれたかどうかを判断
し、開かれていればステップS5に移り、開かれていな
ければステップS2に戻る。ステップS5では、所定時
間ホーンを鳴らして警報を出し、ステップS1に戻る。
つまり、キーレスエントリーシステムによりドアが解錠
されれば直ちに盗難防止システムは非警戒モードとな
り、キーレスエントリーシステム以外の方法でドアが開
けられれば盗難者の侵入と判断して警報が出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような盗難防止装置では、遠方からキーレスエントリー
システムによりドアを解錠すると直ちに盗難防止システ
ムが非警戒モードとなるので、この場合には車両の近く
に盗難者が潜んでいると容易に車両あるいは車内の物品
を盗むことができることになってしまう。
ような盗難防止装置では、遠方からキーレスエントリー
システムによりドアを解錠すると直ちに盗難防止システ
ムが非警戒モードとなるので、この場合には車両の近く
に盗難者が潜んでいると容易に車両あるいは車内の物品
を盗むことができることになってしまう。
【0006】本発明は、上記のような問題を解決するこ
とのできる盗難防止装置を提供することを目的とする。
とのできる盗難防止装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
を解決するもので、警戒モードと非警戒モードのどちら
かの状態となり、警戒モードにおける車両の特定操作を
検出して警戒動作を行う盗難防止装置であって、車両の
ドアの鍵を遠隔操作する遠隔操作器からの該鍵を解錠す
るための解錠信号を受信すると、該解錠信号受信からの
経過時間を計測するタイマ手段と、前記タイマ手段によ
り計測された前記経過時間が予め設定された指定時間を
越えるまでに、所定操作がなされた場合には警戒モード
を解除して非警戒モードとする警戒モード解除手段とか
らなることを特徴とする。
を解決するもので、警戒モードと非警戒モードのどちら
かの状態となり、警戒モードにおける車両の特定操作を
検出して警戒動作を行う盗難防止装置であって、車両の
ドアの鍵を遠隔操作する遠隔操作器からの該鍵を解錠す
るための解錠信号を受信すると、該解錠信号受信からの
経過時間を計測するタイマ手段と、前記タイマ手段によ
り計測された前記経過時間が予め設定された指定時間を
越えるまでに、所定操作がなされた場合には警戒モード
を解除して非警戒モードとする警戒モード解除手段とか
らなることを特徴とする。
【0008】また、前記指定時間を可変する指定時間可
変手段を有することを特徴とする。
変手段を有することを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る盗難防止装置を示す
ブロック図である。また、図2はキー11の細部を示す
ブロック図であり、図2(a)はドアの鍵の施錠・解錠
信号部、図2(b)はエンジン始動信号部を示してい
る。
る。図1は本発明の一実施例に係る盗難防止装置を示す
ブロック図である。また、図2はキー11の細部を示す
ブロック図であり、図2(a)はドアの鍵の施錠・解錠
信号部、図2(b)はエンジン始動信号部を示してい
る。
【0010】11は、車両等のドアの鍵の施錠・解錠、
エンジンの始動等に用いるキーであり、キーシリンダに
挿入するキープレート12とこれを保持するキーグリッ
プ13により構成される。キーグリップ13には、キー
をドアキーシリンダに挿入することなく遠隔操作により
ドアの鍵を施錠・解錠するための信号を送信(電波)す
る図2(a)に示すドアの鍵の施錠・解錠信号部14が
内蔵されている。ドアの鍵の施錠・解錠信号部14は、
ドアの鍵の施錠・解錠信号を送信する送信回路141、
ドアの鍵の施錠・解錠操作を行うためのスイッチ142
およびスイッチ142の操作に応じて所定のデータを送
信回路141に送信させる制御等を行うマイクロコンピ
ュータ(マイコン)143により構成され、マイコン1
43の制御によりスイッチ142の操作に応じた施錠・
解錠を指示する信号および他装置との識別のための信号
(識別コード)が送信される。また、キー11のキープ
レート12は金属製で送信アンテナを兼用しており、送
信回路141からの施錠・解錠信号を送信する。
エンジンの始動等に用いるキーであり、キーシリンダに
挿入するキープレート12とこれを保持するキーグリッ
プ13により構成される。キーグリップ13には、キー
をドアキーシリンダに挿入することなく遠隔操作により
ドアの鍵を施錠・解錠するための信号を送信(電波)す
る図2(a)に示すドアの鍵の施錠・解錠信号部14が
内蔵されている。ドアの鍵の施錠・解錠信号部14は、
ドアの鍵の施錠・解錠信号を送信する送信回路141、
ドアの鍵の施錠・解錠操作を行うためのスイッチ142
およびスイッチ142の操作に応じて所定のデータを送
信回路141に送信させる制御等を行うマイクロコンピ
ュータ(マイコン)143により構成され、マイコン1
43の制御によりスイッチ142の操作に応じた施錠・
解錠を指示する信号および他装置との識別のための信号
(識別コード)が送信される。また、キー11のキープ
レート12は金属製で送信アンテナを兼用しており、送
信回路141からの施錠・解錠信号を送信する。
【0011】21は、キー11から送信された信号を車
両に設置されたアンテナ22を介して受信する受信回路
であり、信号を同調・復調して制御装置41に出力す
る。31は、ドアの鍵の施錠・解錠状態を検出するロッ
ク状態検出スイッチであり、入力回路32を介して制御
装置41に施錠状態を示す検知信号を出力する。33
は、ドアの開閉状態を検知するドアカーテシスイッチで
あり、ドアの開閉状態に応じた検知信号を入力回路32
を介して制御装置41に検知信号を出力する。34は、
エンジンの回転状態を検知するエンジン回転センサであ
り、エンジンの点火時期制御装置に利用されているエン
ジンのクランク角を検出するクランク角センサが用いら
れており、入力回路32を介して制御装置41に検知信
号を出力する。
両に設置されたアンテナ22を介して受信する受信回路
であり、信号を同調・復調して制御装置41に出力す
る。31は、ドアの鍵の施錠・解錠状態を検出するロッ
ク状態検出スイッチであり、入力回路32を介して制御
装置41に施錠状態を示す検知信号を出力する。33
は、ドアの開閉状態を検知するドアカーテシスイッチで
あり、ドアの開閉状態に応じた検知信号を入力回路32
を介して制御装置41に検知信号を出力する。34は、
エンジンの回転状態を検知するエンジン回転センサであ
り、エンジンの点火時期制御装置に利用されているエン
ジンのクランク角を検出するクランク角センサが用いら
れており、入力回路32を介して制御装置41に検知信
号を出力する。
【0012】制御装置41は、車両に装着されておりマ
イコン、RAM、ROM等のメモリ等により構成されて
いる。そして制御装置41は、受信回路21で復調され
たデータの処理ならびにロック状態検出スイッチ31、
ドアの開閉状態を検出するためのドアの開閉に伴い接続
状態が切り換わるドアカーテシスイッチ33およびエン
ジン回転センサ34により検知された検知信号を入力回
路32を介して入力し、盗難防止処理等をメモリに記憶
されたプログラムに従い実行する。また、警報装置であ
るホーン51を駆動回路52を介して駆動制御を行う。
イコン、RAM、ROM等のメモリ等により構成されて
いる。そして制御装置41は、受信回路21で復調され
たデータの処理ならびにロック状態検出スイッチ31、
ドアの開閉状態を検出するためのドアの開閉に伴い接続
状態が切り換わるドアカーテシスイッチ33およびエン
ジン回転センサ34により検知された検知信号を入力回
路32を介して入力し、盗難防止処理等をメモリに記憶
されたプログラムに従い実行する。また、警報装置であ
るホーン51を駆動回路52を介して駆動制御を行う。
【0013】キー11のキーグリップ13には、前記ド
アの鍵の施錠・解錠信号部14の他に、エンジン始動信
号部15も内蔵されており、このエンジン始動信号部1
5はトランスポンダ151とメモリ152により構成さ
れている。メモリ152には自車に対応する固有の識別
コードとエンジンの始動を指示するデータが記憶されて
いる。そして、トランスポンダ151はメモリ152に
記憶されたエンジンの始動を行うデータと識別コードを
送信する。一方、車両側には、トランスポンダ151用
の送信部が設けられている。
アの鍵の施錠・解錠信号部14の他に、エンジン始動信
号部15も内蔵されており、このエンジン始動信号部1
5はトランスポンダ151とメモリ152により構成さ
れている。メモリ152には自車に対応する固有の識別
コードとエンジンの始動を指示するデータが記憶されて
いる。そして、トランスポンダ151はメモリ152に
記憶されたエンジンの始動を行うデータと識別コードを
送信する。一方、車両側には、トランスポンダ151用
の送信部が設けられている。
【0014】送信部61は、キー11をエンジンキーシ
リンダ71に挿入すると、アンテナ62よりトランスポ
ンダ151に電力供給用の電波を送信する。トランスポ
ンダ151は、送信部61から得た電波を検波、整流し
て送信出力に変換し、この電力を用いてメモリ152に
記憶された各データを送信する。そして、車両に設けら
れた受信部63は、アンテナ64よりトランスポンダ1
51のからのデータを受信し、復調して制御部65に出
力する。制御部65は、マイコン、RAM等のメモリ等
で構成され、始動を指示する信号を入力し、そして入力
された受信部63が受信した識別コードとメモリに記憶
されている固有の識別コードとが一致するとエンジン6
6を始動する。
リンダ71に挿入すると、アンテナ62よりトランスポ
ンダ151に電力供給用の電波を送信する。トランスポ
ンダ151は、送信部61から得た電波を検波、整流し
て送信出力に変換し、この電力を用いてメモリ152に
記憶された各データを送信する。そして、車両に設けら
れた受信部63は、アンテナ64よりトランスポンダ1
51のからのデータを受信し、復調して制御部65に出
力する。制御部65は、マイコン、RAM等のメモリ等
で構成され、始動を指示する信号を入力し、そして入力
された受信部63が受信した識別コードとメモリに記憶
されている固有の識別コードとが一致するとエンジン6
6を始動する。
【0015】次に、本実施例の盗難防止装置の動作につ
いて説明する。キー11を用いた遠隔操作により車両の
ドアの鍵を施錠した場合には、盗難防止装置が警戒モー
ドとなり、この場合、キー11を用いた遠隔操作による
鍵の解錠を行わないでドアを開いた時、あるいはキー1
1を用いた遠隔操作による鍵の解錠を行った場合でも、
その後所定時間以内にエンジンを始動しなかった時には
ホーンが鳴る等、警報が発せられる。また、警戒モード
においてキー11を用いた遠隔操作による鍵の解錠を行
い、更に、その後所定時間以内にエンジンを始動した場
合には警戒モードが解除され、ドアが開かれても警報は
発せられない。
いて説明する。キー11を用いた遠隔操作により車両の
ドアの鍵を施錠した場合には、盗難防止装置が警戒モー
ドとなり、この場合、キー11を用いた遠隔操作による
鍵の解錠を行わないでドアを開いた時、あるいはキー1
1を用いた遠隔操作による鍵の解錠を行った場合でも、
その後所定時間以内にエンジンを始動しなかった時には
ホーンが鳴る等、警報が発せられる。また、警戒モード
においてキー11を用いた遠隔操作による鍵の解錠を行
い、更に、その後所定時間以内にエンジンを始動した場
合には警戒モードが解除され、ドアが開かれても警報は
発せられない。
【0016】次に、制御装置41が行う処理について説
明する。図2は本実施例に係る制御装置が行う処理を示
すフローチャートである。この処理は盗難防止装置動作
中(車両の状態に関係なく、盗難防止装置に電源が接続
されている時)は常時行われる。ステップS11では、
盗難防止装置が警戒モードにあるかどうかを判断し、警
戒モードであればステップS12に移り、非警戒モード
であればステップS11に戻って、この処理を継続す
る。本システムでは、キー11を用いた遠隔操作により
ドアの鍵を施錠すると盗難防止装置が警戒モードになる
ので、この遠隔操作が行われたかどうかによりステップ
S11の判断を行う。ステップS12では、キー11を
用いた遠隔操作によるドアの鍵の解錠操作があった時点
から時間を計測するタイマが起動しているかどうかを判
断し、タイマが起動していればステップS13に移り、
起動していなければステップS14に移る。
明する。図2は本実施例に係る制御装置が行う処理を示
すフローチャートである。この処理は盗難防止装置動作
中(車両の状態に関係なく、盗難防止装置に電源が接続
されている時)は常時行われる。ステップS11では、
盗難防止装置が警戒モードにあるかどうかを判断し、警
戒モードであればステップS12に移り、非警戒モード
であればステップS11に戻って、この処理を継続す
る。本システムでは、キー11を用いた遠隔操作により
ドアの鍵を施錠すると盗難防止装置が警戒モードになる
ので、この遠隔操作が行われたかどうかによりステップ
S11の判断を行う。ステップS12では、キー11を
用いた遠隔操作によるドアの鍵の解錠操作があった時点
から時間を計測するタイマが起動しているかどうかを判
断し、タイマが起動していればステップS13に移り、
起動していなければステップS14に移る。
【0017】ステップS14では、キー11を用いた遠
隔操作によりドアの鍵が解錠されたかどうかを判断し、
ドアの鍵が解錠されていればステップS15に移り、解
錠されていなければステップS16に移る。ステップS
15では、タイマを起動してステップS11に戻り、本
処理を繰り返す。つまり、警戒モードにおいて、キー1
1を用いた遠隔操作によりドアの鍵が解錠された時にタ
イマが起動する。ステップS16では、ドアが開かれた
かどうかを判断し、ドアが開かれていればステップS1
7に移り、ドアが開かれていなければステップS11に
戻る。なお、ドアの開閉状態は、ドアカーテシスイッチ
33の状態により検出できる。ステップS17では、ホ
ーンを鳴らす等の方法により警報を発しステップS11
に戻る。
隔操作によりドアの鍵が解錠されたかどうかを判断し、
ドアの鍵が解錠されていればステップS15に移り、解
錠されていなければステップS16に移る。ステップS
15では、タイマを起動してステップS11に戻り、本
処理を繰り返す。つまり、警戒モードにおいて、キー1
1を用いた遠隔操作によりドアの鍵が解錠された時にタ
イマが起動する。ステップS16では、ドアが開かれた
かどうかを判断し、ドアが開かれていればステップS1
7に移り、ドアが開かれていなければステップS11に
戻る。なお、ドアの開閉状態は、ドアカーテシスイッチ
33の状態により検出できる。ステップS17では、ホ
ーンを鳴らす等の方法により警報を発しステップS11
に戻る。
【0018】ステップS13では、タイマの計測時間が
所定時間を越えたかどうかを判断し、所定時間内であれ
ばステップS18に移り、所定時間を経過していればス
テップS19に移る。ステップS18では、ドアが開か
れたかどうかを判断し、開かれていればステップS20
に移り、開かれなければステップS11に戻る。ステッ
プS20では、エンジンが回転しているかどうかを判断
し、エンジンが回転していればステップS21に移り、
回転していなければステップS11に戻る。なお、エン
ジンの回転状態は、エンジン回転センサ34の出力によ
り検出できる。
所定時間を越えたかどうかを判断し、所定時間内であれ
ばステップS18に移り、所定時間を経過していればス
テップS19に移る。ステップS18では、ドアが開か
れたかどうかを判断し、開かれていればステップS20
に移り、開かれなければステップS11に戻る。ステッ
プS20では、エンジンが回転しているかどうかを判断
し、エンジンが回転していればステップS21に移り、
回転していなければステップS11に戻る。なお、エン
ジンの回転状態は、エンジン回転センサ34の出力によ
り検出できる。
【0019】ステップS21では、盗難防止装置を非警
戒モードにしてステップS22に移る。ステップS22
では、タイマを停止してステップS11に戻り、本処理
を繰り返す。つまり、盗難防止装置が警戒モードにある
時、キー11を用いた遠隔操作によりドアの鍵が解錠さ
れ、且つ、所定時間(例えば30秒)以内にドアが開放
されると共にエンジンが始動して、初めて盗難防止装置
の警戒モードが解除される。ステップS19では、ドア
が開かれたかどうかを判断し、開かれていればステップ
S23に移り、開かれなければステップS11に戻る。
ステップS23では、警報を発してステップS11に戻
る。
戒モードにしてステップS22に移る。ステップS22
では、タイマを停止してステップS11に戻り、本処理
を繰り返す。つまり、盗難防止装置が警戒モードにある
時、キー11を用いた遠隔操作によりドアの鍵が解錠さ
れ、且つ、所定時間(例えば30秒)以内にドアが開放
されると共にエンジンが始動して、初めて盗難防止装置
の警戒モードが解除される。ステップS19では、ドア
が開かれたかどうかを判断し、開かれていればステップ
S23に移り、開かれなければステップS11に戻る。
ステップS23では、警報を発してステップS11に戻
る。
【0020】以上のように本実施例による盗難防止装置
によれば、キー11を用いた遠隔操作によるドアの鍵の
解錠だけでなく、その後の所定時間以内でのエンジン始
動が警戒モードを解除する条件となるので、キー11の
誤操作等によって不意にドアの鍵が解錠されても盗難防
止装置は警戒モードが維持され、盗難に対する効果を保
持できる。
によれば、キー11を用いた遠隔操作によるドアの鍵の
解錠だけでなく、その後の所定時間以内でのエンジン始
動が警戒モードを解除する条件となるので、キー11の
誤操作等によって不意にドアの鍵が解錠されても盗難防
止装置は警戒モードが維持され、盗難に対する効果を保
持できる。
【0021】また、エンジンの始動を警戒モードの解除
条件とし、且つエンジンの始動自体も識別コードを用い
た盗難防止システムにより盗難防止策が図られているの
で、2重の盗難防止となり、より盗難防止性能が高ま
る。
条件とし、且つエンジンの始動自体も識別コードを用い
た盗難防止システムにより盗難防止策が図られているの
で、2重の盗難防止となり、より盗難防止性能が高ま
る。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
盗難防止装置によれば、遠隔操作により鍵が解錠されて
も、その後の所定時間内に所定操作が行われなければ警
戒モードが解除されないので、盗難防止性能を向上する
ことができる。
盗難防止装置によれば、遠隔操作により鍵が解錠されて
も、その後の所定時間内に所定操作が行われなければ警
戒モードが解除されないので、盗難防止性能を向上する
ことができる。
【図1】本発明に係る盗難防止装置を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】キーの細部構成を示すブロック図。
【図3】本発明に係る制御装置が行う処理動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】従来の車両側制御装置が行う処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
11・・・・キー 12・・・・キープレート 13・・・・キーグリップ 14・・・・ドアの鍵の施錠・解錠信号部 15・・・・エンジン始動信号部 21・・・・受信回路 22・・・・アンテナ 31・・・・ロック状態検出スイッチ 32・・・・入力回路 33・・・・ドアカーテシスイッチ 34・・・・エンジン回転センサ 41・・・・制御装置 51・・・・ホーン 52・・・・駆動回路 61・・・・送信部 62・・・・アンテナ 63・・・・受信部 64・・・・アンテナ 65・・・・制御部 66・・・・エンジン 71・・・・エンジンキーシリンダ
Claims (2)
- 【請求項1】 警戒モードと非警戒モードのどちらかの
状態となり、警戒モードにおける車両の特定操作を検出
して警戒動作を行う盗難防止装置であって、 車両のドアの鍵を遠隔操作する遠隔操作器からの該鍵を
解錠するための解錠信号を受信すると、該解錠信号受信
からの経過時間を計測するタイマ手段と、 前記タイマ手段により計測された前記経過時間が予め設
定された指定時間を越えるまでに、所定操作がなされた
場合には警戒モードを解除して非警戒モードとする警戒
モード解除手段とからなることを特徴とする盗難防止装
置。 - 【請求項2】 前記指定時間を可変する指定時間可変手
段を有することを特徴とする請求項1記載の盗難防止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14416097A JPH10329649A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 盗難防止装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14416097A JPH10329649A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 盗難防止装置 |
Related Child Applications (1)
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JP2005277641A Division JP2006062649A (ja) | 2005-09-26 | 2005-09-26 | 盗難防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10329649A true JPH10329649A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15355603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14416097A Pending JPH10329649A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 盗難防止装置 |
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---|---|
JP (1) | JPH10329649A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100740985B1 (ko) * | 2006-03-30 | 2007-07-19 | (주)바이오텔 | 차량용 키 홀더를 이용한 도어 잠금 경보 장치 및 방법 |
CN113335227A (zh) * | 2021-06-15 | 2021-09-03 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种远程临时授权无钥匙使用车辆的方法 |
-
1997
- 1997-06-02 JP JP14416097A patent/JPH10329649A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100740985B1 (ko) * | 2006-03-30 | 2007-07-19 | (주)바이오텔 | 차량용 키 홀더를 이용한 도어 잠금 경보 장치 및 방법 |
CN113335227A (zh) * | 2021-06-15 | 2021-09-03 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种远程临时授权无钥匙使用车辆的方法 |
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